« 迷った末の結論 | トップページ | 縦糸と横糸の話 »

2012年3月17日 (土)

いろいろな「答え」を認め合った場として

長々とした記事内容や回りくどい表現が多く、分かりづらいという指摘を受けがちです。また、前回の「迷った末の結論」という記事タイトルは少し仰々しすぎたようでした。確かに直前まで新規記事の扱い方などを迷いましたが、短期間で「今まで通り続ける」という結論に至っていました。したがって、特に自分自身の迷いを強調したつもりもなく、まして「ナイーブな方向へ持っていく戦術」などと考えていた訳ではありません。

いつものようにその時に思っていたことを書き進めた結果、あのような記事内容になっていました。よくあるパターンでしたが、記事タイトルを確定しないまま書き終えた後、「迷った末の結論」に決めていました。今回は新規記事を通して何を訴えたいのか、明確にするためにも書き始める前にタイトルを決めました。このタイトルに沿って、前回記事のコメント欄に書き込んでいた内容を整理しながら自分自身の思いや願いを綴らせていただきます。

まず当ブログでは「正解」と「答え」という言葉を使い分けています。試験の答案用紙を前にして、それぞれ「答え」を書き込みます。ただし、自信を持って書き込んだ「答え」が必ずしも「正解」とは限りません。普通に考えれば皆の「答え」が一致し、間違いようのない問題もあろうかと思います。問題の性格によっては複数の「正解」が存在する場合もあるのかも知れません。ここで述べたい点は、人によって「答え」は様々に異なり、自信を持っていた「答え」も「正解」ではない可能性があるという現状でした。

森羅万象、それこそ複雑な世の中には簡単に「正解」を見出せない問題が多数を占めているものと理解しています。今国会で大きな焦点となっている消費税引き上げの問題などは、その一つの例としてあげられるのではないでしょうか。言うまでもありませんが、いくつもの「答え」が飛び交い、議論が紛糾していたとしても、一つの結論を出さなければならない場面が多いことも確かです。それに対し、このブログのコメント欄では一つの結論を見出す場だと考えず、次の記事のような議論や位置付けを重視してきました。

つまり幅広い立場や視点からの多様な意見に触れ合うことで、「なるほど、そのような見方もあったのか」という気付きに繋がるようであれば、たいへん本望なことでした。とは言え、それぞれ皆さん確固たる「答え」をお持ちであるため、ご自身の考え方に相反する主張や意見に反発や、あるいは嫌悪感を抱かれることも分かります。自治労に対してネガティブなイメージをお持ちの方にとって、私自身の立場が一種の「カルト」的なものであるように見られていることも察知しています。

当然、不特定多数の方々を相手にネット上で、このようなブログを続けていく際、厳しい言葉のみが浴びせられる展開は常に覚悟しているつもりです。それでも批判に対する耐性が鍛えられる訳でもなく、この場がなければ、そのような声を直接聞かずに済んでいることに思いを巡らす時もあります。しかし、歯に衣着せぬ声に触れられる機会を本当に貴重なことだと受けとめています。様々な声があることを体感した上で、日常の活動を振り返るほうが前に進むにしても、後ろに下がるにしても、より望ましい判断に近付くように考えているからでした。

このような言い方も居直りや、現状を無批判に固定し、よりいっそう力を注ぐような印象を与えたようでした。批判の一例として、自治労に所属する私どもの組合方針の一部に政治的な活動も位置付けられている点があります。一方で、このブログを続けている目的の中には等身大の組合活動の理解を少しでも求めるという点がありました。そのため、公務員組合の政治的な活動の是非が取り沙汰されがちな中、あえて賛否が大きく分かれる題材も避けずに取り上げてきました。

そのことを通して「オールorナッシング」で批判を受けがちな傾向に対し、「是々非々」の見られ方に繋がるような情報を提供しながら、幅広い意見を伺える機会になり得ることを願っていました。このような姿勢に対しても、残念ながら「聞こうとしているポーズだけ」というような批判の声が寄せられていました。確かに劇的な変化がないため、あまり強調できる話ではありませんが、このブログを長く続けている間に政治的な活動に対しては徐々に一定の自制心が働くようになっていました。

常に情勢が動きつつある中、日頃から足元を点検していく姿勢は欠かせないものと思っています。さらに幅広い声に耳を傾けていく先に「是々非々」が「非々非々」に過ぎず、批判に耐えられない活動方針と認めざるを得なければ、それこそ大胆に現状を改めなければならないものと考えています。そのような意味合いを込め、「前に進むにしても、後ろに下がるにしても」という前述した言葉に繋げていました。

抽象的な言い回しとなりますが、歴史という縦糸の中で、私どもの組合の活動ぶりは大きく変わっていました。横糸で現在を見た時、その変化のスピードに大きな地域差が残っていたように感じています。まったく別な話としての具体例をあげれば、少し前まで職場の机の上に灰皿が置いてあるのが当たり前な風景でした。受動喫煙の問題が取り沙汰されるようになり、徐々に分煙が進んだ結果、現在の職場の風景は隔世の感があるのではないでしょうか。

要するに「変わるべき必要性のある物事は変わっていく、変わらなければならない」という見方を持っています。一例にあげた公務員組合の政治的な活動も同様です。ただ現時点で私自身は「今日から政治的な活動を一切取り組みません」と言い切れず、職場課題との主客逆転しない関係性の中で節度を持って一定維持すべき領域だと考えている立場でした。以上のような私の言い分も一つの「答え」に過ぎません。この「答え」に対しても、いろいろ批判を受けるのかも知れません。閲覧されている皆さんがどのように感じられるのか、それはお任せするしかありません。

念のため、不正、不当な個々の事例も「答え」の一つだと述べるものではなく、そのような点は即刻改めなければなりません。また、抽象論で煙に巻く意図も毛頭ありませんが、批判を受けたこと一つ一つに釈明することも難しいものと思っています。そのことが結果的に「炎上」気味となったコメント欄の火を消さない態度と見られるのかも知れませんが、いろいろな「答え」を認め合った場を願う中では自然体で成り行きを見守る立場となります。

その上で、コメントを投稿される皆さんに対しては、ぜひ、攻撃的な言葉を並べることや誹謗中傷の類いとなる言い方は慎んでいただければと考えています。それぞれ分かり合うためには言葉を発しなければなりませんが、その言葉の中に蔑みや憎しみが含まれていた場合、中味以前の問題として反発や対立を招くものと危惧しています。そのようなコメントの応酬は殺伐した雰囲気に繋がり、気軽に意見を投稿しようとした方に二の足を踏ませる心配があります。

毎日、大勢の方に訪問いただいています。せっかくの機会ですので、多くの方から幅広い意見が伺えれば本当に幸いなことです。その際、いろいろな「答え」を認め合った場として、「なるほど、そのような見方もあったのか」と閲覧されている方々をうならせるような「言葉の競い合い」を切望しています。たいへん恐縮ながら管理人の私に対しては「暖簾に腕押し」となりがちな物足りなさが残るものと思いますが、このような場であることを改めてご理解くださるようよろしくお願いします。

|

« 迷った末の結論 | トップページ | 縦糸と横糸の話 »

コメント

OTSUさん、こんにちは。
組合の委員長ともなれば、年度末のこの時期はとてもお忙しいことと思いますが、毎週の記事投稿お疲れさまです。

私は、以前から書いていましたように「組合活動」には違和感を感じることがいくつかあるのですが、「組合」を否定するつもりは毛頭ありません。個人のままであれば、理不尽なことをされても雇用主に対抗できないでしょうから、団結するのは当然のことだと思います。

このブログは、OTSUさんの丁寧な記事とコメントへのレスがあって、以前からよく読んでいたのですが、最近は読むのが結構つらくなることがありました。
これも以前から書いていたことですが、文字だけのコミュニケーションはとても難しいので、丁寧な記事・コメントが必要だと思います。
先日、とある研修で講師の方がおっしゃっていたのですが、講師となるときに大事なのは、声の大きさや態度・服装などだそうです。
TPOに合っていない服装だったり、態度が悪かったりすると、内容がどんなにすばらしくても、相手の中には入っていかないということでした。
インターネットでのコミュニケーションでも同じだと思います。
相手を誹謗中傷したり、独りよがりな論理を展開しても、だれの心にも響かないのではないでしょうか。

以前の記事で、原発の話がありました。もしかしてOTSUさんは、反原発は時代の趨勢だと感じておられたのかもしれませんが、幾人もの方から、原発は必要または容認すべきとの意見が出されました。私個人も、原発は必要と考えている一人です。このような意見をOTSUが目にすることにより、今後、反原発活動をする中で、原発容認する人がある程度はいるということを考えながら活動することになるでしょう。それこそが、小さいかもしれませんがOTSUさんの変化だとおもいます。

長文になってしまいました。
最近のようなコメント欄になると、私の出番はなくなりますので、早めに書いてみました。

これからも、がんばってください

投稿: 地球人 | 2012年3月18日 (日) 11時20分

皇室や若宮ゆかりの大根焚と粕汁

昭和64年正月頃にスクランブルか演習の様子を伝るテレビ画像を通て

感情露に、オールド・ドラゴン。/デッド。デッド。/スネーク・モンスター。/キル。キル。/ と

雄叫を挙た外務省職員S.7/東大卒が94年から在日大使館で接遇用タバコを連続詐欺した

防水元請会社々員など手引を行った真相を100条委員会で追及する活動をしませんか。

投稿: 環境大学新聞 | 2012年3月18日 (日) 12時00分

地球人さん、環境大学新聞さん、コメントありがとうございました。

地球人さんのご指摘のとおり原発一つ取っても、まだまだ「答え」は個々人それぞれ枝分かれしているものと思っています。そのような点について知る得る機会となり、あえて結論を出すことを目的とせず、「なぜ、そう考えるのか」という意見交換がはかれる場を願っています。コミュニケーションのお話もまったくその通りだと思います。ぜひ、これからも気軽にコメントいただければ幸いですので、よろしくお願いします。

環境大学新聞さん、たいへん恐縮ながら何を伝えたいのか、よく分かりません。できれば次回投稿される場合は、もう少し分かりやすい文章をよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年3月18日 (日) 22時01分

こんばんは

先のコメントの中で、OTSUさんに敬称を付けるべきところ、一つ抜けていました。
申し訳ありません。
以後、気を付けます。

投稿: 地球人 | 2012年3月18日 (日) 22時12分

この数年間の応酬の回答が灰皿とは、あまりにも寂しすぎますね。
もはや出るのはため息だけです。

投稿: L | 2012年3月18日 (日) 22時20分

地球人さん、わざわざご丁寧にありがとうございす。

Lさん、いつもご訪問ありがとうございます。「灰皿」という言葉のみに反応され、たいへん残念なことです。私の文章力、表現力の拙さや甘さを深く反省しています。

投稿: OTSU | 2012年3月18日 (日) 22時32分

何となく違和感の正体がわかった気がします。

管理人さんを始め、ここで公務員を擁護する人たちには、市民に対する感謝の念が不足しているのですね。

民間は顧客に感謝するところから始まるので、批判を受ければ真っ先に自分に原因が無いのかと疑いますが、公務員の人たちは市民に感謝せず「やってやっている」感が強いから、批判は市民の不理解によると頭から思い込むのですね。

なるほど、ここでの管理人さんのの対応にも納得出来ました。

でも、自分の給料が何処から出ているのか肝に命じるべきだと、僕は思いますよ( ̄▽ ̄)

投稿: つぶやき | 2012年3月19日 (月) 06時52分

つぶやきさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

今回の記事本文で記した趣旨のとおり、そのような見方をされる方がいらっしゃる点について留意していきます。これ以上、言葉を継いでも簡単に相互理解は進まないでしょうから、基本は記事本文を通して自分なりの「答え」を返していきます。長い目で見てお付き合いいただければ幸いですが、「そんな時間がない」と愛想をつかれてもやむを得ないものと思っています。

投稿: OTSU | 2012年3月19日 (月) 08時23分

>「そんな時間がない」と愛想をつかれてもやむを得ないものと思っています。

世間ではこんな居直りは通用しません。
ここに違和感を持つ人は、橋下市長のように世直しする人を応援しましょう。
たとえ壊し屋でも、四民平等のために一旦壊さなければなりません。
出資法違反など経済事件を見るとモラルの崩壊した者は再犯を繰り返します。
人事考課などでは到底追いつかないことは明白です。

保険料や職域加算を残そうとする共済年金は厚生年金とは別会計で続けてもらいましょう。
公務員が労働者以上でも以下でもなくなるまでは彼らの闘争に対する批判の手を緩めてはなりません。
これらの不平等を精算し後世に引き継ぐのが、現役世代の役目です。

投稿: 世直し | 2012年3月19日 (月) 09時43分

呆れて物が言えない・・開いた口が塞がないとはこのことだろうか。

大阪維新の会は、関電に対して可及的速やかに全原発を廃止と言ったが、それよりも先ず取り組むべきは可及的速やかに全労組の廃止ではないのかと考えさせられる。

先般の原発事故で撒き散らされた放射性物質が人を蝕むように、ここの管理人のような考え方もやはり人間を蝕むものと言うべきではないか。それならば、まだ原発のほうがエネルギーを生み出すだけマシだと言える。

住民のこれ以上だまされないように、労組の完全撤廃を原発廃止より優先して行う必要があるだろう。

投稿: 世のために | 2012年3月19日 (月) 12時01分

新しい記事を読んでも、何一つ心に響かない。

民間人は批判を受け入れ修正しないと、自己の存在自体を否定される。
自己の存在が確保された人間の「お話」としか思えない。

巷間言われる「辛辣な言葉の批判は相手の心を閉ざすだけだ」・・も、子供の「親が勉強しろと何回も言うから勉強しないんだ」と同じだ。
大人の常識からすれば、冒頭の言葉はあくまで「批判する側」の言葉であって「批判される側」の言葉では無い。
批判されているのに、批判の手法にまで注文を出している傲慢さを早く理解すべきだろう。

人間はidentityが必要だ。自分の正当な存在理由が必要だ。百姓は「米を作って皆の役に立っている」、大工は「家を建てて皆の役に立っている」、警察官は「泥棒を捕まえて皆の役に立っている」。

欧米では「天にまします我らの父よ、我らの罪を許したまえ」と言いながら他人の生き血を啜り続けた。「原罪を認め謝罪する事」でidentityを保っているのだから呆れる。「謝るくらいなら最初からするな」なんて話は通用しない。

武士は自らの存在意義を問われて「武士道とは死ぬことと見つけたり」と答えた。真面目で恥を知る日本人の真骨頂だ。
決して「我々は統治者階級だ、文句があるのか?」とは言わない。

公務員の中にあって、その存在意義に自信の持てない者が先鋭的闘争を繰り広げている。その中身は様々だ。利に走る者、懐古趣味の者、観念が突出した者、仁義な者、正に呉越同舟。
それらが形を変えながら「西南の役」にまっしぐらに進んでいる。だから是非も無いのだ。

投稿: あまのじゃく | 2012年3月19日 (月) 12時19分

たまにはみなさんリラックスしましょう。

ところでちょっと笑えるプログを紹介します。
自由と民主主義の旗を掲げる「共産」党と関係が
あるようですが。

>http://toyotaroudousya.blog135.fc2.com/blog-entry-588.html

プログ名は トヨタで生きる です。

このような人が労働者は弱者って言うから
本当に弱い労働者が過労死したり、自殺するのかなあと
思わず思ったりします。

やれやれですねえ

投稿: nagi | 2012年3月19日 (月) 19時56分

被雇用者は民間であれ公務員であれ、雇用主に労働力を提供して対価を得ているに過ぎません。
そこで顧客あるいは市民に「感謝」が絶対に必要なのでしょうか。
もちろん相手の好感度を高めるために、感謝しているというPRは有効でしょうけれども。
顧客や市民の方から「感謝」を求めるというのは、何か違う気がします。

民間は批判されたら真っ先に自分に原因がないのか疑う、批判を受け入れないと存在を否定される…。
なんですか、それ?どこの民間の話ですか?
まずは批判内容の分析でしょう。内容が聞くに足るレベルであれば受け入れればよいのです。
しかしながら、そうでない場合は受け入れる義務などありません。
それに、批判の内容や手法に対し、公務員側から逆に批判が起これば如何なさいますか。
真っ先に自分に原因がないのか疑いますか?批判を受け入れますか?
そんなことはないでしょう。自分でやらないことを相手に求めるのは見苦しく感じますよ。

投稿: SK | 2012年3月19日 (月) 20時07分

>攻撃的な言葉を並べることや誹謗中傷の類いとなる言い方は慎んでいただければと考えています

面白がって攻撃的な文章を書いている人もいるようですね。
労組を廃止しろなどというのはまさしくケンカを売っているとしか思えません。コメント欄がトゲトゲしいやり取りになるのは公務員叩きや労働者叩きの連中にほぼすべての責任があります。

彼らの責任の所在ははっきりさせましょう。喧嘩両成敗はフェアな思想ではありません。

投稿: 小次郎 | 2012年3月19日 (月) 20時58分

>SKさん
>顧客や市民の方から「感謝」を求めるというのは、何か違う気がします。

確かに感謝を示せと言葉で求めるのは筋違いでしょう。私もそう思います。

しかしそうは言っても、サービスや商品の提供を受ける側は、そういうことを敏感に感じるものです。そしてその場合、民間であれば貴方のとこの商品は要らないとなるだけです。決して、感謝を示せと言葉では言いません。

対して、行政の場合は替わりの商品が簡単には手に入らない。だから批判という形になるだけでしょうね。ここで言われた「感謝が足りていない」という指摘は、間違ってはいないと思いますよ。

しかし、SKさんのような視点からは、正確な批判内容の分析は不可能でしょう。だから、どれも聞くに足るレベルではないと受け取ってしまうのですね。

成功している民間であれば、サービスや商品の開発の際には顧客への感謝の視点は必須のファクターです。もちろん提供の場でもね。「それ?どこの民間の話ですか?」などと言っている時点でちょっと・・ですが、先ずは成功している民間を良く観察して学ぶべきだと思いますよ。


少しくらい経験と知識を高めて、せめて成功して活躍している民間職種と、政商として多くの自治体に潜り込んでいる某経営者陣くらいは見分けて欲しいなぁと思います。しかし多くの自治体では手放しで受け入れている。たぶん自分らがそこで働くわけじゃないからでしょうね。

この点はnagiさんと同様に「やれやれ」とい思いしか出てこないですねぇ。

投稿: ” ” | 2012年3月19日 (月) 21時28分

 以下の紀律をみると、昔の官吏の方が今の痴呆公務員よりも立派だったんじゃね。
-------------------------------------------------------------
朕官吏服務紀律ノ改正ヲ裁可シ玆ニ之ヲ施行セシム
御  名    御  璽  明治二十年七月二十九日  內閣總理大臣伯爵伊藤博文
勅令第三十九號

官吏服務紀律

第一條  凡ソ官吏ハ天皇陛下及天皇陛下ノ政府ニ對シ忠順勤勉ヲ主トシ法律命令ニ從ヒ各其職務ヲ盡スヘシ
第二條  官吏ハ其職務ニ付本屬長官ノ命令ヲ遵守スヘシ但其命令ニ對シ意見ヲ述ルコトヲ得
第三條  官吏ハ職務ノ內外ヲ問ハス廉耻ヲ重シ貪汚ノ所爲アルヘカラス
官吏ハ職務ノ內外ヲ問ハス威權ヲ濫用セス謹愼懇切ナルコトヲ務ムヘシ
第四條  官吏ハ己ノ職務ニ關スルト又ハ他ノ官吏ヨリ聞知シタルトヲ問ハス官ノ機密ヲ漏洩スルコトヲ禁ス其     職ヲ退ク後ニ於テモ亦同樣トス

     裁判所ノ召喚ニ依リ證人又ハ鑑定人ト爲リ職務上ノ祕密ニ就キ訊問ヲ受クルトキハ本屬長官ノ許可ヲ    得タル件ニ限リ供述スルコトヲ得

第五條  官吏ハ私ニ職務上未發ノ文書ヲ關係人ニ漏示スルコトヲ禁ス
第六條  官吏ハ本屬長官ノ許可ナクシテ擅ニ職務ヲ離レ及職務上居住ノ地ヲ離ルヽコトヲ得ス
第七條  官吏ハ本屬長官ノ許可ヲ得ルニ非サレハ營業會社ノ社長又ハ役員トナルコトヲ得ス

第八條  官吏ハ本屬長官ノ許可ヲ得ルニ非サレハ其職務ニ關シ慰勞又ハ謝儀又ハ何等ノ名義ヲ以テスルモ直接    ト間接トヲ問ハス總テ他人ノ贈遺ヲ受クルコトヲ得ス

    官吏外國ノ君主又ハ政府ヨリ授與セントスル所ノ勳章榮賜俸給竝贈遺ヲ受クルニハ天皇陛下ノ裁可ヲ    要ス

第九條  左ニ揭ケタル者ト直接ニ關係ノ職務ニ居ルノ官吏ハ其饗燕ヲ受クルコトヲ得ス

一  官廳ノ工事ヲ受負フ者
一  官廳ノ爲替方又ハ出納ヲ引受クル者
一  官廳ノ補助金ヲ受クル起業者
一  官廳ノ用品ヲ調達スル者
一  官廳ト諸般ノ契約ヲ結フ者

第十條  凡ソ上官タル者ハ職務ノ內外ヲ問ハス所屬官吏ヨリ贈遺ヲ受クルコトヲ得ス
第十一條  官吏竝ニ其家族ハ本屬長官ノ許可ヲ得ルニ非サレハ直接ト間接トヲ問ハス商業ヲ營ムコトヲ得ス
第十二條  官吏ハ取引相場會社ノ社員タルコトヲ得ス及間接ニ相場商業ニ關係スルコトヲ得ス

第十三條  官吏ハ本屬長官ノ許可ヲ得ルニ非サレハ本職ノ外ニ給料ヲ得テ他ノ事務ヲ行フコトヲ得ス
第十四條  浪費シテ產ヲ破リ其分ニ應セサル負債ヲ爲ス者ハ過失ノ一タルヘシ
第十五條  官吏ハ私立郵船會社又ハ私立鐵道會社ヨリ無賃乘船無賃乘車切符ヲ受クルコトヲ得ス

第十六條  凡ソ局長所長其他一部ノ長ハ各所屬官吏ヲ監督シ其過失若シ懲戒處分ヲ行フノ區域ノ內ニ在ラサル     者ハ之ヲ訓吿スルコトヲ務ムヘシ若シ懲戒處分ヲ要スト認ルトキハ事狀ヲ具ヘテ之ヲ本屬長官ニ稟     吿スヘシ其情ヲ知リ隱蔽シテ稟吿セサル者亦過失タルコトヲ免レス

第十七條  本紀律ハ高等官判任官及俸給ヲ得テ公務ヲ奉スル者ニ適用ス

投稿: 年収百万円減公務員 | 2012年3月19日 (月) 22時22分

>彼らの責任の所在ははっきりさせましょう。喧嘩両成敗はフェアな思想ではありません。

責任の所在をハッキリさせるのは官公労では?
「是」と「非」の均衡がとれていないのも官公労。
フェアにハンムラビ法典を引用しましょう。

投稿: 世直し | 2012年3月19日 (月) 23時03分

>少しくらい経験と知識を高めて、せめて成功して活躍している民間職種と、政商として多くの自治体に潜り込んでいる某経営者陣くらいは見分けて欲しいなぁと思います。しかし多くの自治体では手放しで受け入れている。たぶん自分らがそこで働くわけじゃないからでしょうね。

強く賛同します。

投稿: 世直し | 2012年3月19日 (月) 23時08分

>労組を廃止しろなどというのはまさしくケンカを売っているとしか思えません

 私も昔、組合で役員をやっていました。いわゆる御用組合です。

 国家公務員の場合、圧倒的に官側が優位で、我が役所の場合、組合の存在感はないも同然です。
 特に連合系の御用組合は、民主党に肩入れし、支持してきたにもかかわらず、給与削減をほとんど一方的に決定されており、組合員は高い組合費をおさめていても、何らメリットを感じられません。

 ここ数年の組合加入率も減っており、組合の存在意義が揺らいでいます。

 また、組合のない消防、検察、警察、防衛がおおむね、同年代の行政職員よりも俸給額が1割程度高給となっていることも、組合の必要性について、疑問が生じることになっています。

 こういう観点で「組合なんていらない」っていう意見は、傾聴に値するものだと思います。

投稿: 年収百万円減公務員 | 2012年3月19日 (月) 23時21分

>被雇用者は民間であれ公務員であれ、雇用主に労働力を提供して対価を得ているに過ぎません.

これ、チホーコームインの志望動機を見ると大勢なんでしょうね。

民間にも取り敢えず大企業志向はあっても、興味分野と達成感というものは無視できないからね。
上記のコメントにはいかに質を高めて労働価値を上げるか、という発想はなく、労使協定で得た条件内でいかに労働力を高く売りつけるか、しか出てこないでしょうね。

投稿: damedakorya | 2012年3月19日 (月) 23時31分

「OTSU」氏

出先からなので短文で失礼します。

最近のここの状況ですが、もう無理でしょう。貴方はコメント欄を閉じるべきだと思う。

私も過度な言葉で批判したが、それでも以前はまだ貴方への理解者の方が多かったものです。しかし今、貴方のような人に肩入れすることは、あまりにも難しい情勢です。だから今、このコメント欄は、貴方の敵を増やすことにしか寄与出来ません。

しかし、どうせ貴方は簡単には変われない。それなら少し視点を変えて、自ら執行部に属さない若衆の声を聞きに歩いたらどうでしょう。委員長の顔も声も知らない組合員は実は多いようですよ。こういう時こそ足元の声を聞き基礎を固めるべきでしょう。

投稿: MobileSE | 2012年3月20日 (火) 01時14分

世直しさん、世のためにさん、あまのじゃくさん、nagiさん、SKさん、小次郎さん、” ”さん、年収百万円減公務員さん、damedakoryaさん、MobileSEさん、コメントありがとうございました。

MobileSEさん、ご心配恐れ入ります。ただコメント欄の扱いなども含め、前回記事「迷った末の結論」のとおりですので、しばらくは右往左往しないつもりです。ご指摘のとおり「敵を増やす」傾向も否めませんが、一方で幅広い声を伺える場であることも確かです。今回記事のコメント欄も一つの方向のみに偏らない多様性を感じ取れています。

そもそも今回の記事内容は「答え」を一つと決めず、多様な「答え」にも耳を傾けて欲しいという趣旨を綴っていました。そして、いろいろな「答え」を認め合うという意味は、決して賛同や理解を強引に求めるものではありません。「そのような見方もあるのか」程度の興味で結構ですので、他者の「答え」を見下したり、蔑んだりするような言葉は控えて欲しいという協力要請でした。

そのような言葉を並べなくても、異なる意見に対して反論や疑問を投げかけることは充分可能であるものと思っています。このあたりは「批判の手法にまで注文を出している」訳ではなく、不特定多数の方々が集う場におけるマナーであり、あくまでも管理人からのお願いとなります。いずれにしても最近、ギスギスした雰囲気が目立ち、読んで不快になるという声をよく耳にしていたため、たいへん恐縮ながら同じようなお願いを重ねていました。

その上で、公務員組合の活動の現状などの「答え」が間違っていれば、変わらざるを得ないという縦糸と横糸の話を記したところでした。喫煙の問題を一例にあげましたが、セクハラやパワハラなども時代情勢の変化に応じ、一昔前と比べて大きく変わった事例だと見ています。言葉が不足し、誤解を招くのかも知れませんが、皆さんから批判を受けがちな「答え」が変わらざるを得ない場合、おのずと変わっていくのだろうと受けとめています。

「委員長の顔も声も知らない組合員は実は多い」というお話ですが、組合員が一堂に会する場が少ない中、残念ながらその通りだろうと思います。その点は本当に若い人たちと直接交流できる機会を設け、いろいろな声に接していければと考えています。

投稿: OTSU | 2012年3月20日 (火) 08時56分

私が「民間人は批判を受け入れ修正しないと、自己の存在を否定される」と書いたら、「どこの民間の話ですか?」との問い(反論?)がありました。

貴方の周囲に「倒産した会社」があるでしょ?あの人たちは全て「修正に失敗した為に存在を否定された人達」ですよ。
貴方は「批判の内容を吟味すべきである」・・と書いていますが、これは受け入れた「後」に為すべき事です。

私は「修正しないと存在を否定される」と書きましたが、どの様に修正すべきか・・というと「自己の存在が肯定されるように」です。

皆さんが「やれやれ」と書いているのは、批判を「受け入れていない」からです。

では私からの批判ですが・・
『今の公務員組織は信賞必罰が不足し、組織の活力が低下し、働かざる者を多数抱え込み、市民に提供すべき公益が低下している』

この批判を「先ず」受け入れ、然るべき反論でも検証でも考察でも行って、「両者の間に存在する評価格差」・・これを「批判」と言うのだが・・を解消して、公務員の存在が「肯定される」ようにしてください。
結局これをやっていないから「やれやれ」なんですから、よろしくお願いします。お返事を待っていますよ。

OTSUさんは新たな記事の中で「不正・不当は即刻改めるべきだが、地域差が生じている」と書いています。
これをそのまま読むと、自治労は不正・不当を排除してきたが、地域によっては(大阪のように)変化しきれていない所も存在する・・と言う意味ですね。
残念ながら、もう信用できないのです。

大阪では「庁舎の使用を不許可にする事は不当労働行為だ」と言っている長が存在するらしいですね。
市民が「不当労働行為」に意味を知らない事を良い事に「嘘八百」を並べている。
・・という事は「言っている全て」が嘘であり信用できない・・と解釈すべきだ。
この様な組織は「唾棄すべき存在」でしかない。

投稿: あまのじゃく | 2012年3月20日 (火) 10時29分

OTSU様、ご無沙汰しております。コメントは、年1~2回程度ですが、記事は毎回閲覧させていただいております。
おっしゃるとおり、最近はコメント欄が荒れ気味であり、私も嫌な印象を受けることがあります。
たしかに、コメントの多くは、私たち公務員がどのように見られえているか、辛らつな内容のものも含め、素直に向き合うべきものと考えます。一方で、自治体それぞれの状態―都会の大自治体から地方の小自治体といった地域的なもの、財政状況、職員数、それぞれの地域経済の状況、その他―が異なる中で、それぞれの自治体ですぐに対応できるもの、そうでないもの様々あり、一自治体の労組委員長であるOTSU様が公務員を代表して(という表現は大げさでしょうが)、各コメントに向き合うには限界があると思います。
また、OTSU様の「様々な見方、考え方に気付く、相互理解を求める場」といった思いについても、そこを通り越したコメントが多く綴られており、OTSU様の思いとのズレのようなものを感じます。さらに攻撃的・誹謗中傷的な表現でコメントする方も依然いらっしゃいます。
こうした現状を踏まえてなお、これまでと同様に続けられるとの判断ですが、MobileSE様と同じく、私も一度コメント欄を閉じてはどうかと思います。
業務・組合とも、多忙な時期だと思います。お体には、くれぐれもお気をつけ下さい。


追記
上記のようなコメントをしておいてなんですが、年収百万円減公務員さん、国家・地方関係なく、あなたも私たちと同じ批判されている側の『公務員』ですよ。それをわきまえずに、他のコメントに便乗する形で地方公務員に対する攻撃的な書き込み(痴呆公務員など)を行っているのであれば、それはあなた自身で自らの人間性を貶めていますよ。
ちなみに、(これも自治体によって様々ですが)私は何年も前から年収は減っています。いつの報道だったか定かでないので申し訳ありませんが、この間の全地方自治体で行われた人件費削減の成果は、国家公務員の人件費削減よりも大きいとの報道を目にしました。
また、私の周囲の市民からは「市の職員よりも国の職員の方が性質が悪い。市の職員は、異動があっても同じ自治体にいるが、国の職員は異動したら、それで終わり。引継ぎもきちんとしないから、これまで積み重ねてきた話の内容も全て1からやり直し」などということが言われています。私自身、本来、国の職員がすべき仕事を振られ、苦労した経験があります。
あなたは「自分たちのことではない」と思うかもしれませんが、もう少し、考えてみればどうですか?言えない不満を、このブログのコメント欄にぶつけているだけかもしれませんがね。

投稿: アンディ・ベム | 2012年3月20日 (火) 10時56分

私は逆に国よりも地方の方が性質が悪いと耳にします。まあ、どっちもどっちってことかもしれませんが。

給与の削減に関しては母数が違うとしか言いようがない。

投稿: 組合脱退済 | 2012年3月20日 (火) 11時52分

初めてコメントさせていただきます。知識も文章力もありませんが、よろしくお願いします。
新潟県某市は、財政状況が厳しいと言われています。したがって、施策の他にも当然、公務員人件費が批判の的となっています。
もちろん、簡単には解雇されない身分制度や、民間に比べ仕事への意識が低いとの意見も根強いです。

こうした問題は私の市だけに限らず、全国的な問題なのでしょうが、全員は無理にしろ多くの方が納得する「公務員像」とは一体どういうものなのでしょうか?
市全部署ではないにせよ私や私の周りの職員は「批判や苦情は改善のチャンス」と捉え、少しずつでも事務や市民対応の改善を図ってきたつもりです。
合併して巨大化した財政や借金体質も改善してきたし、今後の運営見通しも立ってきました。
どんなことにも「改善」にゴールはないのでしょうが、それでも人件費だけをターゲットにして来る匿名の批判電話やメールはむしろ増加しています。
「サービスは高く・負担は低く」の考えもあるでしょうし、ご自身の所得・仕事内容と比較して公務員人件費は高すぎるから、もっともっと下げてもらわないと
いけないという考えもあると思います。
当然行政職員として、その落とし所がどこにあるのか、もっと市民の皆さんと対話をしたり、更なる改善を目指すべきなのでしょうが・・・。
特に、人件費(給与)はどこまで下げれば納得するのか・・・公僕といえども私にも生活があります。
いただいた意見の中には、「市民の平均年収以上にならないようにすればいい」というものもありました。
正直、ここまで来ると対話や仕事内容を理解していただく以前に、大きな壁があるような気がして、及び腰になる面も否定できません。

国・県・市・町・村・・・それぞれに事情が異なりますから、一概に「これ!」という答えは難しいのかもしれません。
ただ、行政が提供する、もしくはしなければならないサービスが年々、多種多様・複雑多岐化していく中、多くの方が納得する「公務員像」の模索は難しいのかな
と感じています。
我々は市職員ですから、多くの方が・・・というより自分の市の市民から納得される「公務員像」を目指せばいいだけ単純なのかもしれませんが。

私は狭い視野で物事を考えがちですが、このブログで色々な記事・コメントを拝見させてもらい、非常に役に立っています。
最近は、ブログそのものやコメント欄の存続自体が話題になっていますが、これからも続けていっていただきたいと思います。

乱文乱筆、失礼いたしました。

投稿: 新潟県某市職員 | 2012年3月20日 (火) 11時55分

これまで色々と文章を考えてきましたが、徒労に終わっていますので簡潔に感想をつぶやかせていただきます。

新潟県某市職員 様

>自分の市の市民から納得される「公務員像」を目指せばいいだけ単純なのかもしれませんが。

以前にここでも書いているのですが、これで十分です。各種団体(政商ですか?)は放っておいても来るでしょうから、それ以外のサイレントマジョリティの肉声をご自分で集めれば目指すものは見えると思います。
>それなら少し視点を変えて、自ら執行部に属さない若衆の声を聞きに歩いたらどうでしょう。( MobileSE 氏もコメントされていました)

その際に組織の都合などは天井裏にでも上げておいてください。横並びも同様です。
灰皿もハラスメントも内部事情で全く市民には関係ありません。視点は外部においてください。
それぞれの地域でベストを目指せば「痴呆」なんて揶揄されませんよ。

>市民の平均年収以上にならないようにすればいい

質的単価が平均よりかなり高いんですよ。
身分保障が諸悪の根源です。公務員自ら放棄する、または剥奪に抵抗しないでください。
中以下の自治体の財政を改善するのは切り詰めれば良いだけですから簡単です。民間と違ってサービスが悪くても徴税権がありますから。
国と違って歳出が地域経済に与える影響も、財政再建のための緊縮程度なら多数の市民には影響がありません。

あまのじゃく 様

コメント欄が締まってますよ。ご無理のないよう案じつつコメントを読ませていただいてます。

年収百万円減公務員 様

自治労の欺瞞を世間に知らしめてください。

投稿: L | 2012年3月20日 (火) 12時40分

組合脱退済さま

『まあ、どっちもどっちってことかもしれませんが。』そのとおりです。どっちもどっちなんです。
ただ、攻撃的な表現によるコメントを書き込まれると、やはり感情的な部分が前に出てしまう・・・。

公務員同士で、どうのこうのしている場合ではない。私自身、修行が足りないということを自覚しています。すいませんでした。

投稿: アンディ・ベム | 2012年3月20日 (火) 12時54分

アンディ・ベムさま

こちらこそすみません。私は国に仕えていますが、昨今の情勢を思うと心が折れそうになります。
ただの感情論から来る批判に対しては右から左に受け流すようにしています。的外れの批判を全て自分の責任のように受け止めていたらメンヘルになりまから。

官民交流を促進して、大きな壁を敷居程度にできたらと思うのですが。

とにかく私も精進します。ありがとうございました。


投稿: 組合脱退済 | 2012年3月20日 (火) 14時28分

公務員擁護派、公務員非難派、どちらであっても
品位のないレスは存在します。そのようなレスは無視しましょう。

少々上記のせいで荒れていてもいろんな立場の方からコメントが
ある以上、素晴らしいプログと思いますし、ひとえに管理人の
OTSU氏の努力の賜物です。

>新潟県某市職員氏
品位のないくだらないレスは無視して、この場によくレスしている
人は、公務員の方々を無闇に攻撃してるわけではありません。
大多数の方々は、懸命に努力の限りを尽くしていると理解して
います。非難されるべき事象は、あきらかな命令違反を何度繰り返しても
解雇されない。業務能力が極端に低いのに名ばかり役職で給与を
貰っている。特定の思想活動に血道をあげたり、それに乗じた
政治活動を行う。

などが、あまりにも目立つので、一生懸命働いている方々を
ちゃんと評価し報われる為の制度導入と運用を求めています。
そしてそれを実現するために自治労が協力してほしいのです。

しかし現在の自治労は、社会正義実現の為に反原発活動や
基地問題に活動し、特定の思想に汚染されているように
見えてしまいます。また政治活動も熱心ですが、これも
大阪市の例をあげると、とても労働者の為ではなく、一部の
人間の特権や権益を守る為の活動しか見えません。

心無い電話やメールが来ることは残念に思いますが
最近の日本人のモラル低下の象徴かもしれません。

投稿: nagi | 2012年3月20日 (火) 15時07分

 失礼、地方公務員の方々を全て批判するつもりもございません。
 ただし、自治労や日教組は、日本社会に巣食うがん細胞だととらえています。

 nagi氏指摘のとおり、行政内部にあって職務専念義務も勤務時間も守らず「政治」活動を活発に行い、朝日や毎日などのマスコミとも暗黙の連携をはかって、「売国」活動にいそしんでいるからです。

 こういう痴呆公務員が国益を損なっています。

 国旗・国歌を否定し、それでいて国家から、給与や年金を得ています。
 
 自己矛盾に満ち、私的で利己的で無政府主義的な反社会的態度です。

 中・韓・北朝鮮という反日勢力が力を増す中、こういう痴呆公務員の存在が、日本の劣化と領土・領海の危機をまねくのです。

 そういう観点で、「痴呆公務員」とは、「日教組および自治労に所属し、日本の国益を損ねる活動を無邪気・無自覚・意識的に行う愚か者をいう」とでも定義しておきます。

投稿: 年収百万円減公務員 | 2012年3月20日 (火) 15時57分

>無政府主義的な反社会的態度です。

自治権と表裏一体ですね。国が定めた法律も権限が自治体にある場合は骨抜きにされますからね。
これも諸悪の根源です。
自治権を侵害しないで遵法されるには訴訟ですか?

政府は国家公務員人件費を抑制しながら自治体については放任した。
岡田さんも一言注文はつけても良かったかもしれません。
輿石さんが連合とつるんだのか?

雑談放談すみません。

投稿: L | 2012年3月20日 (火) 18時50分

失礼します。
「痴呆公務員」の定義ですが、
「日教組または自治労に所属し、日本の国益を損ねる活動を無邪気・無自覚・意識的に行う愚か者をいう」と修文しておきます。

投稿: 年収百万円減公務員 | 2012年3月20日 (火) 20時19分

あまのじゃくさん、アンディ・ベムさん、組合脱退済さん、新潟県某市職員さん、Lさん、nagiさん、年収百万円減公務員さん、コメントありがとうございました。

アンディ・ベムさんからも心配され、コメント欄の閉鎖を勧められました。たいへん有難く思っていますが、このブログは様々な声を伺える場としての大切さを貴重な目的としています。そのため、コメント欄を閉め、一方通行の発信にとどめた場合、開設している意味合いが半減するように考えています。また、新潟県某市職員さんやnagiさんのようなご意見もある中、あまり気負わず、日常生活に過度な負担をかけない範囲で、これまで通りのペースで続けていくつもりです。ぜひ、今後とも見守っていただければ幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年3月20日 (火) 21時35分

 OTSU様。失礼します。

 国家感やおそらく思想・信条も異なると思いますが、老舗の公務員系HPが次々と閉鎖される中、この場は貴重な存在です。

 辛辣なことを述べるかもしれませんが、これも日本国の行く末を案じるがゆえの言辞です。

 せめて、公務員くらい、国益の視点で「愛国者」であるべきでしょう。

 そうでなければ、敵対的に日本の国益をたえず侵害(尖閣、竹島、拉致)する中・韓・北朝鮮に勝てません。

 そんな思いを込めて、勝手な書き込みをするかもしれませんが、お目こぼしを。

 例えば、新潟では中国による民有地の取得が進み、そこに広大な領事館を中国は作ろうとしています。

 一方、北朝鮮の港が中国に長期貸与されています。中国が日本海に初めて設置した戦略的拠点です。

 中国は着々と日本海を挟んで、北朝鮮と新潟に拠点を築いています。

 これは、軍事的な意図をもった長期的な戦略とみていいでしょう。

 こういう事実をもっと国民は知るべきなのです。日本国を守るための国防はどうすべきか、真剣に考えなくてはいけません。

 この場をお借りしてこうした警鐘を鳴らしていきたい。

 今後もよろしくです。

投稿: | 2012年3月20日 (火) 23時29分

↑上のコメントは小生です

投稿: 年収百万円減公務員 | 2012年3月20日 (火) 23時30分

年収百万円減公務員さん、コメントありがとうございました。

繰り返し述べているとおり様々な声が伺える場であることの貴重さを受けとめています。したがって、年収百万円減公務員さんが「なぜ、そのように考えるのか」という基調でご意見をお寄せくださることを歓迎する立場です。その上で、ぜひ、罵りが前面に出た書き込みだけは控えてくださるようお願いします。

また、このコメント欄は記事本文の内容から話題が広がっていくことも、ある程度容認している自由度の高さもあります。それでも極端に流れからそれるような投稿にもご注意いただけれぱ幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年3月21日 (水) 07時47分

誠実に丁寧に説明したら、「回りくどい」とか言って叩いてくる奴がいるのか

叩いてやろうという結論が先にある人は何を言っても否定的な言葉を投げかけてくるものですよ

SMAPやAKB、福山雅治にもアンチはいるんだし、ましてや公務員の労働組合役員じゃなおさら。

こんなに丁寧に説明しているからこそアンチ一色にならない、共感してくれている人もいるんだと思ったほうが良いです。

投稿: ワンフレ | 2012年3月21日 (水) 22時17分

 ルールを守ったうえで自由闊達な議論が交わされる場であればさらに互いの考えも深まるのではないかと今回、前回の記事を読んで感じています。
 私の職場では新規採用抑制7割減が話題になっています。(私の職場では実際には新規採用は一人もありませんが・・・採用があっても大都市部にごく少数ですが・・)
 野田政権が2013年度の国家公務員の新規採用数を09年度に比べて4割超減らす方針を打ち出していることに対して、小宮山洋子厚生労働相は21日の閣議後の記者会見で、「若い人を減らし過ぎるのは、省庁の構成自体もいびつになる。影響が大きい」と慎重な姿勢を示した。
 公務員の採用減は、消費増税議論の中で政府が身を切るための措置と位置づけられている。だが、小宮山厚労相は「民主党のマニフェストでは、新卒採用を減らすという言い方にはなっていない」と指摘。「経済界に若者を雇用して下さいと(政府が)言っているのに、公務員の門戸をどこまで閉ざすのかは議論がある」と述べた。
公務員削減「若者のため」=岡田氏
 岡田克也副総理は21日の参院本会議で、国家公務員新規採用の大幅抑制を各府省に指示したことについて「国家公務員削減は財政や社会保障制度の持続可能性のために必要なことで、若い世代のためにも行っている」と強調した。
 公明党の谷合正明氏が「声を出せない若い世代へのしわ寄せになるだけだ」と批判したのに対して答えた。 (2012/03/21-13:03)
 たしかに先の見えない私の職場に採用されるよりも他の企業、官公庁のほうがよいのではと忸怩たる思いで結論が出るのを待っている状態です。(公務労協のHPを閲覧しても「政府には伝わらない」との思いを強くしています)
 どじょう総理も消費増税のガス抜きで採用抑制を考えているようです。(どじょうは鍋にして食べるのが一番?らしいですが食べたことがないので挑戦してみたいと思っています。)

投稿: ためいきばかり | 2012年3月21日 (水) 22時24分

市民サービス と 公務員の労働組合 は対立するものではなくて むしろ市民サービスを守り向上させるための取り組みを進めれば 職場も守られる

そういう市民志向が強く、現場からのボトムアップを実践しているのが、大阪市従なので、

大阪から学ぶものもたくさんあるし、

「俺達は市民のためにがんばってる」からと舞い上がって法律的にグレーな行動をさらしても当然叩かれる、という教訓も反面教師として学ぶものもある

投稿: ワンフレ | 2012年3月21日 (水) 22時47分

最近個人的に思うのは、ある物事に対して、イイとかイクナイとか評論的に論じるよりも、

もし仮に自分がその立場(特に修羅場の中)に立ったらどうするか、考えるほうが生産的だと思う。

大阪の労働組合だったら、東電の現場にいたら、首相だったら、被災地の村長だったら、自分なら何を決断し、何を周りに働きかけて組織をどのように導くのが最善なのか

もし私がOTSUさんの立場に立ったら、やはりコメント欄は残すと思います。もし、OTSUさんが現実世界で職場の仲間や、組合員、市民に、ここのコメント欄で出てきたような意見を投げかけられたら、どんな風に答える、かあらかじめ考えておくことができると思うのです。

(もちろん現実世界では、コメント欄の一部のようなトンチンカンな意見を言ってくる人はいないとは思いますが)

投稿: ワンフレ | 2012年3月21日 (水) 23時05分

ワンフレさん、ためいきばかりさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

このように幅広いご意見や情報をお寄せいただけるため、やはり気軽に相互交流できる場は貴重だと思っています。確かに閲覧されている皆さん全員と共感し合えることは非常に難しい話ですが、最初から諦めずに今後も努力は重ねていくつもりです。

投稿: OTSU | 2012年3月22日 (木) 07時43分

新潟県某市職員さんや下っ端さんの様に批判を受けて解決しようとする公務員がいる半面、批判を無視して安住しようとする者がいる。
最も大事なのは「この両者」に信賞必罰を適用する事です。
それが真っ当な組織です。これを欠いているから、解決しようとする者がやる気を失い、組織が腐敗退廃している。

たったこれだけの批判に向き合おうともしないから、批判が後を絶たない。最も妥協できない部分を誤魔化そうとしているから、批判の声は大きくなるばかりだ。
たったこれだけを解決しないから、全ての対応が歪んでいる。

財政上、人件費を下げる必要がある時に「能力と努力」の足りない者を「より厳しく」査定しないから、最も弱い「新卒採用者」が犠牲になっているんだよ。簡単に言うと給与に見合う働きをしない者を追い出せば良いのだ。追い出されたく無ければ、給与に見合う働きをするか、働きに見合う給与に下げるかすれば良い。
50歳でも役立たずは「役職なし」の「給与200万円」でも、何の問題も無い。

そうする事が公務員組織、ひいては日本全体の「整合性を保つ」唯一で最良の方法だろう。

信賞必罰を導入しないなら、最も「能力と努力に欠けた者」がその働きに見合う水準になるまで「公務員給与を削減せよ」の声は続くだろう。

投稿: あまのじゃく | 2012年3月22日 (木) 10時21分

>最近個人的に思うのは、ある物事に対して、イイとかイクナイとか評論的に論じるよりも、

もし仮に自分がその立場(特に修羅場の中)に立ったらどうするか、考えるほうが生産的だと思う。


体験として、特に若い頃の感覚としては、権限のあるものは傲慢なものが多かった。他人をこき使って踏み台にできるようなアコギな輩と言える。
だから、そのパーソナリティや動機といった個々人レベルのものにはずっと関心を持っていた。

公務員にもプロスポーツのような処遇制度を導入すれば?特に管理職には。
実績、指導力、構想力、メッセージ性・・・
どれも場末の公務員に欠けるものばかりで参考になるはずだが。

とにかくA級の職員以外は管理職にしないこと。B級を許すとC級以下がどんどん増殖するからね。
日本は職業選択の自由が保証されているので、社会的事業に別のアプローチをすれば良い。
でも、志望動機が社会貢献ではなく、定時に帰れる、だとか、近くて給料も良い、とか、職場がノンビリしていたので居着いちゃった、程度なら公僕としての資質に疑問符がつく。
これではクリエイティブな発想は生まれない。
(大阪でおばさん教師が君が代斉唱の際起立しなかったらしいが、信念があるなら訴訟まで持ち込むべき。このおばさんの主権に対する考えを聞いてみたい)
トップとそれを選ぶ有権者に具体像がないのが根本だが。

社会保障費は一層苦しくなるんだけど、それを業務を通じて知り得る、または関連知識として情報収集等がここにいらっしゃる公務員サイドから提示されてもいいんだけど、ここに来る人達は手続き以外の本質に迫る情報がないね。

一般人が知るべきものは真実のみなのだが、美辞麗句を削ぎ落とした形が辛辣な言葉であるのなら、受け入れるべきだし個人的には投げつけられてもなんの問題もない。

だから、これはちょっと違うと思う。

>誠実に丁寧に説明したら、「回りくどい」とか言って叩いてくる奴がいるのか

叩いてやろうという結論が先にある人は何を言っても否定的な言葉を投げかけてくるものですよ

詰問されるのは、結論が先ではなく言葉だけが踊っているから。
つまり、論より証拠、百聞は一見に如かず。
それでもって、「誠実且つ丁寧」と言われる説明に信念が感じられないので、言葉を替える度に「努力」って具体的に何?という新たな疑問が生じ続けるわけ。
かなりの期間を経た結果として信頼度は地に落ちているから、回復するには相当な実績を積まないと無理だろうね。

投稿: ささやき | 2012年3月22日 (木) 12時59分

あまのじゃくさん、返す言葉はありません。
どんな世界でも、あまのじゃくさんの言うような事は必要であり、避けて通れないことだと思います。

人には能力がありますから、結果に差は出てしまうにしても・・・・・
少なくとも、努力して一生懸命やっているか、やる気がないかは、周りから見ていればわかることだと思います。

最低でもその部分については勤務評価を導入して、報酬や昇格に反映させなくてはいけないと思ってます。

身内に甘いと言われてしまうかもしれませんが、今の地方行政に身を置くほとんどの人間は、そういった感覚を持っていることは理解して下さい。
そして、そういった人事考課制度というものはすでに導入が始まっており、能力のない人間は昇格も難しくなっています。

昔は、大学を出ていれば誰でもレポート1枚で管理職になれた時代もあったようですが・・・・・・

スピードが遅過ぎると言われるでしょうが、行政は、そして私も、出来ることから始めています。


投稿: 下っ端 | 2012年3月22日 (木) 19時17分

以前一度書き込みした個人商店主です。
今のようなマイナス成長になってしまった市場では
顧客満足を考えない経営では成り立たないと思っています。
いかなる業務であれ、顧客満足を考えた行動が本来は求められて
いると思います。

非常に差別的な表現ですが、会社や企業が人を育てなくなった、
云われた事をそこそこ80点的に処理出来ればよいだけ?

工場作業や事務員さんは契約社員や派遣社員で十分?
少数の正規従業員の方が激務に追われている様に感じます。
同じ仕事しているのに、何で正規と派遣の差が、、って
論調が新聞とかだと多いですが、現場の労働者(正規)
のお話を聞いていると違う感じがしてきます。

当社は個人の方を相手に商売をしております、お客様に
正規従業員の方も派遣や契約社員の方も公務員の方も
おられます。仲の良いお客様と雑談レベルで喋っていると、
正規従業員さんたちの激務に大変やなーと云ってあげたく
なります。

人並みに作業や事務処理が出来るだけではクビ、
契約社員や派遣社員になってしまう、、、
ここ数年?で民間の会社は大きく変ってしまったように
感じます。
組合系公務員が非難されるのもこういった現状があるから
じゃないでしょうか?

追記、良くコメント欄が荒れてきていますね!とのコメントが
ありますが、私は殆ど感じません。とても参考になるコメントが
多いんじゃないかと。

投稿: 個人商店主 | 2012年3月22日 (木) 20時06分

>今の地方行政に身を置くほとんどの人間は、そういった感覚を持っていることは理解して下さい。

人事評価以前に動機として地域を良くしようという意思を地元職員に感じることは、ほとんどないのですが。
行政に必要なのはプロデュース能力なのですが委託業務っていう形態があるくらいノウハウに関する部分は民間の方があったりします。
工事に限らず福祉などもそうですね。
そんな素人集団がサイレントマジョリティのニーズも無視すると、残されるのは予算執行の権限だけになります。
これこそ行政そのものですが、実務的には業者の作った計算書を添付するだけですから誰にでも出来るんですよね。
今必要なのは、やらされ感よりはプロフェッショナルが担当することでしょう。

経済においてもスキルの底上げをしないと、企業そのものが存続できなくなりつつあります。
スキルもなく競争力のない分野の処遇を維持するのは難しい情勢なのでしょうね。

投稿: L | 2012年3月22日 (木) 22時23分

あまのじゃくさん、ささやきさん、下っ端さん、個人商店主さん、 Lさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

たいへん落ち着いた雰囲気のコメントをお寄せいただいてる皆さんのご理解ご協力に感謝しています。1週間が早く、あっと言う間に金曜日になっている気がしています。それだけ毎日が気ぜわしい証しであるようです。週末の新規記事も今回記事を補足するような内容を考え始めています。ぜひ、これからもご注目いただければ幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年3月23日 (金) 06時38分

おもしろい記事を見ました。大阪市の橋下市長に対することです。

>自治労連の熊谷守朗賃金権利局長は、「矢継ぎ早の攻撃が仕掛けられているが、全国の仲間で
ビラまきをして雰囲気を変えてきた。全国的にたたかっていく」と決意表明。

 自治労の石上千博総合政治政策局長は、「公務員の人権を無視してもよいとする攻撃が、全国で
起こる可能性がある。この問題に対決していく」と強調しました。

報じたのは新聞赤旗なんですが、

さて、一般市民との意識の乖離を測定したら面白いと思うのですが。

私には、労働組合を攻撃してるのではなく、不正が状態化し、自浄できないので
代わりに行っていると思います。非常時には非常な方法も止む得ないでしょう。

沖縄タイムズといい、どうしてこんなに日本を不利益に導こうとする
存在が多いのか、大阪市の市長がマッカーシズムならば、それを市民が
求めるようにしたのはこうゆう連中ではないのでしょうか。
真面目に仕事を勤め市民に尽くす多くの公務員の方々に心から同情します。

投稿: nagi | 2012年3月23日 (金) 10時37分

組織に信賞必罰を導入するにはどうすれば良いのでしょうか?

1つは受益者の意向が充分反映される仕組みを大事にする事です。
もう1つは悪平等を主張する勢力を「どうにか」する事です。

これから先は「卵が先か鶏が先か」の話になるのですが、結論から書くと総人件費を徹底して削減しましょう。
人件費を「一律に」削減する事こそ「悪平等」なのですが、働かざる者を雇用する余裕がある限り、どうも真剣にならない。

一部の(?)公務員諸氏の「権利がどうのこうの」って浮世離れした話を聞いてると、やはり徹底的に削減しないと「働かざる者食うべからず」の原理に気付かないな・・って多くの人が感じているのです。

尤も年金制度なんて廃止し、新たな(生活保護制度を含めた)社会保障制度を構築する事が前提ですがね。
公務員だけが叩かれる所以は無いでしょうから。

投稿: あまのじゃく | 2012年3月23日 (金) 10時57分

いつもROMしていますが、最近ここのコメントは荒れたりしているようですね。
管理者さまが公務員組合の役員であることもあり、(公務員というより)組合の批判になっているのでしょうか。

確かに私も傍から見ていると公務員や組合、その職場も変えていかなければならないと点もあるのかと思いますが、民間企業ではここで公務員が批判されているような事態のない、信賞必罰が徹底した企業ばかりなのでしょうか?疑問に思います。

倒産しなくとも不祥事を起こしたり、電力や通信をはじめ寡占企業では顧客は現実的にはサービス等の選択の余地がなく、サービスが悪くても供給を受けなければならない例もたくさんあると思います(田舎の商店ではサービス悪くてもそこで買わなければならないですが、信賞必罰の評価なんてしてないでしょうし。ファーストフードやコンビニも表向きの心のこもらないバイトのマニュアル挨拶が多く、でもレストランで食べるだけの資金力もないから、やむを得ずおにぎり1個、ハンバーガー1個買わざるを得なかったり。)

何かここの議論を聞いていると、民間企業の方々は聖人君子のように素晴らしく公務員は組合はじめダメな組織で、働かない者が多いという印象を受けますが本当にそうなのでしょうか?(権力ある公務員を批判したい感情はあるのかとは思いますが-それぞれの方々も自身でブログを立ち上げ、会社の批判を受ける状況を念頭においた方がいいと思います)

私は一介のフリーターみたいなもので、立派なことは言えませんが、公務員の方も批判のあることを認識すべきだと思いますが、批判する民間と思しき方々も批判できるだけの立派な組織に所属されているのでしょうか。こんな立派な会社、組織があるとご紹介いただきたいと思います(面接受けても入れないでしょうけど。)

個人的にはどのような職場でもダメな人もおり、問題も起きると思いますし、完璧な組織、人間はあり得ないのですから、お互いの立場を認め合いながら(所詮、みなさんいろいろ言われてはいますが、相手の組織に身を置いたことはないわけで(少なくとも現時点では)、断片的、伝聞的事実をもって批判合戦するのはフェアではないと思います。)

それぞれが尊重しあって、意見交換し、問題が見えれば、このブログの所期の目的は達しているのかと思います。批判を受け入れるとか結論を出すというのではなく、様々な意見があることを見出し、それぞれが、実社会において、「人の振り見て我が振りを直す」きっかけにすればよいと思います。

それと、ふと思ったのですが、民間はどちらかと言えば利潤追求し発展をする、国や地方自治体は事業部門もあるのでしょうけれど、民間では採算の合わないサービスや防衛や警察、徴税、監督、検査など国がその責任でやらなければならない特殊な業務があると思います。

特に防衛や警察のように第一線で命をかけて国民を守るという公務員の方々は「国民や国を守る」という高い使命感が先にあって、国民や市民に対する感謝の念をもって業務にあたるのとは性格が違うような気がします(自衛官や警官が市民を守ってやってるんだ、というのは傲慢ですが、感謝しながら防衛や警ら活動する類のものではないと思います)。

そした特殊な部分もある公務員について、一律給料を削減するのは当たり前だといった意見も出ていますが、本当にそんな乱暴な議論でいいのか疑問に思います。働いている業務の中味や質によって給与に差があるのは当然だと思いますし、だから、社員より経営者は給料が多いのだとおもいます。公務員の給料がどのくらいが適正なのかわかりませんが、サービスの中味で評価されるものではないかと思います。

いずれにしても、民間も公務員もみな同じ小さな島国日本の国民なのですから、仲良く理解し合ったほうがいいと思いました。こんなに批判されるのでは公務員にはなりたくない、民間もなかなか採用してくれない、フリーターが増えそうです。稚拙なコメントですみませんでした。

投稿: 就職難民 | 2012年3月23日 (金) 15時39分

就職難民さんがコメントされてる中、流れを変えてしまうようで申し訳ないのですが、素朴な疑問があるのでどなたかご教示いただけると幸いです。

私は現在とある省に勤務する技官です。
国では二年程前から人事評価制度がスタートし、今ではこれまでの評価が昇給・昇格に反映されています。(運用面では現場の人間として多々問題があるのは認識しております。)
そこでお教えいただきたいのですが、地方自治体では人事評価制度はあるのでしょうか?この場には公務員といっても国、県及び市等様々なお立場の方がおられるようですので、制度があるようでしたら、制度導入の結果、業務効率は上がったか、その効果または弊害に興味があります。

私どもの組織では、富士通などと同様、やはり弊害が目立ってきたような思いです。

管理人さま
タイトルから外れるレスですみません。
いつも週末のブログ更新を楽しみにしています。入省数年の若造ですが、ここでのやりとりはとても為になります。
無理なさらない程度に、これからも続けて頂けると個人的にありがたいです。

投稿: 某省国家公務員 | 2012年3月23日 (金) 22時27分

>特に防衛や警察のように第一線で命をかけて国民を守るという公務員の方々は「国民や国を守る」という高い使命感が先にあって、国民や市民に対する感謝の念をもって業務にあたるのとは性格が違うような気がします(自衛官や警官が市民を守ってやってるんだ、というのは傲慢ですが、感謝しながら防衛や警ら活動する類のものではないと思います)。

千葉県警習志野署は、職務より温泉旅行を優先したようですよ。それも組織的に。
警察についても使途不明金があることは幾度か報道され事実なのでしょう。
司法公務員は、行政公務員よりミッションや成果がハッキリしているのでモチベーションが維持しやすいでしょね。
それでも、温泉旅行を優先し不祥事を起こしても組織的に隠蔽する輩は分限にしても良いと思います。

公共事業に携わった経験から言えば、民間も聖人君子ではありませんが、利益を出さなければならないプレッシャーは税金で保証されている方々とは違いますよ。
公共事業の技術的なノウハウはほとんど民官が持っており、役所では図面の一枚もかけないと思ってもらって良いです。
田舎の商店やコンビニのバイトと比べるのは地方公務員がその程度だということでしょうか?


某省国家公務員 様

こちらの基礎自治体でも人事評価制度はありますが、外部から見てもレベル自体が低いので、飯事というかポーズというか、本気で成果を狙ったものではなく選挙対策のようなものです。
管理職が担当業務の法律をこちらが指摘しても理解していないのですから。
権限の大きい役所はともかく、国にすがっている程度の権限しかない役所は、そんな程度です。

自治体には上級官庁がなく、同じ法律でも国の機関の指針が自治体には採用されず独自の裁量で運用され、とんでもなく杜撰なものになっています。
国が定めた法律については、社会保険等国の機関と同様に、提訴する前に、国のレベルで不服に対処する制度にしていただきたい。
それくらい自治体というところは治外法権で信用できません。


投稿: L | 2012年3月24日 (土) 00時14分

nagiさん、あまのじゃくさん、就職難民さん、某省国家公務員さん、 Lさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

最近、初めて投稿される方が増えていることについて、たいへん有難く思っています。私自身も幅広い立場や視点からコメントをいただけることを楽しみにしています。したがって、「迷った末の結論」のとおり無理しないペースで今後も続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。

なお、某省国家公務員さんから地方自治体における人事評価制度のお尋ねがありました。浸透具合に濃淡があるようですが、どこの自治体でも何らかの制度は導入されているはずです。昇格時の人事考課にとどまる場合から一時金や月額給料に反映されるまでの幅があるようです。

投稿: OTSU | 2012年3月24日 (土) 09時15分

 失礼します。
 最近、公務員の再任用について話題になっています。

 これは、いったん60歳定年で退職された公務員を再雇用するものです。
 小職の職場では、団塊世代はこれにより、大量に再雇用されています。

 現役時代、本省では課長補佐クラス、地方支分部局では課長クラス、本俸では6級クラスが標準的な対象者です。
 民主党政権では天下りが難しくなっているので、従来なら天下りをしていた7級以上のクラスも再任用の対象になっています。

 例えば、昨日まで所長だった人が4月以降は、主任になって、年金が満額支給されるまで、再雇用されるというものです。
 この再雇用期間は、現状では、5年となっています。

 さて、この制度の問題点ですが、
① 定員の枠内で再雇用するので、若年層の定員枠が減り、若者の採用枠が減少しているというものです。
  世代間の格差問題です。
② また、定額の部分年金を支給され、週3日の出勤で給与も入るのです。
  標準的なものは、年金が180万円、年収が250万円(週3日勤務)ってところでしょうか。
  団塊世代の国家公務員は、定年退職後も約430万円の年収が確保できます。
  7級クラス以上だと、年金はもっと多いでしょう。

 こういう実態を国家公務員志望の若者が知ったら、どう思うのでしょうか。
 職場にこうした老齢世代が居座ることで、定員枠が少なくなり、結局、採用枠が狭められる。

 民主党のマニフェストのせいで、若者の就職機会が奪われているのです。

 若者よ、マニフェスト詐欺師集団の民主党に、集団訴訟を起こしましょう。

投稿: 年収百万円減公務員 | 2012年3月24日 (土) 09時56分

人間は聖人君子どころか、怠惰で狡く卑怯な動物である。「だから」信賞必罰が必要だと言っているのです。

「公務員には必要ない」という意見に興味は無い。

公務員自ら「信賞必罰」を考えないのならば、その「最も役に立たない者」がその仕事ぶりに「見合う給与」になるまで全ての人件費を削減するしかあるまいし、きっとその要求は続くだろう。

公務員の人事評価については、同じ時期に就職した人が30年後にどれほど役職や待遇に差が出ているかを調べてみたら如何でしょうか?

投稿: あまのじゃく | 2012年3月24日 (土) 11時31分

失礼します。

>この再雇用期間は、現状では、5年となっています。
  ↓
 再雇用期間は、これから、年金支給が65歳からになりますので、5年となります。


 に訂正します。

投稿: 年収百万円減公務員 | 2012年3月24日 (土) 12時23分

>民間企業ではここで公務員が批判されているような事態のない、信賞必罰が徹底した企業ばかりなのでしょうか?疑問に思います。

「民間では」という言葉の解釈が違うと思いますね。

「民間では」とは、「とにかく民間に倣え」ということではありません。民間のうち現状うまく回しているトコロを参考にしろ、ということに過ぎないんですね。
うまく組織を機能させてる例がたくさんあるじゃないか。そういう勉強材料が、世の中にはたくさんあるんだから、参考にして、改善・実行せえと。こういうことですな。

信賞必罰で言えば、あまのじゃくさんがおっしゃってる通り、民だろうが官だろうが、組織には信賞必罰が必要ということです。現状では、「公」の信賞必罰は明らかに不十分やと、世間からはそう認識されてるわけですわ。

投稿: かもめのじょな | 2012年3月24日 (土) 18時21分

>現状では、「公」の信賞必罰は明らかに不十分やと、世間からはそう認識されてるわけですわ

つい最近まで退職金を上げるために、実績とはほとんど関係なく昇級していましたね。
納税者は決して忘れてはいけません。またどこかで仕組むかもしれません。

私が知る事例では、自治労というところは専従の者が徒党を組んで言葉刈りのため(実害がなく当事者の単組が抗議をしていないにも関わらず)他所の役所へ押しかけたり、FAXを何十箇所から一斉に送信して業務妨害をする等、組織的に嫌がらせを戦術とするモラルのないところですから。

OTSUさんに質問です。
上記戦術を訴えると不当労働行為とみなしますか?

投稿: アンチ自治労 | 2012年3月24日 (土) 19時11分

年収百万円減公務員さん、あまのじゃくさん、かもめのじょなさん、アンチ自治労さん、コメントありがとうございました。

2013年から老齢厚生年金の報酬比例部分の支給開始年齢(現在60歳)も段階的に65歳まで引き上げられるため、「無年金・無収入」とならないための対策が社会的な課題となっていました。この話は公務員に限ったものではなく、民間企業も含めた課題でした。できれば来週以降に投稿する新規記事を通し、少し詳しく触れられればと考えています。

アンチ自治労さんから「上記戦術を訴えると不当労働行為とみなしますか?」というお尋ねですが、誰が、誰に対して訴える場合でしょうか。そのあたりが分からないため、恐縮ながら何ともお答えできないことをご容赦ください。

投稿: OTSU | 2012年3月24日 (土) 20時47分

業務妨害を受けた行政当局がその妨害行為を行なった組合に対してです。

投稿: アンチ自治労 | 2012年3月24日 (土) 21時16分

アンチ自治労さん、コメントありがとうございます。

質問の意味は分かりました。労使関係とは異なるレベルでの業務妨害の話であれば、不当労働行為かどうかは関係なく、司法の場で争われるものと考えています。

投稿: OTSU | 2012年3月24日 (土) 21時51分

他の役所の職員が行う行為は労使関係がないということですね。
益々、何のために業務妨害まがいの活動を自治労が行なっているのかわからなくなりました。
暴力団が右翼を名乗ることがあると聞いておりますが左翼も同類なのでしょうか?
事情通の方は是非、ご教示ください。

投稿: アンチ自治労 | 2012年3月24日 (土) 22時12分

>自治労というところは専従の者が徒党を組んで言葉刈りのため他所の役所へ押しかけたり、
>FAXを何十箇所から一斉に送信して業務妨害をする等、組織的に嫌がらせを戦術とする
>モラルのないところですから。

大飯原発のストレステストの1次評価のために行われた安全委員会では、傍聴に来た一部の市民が抗議に詰め寄るために、会議用テーブルを手も使わずに軽々と飛び越えてみせたそうです。通常、あの映像でみたような動きは訓練されないと出来ないですね。(その能力があったとしても訓練していないと、ああもドンピシャには飛び越えられない)

いったい、どこの工作員なのでしょうかね。これもアンチ自治労さんの言われるような事例の一つに含まれるのかも知れませんね。

投稿: ” ” | 2012年3月24日 (土) 23時15分

Lさん、nagiさん、あまのじゃくさん、私のコメントに触れていただき、ありがとうございました。
また、そのことに対する私からのレスが遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

Lさん
>その際に組織の都合などは天井裏にでも上げておいてください。横並びも同様です。
>(中略)視点は外部においてください。 それぞれの地域でベストを目指せば「痴呆」なんて揶揄されませんよ。

公務員というだけの批判は相変わらずですが、地場でベストを尽くしていくしかないと思っています。視点を外部に・・・は今まで以上に意識したいと思います。

>質的単価が平均よりかなり高いんですよ。身分保障が諸悪の根源です。公務員自ら放棄する、または剥奪に抵抗しないでください。

これはその通りだと思います。ただ、単純に能力不足や不祥事を犯したら、基準に基づき免職・停職させるよう機械的にしてもらえばいいだけなんですよね。

nagiさん
私も非難されるべきは、nagiさんのご指摘のとおりだと感じています。
それでも、我が市は人事評価制度が導入され、(制度の)改善点はあるものの、少しは良い方向に向かっていると思います。
昔では考えられなかった降格や年功序列の解消、不祥事職員への厳格な対応など、当然なことを普通にしてくれるようになりました。
こうなったおかげで中堅以下の職員のモチベーションが上がったと考えています。
ただ、組合は従来制度を守らなければいけないという立場が強く、時代に即した対応ができていないと思っています。

あまのじゃくさん
信賞必罰・・・と胸を張って言えるほどの制度ではありませんが、人事評価制度でかなり今までの慣例は打ち破られてきたと思います。
あとは、どれだけ厳しく、あらゆる面において運用できるか、それだけですね。
また、国や他都道府県、県内他市の状況が改善されないと・・・、効率化すればするほど、国県からの交付金が減る訳ですから。
逆にいえば、非効率のままでいた方が交付金が多かったりする仕組みが改善を妨げている訳です。

投稿: 新潟県某市職員 | 2012年4月 1日 (日) 09時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: いろいろな「答え」を認め合った場として:

« 迷った末の結論 | トップページ | 縦糸と横糸の話 »