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2012年6月16日 (土)

消費税引き上げの問題

木曜の夕方、ターミナル駅の前で「労働組合を作りましょう 連合は応援します」と書かれたチラシ入りのティッシュペーパーを配っていました。議長代行として、私も役員の一人を担っている連合地区協議会の取り組みでした。駅に向かっていたサラリーマン風の男性にティッシュを渡した時、その方から「連合は消費税の引き上げに賛成なのですか」という質問を受けました。

私からは即座に「反対ではありません」と答えましたが、ちょうど近くに連合三多摩の事務局長がいたため、そちらに案内しました。すると事務局長は「連合は賛成の立場です」と言い切られていました。個々の産別や組合、もちろん組合員一人ひとりの考え方に温度差はありますが、連合という組織としての意思は「賛成」であるという趣旨の説明も加えられていました。

改めて連合のトップである古賀伸明会長の消費税に関する過去の発言を確認してみると次のような内容でした。「社会保障制度改革と税制改革の骨格をきちんと示すことができれば、増税があっても受け入れなければならない」とし、「福祉をきちんとするためには、国民も負担するという合意形成の努力を優先すべきだ」という税率の引き上げを容認する発言を見つけることができます。

この消費税引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正協議は昨夜、それぞれが一定の歩み寄りを見せながら合意に達していました。民主党内で法案に反対する動きがありますが、この3党合意により、現行5%の税率を2014年4月に8%、2015年10月に10%へ引き上げる道筋が大きく開けたと言えます。ちなみに会期末の21日までに衆院で採決し、参院審議をにらみ、政府与党は8月までを軸に会期を延長する方針を固めているようです。

話は前後しますが、先週土曜日には連合フォーラム21という組織の懇談会がありました。地元の各組合が推薦している衆院議員の長島昭久さんとの意見交換の場でした。現在、長島さんは外交担当の首相補佐官を務めているため、野田総理の意気込みや悩みも間接的に伝わってきました。全体を通し、いろいろ興味深い話を伺えながら、久しぶりに長島さんと率直な意見を交わせる機会となり得ました。

その中で、やはり消費税に関するテーマは重要な論点でした。長島さんから赤字国債に依存している国家財政の問題、民主党の社会保障に対する考え方などの説明を受けました。また、消費税の引き上げはマーケットからの国債の評価に繋がるため、今回の法案を通す必要性が強調されていました。成立できなければ、国の統治能力が問われ、国債の暴落を招く危険性があることを憂慮されていました。

税金は安ければ安いほど歓迎されるはずです。さらに「消費税を引き上げる前にやるべきことがある」「景気が悪い時に引き上げるべきではない」という反論も頭から否定できません。このブログをご覧くださっている皆さんの中でも、消費税の引き上げに対しては様々なご意見があろうかと思います。私自身の考え方は2年前に投稿した一連の記事を通し、引き上げもやむを得ないという立場を明らかにしていました。

参考までに関連した記事5点を掲げましたが、結論的な内容は最後の「国債問題に対する私見」の中でまとめています。その最後の箇所に記した「国債の信用を落とさないためには財政の健全化が必要、歳出削減には限界があり、消費税増税も視野に入れなければならない、そのために政治家と公務員の歳費や人件費を削減し、国民全体で痛みを共有していく土台を築く」という考え方は基本的に今も変わりありません。したがって、長島さんの説明も違和感なく、私の頭の中には入っていきました。

なお、私どもの組合の中で、消費税の問題を真正面から議論する機会は持ち得ていません。それでも前述したような問題意識を示しながら、社会保障と税体系全体を見直す中で消費税の議論が避けて通れない、公共サービスの維持拡充のためには国民負担率の上昇は避けられないという連合や自治労の見解を機関紙の記事の中で、組合員の皆さんには伝えてきていました。

今回の記事内容は、いろいろな切り口からご意見が寄せられることを覚悟しています。本論ではありませんが、国会議員と意見交換すること自体、批判の対象にされる方もいらっしゃるのかも知れません。いずれにしても民主党政権だからという理由で私自身も含め、連合や自治労が消費税の引き上げを容認しているのではないという話を綴らせていただきました。加えて、特にコソコソ隠す必要のない日常的な組合活動の一コマ一コマを通し、消費税引き上げの問題を取り上げてみました。

最後に、ようやく自宅のパソコンがインターネットに繋がりました。ADSLから光へ変えたため、サクサク感と動画のスムースさが段違いに向上しました。この間、まったくコメント欄に関われず、ご迷惑をおかけしました。また、いろいろアドバイスをお寄せくださった皆さん、ありがとうございました。コメント欄に即応できる環境に戻りましたので、さっそく賛否が大きく分かれる題材に挑んでみました。とは言え、「コメント欄雑感、2012年春」で記したとおりのペースで対応していくつもりですので、以前のような素早さがない点については改めてご理解くださるようよろしくお願いします。

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コメント

久しぶりに書いてみます。

まずはネット回線復旧、よかったですね。
私の住んでいる地域では、光が通ってません。テレビも受信状況が悪い地域ですので、自宅ではテレビもインターネットもCATV利用です。

消費税引き上げの問題・・・私の組合でも議論する機会は持ち合わせていません。
個人的には食料品や生活必需品については軽減税率を適用すべきではないかと思ってます。

投稿: Hama | 2012年6月16日 (土) 22時00分

Hamaさん、お久しぶりです。さっそくコメントありがとうございました。

私自身も本当に久しぶりのコメント投稿です。ADSLに比べ、月額料金は高くなりましたが、その分だけ確かに快適さは向上したようです。消費税の問題、まだまだ論点は山積していますが、記事本文のとおり基本的な方向は「引き上げやむなし」と考えています。それでは、これからもお時間が許せる際、コメントをお寄せいただければ幸いです。よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年6月16日 (土) 22時34分

復帰おめでとうございます。

消費税増税については、はっきり言って反対の議論は意味がないでしょうね。
財政再建という大きな課題は他の方が熱く論じられるでしょうから別の観点から。

1.所得税や贈与税、相続税の増税は、所得の海外移転を誘発する
2.いくら所得税をあげても、実質増税があるのはサラリーを得ているもののみ。
アメリカではむしろ高額所得者の実質税負担率の低さが一部で指摘されている。
3.消費税増税はサラリー以外で生活する人々への増税であり、それらは高額所得者を除くと
生活保護あるいは年金生活者であるが、前者は最低賃金より実質収入が上回っているという批判
(不正受給は別の問題)があり、後者は現在受給している人ほど負担率が低いという問題があるため、
かえって問題解消につながる。

従って、負担の公平をトータルで担保するためには、消費税の増税は必要、かつ軽減税率は不要と考えます。
(海外旅行や一部高額商品などについて、別途物品・サービス税を導入するのは賛成)


投稿: とーるさん2号 | 2012年6月17日 (日) 10時57分

管理人さん光回線開通おめでとうございます。

しかし、言葉というのは本当に使いまわしが難しいですね。
本文にある「反対ではない」と「賛成です」
これはイコールではありませんよね。
恐らく、短い言葉で色々な事情を説明しがたいので
そのような言葉になったと推察します。

個人的に消費税は賛成です。
負担が公平な部分に賛成しています。

一方、生活保護の見直しは強く賛成です。
本当に最低限の保障にするべきです。必要なら
国が施設を作って収容してもかまわないと思います。

国が保護できる限界があることを認識しなければいけません。
もし、今の10倍の人数が保護対象になったら国維持できるの
でしょうか?だから必然的に抑制策が必要なのです。
残念ながら、引きこもりや自分はなにもできないと
言ってる方々は排除する以外、方法はなくなるでしょう。

投稿: nagi | 2012年6月17日 (日) 13時06分

とーるさん2号さん、nagiさん、コメントありがとうございました。

いろいろご心配いただき、恐縮していました。結局、ネットへの復帰まで1か月以上かかってしまいました。記事本文の最後に記したとおりのペースとなりますが、これからはコメント欄で直接やり取りができるようになります。自分自身の消費税の問題に対する基本的な考え方は示していますので、皆さんのご意見を伺うことが多くなるものと思いますが、改めてよろしくお願いします。

nagiさんが「反対ではない」と「賛成です」の違いを指摘されました。確かにイコールではない語感があるものと思います。そのため、今の局面での消費税引き上げに対し、国民の多くが反対している中、駅頭での私の言葉は「反対ではありません」でした。一方で、事務局長が「賛成の立場」とスパッと即答したことは印象深く、今回の記事で消費税の問題を取り上げようと考えた切っかけになっていました。

投稿: OTSU | 2012年6月17日 (日) 21時39分

回線開通おめでとうございます。
当面は、民主、自民、公明の一種の「大連立」で政策が決定されていくのでしょうが、連合傘下の組合、組合員はどのように受け止めているのでしょうか?(連合が主張していた「インボイス方式導入が見送られ、免税点、簡易課税制度が抜本的に見直されなかった」など問題も多いように見受けられます)

投稿: ためいきばかり | 2012年6月17日 (日) 21時47分

ためいきばかりさん、コメントありがとうございました。

ご指摘のとおり重要な各論について、今後、詰めるべき課題が多く残っています。これも国債の安定や「統治能力」という側面を優先した結果だろうと見ています。いずれにしても消費税の問題を多くの方と向き合いたかったため、あえて難しい題材を取り上げてみました。

投稿: OTSU | 2012年6月17日 (日) 22時00分

財政は「入るを計って出を制す」。当然「歳入改革」と「歳出改革」が必要だ。しかも冒頭の言葉の如く「歳出改革」を先ずやるべきだ。

連合の如く「公共サービスの維持拡大の為には増税は避けられない」なんて発想をしていると、ザルに水を入れているに等しい。

年金など廃止し、生活保護は特区を創って、現物(食べ物・住居・着る物)で支給する。以前書いたが、刑務所とどこが違うかと問われれば「出るのは自由」って事だ。そうすれば市場にお金が回るようになり、若い者も頑張る気になります。

正直者が馬鹿を見る社会を目指してると、トンデモナイ事になりますよ。

投稿: あまのじゃく | 2012年6月18日 (月) 09時25分

おはようございます

>あまのじゃく氏
年金を廃止した場合、現在の積み立て金はどのような
処理になるのでしょうか。
また、老後は自分で準備することになりますが
保護対象者が増大しないでしょうか。
ご教示いただければさいわいです。

今日の読売のニュースで府民の八割は橋下市長が
公務員に厳しい姿勢を賛同している。まああれだけ
不祥事が多いとしかたないかと。
労働者を守るべき市労連はこのような不祥事多発が
反発をくらう要因であることを理解してれば
刺青調査を人権侵害などと騒がず、率先して協力する
ほうがよほど労働者を守ることに繋がるのではないでしょうか。

組合はあまりにも内向きにばかり活動している
これではますます不利益にしかならないと思うのですが
どうでしょうか。

投稿: nagi | 2012年6月18日 (月) 11時56分

>年金を廃止した時の積立金の処理は?

年金は「受益と負担」の関係が明白ですから「負担」に応じて返金するのが普通でしょうか。
私としては(子孫の為の)借金返済に幾ばくかは回してほしい所です。

>年金を廃止すると生活保護が増大しないか?

年金とは戦争の為の制度ですから、もう止めましょう。
それと年金を廃止すると生活保護が増大するというのは次の意味になりますね。

「生涯の収入よりも生涯の支出が多い生活スタイルになっている」

こんな事は(論理的に)絶対にあり得ません。要するに我々は高度経済成長に浮かれたまま、あり得ない生活を今までしてきたのです。
それが借金1000兆円となっている。
今の年金制度は俗に言う「ネズミ講」ですから、早く廃止すべきでしょう。

投稿: あまのじゃく | 2012年6月18日 (月) 14時55分

あまのじゃくさんに質問です。現物(食べ物・住居・着る物)で支給する。と書いてありましたが その現物は誰から貰い受けるのでしょうか? やはり国ですか? それとも・・・? 国の場合そのお金はどこから出るのでしょか・・・? 国民? わからない矛盾点がありますのでお答えくださいませ。

投稿: 質問 | 2012年6月19日 (火) 10時05分

現物(食べ物・住居・着る物)で支給する その施設にたぶん全世界の人間は入りたい っておもいますよ。 住居はあるし、食べ物にも困らない・税金は払わなくていい これ最高じゃね? 若い人なら余計にはいりたいとおもいますよ。

投稿: | 2012年6月19日 (火) 10時18分

閉塞感にため息しか出ませんね。

>放射線測定を担う文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長は「必要なら保安院が公表すると思っていた。文科省の不手際はなかった」と記者団に説明した。

年金、雇用慣行、教育制度等、厚労省と文科省の管轄は、省庁の解体・再編が必要なようですね。資格任用が士気向上には機能しないという欠点が露呈して久しいと思われますので一旦見直しましょう。

投稿: 閉塞感 | 2012年6月19日 (火) 10時55分

私に質問があるようです。

生活保護ですから当然お金を出すのは自治体です。
ところで「矛盾点」とは何ですか?

刑務所と違うのは「出るのは自由」という点だけだと書いた。
刑務所は「入るのも出るのも不自由」。従って生活保護には入る時には「制約」があるって事です。
当然財産没収などの制約が課せられるでしょうし、質素を強要されし、場合によっては懲役もある。それでも入りたい?

投稿: あまのじゃく | 2012年6月19日 (火) 12時28分

懲役・・・?生活保護の人に懲役とはいかに…
生活保護の方々の施設とは刑務所のことではなく別につくるのでしょ?
→その施設=刑務所以外という意味ですよ 当然ですがね
→施設作るのは国→お金がいる→だれが負担→税金→現在働いている人たち…?
                      ↑ここが全員なくなったらどうするのかなー(常に最悪を考えてみては?)
施設内に仕事つくるの?←日本中の人たちのごはん足りないねえ…圧倒的にね…で?→・・・?
生活保護の観点からいうと3食はほぼ必須だろうし 食糧生産は誰がするのかな…
生活保護を受けている人たち?→生活保護に強制とはいかに…? ※生活保護は強制は含まない(生活保護概念)

ちなみに消費税増税にどちらでもないです(中間派(賛成でも反対でもない)現状維持 これ以上あげても さらに低所得者がひっ迫するだけです。上げても低所得者はどこを削ればいいの?。(生活保護も増える)→・・・無限ループですねえ・・・
でこれをしっかりとみて 答えてほしいものです・・・

投稿: | 2012年6月19日 (火) 14時32分

まあ時間の無駄だから最後にするが「生活保護を現金給付にしても困らないが、現物給付にすれば困る」なんて話は笑われるだけだよ。

投稿: あまのじゃく | 2012年6月19日 (火) 15時26分

名無しさん

あまのじゃくさんが(あほらしすぎて?)解説を放棄しちゃったので、横からちょっと解説。
出るのは自由とは書いても、入るのは自由とは書いていませんよね。
ちょっと気がつきませんでしたが、誰でも入れるってどこかに書いてましたっけ?
つまり入るためには今と同レベル程度の資格は必要ってことでしょう。
そして条件を満たさないのに、だまして入るような場合には、懲役もありだ、としている。

施設を作るにしても、今のように家賃補助7万円~などとやっているくらいなら、
そっちの方が安上がりってことでしょ。

3食は必須といっても、輸入米や古古米レベルのものを提供することは可能でしょう。
ましてセントラルキッチンなどで作れば、食費はトータルで大幅に軽減できるでしょう。

低所得者対策は、所得税の課税基準の引き上げと、最低賃金の基準を引き上げることでの対応でしょうね。
これは企業から不満も出るでしょうが、これは企業に増税しないことのバーターなのですから、我慢して
もらうしかありません。

あと、生活保護が低所得の方より良いレベルの生活を送っていることに不満を感じる方にとっては、
入る時点で捕捉する所得税よりも、使う時点で捕捉する消費税の方が公平感は高いと思います。

ちなみに生活保護を受けている方でも、勤労意欲のある方向けに、施設内ハローワーク出張所(or専用端末)を
設けたり、施設内で雇用するなどで、環境改善や貯蓄をふやしていただくのは一つの案だと思いますね。

ところで、刑務所の食事のことを「クサい飯」といいますね。
僕は高校時代寮生活を送ってましたが、その「クサい飯」と同レベルのものを食べてました。
あれ、炊飯ジャーを開けると、なんとも言えない嫌なにおいがするんですよ。
しかもペチャペチャかパサパサのどっちか。
調理師の方は、「古い米(恐らく古古米?)だから仕方ないんです」と言ってましたけどね。
まあ、そういう食事なり、輸入米などであれば、コストも安くてよいと思います。
(うまい飯が食いたければ自分で努力しろってことです)

あまのじゃくさんの言わんとすることは、そういうことだと思います。
あと、人に質問or意見交換したいなら、せめてハンドルネームはつけましょうね。
横から失礼しました。

投稿: とーる2号 | 2012年6月19日 (火) 16時33分

日本の法律上は生活保護の条件はありますけどね…みんな平等に暮らそうということ自体に無理がある 動物(人間含む)は基本弱肉強食ですから…ね あと名前は書きません この議論自体どうなの? とおもってますからね じゃあ書くなとは言わさないよ
これも一つの議論ですから

投稿: | 2012年6月19日 (火) 17時19分

>あまのじゃく氏
回答ありがとうございました。遅くなり失礼しました。

>HN無記入の方
はっきり言います「書くな」です。

まともなコミュニケーションを取る為には最低限のマナーが
必要です。言葉を弄びたいならぴったりの人物がいるから
そちらとあそんで下さい。

推薦先
鳩山由起夫
菅直人
庭山由紀
上原公子
福島瑞穂
辻本清美

以上

と言うことで、スルー推奨です。議論ができない人物は
一定確率で存在します。以後全てスルーします。

投稿: nagi | 2012年6月19日 (火) 19時02分

君の名前は

書きません2号

にしてあげる

書けばいいじゃん 意地を張らずに

投稿: メロン | 2012年6月19日 (火) 20時13分

あまのじゃくさん、nagiさん、質問さん、2012年6月19日(火)10時18分に投稿された方、閉塞感さん、2012年6月19日(火)15時26分に投稿された方、とーる2号さん、2012年6月19日(火)19時02分に投稿された方、メロンさん、コメントありがとうございました。

平日夜はロムに専念することが多くなることをご容赦ください。なお、このブログへのコメント投稿に対する考え方は最近の記事「改めてコメント欄について」で記したとおりです。その一部を改めて紹介しますので、ぜひ、ご理解ご協力くださるようよろしくお願いします。

>いずれにしてもコメント投稿者同士の意見交換となる「掲示版」的な使われ方を以前から歓迎していました。幅広い考え方や情報に触れられる貴重な機会だと受けとめているからでした。以上のような緩やかさを基本としていますが、たびたび次の2点については繰り返しお願いしていました。一つは名前欄の記入でした。ある程度発言内容に責任を持っていただき、意見交換をスムースに行なうためにも、可能な限りハンドルネームを付けてくださるようお願いしていました。

投稿: OTSU | 2012年6月19日 (火) 21時27分

nagiさん親切ですね。
ほっとけばいいじゃないですか。
(って自分もコメントしてるけど)

そのリスト、辻本氏が一番まともに見えますけど、彼女はどっちかというと
元府知事あたりと同じ「大阪のおばちゃん」カテゴリが適切な気がします。

投稿: | 2012年6月20日 (水) 00時11分

自分自身が名前入れ忘れてら・・。
上のコメントはわたしです・・Orz

投稿: とーる2号 | 2012年6月20日 (水) 01時48分

議論?議論をしたかったら普通の読解力を見に付けて、自分の論旨を明確にしろ。

「刑務所」と「生活保護」の違いは「出るのが自由か否か」だけだ。

この表現を聞いてとーる2号さんは正確に聞き分けたが、名なしの権兵衛は理解出来ずに頓珍漢な質問を繰り返してたが理解したか?

○○は放っといて・・

「最低の生活」を保証すべき所を「最低の収入」を保証した生活保護法は政治家と役人の怠慢以外の何物でもない。
その「最低の収入」以下の者が多数出現するに至った現在、生活保護法の論理基盤は雲散霧消したと言って良い。

尤も経済成長期には「上」ばかり見て「下」を見なかったのは仕方ない。劣った者には「金でもやっとけ」って発想だったんだろう。

今までは「恥の文化」で保たれていた均衡が、教育の失敗と家族の崩壊で平気で生活保護を受け取る者が後を絶たない。
公金を使う以上、生活保護を刑務所化するしかない。

生活保護特区に入居するには
1:全財産を没収
2:一汁一菜が2食
3:銀シャリは厳禁
4:占有面積は3畳、他は共用
5:労働の義務あり(但し最低賃金以下とする)・・特区内清掃なども労働と見做す
6:労働賃金は特区で管理し、一定以上貯まったら強制的に特区から放り出す
7:出るのは自由

利点は沢山あるよ。
○食費と被服費は月1万円以下だから自治体の負担が少ない
○特区の管理は公務員がするので、働き場が出来て批判が減る
○今まで保護費に投入していたお金が市場を巡るので若者が希望を持って働ける。
○くだらない箱物が再利用出来る
○働かざる者食うべからずの哲学が戻り、不満感が減る
○特区に行きたくないので自然と働くし、親戚との交流も盛んになる
○実効的な建設需要が生まれる。今の様な虚効的な建設需要は財政をひっ迫させるだけだ。

最後に今後「自分の論旨をはっきりさせずに質問ばかりしている者」や「名なしの権兵衛」には答えないので悪しからず。

投稿: あまのじゃく | 2012年6月20日 (水) 10時03分

まえから注目していた、庭山由紀が除名された。
まあそれ事態はどうでもよいレベルなのです。

詳しく発言を負えば、耳を傾ける内容も発言しているが
いかれた発言も多い。

このような人物や今回のような無記名者に共通するのは
他者を非難しても、自分が非難されるのは許さないこと
です。そのような人物は結局だれも耳を貸さない。

OTSU氏のように、どれほど非難を浴びようとも
丁寧に意見を聞き、丁寧に発言すれば、議論も進み
あらたな意見や合意も可能です。
しかし上記の人物はそれができない。今の民主党もそう。

本当に心配なのは、これがある種のステマの可能性です。
反原発活動してる人物が極めて錯乱してる発言を
繰り返せば、その全てが胡散臭く見えてしまいます。
今回の庭山由紀のような例は、それを狙ったのかなあと
勘ぐってしまいます。

投稿: nagi | 2012年6月20日 (水) 15時04分

あまのじゃくさまへ

 正直、生活保護の現物支給のイメージができなかったんですけど、わかりやすいっすね。
 
 http://ulog.cc/a/fromdusktildawn/17739 や、http://www.j-cast.com/2012/06/18136069.html?p=all という記事を見つけて、これもなるほどなぁーとも思いましたが、公平性を求めて現物支給に踏み切るか、一定の無駄があっても、結局は効率的な現金給付にするか、という内容でした。

 この手の議論は、正直、自分の手に余るところがあって、人のふんどしで相撲を取る失礼をお許しください。
 まあ、色んな考え方がある、ということで、ご紹介でした。

 それでは、また。
 

投稿: 通りすがりの元公務員 | 2012年6月20日 (水) 19時33分

また大阪市の地下鉄で喫煙問題でましたね。

懲戒解雇しても、飲酒運転と同じで撲滅は無理かも
しれませんが、今度こそ解雇すべきでしょう。
解雇されることを理解すれば、制服にタバコを
いれないでしょう。そうすれば吸うこともないし。

それと市労連が刺青を入れるのは表現の自由で
それを禁止するのは憲法違反と主張してるらしい
ですが、いつから市労連は反社会的組織を擁護する
ようになったのですか?
なるほど、暴力団の締め出しは憲法違反になりますね
市労連の主張によれば。

投稿: nagi | 2012年6月21日 (木) 17時59分

暴力団が締め出されるのは刺青をしてるからじゃないっしょ。
市労連は反社会的組織を擁護してないっしょ。
なんでそういう解釈になるかな?
大阪市関係で良い話がないのは認めるけど、さすがに飛躍し過ぎと違いますか?

投稿: シロ | 2012年6月21日 (木) 21時57分

>シロ氏
>なんでそういう解釈になるかな?

説明します。
多くの公衆浴場やプール、一部の海岸などで、刺青入場禁止が
盛んなのはなぜでしょうか? それは大多数の人にとって
刺青=反社会勢力の認識で、不快に思うからです。

今回のことの発端は市職員が刺青を見せながら脅迫するような
言動を子供たちにしたことです。
公務が利益を追求しない組織であっても、官民とわずイメージは
重要なものです。不祥事が多い、品質が悪い、サービスが悪いなどは
あってはならないイメージです。
それらが指摘されれば払拭するための活動が大切です。
だから、市長は調査をした。組織の利益を考えるならば
率先して調査に協力することが、大多数の真面目に働く
労働者を守るために必要な行為ではないでしょうか。
しかし市労連は、襟を正すより権利を主張することを
選んだ。これは改善を選ばず停滞を選んだのでしょう。
いつまでも問題は解決されず、大阪市と言えば、ヤクザの
ような職員がいるとの評価は変わらない。

これって市民も労働者も報われないですよね。
反対ばかりする市労連はすでに健全な労働者から
見て、己の利益や特権を維持することが目的の
団体にしか見えない。つまり反社会組織である。

投稿: nagi | 2012年6月22日 (金) 09時12分

刺青なんてのは無法者の証だ。それを「表現の自由」なんて詭弁をよく思いつくもんだ。
同じ連中が「差別用語だ!」って狂ったように表現の不自由を叫んでるんだから笑わせる。

自分に都合の良い「権利と義務」の使い方が日本人を駄目にした。

この分だと殺人者の逮捕拘留も「憲法違反」って事になりそうだな。
その程度の弁護士や公務員は早く辞めてもらえ。

投稿: あまのじゃく | 2012年6月22日 (金) 09時56分

大阪市の現業部門は売店や広告等の周辺事業でさえ独占的に支配しているのは周知の通り。
公共をシノギにした合法的ヤクザ集団であることは、どこかでも指摘済み。

投稿: 野次野 | 2012年6月22日 (金) 11時54分

ストーカー
連合・サービス連合傘下の

関汽交通社労働組合へ

女性のつきまとい行為やめさせてください。

特にお局さまは大迷惑です。

女性のしつこいアタックにノイローゼになりそうなほどの精神的負担を与えられているので、「平穏に生活する権利」を侵害されています。

まずは、女性に対してこれ以上付きまとうのであれば、損害賠償請求をするとの警告してみてはどうですか?

しかし、それでは効かないようでしたら、裁判所に請求して、女性からの接触を禁止する面談禁止の仮処分を出してもらうようにすることができます。

それでも、つきまとうようであれば、身の危険も考えられますので、警察の保護を受けることを考えた方がいいと思います。

面談禁止命令をもらっておけば警察も動きやすく、強要罪として逮捕してくれるかもしれません。

また、警察は「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」による禁止命令を出すことができます。

「特定の者に対する恋愛感情その他の行為の感情またはそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的」で同一人に付きまとった待ち伏せしたり、住居に押しかけるなどの行為を反復して行った場合、ストーカー行為として取締りの対象になるとされています。

ストーカー行為をした者は6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられ、警察署長等の禁止命令に従わずストーカー行為を繰り返した者は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる事となっています。


投稿: 善野 | 2012年6月22日 (金) 21時03分

とーる2号さん、あまのじゃくさん、nagiさん、通りすがりの元公務員さん、シロさん、野次野さん、善野さん、コメントありがとうございました。

大阪市の「入れ墨アンケート」の問題は次の記事を通して触れていました。加えて、大阪市労連の見解と大阪労働者弁護団の声明が分かるURLもその下に掲げました。お時間がある方は参考までにご覧になっていただければ幸いです。

2012年5月5日(土) 長い前置きから大阪市絡みのニュースへ
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2012/05/post-db63.html

「入れ墨に関する調査」を実施した市側姿勢に抗議する!
http://www.osaka-shiroren.jp/info/koushou/info120508.html

善野さんへのお願いです。以前から「関汽交通社労働組合」に関する同様な内容のコメントが数多く寄せられていました。別なハンドルネームの方でしたが、今後、また記事本文とは直接関係なく、同じ内容のコメントが投稿された際は即時に削除しますのでご承知おきください。

投稿: OTSU | 2012年6月22日 (金) 22時14分

私は、連合組合の政治運動を支持しますよ。労働者・サラリーマンの全体の権利を擁護・向上させるのは、政治にしかできない。当然です。

所得税はサラリーマン差別税と言われるなかで、消費税増税は、本来は積極的に推進されるべきです。クロヨン・トーゴーサン等というごとく、所得ガラス張りのサラリーマンからのみ重税を取る所得税と、闘ってきた者としては、昨今の組合員は、意識が低い。労働者全体の置かれている状況、その展望、さらにか解決を政治的に図るという考えが、まるで薄い。だから、サラリーマン人口7割と言うなかで、本来は直間比率の是正という大きな利益を推進するなかで、当然容認するべき消費税増税が、受け入れられない。非常に問題だ。

ただ一方で、このような”消費税アレルギー”というのは、左派系の、公務員系の一部組合が、過剰な”結果平等”を叫ぶあまりに、「低所得者からは一円たりとも取るな」という思想が広まってしまったことは否めない。同時に、せっかくサラリーマンが闘い続けてきた、給与所得者差別の所得税のダメさを隠蔽し、「所得税こそ応能負担の平等な税」といった誤った考えが広められた。公平税制に向けて給与所得者の税制・社会保障での不公平な扱いを撤廃させる運動が、足を引っ張られた。

これは、左翼系労組が、反省しなければならない。共産党なんかはいまだに消費税は悪だ、所得税は正義だと叫んでいる。許しがたい。

投稿: 革命烈士 | 2012年8月 2日 (木) 21時50分

ヘンなサイト見つけました。
税金を最小限にすることができるんでしょうか?

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/school/21722/1347208854/2070

投稿: JK | 2013年5月20日 (月) 12時34分

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G20における野田総理の挙動は各国から失笑ものだったらしい。目はうつろでキョロキョロするばかり、原発再稼働については一言も言い訳できず、1日で帰国してしまう。歴代総理の中で、最低の評価を受けたとも言われる。「嘘つきは泥棒の始まり」というが、マニフェストでここまで嘘をついて、あげくの果てが国民から税金を泥棒のごとく集めようというのだから、まさに至言だ。したがって、それを支える最大支持母体「連合」の責任は大きい。主要ポストに連合の組織内議員や推薦議員が重用されているが、財界・官僚・出身企業の意...... [続きを読む]

受信: 2012年6月21日 (木) 07時26分

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