« 『ブラック企業』を読み終えて | トップページ | 微熱状態での雑談放談 »

2013年5月 5日 (日)

もう少し平和フォーラムについて

前回記事「『ブラック企業』を読み終えて」のコメント欄でも常連のnagiさんから平和フォーラムを「売国反日フォーラム」と揶揄した意見が立て続けに投稿されていました。これまで「平和フォーラムについて」をはじめ、nagiさんからのコメントを意識した記事を重ねていました。意図的に核心を外した内容を記していたつもりはありませんが、nagiさんの疑念を100%応え切れた記事でなかったことも確かだろうと思っています。

その理由として、そもそも立脚している視点が私自身とnagiさんとでは大きく異なるようであり、「nagiさんの疑念≠私の疑念」という相容れない関係性がありました。それでもnagiさんの疑念を少しでも氷解させるため、私なりの言葉で不充分ながらも説明を加えてきました。加えて、もう一つの理由として、私自身の「平和フォーラム>自治労>職員労働組合」という立場についても補足してきました。

一構成員の立場であるため、発言の内容に制約があるという点を強調した訳ではありません。要するに平和フォーラムを代表した説明には至らず、あくまでも私自身の見方や問題意識の表明に過ぎないという点でした。したがって、○か×か、即答できる問いかけであれば、○か×で答えています。即答できなければ、私自身の答えられる範囲内の言葉で対応してきました。「答えられません」、もしくはノーコメントのほうが適切だと考えれば、そもそも記事本文で取り上げる必要性もなくなる話でした。

今回、記事タイトルのとおり「もう少し平和フォーラムについて」掘り下げていきます。最近の記事「出入り自由な場として」のコメント欄で、私から「時間の上でも、気持ちの上でも、力量面でも応えられるタイミングを見計らい、いつの日か記事本文を通し、nagiさんからの問いかけにじっくり挑戦してみるつもりです」とお答えしていました。nagiさんとの「溝」は簡単に埋まらないものと見ていたため、時間を置くことも大事な点だろうと思っていました。

今回の新規記事にあたり、機が熟した訳ではないため、結局のところ同じような言葉の焼き直しとなるのかも知れません。そのため、たいへん恐縮ながらnagiさんの疑念を劇的に氷解させる自信が突然湧き出した訳ではありません。それでも改めて記事本文を通して私自身の見方やコメント投稿に対する「お願い」を綴らせていただくこととしました。まず平和フォーラムに対する理解や疑念ついて、nagiさん自身が次のように整理されていました。

  1. 正式名称、発足の経緯を理解できた。  
  2. 現在の活動の理由が説明され理解できた。 
  3. OTSU氏の信ずる部分が説明され理解できた。 
  4. 一方でなぜ対中国などの活動をしないのか説明がなく理解できない。 
  5. 日本の現実的な危機にどのように対応するか説明がなく理解できない。

上記4と5が大きな疑念として残されているようですが、これまで私なりの「答え」を記事本文やコメント欄に記してきました。nagiさんにとって100%納得いただける「答え」ではないため、たいへん残念ながら厳しい口調での問いかけが繰り返されてしまっています。nagiさんの目からすれば、平和フォーラムがめざす「平和」には偏った選別があり、「反米反日」であり、中国、韓国、北朝鮮には親和性が高いように映っているようです。

平和フォーラムのホームページから確認できる具体的な運動内容から、そのように判断されてしまうのだろうと理解しています。しかし、平和フォーラムがめざしている「核も戦争もない21世紀」は、ある特定の国の「核の保持は正しい」などという偏った理念ではありません。日常的な騒音や墜落の危険性の伴う米軍基地に反対する運動が全国各地にあり、確かにオスプレイの配備や原子力空母の母港化に抗議する平和フォーラムの具体的な活動に注目が集まりがちです。

一方で、平和フォーラムは尖閣諸島や竹島の問題で、各大使館への抗議行動などを提起していません。この問題で、ことさらナショナリズムを鼓舞するような行動が得策だとは考えていないため、私自身にとっては違和感のない対応でした。以前、nagiさんにお伝えしていましたが、平和フォーラムという組織の運動方針は構成員による諸手続きによって定められています。今後、構成員の意識の変化によっては、具体的な活動内容が変わることもあり得ます。いずれにしても「反日」や「親中」を目的とした組織ではないことを私自身は確信しています。

続いて上記5についてですが、「平和の話、インデックス」に託したような私自身の考え方や問題意識があります。この場では長々とした話を繰り返しませんが、国際社会において武力行使そのものが違法とされています。国連憲章で原則禁止と定められ、例外は自衛のためと国連安全保障理事会が認めた場合の武力行使のみを合法としています。とは言え、北朝鮮のように瀬戸際外交で周辺国に脅威を与え続ける国が存在していることも押さえなければなりません。

自衛権の行使として自国内に向けてミサイルが発射されれば、そのミサイルを撃ち落とすことや二の矢が放たれないように敵基地を攻撃できる備えも必要です。しかし、「窮鼠猫をかむ」状態に追い込まないことも肝要であり、一発のミサイルで多くの犠牲者が生じる可能性を想像することも欠かせないはずです。平和フォーラムが掲げる「人間の安全保障」と呼ばれる取り組みは、武力衝突の未然防止を主眼としたものです。

紛争予防の基本原則として、国家間のパワーバランスに基づく安全ではなく、人間の安全に着目する姿勢です。具体的には、貧困削減などミレニアム開発目標(MDG)の達成、非軍事化・軍縮を通じた国家間紛争の回避、地元の当事者主体による紛争後復興、平和教育などを課題とし、紛争の根源に対処することを重視しています。このような問題意識を託した過去の記事内容に「拉致問題を考える」「憲法記念日に思うこと 2009」などがありました。

nagiさんが整理された論点に基づき、ここまで書き進めてきました。ただ今回の記事を通しても、前述したとおりnagiさんの疑念をきれいに氷解できるかどうか自信はありません。安全保障面での問いかけが、もっと高いレベルでの技術的な課題であれば、かみ合った議論にも至っていないのかも知れません。そのような中で最後に、たいへん恐縮ながらnagiさんに対し、私から改めて「お願い」を付け加えなければなりません。

nagiさんから「売国反日フォーラム」という言い方は謗謗中傷ではないというコメントが示されていました。このところ記事本文で再三再四訴えてきた「お願い」であり、あえて直近のコメント欄では繰り返していませんでしたが、改めて説明を加えさせていただきます。「売国反日」という言葉に悪意や敵意が込められていることは周知の事実です。そのため、「平和フォーラムは反日の組織だと思っている」と言われれば不本意ながらも仕方ありませんが、「売国反日フォーラム」という呼び方は誹謗中傷の類いだと考えています。

nagiさん自身に誹謗中傷という自覚がなかったとしても、私自身をはじめ、関係者にとって不愉快さが増す言葉であり、このブログの場では控えて欲しい言い方です。このような指摘を繰り返すことで「言論弾圧」などという論外な批判が示されることもあり、できれば避けたかったところですが、コメント欄常連のnagiさんだからこそ、ぜひとも、改めてご理解いただきたい「お願い」でした。言うまでもありませんが、これからもnagiさんから見た平和フォーラムの問題点を躊躇わず訴えてください。しかし、このブログのコメント欄では他者を侮蔑した表現は控えて欲しい、ただそれだけのお願いです。よろしくお願いします。

|

« 『ブラック企業』を読み終えて | トップページ | 微熱状態での雑談放談 »

コメント

なぜかGW中なのに仕事してたりする私です。ブラックが似合ってるのか
なあと自嘲ぎみです。

あれほど、誹謗中傷でも揶揄でもないと丁寧に説明したつもりなんですが
やはり歩み寄れませんねえ。残念です。このフォーラムの代表は総会で
安倍政権を「右翼政権」とレッテル貼りの誹謗中傷をしてるのですが。
これは良いのですか?右翼政権とはつまりファシズム政権のことです。
私を含め多くの人が不愉快極まりないと思いますがいかがですか?

まだまだ申し上げたいのですが、一旦これで終了します。
そして、どれほど「お願い」されても事実を指摘してるだけなので
新しい事実や意見がないと考えを改めることはできまません。

が、OTSU氏に敬意を持つべきだと主張したこともある私がここで
意地を張るのも美しくないのでしょう。よって当分は、
「平和フォーラム」とさせていただきます。コメント欄で引用する時も
当分は遵守いたします。

投稿: nagi | 2013年5月 5日 (日) 14時08分

GW中に憲法記念日があり、改憲に向けた記事が各新聞に載っていました。

読売は憲法96条改定を支持する内容。
朝日と毎日は96条改定は反対との内容。

新聞まで右と左に分かれる状態でありますが、最後は国民が決めることなのでそこら辺はまぁいいとして・・・・・
自民党がその先に見据えているのは、憲法9条の改憲であるのは間違いないでしょう。

平和フォーラムが訴えたいことは、(たぶん)そもそも論として武装したり威嚇したり、闘うことを辞めないか?ということ。
それに対して、改憲派の人達は自国への危機があり得る中で、備えは必要なのではないか?なのかなと思います。

私はどちらも正しいと思う。本当にそう感じます。
本音は平和を信じたい。でも、迫り来る危険に対して備えも必要と言える。
そういう中で改憲が必要かどうかは、やはり必要だと思います。

完全なる自衛権のみ行使できる軍隊を、憲法に明記してもいいのかなと。
但し、自民党がが言うような他国での同盟国を守るための武力行使は辞めておいた方がいいのでは。

領土内に限定して攻撃を受けた場合のみ、自衛隊の反撃を認める。
反撃を認める以上は、脅威となった相手国の発射基地なども、自衛行為の対象になるでしょう。
その自衛行為の対象には、自国や自衛隊だけではなく、同盟国の軍隊を含めてもいいと思います。

今、自民党が言うような9条改憲に対して、国民は全てを受け入れることは難しいと感じてます。
その上で、最終的にはバランスを考慮した妥協案にまとめてくるんじゃないかな~と。

そのバランスの為にも、主張段階では右も左もやや極端な意見になるのは仕方ないのかと。
そういった意見がミックスされて、ほどよいレベルになっていけばよくないですか。
nagiさん、こんな方向に持ち込めれば右、左の「引き分け」になりませんかね?

投稿: 下っ端 | 2013年5月 5日 (日) 16時51分

nagiさん、下っ端さん、さっそくコメントありがとうございました。

「ブサヨ」や「ネットウヨ」と同じような蔑称を使わなくても批判的な思いは充分伝わります。逆に蔑称を使うことで建設的な議論の入口にさえ、たどり着かないことを危惧しています。さらに補足すべきことも多いようですが、以上のような点についてはnagiさんからご理解を得られたことを感謝申し上げます。

下っ端さんのご意見に対し、少しだけ感想を添えさせていただければ、私自身も「右、左」極端に流れてしまうことの危うさを感じています。相反する主張をお持ちの方からすれば、私の考えも極端だろうと批判されるのかも知れませんが、最低限、幅広い情報やモノの見方には積極的に触れていこうと心がけています。ちなみに先ほどBOOK・OFFで購入した『嫌韓流3』を読み終えたところでした。

投稿: OTSU | 2013年5月 5日 (日) 21時26分

無礼を承知で申し上げますが、一改憲派の戯言と思ってお聞きください。

まずお互いに平和を求めるのは確かですし、手段の違いで相手の意思まで憎悪することはないでしょう。
ドラえもんの例えで、「どの交通機関でも、同じ目的地にたどり着くことができる」との会話がありました。
改憲派も護憲派も理論はお互いに正しいと決まるし、それを信じるからこそ行動しています。
時折考えを一つに支配しようと誹謗中傷する人もいますが、その前に「目的」を確認するべきです。
自分は改憲派ですが、だからこそ護憲派の述べる平和への熱意を認めます。

…ただ、理念と実効性は別の話であり、「飛行機だと墜落する」とか失礼な批判が永久に出るのも仕方ないかと。

例えば私は、人間は他人の心や行動を支配できないと考えているので、
軍を捨てようと述べる人がいれば(無礼な改憲派も外国人も)それを悪用する他人が出るのも当然だと思います。
平和フォーラムを初めとした護憲派が全世界の人間を支配できない限り、
国連・平和への意思・軍・核など護憲派にとっては余計な存在まで…つまり全ての対抗手段が必要かと。

そして、平和団体が行動を活発化させるほど改憲派としては己の正しさを信じています。これは逆もそうでしょう。
そういう意味では、どちらの団体も相手の存在自体が自分の正義を証明している一面もあるかと。

ひょっとすると、右左や侮辱・礼儀正しさに限らず課題の手法面でお互いに批判しあっている存在そのものが、
武器を捨てる(自分は武器強化と平和追及は矛盾しないと考えていますが)最大の障害なのかもしれません。

投稿: ステート | 2013年5月 6日 (月) 02時29分

ステートさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

ご指摘のような話、よく分かります。前回記事の中でも紹介した私自身の思いとして、下記のような記述を残していました。そのため、コメント投稿に関わる「お願い」に固執しているとも言えました。せめて当ブログの場では主義主張が異なる者同士でも、いがみ合うのではなく、違いは違いとして認め合いながら冷静な議論に繋げられることを強く願っています。さらに以前の記事の中には「現実の場面での選択肢として」があり、一挙に現実を否定し、理想を強要していくことも軋轢を生じさせるものと考えています。

>いわゆる右や左に関わらず、自分とは異なる主義主張をされている方々を蔑むような発想や行為は慎むべきものと考えています。蔑みが憎しみとなり、暴力に繋がるような関係性は論外であり、人と人、組織と組織、国と国、あらゆる場面において、まずは他者の立場やモノの見方を慮れるようになりたいものと願っています。そのような青くさい発想があり、このブログの場でも実践できることを常々切望していました。

投稿: OTSU | 2013年5月 6日 (月) 07時13分

>下っ端氏

やはりストライクゾーンは同じのようで安心しました。
「引き分け論」は妥当な話だと思います。私も平和を希求してるのですが、
おそらくそれは幻想にすぎないと理解しています。
今の状況は戦争間のインターバルにすぎないと思えます。

また、極論を言えば、過去の戦争など反省する必要はありません。
人類の歴史は闘争の連続なのです。だからイギリス首相はあのような
発言をしたのでしょう。過去にあることは現在も未来もあるからです。

日頃の生活においても他人を理解できず、いがみ合い罵りあい
憎みあうこともあるでしょう。身内ですらそのようなことがおこる
まして、利害関係しかない国家間になれば、闘争は自然な現象でしか
ありません。
現代は戦争すると失うものが多いので、簡単に開戦にならない
だけでしょう。

しかし未来において致命的な環境汚染などから発生する水や食料
エネルギー不足からくる闘争はさけることはできないでしょう。

仮定の話で恐縮ですが、もし致死率が高いインフルエンザが蔓延し
その治療アンプルが日本国内でも三千万本しかない。
それを求めて中国から1億人がやって来た。あるいはそれを奪いに
中国軍が侵攻してきた。はたして日本はそれを中国に差し上げたり
奪われたりするのを良しとするのでしょうか。
現実の安全は、どれほど理想を求めても得られることはありません。
現実の安全は、現実の準備でしか対応できないと私は考えます。

投稿: nagi | 2013年5月 6日 (月) 13時01分

紅組と白組との綱引きの真っ最中に、白組がいきなり「力で競争するのは愚かしい」として手を離した。
その結果、白組は敗北、赤組は勝利したが大半の人が反動で腰を強打してケガをするいという、誰もが不幸な結末となった。
平和フォーラムや、「お花畑」系の人は、日本に対して一方的に武力の放棄、削減を求めますが、戦力バランスをいきなり崩すことは、新たな戦争を生み出すだけですよ。
戦力の放棄、削減を求めるならば、すべての国が同様に戦力を削減、放棄するように行動しなければならない。
特に中国等の情報統制や平和運動が制限されている国では、このような行動はかなり難しいですね。それなのに、このような方々は、行動しやすい日本や米国に対して、戦力削減、放棄運動を行う。
そういうバランス感覚のない方々を支持する気にはとてもなれません。
スパイ天国の日本では、平和活動をする方の中に、敵対国の国の方々もそれなりの数が紛れ込んでいてもまったく不思議はありませんね。
平和フォーラムでは、そういう懸念に対して何か対策をとっているんですかね。私が知らないだけで、十分な対策が取られているのであれば、非常に喜ばしいのですが。

投稿: 綱引き | 2013年5月 7日 (火) 08時58分

おはようございます。

記事についてコメント致します。まずは私の質問に回答していただき
ありがとうございます。

さて、その答えの内容の中で、一点だけ質問から微妙に外して答えて
いただいている内容がありますね。

>一方で、平和フォーラムは尖閣諸島や竹島の問題で、各大使館への抗議行動などを提起していません。この問題で、ことさらナショナリズムを鼓舞するような行動が得策だとは考えていないため、私自身にとっては違和感のない対応でした。

私が対中国での活動で、領土問題や紛争問題ではなく、人権や環境問題で
なんらかのアクションがないのか質問していました。たしかに領土問題などでは
ナショナリズムを鼓舞しますが、人権や環境問題なら特に問題はないと思うの
ですがね。上手く論点を外された印象を持ちました。

>平和フォーラムという組織の運動方針は構成員による諸手続きによって定められています。今後、構成員の意識の変化によっては、具体的な活動内容が変わることもあり得ます。

なるほど、つまり構成員が思想信条に偏った方が多いと考えなければいけないのですね。

投稿: nagi | 2013年5月 7日 (火) 10時32分

>OTSU氏

私のコメントはいろいろ書きこんでますが、気になさらないで
下さい。本来のプログに戻って下さい。


ひさしぶりに、庭山由紀のツイッターを覗いてみたが、
本当に頭が痛くなった。原発を廃止したいとまじめに考えてる方は
こうゆう思考がぶっ飛んでる人を排除しないと世論はついてこない
と思われます。特にこの御仁は会話ができない。

投稿: nagi | 2013年5月 7日 (火) 17時54分

先日、民主党の徳永エリ議員が、靖国神社参拝の件で拉致被害者家族会が
非難していると、捏造質問をしました。マスコミは得意の報道しない自由で
したが。

「うそつきは民主党の始まり」とまで揶揄されてますが、これは
一部の議員と信じたい。しかし堂々と捏造してまで中韓の為に
発言するのはいかがなものか、この議員も北海道選出なわけですが、

北海道選出と言うと、ルーピー政権時代に辞職した小林千代美元議員が
いた。この時は支援した北教祖も有罪判決であった。この北教祖だけは
筋金入りの極左組織であることは間違いない。

投稿: nagi | 2013年5月 8日 (水) 08時40分

言論NPOという組織があります。NPOと聞くといわゆる
貧困ビジネスや護憲利権に属する組織かなあと思ったのですが、
どうやら真っ当な組織のようです。

このNPOを評価できたのは、「中立性のための自己評価」を行い
公表してることにある。

私が強く平和フォーラムを非難するのはこの中立性の問題です。
以前にOTSU氏はフォーラムは中立ではないと言われた。立場的には
左側に属すると。これでは平和活動ではなく思想信条活動でしかないと
私は強く非難します。
「平和」活動は思想信条と一線がなければ、行為の選別につながります。
まさに反米反日、親韓媚中と呼ばれる原因になるのです。

OTSU氏がそうではないと強く確信するのと同様に、
私はそうだと強く確信しています。
問題は、大多数の一般の人々が今度どうのように考えるかでしょう。
私も頑張って「平和フォーラム」がこの偽りの「平和」看板を
降ろさせるように努力奮闘したいです。

投稿: nagi | 2013年5月 8日 (水) 10時05分

おもしろいので、平和フォーラムが発表した
「平和フォーラムの2012年総括と2013年運動方針」より抜粋

この2ページに 3)台等する品格なき改憲勢力 があります。
いろいろつっこみどころ満載なんですが、いくつかピックアップします。

>しかし、世論調査の結果を見ると、国防軍に関する憲法9条改「正」には反対が52%と賛成の36%を上回
っており、決して改憲を選択したことではないことが分かります

この世論調査の引用が明示されていない。都合の良い数値で欺く欺瞞

>選挙結果を分析すると、自民党は選挙区において43%の得票をもって79%の議席を占めており、
小選挙区制度のゆがみが議席独占の結果を招いたとも言えます。

民主党が勝ったときも同じ制度なのにそれは言わない欺瞞

>7月に予定される参議院議員選挙が、日本社会をどうしていくの
かを問う大きな試金石であり、民主主義社会の成熟度が問われるものとなるでしょう。

まるで、自民党が勝利すれば民主主義社会が未熟だと断じる欺瞞
あぁ全体主義政権から見ればそうかもしれない。

>アジアとの関係性を抜きにして日本が成立し得ない状況にもかかわらず、過去の歴史的事実を
歪曲しことさらに対立をあおる姿勢は、日本の将来に大きな禍根を残すことになるでしょう。

あれ?どこの国の主張かな、韓国かな、中国かな、えっ日本なんだ、驚くなあ
過去の歴史的事実を歪曲してるのは韓国や中国です。日本は戦争したことを認め
被害に対して謝罪もしている。それとも永遠に謝罪しろと?未来の子供にも
土下座しろとの主張ですか?

>品格なき政治家の発言がまかり通る状況は、民主国家と呼べるものではありません。

平和フォーラムが大好きな北朝鮮や中国は自由に発言すらできません。

>6)混迷する日中・日韓関係

実に巧みに中国韓国の行いを矮小し、日本だけが強硬してるように見せる
さすが中国様の代弁者ですね。素晴らしい。

>平和フォーラムは、今こそ戦後補償問題を根本から解決していくことを通じて、
アジア諸国との新しい関係構築を果たすべきだと考えます。

全て終了してますね。これがこのフォーラムの本音であり正体ですね。
日本の富を奪って何をしたいのだろうか。韓国の慰安婦をいまさら
語るのもなんだが、現在世界中で逮捕されている売春婦は圧倒的多数で
韓国人だ。また韓国内で売春婦の仕事を奪うなとデモもあった。
それが悪いとは言わない。韓国では昔からそれが仕事として成立している
怨むなら、自分を売った年寄りやブローカーを訴えろ。

まだまだありますが、一旦終了。

投稿: nagi | 2013年5月 8日 (水) 14時57分

平和フォーラム
平和軍縮時評5月号
北朝鮮「衛星打上げ」 非難―制裁―挑発の負のスパイラルから抜け出す時 東北アジアにミサイル軍縮・管理の枠組みを  田巻一彦

>しかし、米韓日はこれを「弾道ミサイルの発射」であると断定し、

「米韓日」って・・・普通の日本人なら「日米韓」と表記しますよね
これだと「売国反日フォーラム」と思われても仕方ない面もありますよ

あと、平和フォーラムの人権コーナーを見ましたが、ほとんどが日本国内での朝鮮関係のものばかりですね
人権問題の深刻さなら、中国や北朝鮮の方がはるかに深刻なのに、ほとんど・・・というか1つも言及がありません
北朝鮮には悪名高い強制収容所があり、中国ではチベット僧侶が絶望のあまり何人も焼身自殺する事態が続いています

>いずれにしても「反日」や「親中」を目的とした組織ではないことを私自身は確信しています。

中国の深刻な言論統制・人権侵害に一つも言及しないことが、「親中」と思われる原因だと思います
あれだけ人権を前面に出しながら、中国の人権問題を無視することが私には理解できませんし、非常に胡散臭く感じます

投稿: hami | 2013年5月 8日 (水) 15時49分

逆に平和フォーラム側も論理性を感じない感情論丸出しの低レベルな批判はやめるべきだと思います。
これはまじめに知識を得てそれに基づき考えている人間からすれば相当不愉快なことです。前回にも述べましたが安全保障や軍事の問題(有名なところではオスプレイ問題や徴兵制など)について議論できる知識レベルに達していないことが沸々と感じられますよ。

投稿: だん | 2013年5月 9日 (木) 08時00分

おはようございます。

過去の記事「原子力空母が横須賀へ」でK氏からのコメントにOTSU氏が
このように回答しています。

>誤解がないよう申し添えますが、「反米」運動をしているつもりはなく、中国は批判しないなどの偏った考え方は持っていません。

また、引用は省略しますが、平和フォーラムも偏っていないとOTSU氏は答えて
います。(今週の記事です)

しかし、これらは実際の活動がともなわないと理解はされません。

平和フォーラムが、ナショナリズムを鼓舞する活動が得策でないと
考え領土問題に言及しないのは理解しました。
では、他の人権、環境問題で活動や言及しないのはなぜでしょうか。

フォーラム平和・人権・環境が取り組む内容を外部の人間はどう見えるか

平和)米国、日本、国内の米国基地に限定活動。周辺に中国船が領海侵犯すても
日本の港に寄港しても無反応。米軍のイラク攻撃などは反対。中国のチベット
侵略やカシミール進攻、南沙諸島でのフィリピンとの対立もも無反応

環境)おもに国内の原発反対、米軍の原子力空母反対。中国の原子力空母が
就航したが無反応。また、中国内での水質汚染、大気汚染、食料汚染、ガン村の
存在、海洋への不法投棄などは全て無視

人権)国内の韓国朝鮮人に対する差別反対運動。朝鮮学校無償化除外反対
在日外国人の地方参政権(おもに在日韓国朝鮮人)、慰安婦問題に熱心。
しかし北朝鮮での人権侵害、韓国の軍政時代の虐殺、中国の言論弾圧や
人権侵害、天安門事件などには言及しない。

しかし、OTSU氏から見ると

>平和フォーラムがめざしている「核も戦争もない21世紀」は、ある特定の国の「核の保持は正しい」などという偏った理念ではありません。
>いずれにしても「反日」や「親中」を目的とした組織ではないことを私自身は確信しています。

と記事本文にあるので、私も早く確信したいものです。
そして、

>平和フォーラムという組織の運動方針は構成員による諸手続きによって定められています。今後、構成員の意識の変化によっては、具体的な活動内容が変わることもあり得ます。

なるほど、構成員の方々はよほど親中か媚中なのか、あるいは反米意外
目に映らない方なのでしょう。これは日本にとって不幸なことですね。

投稿: nagi | 2013年5月 9日 (木) 09時26分

なぜ、平和フォーラムや労働組合の平和運動に熱心な方々が
世情を無視した活動に熱心なのか。それを簡単に説明することができます。

恐らく、そのような方々は若い時代より長年平和運動に取り組まれた
ものと推定できます。

そして、戦後から70年代ぐらいまでは、米国こそが平和を乱す
存在であったことは間違いないでしょう。そしてそれに追随する
日本に対しても同様の感情を持ったのも当然かもしれません。
そして当時の中国や半島情勢は現在と大きく異なります。

その活動さかんの時代の人達が、今の上層部に存在してします。
この人々にとっては、平和活動=反米活動の図式が存在します。
長年その図式で活動してきました。当時の情勢ならばそれは
問題のない活動でしょう。しかし近年、米国の影響は
低下し、中国が勢力を伸ばしてきました。中国が新たな平和を
乱す危機として存在し始めました。しかし長年図式のように
活動した人々にとって、それは受け入れがたい事実なのです。

心理学の用語で「認知的不協和」という言葉があります。
これは自分の中の信念を揺るがす新しい事実が存在した時に
内心で発生する不愉快な状況を説明する心理学用語です。

長年、平和活動=反米活動で行ってきた世代の人にとって
米国と対立する中国が新しい平和を乱す存在になった事実は
受け入れがたい事実なのです。

つまり、「平和運動は平和を乱す米国に対する活動」が信念の人にとって
「米国と対立する中国が平和を乱す存在」になった新しい事実は
非常に心理的な不愉快な状態なのです。これを「認知的不協和」と
呼びます。
この認知的不協和から脱する為には新しい事実を認め信念を捨てるか
信念を守る為に新しい事実を拒否するかの方法です。
そして信念が強い人ほどとる行動は決まっています。自分の信念を
守るために新しい事実を無視することになります。
そして自分の信念を守り不愉快な状況から脱出します。

これが、現在の平和フォーラムや労働組合の平和運動や一部の市民活動家が
行う行動理由の説明になります。
この心理状況はカルト教団などで熱心な信者などに見られる現象です。

私はOTSU氏がそうだと言ってるわけではありません。
しかし、平和フォーラムなどの活動はそれを立証するには十分な
内容だと思います。まあ私の指摘も不愉快な事実です。これも無視
されることになるでしょう。

投稿: nagi | 2013年5月 9日 (木) 10時30分

もう一つだけ言わせて下さい。

平和フォーラムは改憲派を偏狭なナショナリズムの集団であると
レッテル貼りの攻撃をよくします。誹謗中傷は止めましょう。

これに対抗するに適した言葉は次になります。

護憲派は偏執なインターナショナリズムの集団である。


投稿: nagi | 2013年5月 9日 (木) 12時08分

市役所の窓口で「言いがかりを喚くDQN」とそれに応対する公務員に見えますね。
OTSUさんには御苦労さまですが、
「バカは相手にするな」とか「警備員に排除させろ」という感想しか浮かびません。
民間企業は客を選べますが、公務員は住民や国民を選べないので
相手するしかないのでしょうけど。

公務員にはいわれなきバッシングが続いてますが、
ほとんどの公務員は誠実で実直で有能だと確信しています。
全体としてミスをするのは政治家が原因でしょう。

中国韓国軍艦が寄港しても反対しないから親中韓=反日ってどんな理屈ですか。
インド・ロシア・シンガポール・アルゼンチン・チリ・ペルーなど
軍艦の寄港って時々ありますが、反対しないと親インドとか言われるのでしょうか。

在日米軍に出て行ってもらいたい一部の左翼と右翼が米軍艦の寄港に反対するのは、
寄港が米軍の軍事プレゼンスの強化につながるからです。
でその他国軍艦の寄港は軍事プレゼンスとは無関係の一時寄港なので反対する意味がありません。

投稿: 中年会社員A | 2013年5月 9日 (木) 18時04分

↑ つりですか?

投稿: 中年会社員B | 2013年5月 9日 (木) 20時35分

中国の有力新聞に、沖縄は中国の領土である?的論文が掲載されたようです。
まぁ、よくぞここまで言えたもんだと、呆れ返えってしまうのですが。

その一方で、最近の首相の歴史認識や、与党国会議員の靖国参拝といった動きについて、米大統領や議会が懸念を示しているとか。
中国の暴走っぷりにも困ったもんですが、与党の皆さんの暴走にも困ったもんです。

ここでの議論もかなり極端な意見が多く見られます。
上記事例のように、あんまり極端だと色々な軋轢を生んでしまうようで・・・・・

もう少し、スマートにできないものですかね。

投稿: 下っ端 | 2013年5月 9日 (木) 22時56分

nagiさん、綱引きさん、hamiさん、だんさん、中年会社員Aさん、中年会社員Bさん、下っ端さん、コメントありがとうございました。

個別の内容に対応できず恐縮ですが、新規記事「微熱状態での雑談放談」を投稿しました。ぜひ、ご覧いただければ幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2013年5月11日 (土) 14時56分

>中年会社員A氏

おもしろい意見だと思うのですがね、

>公務員にはいわれなきバッシングが続いてますが、

いわれのあるバッシングもあり悩ましいところですね。

>中国韓国軍艦が寄港しても反対しないから親中韓=反日ってどんな理屈ですか。
インド・ロシア・シンガポール・アルゼンチン・チリ・ペルーなど
軍艦の寄港って時々ありますが、反対しないと親インドとか言われるのでしょうか。

どなたかが言及していた藁人形論法ですね。
みごとな解釈のしかたです。当然ながら労働組合や平和フォーラムの
反戦平和活動の一環としての活動に疑義を抱いてるので、
ご指摘内容は該当しません。

>他国軍艦の寄港は軍事プレゼンスとは無関係の一時寄港なので反対する意味がありません。

では、平和活動に取りくむ団体がそのように説明あるいは主張をすれば
よいでしょう。残念ながらそのような趣旨の説明を聞いたことはありません。

投稿: nagi | 2013年5月14日 (火) 13時58分

>nagiさん
>どなたかが言及していた藁人形論法ですね。

それは単に「中国船(軍艦?)の日本寄港に反対しない=中国を応援していることになる」のか?との疑問だと思いますよ。

藁人形論法とは、対抗する者の意見を「正しく引用しなかったり」、「歪められた内容」に基づいて反論することです。
具体例だと、「竹島問題の韓国の対応は目に余り、日本は抗議すべきだ」の主張に対して
「あなたは韓国に戦争をしかけろと言うが、それは間違いだ」と返されるとか、解釈(抗議→戦争)が歪んでいる時に使います。

それと、ある行動を取っていないからその正義を追求しないと言い張るのには無理があります。
行動しない=その行動に賛成しているとは限りませんし、表現するに至らないことなど世の中にはいくらでもあります。
自分も米軍など左派が糾弾する諸問題の関心は低いし行動には至りませんが、それに説明を求められても迷惑です。
あらゆる個別問題を説明しないと疑念を持たれるなら、世界中全ての組織が平和を作る意欲が無いと強弁できてしまいますよ?

その上で、仮にnagiさんが平和で示した話で
「中韓の軍艦寄港に反対しない」こと自体が親中韓である、またはそう思われる余地があると推測されたならば、
「インドの軍艦寄港に反対しないことも親インド等と言われるのか?」と返すのは当然の反論です。
要するに、ある行為に反対しないだけの事実がどうして親○○に繋がるのか?
ましてや何故それが反日にまで極論化するのか?と問われているのでしょう。
それはそう読める解釈(○○国船の寄港に反対しない=親○○国・反日)を素直に見れば誰でも気になる、当然の疑問です。

自分としてはその団体が米軍に反発していることを認めている点を考えるなら、
単に全世界の平和を求めつつ、その為の行動は反米的(反米軍的)だと解釈すれば良いのではないでしょうか?
親中韓と反日が余計な解釈で、結論を反日と強弁する為に無理な推測を重ねているように感じます。

投稿: ステート | 2013年5月14日 (火) 19時35分

おはようございます。

>ステート氏
>「インドの軍艦寄港に反対しないことも親インド等と言われるのか?」と返すのは当然の反論です。

質問そのものについては、さあどうなんでしょう。としか答えられません。

>親中韓と反日が余計な解釈で、結論を反日と強弁する為に無理な推測を重ねているように感じます。

結論を反日ありきで無理をしたわけではないつもりです。
平和フォーラムは有力な労働組合団体が多数参加し、多数の国会議員も名前を
連ねる有力団体です。そしてその団体が重要な取り組みとして次のことを挙げてます

・平和基本法を制定し、いかなる戦力も放棄する
・東北アジアにEU型共通の安全保障を実現

また、フォーラムと関係するOTSU氏は次のように発言しています
・いかなる軍事的活動も反対する。
・ある特定の国の「核の保持は正しい」などという偏った理念ではありません。

このフォーラムの重要な取り組みと設立趣旨とOTSU氏の発言から考えて
少なくとも日本に関係深い国及び東北アジア圏の軍事活動は全て反対の立場と
いえます。よって米軍軍艦の寄航に反対するが、中国や韓国の軍艦の寄航に
反対しないのが極めて不思議な話なのです。軍事プレゼンスはフォーラムの
主張から考えて考慮する必要はありません。また、関係性の薄いインドや
南米の軍艦は除外してもよろしいのではないでしょうか。

それと、
>それと、ある行動を取っていないからその正義を追求しないと言い張るのには無理があります。
行動しない=その行動に賛成しているとは限りませんし、表現するに至らないことなど世の中には
いくらでもあります。自分も米軍など左派が糾弾する諸問題の関心は低いし行動には至りませんが、
それに説明を求められても迷惑です。あらゆる個別問題を説明しないと疑念を持たれるなら、世界
中全ての組織が平和を作る意欲が無いと強弁できてしまいますよ?

個人の活動は自由で説明義務はありません。市民活動グループも結社の自由と
活動の自由が保障されています。しかし一定の有力な団体の活動は自然と
注目があつまります。まして戦争根絶も目標とする団体が一方を非難し
もう一方を非難しないのは不自然と考えるのは当然です。それほどおかしいと
思われますか?

私は平和活動に反対してるわけではありません。すべての軍事活動に反対し
それが日本の安全保障にとって脅威であっても非難はしません。
しかしそれが他の意図を疑われるなら話が別ではないでしょうか。

・日本に比較的友好関係があり安全保障も関与するアメリカの活動に反対する
・日本に比較的非友好関係であり安全保障に脅威を与える韓国中国の活動に
 反対しない。

上記の例で考えれば、反米活動に特化してると思うのは自然でしょう。
ならば設立趣旨に矛盾するので、名称変更すれば勘違いもなくなると
主張してるにすぎません。

>単に全世界の平和を求めつつ、その為の行動は反米的(反米軍的)だと解釈すれば良いのではないでしょうか?

私には無理な解釈です。平和を求める=反米のみ は成立するように思えません。

投稿: nagi | 2013年5月15日 (水) 09時05分

>nagiさん

分かってると思いますが、OTSUさんの見解=平和フォーラムの見解ではありませんよ。
どうしても平和フォーラム自体の見解を聞きたいなら、ここで語らずに平和フォーラムに直接聞くべきです。

一つ言うと、目的と手段を見分けることが出来ていないのではないでしょうか?

自分はOTSUさんでは無いので推測にしかなりませんが、恐らくそうした平和主義者の見解では、
現に領土問題を抱える国相手にナショナリズムを刺激して反中・反韓・反日感情等を高め、両国の軍国主義者を燃え上がらせない為に、
手段である軍艦寄港は中韓を始め米国以外の国籍船に行動を起こさないのが妥当だと判断したのではないかと。

寄港反対は目的への手段「軍事力の弱体化」を達成する為のさらなる具体的な手段であり、目的に進まない手段は行使しないでしょう。
(勿論それが正しいかは分からないので、それ以上は平和フォーラムに直接聞いた方が早い)

要するに目的は同じでも、その手段をどうするかでそれぞれの違いが出るのです。
平和問題はその最たる例で、軍隊がどの程度必要かを議論すると真反対の意見が出ることは珍しくありません。

最後に、そもそも人はよほどの理由が無いと、確信犯にはならないものです。
シオン賢者の議定書や田中上奏文が大嘘だったように、極悪な組織などよほど小規模で秘密主義的でもない限り成立しません。
反日の執念で周囲(特に公安)の妨害を受けながらそこまで本気で活動できる人が何百万人もいるかどうか…
それこそごく一部(数百人程度?)の日本人か、中国の秘密組織か、
金政権に忠実な一部の総連関係者(在日朝鮮人すら本国への送金で疲れ果て、見捨てた人が大勢いる)でもない限り不可能です。

仮にそうした極悪さを感じたなら、大抵目的でなく手段に異様さを感じているはずです。

どうもnagiさんが気になされているのは平和フォーラムへの目的に対する疑念のようですから、
目的とそれに至る手段を詳しく知りたいなら一度平和フォーラム主催の討論会等に足を運んだほうがよろしいかと。
そこまで知りたくないなら、失礼にならないよう(特に目的を邪推・侮辱しないこと)手段の批判点を簡潔に述べるのが良いでしょう。
まあ、nagiさんはそれももう言ってるので必要ないとは思います。

投稿: ステート | 2013年5月15日 (水) 12時23分

ステート氏

デリケートな問題に意見をいただき誠にありがとうございます。
この手の議論はすぐに荒れるのでなかなかできません。この場を
提供してくださるOTSU氏にも感謝しています。ついつい暴言が
多いのは未熟ゆえの無礼です。平にご容赦下さい。

ステート氏が言われるようにここで言うよりフォーラムに直接言うのが
本筋です。ただ、フォーラムとも関わり平和運動にも関わるOTSU氏との
意見交換に価値と得られるものがあると考え、コメントを入れています。

>恐らくそうした平和主義者の見解では、現に領土問題を抱える国相手に
ナショナリズムを刺激して反中・反韓・反日感情等を高め、両国の軍国主義者
を燃え上がらせない為に、手段である軍艦寄港は中韓を始め米国以外の国籍船
に行動を起こさないのが妥当だと判断したのではないかと。

現実的な手法として妥当な判断です。そのような結論になることは不思議では
ありません。

>最後に、そもそも人はよほどの理由が無いと、確信犯にはならないものです。

言われてるとおり、平和フォーラムの全てが工作員とか、工作機関などと
真剣に考えてることはありません。多少暴論でも議論を進める為、そして
注目を集めるために厳しく主張したのは私の行き過ぎた行為だったかもしれません。
平和フォーラムの大多数の人はまじめに平和活動に取り組み、一部は懐古主義か
あるいは認知的不協和か、まあ若い日々に愛着のある人なんでしょう。
そして、純粋に工作員かあるいは全体主義政権に魅了された人はほんのわずか
でしょう。それらの要員がうまく扇動してるのかもしれません。

私が懸念してるのは、平和活動が特定の思想信条の活動を本位とする方に
利用されることです。これでは一方の勢力との関係が作用反作用になり
国内のナショナリズムや憎悪が激しくなる一方と思われます。
プラスやマイナスのエネルギーをコントロールするのは相反する力を
ぶつけるのではなく、中立にゼロに収束することが最善ではないでしょうか。
平和活動団体は是非、この中立の組織になってほしいのです。

これが唯一バランスの取れた平和手段ではないでしょうか。一方に偏った
理想世界は現実に創ることは困難だと理解しています。

投稿: nagi | 2013年5月15日 (水) 14時08分

1つ素朴な質問です。どなたか部分的にでもご存知でしたら教えてください。

Q.反米軍基地運動で沖縄動員もあると思いますがその費用の大元は
だれ・どこが負担しているのでしょうか?
1.自腹
2.組合費
3.寄付(主な組織・国籍は?  )
4.税金
5.その他( )

以上

投稿: たろう | 2014年1月15日 (水) 02時57分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: もう少し平和フォーラムについて:

« 『ブラック企業』を読み終えて | トップページ | 微熱状態での雑談放談 »