福島第一原発の現状
参院選挙が木曜日に公示されました。この日から選挙運動が可能となります。公職選挙法で事前運動は禁止されているため、候補予定者の水曜日までの活動はあくまでも日常の政治活動の一環でなければなりません。このあたりのことは以前の記事「地公法第36条と政治活動」の中で触れていました。「もう少し選挙制度について」の中では公職選挙法が様々な活動制限を定めているため、「べからず法」と呼ばれていることを書き残しています。不合理な縛りが多すぎるという声もありますが、定められたルールは守らなければなりません。
前回記事の冒頭でインターネット選挙解禁となっても、このブログでは選挙期間中は候補者の固有名詞を控えるなど一定の制約を課していることを記していました。 ただ選挙期間中でも一般的な政治談議として、これまで政党名や政治家の名前を示した記事も綴ってきています。つまり特定の候補者への支持をストレートに訴える選挙運動だと見られないように注意しながらも、いつものとおりのスタンスで政治に関する話も数多く取り上げています。
したがって、次回以降の記事では参院選公示後、いろいろ個人的に思うことを綴らせていただくかも知れません。今回の記事は最近、私自身が実際に見聞したことを取り急ぎお伝えする機会としています。休日出勤の代休日だった先週月曜、東京電力福島第一原子力発電所を視察する機会に恵まれました。私が議長代行を務めている連合地区協議会としての視察研修でした。
地区協役員以外に単組役員や推薦議員も参加し、総勢22名で出向いていました。地区協役員の三多摩平和運動センター議長も参加者の一人であり、原発に対する距離感が各産別や参加者一人ひとり様々な中、とにかく「福島第一原発の現状を自分の目で見てみよう」という目的で取り組んでいます。東電労組の皆さんのご尽力のもと実現した視察研修でした。特に福島第一原子力支部の委員長には最初から最後まで付き添っていただき、お忙しい中、たいへんありがとうございました。
まず視察に出向く前、参加者各自の免許証のコピーの提出が求められました。厳重な安全管理や警備が欠かせない原発敷地内に入るため、セキュリティ上、必要な手続きだと理解しています。視察当日、エリアごとに本人確認や生体認証の入退出管理システムが整えられ、思っていた以上の厳しさだったと言えます。日常的に出入りする職員や作業員の皆さんはあらかじめ登録されているため、手続きに時間を費やしている私たちの横を談笑しながらスイスイ通過していきます。
防護服やマスク不要と聞いていましたが、視察中は長袖着用という指示が事前にありました。念のため、なるべく肌を露出しないようにするという指示だったと思われます。直近でCT検査等を受けていた場合や妊婦の視察は断わられることになります。それぞれ「念のため」だと思われますが、発電所内の空間線量率が逓減したとは言え、放射線に対して慎重になるべき施設や敷地であることも間違いないようです。
ガイドブックの中で「原子炉建屋から約100メートルの位置にある高台では、マスクやヘルメットなど特別な装備をすることなく視察が可能です」と説明されています。私たちもバスの中からの視察でしたので、特別な装備は不要でした。一方で、防護服と全面マスク姿の作業員の方も見かけていました。発電所構内の約96%は一般作業服による作業が可能となっていますが、やはり作業場所によってはそのような装備が欠かせない現状も続いています。
東京電力のサイト「福島第一原子力発電所各号機の状況」から事故当時と現在の各号機を比べた写真を確認できます。曇り空の下、その現在の姿を私たちはバスの中から至近距離で目にしてきました。燃料取り出しに向けて瓦礫撤去を進めている1号機、建屋上部の汚染状況の調査を進めている2号機、燃料取り出しのために円筒形のドーム屋根のある3号機、すべての燃料を取り出し終えた4号機(地震発生時は定期検査のため運転停止中)を視察してきました。
バスは少し離れた高台に位置する5号機と6号機の近くまで行きました。海抜3メートルの差が原発事故に至らなかったという説明を受けました。2011年3月11日、あの時に発生した大地震や大津波の規模を想定した対策を事前に講じられなかったことを誰もが悔やんでいるのではないでしょうか。
バスから戻り、参加者一人ひとりに渡されていた線量計が回収されました。0.00ミリシーベルトの方が多い中、私の数値は0.01ミリシーベルトでした。視察ルートは被ばく線量の合計が0.01ミリシーベルト以下となるように設定しているため、気にする必要のない数値の範囲内だったようです。ちなみに0.01ミリシーベルトは歯のレントゲン1回分に当たるそうです。
福島第一原発には平日1日あたり4千人以上の方が働いています。東電関係者や協力企業作業員の皆さんたちで、そのうち約6割が福島県内の方々です。視察日の朝、新事務本館に足を踏み入れ、想像した以上に綺麗なオフィスで活気あふれる雰囲気に驚きました。広い玄関ホールの先にはコンビニの看板も見えました。4年前に投稿した記事「東京ブラックアウト」の中で次のように綴っていたことを思い浮かべていました。
『いちえふ』も福島の現状を淡々と知ることができるコミックスでした。「いちえふ(1F)」とは福島第一原子力発電所の通称で、現場の作業員や地元の皆さんは「フクイチ」ではなく「いちえふ」と呼んでいるそうです。その「いちえふ」で働く作業員が描いたルポルタージュであり、作者がその目で見てきた福島第一原発の日常を垣間見ることができます。脚色や誇張もなく、それこそ淡々と「いちえふ」の現実が描かれていました。作者が初めて「いちえふ」で働いた日の印象は「普通じゃん」というものでした。
全面マスクや防護服の装備に毎回着替えなくてはならず、たいへんな危険と隣り合わせで夏の暑さも含めて過酷な労働環境ですが、「普通の男達が普通に笑い合いながら働いている」職場に驚かれたそうです。外からの想像とのギャップに気付かされ、いかに悪いイメージが先行しているかという見方を示されています。多層下請けの雇用であり、寮費や食費が天引きされるため、手取り月額14,560円という話も描かれていました。そのようなエピソードも含め、あまり悲観的な書かれ方はしていません。告発型のルポではなく、あくまでも福島第一原発で働いていた時の日常を淡々と書き残されていました。
ルポの作者が「普通じゃん」という印象を抱いていましたが、本当に「都会ではよく見かける普通以上に立派な職場」でした。大型休憩所の食堂のランチメニューは5種類ほどあり、すべて380円という値段で美味しく試食させていただきました。「原発事故後の福島」という記事も綴ってきましたが、福島第一原発やその周辺自治体の現状を自分の目で確かめられる貴重な機会を得られたことに感謝しています。
福島第一原発の事務本館のように新しい建物もあります。その一方で、地震のあった日から時間が止まったような建物や場所も数多く目にしてきました。福島第一原発に向かうバスの中で遠くから商業施設の大きな看板が目に入り、「もう営業しているんだ」と思った直後、店舗の前を通り過ぎる時にガラスは割れたまま雑草を繁らせた場所であったことを目に焼き付けています。廃炉作業は30年から40年かかります。周辺自治体の皆さんの帰還も、たいへん残念ながら困難な道のりがあるように受けとめています。
福島第一原発の視察者は昨年1万6千人で、今年は2万人を目標にしているそうです。今回、東電労組の皆さんにご対応いただきましたが、視察センターとという部署も設けられているとのことです。目にしたままの現状を視察された皆さんが多くの方々に伝えて欲しいと福島第一原子力支部の委員長から訴えかけられました。
決して完全に安全な場所ではありませんが、現状とは乖離した過剰な批判を避けたいという願いからなのだろうと推察しています。そのため、放射線量の高いエリアがあることも伝えた上、ありのままの現状を情報提供する機会として視察者を積極的に受け入れているものと考えています。いわゆる風評的な批判を避けるため、福島第一原発の等身大の姿が東電関係者以外の方から伝わっていくことを重視されているのかも知れません。
雨水や水道水、大気中にも存在しているトリチウムは今の技術では水から取り除くことができません。トリチウムだけを残した汚染水は科学的な観点から安全性が保障され、国内外の原発では海洋や大気などの環境に排出することが一般的であるようです。しかしながら事故収束の段階の福島第一原発では新たな風評被害を生んでしまう恐れがあるため、敷地内にタンクを増設しながら貯め続けている現状です。
「原発の話、インデックスⅡ」で示しているとおり私自身の立場は脱原発です。東電労組の皆さんと率直な意見を交わす中で、必ずしも原発を積極的に推奨する立場ではないことを伺っています。したがって、脱原発かどうかという二項対立的な図式ではなく、どのようにすれば原発に依存しない社会を築いていけるのかどうかという視点を大事にすべきだろうと考えています。特に今回、福島第一原発の現状を視察し、廃炉作業に力を注がれている皆さんの姿を拝見し、そのような思いを強めています。
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コメント
リメンバー菅直人!
「俺は原発に詳しいんだ!」と現場を引っ掻き回して初動を遅れさせなかったら、もしかしたらメルトダウンはなかったかも?とさえ言われていますね。
リメンバー松本龍!
この前も「傲慢極まる政治姿勢」と安倍総理へ問責決議案を出していましたが、「書いたら、もうその社は終わりだから」以上の傲慢が果たして存在するのでしょうか?
そして、リメンバー枝野幸男!
「直ちに人体や健康に影響を及ぼすことはない」と繰り返し、危機をひた隠しにしてきたその口で「安倍内閣は都合が悪い事は隠し誤魔化す!」ですか。大した面の皮の厚さですね。それとも、もはや無かったことにされてるんでしょうか?
…こうですか、わかりません!
投稿: KEI | 2019年7月11日 (木) 00時04分
KEI 殿
>リメンバー菅直人!
「俺は原発に詳しいんだ!」と現場を引っ掻き回して初動を遅れさせなかったら、もしかしたら
メルトダウンはなかったかも?とさえ言われていますね。
菅直人氏が主導権を発揮(?)しだしたのは、原子炉建屋で水素爆発が起きた後だと思います。菅直人氏がそうなったのは、政府の原発安全性チェック機関のトップ(原子力安全委員会委員長)が菅氏に直接
「総理、原発は大丈夫なんです。(原子炉は)構造上爆発しません」
と述べた半日後に建屋で水素爆発が起きたため、政府機関を全く信用しなくなり、自分の知人(原子力関係者)の判断に基づいて行動したためだそうです。
その委員長氏は1,2年前に(フジTVの)ニュースに登場して笑いながら、
「あんな人が総理だったから天罰で原発事故が起きたのかもしれない」
と言っていました。この場面の後でさすがのキャスターも沈痛な表情で
「この発言を福島の方が聞いたらどう思うでしょうか」
と言っていました。
安倍晋三氏も第一次安倍内閣で選挙中に新潟で地震が起きた時、原発が停止したと聞いて、選挙演説を中止し原発に向かったそうです。
>リメンバー松本龍!
松本龍氏は2012年の衆議院選挙で落選し2018年7月に亡くなられていますが、仰っているのはいつの事でしょうか?
>リメンバー枝野幸男!
「直ちに人体や健康に影響を及ぼすことはない」と繰り返し、危機をひた隠しにしてきたその口で「安倍内閣は都合が悪い事は隠し誤魔化す!」ですか。
KEI 殿は、原発事故当時は周辺地域は「直ちに人体や健康に影響を及ぼす」危機であったが、枝野幸男氏はそれをひた隠しにしていたとお考えでしょうか?
私は当時、昼夜問わず頻繁に記者会見を開き官房長官として作業服姿で説明していた枝野氏が印象に残っています。「この人はいつ寝るんだろう」と思っていましたが、そう思う人も多かったようで”枝野寝ろ”という言葉がネットではやったそうです。
この前の総選挙で選挙直前に何もない状態から立ち上げた立憲民主党があれだけの当選者を出したのも、官房長官時の枝野氏の(好)印象も要因だと思います。その時、”枝野寝るな”→”枝野起きろ”→”枝野立て” という言葉がはやったそうです
投稿: Alberich | 2019年7月11日 (木) 21時03分
>菅直人氏が主導権を発揮(?)しだしたのは、原子炉建屋で水素爆発が起きた後だと思います。
https://www.news-postseven.com/archives/20110531_21798.html
視察に行くと言い出して、危ないからとベントを延期させて、そのせいで水素爆発、ですってえ!!?
水素爆発後も酷いですね。東電に海水注入をやめさせて、結局東電の反逆で海水注入して事なきを得て、手柄だけ横取りしようとしたあ!!?
…んでそれを名誉毀損だとスラップ訴訟して最高裁で負けたそうですね。
>安倍晋三氏も第一次安倍内閣で選挙中に新潟で地震が起きた時、原発が停止したと聞いて、選挙演説を中止し原発に向かったそうです。
でも原発に視察に行って邪魔したりはしてないですよね?
いやー、調べれば調べるほどザクザク出てきますねー。そんな機会をくれたAlberichさんに感謝!
>松本龍氏は2012年の衆議院選挙で落選し2018年7月に亡くなられていますが、仰っているのはいつの事でしょうか?
当然復興大臣当時の話ですよ。落選したって亡くなったって「傲慢だった」という事実は消えないんですが、いったい何が言いたいんでしょうか?
>原発事故当時は周辺地域は「直ちに人体や健康に影響を及ぼす」危機であったが、枝野幸男氏はそれをひた隠しにしていたとお考えでしょうか?
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180414/soc1804140007-n1.html
少なくとも自衛隊も出動を遅らせ隊員を危険にさらさせたのは確からしいですね。
>私は当時、昼夜問わず頻繁に記者会見を開き官房長官として作業服姿で説明していた枝野氏が印象に残っています。
僕は「フルアーマー枝野」の方が印象深いですね。直ちに影響はないと言いつつ自分が一番それを信じていないじゃねーか!と思わざるを得ないという。
>この前の総選挙で選挙直前に何もない状態から立ち上げた立憲民主党があれだけの当選者を出したのも、官房長官時の枝野氏の(好)印象も要因だと思います。
だからこそガッツリ落選してもらいたい、そのための「リメンバー」でございます。
投稿: KEI | 2019年7月12日 (金) 21時36分
KEIさん、Alberichさん、コメントありがとうございました。
少し前の記事の冒頭でお伝えしていましたが、右サイドバーに新規コメント投稿者の名前が即時に反映されなくなっています。これまでと同様、投稿自体は即時に受け付けていますが、右サイドバーの名前とともに記事本文下のコメント数の表示も反映されるまで数時間単位の時間差が生じています。
コメント欄を開くと新規投稿のコメント内容を閲覧できますが、トップ画面からは新規投稿があったこと自体を即時に把握できなくなっています。それぞれの見方の違いとして興味深いコメントをお寄せいただきながら承認制のような違和感を与えてしまって恐縮です。
なお、新規記事は参院選に関して、いろいろ思うことを綴る予定です。やはり個々人での受けとめ方は分かれていくのかも知れませんが、ぜひ、お時間等が許される際、貴重なご意見をお寄せいただければ幸いですのでよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2019年7月13日 (土) 07時13分
KEI 殿
>視察に行くと言い出して、危ないからとベントを延期させて、そのせいで水素爆発、ですってえ!!?
ベントと水素爆発の関係等の詳細は専門家でないと理解できないと思います(当時は原発だけでなく地震や津波対応もあり非常に取り込んでいた状態でした)。そのような場合に重要なのは専門家の判断ですが、政府の専門機関のトップ(原子力安全委員会委員長)は「(原子炉は)構造上爆発しません」と強調していました。その判断に基づき爆発しない前提で行動した事はそれほどおかしな事とは思えません。
>水素爆発後も酷いですね。東電に海水注入をやめさせて、結局東電の反逆で海水注入して事なきを得て、手柄だけ横取りしようとしたあ!!?
菅氏は海水注入を止めさせていません。この点は安倍晋三氏も認めていて、裁判でも論点になっていません。
海水注入に関して菅氏が政府の専門機関のトップ(原子力安全委員会委員長)に
"海水注入によって再臨界(核暴走)の恐れはないか?"
と質問したのに対して、委員長氏は
”(海水注入による)再臨界の可能性はゼロではない”
と回答したそうです。当時官邸にいた東電原発部門トップがこの状況をみて
”海水注入は首相の理解が必要”
と判断(忖度)して海水注入の中止を本社に指示したそうです。
>…んでそれを名誉毀損だとスラップ訴訟して最高裁で負けたそうですね。
http://www.toranosuke.xyz/entry/2018-0726_abe-vs-kan-saiban-1
によれば、安倍晋三氏は
原告が中断を指示したという事実ではなくて、原告の言動に
起因して海水注入が中断されたという事実を適示したんだ、
と主張したそうです。
裁判では、
菅氏が再臨界の可能性を議題に上げ、それを東電幹部が
忖度して海水注入を控える指示を出したのだから、安倍氏の
記述は表現の範囲内であり重要な部分で真実だ
と判断されたそうです。直接指示しなくても,周囲が忖度すれば指示をしたのと同様だという事でしょうか?
なお安倍氏は、裁判で
・内閣総理大臣に対する表現の自由というのは、認められるべきだ
・内閣総理大臣の言動に対する批判的言論が事後的にでも名誉棄損と
して違法となるのであれば民主主義の根幹である表現活動が委縮する
・重大事故があった時に、政権を厳しく監視するには野党の追及
というのはすごく大事だ。そうした中で1から100までの裏どり
をしてからの指摘というのは事実上無理である
と主張したそうです。与党になって内閣総理大臣になった現在でも同じ考えである事を願っています。
>>安倍晋三氏も第一次安倍内閣で選挙中に新潟で地震が起きた時、原発が停止したと聞いて、選挙演説を中止し原発に向かったそうです。
>でも原発に視察に行って邪魔したりはしてないですよね?
”視察”や”邪魔”の定義によりますが、安倍晋三氏は地震当日の17時過ぎに柏崎刈羽原発を視察しています。また柏崎刈羽原発では当日10時半ごろに3号機変圧器から火災が発生し12時過ぎに鎮火しました。当時の新聞記事に、この視察に対して”地震後の点検や火災の後始末で取り込んでいる時に何をしに来たんだ!”という原発関係者の発言があった気がします。
安倍氏の行動が大きな問題にならなかったのは、地震の規模が小さかったためそれに伴う原発の被害も小さかったからだと思います。
>当然復興大臣当時の話ですよ。落選したって亡くなったって「傲慢だった」という事実は消えないんですが、いったい何が言いたいんでしょうか?
申し訳ありません。仰る事がよく理解できないのですが、松本龍氏が「傲慢極まる政治姿勢」と安倍総理へ問責決議案を出したという事でしょうか?それとも与党の時に傲慢だった大臣がいた政党は野党になっても新しい与党の首相に傲慢だという理由で問責決議案を出してはいけないという事でしょうか?
>少なくとも自衛隊も出動を遅らせ隊員を危険にさらさせたのは確からしいですね。
申し訳ありません。仰る事がよく理解できないのですが、KEI殿は、自衛隊をもっと早く出動させれば自衛隊員を危険にさらさずに済んだ、とお考えなのでしょうか?
>僕は「フルアーマー枝野」の方が印象深いですね。直ちに影響はないと言いつつ自分が一番それを信じていないじゃねーか!と思わざるを得ないという。
KEI殿は、この場合どのような服装がふさわしかったとお考えですか?
投稿: Alberich | 2019年7月16日 (火) 22時09分
なに言ってるのかさっぱり理解できないww
菅直人が好きすぎることはわかったwww
投稿: はぐれ猫 | 2019年7月17日 (水) 23時51分
>直接指示しなくても,周囲が忖度すれば指示をしたのと同様だという事でしょうか?
というよりは、「忖度して中止しなければ直接指示になってもっとひどいことになっていた」ってのも十分あり得たってことでは?
>当時の新聞記事に、この視察に対して”地震後の点検や火災の後始末で取り込んでいる時に何をしに来たんだ!”という原発関係者の発言があった気がします。
申し訳ないがググって何も出てこないような与太話をさも事実かのように語るのはNG。
>安倍氏の行動が大きな問題にならなかったのは、地震の規模が小さかったためそれに伴う原発の被害も小さかったからだと思います。
それはそうですね。だからと言って被害が大きくかつ進行中だった時に視察に行った菅直人の罪が消えるわけがねーんですが。
>それとも与党の時に傲慢だった大臣がいた政党は野党になっても新しい与党の首相に傲慢だという理由で問責決議案を出してはいけないという事でしょうか?
松本龍がワースト1だってだけで、与党時代の民主党他の傲慢さは枚挙に暇がなかったのですが、そんなこともお忘れになったのでしょうか?おめでたいですね。
で、「いけない」とは言いませんよ。「恥を知れ!」と思うだけで。
…まあ恥知らずでなければ民主党系には居られないですよね。ああ、だから長島さんは(略)
>自衛隊をもっと早く出動させれば自衛隊員を危険にさらさずに済んだ、とお考えなのでしょうか?
論点はそこじゃねえです。「都合が悪い事は隠し誤魔化」していたことです。
>周辺地域は「直ちに人体や健康に影響を及ぼす」危機であったが
もそうですが、現在からみて首肯しがたい話に論点を曲げようとしてませんか?
>KEI殿は、この場合どのような服装がふさわしかったとお考えですか?
作業服姿で良かったんじゃないですか?少なくともいらん風評をばらまくことはなかったはずです。
投稿: KEI | 2019年7月18日 (木) 19時59分
Alberichさん、はぐれ猫さん、KEIさん、コメントありがとうございました。
同じ事象に接していながら個々人で受けとめ方や評価が大きく変わる場合もあります。ちなみに今週末の新規記事も参院選について取り上げます。
やはり一人ひとり見方や評価は異なるのかも知れませんが、私自身の問題意識を綴らせていただいています。ぜひ、引き続きご覧いただければ幸いですのでよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2019年7月20日 (土) 06時55分