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2016年1月23日 (土)

旗びらきの話、インデックスⅡ

カテゴリー別に検索できる機能を使いこなせず、これまで「自治労の話、2012年夏」 のように記事本文の中にインデックス(索引)代わりに関連した内容のバックナンバーを並べていました。その発展形として「○○の話、インデックス」を始めています。その記事の冒頭、インデックス記事のバックナンバーを並べることで「インデックス記事のインデックス」の役割を持たせています。カテゴリー別のバックナンバーを探す際、自分自身にとっても役に立つ整理の仕方であり、時々、そのような構成で新規記事をまとめています。

これまで投稿したインデックス記事は「平和の話、インデックス」「職務の話、インデックス」「原発の話、インデックス」「定期大会の話、インデックス」「年末の話、インデックス」「旗びらきの話、インデックス」「春闘の話、インデックス」「コメント欄の話、インデックス」「非正規雇用の話、インデックス」「定期大会の話、インデックスⅡ」「年末の話、インデックスⅡ」「平和の話、インデックスⅡ」「組合役員の改選期、インデックス」「人事評価の話、インデックス」「図書館の話、インデックス」となっています。 

今回、「旗びらきの話、インデックスⅡ」としましたが、前回の「 旗びらきの話、インデックス」以降、特に追加で並べられるような記事がありませんでした。それでも冒頭にお伝えした役割もあるため、そのまま書き進めることにしました。新年会、旗びらき、新春の集いなど、この時期は毎年、いくつもの会が予定されています。主催者、来賓、一参加者、会によって立場は異なりますが、これまで旗びらきに絡んだ内容をいくつか投稿していました。その数は思ったより少なく、関連したバックナンバーは次のとおりです。 

バックナンバーの紹介だけでは面白みに欠けた新規記事ですので、いつものとおり直近の話題も付け加えさせていただきます。金曜の夜、私どもの組合の2016年新春旗びらきが催されました。主催者を代表して会の冒頭、私から出席された皆さんにご挨拶申し上げています。今回の記事はその時に訴えさせていただいた内容を中心に綴ってみるつもりです。最近、このブログを通して頻繁に訴えている論点を旗びらきの挨拶の中でも触れています。

もともとブログに取り上げた自分の主張や問題意識は、必要に応じて実際の場面の会議や懇談の場でも訴えています。当たり前なことかも知れませんが、ネット上で「言いたいことを言うだけ」にとどめない、さらにブログでの主張と実際の場面で主張する内容が異なる、いわゆるダブルスタンダードとならないように心がけています。また、不特定多数の方々に発信できない内向きな主張であれば、広く支持を得ることが難しい論点にとどまっていくのだろうと受けとめています。

ただ第70回定期大会自治労都本部大会の時の発言のように旗びらきの場合、挨拶原稿は用意していません。ある程度、話す内容を事前に整理して臨んでいますが、記憶を頼りに書き起こすことになります。データを貼り付けるという労力的な負担を減らす機会にも繋がらず、言い回しや組み立てが実際の挨拶とは少し異なっていくこともご容赦ください。発言した要旨が変わることはありませんが、ついでに言葉や説明が不足していた箇所は加筆しながら書き進めてみます。

木曜日に発売された『週刊文春』、甘利経済再生担当大臣に「賄賂1200万円を渡した」という実名による告発記事が掲載されています。このスクープが事実だった場合、あっせん利得処罰法や政治資金規正法違反の疑いとなります。甘利大臣は安倍内閣の主要閣僚であり、真相や責任が徹底的に追及されていくことになるはずです。この問題が報道された際、自民党山東派の山東昭子会長の発言に驚きました。

政治家自身も身を正さなければならないが、(『週刊文春』に)告発した事業者のあり方も「ゲスの極み」、まさに「両成敗」という感じで正さなければならない、と述べていました。「両成敗」という言葉に耳を疑いました。実名の告発者は自分自身も不利益を被ることを承知しながら真実を話すことを決意したと『週刊文春』には書かれています。まず問題視されるのは甘利大臣側であり、そのような決意の告発者を「ゲスの極み」と同列に批判する自民党の体質の問題さを垣間見た気がしました。

元旦にお届けした機関誌の挨拶の中でも触れていますが、私自身、言うべきことは言う、そのような心構えの大切さをよりいっそう強めています。問題がある場合は疑問や反対意見を言えることが重要です。そのため、今回の告発を「両成敗」と批判した山東会長の感覚には驚きました。あらゆる場面で言うべきことが言える関係性は重要であり、職場においても同様です。進め方などに問題があった場合、上司に対しても率直に発言できる関係性が、より良い職場に繋がっていくものと考えています。

仮にハラスメントがあった場合も同様で、もし個人的に言えない時は、ぜひ、組合に相談してください。一人の力は弱くても、組合の役割のもと使用者側に対しても毅然とモノを申すことができるようになっています。政治の場面でも同様であり、異論を唱えられることの大切さは言うまでもありません。安保法制や原発、年金積立金の運用の問題などに対し、国民の中に反対や疑問視する声が多くあります。

年金積立金155兆円のうち133兆円が運用されています。それが経済成長を目的とし、リスクの高い資産割合に変えられています。年明け、株価は続落しています。私たちの大事な年金積立金が兆単位で減っています。短期的な上げ下げに一喜一憂すべきではないという指摘もあります。しかし、長期的な結果として、年金積立金が大きく棄損した場合、取り返しの付かない事態に至ってしまいます。

安倍首相に対する見方が甘いと叱られる時もありますが、安倍首相が国民の生活を悪くしようと思って様々な政策判断を下しているとは考えていません。しかし、その政策判断が本当に正しいのかどうか、多様な声に耳を傾けながら、より望ましい方向性を見出して欲しいものと願っています。ただ残念ながら今の政府与党には幅広い声に耳を傾ける謙虚さが決定的に不足しているものと思っています。

やはり政治の場面で適切なチェック機能を働かせるためには巨大与党に対抗できる野党の奮起に期待しなければなりません。そのためにも今年7月の参院選挙の行方が重視されていきます。野党再編の動きは見通せませんが、私どもの組合は自治労組織内参院議員の江崎孝さんの推薦を決めています。江崎さんとは何回か意見を交わしたことがありますが、これからも必要に応じて率直に意見を伝えられる信頼関係がある方です。ぜひ、組合員の皆さんから引き続きご理解いただけるようよろしくお願いします。

時候の挨拶等は省き、旗びらきで発言した内容の要旨を改めてまとめてみました。実際の言葉使いと異なる箇所が思った以上に多くなっていますが、要旨そのものは変わっていないはずです。旗びらきが終わる前、お忙しい中、来賓の一人だった衆院議員の長島昭久さんにも駆け付けていただきました。ご挨拶の中で、このブログのことも触れていただき、以前の記事「このコメント欄の限界と可能性」に記した可能性のほうを強められる機会になっていました。

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コメント

甘利大臣の疑惑発生により、ようやく民主党のターンが来ましたね。まず国会で追及し、大臣から降ろす。次は安倍総理に任命責任を追及する。さらにもう1人でも疑惑がでれば、盛大に攻撃する。やがて内閣支持率が下がり参議院選挙で与党の過半数割れをおこす。後は問責決議案の連打で審議の妨害を繰り返す。国会はレームダック可し、そのまま衆議院選挙に突入。無事に民主党政権誕生となる。

前回の反省を生かし、公約に具体的な数値は盛り込まない。自分たちが政権を取ったら困ることは今から非難しない。(機密費の件とかです)。アメリカとの関係で困らないように、平和安全法制の批判は共産党と社民党にまかせておく。

これでばっちりかもしれませんね。

投稿: nagi | 2016年1月25日 (月) 15時48分

nagiさん、コメントありがとうございました。

立ち読みは避けて『週刊文春』を2週続けて購入し、甘利前大臣に絡む記事をじっくり目を通しています。その記事内容と甘利前大臣の説明では食い違う場面も多かったようです。どちらが真実なのか決め付けられませんが、記者会見での甘利前大臣は「…と思います」という言い回しも多く、たいへん周到に準備されて臨まれているような印象を受けました。

いずれにしても自治体の議員や職員レベルで、今回のような場面そのものがあった場合、即刻責任を問われる事例だと思っています。このような問題についても機会を見て、このブログで掘り下げたいものと考えています。新規記事は以前「機会を見て」とお伝えしていた題材を予定しています。ぜひ、またご訪問いただければ幸いですのでよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2016年1月30日 (土) 08時26分

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