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2012年11月11日 (日)

定期大会の話、インデックス

やはり記事のテーマが変わると、新しいハンドルネームの方々からもコメントをお寄せいただけるようになっていました。ただ誠に恐縮ながら前回記事「時間外勤務が2000時間」も平日夜のコメント欄への参加は控え、日曜の朝に一言二言感想を添えるパターンにとどめています。合わせて、寄せられたコメント一つ一つに対し、きめ細かく対応できていません。反論しないと「ボンクラな仕事ぶりを認めているんでしょうなあ」という指摘もありましたが、そのような書き方も含め、コメントの内容一つ一つが閲覧者の方々からどのように評価されていくのかどうかだろうと思っています。

さて、今回の記事はローカルで地味な話題のため、過去の例からコメント欄が寂しくなることを予想しています。それでも私どもの組合員の皆さんに対しては、身近で大事な題材に位置付けられるため、毎年、必ず触れてきたカテゴリーでした。ちなみに今年8月、「平和の話、インデックス」という記事を投稿しました。このブログにも過去の記事をカテゴリー別に分類整理できる機能がありますが、充分理解しないまま相当数のバックナンバーを積み上げていました。

投稿済みの記事のカテゴリーを一つ一つ変更するのも非常に手間がかかり、途中から新規記事のみを分類していくのも中途半端に感じ、機能を把握した後もカテゴリー欄は「日記・コラム・つぶやき」に統一していました。したがって、せっかくの機能も有効に活用できず、右サイドバーには投稿した月別の「バックナンバー」欄のみとなっています。カテゴリー別に検索できる機能を備えられなかったため、時々、「自治労の話、2012年夏」のように記事本文の中にインデックス(索引)代わりに関連した内容のバックナンバーを並べていました。

8月に初めて「平和の話」のインデックスを中心に据えた内容を投稿し、その後、「職務の話、インデックス」「原発の話、インデックス」が続いていました。そして今回、定期大会を題材にした過去の記事をインデックス代わりに並べてみました。自治労中央本部や自治労東京都本部の定期大会を取り上げた記事もありましたが、あくまでも私どもの組合の定期大会に絞って掲げています。なお、組合役員の任期が定期大会から翌年の定期大会までとなっていますので、組合役員の担い手の問題も関連した記事内容に位置付けています。

定期大会とは一年間の組合活動を振り返り、新たな一年の運動方針案を議論する場です。今年の定期大会は先週金曜夜に開かれ、組合員1354名のうち366名の出席を得て、すべての議案が承認されました。代議員制ではなく、組合員全員に出席を呼びかけた大会の方式は珍しくなっています。そのため、毎年、出席者の数は大きな関心事でした。一昨年、用意した資料や出席記念品の数が足りなくなるという「うれしい悲鳴」をあげていました。

昨年も予想した数より多い422名でした。今回の366名も決して悲観する数字ではありませんが、直近2回の参加状況に比べると「少なかった」という印象に繋がってしまいました。いずれにしても来年以降も、全員参加型の定期大会を続ける予定です。来年の秋、いつも利用している市民会館の改修期間に重なるため、30数年ぶりに別な会場で開くことを決めています。

組合員の誰もが出席でき、自由に発言できる定期大会の場はたいへん重要だと思っています。欠席者からは委任状の提出をお願いしていますが、やはり一人でも多くの組合員の皆さんに会場まで足を運んでいただき、幅広い組合の活動方針を確立できることが何よりでした。出席者数を増やすための様々な工夫や心がけていることを過去の記事の中で綴ってきました。その一つとして、迅速な議事運営に努めていることがあげられます。

出席された組合員の方々の目線で考えれば、定期大会が早い時間に終わることを望まれているはずです。主要な議案は事前に配布していますが、当日、改めて丁寧に説明することも大事な議事のあり方なのかも知れません。それでも隅々まで丁寧に説明しようとすれば、一晩かけても終わらないほどの分量であることも確かでした。したがって、事前に目を通していただいていることを前提とし、より簡潔な説明や提案に心がけるほうが適切だろうと考えていました。

執行部側からの報告や提案はなるべく短くし、出席者からの質問や意見を受ける時間を充分保障するように努めていました。方針案を確認した後、屋上屋を架すような大会宣言もなくしていました。もともと他の組合に比べて来賓の方の数も少ないようです。さらに恐縮ながら3分以内での挨拶をお願いしていたため、率先垂範の意味合いからも冒頭の委員長挨拶を簡潔に終わらせることが欠かせませんでした。割り当てられた時間は5分ですが、話したい内容は数多くあります。

人前で挨拶する機会が多いため、檀上で緊張するようなことはありません。原稿がなくても大丈夫ですが、いろいろ話を広げてしまい、割り当てられた時間をオーバーしてしまう心配がありました。そのため、この定期大会だけは必ず挨拶する内容の原稿を用意するようにしていました。今回、挨拶を終えて執行部席に戻った際、書記長から「ぴったし5分」と告げられ一安心していました。参考までに自分自身の問題意識や心境を集約したその時の挨拶内容を紹介させていただきます。

組合役員選挙の広報でも触れたことですが、最近、「口先だけの組合はいらない」という厳しい一言を耳にしていました。確かに口先だけ勇ましく結果をまったく出せない組合、組合員の皆さんに対してまったく役に立てない組合であれば、私自身も「いらない」と思います。しかしながら毎年、組合役員の担い手の問題で悩んでいますが、やはり「組合は必要」「組合をつぶしてはいけない」という思いがあるからこその悩みでした。

とりまく情勢が非常に厳しい中、残念ながら組合員の皆さん一人ひとりの期待に応え切れていない現状があることも否めません。しかし、労働条件の問題は労使で交渉し、労使合意なく一方的に実施しない、この大原則だけは守り通すことができています。労使交渉があるからこそ、当局側だけの思惑で労働条件の問題が変更できない関係性を築いていました。私自身、組合役員を長く続ける中で、このような「組合は大事」という思いを強めてきました。本日、出席された皆さんも、大なり小なり同様な思いをお持ちだろうと思います。そのような組合の役割を維持していくためにも、組合役員の担い手の問題は深刻な悩みでした。

繰り返しになりますが、単に組合という組織を維持するため、担い手の問題に悩んでいる訳ではありません。組合員の皆さんにとって必要な組合だからこそ、幅広い職場や世代から組合役員の担い手を継承できる仕組みや工夫が求められているものと考えています。加えて、このように難しく、悩ましい局面だからこそ、日頃から職場組合員と組合役員の目線を一致させていかなければなりません。私どもの組合の長所や短所を認め合い、様々な難題や至らない点を組合員全体の力で補い合いながら乗り切っていける態勢づくりが欠かせず、今後の大きな課題だと認識しています。

続いて、先日発行した『市職労報』の中でも綴った話ですが、あらゆる組合活動は「組合員のため」になることを目的としています。その中で、政治的な活動に対して違和感を持たれる方が少なくないようです。言うまでもなく、労働組合が政治課題に力点を置き過ぎて、職場課題がおろそかになるようでは問題です。しかし、「組合員のため」を目的とした組合活動も、職場内の活動だけではその目的が達成できない恐れがあります。

さらに自分たちの職場だけ働きやすくても、社会全体が平和で豊かでなければ、暮らしやすい生活とは言えません。そのため、企業内の交渉だけでは到底解決できない社会的・政治的な問題に対し、多くの組合が集まって政府などに声を上げていくことも昔から重要な組合運動の領域となっていました。このような背景のもとに自治労や連合に結集し、組合は一定の政治的な活動にも取り組んでいました。その一つに選挙にかかわる取り組みもありました。

たいへん残念なことですが、公務員やその組合を叩くことで、その政党への支持が高まる傾向が強まっています。そのような政党が政権の中心を占めた場合、公務員組合の発言力は大幅に削がれ、待遇面などの問題に関しても「まな板の鯉」を強いられる懸念があります。一方で、現行の選挙制度や政治情勢のもとで、組合方針の大半が一致できる候補者は極めて限られています。そのため、大きな方向性が合致した上で、基本的な信頼関係を築けるかどうかが大事な時代になっているものと思っています。

そのような視点でとらえた場合、民主党の中には数多くの自治労協力国会議員が存在し、国政へのパイプが担保され、労働組合との信頼関係も維持できている政党であることも確かです。来年夏には参議院選挙があり、民主党参議院比例代表区から自治労組織内議員である相原久美子さんが立候補を予定しています。すでに職場委員会で提案し、今回の大会で「組合推薦」の取扱いをお諮りしています。ぜひとも、このような観点からも、ご理解いただければ幸いです。

組合員の誰もが出席でき、自由に発言できる定期大会は非常に重要な場です。ぜひ、率直な議論を交わした上で、力強い運動方針が確立できることを心から願っています。まだまだお話したいこと、取り上げるべき大事な課題が数多くあります。それでも皆さんからの発言の時間を充分保障するためにも、そろそろ閉めさせていただきます。最後に、これからも常に「組合員にとって、どうなのか」という判断基準を大事にし、組合運動の先頭に立ち、全力を尽くす決意です。これからも、どうぞよろしくお願いします。

当たり前なことですが、上記の言葉は私どもの組合員の皆さんに向けて発信しています。定期大会に欠席された方々にも取り急ぎ伝えられる機会と考え、ほぼ原稿の全文をそのまま掲げています。不特定多数の方々が閲覧できるインターネット上であることを意識していますが、決してコソコソ隠すような内容は皆無だと考えています。ただ立場や視点の異なる方々からは様々なご意見が寄せられることも覚悟しています。この記事の冒頭で「ローカルで地味な話題」と述べましたが、挨拶原稿を掲げたことで、いろいろな論点が含まれた内容に繋がっているのかも知れません…。

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コメント

貧乏なので役に立たない国の組合は今月で辞めます。

自治労は大嫌いですが、自治労さんはなんだかんだで強いですからいいですね。
これからも市民のためではなく組合員の為に頑張ってください。

投稿: ちょび@貧乏国家公務員 | 2012年11月11日 (日) 19時58分

ちょび@貧乏国家公務員さん、さっそくコメントありがとうございます。

組合活動が「組合員のため」を目的にしていることは当たり前な話ですが、「市民のためではなく」という論理展開した批判には違和感があります。そのような批判を受けることも覚悟していましたが、国家公務員の組合員に所属されている方が真っ先に示されるのも悩ましい現状です。ぜひ、もう一度、ご自身の所属されている組合役員の皆さんと率直に話し合ってみたらいかがでしょうか。

投稿: OTSU | 2012年11月11日 (日) 20時24分

おはようございます。

>組合活動が「組合員のため」を目的にしていることは当たり前な話ですが、「市民のためではなく」という論理展開した批判には違和感があります。

別に批判されても気にせず、組合員の為の組合活動で良いのではないでしょうか

OTSU氏が矛盾してると思うのはそのような発言にあります
特定の政治家を応援することは、一方でそのライバルを負かす行為に
なります。つまり両者は並びたたない。
A か B であり A も B もというわけにはいかない。
民主党を応援すれば、自民党は利益を損なう
自民党を応援すれば、民主党は利益を損なう
これは当然の帰結です。すべてが利益をえる状況などありえない。
世界平和のお題目を唱えても、世界の人に行き渡るだけの水と食料と
エネルギーは供給できるのですか?
そうするためには人口をどの程度に抑制しなくてはいけないのでしょうか
また老人世代を何歳以上で安楽死させるのですか?

そろそろ「世界平和」などの現実逃避はやめて組合員のための
組合活動に全力を投入されるほうがよいでしょう。
どれほど「世界平和」の理念が素晴らしくてもそれを現実に実現する
方法論を、現実に見合った方法で提示できない
ならばそれは不可能ということでしょう。お題目で困窮者のお腹は
ふくれません。

投稿: nagi | 2012年11月12日 (月) 11時14分

地方公務員法の政治的行為の制限には次のように書かれている(意訳)。

『職員は特定の人を支持する目的をもって選挙勧誘運動をしてはならず、この法律は職員の政治的中立性を補償することで業務の公正な運営を確保するという趣旨において解釈・運用されなければならない』

文中の「自治労組織内議員」は明らかに、どこからどう見ても「違法」だ。

この挨拶を聞いて「確かに自治労組合員は政治的に中立だ!」と信じる者は皆無だろう。

「○○さんに投票をお願いします」は違法だが「○○さんの応援をお願いします」は違法ではない・・などという詭弁を、自分の子供に言えるのかね?

法律を自分に都合よく解釈し、違法行為を組合の基本方針に据えるなど、私から見たら正気の沙汰ではない。

暴力団が非合法組織と認定されているのは、違法行為を行うからではない。違法行為など場合によっては誰でもする。警察官でも泥棒するし、裁判官でも痴漢する。私など「道路交通法違反」のオンパレードだ。しかし彼らは非合法組織の構成員ではない。

暴力団の基本方針である「威力を持って相手を従わせる事が正義である」が公序良俗に反し、違法行為になるから「非合法組織」に認定しているんだ。では「自治労」と何処が違うのだ?

投稿: あまのじゃく | 2012年11月12日 (月) 11時50分

 ところで、もう言うまでもなく東京都の石原都知事が急に辞任、12月16日に都知事選挙が行われる事になりました。
 市区町村レベルだとどの程度影響が出るのか正直解りませんが、大会が先週金曜日に行われたのなら、当然都知事選に対する対応も取り上げられてしかるべきだったのでは?
 まあ、候補者の顔ぶれが見えなければ対応のやりようもないでしょうが。
 気になっているのは、石原都知事辞任表明からある程度経っているにも関わらず、OTSUさんからこの件についての見解が一切示されていないように思える事です。
(あったのかもしれません。見落としていたらゴメンナサイ)
 国政もまたゴタゴタばかりでいい加減にしてくれよ(私の所の選挙区出身の法務大臣もあっさり辞めちゃったし)と思うのですが、今後都知事選、場合によっては衆議院解散総選挙が行われると、その結果次第では、OTSUさんの組合、ひいては民間も含めた日本の労働運動全体の今後の行方に、重大な転機を強いる事になりそうな気がします。
 今の民主党は、少なくともOTSUさんにとってベストな選択ではなくなりつつあるような気がしてならないのですが、組合のTOPとして、早目に態度を明らかにすべきと思いますが、どうでしょうか。
 くどいんですが、私は前にも書いた通り、労働組合は労働者の雇用・労働条件・権利の維持・向上の追及を第一に置き、政治とは左右関係なく距離を置くべきだと思っています。
 自らの組織を有利に導くために(という言い方は語弊があるでしょうが)特定の個人や政党を支持するやり方は、これ、官も民も同じですが、もう限界ではないかと思うのです。

 それから、ちょび@貧乏国家公務員さん、でしたっけ?
 公務員批判自体は結構ですが、存在自体がいやなら、嫌みったらしい捨て台詞など残さず、さっさと無言で消えて頂きたい。
 そして、しかるべき公の場で堂々と行動を起こして頂きたい。
 コメントを読む他の者が不愉快です。

投稿: 菊池 正人 | 2012年11月12日 (月) 20時26分

1.国民には基本的人権が不可侵の権利として保証されている。

2.公務員は国民である。

3.よって公務員は(も)憲法が保証する基本的人権が保証される。(し、よしんば制約されるとしても合理的必要最小限にとどめるべき)

という単純な三段論法

投稿: commerce | 2012年11月12日 (月) 21時26分

自分の権利が奪れようとしているのに何で戦わないのか?

なんであまのじゃく氏にむきになって反論しないのか?

コメント欄を読んで、ただスルーするだけなのか?(otsu氏ではなくて)多くの公務員、労働者読者に問いたい

投稿: commerce | 2012年11月12日 (月) 21時37分

あまのじゃくさん

>法律を自分に都合よく解釈し、違法行為を組合の基本方針に据えるなど

もし、本当に違法行為であるならば、すでに裁判等で違法行為との判決が出ているでしょう。
個人の法的解釈でどう捉えようと、それは個人の自由です。
しかし、司法の場で判断が出されたことは、個人の意見ではなく現行法で認められた行為です。

公務員の政治的行為については人それぞれの意見もありますし、今の形が本当に正しいのか考えることも必要であると思います。
しかし、少なくとも個人の見解でここまで断言したとしても、それはあくまでも個人の見解でしかないのでしょうか?

>違法行為になるから「非合法組織」に認定しているんだ。では「自治労」と何処が違うのだ?

当然、合法と非合法では、全く違います。
これを違うというのなら、法は個人の中にあると言えるでしょう。

誰もが各々の法を持つことになる。
それは、暴力団も自分の法を持ち、それが正当であると言うのと同じにしか見えません。

要は、大事なことって本当にこんな意見なんですか?
子供達や孫達の未来を潰さないのは、もっと他にないのですか?
では、そう思うならどうすればいいか。

ちょうど、近いうちに国政選挙が行われる見込みです。
本当に疑問や問題があると思うのであれば、まさにここで1票を生かすべきではないのでしょうか。
選挙民一人一人が選ぶべき政治家に、この国の問題点を改革してもらう。

これこそが民主主義であり、1票の価値ではないのですか。

建設業界や農業関係者などなど、それぞれの団体も己の利権のために組織票を活用するかもしれない。
同じように、自治労だって組織票を使ってくるかもしれない。

この国の借金を減らしたいのであれば、この国の「利権」とどう闘うか、そこが全てではないですか。

今の政権を選んだのは多くの国民であり、それはついこの間のことなんですよ。
利権社会を作り、長きに渡って政権を担った政党を支持し続けたのも国民です。

拳の振り上げる先と、振り上げた拳の責任を、よく考えて投票して頂きたいものです。

投稿: 下っ端 | 2012年11月12日 (月) 21時48分

「この国の借金を減らしたい」・・・国民はこの国の借金を減らしたいと思っていない可能性がある。

「この国の「利権」」・・・・・・・
           今や老人であることも利権。正社員も利権。公務員であることも利権。
           年金も利権。土地所有者も利権。資産家も利権。
           「利権」を既得権といってもいい。
           農地も利権。農地保有者に金をばらまくのも利権。
           子ども養育者に金をばらまくのも利権。電波を割り当てられたテレビ局も利権。
           記者クラブも利権。宗教法人も利権。
           団結権も利権。交渉権も利権。

 ここに挙げた利権のない国も世界には多くある。
                    
「利権社会」って意味不明だ。何かの制度が生まれれば、利権が生まれるのは当然だからだ。

 分配の問題。如何に公平に分配するかだが、常に公平とはかぎらない。

 経済が右肩上がりの時は、分配に少々歪みがあっても、目立たなかった。

「拳の振り上げる先と、振り上げた拳の責任を、よく考えて投票して頂きたい」・・・・ここに挙げた利権をみると、どこに投票すべきかよくわからない。

 ただし、中国や韓国や北朝鮮の「利権」を保護し、国益を著しく棄損する政党、つまり、「民主党」だけは、投票対象ではない。

 これだけは、確実にいえることだ。

 「下っ端」氏が浅はかに擁護する、自治労は違う考えのようだけどね。民主党支持なんだろ。

 売国奴どもめ。

投稿: TAXBIRD | 2012年11月12日 (月) 22時15分

「売国奴どもめ」とのコメントには断固反対。

敵対姿勢丸出しでは、アンチ橋下の皆さんの発想と変わらんので。何か進展があるんなら、OKかもしれんが、およそ建設的ではないと、個人的には思います。


(ま、民主党は、結果論として「売国奴」かも。でも、あの人たちにも売る意図はなくって、単にビックリするぐらい阿呆やっただけでしょうけど)

投稿: かもめのじょな | 2012年11月12日 (月) 23時36分

>TAXBIRDさん

私がいつ、民主党や自治労を支持していると言いました?
私は公務員ではありますが、自治労の政治的活動には全く興味はありません。
合法の範囲でどう活動されようとそれは自由ですが、その意向に同調する気など無いですが。

私は、私が決めた人にしか投票しません。

組合が労働者の権利を守るために活動することには同調するし、それが公務員であっても当然認められるべく権利であります。
その点については、自治労の活動も賛同しますし協力もしていきますよ。

今回の選挙で、それこそ色々な方や政党が出てくるでしょう。
極右もいれば保守や中道、革新や左など、それこそ選び放題じゃないですか。

どうぞ、ご自分の意志や信念に基づき、大切な1票を投じてください。
そして、国民の過半数の信任を得た与党に対して、選んだ責任を持っていただければいいだけの話ではないですか?

民主主義である以上、自分が支持していなくても過半数を得た以上は、国民の意思となることをお忘れなく。
ちなみに、私は前回は与党に投票していませんが、今の与党を国民が選んだ責任を、自分も持つべきだと思っています。

投稿: 下っ端 | 2012年11月13日 (火) 06時51分

commerceさん

選挙に当選しなければ議員になれない、小学生には投票権が無い、懲役刑になれば多くの自由を制限される。
公務員だけ「全て自由だ」とはならないでしょうね。

私が「違法」と断じている行為が「合法」とお考えなら反論をお待ちしております。

下っ端さん
>司法の場で判断が出されたことは・・云々

組織内議員候補を選挙応援する自治労の活動に対して司法が判断を下したのですか?

投稿: あまのじゃく | 2012年11月13日 (火) 11時38分

あまのじゃくさん

司法が判断を下したというより、今まで違法との判断は一度も出ていないのでは。
もちろん、明らかに公職選挙法などに反する行為によって、逮捕された件は除きますよ。

あまのじゃくさんは明確に「違法」と言いましたので、当然過去の「違法」という判例を元に発言されているのではないですか?
そうでないならば「違法」は根拠のない個人の見解であり、言い過ぎであると思われます。

あまのじゃくさんの主張については、何度もお話しした中で理解もしているつもりです。
であるならば、個別の批判を行うのではなく、問題点をどう解決していくか、どうすれば良い方向になるのか、そういった前向きな発信を聞きたいのです。

あまのじゃくさんなら、きっと未来に繋がるようないいお話が聞けると期待しています。

投稿: 下っ端 | 2012年11月13日 (火) 20時47分

OTSUさんこんばんは、一年たつのは本当に早いですね。私の職場でも近日中に定期大会が催されます。今年も議題はたくさんありますが、労使交渉を無視した給与引下げ法案など今後に向けた対応等が議論されるとおもいます。「公務員組合の発言力は大幅に削がれ、待遇面などの問題に関しても「まな板の鯉」を強いられる懸念があります」これは、国家公務員の組合ではすでに直面している問題であり、自律的労使関係が構築されないまま待遇面等の改悪は「閣議決定」されているのが現状です。連合系、全労連系の組合を問わず末端の組合員からすれば信頼関係はすでに崩壊しているのではないかと思われますが、今後の対応で組合員の団結がさらに求められるのではないかと思っています。

投稿: ためいきばかり | 2012年11月13日 (火) 22時43分

下っ端さん

下っ端さんの「違法の根拠」は「判例」という事ですね。私の考えとは違いますが、それなら私の書き込みの「違法」を「違法と考えられる」に変更して戴いても結構です。それによって議論が歪められる事はありませんから。

下っ端さんは「既得権益」が問題であり、それを解決すべきであると述べていますね。私も同感です。

既得権益は「それは変だろう!」という声より「今までこうやってきたんだ!」が優っていると解決しません。
つまり「それは変だ!」の声をより多くの人があげるしか他に方法がありません。

私は「組織内候補なんて変だろう!」と言っているのであり、決して非建設的な話をしているのではありません。

そして阿久根、大阪、名古屋の正体は「それは変だ」です。
「どう変なのか」に拘るより「変だ」だけで大同団結すべきだ・・と主張しているのが石原です。

・・とここまで書いたのだから最後まで書きましょう。
「過去」の判例に拘っていると、実は既得権益は温存されます。

投稿: あまのじゃく | 2012年11月14日 (水) 09時52分

政治活動をする目的は、政治上で自治労に有利な政策などを
実施、あるいは見返りを求めるためだと思います。
だから民主党を応援した。今度の選挙で民主党が敗北して
自民党が政権を取ったら公然と公務員を締め付けることに
なるだろう。選挙でライバルを応援する団体を弱めることは
当然の帰結である。
まあそうなることも織り込んで政治活動してるわけですから
やむなしやむなしですね。
組合費を徴収されて、虐げられては踏んだり蹴ったりですが
このことを多くの政治活動に反対する組合員はどう考えるのか
興味深いです。

投稿: nagi | 2012年11月14日 (水) 20時45分

>あまのじゃくさん

お返事ありがとうございます。
言葉って、時には鋭利なナイフのように突き刺さってしまう。
おっしゃってる意味は理解出来ますし、否定をしたいと思ったのではありません。

「違法と考えられる」と言って頂けるのならば、これ以上言うことはありません。

>「過去」の判例に拘っていると、実は既得権益は温存されます。
矛盾すると言われてしまいそうですが、そういう面があることは否定出来ないですね。

いよいよ国政選挙が決まりそうです。
自民公明、民主、第3極・・・・・・
この国の未来をどう考えていくか、国民の真価が問われる選挙になりそうですね。

投稿: 下っ端 | 2012年11月14日 (水) 23時32分

下っ端氏
>この国の未来をどう考えていくか、国民の真価が問われる選挙になりそうですね。

いつもどおりの選挙ですよ。どれほどポピュリズムだ、B層だ愚民だと
言っても、民主主義が平等を定める限りいつも変わりません。

特に欧州などは、長年自分達で育ててきた人権によって潰れそうな
状況を迎えつつあります。

まあとりあえず、日本をわざとダメにした、ルーピーとバカ菅だけは
落選してほしいだけです。

投稿: nagi | 2012年11月15日 (木) 13時33分

 尖閣における中国船の危険な挑発をビデオ公開せず不問にし、日本国の主権を脅かした「仙谷」も落選すべき。

 全共闘かぶれの団塊の世代は、鳩山・菅・仙谷とろくなのがいない。
 この世代は、競争が厳しいので、常に「自己愛」が先にたつ。

 己の欲を追及する俗物ばかりで、真に公に殉ずる意識は全くない。

 戦後教育の影響で日本人が公徳心を失って久しい。
 給食費や税金をごまかすトンでも地方公務員もいるくらいだからね。

 上も下もモラル低下が著しい。
 安倍さんのいう教育改革はもっともだ。

 日教組という反日売国親中勢力を打破しないと日本の再生はおぼつかない。

 日本人として団結して、中韓露北朝鮮の侵略から日本を守らなければならない。

 そのために重要な選挙だ。

 仙谷のような売国勢力を当選させてはならない。

投稿: 愛国公務員 | 2012年11月18日 (日) 10時20分

nagiさん、あまのじゃくさん、菊池正人さん、commerceさん、下っ端さん、TAXBIRDさん、かもめのじょなさん、ためいきばかりさん、愛国公務員さん、コメントありがとうございました。

コメント欄への参加を無精してしまい申し訳ありません。先ほど新規記事を投稿しましたが、いろいろ寄せられた意見や指摘を意識しながら書き込んでいます。ぜひ、ご訪問いただければ幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年11月18日 (日) 19時35分

組合辞めました。
これで毎月5000円ちょっと浮かせます( ^ω^ )


自治労さんや日教組さんのように強大な力のある組合ですと
給与も下がりにく(・∀・)イイ!のでしょうけど。

投稿: ちょび@貧乏国家公務員 | 2012年11月19日 (月) 21時28分

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