節目の800回を迎えて
記事タイトルに掲げた通り今回、節目の800回を迎えます。このブログを開設した当初は毎日のように記事本文を更新していました。しばらくして週2、3回のペースとなり、1年後ぐらいから週1回の更新が定着し、現在に至っています。実生活に過度な負担をかけないペースとして毎週1回、土曜日か日曜日に更新するようになってから1回も途絶えずに「週刊」を習慣化できていました。
元旦に新規記事を投稿しようと決めているため、年末年始だけ変則な投稿間隔となっています。それ以外は上記の言葉通り毎週末の更新を欠かすことがありませんでした。先週月曜3月11日、東日本大震災の発生から8年が過ぎました。8年前の週末は、ためらいながらも「東日本巨大地震の惨禍」という記事を投稿し、被災された皆さんへのお見舞いの気持ちなどを表わしていました。
そのようにつながってきましたが、先々週だけは新規記事の投稿を見合わせていました。前回の記事「母との別れ」に記した通り、とてもブログを更新する気にはなれませんでした。深い悲しみと落胆に沈み込んでいたことはもちろん、このような時にブログに関わることの不適切さを感じていました。
葬儀の後、自宅で喪に服していると悲しみから離れられなくなります。気を紛らわすためにも忌引きの期間を2日残し、早めに出勤していました。仕事に出れば組合活動にも関わり、一気に日常の時間が流れ出しています。先週末からは気持ちを切り替えて平常の姿に戻ることを考え始め、新規記事に向き合っていました。
それでも当ブログの普段の色合いからは離れた私的な内容を綴っていました。自分自身の気持ちの整理を付けていくための通過点であり、苦労を重ねてきた母親を偲びながら母と過ごした年月をずっと忘れないためにも「母との別れ」という記事の投稿に至っていました。コメント欄ではお悔やみの言葉をいただき、たいへん感謝しています。
今回から普段通りの記事を投稿していくつもりでしたが、ちょうど100回ごとの節目に当たっていました。そのため、「節目の800回を迎えて」という記事タイトルを付けて書き進めています。これまで100回というタイミングで記事を投稿する際、次のような言葉を必ず添えていました。
もし定期的な更新間隔を定めていなければ、日々の多忙さに流され、いわゆる「開店休業」状態が続いていたかも知れません。それでも年月は過ぎていくことになります。一方で、投稿した記事の数は自分自身の労力を惜しみ出したり、続けていく熱意が冷めてしまった場合、停滞してしまう数字です。
今回、あえて付け加えれば、不慮の事態に遭遇しても数字は滞ることになります。健康上の問題、大きな天災などに直面した場合、自分自身の意欲や労力云々以前の問題としてブログの更新どころではなくなります。そのような意味で、改めて記事の回数が100を刻んだ時のメモリアルさをかみしめています。これまで100回を節目とし、次のような記事を投稿してきました。
- 2006年3月19日 多くの方に支えられながら101回
- 2007年9月 2日 逆風を謙虚に受けとめながら200回
- 2009年8月 2日 5年目の夏、そして300回
- 2011年7月 3日 400回、改めて当ブログについて
- 2013年6月 2日 500回という大きな節目
- 2015年5月 2日 2015年初夏、節目の600回
- 2017年4月 2日 節目の700回、今、思うこと
100回の時は、あまり投稿数を意識していなかったため、100回目の記事という認識がないまま普段通りの内容を書き込んでいました。その直後、たまたまココログの管理ページを目にした際、直前に投稿した記事が100回目だったことに気付きました。そのため、101回目という少し半端なタイミングでのメモリアルな記事内容となっていました。
毎週1回の更新が定着し、先が読みやすくなっていた200回目以降は失念することなく、上記のような記事をピンポイントで綴ることができています。訪問されている方々にとって、この記事が何回目だろうと関係ないことは重々承知しています。それでも節目のタイミングを利用し、このブログがどのような性格のものなのか改めてお伝えさせていただく機会としていました。
いずれにしても週1回の更新ペースを崩さず、継続できているのも毎回多くの皆さんが訪れてくださり、貴重なコメントをいただけていることが大きな励みとなっているからです。ちなみに500回目の頃と比べ、コメント欄の雰囲気が大きく様変わりしています。500回目の記事の中に「普段のアクセス数は千件から2千件ぐらいの幅で推移し、コメント数が100を超えた記事も数多くありました」と書かれています。
現在、寄せられるコメントの数は大きく減っています。記事本文の更新が週1回で、コメント欄での動きが少なくなっているため、アクセス数も当時に比べれば減っています。それでも毎日、多くの方々に訪れていただき、幅広い立場や視点からのコメントに触れられる機会を得ています。このような手応えがある限り、引き続き次の節目である900回をめざしていくことができます。ぜひ、出入り自由な場として、これからもよろしくお願いします。
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コメント
私は毎週のOTSU氏のプログをとても楽しみにしています。
思うに日本でも世界でも、対立する主張を持つ人々は
相手の話や主張を聞かず、レッテル貼りや罵倒を繰り返し
歩みよりをすることが減りました。そして最早そうする
ことが普通のように感じる時もあります。
私の考えや主張とOTSU氏の考えや主張は、ほとんど一致
しません。しかしOTSU氏の考えや主張は、しっかり聞き
その内容を考え咀嚼したいと常に思っています。
まあ結構辛辣なコメントが多いと自認していますが、
自分と一致する考えばかり聞いていてもしかたなく、こと
なる意見を吸収する必要があります。
聞くに堪えない主張が世の中に氾濫する中、OTSU氏の
記事は自分の中に響くことが多いです。
どうぞこれからも健康に留意し回数を積み上げて下さい。
私のコメント内容はきっと変化しないと思いますが、
それはご容赦願います。
投稿: nagi | 2019年3月16日 (土) 12時32分
nagiさん、コメントありがとうございました。
そのように受けとめていただければ何よりです。これからも基本的な考え方が異なる方々にも届く言葉や賛意を得られる「答え」を探し続けていくつもりです。よろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2019年3月16日 (土) 19時45分