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2020年7月25日 (土)

ネット議論の現状と課題 Part2

東京都内にとどまらず、新型コロナウイルスの感染者数が急増しています。最近の記事「政治の現場での危機管理」「都政の現場、新知事へのお願い」に託しているとおり政治の現場で、より望ましい判断や対策がはかられていくことを強く願っています。

7月22日から「Go To トラベル」が始まっていますが、「Go To トラブル」という軽口が揶揄とは言えないほどの混乱ぶりを見せています。危機的な状況においての政治家のリーダーシップが問われ、その力量の差に明暗が分かれがちです。

このブログでは「安倍首相へのお願い」という記事も投稿していましたが、残念ながらLITERAでは『感染再拡大、GoToトラベル大混乱も、安倍首相は会見を開かず逃走! 代わりにお仲間の極右雑誌「Hanada」に登場し嘘八百』と批判されるような対応にとどまっています。

時事の話題、特に新型コロナウイルスに絡む問題に触れていくと止めどなく書きたいことが頭に浮かんでいきます。今回の記事はタイトルを「ネット議論の現状と課題 Part2」としたとおり前回記事の続きにあたる内容を綴らせていただきます。

さて、前回記事「ネット議論の現状と課題」の最後に紹介した方から新しいコメントをいただきました。日曜夜に「つまり公務員への批判は晒上げて、擁護派に叩き潰してほしいってこと?」というコメントがあり、すぐ私からは次のようにお答えしていました。

公務員はシステム的に問題があるさん、コメントありがとうございました。IPアドレスを確認したところ「OTSU」さんであるようですが、残念ながら私からの「お願い」についてご理解いただけなかったようです。

今回の記事本文の中で説明したとおり批判意見をうかがえることの貴重さを感じ取っています。そのため「公務員への批判は晒上げて、擁護派に叩き潰してほしい」という考えなどはまったくありません。

公務員はシステム的に問題があるさんが短いコメントをお寄せくださる意図や目的があるのだろうと思いますが、今後もお付き合い願える場合、せめてハンドルネームだけは固定されるようよろしくお願いします。

ちなみにブログの管理機能として、寄せられたコメント一つ一つのIPアドレスが確認できるようになっています。パソコンやスマホなどの利用した機器が異なれば一致しませんが、ハンドルネームを固定されていない方に対応する場合の目安となり得ます。

上記のコメントを投稿した翌朝、パソコンを起ち上げると「市民」というハンドルネームの方からコメントが入っていることを確認しました。そのコメントの内容は次のとおりでした。私からのレスに対し、その夜のうちに次の内容のコメントをお寄せいただいていました。

じゃあ「市民」で固定。わざわざ記事建てして晒されてるわけだけど、張り付けたニュースでは2重チェックしてるのにミスを連発し、返還要求するだけで公務員は何の責任も取ってないよな。

でもしか公務員と呼ばれてた頃からなにも進歩してないな。と怒りを覚えて書き込んだのよ。14日にはいわき市でもミスが起きてるし。

これに限らず、公務員がミスをしました不正をしましたというニュースの後には対策内容やその効果が明かされることがないし、知ろうとしても知ることができない。公務員は同じ公務員の失態を他山の石としていないように感じる。

ま、いち公務員、管理人にこんなこと言っても改善なんてしないだろうし意味なんてないんだろうけど。

土曜の朝、ハンドルネームの固定化など私からの「お願い」にご理解いただけたことを感謝するコメントを取り急ぎ投稿しています。その際、市民さんのコメントに対してお答えすべき点を新規記事で詳述することをお伝えしていました。今回、ネット議論における前向きな意味合いで、せっかくの機会だととらえています。

それまでの短文のコメントに比べ、青字で紹介している上記の市民さんのコメント内容は様変わりしています。公務員への罵倒が中心だった以前の内容とは異なり、どのような点が問題だったのか、事実関係が分かる記述となっていました。前回の記事内容が切っかけであれば何よりなことです。

まず「わざわざ記事建てして晒されてるわけだけど」というご指摘ですが、これまで寄せられたコメントの内容を当ブログの記事本文の中でそのまま紹介するケースが数多くありました。私自身がコメント欄から距離を置き、週末に更新する記事本文に軸足を置いているという事情もあります。

さらにネット上にコメント投稿するという行為は広く不特定多数の方々に自分の意見を発信するというものです。一度、コメント欄に投稿した文章が新規記事の中で紹介されることで「晒されてる」というご指摘は当たらないものと考えています。切り取った内容を紹介することよりもフェアな関係性に近付くようにも受けとめています。

続いて、市民さんが問題視している公務員のミスの問題について書き進めていきます。市民さんから紹介されたサイト『10万円の「特別定額給付金」二重払い相次ぐ…過払い分を使うと法的責任問われる?』には下記のミスのことが取り上げられていました。

大阪府摂津市が事務的ミスで、60代の男性に対し住民税約1500万円を過大に還付していたことが関係者への取材で明らかになった。男性は「還付金は既に借金返済や株取引の損失補塡に充ててしまったので返還できない」と説明している。

市側は返還を求めて法的手段に訴える意向を示しているが、男性の代理人弁護士は「返納請求を受けた時点で使い切っていたので、返還義務はない」と主張している。

弁護士によると、市は2018年7月、男性の口座に住民税の「配当割額及び株式等譲渡所得割額」の還付金として、1667万5577円を振り込んだが、府の調査でミスが判明。本来の還付額は165万5577円だった。市は19年10月に「多大な迷惑をかけたことをおわびする」と謝罪し、差額約1500万円の返還を求めた。【毎日新聞2020年5月26日

上記のような大きな額のミスが取り沙汰されていた中、10万円の特別定額給付金の二重払いが頻発していることに市民さんは憤り、過払い分を全額返還しなければならない法制度面の理不尽さについて問題視していました。さらにミスを起こした後の責任の処し方や再発防止の具体的な対応策が見えづらいことにも憤られています。

一律10万円の特別定額給付金」に寄せられた複数のコメントから上記のような憤りを推測していました。ただ「二人体制でヨシ!」とは何を指しているのか、どのような事案に対して憤られているのか不明確だったため、具体的な内容のレスができない関係性だったと言えます。ようやく論点が分かり、今回の記事本文につながっています。

「いち公務員、管理人にこんなこと言っても改善なんてしないだろうし意味なんてないんだろうけど」とあまり期待されていませんが、私自身が把握していること、私自身の責任でお伝えできる内容を説明させていただきます。

実は「二人体制でヨシ!」という言葉がダブルチェックのことを指しているのではないかと推測していました。確信を持てなかったため、批判されている訴えの全体的な論点がつかみ切れませんでした。摂津市がダブルチェック体制で事務を進めていながら1桁入力ミスしたことを見過ごしていた場合、たいへんな失態です。

一人の職員のヒューマンエラーだったとしても、ミスの判明まで1年以上かかっていることも大きな問題です。摂津市は今後の再発防止策として、このような組織的なチェック体制の不備を深く反省し、具体的な手立てを講じているはずです。

同じ地方公務員という立場ですが、所属する自治体が異なるため、このような書き方になってしまうことをご容赦ください。「公務員は同じ公務員の失態を他山の石としていないように感じる」という見られ方ですが、この点については明確に否定できます。

他の自治体で発生したミスや不祥事に対し、職員全体で情報の共有化に努め、必要に応じて自らの組織に引き付けた改善策の検討につなげています。すぐ思い浮かんだ一例として福岡市の職員が起こした事故を教訓化し、各自治体は足並みを揃えて飲酒運転の撲滅に向けて動き出していました。

事務作業のダブルチェック体制について、私どもの自治体では「ここまでやるの?」と思うほど細かくなっています。このあたりの問題意識は以前の記事「ヒューマンエラーの防ぎ方」の中で掘り下げています。いずれにしても「ヒューマンエラーは人間が行動すれば必ず起こるもの」という前提で日常業務に向き合っています。

郵送申請による特別定額給付金の支給事務には私も関わりました。数段階に事務作業を分け、それぞれダブルチェックのもとに次の作業グループに送るという手順を定めていました。したがって、各作業段階で気付く不備に関しては何重ものチェック体制で確認していたことになります。

市民さんからのご指摘のとおり全国的には特別定額給付金の二重払いが散見していました。そのような自治体でもダブルチェックをはじめ、確認体制には最大限努力していたはずです。

事実関係として二重払いはマイナンバーカードによるオンライン申請に絡んで目立っていました。迅速性を重視した政府の判断だったのかも知れませんが、皮肉にも各自治体に大きな負担と混乱を生じさせる結果を招いていました。

オンライン申請後に郵送申請した世帯で起きがちなミスですが、市民さんの示したいわき市での二重払いも職員の事務処理に誤りがなければ防げたようです。他者に責任転嫁することなく、二重払いは防がなければならないミスであり、各自治体は速やかに謝罪し、深く反省しているはずです。

自治体側に責任があっても過払い分は全額返還しなければならない法制度です。民法703条の「不当利得の返還義務」は官民問わない定めですが、市民さんの憤りの一つになっていることは理解できます。

とは言え、起こしてはならない事務上のミスだったとしても当該の職員に賠償を求めるような制度であれば、それはそれで酷すぎるものと思っています。そのため「公務員は何の責任も取ってないよな」という見方が示されています。

しかしながら事務上のミスやその監督責任も処分の対象になる場合があります。重大なミスだった場合、戒告以上の懲戒処分が下される可能性もあり得ます。さらに自治体ごとに定めた基準に基づき処分内容等が公表されるケースも見受けられます。

「公務員がミスをしました不正をしましたというニュースの後には対策内容やその効果が明かされることがない」というご指摘も受けています。確かにミスが発生したことをマスコミは報道しますが、その後の再発防止策等については余程ニュースバリューがない限り、続報することはありません。

各自治体の広報誌やホームページにはお詫びや再発防止策等について一定期間掲げられているはずです。重大なミスや不祥事であれば議会での報告や第三者委員会での検証等も必要になります。そのような扱いも自治体ごとに差があるのかも知れません。摂津市のホームページを閲覧しましたが、還付金のミスに関わる内容は確認できませんでした。

市民さんの憤りや苛立ちを「気付き」の機会とし、各自治体はマスコミが取り上げた情報のその後の伝え方にも重きを置かなければなりません。そもそも積極的な情報開示は住民の皆さんとの信頼関係を高める手段だと考えています。

最後に、マイナーなブログの場で、このような訴えに意味があるのかどうか疑問視されがちです。それでも当ブログを閲覧されている方が一人でもいらっしゃる限り、決して無意味な試みにはならないはずです。ネット議論のあり方を提起した前回記事の後、市民さんのコメントに変化が見られたような意味に感謝しながら今後も当ブログに向き合っていくつもりです。

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2020年7月18日 (土)

ネット議論の現状と課題

5月末にフジテレビの番組『テラスハウス』に出演していた木村花さんがSNSでの誹謗中傷を苦にして自らの命を絶ちました。番組を制作する側の問題点も指摘されていますが、木村さんの早すぎる死を契機にネット上での誹謗中傷を法規制すべきという動きが出ています。

匿名の発信者の特定を容易にするためのプロバイダ責任制限法の改正をはじめ、侮辱罪や名誉棄損罪の疑いによる積極的な捜査などが検討され始めています。一方で、表現の自由の問題や政治権力への批判を抑制する動きにつながる恐れを懸念する声もあります。

絶対的な正解は見出しづらい課題だろうと思っています。しかし、木村さん以外にも多くの方がネット上での個人攻撃や誹謗中傷に心を痛め、繰り返してはならない自死を選ぶような現状に歯止めをかけるためにも、より望ましい「答え」を探し続けていかなければなりません。

「ネット議論の現状と課題」という大仰なタイトルを付けていますが、あくまでも参考情報の一つとして私自身のことを振り返ってみます。まだSNSという言葉があまり使われていない頃、図書館で『ブログでできる簡単ホームページ作り』という本を見つけました。

私どもの組合の公式ホームページの立ち上げには執行部内で慎重な意見が示されていたため、その本を手にしたことを切っかけに個人の責任で運営する当ブログの開設につながりました。このあたりの経緯はPart3に及んだ記事「秋、あれから2か月」に書き残しています。

さらに「このブログを始めたイキサツ」という記事の中で「真実は一つなのでしょうが、どちらか一方の報道だけ見聞きすると相手が悪いとの印象を持ってしまいます」という問題意識を示し、いろいろ叩かれがちだった労働組合や自治労側の言い分も不特定多数の方々に発信する必要性を強めていたことを綴っています。

「公務員のためいき」のサブタイトルにしている「逆風を謙虚に受けとめながら雑談放談」という場として、「襟を正すべき点は正す」ための率直な意見を聞く場であり、一方で「主張すべき点は主張する」ブログであることを強調していました。

そのため、コメント欄は誰もが即時に投稿でき、明らかな営利目的やスパムでなければ削除しない方針を貫いています。おかげ様で本当に多くの方々から率直で貴重なご意見をいただいてきました。どのような辛辣な言葉でも、そこに投稿された思いや意味をくみ取ろうと心がけてきました。

とにかく批判意見も含め、幅広い視点や立場からご意見をいただける貴重さを感じ取ってきました。面と向かっては言いづらいことでも匿名だからこそ言える場合があり、そのような関係性を前向きにとらえてきました。様々な批判意見があることを知った上で日常の活動に臨める貴重さを重視しているからでした。

現在、寄せられるコメント数は少なくなっていますが、週1回更新する記事に100件以上のコメントが続いた時期もありました。公務員やその労働組合への批判、政治活動に対する批判、私自身の考え方や対応への批判など、これまで手厳しい言葉での辛口なコメントが数多く寄せられています。

「炎上」しているように見られていた時もありました。しかし、私自身は前述したような思いがあるため、心が折れる時は皆無に近かったものと振り返ることができます。

それでも「皆無だった」と言い切れない記憶があることも確かです。心が折れないまでも問題意識や論点がかみ合わず、どうしても議論が平行線をたどりがちな場合、徒労感が強まる時は頻繁にありました。

記事本文は週1回、土曜もしくは日曜に更新するサイクルを早い段階で定めていました。日常生活に過度な負担をかけないための考え方でした。それでも寄せられたコメントに対しては可能な限り即日レスするように努めていました。

結局、2012年の春頃からは背伸びしないペースとして、コメント欄も含め、週に1回、土曜か日曜のみにブログに関わるように改めていました。このようにネット議論に際し、徐々に身の丈に合った付き合い方に変えてきていることも当ブログを長く続けられている理由の一つだと考えています。

加えて、誹謗中傷に対する注意喚起なども私自身の問題意識をコメント投稿者の皆さんにご理解やご協力を求めてきています。「コメント欄の話、インデックスⅡ」等で詳述しているとおりコメント欄での制約が少ない中、次の3点の「お願い」だけは繰り返しています。

  1. コメント投稿の際、できる限り名前欄の記載を欠かさないようにお願いしています。意見交換をスムースに行なうためですが、匿名での投稿とは言え、その意見内容にある程度責任を持っていただくことも目的としています。したがって、繰り返し投稿される方の場合はハンドルネームを固定されるようお願いしています。
  2. 相反する意見の対立は平行線をたどりがちです。このコメント欄では結論を出すことを目的としていません。いろいろな「答え」を認め合った場として、攻撃的な言葉を並べることよりも対立する意見の相手方に「なるほど」と思わせるような言葉の競い合いができるようお願いしています。
  3. 特定の人物や団体を誹謗中傷するような書き込みは慎むようにお願いしています。特に「あいつ(あの団体)は犯罪者だ」と断定調に発言することを認めることはできません。「罪を犯していると思われる」は許容範囲となりますが、決して言葉使いの問題ではなく、断定調であれば管理人の責任として警告しなければならない発言となります。

上記3番目の「誹謗中傷は慎む」に関しても、あくまでも「お願い」であり、その恐れがある投稿内容だったとしても削除していません。誹謗中傷と判断するのかどうかも含め、閲覧された皆さんの受けとめ方に委ねています。

極端な話として、もし誹謗中傷なのかどうか白黒の結論を出したい場合は司法の場に委ねなければなりません。そもそも中には「事実なのだから誹謗中傷ではない」という反論もあろうかと思います。しかしながら「事実だと断定する」こと自体が不明確であれば、そのような「思い込み」から繰り出す断定調の批判は誹謗中傷だろうと考えています。

思った以上に長い記事になってしまいました。長い内容を書き進めながらも、本来、この機会に添えなければならない重要な言葉が漏れているような気もしています。そのような言葉があった場合、また機会を見てお示しできればと考えています。ネット議論のあり方として、もう少し続けます。

前回の記事「『霞保育園で待っています』を読み終えて」に対し、幅広い視点や立場から寄せられたyamamotoさんやAlberichさんのコメントは論点をしっかり受けとめることができます。私自身の考え方を託した記事本文の内容を補っていただけるコメントであり、たいへん参考になるため非常に感謝しています。

一方で上記3点の「お願い」に沿った際、このようなコメントの仕方は控えて欲しいという事例にも接しています。前述したとおり問題があるのかどうか判断するのも閲覧された皆さんの受けとめ方だと考えていますので、そのような事例について参考までに紹介させていただきます。

4月に投稿した記事「一律10万円の特別定額給付金」に対し、6月27日、短文のコメントが寄せられました。正直なところ「二人体制でヨシ!」とは何を指しているのか、どのような事案に対して憤られているのかどうか分かりませんでした。

紹介いただいたリンク先のサイトは『10万円の「特別定額給付金」二重払い相次ぐ…過払い分を使うと法的責任問われる?』だと思われます。二重払いは防がなければならないミスであり、各自治体は速やかに謝罪し、深く反省しているはずです。その上で過払い分を使ってしまった場合の法的な解釈が一般論として説明されています。

私からのコメントでも記していることですが、もちろん公務員に対する苛立ちは伝わってきます。ただ「二人体制でヨシ!」や「俺たち公務員には配慮しろ!」などの言葉がどのようにつながっているのか、そのあたりが理解しづらいところでした。

閲覧されている皆さんから客観的な評価をいただくためにも、その方と私がやり取りしたコメント内容全文をそのまま紹介します。その方のコメントは青字、私のコメントは赤字としています。最後に、私がどのような点についてお願いしているのか、その方、「OTSU」さんにもご理解願えれば幸いなことだと考えています。

【参考】

二人体制でヨシ! 馬鹿かな? 無能な公務員共が税金食い荒らしやがって 投稿: | 2020年6月27日 (土) 02時27分

2020年6月27日(土)02時27分に投稿された方、コメントありがとうございました。せっかくの機会ですので、もう少し意図が分かる書き方にご配慮願えれば幸いです。加えて、引き続き投稿いただける場合は名前欄の記入にもご協力ください。よろしくお願いします。 投稿: OTSU | 2020年6月27日 (土) 07時03分

自分で調べることもできんのかよ・・・ tps://news.yahoo.co.jp/articles/946291f2074a0f26ef9f9ec7676eb6e4c2e761a1 市民国民には「俺たち公務員には配慮しろ!」「失敗しても俺たちの責任じゃないからな!」と言っておきながら「俺たち公務員は頑張ってるんだ!」だからな。楽な仕事だわ。 投稿: OTSU | 2020年6月29日 (月) 22時07分

OTSUさん、コメントありがとうございました。せっかく追加でコメントをお寄せいただきましたが、「自分で調べる」以前のレベルの問題として、もう少し意図が分かる書き方にご配慮願えれば幸いです。私自身の読解力の問題であれば恐縮ですが、リンク先のサイトに目を通しても明確な意図はつかみ切れません。もちろん公務員に対して何か苛立ちを強めているという意図は理解できています。

なお、名前欄の記入にはご協力いただきました。しかし、半角文字で違いを示されたのかも知れませんが、ブログの管理人と同じ名前は一般的な常識やマナーに照らせば望ましい選択ではありません。このような点についてもご理解ご協力をよろしくお願いします。 投稿: OTSU | 2020年7月 4日 (土) 06時46分

>せっかく追加でコメントをお寄せいただきましたが、「自分で調べる」以前のレベルの問題として、もう少し意図が分かる書き方にご配慮願えれば幸いです。これ言ってりゃ相手が悪いで済ませられるから楽だわな。問題をはぐらかし、謝らず、市民のせいにできる。公務員さんは無敵ですわw 投稿: OTSU | 2020年7月 4日 (土) 21時35分

2020年7月4日(土)21時35分に投稿されたOTSUさん、コメントありがとうございました。今回は全角文字ですか。昨日レスしたとおり残念なことです。いずれにしても何が問題なのか、理解できないまま謝罪することが決して好ましい関係性だとは考えていません。せっかくマイナーなブログとのお付き合いに時間を割いていただいているのでしたら相手に「なるほど」と気付かせ、問題点を修正できる機会につなげさせる関係性が望ましいのではないでしょうか。 投稿: OTSU | 2020年7月 5日 (日) 09時07分

>相手に「なるほど」と気付かせ、問題点を修正できる機会につなげさせる 自ら理解する努力を放棄し、市民に労力を割かせる、か。公務員になったら怠惰になってしまうんかな? 問題点を修正できる機会というが、公務員が自組織を改善した例なんか無いやろ。 投稿: OTSU | 2020年7月11日 (土) 23時54分

2020年7月11日(土)23時54分に投稿されたOTSUさん、コメントありがとうございました。>二人体制でヨシ! 馬鹿かな? 無能な公務員共が税金食い荒らしやがって 上記のコメントからやり取りが続いています。機会を見ながら今後、このやり取りを記事本文で取り上げ、論点や問題点を際立たせてみたいものと考えています。 投稿: OTSU | 2020年7月12日 (日) 06時49分

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2020年7月11日 (土)

『霞保育園で待っています』を読み終えて

先週日曜に投開票された都知事選は現職の小池知事が大差で再選を果たしています。新規感染者数が日々増加している新型コロナウイルス感染症の東京都における対策に際し、ぜひとも今後、前回記事「都政の現場、新知事へのお願い」に託したとおり内実を重視したリーダーシップの発揮を願っています。

さて、組合の福利厚生活動の一つとして舞茸やチョコレートなど良質で廉価な物資を適宜斡旋しています。団体を通して斡旋するため、それぞれお得な組合員特別価格で提供できるようになっています。時々、書籍の斡旋もあります。

先日、私どもの組合の元委員長から『霞保育園で待っています』という書籍の案内がありました。元委員長は東京自治研究センターに在籍しています。指定の注文書を利用し、東京自治研究センターあてに直接注文願えれば組合員特別価格で購入できます。2冊以上であれば送料も無料になります。

現場で日々苦労されている保育士の方、待機問題などで悩まれている保護者の方だけでなく、保育園の今に関心を持つすべての方に「保育園の今の姿」を伝えてくれる珠玉の一編。

この本を読んだらもう一度保育園に行きたくなる! 東京の下町にある霞保育園の保育士、冴木舞衣子が、子どもたちの冒険/商店街の祭/子どもだけの家/育児放棄/DVの追跡/ご近所からの苦情などに関わる中で成長していく1年間の記録。読むと元気になる現場レポートのような小説です。

上記はamazonのサイトに掲げられた宣伝文です。著者の紹介で麻海晶さんは「東京都出身。現在、都内研究機関で執筆活動中」とし、「自治体・公共サービスの現場お仕事シリーズ」第一弾として『霞保育園で待っています』を発表していることを伝えています。ちなみに都内研究機関とは東京自治研究センターのことです。

霞保育園の保育士、舞衣子が5歳児クラスの担任として卒園までの一年間を送る物語。霞保育園の子どもたちは、都心ながらも下町の風情を残す商店街や地域の人々と触れ合い、様々な経験を重ねながら成長していくが……。

白いポストを探す子どもたちの冒険。愛を知らない保育士は成長できるのか。保育園に現れた偽物が狙うのは。商店街祭りで消えた子どもは何処へ。迷い込んだ青年、惹かれ合うのは何故。

「子どもの声がうるさい」御近所の苦情に。子どもだけの家、育児放棄か。DVの追跡、恐怖の脱出。「子どもは街の宝だ!」霞保育園を狙う組織に、父母会、商店街が立ち上がる。喜びと夢と秘密が詰まった物語。ラスト、この物語のもう一つの意味が……。

上記は書籍のPRチラシに掲げられた文章です。麻海さんは東京都の職員だった方であり、児童相談所に勤務していました。さらに配偶者が区立保育園の園長経験者だったため、実際の出来事を下敷きにした物語が描かれています。

この書籍の刊行にあたり、麻海さんは「公共サービスの現場である保育園の仕事と役割、そこで働く職員の思いを、小説という形で世の中に伝えることができればと思っております」と語られています。

元委員長から案内を受けた後、さっそく『霞保育園で待っています』を1冊購入し、読み終えていました。当初、保育園職場を中心に斡旋することを考えていました。読み終えた後、職種を問わずに推奨できる書籍だと考え、組合員向けのPRチラシは全職場に回覧する運びとしています。そのPRチラシには私から次の一文を添えています。

涙腺のゆるむ場面が何回もありました。子どもたちの成長を見守る保育園の大切さが様々なエピソードから伝わってきました。物語としても意表をつく結末をはじめ、たいへん面白く読み終えています。

いろいろ感じたことをネタバレに注意しながら週1回更新しているブログ『公務員のためいき』の最新記事に綴っています。あわせてご覧いただければ幸いです。

と言う訳で、PRチラシを職場回覧するタイミングに合わせ、今週末に投稿する記事は「『霞保育園で待っています』を読み終えて」としています。ここまでで相応の長さとなっていますが、もう少し個人的な感想や印象に残った箇所を紹介させていただきます。

この物語は霞保育園の最年長児の5歳クラス、そら組を担任する女性保育士が主人公です。その主人公の目線で物語は進んでいきます。そら組には給食を調理室に取りに行く当番をはじめ、様々な当番があります。時には失敗し、泣きそうな子もいます。

そのような時、サークルタイムという子どもたちだけの話し合いの場を持ち、皆で反省し合って失敗を繰り返さないようにしています。当番が自分たちの必要や目的のためにあることを体験で実感し、年少のクラスの子どもたちに尊敬される晴れがましい役目であることが描かれています。

子どもが怪我をして、保育園側のミスを責める父親に対し、園長が土曜日の保育士体験を勧めます。その言葉にも憤慨していた父親でしたが、怪我をした娘から「パパ、きてよ」と頼まれ、戸惑いながら保育士体験を申し込みました。

保育士体験を終えた父親は「子どもたちを見ていると、こちらの手の届かない、子ども自身の力がある。子どもたちがこんなに考えたり、話し合ったり、しっかりしているとは全く知らなかったです。先生たちが手を抜いているんじゃないかと思ってましたけど、子どもの力を信じているんだと分かりました」と感謝の言葉を伝えていました。

これまで当ブログでは「保育園民営化の問題点」「保育園民営化に賠償命令」という記事を投稿しています。保育園に勤めている組合員の皆さんが多数いらっしゃる中、組合の委員長という立場から公立保育園の大切や役割を知っているつもりでした。

今回、この書籍から具体的な事例を疑似体験でき、よりいっそう公立保育園の必要性について認識を深める機会となっていました。誤解されないように強調しなければなりませんが、民間では保育園を運営できないと考えている訳ではありません。ただ現状として次のような問題が見受けられることを憂慮しています。

物語が佳境を迎えつつある中、大手の開発会社から霞保育園は立ち退きを迫られます。父母会が申し入れた開発計画の説明会に主人公や園長たちも参加します。開発会社の部長は次のように説明し、父母会からの理解を求めます。

「私共もね、決してこの区域内に保育園が無くていいと言っている訳ではないですよ。近隣住民の要望があるなら、保育園をテナントに入れる用意があります。必要ならすぐに保育園を作れる会社とも提携しておりましてね」と述べた後、次のような言葉が続きます。

「この会社は、どんどん新しい保育園を増やしていますから。現場を見ましたけどね、フレッシュな新人の保育士ばっかりで、子どもよりも大きな号令を掛けていましてね。いやぁ、何とも元気がありますよ。これからはね、保育園も市場で競争ですよ。区立の保育園では競争が無いから、ぬるま湯に浸かっていて進歩が無いでしょう」と持論を語ります。

それに対し、霞保育園の園長は「御冗談でしょう!」と立ち上がり、「すぐできる保育園で、新人ばかりが子どもより大きな声で号令ですか?それは元気だからではなく大変だからです!保育士は子どもの賑やかな声が大好きで、この仕事で働いているのです。それでも職員が足りなかったり、保育のノウハウの蓄積がなかったりするから、一生懸命に大きな声を上げているのです。

区立の保育園は競争が無いから、ぬるま湯に浸かっていて進歩が無いですか?それは事実と違います!私共、霞保育園の職員はベテランから新人まで全職員が日々研鑽し、子どもと共に、御家族と共に成長をしております。競争が無いですか?私たちは誰と競争している訳でもありません!

霞保育園の目標は『支え合い、分かち合い、喜びいっぱい夢いっぱい』です。その通りに子どもたちは支え合いながら、分かち合いながら、喜びと夢を共有して成長しています。地域の皆様に支えて頂いて、霞保育園とそのファミリーは日々成長しています!」と反論します。この言葉に賛同した声が続き、会場から割れんばかりに力いっぱいの拍手が湧き上がっていました。

元都職員で労働組合の役員も長く務められていた著者の麻海さんは、この書籍を通して上記の言葉を最も伝えたかったのではないかと推測しています。物語の中で、児童相談所の児童福祉司、民生委員児童委員、子ども家庭支援センター職員と事案を協議する場面も描かれています。やはり区立保育園だからこそ、迅速かつ綿密に対応できる現状があることも利点の一つだろうと思っています。

本筋から離れる話ですが、子どもたちが踊ったり、卒園式で披露する歌は実際にあるものが使われています。『エビカニクス』や『さよなら、ぼくたちの保育園』が出てくるたびにYouTubeを検索していました。池田理代子さん原作の『ベルサイユのばら』もいくつかの場面で取り上げられています。

PRチラシに寄せた一文に「意表をつく結末」と記しています。元委員長が麻海さんから聞いた話として、編集者と話し合う中で、そこまで広げた展開となったそうです。そこには『ベルばら』を伏線にしてみようという話があったように伺っています。ネタバレになりますので、これ以上語りませんが、公立保育園云々という話を横に置いても楽しめる書籍でしたので皆さんにお勧めしています。

最後に余談です。主人公の保育士は同僚から「ビジュアル担当は舞衣子」と言われています。物語の中での役回りや空気感を踏まえ、もしドラマ化した際、適役となるキャストを想像してみました。まったく個人的な印象ですが、3週にわたって5月の土曜夜に放映されたNHKのドラマ『路~台湾エクスプレス~』での波瑠さんを思い浮かべていました。

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2020年7月 4日 (土)

都政の現場、新知事へのお願い

このブログは週に1回、土曜か日曜に更新しているため、月曜以降に訪問者数が多くなっています。そのため、大半の方は東京都知事選挙の結果を知った上で今回の記事をご覧になっているのではないでしょうか。投票が間に合う方は仮にベストを見出せなくてもベターな選択の意志表示の機会として、ぜひ、投票所に足をお運びください。

4年前の7月は「参院選が終わり、次は都知事選」「都知事選、真っ只中」「米大統領選と都知事選の違い」という都知事選に絡む内容の記事を3週続けて投稿していました。今回は前々回記事緊急事態から新たな日常へ」の最後に少し触れただけです。労働組合の推薦関係に関しては次のとおりです。

連合東京は今回の都知事選にあたって現職の小池知事を支持しています。中小企業・小規模企業振興条例制定への尽力や予算要望等を実現し、新型コロナウイルス感染症対策においても各構成組織からの要望を積極的に受けとめているため、政策協定を締結した上で推薦の次に関係の深い支持を決めていました。

ただ小池知事の政治的な立ち位置は自治労方針と一致できるものではありません。自治労組織内の国会議員が所属する立憲民主党は宇都宮健児候補を支援していました。それでも自治労都本部は連合東京の組織決定を否定しない立場を重視し、特定の候補者の推薦や支持を見送っていました。

私どもの組合も同様な対応をはかっていますが、もともと一票を投じる判断は組合員の皆さん一人ひとりに委ねています。その上で選挙の取り組みに関しては重要性や意義などを丁寧に情報発信しながら組合員の皆さんからご理解ご協力を得られるように努めていることを前々回記事の中で触れていました。

さて、前回の記事は「政治の現場での危機管理」でした。新型コロナウイルス感染症に対する国政の現場での危機管理の現状について取り上げていました。今回の記事では都政の現場での対応について取り上げてみるつもりです。残念ながら都内での新規感染者の数が連日100人を超えています。

あらかじめ定めた基準に照らし合わせれば東京アラートなどを打ち鳴らす事態であるはずです。しかし、小池知事が新たに示した7項目のモニタリング指標は休業再要請などの目安となる数値基準を設けない客観性の乏しいものであり、『小池氏の選挙ファーストがもたらした感染再拡大』と批判する声も上がっています。

今回のブログの記事タイトルは「都政の現場、新知事へのお願い」としています。日曜の夜には新しい都知事が決まります。どなたが当選しても「選挙ファースト」などと言われずに「都民ファースト」を全面に出した都政に力を尽くして欲しいものと願っています。特に新型コロナウイルス対策は待ったなしの課題であり、より望ましい方向性を見出したリーダーシップの発揮を強く期待しています。

新知事へのお願いとして、もう少し書き進めてみます。事前の情勢分析で小池知事の堅調ぶりを伝えているため、ほぼ再選は間違いないのだろうと見ています。したがって、ここからは小池知事が続投することを想定したお願いとなります。いろいろな思いを書き進めるにあたり、最近読み終えた『女帝 小池百合子』という書籍を紹介します。

コロナに脅かされる首都・東京の命運を担う政治家・小池百合子。女性初の都知事であり、次の総理候補との呼び声も高い。しかし、われわれは、彼女のことをどれだけ知っているのだろうか。「芦屋令嬢」育ち、謎多きカイロ時代、キャスターから政治の道へ 

ーー常に「風」を巻き起こしながら、権力の頂点を目指す彼女。今まで明かされることのなかったその数奇な半生を、3年半の歳月を費やした綿密な取材のもと描き切る。

全体を通した感想として「著名な政治家は触れられたくないはずの過去をここまで暴露されてしまうのか」という驚きがありました。あとがきで著者の石井妙子さんは「ノンフィクション作家は、常に二つの罪を背負う」と記しています。一つは書くことの罪、もう一つは書かぬことの罪であり、石井さんは後者の罪を重く考え、本書を執筆したことを明かしています。

女性初の総理の座にも手をかけようとしている小池知事だからこそ、綿密な取材を通して知り得た事実を伝えることに石井さんは力を注ぎました。学歴が教養や能力に比例しないと考えていても、出てもいない大学を出たと語り、物語を作り上げ、それを利用してしまう、そのような人間としての在りようを問題視していました。

彼女は、「敵」を作り出して攻撃し、「敵」への憎悪を人々の中にも植えつけ、その憎悪のパワーを利用して自分への支持へとつなげていくという手法を何度となく駆使している。虚栄心に捕らわれ、その虚栄心ゆえに危険な演技者となるといったタイプの為政者は他にも、過去にもいた。

彼ら彼女らは国民を煽り、結果として国民を不幸に突き落とす。自分の言動の「効果」を計算し、自分が与える「印象」ばかりに気を取られ、それを優先し、それによって生じる現象に対する責任を安易に考える傾向があるからだ。

上記は石井さんが語っている問題意識ですが、小池知事の過去の言動の数々にその傾向が見て取れました。築地市場の豊洲移転の問題をはじめ、小池知事の言葉に涙を流しながら感動し、大きな期待を寄せていながら情け容赦なく裏切られた関係者の皆さんの怨嗟の声が石井さんの著書に綴られています。

小池百合子は「パフォーマンスと強権人事」?元側近が明かす都庁内での“素顔”』という見出しの記事の中で、『築地と豊洲』の著者である東京都中央卸売市場次長だった澤章さんが「重要度の低いイベントに都知事がわざわざ顔を出して、テレビカメラに収まりニュースで流れるとか、そういうことが結構ありました」と語り、当初は小池知事の掲げる「改革」に期待していながらパフォーマンスが先行する姿勢に失望していったことを伝えています。

コロナ禍の局面でも小池知事は記者会見とテレビ出演を重ねて危機管理に「強いリーダー」を演じていると石井さんは指摘しています。都民に危機意識を広め、結果が伴っていけば批判されるものではありません。しかし、ステップが変わるたびに重々しく周知し、「この店に行けるんだ」という緩みを数週間前に発信していなかったかどうか省みる必要があります。

小池知事へのお願いです。石井さんの著書は物凄く耳が痛く、腹が立つものだったかも知れません。ただ反省すべき点があるのであれば率直に反省し、ぜひ、重責を担う立場の役割として地に足を付けた頑張りを期待しています。独自に休業補償できる都の資金もわずかとなり、今後、感染防止と経済との両立が欠かせないのであれば、そのことを分かりやすく情報発信していくべきです。

感染拡大の事態を受け、「夜の街」を槍玉にあげることで新たな「敵」を作るような手法は絶対慎んでください。もちろん飲食が伴い、近い距離での接待が中心となる店舗での感染リスクには警戒しなければなりません。それでも換気や従業員の検温など感染防止対策を徹底している店舗には東京都が認証マークを配布しています。

そのような店舗も含め、一緒くたに「夜の街」と批判してしまっては気の毒なことだろうと思っています。接待を伴う店舗の従業員の皆さんが積極的にPCR検査を受け始めています。このことで若年層を中心に感染者が増えていることも確かです。そもそも店舗側のスタッフに感染者がいなければ感染リスクはゼロに近付きます。

いつ、どこで感染するか分かりませんので常に「三密」等には注意しなければなりません。しかし、当たり前なことですが、ソーシャルディスタンスを取ることが目的ではなく、飛沫感染や接触感染を防ぐことが最も重要な点です。例えば、お笑い芸人のコンビがステージ上で距離を取っていますが、普段から徹底していなければ「やってる感」を示しているだけだと言えます。

新型コロナウイルス感染症対策は長期戦の覚悟のもとに「新たな日常」に向けて最大限努力していくことが求められています。そのためにも上記のような実効性を改めて考えながら「夜の街」と一括りに切り捨てるのではなく、より望ましい対応策を打ち出していって欲しいものと願っています。

最後に、『都政新報』が東京都の職員に対して実施したアンケートの調査結果を伝えた記事『出馬賛成は2割だけ…都庁職員が小池百合子に「再選NO!」』を紹介します。一方で、その記事の最後のほうでは「極端な人が知事になるよりは、まだ小池さんのほうがいい」と思っている職員が多いという調査結果も伝えていました。

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