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2013年5月18日 (土)

橋下市長の発言の波紋

先週日曜は、まだ体調が今一つでしたが、特に自重せず予定通りに外出していました。それでカゼをこじらせていたら猛省するところでしたが、何とか週明けから微熱状態を抜け出せ、仕事から組合業務まで普段通り多忙な日々を過ごすことができていました。さて、先週土曜に更新した記事は「微熱状態での雑談放談」でした。その中で、次のような私自身の問題意識を綴っていました。

ご本人からすれば決して誹謗中傷している意図がなく、発言されているコメントもあろうかと思います。モノの見方が個々人によって大きく異なるため、発言者にとって「当たり前な指摘」だと考えている事象でも、人によっては「思い込みによる事実誤認」ととらえてしまうケースが多々あります。その認識の違いから発せられる言葉は、発言者の意に反して他者を不愉快にさせがちです。

さらに歴史認識の問題の難しさや、発言者が「正しい主張で批判を受けるものではない」と考えていたとしても、人によっては不愉快に感じることが多々あるという現実の問題についても触れていました。具体的な事例を示すことも考えましたが、その問題の賛否に議論が集まりそうであり、あえて前回記事の中では見送っていました。すると奇遇にも様々な意味で「発言者が正しい主張だと考えていても…」という問題意識に直結した具体例が大きく注目された1週間となっていました。

記事タイトルに掲げたとおり大阪市の橋下市長の一連の発言が大きな波紋を広げていました。旧日本軍の「慰安婦制度は必要だった」に加え、在日米軍幹部に「性風俗店を活用したほうが良い」と勧めたことが明らかになっていました。連日、マスコミで取り上げられているため、詳しい説明は不要だろうと思っています。それでも数年先に今回の記事を読み返した時のためにも、騒動の発端となった橋下市長の問題発言を報道した記事内容を改めて残しておきます。

日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)による、慰安婦問題をめぐる発言が波紋を広げている。旧日本軍の慰安婦制度について「当時は軍の規律を維持するために必要だった」と話す一方、在日米軍幹部には「性風俗店を活用した方がいい」とする持論を展開した。これらに国内外から批判が強まっているのだ。橋下氏の発言は、世紀の大暴論なのか。橋下氏は13日午前、大阪市役所で記者団に「(先の大戦で)実際に多大な苦痛と損害を周辺諸国に与えたことも間違いない」と発言。慰安婦制度の強制性は否定しながら、「精神的に高ぶる猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら必要になるのは誰でも分かる」などと語った。

発言が問題視され始めると、橋下氏は同日夕、「軍の規律を維持するために必要だった」といい、大型連休中に、沖縄県の米軍普天間飛行場を視察した際、米軍幹部に対し、海兵隊員に性風俗店を活用させるよう求めたことを明らかにした。この件について、橋下氏は14日早朝からツイッターに20件以上書き込み、真意を説明した。これまでも、数々の過激発言で注目を集めてきた橋下氏だが、今回はややレベルが違う。米国防総省当局者は13日、「問題解決の方法として(性風俗店利用を)検討するのはバカげている」と一蹴し、「国防総省内で買春を禁じる法律がある」と強調した。

閣僚からも異論が相次いだ。稲田朋美行革担当相は14日午前の記者会見で「慰安婦制度は女性の人権に対する大変な侵害だ」と述べ、風俗利用にも「意味が分からない」と不快感を示した。下村博文文科相は「党を代表する人の発言ではない」と酷評した。維新議員団幹部も「歴史のタブーに触れる問題発言だ」と語った。識者の反応はどうか。元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は「慰安婦に関しては、国際社会にとっては単なる歴史認識では済まない論外な発言だ。例えば、『かつての米国の奴隷制度は当時の基準で正しかった』と言うのと同じで、米国で言ったら終わりだ。欧米諸国も『橋下氏とは価値観を共有できない』と考えるだろう。米軍の性的処理を地元の風俗業に委ねるという発想は、沖縄の弱い立場の女性に対する差別的発言だ。最もナショナリズムを刺激する。普天間移設にもマイナスだ」と話した。

東京基督教大学の西岡力教授(韓国・北朝鮮地域研究)は、慰安婦の強制性がなかったという点では「私と同意見だ」としつつも、「貧困による人身売買は現在でも認められない。慰安婦は『必要だった』『よかった』とはいえない。沖縄の性風俗店についても、表で発言することではない。タレント弁護士ではなく政治家なのだから、物言いは慎重にされた方がいい」と話している。厳しい意見ばかりだが、橋下氏は政治的にはどうなるのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「維新の党勢が衰えるなか、橋下氏は自分としては合理的だと思える発言をして注目を集め、保守層の支持を得られると考えたのだろう。だが、政治家としての薄っぺらさを感じざるを得ない。維新にはマイナスだ」と指摘した。【ZAKZAK2013年5月14日

この橋下市長の発言について、もう一人の日本維新の会の共同代表である石原慎太郎衆院議員は「軍と売春はつきもので、歴史の原理みたいなものだ。それを踏まえて発言したと思う。彼はそんなに間違ったことは言っていない」と擁護していました。日本維新の会の西村真悟衆院議員は党代議士会で、橋下市長に対する批判の声に反撃するよう訴える中で「日本には韓国人の売春婦がうようよいる」と発言し、党から除名されるという事態に至っていました。

橋下市長本人は冒頭に掲げたように「自分の主張は基本的に間違っていない。なぜ、ここまで批判されてしまうのか」というギャップに直面しながら、ツイッターでの連続投稿やテレビにも積極的に顔を出し、持論の正当性をアピールしていました。ここまでの地位を言葉を武器に築き上げてきた方ですので、簡単に自分の非は認めず、ご自身の発言の「正しさ」を徹底的に訴え続ける姿は想定したものでした。

ただ「日本も悪かったが、日本だけを非難するのはアンフェアだ」という反論や「風俗業には違法な売春を含めていない」という釈明が、あまり効果的な沈静化には繋がっていないようです。さらにアメリカ国務省報道官との対立や「日本人は読解力不足」「大誤報やられた」と他者に責任転嫁し、逆切れしながら今後の囲み取材を拒否する姿勢など、ますます橋下市長の苛立ちが顕著になっていました。

今回、前回記事の要点を引き継ぐ形で書き進めていますので、橋下市長の発言内容に対する評価に関しては直接的に切り込んでいません。コメント欄では様々な意見が伺えるのかも知れませんが、「発言者が正しい主張だと考えていても…」思いがけない批判を受ける図式に絞って取り上げています。もちろんTPOに関わらず、問題発言は問題視される場合が多いものと思いますが、できる限り自分自身の発言がどのような波紋を広げるのか、事前に想像力を働かせていくことの大切さを感じています。

橋下市長を反面教師とするのであれば、常に自分自身の答えは「絶対正しい」と信じ切っていると他者からの批判に対して謙虚になれず、ひたすら対立していく迷路に入りがちな傾向を危惧しています。念のため、自分自身が正しいと信じている「答え」を簡単に変えるべきという主張ではありません。前回の記事でも綴ったことですが、決して「正しさ」の突き合せを放棄すべきという発想でもありません。違いは違いとして認め合うことから「その局面ではどうするか」という工夫や配慮が生まれるものと考えています。

その意味で、今の自民党は臨機応変、したたかな対応をはかっているようです。歴史認識の問題で言えば、少し前まで安倍首相も「発言者が正しい主張だと考えていても…」という火種を抱えた発言を繰り返していました。しかし、橋下市長の発言が強い批判にさらされると「自民党と維新の会は違う」というように突き放していました。最後に、下記のような記事内容も紹介しますが、今回のブログ記事の内容も含め、人によって様々な受けとめ方の枝分かれがあるものと思います。幅広く多様な意見を伺えることを歓迎しつつ、ぜひ、いつもの「お願い」にご協力いただければ幸いです。

橋下徹・大阪市長(43)の「従軍慰安婦肯定」発言と「米兵は風俗をもっと活用」発言に対し、世界中から批判の声が殺到している。女性をモノ扱いの橋下は袋叩きにエスカレート。「風俗業を否定することは自由意志でその業を選んだ女性に対する差別だ」と逆ギレしていたが、この男の評価を安倍首相に聞いてみたいものだ。稲田行革担当相や谷垣法相らは橋下発言を酷評していたが、安倍は自民総裁選に出る前は橋下と協調路線を模索していた。歴史認識などで、2人は共通項があるのである。

例えば、97年に「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」(代表・中川昭一)が結成され、当時43歳の安倍首相は事務局長を務めた。その勉強会で安倍は従軍慰安婦についてこんなことをしゃべっている。〈韓国にはキーセン・ハウスがあって、そういうことをたくさんの人たちが日常どんどんやっているわけですね。ですから、それはとんでもない行為ではなくて、かなり生活の中に溶け込んでいるのではないかとすら私は思っているんですけれども〉

まさに橋下と同じ発想だが、先に言ったのはこっちの方だ。安倍首相は07年の前回の総理時代にも国会で「強制はなかった」と発言し、当時のシーファー駐日米国大使に「アメリカには性の奴隷を支持する選挙民はいない」と厳しくたしなめられた経緯がある。「安倍首相は〈河野談話は閣議決定したものではない〉と見直す方針も打ち出しています。韓国、中国、米国、すべてを敵に回そうとしているのです」(ジャーナリスト・横田一氏)閣僚たちの批判の矛先は当然、安倍にも向けられるべきである。【ゲンダイネット2013年5月15日

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コメント

OTSUさん、こんばんは
微熱状態も解消されたようで何よりです。

橋下市長の発言についての感想等については、また書く機会があるかもと思います。
今回の記事について、コメントしたいと思います。

私は、特に仕事においてこのように考えています。
「私はAが正しいと思っているが、もしかしたら間違っているかもしれない。または、AもBも正解ということもあるかもしれない。」

私はきっと、臆病なのだと思います。このように考えていると、自分の考えと違うものが出現した場合に対応しやすいのです。
ただ、このような考え方はあまり共感されていない気がします。

どうも、私も伝えることが苦手なようです。
では


投稿: 地球人 | 2013年5月18日 (土) 23時31分

地球人さん、おはようございます。さっそくコメントありがとうございました。微熱についてはご心配をおかけしましたが、すっかり体調は回復しています。

地球人さんのお考え、よく伝わっています。その意味で言えば、私も「臆病」です。特に当ブログを長く続けている中で「臆病」ぶり(?)が磨かれていました。ただ自分自身の「答え」に対し、批判を受ける可能性を想定することについて、今回の記事本文でも綴ったとおり必要な心構えだと考えています。

投稿: OTSU | 2013年5月19日 (日) 07時31分

私がOTSU氏とのやりとりの中で感じることです。
立場的にそうなるのは当然なのかもしれませんが、やはりOTSU氏は
労働者側の行為や発言や活動については甘く緩い。
一方使用者側の行為や発言や活動についてはきつく厳しい。

批判してるのではなく、立場的にしかたないだろうと理解してるの
ですが、その立位置を理解した上で記事を見ることにしています。

橋下市長がこの発言をした時に、まちがいなくOTSU氏はこの内容を
取り上げると思っていました。使用者側の失敗や失言を攻撃する
チャンスを見逃すはずがないと思っていましたから。

OTSU氏のような絶対平和主義者の方々も対立する相手に攻撃できる
機会は見逃さず攻撃するのだなあと今週の記事を見て率直に思いました。

市長の発言に関する意見はまたあらためてします。

投稿: nagi | 2013年5月19日 (日) 14時47分

nagiさん、コメントありがとうございました。

今回の記事に関しては最後に記したとおり人によって様々な受けとめ方の枝分かれがあるものと思っています。さっそくnagiさんなりの感想をいただき、その思いを実感する機会となっています。そのような見られ方について特に否定も肯定もしませんが、自分自身の言葉で綴っている記事本文に関しては「誹謗中傷の類い」とならないよう留意しているつもりです。

投稿: OTSU | 2013年5月19日 (日) 23時04分

僕も一つだけトピ主さんに質問します。
トピ主さんは信念がありそれが変わることがありません。それならなぜここで意見を
求めるのですか?いくらいろんな意見が出ても鼻で笑うような態度では、どなたも
憤慨するでしょう。違うのかもしれませんが、僕にはそうとしか見えません。
最初から言い分を垂れ流すだけならコメント欄など不要だと思いますよ。

投稿: はぐれ猫 | 2013年5月20日 (月) 00時13分

究極的に思うのが、国連や海外で日本がこのような人道的犯罪を
行ったと活動してる日本の団体はどのような利益を求めてるのだとうか。

では、全て日本の責任として今後日本は対象国に10年で500兆円賠償しなさい
と決まりました。日本はそれを払うために、戦後保障税を導入しました
国民一人当たりの負担額は年間100万円です。また税だけで足りないので
公務員の人件費を5割カットします。企業の法人税を20%上げるので
全ての社員の人件費を3割カットします。

さて、このようなことが発生するとは思いませんが、道筋として
このような可能性がある。そして日本人にいかなる利益があるのか。
このよな団体は外患誘致罪で逮捕したほうがよいかもしれない。

このままだと。イスラエルがどれほど人道上の犯罪を犯しても
欧米がだんまりを決め込むのと同じ構図になります。

OTSU氏は既に終わったはずの戦後保障の為に上記のような
負担を求められたら賛成できるのですか?あるいはその負担の為に
自衛隊をなくせと主張されるのですか?
一度お伺いしたいものです。

投稿: nagi | 2013年5月20日 (月) 11時53分

「逆切れしながら今後の囲み取材を拒否する姿勢」
 これ、朝日新聞の記者が「テレビの前なんだから一言一句正確に言ってくれ」と発言したことを受けてのものですよ。
 ごく当たり前のことではないですか。橋下氏は「マスコミのように何回も校閲する機会もない、質問を事前に受けている訳でもないのだから、
 一言一句正確な回答を求めるのであれば、今後は囲みではなく、事前に質問を受けて書面で回答する」と言っただけで。
 大学受験の現国なんて文意解釈が大きなウェイトを占めているはずなのに、なぜ文筆業の筆頭である新聞をはじめとするマスコミが
 こんなことを正確に報道できないのかがどうしても理解できませんが、誤報を防ぐためにも、きちんとした日本語教育を受けていただく
 必要があると思います。

投稿: とーる2号 | 2013年5月20日 (月) 20時45分

>とーる2号さん
お言葉ですが、それは勉強を積めばできるような簡単なことではありません。
普段の生活でもそうですが、国語の授業で習う定義と人が使う定義には大抵誤差が生じています。
またその場限りの造語や解釈が分かれる発言も多く、自分なら正確に読み取れるかと言う自信はありません。
特に口語は矛盾した話・どうとでもとれる言い回しが多い(さらに日本語は外国語よりもこうした表現が多い)
だけに本人の主張する正確さを他人が読み取るのは事実上不可能でしょう。

日常での誤解の多さから分かるように、長い口述から正しい解釈を決めるなんてことは、
「橋下さん本人にもできない」と考えるべきです。(そもそも解釈・結論が一つとは限らない)

ただ、書面回答のように自分の真意が伝わるよう正確さを重視するのは政治家として悪い姿勢ではありません。
問題はそれを貫けるか、また要約化できるだけの一貫性が高い文章で伝えられるかどうかでしょう。

投稿: ステート | 2013年5月21日 (火) 05時10分

ステートさん

正確な報道を心がけるべきマスコミに「それは無理ですよね~」は許されないと思います。
そもそも報道会見の場合、彼らはICレコーダーを使ってるんです。で、その後マスコミ各社で
文章の見せ合いまでしている。しかも「一言一句正確に発言すべき」と言っている。
まず人に言う前に自分が正確に表現すべきと思うのは間違っていますか?
せめて大きな文脈、根幹くらい正しく読み取るべきと思うのは間違っていますか?

もちろん、別にマスコミ関係者でなければ厳しくなくていいですよ。そこまで影響力大きくないでしょうし、
訂正の機会も多いでしょうし。

投稿: とーる2号 | 2013年5月21日 (火) 07時05分

私が橋下発言問題で感じるのは、声の大きな者たちが作る「空気」の怖さです。
橋下氏は好きではないですし、当初の発言も軽率だったとは思います。
しかし、客観的に彼のその後の発言を見れば「一理ある」面は多々あると思います。
それでも、これまで「空気」を味方に付けて大胆な言動をしてきた彼でも、一度「空気」を敵に回してしまえば何を言っても耳を貸してもらえない状態に陥ってしまいました。「イジメ」の構図ですね。
安倍首相など、卑怯に「空気」に取り入っていますが、「空気」ができてしまっていますから卑怯だと気づく人は少数です。また。気づいていても、「空気」に乗った方が得と考えるでしょう。まさに安倍首相がそうしているように。
そして「空気」を作ったのは自民、米、中に取り入って利益を確保しようとするマスコミ各社で、彼らに世の中の「空気」を操作されることをとても怖く感じます。

投稿: WontBeLong | 2013年5月21日 (火) 08時22分

>とーる2号さん
>せめて大きな文脈、根幹くらい正しく読み取るべきと思うのは間違っていますか?)
そこの解釈が人によって違い「その人ごとに正解が多数存在する」点に注意が必要です。

単なる事実の表現ならば「Aである」→一つの解釈しかなく、そこに争いの余地はありません。
例えば○月○日に代表に就任した事実は一つの解釈しかできませんし、そこでの嘘ははっきりします。

では「Aでもあり、Bでもあり、それは重要ではないかもしれない」とある人が述べるとどうなるでしょう?
本人が後でどう釈明したとしても、その発言を聞かない限り人によって解釈が分裂せざるを得ません。

すなわち、ある事実を騙すことは証明できても、文章の印象や主題は聞く人によって大きく異なり、
また他人も本人も主題を認識しきれていないこともままあります。

橋下徹大阪市長「米軍の風俗業活用を」はいかなる文脈で発言されたのか(2013年5月13日)
大阪市長・橋下徹氏ぶらさがり取材全文文字起こし
http://synodos.jp/politics/3894

この例ですと、主題が「反省」か「慰安婦に優しくしたい」か「敗戦国だから受け止める」か「他国もやっていた」か「慰安婦は必要」か「言うべき事は言う」かなど、
読解者がどの部分に、どう重点を置いて考えるかによって印象は極端に分かれます。

これは記者会見に限らず、自伝でもインタビュー記事でも、全く同じ言葉を見たり聞いたりしたはずの人が、異なる印象を述べる理由にもなっています。
主題の理解や一番述べたい事など、情報の理解は聞く人それぞれが独自に判断して決めているのです。勿論それに絶対的な正解は存在しません。

仮にあなたが考える読み方が絶対正しい、また絶対正しい読み方がこの世に存在すると感じたのであれば、
失礼ながら自分と他人との違いを冷静に認識できていない恐れがあります。
解釈が全員違うからこそ、同じ言葉を聞いても人によって読み方の違いが発生するのです。

どうしても口語で誤報(と本人が感じる例)を防ぐなら、それぞれの主題に注釈や説明をつけなければなりません。
もちろん現実世界でその行動をとるのは極めて困難なので、普通の会話では伝えたい事を限定し、話を広げない様に注意しています。

恐らく石原代表が長文を作るなら論文調にした方がいいと述べたのも、
小説家の経験上、口語が長引くほど文脈や根幹の解釈が無限に分裂する傾向を知っているからでしょう。

投稿: ステート | 2013年5月21日 (火) 09時46分

>OTSU氏
教えて下さい。経済産業省前で脱原発を求めるグループがテントを貼り
不法占拠をしてるのですが、平和フォーラムも脱原発運動をしてるはず
ですが、このことに関わっているのですか?

OTSU氏や平和フォーラムは目的のためには手段は問わないとお考えに
なりますか? 脱原発の為には法律を無視してもよい。不法占拠も
してかまわないとお考えでしょうか。教えて下さい。

投稿: nagi | 2013年5月21日 (火) 16時33分

ステートさん
朝のやり取りだけではここまでの意図を読み切ることは正直困難かもしれませんね。
ただし、他の取材先と大きく異なるのは、橋下氏のぶら下がりは質問が無くなるまでやっているわけで、
疑問があるならそこで意図を聞けばいいわけです。
実際こっちのリンク先でそういうやり取りがあるわけでしょう?
http://synodos.jp/politics/3894/2
このやり取りを踏まえても、橋下氏が従軍慰安婦を容認したとする読解力であれば、
やはり日本語教育を受け直すべきだ、と私は思います。

少なくとも、テレビの前なんだから一言一句正確に表現すべきだ、という発言をするならば、
その発言には責任を持たないといけないと思いませんか。
本来の意味とは異なりますが、一般にいう「先ず隗より始めよ」と。

投稿: とーる2号 | 2013年5月21日 (火) 18時29分

橋下氏の発言の全文を初めて見ましたが、思っていたよりはるかに常識的な発言で、この発言で今の「空気」を作られてしまうのは本当に怖いと思いました。
まあ、米軍に風俗を勧めた話を出したのは、かなり余計でしたね。引退後の暴露話レベルですね。

投稿: WontBeLong | 2013年5月21日 (火) 19時33分

>とーる2号さん
うーん…そこで言われる「真意」とは読解力ではなく、以心伝心による信頼関係が必要だったのではないでしょうか?
上の文章で伝えた通り、文を読解するだけでは、本人の真意は「本人を含めた誰にも」読めません。
単なる事実の表明か発言者が表現を絞って明確な強調を行わない限り、多様に広がった意見の解釈は分かれますし、
ある話を聞いて人が何を読解するか、それはそれぞれの人間に応じて完全に異なるのです。

その上で、橋下さん本人が主張する真意を気づく為には、学習で身につく力よりも長い交流関係で産まれる経験が重要だと感じました。
例えば、20日の記者会見では唐突に(これは私の解釈で、他の解釈もあるはずです)囲み取材を再開しました。
これに至った彼の心境や真意は、単に17日までの橋下氏の発言を正確(?)に読むだけではだれにも読み取れません。
つまり、彼の真意を知る為には、表面上の表現にとどまらず、ご本人の精神性や価値観、変化の傾向などを長年の付き合いから学ぶ必要があったのでしょう。

とーる2号さんも相手の学力が良かろうと悪かろうと、自分の真意が伝わらず説明に時間がかかることはないでしょうか?
そこで説明を伝えるときには、単なる学力よりも相手があなたの特徴をどれだけ知っているかが重要だったはずです。

根本的な事を言うと、現在私とあなたの橋下さんに対する解釈・理解に大きな違いがある時点で、(どちらが正しいとの話ではありません)
「真意」を知る力に読解力はほとんど関係ないことは分かると思います。
付き合いが浅ければ相手の価値観や基準が分らず、表現そのものをいくら正確に読み取れても、
その真意(何が言いたかったのか)は理解できなくなるのです。

確かな事は、あらゆる表現を理解する時に他人と意見が違うことは当然であり、勉強不足とは直接関係がないことです。

なお、テレビの前だからについてのくだりも、そのわずかな文章でも様々に解釈が分かれる所はお分かりでしょうか?
大まかに考えても「正直な本音(正確に言ってくれ)」「皮肉(橋下さんの表現不足が原因では?)」
「振り回された怒り(本人の発言を伝えただけで怒るのは筋違いだ)」「言い間違い(真意は違っていた、記者が表現力不足だった)」
など、これも発言者の真意は簡単に断定できる状況とは思えません。

投稿: ステート | 2013年5月21日 (火) 20時25分

連投すみません。

>OTSU氏
平和フォーラムが橋下市長の発言に抗議する声明を発表しました。
平和活動や人権に取り組む団体ならば抗議するのも当然かもしれません。

一方で、韓国の新聞で以下のような記事があったとのニュースを
見ました。

>http://www.j-cast.com/2013/05/21175562.html?p=1

原文を確認してませんが、この内容どおりならば韓国の新聞は
日本に対する原爆使用を賞賛してることになります。
原爆の被害者には韓国出身の方もいます。
平和フォーラムは核廃絶の取り組みをしてるし、また朝鮮人被爆者の
救済も取り組んでいたと思います。
この新聞の記事に非難声明を出すのでしょうか?ぜひ三多摩平和センターを
通じて声明を出すように言って下さい。慰安婦に関する発言は非難して
原爆に関する非難はしないなんてことはありませんよね。
なんならOTSU氏の所属する組合も平和活動してるなら、このような
核兵器を賞賛するような妄言記事に抗議されますよね。
是非抗議声明をお出し下さい。毎日HP見て確認します。

投稿: nagi | 2013年5月21日 (火) 20時37分

すみませんURLが不正確でした。以下に訂正します。

>http://www.j-cast.com/2013/05/21175562.html

投稿: nagi | 2013年5月21日 (火) 20時39分

ステートさん
確かにステートさんの示された最初のリンクでは、主語述語の関係がはっきりしていないという点があり、
おっしゃるように、「文章の読解はいろいろ」としてもやむを得ないと思います。

でも、私の示したリンク先の市長の発言を読んでも、「市長が必要だったと思っている」とご理解されるのであれば、
それは大変失礼ながらもう一度人の話を聞く練習をされた方がよいかもしれません。

確かに日本語、特に口語では主語述語の関係を曖昧にする方はそれなりにいるかもしれません。
「アホ」の一言が「監督がアホやから野球ができへん」と新聞に書かれて引退した選手もいるわけで。

でも、少なくとも新聞記者や報道関係者が、私が示したリンクのような発言を受けて、
「橋下知事が『従軍慰安婦は必要だった』と主張」というような伝え方をした場合、
その報道だけしか見ない人が、元の発言を想像できるでしょうか?

正確な報道とは、元々あった事実がそのままイメージできるようなものであるべきではないのですか?

仮に解釈の余地があったとしても、もっとも正しいと思われるものを元に論評を加えるべきではないのですか?

本当に今のような、低レベルな報道で十分だと思われているのですか?

実際海外に配信されるのは、主として報道を元にした情報なのであり、事実ができる限り正しく伝わるよう
報道するのが、最低限の勤めだと思うのですが、「まーいろいろ解釈もあるから無理だな~?」で、
マスコミが国益を損ねても気にされないのですか?

私は朝日新聞の記者が発言されたように、それこそ、一字一句正確に伝わるように、努力すべきであり、
現状では全く最低ラインにも届いてないと思うのです。

・「正直な本音(正確に言ってくれ)」
・「皮肉(橋下さんの表現不足が原因では?)」
・「振り回された怒り(本人の発言を伝えただけで怒るのは筋違いだ)」
・「言い間違い(真意は違っていた、記者が表現力不足だった)」

ちょっとトーンは違いますが、まあ一番近いのは2番です。端的に言えば自己弁護、転嫁のための発言。
これ以外の選択肢を選んだ人間は失礼ながら本当に日本語を勉強しなおした方がいい。

http://www.youtube.com/watch?v=tqAs6LI71vc#t=29m33s


見ればわかります。端的に言えば記者が「必要性がなくても」とポカ発言を論破されたことを
ごまかそうとして言ってるだけのことです。そして、以下の会話になっただけ。

記者>「必要」という言葉の定義について辞書を引け
橋下>要望や要求ってのも入るだろ
記者>そんなこと言ってるから誤解が生まれたんじゃないのか、一字一句正しく発言しろよ
橋下>ならやめようか

投稿: とーる2号 | 2013年5月21日 (火) 22時29分

>とーる2号さん
そちらの反論により、解釈は各々一人ひとりで違うことが実証できたことは安心しました。
また、自分の解釈が正しく間違いを許さない(自分流の真意を読む解釈ができないのは能力が無いからだ)と強く信じておられることも良く分かりました。

ただ、それを他人の能力がないから、自分の読み方こそ国益を追求しているかのように理論づけするのは控えた方が良いと思われます…
実は、それこそがまさに中韓の言う「正しい歴史認識」の押し付けです。自覚は少しあるでしょうか?
「もっとも正しいと思われるもの」を追求し、違う目線・可能性を認識しなくなるのは大変危険です。
それは中韓の例(別の目線・解釈を国益に背くとして売国奴認定し、弾圧する姿勢)を見ても言うまでもないことです。

目的である「国益を求める」点は同じですが、その方法で「多様な解釈・理解を認めて違いを認知し合うのが国益」と
「正しい解釈・理解を追求し、国益に背く解釈は“教育”するのが国益」対立があると言う事なのでしょう。

これ以上は繰り返しになるので止めさせて頂きます。

投稿: ステート | 2013年5月22日 (水) 01時03分

なるほど。
この程度のことで解釈がかわるというのは、
「日本語はコミュニケーションに向かない言語だ」というようなものですよ。
それとステートさんは現代文が苦手であることがよくわかりました。
元の発言が正確に伝わるような報道をすべきだ、と書いたのに、
「他人の能力がないから、自分の読み方こそ国益を追求しているかのように理論づけする」とか
「多様な解釈・理解を認めて違いを認知し合うのが国益」
などという発言が飛び出すのですから。

投稿: とーる2号 | 2013年5月22日 (水) 06時41分

これで最後にしようと思いますが、
「ものの見方、価値観は多様である」ということと、
「発言や文章を正確に理解する」ということは全く異なることです。
ステートさんは、そこを履き違えている。
「正しい歴史認識w」というのは、前者に属することなのに、ごっちゃにしている。

「コミュニケーション」とは「意思疎通」のことです。
彼らは「マス・コミュニケーション」であるにも関わらず、正確な意思疎通すら出来ないのであれば、
その名前を返上すべきだと思います。コミュニケーション能力が足りなさすぎるのだから。

もっとも、ワザとなのか能力が足りないのかはともかく、そういった報道を続けた結果、
「マスコミは正しい報道をしない」という今のマスコミへの不信感に繋がっているのです。

まぁ、ステートさんと私の間では、コミュニケーションが成り立たないようなので、ここまでにします。

投稿: とーる2号 | 2013年5月22日 (水) 07時03分

>とーる2号さん
気になる表現があったので、後学の為そこは申し訳ありませんが教えていただけないでしょうか。
何故、ご本人が「(軍を維持するために)慰安婦制度っていうのは必要だった」の発言(事実)を伝えることが、不合理な解釈(国益を損ねる?)なのかが分かりません。

http://gitanez.seesaa.net/article/24942205.html
よろしければ、こちらもご覧ください。

>唯一の答えはありませんが、間違った解釈は存在するわけです。読解力をつける、考える力をつけるというのは、唯一の答えを>求めることではなくて、解釈の整合性を問う力をつけ、さらに複数の解釈が成り立つことを理解したうえで、それぞれの解釈に>いたる文脈をいかに多く見つけられるかに関わる力をつけることではないかと思います。

間違った解釈は存在し、それは文章から整合性を問うことで間違いか否かで議論になります。
しかし、唯一の答えも絶対に正しい解釈も存在しないこと、そして何よりも「複数の解釈が成り立つ」(慰安婦に配慮か、慰安婦制度が必要のどちらが重点的か等)も、また確かなのです。

投稿: ステート | 2013年5月22日 (水) 10時07分

ステートさん
つまり、あなたは解釈さえ成り立てば、多様な解釈の名の下に歪曲しても構わないという立場なのですね。
文脈を無視してでも、発言の一部を取り上げて別の意味に置き換えてもいいと。

もし発言の内容に解釈の余地がありどちらが正しいかわからないならば、プロとして正確な報道をするために
意図を聞けばいいじゃないですか。
21日18時29分に私はそう言いましたね。必ずもう一度読んで下さい。

文脈を読む力というのは、相手の意図を理解しようとしたときに、それが出来るかできないかに尽きると思います。
そして要約したときに、元の文脈、そのエッセンスをキチンと拾い上げること。これが報道に最も求められる役割でしょう。

・私は慰安婦が必要だと思うし、問題ない。
・当時の慰安婦制度は各国で必要とし設置されたものだった。でも私はそういう制度があってはならないと思う。
この二つの文章を、プロとして報道に携わって生きている人間が取り違えても、解釈の問題だからいいじゃないか。
そう思われているのでしょうね。
下の文章を、上に置き換えても解釈の問題だと思われているステートさんと、
この置き換えは国益を害すると思う私とでは、コミュニケーションは成立しませんよ。

一応お答えしたと思うので私からも2点質問します。
質問1.報道とは、元々あった事実を正確に報道すべきだと思いますか。
(事実に対する論評にはそれぞれの価値感が入るため除外してください)
質問2.テレビの前なんだから一字一句正確に表現すべきだ、という発言をするならば、
まず自らそうあるべきだと思いませんか。


投稿: とーる2号 | 2013年5月22日 (水) 12時09分

>とーる2号さん
了解しました。

質問1の回答=事実の指摘(発言自体、事象、行動等)は誤ってはならない。
ただし、文脈・解釈・それによる要約は人によって印象が違う以上本人による説明が無い中で“ある見方”が「事実」とは言えない。
(明確な文脈が存在しなかったり、複数の文脈を重ねたり、人によってどうとでもとれる表現方法を取る)
要約では相手の真意を読むときに個人の差異が生じるので、とーる2号さんの指摘する「正確さ」は立証不可能。

自分なりの要約は「当時は必要であり、世界でも日本と同じ制度がある。日本はレイプ国家ではない。慰安婦に(謝るべき点のみ)配慮したい」。

質問2の回答=「正確に表現すべきだ」に対する考え方が複数考えられるので、それによる。
相手の発言そのものを捏造しないことには同意。解釈を述べることを禁止することには反対。(要約が作れなくなる)

こちらから私にした質問についてですが、
>私は慰安婦が必要だと思うし、問題ない。
「問題ない」と私が聞いたかどうか、またそう読める文章をどのメディアが作成したかが分かりませんでした。
(「当時」を抜いて、“だった”がついていた文言はあった。それには個人的に違和感を覚えるが、
学習不足よりも記者会見時における真意を読みにくい冗長さが続いたことが最大の原因だと感じた)

申し訳ありませんが、私の文言とそう読めたメディアの資料について確認の程をお願いします。

なお、下記の文言についてもう一度補足しておきます。

>もし発言の内容に解釈の余地がありどちらが正しいかわからないならば、プロとして正確な報道をするために
>意図を聞けばいいじゃないですか。

どちらが正しい・間違っているということではなく、表現には解釈が複数並立しうることが当たり前だと言う事です。
こう読まなければならないと限定できる文章とは、試験で出されるような狙いが明確で絞っていること、
また結論や要約をまとめてあるような、所謂「論文」調の文言です。

投稿: ステート | 2013年5月22日 (水) 15時19分

これ以上繰り返すつもりはありませんが、橋下氏のぶら下がりは相手の質問がなくなるまで続きます。
つまり、今の意図はこう言うことでいいですかと聞けば済むでしょう。
一字一句正確にと相手に主張する新聞社がそれをせずに「わかった気になって」肝心のところを
ぶっ飛ばすこと自体がおかしいといってるのです。
で、挙句に本人に「朝日新聞なんて最低ですよ。『当時』って言葉も全部はずしてね、『橋下は慰安婦必要だ、必要だ』って。」なんて言われるんです。

どういう主張だったかの立証が不可能と言われますが、そんなことはないです。
キチンと意図を汲んだ表現であれば、報道ぶりを見たあと元々の橋下氏の発言を
耳目にした人が報道ぶりに違和感を持たなければいいのです。

素直に文脈を読めば、今回ステートさんの要約したような内容にたどり着くのが自然だと思います。

>申し訳ありませんが、私の文言とそう読めたメディアの資料について確認の程をお願いします。
朝日新聞は14日にこう言う記事をのせてます。
http://www.asahi.com/international/update/0514/TKY201305130521.html
のなかの、
「橋下氏は13日午前に、旧日本軍の慰安婦について「慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」などと発言」
午前中だけの記者会見で書いて昼に掲載したのならともかく、この記事は14日に配信されてます。
しかも「同日夕にこうした発言を巡る質疑の中で」とあるように、記者会見があったことは示しているのに、
あえて橋下氏のその後のやり取りに触れることなくスルーしています。

あなた自身の発言については、
>解釈が全員違うからこそ、同じ言葉を聞いても人によって読み方の違いが発生する
つまり、こう言う解釈になっても問題ないと言うこと、端的に言えば「発言内容をどのように理解するかはそれぞれで違う、正解などない、そういうことでしょう?
私の発言を
>自分の読み方こそ国益を追求しているかのように理論づけする
>それこそがまさに中韓の言う「正しい歴史認識」の押し付けです。自覚は少しあるでしょうか?
と仰るのであれば、仮に意図と多少ズレていたとしても、貴方がどう補足しようとも、
これくらいの解釈は多様性の一部に過ぎないですから、無論笑顔で許容頂けますよね。
「唯一の答えも絶対に正しい解釈も存在しない」、でしたよね?

投稿: とーる2号 | 2013年5月22日 (水) 19時45分

>とーる2号さん
>http://www.asahi.com/international/update/0514/TKY201305130521.html
>「橋下氏は13日午前に、旧日本軍の慰安婦について「慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」などと発言」
その記事の中で、橋下さんが「私は慰安婦が必要だと思うし、“問題ない。”」と言ったようにあなたが読み取った(認知した)箇所と、
その箇所からあなたがどのように「問題ない」と(橋下さんが言ったかのように)読み取ったのかを教えてください。
とーる2号さんが既に正しい解釈を学習されているのであれば、読み取れる箇所と説明は指摘できるはずです。

私の解釈では、記事のどこにも問題ある・なしと言った説明は全く書かれていないように見えます。
これは国防省が「ばかげている」と話した背景として橋下さんの発言(慰安婦は必要)があったことを説明しているように読み取れました。


説明の為、逆に自分が橋下さんの発言からどう読み取り、どう解釈したかの例も示します。
以前、橋下さんの真意を知るには、学問で身につく読解力よりも信頼関係が必要と感じた根拠をより詳しく説明します。
http://yourehazauei.at.webry.info/201305/article_13.html
>Q 必要というのはなければならないものという意味だと思う。
>橋下氏 違いますよ。その本人たちが要望していたことも、要求ってことも必要じゃないですか。
>Q 辞書をひいていただければ分かると思うが、なければならないものと。
>橋下氏 いや、それだけじゃないですよ。要望、必要とするっていうのは、じゃあ、必要っていうのは、要求ということでもあるじゃないですか。

まず、必要という言葉は、定義上「なくてはならないこと。どうしてもしなければならないこと。また、そのさま。(大辞泉)」です。
しかし、橋下さんは辞書の定義にない、ご自身独特の定義づけをしています。
そこから私が考えた解釈は、「一般的に使われている定義を否定する以上、これは橋下さんの発言は他人以上に読解が不可能だ。
恐らく、橋下さんにしか読めない定義が多数あるのだろうから、よほど親しい人でもない限り本人が言う読解の真意を知るには本人の口から限定させない限り絶対に無理だ」と感じています。

>どういう主張だったかの立証が不可能と言われますが、そんなことはないです。
>キチンと意図を汲んだ表現であれば、報道ぶりを見たあと元々の橋下氏の発言を
>耳目にした人が報道ぶりに違和感を持たなければいいのです。
重ね重ね言いますが、解釈は人によって違い、複数の解釈が並立します。
相手の解釈に違和感を持つ事は当然であり、唯一正しいことを立証することはできません。

>つまり、こう言う解釈になっても問題ないと言うこと、端的に言えば「発言内容をどのように理解するかはそれぞれで違う、正解などない、そういうことでしょう?
>「唯一の答えも絶対に正しい解釈も存在しない」、でしたよね?
意味として理解されていないように思います。口語の長文で唯一の正解など本人でも言えないのは確かですが、
とーる2号さん流に言えば複数の「正解」…より正確には複数の解釈が並立します。
つまり、あなたの言う「正しい解釈や真意」は複数読み取れるし、それ自体は歪みでもないし、ましてやメディアの無能力でもないと言う事です。
むしろ、こうした長文から並立した解釈を一切読み取れないのでは、わかったつもりになって相手の真意を誤解する危険性が高まります。

とーる2号さんも一度自分だけの解釈(思い込み)で決めつけず、読解力について冷静に考えてください。
以前も解釈は並立しうることをリンク先から説明しましたが、もう一度類似の説明文を見せます。
http://d.hatena.ne.jp/rararapocari/20120107/wakaru

>自らの解釈の「正しさ」を信じ過ぎることは、他の解釈を排除することにつながりかねない。
>解釈が妥当であるかどうかを「正しさ」に求めるのではなく、周辺の記述や他の部分の記述との「整合性」だけに求める

最後の文書についてですが、
>と仰るのであれば、仮に意図と多少ズレていたとしても、貴方がどう補足しようとも、
>これくらいの解釈は多様性の一部に過ぎないですから、無論笑顔で許容頂けますよね。
仮にあなたがそう考えているのであれば、今後はメディアにせよ他人にせよ、
自分の解釈通り読んでくれない原因を他人の読解力のなさや教育問題のせいにするべきではありません。

そう考えていないなら、もう一度統一された解釈の正しさの正体とは何かを、冷静に考えてみてください。

投稿: ステート | 2013年5月22日 (水) 21時12分

ステートさん
>重ね重ね言いますが、解釈は人によって違い、複数の解釈が並立します。
主語述語修飾語の関係がはっきりしている場合、そういうことはまあないんじゃないかと思います。

とりあえず、あなたの立場では、その多様性に従ったご自身の意図しない解釈をも許容すべきです。
でも私の立場はそうではないので、申し訳ありませんが
>仮にあなたがそう考えているのであれば、今後はメディアにせよ他人にせよ、
> 自分の解釈通り読んでくれない原因を他人の読解力のなさや教育問題のせいにするべきではありません。
とのご意見には別に同意しません。

とはいえ、「間違った解釈は存在し、それは文章から整合性を問うことで間違いか否かで議論になるとの立場」
これは私も同じ意見です。

私が先ほどのコメントでリンクを張った記事中の
>橋下氏は13日午前に、旧日本軍の慰安婦について「慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」などと発言
この発言は事実であるけれど、13日午後の発言を通せば、意図がまるきり伝わっていないのはわかるのではないですか。

そして、この記事を書いた朝日新聞社は、むろんそのことを知っているにもかかわらず、午前中の発言のみを取り上げた。
これは橋下氏を落とすため「あえて取り上げなかった」と思われてもおかしくないほど、報道としては不誠実な態度だと思います。
報道としては他にも「内容は発言と矛盾したことは書いていないが、見出しが内容を要約しておらず、見出しで飛ばし読みの読者を誤解させる」
というやり方もありますね。

それらのやり方で「橋下知事が『従軍慰安婦は必要だった』と主張」というような伝え方をした場合、その報道だけしか見ない人が、
元の発言を想像できるでしょうか。「ああ、橋下は従軍慰安婦は必要だったし、何も悪くなかったと主張してるのか。」と理解したとしても、
あなたのご主張であれば、「新聞報道に対しては」複数読み取れる正しい解釈の1つになるはずです。

ですが、それでは当初の13日の記者会見の内容とは整合性はとれず、正しくない。
で、何が間違っているのかというと、新聞報道から読み取る解釈が間違っているのではなく、新聞報道が正しくないから、読み取る内容を間違うのでしょう。
それでも報道として問題ないのでしょうか。

あとおまけ。
>まず、必要という言葉は、定義上「なくてはならないこと。どうしてもしなければならないこと。また、そのさま。(大辞泉)」です
あなた、あるいはあなたの周りの方が日常で「必要」という言葉をそれ以外の意味で使うことはないのですね。私は「欲しいね、あったらいいね」
という程度の意味で「必要」という言葉を使うことがありますが。なんというか、屁理屈が朝日新聞のさこ記者みたいだな、と思ってしまいます。

投稿: とーる2号 | 2013年5月23日 (木) 00時00分

>とーる2号さん
何度でも、この点は書かせて頂きます。
>私は慰安婦が必要だと思うし、問題ない。
あなたがそう解釈した理由について、あなたが提示した原文から「問題ない」と読み取れる箇所と、
その解釈に至った説明をお願いします。

投稿: ステート | 2013年5月23日 (木) 00時06分

追記
>「ああ、橋下は従軍慰安婦は必要だったし、(重要)何も悪くなかったと主張してるのか。」
ここについての説明です。
この前後の文では、新聞が発言の詳細を述べなかったことは良く伝わりますが、
読んだ人が何故「悪くなかった」と読みとったのか、原文とその解釈を説明していません。

投稿: ステート | 2013年5月23日 (木) 00時11分

・「慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」だから問題なかったと主張した、と読者が解釈するのは多様性には含まないのですか。

・海外報道ではこんな見出しがつけられています。、
Women Forced Into WWII Brothels Served Necessary Role, Osaka Mayor Says
Japanese politician calls wartime sex slaves 'necessary'
Japan mayor says "comfort women" -- WWII forced prostitutes -- were necessary to "maintain discipline"
こう言う見出しの場合、necessaryの中にやむを得なかった、というニュアンスがあれば、necessary evilと書かれたはずです。そしてnecessaryには妥当な、という意味もあります。つまり橋下氏が慰安婦問題を妥当と表現したと理解されてもおかしくはない。

むしろ「橋下市長が『従軍慰安婦は必要だった』と主張」という記事があり、それを読んだとして、市長が決して容認していない、とどうやって理解するのかを教えて貰いたいですね。

投稿: とーる2号 | 2013年5月23日 (木) 02時10分

http://realtime.wsj.com/japan/2013/05/14/慰安婦問題めぐる橋下大阪市長発言に国内外の怒/

主要閣僚による靖国参拝や日本による植民地支配の再解釈をめぐる安倍晋三首相の発言に厳しい批判が先月に起き、首相は先週、弁明に追われた。そんななか、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が旧日本軍にとっての従軍慰安婦の必要性を容認する発言をしたことから、国内外で憤りが噴出している。

「必要性を容認する発言をした」
これでいいですか。

投稿: とーる2号 | 2013年5月23日 (木) 02時22分

横槍すみません。独り言です。

とーる2号さんの言われていることがよくわかります。

マスゴミが本来の発言趣旨を(おそらく意図的に)歪めた報道をして、ミスリードしている。

「問題ない」は歪めた報道の例示に過ぎずどうでもよいことかと。

報道は自由だから情報操作も自由といえばそれまでですが、報道機関としてどうなのかってことでしょう。今にはじまったことではありませんが。
これは日本の大きな問題のひとつだと思います。


慰安婦:朝日新聞の植村隆記事と「女子挺身隊」
1996年に吉田自身が証言における「時」と「場所」はフィクションであることを明らかにしたことで、慰安婦の強制連行の大きな根拠とされて来た「吉田証言」への信憑性が揺らぐこととなる。慰安婦の強制連行を認めない保守系の論客は、吉田証言を大きく取り上げて来た朝日新聞に対して、それまでの慰安婦報道に事実の歪曲があったと批判し、記事を執筆した朝日新聞記者植村隆記者は「(韓国語に詳しいはずなのに)金学順の韓国語での証言に含まれていた「キーセン」(公娼)出身ということは書かずに、実際に発言していない「『女子挺身隊』の名で戦場に連行され」との記事を書いたことは意図的な情報操作と指摘した [486]、これらの批判を受けてか、『朝日新聞』の縮刷版は同じ記事を12日付けにし、「『女子挺身隊』の名で戦場に連行された」という部分を削除した

出展は[wiki]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6


投稿: たろう | 2013年5月23日 (木) 02時59分

とーる2号さん、もうお止めになったほうが良いと思います。

あなたが相手にしている方は、今は無きA-Jack氏と同類の人で、どう説明してしてみせても「相手の意を決め付けて間違っている」とするので議論になりません。不毛なだけですよ。
私は、とーる2号さんのコメントは好きではありますが、ここ数日は勿体ないと感じています。

この方は以前にも、他所のブログで同じ事をして周囲を呆れさせた人物でもあります。ここでも同じ事をさせないですむようにご注意ください。

投稿: | 2013年5月23日 (木) 08時16分

>とーる2号さん
いくつか考え方を出されたのでこちらもそれに沿った対応をさせて頂きます。

>それを読んだとして、市長が決して容認していない、とどうやって理解するのかを教えて貰いたいですね。
容認とは「よいとして認め許すこと。認容。 大辞泉」であり、必要とはまた定義が違う話です。
この例ならば、「必要だ」と書いてあるのを見れば、「それを容認しているのだな」と解釈する人もいれば、「容認しているのか?そこまではしないだろう」と読む人もいます。

詳しくは後述しますが、対応を断定されていることで、記者と同じようにどこにも書かれていない事を創造されています。

>「必要性を容認する発言をした」これでいいですか。
その文章なら、確かに記者がそう自分で考えて解釈していることになります。相手の発言から、自分の解釈を取り出している例になります。

私がこだわる「必要」と「悪くない」の関連についてですが、「必要だ」と言われた時、それに本来の定義では「問題ない」とは読み取れないと聞くとどう思われますか?

必要悪と言う言葉もあるように、ただ必要と言う言葉を置くだけでは、悪にせよ、何らかの問題があるかないかは分かりません。
「インフレ」と言う言葉にもも悪性インフレの言葉があるように、元の言語自体だけでは良い悪いの話にはならない例の一つです。

文にある「必要である」から、「悪ではない」と考えるには、言ってもいないことに対して、聞いてる人が独自で解釈を作ることが必要になるのです。
今回は、記事本文に全く書いてないことを想像、推測することでその人なりに「正しい」真意、新しい解釈を産みだす…それがあるからこそ「文は並立した解釈を持つ」のです。

私は、「問題ない」「悪くは無い」とどこにも書いていないことを捏造することで、無理にメディアの解釈を創作していると解釈しています。
もちろん、見ようによっては、違いを分かりやすくする為に、あなた個人の解釈を単なる説明としてつけたとも読めます。
「必要だ」と言われたことに悪ではないと思考することについて、それがあなたの言う「正しい解釈」なのかは私は明言しません。

ただ、ご自身も記事に一文字も書いてないことに新しい思考と言葉をはめ込んで、
何気なく解釈を作っていることは良く分かったと思います。

それは、あなたが批判している「記者が自分の解釈と違う、誤った(?)解釈を作る行動」そのものです。

投稿: ステート | 2013年5月23日 (木) 08時33分

もう一度だけ私の言っていることを整理します。

・報道各社は出来るだけ発言が視聴者・読者にそのまま伝わるような報道を心がけるべき。
 少なくとも元のニュアンスがわかるように報道すべき。それができないのは、文脈をきちんと
 読めていないか、ねじ曲げて報道しようとしている可能性がある。
 13日午前中の橋下氏のコメントのように、主語述語の関係が曖昧であれば、発言者の真意に
 ついて複数の解釈が成り立つことは当然であるが、報道と名乗るのであれば、正確を期すため
 「今の意図はこうか」と確認すべき。(できないケースは除外)

・ウォールストリートジャーナルのような「必要性を容認する発言をした」とか、13日午前中の
 橋下氏のコメントだけを抜き出して意図をまるきり伝えない朝日新聞の報道は「一字一句正確な
 表現を心がけている」報道機関としては許されない。

・「一字一句正確な表現」の結果があの記事なのであれば、「誤解を生じさせる」意図であると
 判断することも自然である。「正しい解釈の1つ」である。「そうでないかもしれない」とする
 解釈も成り立ちうるが、「であればなぜ複数解釈を容認するような記事を書いたか」という疑念が残る。
 解釈は読者にゆだねる、ということであれば、このような一部の切り取り方は許されない。
 わざとか能力が足りないか、どっちかと言ってもいい話。

・私のコメントした「問題ない」の部分は現時点でそのままの記述は確かに示せていない。
 「一言一句」正確であったのか、というと、そうではなかったかもしれない。
 但し読者の判断としては、普通にありうることであり、「正しい解釈の1つ」のはず。
 あなたが容認するはずのことの一つである。
 しかし元の文章からは、全く違うことを書いている。
 これを容認するということであれば、例えば「生む機械」のように「事実ではあるが一部の発言を
 切り取っており文脈と全く違う印象を与えるもの」、「事実から類推を繰り返しねつ造に近くなったもの」
 を容認することである。
・あなたは「正しい解釈は複数存在しうる。真意を読むときに個人差が出るし、それは仕方ない」
 というのであれば、こういう曲解をされてもおかしくないだろう。こじつけの解釈としても、
わざとかどうかは本人しかわからない。
 もっとも私自身は「こういった置き換えは国益を害する」と批判すべきものとして例示しているのであり、
 実際のところ私自身がこれを容認するものではない。

・私の表現した上の例示とマスコミを同一視されることはある意味光栄ではあるが、
 所詮市井の小市民である私ごときと、日本語の文章あるいは表現で食っている人間をごっちゃにするのは
 間違い。私が言葉の定義を辞書のとおりに理解していないことと、辞書を編纂する人間が日本語を
 理解していないのとでは、その重大性が全く違うようなもの。


あと、私を擁護いただいた名無しさんへ
大変お気持ちはうれしいのですが、できれば今後はハンドルネームだけでも付けていただけないでしょうか。
自作自演に受け取られてしまうと困るので・・

投稿: とーる2号 | 2013年5月23日 (木) 12時57分

>OTSU氏
同じことを申し上げますが。韓国の中央日報が「ヒロシマ、ナガサキはアジア人の復習」と
言い、「原爆の正当性」を持ち出しました。橋下市長の発言を取り上げた以上、この件も
取り上げないと偏った印象を持ってしまいます。

また、平和フォーラムは橋下市長がした慰安婦に関する発言を非難しました。
原爆使用を正当化した中央日報にも非難しなければ、極めておかしいと私は
考えますが、OTSU氏はいかが思いますか。反対の立場ではないなどとの表現で
はなく。非難するかしないかお答えいただければと思います。無論答えなくても
結構です。

投稿: nagi | 2013年5月23日 (木) 14時42分

なにごとも過剰なのは駄目だと思うのですが、左派にも過激な人は
たくさんいるらしい。

門真市の市議で 戸田ひさよし なる人物ですが。非常に興味深い人です。

ちなみに彼のHPを下記に記します。

>http://www.hige-toda.com/

それと、「竹島の日」を見直す集いなるものがあるそうですが
その時の講演をしたのが 黒田伊彦 元大阪樟蔭女子大学講師 です。
この人の活動内容を調べると違和感はありませんね。

しかし、この手の人はみーーんな国旗国家が嫌いで日本が嫌いで
日本がなにかすると軍国主義の復活とか軍靴が聞こえるとかの
レッテル貼りで、なぜか韓国朝鮮中国が大好きなんですね。

あれ?どっかのフォーラムとそっくりだ。
あのフォーラムもきっと竹島ではなく独島と呼んでるのかな。

投稿: nagi | 2013年5月24日 (金) 11時13分

本意を相手に伝えんのは難しいな。
増して意見が違うんなら。
利害が絡めばさらに難しいやろし、
海の向こう、言葉の違う人間となると、大変や。

政治家は、言動に責任を持たなあかん。
上記の難儀さも含めてな。そんなん、何時の時代も一緒や。あとで釈明した言葉で全世界が「おおそうか」て納得してくれるんなら、どんだけ楽か。

まあこのままズルズルやんのもええ。
橋下のメッキを剥がす時間が幾分省けるやろし。維新ていう日本にできた吹き出物も、ちょっとははよ治るかもしれん。

オレとしては、憲法改正が一番の関心事で、橋下がその邪魔をせん限りは高みの見物や。

投稿: | 2013年5月25日 (土) 09時24分

↑Kや。毎度すまん。

投稿: K | 2013年5月25日 (土) 09時26分

Kさん

Kさんの言われることは簡潔でわかりやすく、なおかつ説得力があると思います。
私もそうできればいいのですが・・
橋下市長に対する見方が違うのは、私に見る目がないのかもしれませんが、
今のところ信用しています(国の意思決定を遅くするという点で、地域主権には賛成ではありません)。

「政治家は、言動に責任を持たなあかん。上記の難儀さも含めて」はよくわかります。
橋下市長も同様なコメントはしていたと思います。

真意を伝えることの難しさはそれとしても、言いたかったのは「一部報道機関は、
わざと本意が伝わらないように、伝えようとしているのではないか」ということでした。

投稿: とーる2号 | 2013年5月25日 (土) 11時08分

とーる2号はん
伝えるべき事実と伝えたい思想を混ぜてるもんな、マスコミて。そうと分かった上で見るんならともかく、そうや無かったら洗脳されるで。
橋下市長に対しても、関西のTVは持ち上げっ放しやったからな、最近まで。で、只今絶賛こき下ろし中や。まあ今日の辛抱はんは、時間とってフォローしてたけどな(批判という形をとってはいたが)。関西ローカルならすまん。
マスコミは元々そういうもんやけど、もうちょい公正ていうか、客観性が欲しいねぇ。報道と社説は区別して欲しいていうか、な。
そこは同意見や。

オレとしては保守的な論調の媒体が少なすぎるんが、不満やな。

投稿: | 2013年5月25日 (土) 18時13分

↑度々すまん。上記もK。

投稿: K | 2013年5月25日 (土) 18時14分

はぐれ猫さん、nagiさん、とーる2号さん、ステートさん、WontBelongさん、たろうさん、Kさん、コメントありがとうございました。

本当にいろいろな受けとめ方や見方があることについて、興味深くロムしていました。いつものことですが、コメント欄に直接関われず申し訳ありません。そのような現況を踏まえ、新規記事に取りかかっています。今夜中に投稿できるかどうか分かりませんが、また訪問いただければ幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2013年5月25日 (土) 23時05分

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