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2012年7月 7日 (土)

さようなら原発10万人集会

いろいろなモノの見方に触れられる機会を貴重なことだと考えているため、記事本文の内容に直接関わらない幅広い意見が多く寄せられる傾向も歓迎していました。前回記事(福岡市の「禁酒令」から不祥事の問題)のコメント欄もそのような展開となり、週末にかけては大津市の中学生の自殺を巡る学校側の対応に憤る声などが続いていました。その話の流れに沿った新規記事にすべきかどうか少し迷いましたが、週の早い段階で決めていた内容を今回は予定通り書き進めていきます。

あなたは大飯原発再稼働にだんまりを決めてきましたね、そして起動の日がやって来ました。組合はこれからも民主党を支持し続けるつもりですか、原発推進派の長島昭久を支えるつもりですか。昨年のさようなら原発1000万人アクションデモに組合員を動員したのは何だったのですか。しょせん現状追認するしかできないなら組合は政治への関与などやめてしまえばいい。

OTSUさん、消費増税への弁解といい、此度の原発再稼働問題と言い、開き直り詭弁を弄するあんたは最低の卑怯者だ。そして組合員のみなさん もういい加減に目を覚ましましょう、彼らを信じて委ねた結果がマニフェストの反古と福島の反省をしないままでの原発稼働です。すべて嘘だった、皆さんは騙されたのですよ。

上記のコメントは前回記事を投稿した直後、ハンドルネーム「立川市民」さんから早々に寄せられたものでした。それに対し、取り急ぎ私からは次のとおりお答えしていました。

立川市民さんから「最低の卑怯者だ」と罵られましたが、私自身の基本的な考え方は前回の記事に綴ったとおりです。また、消費税引き上げに対し、特に弁解した記事を書いていたつもりもありません。ちなみに脱原発に向けた意見についても、長島さんとの懇談の場で私なりの言葉で直接訴えていました。今夜、大飯原発が再稼働してしまいましたが、このようなテーマも機会があれば改めて取り上げるつもりです。

あえて全文を紹介しましたが、いろいろ補足すべき論点が含まれた指摘だったと受けとめています。大飯原発が再稼動した直後であり、さらに記事タイトルに掲げた「さようなら原発10万人集会」のPRも兼ね、久しぶりに原発の問題を取り上げさせていただきます。それに先立って、過去に投稿した原発関連の記事をインデックス代わりに整理してみましたが、やはり昨年の3月11日以降、一気に数が増えていました。

まず前回記事を投稿する際、当然、大飯原発再稼動の問題は頭の中に浮かんでいました。そのこともあったため、記事の冒頭で「週1回の更新のため、取り上げられない話題も多く」という会話から入っていたと言えました。確かに大飯原発の話を直接取り上げていませんでしたが、まさか「だんまりを決めてきましたね」と批判されるとは思ってもいませんでした。そもそも政治的な話題は中途半端な触れ方を避けるように留意してきた経緯もあり、生活保護の問題の後に羅列するような触れ方も避けていました。

最近の記事「いろいろな反応」で綴ったとおり本当に個々人の見方によって、いろいろな批判にさらされてしまうことを知り得る機会となっています。本題に入る前の話が長くなりましたが、原発やその運動に対する私自身の思いは上記に紹介した各記事に託してきました。今回の記事では、参考までに最新の組合ニュースを通し、組合員の皆さんに呼びかける内容を紹介させていただきます。

昨年3月11日、東日本大震災に伴い、福島第一原発で取り返しのつかない事故が起きました。それまで強調されていた原発の「安全神話」は崩れ、ひとたび重大事故を招くと深刻な被害が広がることを知らしめました。福島第一原発の事故後、必然的に脱原発の機運は盛り上がっていました。一方で、ただちに国内の原発すべての停止は困難である見方も決して少数ではありませんでした。

それでも原発は必ず13か月に1回、3か月ほどかかる定期検査が義務付けられていたため、点検後も安全面を危惧する地元の反対で一基も再稼動できない状況が続いていました。その結果、今年5月5日には日本中の原発すべてが停止し、事実上、原発に依存しない局面を迎えていました。電力消費が上昇する夏を迎えるにあたり、電力不足の懸念が宣伝され、政府や財界を中心に停止中の原発再稼動の必要性が強く訴えられるようになっていました。

そのような中、安全対策が万全とは言い切れないまま、7月1日に大飯原発3号機が再稼動しています。確かに計画停電や突発的な停電を起こさない対策も必要です。電力不足から日常生活や経済活動に深刻な影響を及ぼす事態も避けなければなりません。しかし、福島の原発事故を手痛い教訓とするのであれば、「再稼動ありき」の拙速な判断は論外だったはずです。このような動きを強く批判し、脱原発社会をめざした「さようなら原発10万人集会」が7月16日(祝日)午後1時から代々木公園で開かれます。ぜひ、参加可能な方は組合までご連絡ください。

ちなみに立川市民さんから「組合員を動員した」という指摘を受けました。かつては「各職場1割」というような割り当てた「動員」が日常茶飯事でしたが、今はあくまでも組合員一人ひとりの自主的な判断のもとで各種集会などに参加するかどうかとなっています。また、「私自身の基本的な考え方は前回記事に綴ったおりです」とお答えしていましたが、それも不親切でしたので改めて該当箇所を最後に再掲しましたので、ご覧いただければ幸いです。

その上で、懇談の場で首相補佐官の長島昭久さんに原発の問題で私から直接訴えた要旨を紹介します。脱原発社会を一刻も早く実現すべきと考えている私自身の立場を改めて表明した後、安全対策への不安が拭えない大飯原発再稼働の結論が拙速だった点を指摘しました。さらに民主党として原発に依存しない社会に向けた行程表を早期に示して欲しいという要望も示させていただきました。

もともと対決的な言い方は慎むほうですので、長島さんとは基本的な立場や考え方に違いが大きいはずですが、真摯に耳を傾けていただけたものと思っています。当然、幅広い層の支持者と接している政治家の立場上、いつも真摯な対応に努められているのでしょうが、このような声を首相補佐官に直接訴えられる機会は非常に貴重なことでした。蟷螂の斧、もしくはドンキホーテに過ぎないのかも知れませんが、二項対立的な反対行動とは一線を画した積み重ねも重視すべきものと常々考えています。

今回、記事タイトルに掲げた「さようなら原発10万人集会」の具体的な内容にまったく触れず、長々と書き進めてきました。集会そのものは昨年9月の「5万人集会」に連なる主催者や位置付けとなっています。毎週金曜夜、首相官邸周辺に集まる反対の声が大きく結集される見通しです。ぜひ、関心のある方は気軽に16日午後、代々木公園まで足をお運びください。なお、たいへんな混雑が予想されるため、最寄りの原宿駅ではなく、渋谷駅の利用が案内されていることを付け加えさせていただきます。

今年2月の記事「脱原発署名の呼びかけ」の中で「電力総連の皆さんとも忌憚のない議論を交わし、連合内が脱原発でまとまることの意義は非常に大きいものと考えています。逆に連合内での意思統一もできないようであれば、脱原発への道筋もたへいん厳しいものとなるように感じています」という問題意識を示していました。その際、対立が目的ではなく、お互いの立場を尊重しながら率直に話し合い、最適な「答え」を導き出す努力を最も重視すべきものと考えています。

長島さんとの関係も少し補足します。そもそも自治労は一つ一つの組合の連合体であり、中央本部や都本部の決定が必ずしも徹底できないケースもあります。長島さんを私どもの組合として推薦できないと判断すれば、そのような選択肢もあり得るのが自治労という組織の特性でした。いずれにしても組合方針の大半が一致できる候補者は極めて限られ、大きな方向性が合致した上で、基本的な信頼関係を築けるかどうかが大事な時代になっているものと思っています。

したがって、長島さんの考え方と私どもの組合方針との差異があることを否定しません。しかしながら以上のような問題意識のもと、私どもの組合は長島さんを推薦してきていました。そして、推薦関係があるからこそ、自治労に所属する一組合の立場や要望を長島さんに直接訴える場を持ち得ることができていました。以前の記事「大胆な改革、オランダのダッチ・モデル」をはじめ、このブログの中で何回か長島さんは登場しています。機会があれば、このような関係性の話を改めて取り上げてみるつもりです。

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コメント

いつも本文に関係無い話題を持ち出す張本人です。

OTSU氏の懐の深さについつい甘えて好き放題
いろんな話題を書いていました(汗

ところで、日頃自治労に批判的な私ですが、
ここは日本ですからいくら団体が推薦した人や
方針を個人が完全に守る必要はありません。
だから、自治労がどれほど脱原発の旗をあげようとも
所属する個人にはそれぞれの意見があり、なかには
推進の人もいるのでしょう。だから一律に批判する
ことは愚かしいのかもしれません。

それと、OTSU氏が橋下市長に懐疑的なのは
よく理解しています。しかし大津市のいじめ問題を
見た多くの一般市民は、特に同世代の子供の親は
教育委員会の対応に疑問を持ったことではないでしょうか。
また、いまさらな感じですが、大津市長も涙ながらの
会見をしてました。一方、市側の弁護士の答弁は
遺族を逆撫でする内容でしたがね。

結局、教育委員会や学校の対応が不誠実で
たまに見る教員の話は政治運動のことばかりで
それが教育会全般に対する根深い不信になり
とりあえず多少の問題に目を瞑っても、これらに
手を入れて日の本にさらしてくれる、改善してくれる
かもしれない。その期待が人気の源となってるのでは
ないでしょうか。

投稿: nagi | 2012年7月 9日 (月) 17時50分

nagiさん、こんばんは。

おっしゃる通りだと思います。
イジメをした子供やその保護者達と、担任の教師や市の教育委員会は同罪であり、生きている限り償う気持ちを持ち続けて頂きたい。

>一方、いじめたとされる生徒の母親は、昨年十一月にあった保護者会で「アンケートは周りの 目撃情報を基に全く関係ない人間が推測で書いた」と主張。訴訟では、いじめたとされる生徒三人の保護者はいずれも「いじめはなかった」として、市と同様に請求棄却を求めている。

イジメた子の親は親の集まりの会長をやっていて、「この子にも人権や将来はある。自分の子は加害者ではなく被害者だ」と言っていたそうですね。
人が一人死んだことに、何も感じないのか・・・・・・・

少なくとも、こんな組織や親達から、次世代を担う若者など育たないのかもしれません。
メスは必要ですね。

投稿: 下っ端 | 2012年7月 9日 (月) 23時00分

元公務員の尾木ママも強く憤ていますね。

>「子供たちは『次は自分がいじめられるかも』と思っても、勇気を出してアンケートに書いた。それなのに隠蔽して、
子供たちを裏切った。市教委の人は全員辞すべき!!」

 深刻ないじめの実態も尾木ママは問題視する。「1985年にいじめが問題になって約30年で最悪の事件。
こんな例は聞いたことがない。いじめじゃなくて殺人事件だと思います」

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/21569/


自治体の審議会等には住民が参加する場合もありますが、妙に身内意識が働くようで違法なものにもお目溢しがあるようです。
私の知り合いの事例ですと、消防団に参加しているのですが、飲酒運転のうえどこかに突っ込んでしまったところを消防署員が通りかかったのですが、見て見ぬふりをして通り過ぎたと、その家族から聞きました。
PTAといえども裁量権を濫用する公務員の身びいきはあるでしょう。
また、ネット上の噂ですが同和問題が影響しているとの見方もあります。

メスを入れるべき不可解な背景があるようですが、法令等を遵守して動くことでご飯を頂いている公務員が監督官庁の指針に反していることが明らかになるようです。
違反の程度によってはその権限を停止お上に返上する再生スキームによることが透明性を高めるでしょうね。

>文部科学省は、生徒の自殺があった場合に第三者委を早期に設置できるとの通知を出しており、「市教委の対応は指針に反している可能性が高い」としている。

 通知は、文科省が設けた外部有識者会議の1年間の議論を経て昨年6月に出された。自殺があった場合、全教員や在校生から迅速な聞き取り調査を実施。原因が学校に関わる可能性がある場合と、遺族から更なる調査の要望がある場合は、「より詳しい調査」が必要としている。

 その上で、事実の分析評価などに高度な専門性が必要な場合や、遺族が学校や教育委員会が主体となる調査を望まない場合は、「中立的な立場の専門家を加えた調査委員会を早期に設置すること」を求めた。また「遺族の要望・意見を十分に聴取し、できる限りの配慮と説明を行う必要がある」としている。

http://mainichi.jp/select/news/20120710k0000m040127000c.html

投稿: L | 2012年7月10日 (火) 08時21分

おはようございます

現在のネット社会では情報の隠蔽はなかなか困難ですよね。
情報を隠すより、正誤入り混じった情報を大量に出すほうが
混乱して目的を達成しやすいのかもしれません。

どちらにしても、今回の大津市の問題は教育界のバッシングに
効果的に使われるでしょうね。

OTSU氏が懸念する不当な行き過ぎたバッシングは
初期に今回のような隠蔽から始まるのですよね。
隠すから何かあるのではと余計に勘ぐる。やがてそれが
バッシングの嵐になるわけです。
そして、学校等がこれを隠蔽と考えず自然な対応と考えてる
ならば、もはや自浄能力が失われている組織なのでしょう。

このような時に問題解決の先頭に日教組が立てばよいの
ですが。労働者の雇用を守る為には、腐ったみかんを排除
する。腐ったものが中にあるままでは結局、信用を得られず
雇用を守るのための障害になると私は考えるのですが。

投稿: nagi | 2012年7月10日 (火) 10時40分

プログのバックナンバーを見ていて、ちょうど郵政解散後の
記事でOTSU氏がなかなかおもしろい発言をしていますね。

ちょうど2005年9月12日の記事です。

>代議士になろうとする身構えや勉強が不足しているだろう人たちが、こんなに多く国権の最高機関の一員となってしまったことは非常に残念に思います。その一方で落選した民主党議員の中には福祉や国際交流など、様々な分野でのエキスパートや活躍されていた人たちが多くいました。その人たちが国会から離れてしまうことについて重ね重ね残念に思います。

今現在から考えるとなんとも皮肉な感じがしますね。
まあ民主党政権がここまで迷走するとは誰もおもわず
なんともなんとも。(汗

投稿: nagi | 2012年7月10日 (火) 19時00分

nagiさん、下っ端さん、Lさん、コメントありがとうございました。

大津市立中学校のいじめ自殺の問題、本当に痛ましい話です。また、学校や教育委員会側の対応は強い批判を受けても仕方ない不充分さを残していました。時間的にも気持ちの上でも集中しづらい平日の夜は、言葉が不足しがちなコメント投稿は控えようと考えていました。それでもコメント欄に即応できる環境が整いながら、まったく関わらないのも失礼だろうと思い、いくつか私なりの感想などを述べさせていただきます。

前回記事のコメント欄で、このような事件が起こったのは日教組の責任であるという投稿もありました。できれば日教組の責任と決めつける場合は、もう少し理論立てたコメントをお願いしたいものと思っていました。私自身も確証的な物言いはできませんが、一般論として逆に組合がしっかりしていれば、学校側の隠蔽体質に対するチェック機能を果たせた可能性があったようにも感じていました。

この問題で、教育評論家の尾木直樹さんは次のような見方も示されていました。「自殺といじめの因果関係は95%あると思います」とした上で、学校や教育委員会の隠蔽体質について「学校評価制度が入ってきて、学校にいじめがあるといっただけで校長の評価が下がる。自殺といじめの因果関係は難しいが、それを判断するのは専門のドクターや裁判官。ズブの素人の教育委員会がなかったと言い張ること自体が異常だと思います」と述べられていました。

今後、事件の真相解明と合わせ、場合によって加害少年らの責任も問われなければなりません。一方で、ネット上で加熱している実名や個人情報をさらした批判の仕方などは行き過ぎたバッシングだと思っています。書き始めると、まだまだ語りたいことが頭に浮かんできます。機会があれば、記事本文でも取り上げさせていただくつもりです。きっと上記の一言二言も言葉が不足し、分かりづらい文章かも知れませんので、その際に補足できればとも考えています。

最後にnagiさんから懐かしい記事の一文をご紹介いただきました。ちなみに前回の政権交代時でも同様な現象があったものと見ています。さらに次の総選挙でも、それ以上の現象が起きそうな話を耳にします。元祖「維新の会」の大前研一さんの「橋下ベイビーズ」という見立てには大きくうなづいてしまっています。http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120608/dms1206081601018-n1.htm

投稿: OTSU | 2012年7月10日 (火) 22時53分

“otsu"さんが大前氏に賛同するとは意外でしたね。
大前氏の提唱どおりにならないのが日本の政治ではありますが。

地方自治はベイブだらけですが、橋下氏が欧米のように地方での実績を引っ提げて国政へ上り詰める先鞭になるかもしれません。
地方自治の出鱈目さを目の当たりにしていると地方主権なんてとんでもないですが、民主主義の足腰を強くする過程であることを期待します。

大津市長は教職員OBの教育長と方針が分かれたようです。
現場の生徒たちは学校側の行動について不信感を持っていることがワイドショーの取材で報じられているようなので、PTAではなく保護者会と共に現場の生徒会に率直に意見をさせるのも社会的影響力があって有効かもしれません。
大津市の生徒は、いい勉強をしているのだから、早々に政治的に目覚めて欲しいものです。
大人に任せていても自分の財布しか考えていない者が実権を握っているのですから。

投稿: L | 2012年7月11日 (水) 08時20分

滋賀県で日教組が強いとはあまり聞きませんが、今回の事件について現場の教職員や職員団体から投書や声明などのメッセージが一切ないことも不甲斐ないと言えばそうですね。
戦争や原発以前に現実的な危険が目の前にあるというのに。

守り一辺倒の制度では義務と責任など有名無実化するのでしょう。

投稿: L | 2012年7月11日 (水) 08時30分

おはようございます。

読売の記事で広島県福山市鞆町の埋め立て事業の説明会が
ありましたが、まあ知事も大変といいますか、行政の方々の
苦労がしのばれます。

賛成派も反対派も自己主張ばかりで間に挟まれる行政の
方々はさぞかし苦労の連続と思います。

部外者である私は単なる野次馬でしかありませんが
賛成派と反対派で決着がつくまで話し合えと思いますね
まあ無理を承知での発言ですが。

揚げ足とりではなく是非議論を深めたい内容があるので
OTSU氏こコメントから二点ばかり

>一般論として逆に組合がしっかりしていれば、学校側の隠蔽体質に対するチェック機能を果たせた可能性があったようにも感じていました。

これは組合は情報に対してオープンな組織との考えでよろしいのですか?
組合は隠蔽体質ではないとの理解でOKでしょうか。

>場合によって加害少年らの責任も問われなければなりません。一方で、ネット上で加熱している実名や個人情報をさらした批判の仕方などは行き過ぎたバッシングだと思っています

この部分についてはいろんな意見があると思います。
是非、本文で取り上げていただければと期待します。

投稿: nagi | 2012年7月11日 (水) 09時29分

nagiさん、Lさん、コメントありがとうございました。

申し訳ありません。やはり昨夜のコメントは、いろいろ言葉が不足していたようです。また中途半端に書き足すのではなく、次回の記事本文で自分なりの意見をもう少しく詳しく掘り下げさせていただきます。週末までお時間を頂戴することにご理解ご容赦ください。

投稿: OTSU | 2012年7月11日 (水) 21時03分

義務教育でも学校は自治が尊重され警察も遠慮していたらしいですが、滋賀県警は面子もあって、生徒指導の領域にまで踏み込みそうな勢いですね。

教育行政(制度ではなく人を指しています)が閉鎖的なのは一般的にも問題視され、学校に関わる者にとっては当たり前のことです。
現場の負担も考慮し、躾や学習、はたまた安全まで全てを教師に任せている現状も修正すべきであり、学校の権限の枠組みを変える必要があります。
今のところ行政機関の権限だけが肥大化しそうですが、現状と違って世間の監視が届くのなら(世論に敏感なら)、一歩前進なのでしょう。


> 学校は生徒の死後、全校生徒を対象にアンケートを2回実施。しかし複数の捜査幹部は取材に「2回だったと知ったのは(10日の)市教委の記者会見があってから。これまでに任意提出を受けた分がすべてかどうか疑念を抱いた」と、強制捜査に踏み切った理由を明らかにした。

2012/07/12 05:09 【共同通信】

>いじめ事件、滋賀県警が異例のコメント
 滋賀・大津市でいじめを受けていた男子中学生が自殺した問題で、滋賀県警は11日、中学校や市の教育委員会を家宅捜索した。この捜索の狙いについて、県警の生活安全部長は「自殺した少年に何があったのか、未然に防げなかった原因は何かなど、事実や原因を徹底的に究明すべきと考えた」と異例のコメントを出した。

 また、「市教育委員会や学校によるいじめへの対応や、調査の実態の全容も明らかにしていく」とも述べ、踏み込んだ姿勢を示している。(07/12 03:46)

投稿: L | 2012年7月12日 (木) 06時35分

おはようございます

ようやくと言いますか、滋賀県警も動きましたね
まあ世論の凄まじさと言うべきか。

もともと思うのですが、教育委員会がこのような
ことを取り扱うのが間違いなのでしょう。
最初から警察や外部に調査させておけばこれほどの
状況にならなかったと。

>OTSU氏
ありがとうございます。楽しみにしています。

投稿: nagi | 2012年7月12日 (木) 09時42分

下っ端さんやOTSUさん、その他お役人のお方にお尋ねします。
日頃からお役人の説明が結論から意図的に逸れることを多々経験しているのですが、どのようにしてこの言語体系を身につけるのでしょうか。
役所内で指導、訓練されるのでしょうか?

>沢村憲次教育長は12日、市役所で記者会見し、「自殺の要因の一つにいじめがあると思う」と述べた。


 市教委側が、いじめと自殺との因果関係を認めたのは初めて。

 市教委はこれまで男子生徒の両親と係争中の損害賠償請求訴訟の中で「いじめを苦に自殺したと断じられない」と主張してきた。

 この日の記者会見で、沢村教育長は、「訴訟での『断じられない』というのはほかにも自殺の要因が考えられるという意味だ」と釈明した。そのうえで、「警察の捜査で、(他の要因も含めて)全てが明らかになるだろう」と話した。

(2012年7月12日12時04分 読売新聞)

投稿: L | 2012年7月12日 (木) 12時41分

>体育祭での男子生徒への暴行容疑について、生徒20人が「目撃した」と学校のアンケートに答えていることが、捜査関係者などへの取材でわかった。主に「手を鉢巻きで縛られていた」「口を粘着テープでふさがれていた」など。「殴られていた」などの内容もあった。
http://mainichi.jp/select/news/20120712k0000e040240000c.html

これまで大津市教育委員会は、暴行容疑は伝聞だとしていたはずだが、まさかの虚偽の内容だったようです。
警察の強制捜査は証拠隠滅の恐れがあったためとの見方もありますが、警察の見込みは正しかったようです。
事件直後と今月に入ってからの2度にわたって、学校が生徒に対して口封じをしたことを学校も認めています。
ネット上では口封じについて、記名で具体的内容を応えた生徒に対して内申書をダシに口封じをした旨のウワサがありますが、この学校なら何でも有り得ると思わせます。

内申書は個人情報開示の対象と成り得るんでしたっけ?

>インタビューに答えた生徒を特定し、その子らの所属する部活を活動停止にした・アンケートに詳しく答えた生徒を事実確認という名目(実際=口止め)のために呼び出し、暴力­をふるった・「高校受験頑張れよ。実力では〇〇高校にいけるだろうが、内申のことも考えないと。意味分かるよね?」と言った、などの話がありますが、これが本当だとしたら­、こんな対応をする人間共はすでに教育者でもなんでもない、それ以前に人間かすら疑うレベルですね。さっさと辞しなさい。

担任についてもフライデーが取材し記事を掲載しました。
彼にとってはいわれのない事のようです。
監督者は追求しなかったわけですが。

組織の処分が及ばない加害者生徒の保護者については週刊新潮が記事にしました。
保護者会での発言などが掲載されています。

投稿: L | 2012年7月12日 (木) 18時17分

予定どおりと言いますか、橋下市長が大津市の教育委員会を
非難していました。

詳しく事情を知らない人が今回の大津市教育委員会の対応を
見れば、橋下市長の言うとおり腐ってると考えるでしょう。
さて、教職員組合はどんな対応をするのか。
この件を利用して、指導要綱が悪いとか文部省の学校評価が
教職員を追い詰める、成績至上主義が子供に悪影響を与える
なんて言うのかなあ。なかなか興味深い

投稿: nagi | 2012年7月12日 (木) 19時00分

役人に限らず民間人も同じではないでしょうか?

ユッケの食中毒でも当初は他者のせいにしていましたが、バッシングを受けて土下座してたような(笑)

しょうがないよ。
人間だもの。

投稿: 小役人 | 2012年7月12日 (木) 19時07分

でも、「加害者に聞いたところ、『やってない』という答えだったので、ないものと考えた」って。

いじめをするような子が正直に「やりました」と答えるわけがないことは、この教育委員会の人も十二分に分かっていての発言ですよね?
弁解としても、国民をバカにしてる。何よりも、死者ご本人と遺族をバカにしてる。

人の命って何て軽いんでしょう。何とも嘆かわしいです。

投稿: かもめのじょな | 2012年7月12日 (木) 21時57分

>Lさん

地方の末端組織では、そういったことを感じることはありません。
上位の管理職や、特別職クラスだと、変なプライドとかあるのかもしれませんが。

自分が上り詰めた地位や名誉を、汚すことが受け入れられない。
私のような下っ端には、全くもって未知の領域です。

もし、自分の市で同じことが起きて上層部が同じ対応をしたら、少なくとも庇う気持ちにはなれませんね。

投稿: 下っ端 | 2012年7月12日 (木) 23時07分

下っ端さん ありがとうございました。

ワイドショーでは小中高生の自殺者数について警察発表では例年300人前後、文科省発表ではその半数で推移していることが報じられていました。

教育委員会は社保庁のように解体再編したほうがイイと思いますよ。

文科大臣の管轄下に学校法人を直に置いてもイイんじゃないですか?

投稿: L | 2012年7月12日 (木) 23時59分

今の教育関係者の中には人間が備えておくべき徳目「仁義礼智信」が決定的に欠けている。
思いやりや正義のかけらも感じない。

論語に「君子は義にさとり、小人は利にさとる」とある。又、「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」とも言う。

教師や教育委員会(の一部?)は「人に阿(おもね)っている」ばかりで小人といえる。

教育界は閉鎖的らしい。だからこそ「教育委員会」を設けて外からの風を入れようとしたのだろう。
ところが「ミイラ取りがミイラになった」のか、教育委員会自体が「より閉鎖的、より隠蔽的」になったって事だろう。哀れな話だ。

解決策は教育界をより開放空間にする事。それと・・・

○いじめは人間の本性だから排除してはならない。
○人間は苦しいから自殺するのではなく、希望が見えないから自殺するのだ。

教師や教育委員会の発言を子供が聞いたら「こいつらに訴えれば何とかしてくれる」って希望を剥ぎ取っているから見た目以上に罪が重い。

ちょうどいい機会だから加害児童・その保護者・教師・教育委員会も含めて、一罰百戒、信賞必罰、厳しく処罰する事だ。何時までも目が覚めんようだから。

投稿: あまのじゃく | 2012年7月13日 (金) 11時09分

公務員の退職金や年金について民間との格差が社会保障の見直しの中でも議論されていると思いますが、大津市民ならデモを起こしてもよいのでは?

>教師 生徒へのいじめ認識せず
 いじめを「認識していた」と答えた教師は1人もいなかった

>大津いじめ自殺:体育祭での暴行、女性教諭が目撃し注意

このオッサンは別格です。

 訴訟を続ける理由について、澤村教育長は「学校については(市教委が)一定の調査をしたが、本人や家庭のことも明らかにされていくべきだ」と説明した。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120713/waf12071311590007-n1.htm

家庭のことは次のことでしょう。

>「お父さんはAくんを頭ごなしに怒ってね。“お金を何に使ったんや?”って。Aくんはただ泣くばかりだったそうですよ」(前出・知人)
 盗んだ理由を決して語ろうとはしない息子に対して、父親は祖父母宛てに謝罪の手紙を書かせたという。そこにはこんな文章が書かれていた。
<おじいちゃん、おばあちゃん、お金を盗ってごめんなさい。僕は悪い友達とは付き合っていません>
http://www.news-postseven.com/archives/20120712_128486.html

投稿: L | 2012年7月13日 (金) 18時20分

Lさん、nagiさん、小役人さん、かもめのじょなさん、下っ端さん、あまのじゃくさん、コメントありがとうございました。

大津市の問題は本当にいろいろな思いが巡ります。どのようにまとめられるのか分かりませんが、昨日のLさんからのお尋ねなども包み込むような新規記事を考えています。ぜひ、また土曜日以降、ご訪問いただければ幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年7月13日 (金) 22時31分

 テーマとは全く違う流れの中ですが、便乗して私も一言だけ。

 いじめそのものを根絶しようというのは、無理なんじゃないかなぁ・・・というのが、率直な思いです。
 いじめって、昔っから、陰湿で、執拗で、どんなに禁止しても形を変えて行われてきたものだと思います。
 
 いまは、プライバシー保護の問題とか、モンスターペアレンツとか、学校も大変だろうと思います。クラス名簿に児童の自宅の電話番号も載せない時代です。

 私は、このニュースについて、なるべく多くの家庭で話し合う時間をもってもらって、もしいじめがあったとしたら、学校に行かなくてもいい、学校だけが居場所ではないし学びの場でもなくてもいいのだ、ということを子どもたちに知っておいてもらえたら、と思います。

投稿: 野次馬 | 2012年7月13日 (金) 22時46分

>2012-7.13 関西NEWS「あなた方は滋賀県の恥です!」中2自殺説明会
http://www.dailymotion.com/video/xs58c6_2012-7-13-yynews-yyyyyyyyyyyy-yyyyyyy_news


冒頭に説明会について保護者の評価と、教育長の脱力したコメントが聞けます。
保護者からは、「民間ではありえない」、「所詮公務員、公務員に教育はムリ」との意見も。
教育行政に対する信頼は地に堕ちたようです。

投稿: | 2012年7月13日 (金) 23時49分

>中学教員 自殺前にいじめ認識か 6日前に話し合いの場を持っていた
 大津市の中2男子自殺で、同市教育委員会は14日、男子生徒が自殺する6日前に、いじめの可能性があるとして、教員らが話し合いの場を持っていたことを明らかにした。

 市教委によると、昨年10月5日、別の生徒が担任に「(男子生徒が)いじめられている」と報告。しかし男子生徒は担任に対し「いじめではない」と否定した。同日に教員らが「人間関係を慎重にみていこう」と話し合ったという。

 男子生徒は6日後の10月11日、自宅マンションから飛び降り、亡くなった。
[ 2012年7月14日 共同 ]

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1401P_U2A710C1CC0000/

投稿: 嘘つき集団 | 2012年7月14日 (土) 13時52分

大津・中2自殺 複数教員が問題認識
2012年7月14日 13時55分
 昨年十月十一日にいじめを受けていた大津市立皇子山(おうじやま)中二年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した事件で、中学校の複数の教員が自殺の直前に、男子生徒が加害者とされる生徒との間でトラブルに巻き込まれていると把握していた。大津市教育委員会が明らかにした。教員は生徒が自殺した日に、関係する生徒らを対象に、暴力や迷惑行為があったかを調べるアンケートをする予定だった。
 市教委は「学校は自殺するまで、いじめだととらえて対応しきれていなかった」と説明した。
 教員が異変を察知したのは昨年十月一日と五日。担任が、自殺した男子生徒と加害側とされる生徒が、暴力を伴うけんかをしているような様子を目撃し、「大丈夫か」と声をかけた。男子生徒が「大丈夫」と答えたため、「いじめではない」と判断した。
 しかし昨年九月にも、ほかの生徒から担任に「いじめじゃないですか」とする指摘が二回あり、トラブルがあると推察。複数の教員で、アンケートを取って詳しく調べる必要があると話し合った。
 教員は連休明けの十一日にアンケートを予定した。だが生徒は登校せず、朝に自宅マンションの十四階から飛び降り自殺した。
 自殺直後の十月中旬、全生徒を対象にしたアンケートでは「先生も見て見ぬふりをしていたと聞いた」などの回答が多数あった。
(東京新聞)

投稿: 嘘つき集団 | 2012年7月14日 (土) 15時20分

OTSUさん及び公務員の皆様

大津市の件ですが学校管理職と担任、教育委員会担当職員は、諭旨免職が相当だと考えます。
これほどの信用失墜行為なら懲戒処分も可能でしょうし、警察なら処分とは別に辞職している報道を頻繁に見かけます。
大部分が年金の受給資格を満たしているはずですし、なんとか生活はできるでしょう。

>大津・中2自殺 担任ら、いじめ認識か
 大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が昨年10月、いじめを苦に自殺したとされる問題で、担任ら複数の教諭が、自殺6日前の同月5日、男子生徒と加害者とされる同級生らとの間のトラブルを認知し、いじめの可能性を疑っていたことが、市教委への取材でわかった。市教委や学校はこれまで「男子生徒が亡くなるまで、いじめの認識はなかった」と説明していた。

 市教委によると、昨年10月5日、校内のトイレで同級生が男子生徒を殴り「やり返してこなければ、もっとひどいことをするぞ」と挑発。このため男子生徒も殴り返したという。

 目撃した女子生徒から連絡を受けた学年主任と担任は、同級生と男子生徒から事情を聞いた結果、2人とも暴力を振るったことから、けんかと思い、双方に謝罪させた。その後、男子生徒に「大丈夫か」と尋ねたところ「大丈夫。仲良くする」と答えたという。

 しかし、担任らは女子生徒らから「あれはいじめ」との指摘を受け、以前にも同様の情報があったため、この時点で「いじめの可能性もある」と判断。同月11日に当事者から事実確認を行う予定だったが、同日朝、男子生徒は自宅マンションから飛び降り、亡くなった。

 昨年10月の生徒を対象にした全校アンケートでは、男子生徒への暴力や金銭要求、嫌がらせなどがあったとする回答のほか、「教諭らが(いじめを)見て見ぬふりをしている」といった回答が複数寄せられていた。しかし、いじめについての教諭の認識については、伝聞情報だったことや、事実が確認できなかったため、学校側は詳しい調査をしていなかった。

 こうした経緯は、学校と市教委とも昨年12月までに把握していたが、以後、確証は得られなかったとして「いじめがあったという認識はない」という説明を繰り返してきた。

 市教委幹部は14日、報道陣に対し、「いじめがあったとの認識はなかった」との見解について「『いじめの確証がない』という意味で使ってきた」と説明した。

(2012年7月14日 読売新聞)

投稿: L | 2012年7月14日 (土) 16時14分

野次馬さん、2012年7月13日(金)23時49分に投稿された方、嘘つき集団さん、Lさん、コメントありがとうございました。

新規記事は「大津市のいじめ自殺問題」としています。私なりの思いを改めて整理してみました。ぜひ、ご覧いただければ幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年7月14日 (土) 23時23分

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