再び、橋下市長VS大阪市の組合
少し前に「橋下市長VS大阪市の組合」という記事を投稿していました。「VS」と記しているとおり対立の構図をとらえた内容でしたが、決して対決姿勢を煽るような意図があったものではありません。最後のほうの「個々の活動の正当性を真摯に議論していくべきであり、聞く耳を持っているはずの使用者である橋下市長が話し合いそのものを拒まないことを信じています」という言葉が、その記事の中で最も強調したかった私なりの思いでした。
強引な手法を批判的に指摘せざるを得ない立場から記していましたが、阿久根市の竹原前市長に比べれば、橋下前知事の進め方などは段違いに「常識」的である点も付け加えていました。するとコメント欄では「論外なものと低レベルなものとを比較して、低レベルなものをまともと評価しているのでは?」という意見も寄せられていました。それでも橋下前知事は、庁内の政策決定の過程では部下とも議論を尽くしている話も耳にしていたため、やはり竹原前市長と比較すること自体、次元が違うのだろうと思っています。
さらに上記の文章は「大阪秋の陣」の前に当ブログの記事の中で綴っていた私自身の見方でした。組合事務所の問題も使用許可の期限切れまでに退去を求めていたため、やはり弁護士である橋下市長は竹原前市長とは違い、あまり「隙」を見せないという印象を抱いていました。しかしながら最近、大阪市の職員に対して行なったアンケートの内容や手法を知り、たいへん驚きました。
最近の記事「あえて政治的な話題を」のコメント欄で、地方の公務員さんから紹介いただき、ネットで調べたところ次のサイト「2/9橋下の職員アンケート。まずはお読み下さい。」から全文に目を通すことができました。市長の業務命令による調査、記名の回答を求め、正確な回答がされない場合は処分の対象、特定の政治家を応援する活動への参加の有無、組合に加入するメリットを尋ねる項目など、思想信条の自由に関わる設問や労働組合の活動を阻害するような内容が並べられていました。
日本弁護士連合会は会長声明を出し、「このようなアンケートは、労働基本権を侵害するのみならず、表現の自由や思想良心の自由といった憲法上の重要な権利を侵すものである。まず、本アンケートが職員に組合活動の参加歴等の回答を求めていることは、労働組合活動を妨害する不当労働行為(支配介入)に該当し、労働者の団結権を侵害するものであり、職員に労働基本権の行使を躊躇させる効果をもたらすことは明らかである」とし、アンケート調査の中止を求めていました。
また、ある弁護士の方のブログでは「橋下市長は弁護士出身ですが、労働法の知識はあまりお持ちでないことがわかります」とも書かれていました。私自身、橋下市長は法的な論争となるような「隙」を見せないものと過大に評価していたようでした。それでも今回のようなアンケート内容でも、まったく問題ないという意見をネット上から数多く知ることができます。有名なブログ「依存症の独り言」の中では「読めば解るが、今回の調査は不当労働行為には当たらない」とまで言い切っていました。
その理由として「なぜなら市職員の勤務時間中の、あるいは職場内における選挙活動は、労働組合の正当な行為ではないからだ」と説明されていました。確かにそのような行為は問題であり、大阪市職員の組合側が強く反省しなければならなかった点です。したがって、この点については市労連の委員長が橋下市長に深々と頭を下げていました。今回の調査が同様な問題の有無について、徹底的に洗い出す目的であることも分かります。
しかし、目的が正しければ手段を選ぶ必要はない、多少乱暴でも構わない、そのような発想だった場合、阿久根市の竹原前市長と同じ次元の話だろうと思っています。極端な例えかも知れませんが、疑惑があるからと言って無関係な方々も含め、全員の身体検査を行なう、もしくは特定の地域全体の家宅捜索を行なうような不当さや恐ろしさも今回のアンケートから感じ取っていました。
このような言い分について、きっと様々なご意見が示されるのだろうと思います。私が自治労に所属する組合の役員であり、身内を擁護するための理屈だと批判される方も少なくないはずです。もしかしたら橋下市長の「今の大阪市役所の組合問題を解明するには、これくらいの調査が必要」という言葉に賛意を示される方々が多数派となる現状なのかも知れません。とは言え、ぜひとも、お考えいただきたいことは、橋下市長を支持する、支持しないにかかわらず、今回のようなアンケートの内容や進め方が本当に適切な行為なのかどうかという点です。
大阪市の組合は、このアンケートが不当労働行為に当たるとして、大阪府労働委員会に救済を申し立てました。そして、下記の報道のとおり組合側は「徹底的に戦いたい」とし、橋下市長との対決姿勢を強めています。この記事の冒頭に紹介したような「個々の活動の正当性を真摯に議論していくべき」という労使関係には、たいへん残念ながら到底至りそうにないようです。ただ今回の事態は、組合側が拳を上げざるを得ない不当労働行為であることは間違いなく、大阪市の組合の底力が発揮されることを心から願っています。
大阪市が全職員を対象に実施している政治・組合活動に関するアンケートで、組合活動への参加経験や、特定の政治家を応援する活動への参加の有無などを尋ねていることが分かった。こうした質問は不当労働行為に当たるとして、市労働組合連合会(市労連、約2万8000人)は13日、大阪府労働委員会に救済を申し立てる。アンケートは橋下徹市長の職務命令で、16日までに記名式での回答を義務付けている。
アンケートは、橋下市長が問題視する労組や職員の政治活動の是正に向け、今後提案する労組適正化などの条例案に反映させるのが狙い。今月10日に約3万8000人の全職員のうち、法律上組合に加入できない消防局を除く職員に配布した。回答しなかったり、虚偽の回答をしたりした場合は処分を検討している。
質問は全22項目。組合活動への参加経験の有無を確認する質問に、市労連側は「職員が労働組合に入りづらくなり、団結権を侵害する」と主張。特定の政治家を応援する活動への参加の有無を尋ねていることを、「憲法が保障する思想信条の自由を侵害する」と批判する。市労連は、アンケートが労組への不当な支配介入で、労働組合法が禁止する不当労働行為に当たると主張。アンケート中止に加え、回収したアンケートの使用中止とデータ廃棄も求める考えだ。
市労連の田中浩二書記長は「通常ではありえないアンケートを職務命令で義務付けている。職員基本条例案などの問題もあるので徹底的に戦いたい」と話している。橋下市長は「不適切な行為の実態解明で、思想には踏み込んでいない。細かく調査するのはトップとして当然だ」と述べ、アンケートが法的に問題ないとの考えを示している。また、市庁舎から労組の事務所退去を求められている問題で、市労連は11日、来年度の使用が認められなければ、不許可処分の取り消しを求める行政訴訟を起こすことも決めた。【毎日新聞2012年2月12日】
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コメント
この調査で、
「Q7 あなたは、この2年間、特定の政治家を応援する活動(求めに応じて、知り合いの住所等を知らせたり、街頭演説を聞いたりする活動も含む。)に参加したことがありますか(組合加入の有無を問わず全員お答えください)。
(注)「誘った人」の氏名は回答いただかなくても構いません。末尾に記載した通報窓口に無記名で情報提供していただくことも可能です。
・・・
□3.組合以外の者(職場の上司など)から誘われたので参加した。」
組合加入の有無にかかわらず、しかも誘った人として「組合以外の者(職場の上司など)」と、ご丁寧に「など」を付けている。
「など」という語尾が付く場合、公用文では、前の語句(この場合「職場の上司」という語句)は例示列挙となるので、誘った人の範囲はありとあらゆる人(当然家族も入る)が含まれてくる。
悪質極まりない。
一応、誘った人は答えなくてもいいってあるが、無記名で情報提供可能って、なんやねんこれ。
街頭演説聞いたことも報告しろってか?
これ先進国がすることか?
旧東ドイツ等の旧共産主義国家の密告制度そのもの。
投稿: 地方の公務員 | 2012年2月19日 (日) 09時47分
橋下市長は、憲法違反といったことも知ったうえで、確信犯的な行動なんでしょうね。
弁護士なのに、こんなことをするなんて考えられない、といった意見が多いようですが、彼はもっと奥深く考えて行動しているとしか思えません。
例えば、大阪市職員組合が勤務中に、選挙活動や組合活動を行なっていたかもしれない。
この話に対しては、今の世論から言って市職労へのバッシングは凄いことになると思います。
かといって、市職労の選挙活動の件が例え合法の行動であったも、そのことに同情的な意見をする民意は少ないでしょう。
でも、その組合を叩き潰すことが、公務員改革に繋がるんだ!!という論法でこういったことをしたなら、世論は「まぁ、違法かもしれないけど、公務員を懲らしめるにはこのくらいのことはねぇ」という意見がかなり出るでしょう。
つまり、危ない橋を渡っても、民意は付いてきてくれる。
民意さえあれば、最後は自分が勝てる。
そういった確信犯的な行動なんだと思います。
当然、そうは言っても万が一のための逃げ道を作るために、第三者の弁護士という隠れ蓑も周到に用意してありますし。
やはり、今回の件は橋下市長は相当練りに練った作戦なんだと思います。
一時的に封印したという回答文書はどうするんですかね。
一度渡ってしまったものは、どうにでも出来るわけだし・・・・・
正直、真面目に働いている大阪市の職員が、可哀想に思います。
投稿: 下っ端 | 2012年2月19日 (日) 12時46分
大阪市のアンケートが違法で、撤回と謝罪を求めるのは
わかりました。違法ならば撤回と謝罪をするのが当然でしょう。
>「なぜなら市職員の勤務時間中の、あるいは職場内における選挙活動は、労働組合の正当な行為ではないからだ」と説明されていました。確かにそのような行為は問題であり、大阪市職員の組合側が強く反省しなければならなかった点です。したがって、この点については市労連の委員長が橋下市長に深々と頭を下げていました。今回の調査が同様な問題の有無について、徹底的に洗い出す目的であることも分かります。
市労連の委員長が謝罪したのは違反行為あるいはそれを疑われる
行為があったからですね? 先日の読売新聞の記事でも、長年に亘り
市労連が応援する市長との蜜月関係が普通では考えられない手当てや
退職金の温床になったとありました。
市労連は謝罪で終わりなのですか?この件でどのような罰を
自らに課すのでしょうか。
>極端な例えかも知れませんが、疑惑があるからと言って無関係な方々も含め、全員の身体検査を行なう、もしくは特定の地域全体の家宅捜索を行なうような不当さや恐ろしさも今回のアンケートから感じ取っていました。
とある地域で治安が悪化した。だから防犯カメラを設置するべきだ
いや、プライバシーの侵害だ。との論争があります。
特に重大な事件があり、極度に治安が乱れると警察は
バッシングを受けます。しかし法律の壁があり捜査が
進まない。結局治安は回復しない。
民主主義の先輩国家のアメリカはテロ対策に盗聴や
監視などを認めました。治安維持のほうが優先と考えた
からです。
飛行機は全員を調べますね、テロ対策と安全のために
よって個人の人権と治安維持は相反するテーマかもしれません。
もともと労働組合誕生の趣旨は資本側があまりにも強く
労働者から搾取するので、それと戦うために団結したのが
始まりでしょうか。その労働者側が強くなりすぎた例が
共産主義で良いでしょうか。
さて、現在の公の労使関係はどちらが強いのですか?
自治労をはじめとする労働者側のほうが強いと思う人々も
多いのではないでしょうか。これが今日の公務員バッシングの
起因ではないのでしょうか。
投稿: nagi | 2012年2月19日 (日) 14時33分
地方の公務員さん、下っ端さん、 nagiさん、コメントありがとうございました。
それぞれのご意見に対し、いつものことながら個別にレスできず恐縮ですが、ご理解ご容赦ください。この問題における私自身の提起は記事本文中の「お考えいただきたいことは、橋下市長を支持する、支持しないにかかわらず、今回のようなアンケートの内容や進め方が本当に適切な行為なのかどうか」という点です。
その上で、参考までに記事本文の補足として、次のような動きを付け加えさせていただきます。アンケートに異論が噴出し、調査を担当する大阪市特別顧問の野村修也弁護士は寄せられた回答の開封や集計を凍結することを表明したようです。「当面は推移を見守ることが妥当」と判断したと報道されています。
なお、このまま違法かつ不当労働行為だと認定されていった場合でも、橋下市長はこのような展開も見越した「想定の範囲」だと弁明していくのかも知れません。それでも「策士、策におぼれる」という躓きであるようにも感じています。
投稿: OTSU | 2012年2月19日 (日) 21時57分
まったく反射的な感想として、
元々、組合側にあった不当な政治活動が発端であるからには「どうぞお調べください」と自由に調べてもらうの人間としてのスジだと思うし、そのことに対して逆に組合側が「あーだこーだ」と難癖をつけている様は不快に感じます。市長側も、それで手を緩めてしまうならば、市民目線からは「泥棒に追い銭」のように感じられることでしょう。
従って、これらの抗議行動は組合には一利もない行為になると感じています。市長も一応は配慮の姿勢を見せてはいるものの、ここは一気に組合の表と裏をすべてさらけ出させるくらいの勢いで、職員を事細かに調査して公表するべきでしょうし、やるでしょう。
最悪、裁判になって一時的に負けたとしても、その判決をした者を最高裁判所裁判官国民審査で罷免するくらいの勢いで臨んでも、今ならばいい勝負になるような気すらしますね。
これらは、何も考えていない感情からだけの意見ですが、法的にどうとか倫理的にどうとか考えるよりも、椅子の座り心地は理論でなく尻で感じるように、この件については反射的な感想が一番自然な収まりどころかも知れないなと思います。
まあ今回の騒ぎの結果として、少なくとも市民にとって市の職員組合は敵だと、再度認識されるだけでも十分前進だと思っています。
投稿: 名無し | 2012年2月19日 (日) 22時15分
国民背番号制に異を唱える者は、大抵後ろ暗い事をしているからで、指紋を登録されてもDNAを採取されても後ろ暗いところが無いならば、堂々と胸を張っていればいいと思います。
そんな簡単なことなのに、何でこの程度のアンケートに堂々と応じられないのか判らないです。
橋下さんも職場を離れた政治活動は自由と明言しているのだから、コソコソするのは逆に疑われるだけで、少しも凛とした部分を感じる事ができません。
いい年した大人が、問われて堂々と答えられないような信条なんか持つなと言いたい。しっかりアンケートに応じてみせて、範を示して欲しいですね。情けないと思いませんか。
投稿: つぶやき | 2012年2月19日 (日) 22時57分
まず、普通にアンケート全文を読んでみた感想として、先進国と呼ばれる国において、これを問題ないと言える感覚は理解できません。
よく橋下市長が引き合いに出される民間感覚ですが、民間でこんなことがまかり通ると思われているとしたら、それこそビックリです。
・・・まあ、実際のところは、橋下市長一流の、敵対勢力を仕立てて徹底的に攻撃することで自身の政治力をアピールするといった手法の一環なのではないかと私は思っています。
本来、職員基本条例等をはじめ、市政の改革に力を入れていくという方針があるのであれば、それらを着実に進めればよい話ではないかとも思うし。
今回のアンケートのような過激な手法をわざわざ行うというのは、多分に劇場型の政治効果・演出を意識しているのではないかと私は思います。
そもそも、今回のアンケートでウソを書いたとしても、それを証明して処分するなんてことは現実的ではないでしょうし、こういうことをするということ自体が一種の示威行為であって、もっと言えば、現在の高支持率の追い風の中で、どの程度までのことができてしまうのか、ということを量るという意味合いもあったのではないかなあ、と思っています。
いずれにしてもこの問題は、大阪市の職員にしてみたら、もうここで妥協したら、取り返しが付かないことになってゆく、というレベルのことをされているのだということを、職員ひとりひとりが自覚する必要があるのではないかと思います。
投稿: 野次馬 | 2012年2月19日 (日) 23時16分
「組合側にあった不当な政治活動」とは一体皆さん何を想定しておられるのかですが・・・
かなり誤解があるようですが、過去にも同趣旨のエントリがありましたが、地方公務員で一般的な政治活動が制限されているのは、非現業公務員(単純に言えば事務職のみ)です。。
従って、大阪市でやり玉に挙がっている交通局については、法的には政治活動を制限を受けません。
また、その制限を受ける非現業公務員も、その政治活動の制限は、勤務する職場の区域内に限られる。
例えば、大阪市中央区の区役所に勤務する者は、大阪市北区や、その他中央区以外の区で政治活動(地方公務員法第36条第2項第1号、2号、3号及び5号該当活動)することは全くの合法。
もっと言えば、地方公務員の政治活動に対しては罰則規定はありません。国家公務員はありますけどね。それくらい国家公務員と地方公務員とは政治活動の制限範囲や内容が違う。
だから、明確な違法行為となるのは、
「非現業公務員による勤務地での政治活動」
ぐらいしかありません。
それは今回問題の俎上には上がっていないみたいやけどね。
それと今回の件で最も許されないことは
「法を守るべき立場の行政のトップがあからさまな法違反を行った」
ということ。
これに尽きる。
それとついでにいうと、大阪市の厚遇問題は、平松前市長の前の関市長時代に解決済み。
平松前市長は関改革を引き継いで実行したわけで、給与削減も平松氏も実施した。
投稿: 地方の公務員 | 2012年2月19日 (日) 23時51分
地方の公務員さんが言うとおり、問題は無いと思います。でも、そんなことは関係ない。
完全にそういうことを平気で言う人が増えましたね。
やましい事が無いなら、堂々と答えればいい。
そういう人は、自身のプライベートに関することでも何でも、やましい事が無いなら何でも答えるのでしょうか?
子供が通っている学校や、町内会から同じようなアンケートが来ても、やましくないから答えるのでしょうか?
こういうことを言う人は先々をどう考えているのか解りませんが、人は許せなくて違法を認めるなら、何らかの形で自身に降りかかった際も従順に従うのですかね。
違法は違法。
ご自分の子供に、しょうがなければ法律は守らなくていいんだよ。と教えられますか?
私はそんな思想の方が、遥かに恐ろしく違和感を感じます。
投稿: 下っ端 | 2012年2月20日 (月) 07時00分
名無しさん、つぶやきさん、地方の公務員さん、下っ端さん、 おはようございます。コメントありがとうございました。
記事本文でも記し、ある程度予想したことですが、このアンケート自体の内容や進め方を支持される方がいらっしゃることを改めて認識する機会となっています。一方で、極端な行為や発想を危惧する声も伺えることで、正直安堵することができています。今後もいろいろなご意見が寄せられるのかも知れませんが、冷静な視点での投稿が続くことを期待しています。
投稿: OTSU | 2012年2月20日 (月) 07時56分
はて?
地方公務員には政治活動についての制限が課されているが、それを犯したから組合の偉い人が橋下市長に謝罪したのではないのかね?
法律に定められていながら、今まで暗黙の内に公務員の政治的活動が為されていたから、その実態を調査しているのではないのかね?
「違法」を問われているのは「公務員」ではなかったのかね?
投稿: あまのじゃく | 2012年2月20日 (月) 09時50分
おはようございます。
下っ端氏が言われることはよく理解できます。
たしかに不当な行為を是とすると、それは危険な管理社会に
なるでしょう。一方でさまざまな危険がある昨今、自由を
制限し管理を強化する主張もあります。
今週のコメント欄を見ていて、最近の違和感の正体が理解
できました。それは利害関係です。
例えば、サッカーの国際試合の時、審判は対戦国と関係ない
第三国から選ばれます。
無理な例えですが、裁判官がいないから、検察か弁護士から
裁判官を選任することになったら公正に疑問がでてくるでしょう。
それは当事者に利害関係があるからと思われます。
この事例から考えて、市長選挙に公務員で構成する団体が
法律に基づいて選挙運動してもなんら違反ではない。
しかし、中立性から見てどうでしょうか。
これが野球やサッカーなら八百長を疑う人も多いでしょう。
実際、選挙運動するのは自らに有利な政策をする人を市長
にしたいからですね。
これが市民から見て、公務員が選挙活動をすることが
違法ではないとしても、感じることではないでしょうか。
まああらゆる団体が自らを利するために活動してるのは
事実ですが。
投稿: nagi | 2012年2月20日 (月) 10時04分
>違法は違法。
>ご自分の子供に、しょうがなければ法律は守らなくていいんだよ。と教えられますか?
忘れていました。
日教組の方は、思想信条の自由と言うことで決まりや
命令を守っていません。なおかつ嘘も教えたりして
ますよね。それはいいんですか?
>私はそんな思想の方が、遥かに恐ろしく違和感を感じます。
子供の為の卒業式を自分の思想信条を披露する場所と
考えている危険な教師のほうが恐ろしいです
ましてや「不起立のジャンヌ・ダルク」って
そこの学校の親御さんの可哀想なこと
投稿: nagi | 2012年2月20日 (月) 20時33分
あまのじゃくさん、職務に専念する義務や地方公務員の選挙活動における制限に違反したのであれば、当然その職員は処分されるべきだと思いますよ。
勤務時間中に組合活動を行うのであれば、任命権者から職免の許可を取らない限り、当然アウトでしょう。
当然、橋下市長も合法な中で調査、処分をすればいいだけの話だと思います。
それとも、違反をした公務員に対しては、違法な対応をすることは認められるのですか?
nagiさん、nagiさんの言う通りだと思います。
ただ、私は労働者が自分の労働条件を向上させるために、積極的に行動すべきだと思ってます。
例えば、一個人が選挙で自分の応援する(自分に有利となると思われる)政治家に投票する。
それが、個人か団体かの違いだけだと思います。
要は、公務員だからけしからん・・・・・的な論法に、違和感を感じるだけです。
なので、nagiさんの意見には全くもって同感であります。
ちなみに、日教組や君が代問題は、個人的にはNGです。
仕事である以上、上司から君が代で起立を求められれば、勤務中は従うべきだと思います。
仕事である以上は、上司の命令に従わなくてはいけないのが公務員です。
明らかに瑕疵がある場合以外については、思想や良心の侵害という主張は単なる自己主張と思います。
なので、不起立教職員の処分は、当然と考えます。
但し、それぞれのトップがどういった思考で君が代の起立を求めているか・・・・と考えると、やはりそこには違和感を感じてしまいます。
投稿: 下っ端 | 2012年2月20日 (月) 21時59分
>あまのじゃく さん
何度も書き込みしていますけど、地方公務員で一般的な政治活動が制限されているのは、あくまでも「非現業公務員」です。
大阪市交通局のように、公営企業であったり、清掃部門のような現業公務員は、政治活動は制限されていません。
憲法で保障された基本的人権である政治活動の制限は慎重かつ限定的でなければならないのは至極当たり前のこと。
労働基本権の制約と違って、公務員の政治的行為を規制する理由なんてあります?
規制しなければ何か不都合ある?
大阪市役所の労働組合が橋下市長に謝罪したのは、勤務時間内での労働組合活動。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/540785/
「この問題は昨年12月、橋下市長率いる地域政党「大阪維新の会」の市議が、市議会交通水道委員会で「職員が勤務時間中に職場を離れ、組合活動をしているという内部告発がある」などと指摘したことをきっかけに表面化。市交通局が確認したところ、11月の市長選に絡んで、交通局の営業所に「選挙のお礼に組合幹部が来ます」という張り紙があり、組合員1人が勤務時間中に政治活動をしていたことが判明した。」
勤務時間内での労働組合活動は、条例で認められている範囲外であれば、職務専念義務違反該当になるけど、自治体の条例で幅がある。
大阪市交通局での事案なので、政治活動は処分理由にはなりません。
何度も言うけど、橋下市長の今回の思想調査は明らかに逸脱・違法。
労働組合に公開の場で謝罪させたんだから、同様に公開の場で謝罪すべき。
自分の責任で調査をするって明言してたんだから。
それに、違法な調査なんだから、それに費やされた税金をきちんと賠償してほしいね。
>つぶやき さん
つぶやきさんは、なぜこのブログに実名で書き込みはなぜされないんですか?
つぶやきさん理論ならば、そういうことに繋がりますよ。
「通信の秘密」が保障されているからこそ、このような議論ができるのではありませんか?
投稿: 地方の公務員 | 2012年2月20日 (月) 22時10分
>やましい事が無いなら、堂々と答えればいい。
確かにそうなんでしょうけど、確たる目的を持った組織(宗教や環境保護とか)ならともかく、組合なんてものは所詮寄り合い所帯みたいなもので、○○教の信者もいれば、実のところ組合が支持しない○○党の支持者もいる。そんな中で、勤務時間内に限定するならともかく、勤務時間外までどんな行動したのかなんて聞かれても答えられるもんなんでしょうかね。
もちろん勤務時間内の活動は処罰の対象になりえるのは前提ですが、中立性を言い出したら○○学会に限らず特定の宗教を進行している方々なんかは、中立なんかあり得ないでしょうが、その辺はどう考えるのでしょうか皆さんにお聞きしたところです。
投稿: 専門職 | 2012年2月20日 (月) 22時17分
現業だろうが非現業だろうが、公務中の政治活動は「違法」。そして、これが今回の調査の発端となった唯一の要因です。だから、先ずこれが始まりだと認識していっれば野次馬さんや地方の揶揄さんのようなコメントはあり得ないでしょうね。
そして、下っ端さんのコメントの「しょうがなければ法律は守らなくていいんだよ。と教えられますか?」には「法を踏み外した疑いを掛けれても、ゴネれば調べられずに済むんだよ。」と教えるような真似は、私には恥ずかしくて出来ませんと答えます。
これらの方が、今のこの国での取りあえず何に対してもゴネて見ろという風潮を作り出している張本人です。憤りすら感じるコメントでしたね。
逆に、昔の日本人は「疑われるような真似は辞めなさい」と教えたものですけどね。
投稿: 名無し | 2012年2月20日 (月) 22時19分
職員組合の政治活動自体は当然に嫌いだが、それ以上に今回の件は職員側の女々しさが気に障りますね。彼らは法の執行者の癖に、自分に都合よく法を解釈し隠れ蓑にしている節がある。今回の公務員擁護の弁がまさにそれにあたる。
信念があって、それを主張するなら結構だが、ならば私なら自分の行いには責任を持って、最後まで調査を受け切りなさいと思います。その覚悟の上で行動した結果で、自分にやましい物が無いならば、胸を張って主張し続けなさいとも思います。
つまり、この調査が法に明確に反するなどという判例は出ていないのだから、自分が正しいと思う行動をしているのならば、それに対する調査を最後まで受けて見せろ。逆に、この程度の調査で「あーだこーだ」と難癖をつける程度の覚悟ならば、初めからやるな。顔を洗って出直して来い。半端な覚悟しか示せないから、いつまでも冷めた見方しかされないんだと気が付け・・とね。
以上!
投稿: 名無し | 2012年2月20日 (月) 22時26分
すみません、最近忙しいもので集中力が欠けてます…
「進行」は「信仰」、「お聞きしたところ」ですは「お聞きしたいところです」に訂正します
投稿: 専門職 | 2012年2月20日 (月) 22時26分
名無しさん
>信念があって、それを主張するなら結構だが、ならば私なら自分の行いには責任を持って、最後まで調査を受け切りなさいと思います。>その覚悟の上で行動した結果で、自分にやましい物が無いならば、胸を張って主張し続けなさいとも思います。
アンケート調査はしたが、開封は見送った方にもおっしゃたらいかがかと思いますよ
そこまでおっしゃるなら、何故、その点については何も言わないのか全く不思議です
投稿: | 2012年2月20日 (月) 22時37分
名無しさん宛は私です…ホント疲れてますわ(笑)
投稿: 専門職 | 2012年2月20日 (月) 22時38分
>専門職さん
調査手法を考えたのが誰なのかにもよりますが、橋下市長が詳細まで考えてのアンケートならば、言われなくても彼は最後までやるでしょう。やらないと支持を失うだけです。
また、調査手法が第三者として居る弁護士が考えたものならば、手段を変えるかも知れませんが調査の目的は達するでしょう。そんな覚悟もないなら、最初から組合敵視の言葉は吐かないと思っています。
誰かも言っていましたけど、橋下市長は喧嘩慣れしてると思いますので、中途半端で終わらせる怖さを誰よりも知っていると信じます。
投稿: 名無し | 2012年2月20日 (月) 22時52分
ずーっとROMさせて頂いておりました。
私は昨年定年退職した、某企業の人事マンだった者です。
自らの身元・所属を明示して、このような場でオープンに公平な議論を進めようとする姿勢は素晴らしいと思います。
さて、橋下氏の恐ろしいところは、公務員憎し(特に自治労憎し、日教組憎し、ですかね、ここで拝見していると)の世論を背景に、
大阪市労組の違法行為の調査ために、わざとギリギリの線を狙ってアンケート、それで話題沸騰、大衆は橋下氏に拍手喝さい、
労組側は憤懣やる方ないけど切歯扼腕するのみ、という持って行き方です。
たとえ裁判になろうと、それが話題にさえなれば、世論は必ず味方につくと読んでいる。光市事件の弁護団への懲戒請求と全く同じ手法ですよね。
私は、橋下氏は戦後日本にこれまでに出てきた連中とはケタの違うレベルの、恐るべき大衆扇動政治家だと高く評価しています。
今は彼と戦うべきではないでしょう。相手を見て、絶対に勝てるとふんで、喧嘩を売って、のしあがってきたのが橋下氏です。
戦わない、戦えない橋下氏がどんな手にでるか。それを見てから、彼への対策を考えるべきです。
投稿: memem | 2012年2月20日 (月) 23時12分
nagi様・名無し様
言いたい事を代弁してもらいありがとうございます。
地方の公務員様
なるほど、あなたの言っている事は分かりました。それでは、あなたから見本をみせてください。
あなたは実名を盾に他人のコメントを否定されました。もし、見本を見せれないのならば、あなたは二度とコメントすべきではありません。
現実には市長室に一緒に行って議論の続きをしても何も問題ないことしか、私は書いて居ませんけど。例え別の場所であっても同じですけれど。何で実名を求められるのか理解不能です。
投稿: つぶやき | 2012年2月20日 (月) 23時14分
>名無し さん
あのアンケートは橋下市長の直筆サイン入りだから、言い逃れできませんよ。
それに、市長として職務命令を発したのは事実なんだから、あの思想調査の内容を詳細に知ろうが知らまいが、市の最高責任者としての責任は逃れられませんよ。
喧嘩慣れねぇ・・・
このケンカは行ききれば橋下市長は負けます。
それに恐らく現業公務員や公営企業公務員に政治活動の自由があるなんて知らないんだろうなぁ。
>つぶやき さん
えーと私の言いたいことは、やましいことがなければ思想調査に応じろ、というのは、やましいことがなければインターネットで実名できるだろうから実名でコメントしろ、ということに繋がりませんかね、ということ。
つぶやきさんがこのブログで自由に発言できる(当然私とは意見は違いますが)のは、匿名での発言が通信の秘密として、「権利」として保障されているからでしょ。
思想信条の自由も、それと同じではありませんか?ということです。
思想信条の自由はそもそも絶対不可侵なんですけど。
それに、やましいことがなければ・・・とおっしゃいますが、選挙演説聞くことが違法なんか?
橋下市長の演説聞く大阪市役所職員もいたはずやけど、それも違法なんやな?
そんなに日本を北朝鮮みたいにしたい?
投稿: 地方の公務員 | 2012年2月20日 (月) 23時48分
>mememさん
>橋下氏は戦後日本にこれまでに出てきた連中とはケタの違うレベルの、恐るべき大衆扇動政治家だと高く評価しています。
おお、私と同じ評価の方が居られた。違うのは恐ろしいと感じつつ支持するのかしないのかでしょうか。私は、どのみちこのまま進めば遠からず破綻だと感じているので、何もしないよりは良いと思って、恐ろしいと感じつつもいっそ任せてしまってリセットさせてみる選択をしましたが。
>光市事件の弁護団への懲戒請求と全く同じ手法ですよね。
あれは、弁護団がいくら被告の弁護のための理論だとはいえ、世間一般の感覚からあまりにも違いすぎる理論を形振り構わずに振り回したからこそ起きたものでしたね。あの件では、民事で敗訴してもなお、橋下市長を評価する意見の方が未だに多いように感じます。そういう意味で、今の職員組合の感覚は世間一般から同じくらい離れていると言えるのかも知れません。何せ組合側が一挙手一投足するたびに橋下市長の支持が伸びますから。
>戦わない、戦えない橋下氏がどんな手にでるか。それを見てから、彼への対策を考えるべきです。
これは無理でしょう。橋下市長は自分を良く知っておられます。だから、自組織の職員を倒したら、既存政党を敵にし、その次は官僚あたりでしょうか。それと彼が「私は仕組みを作れば終わり」と常々言っているのは、全部倒して敵が居なくなったら自分の支持は失われると悟っているからだと思っています。
これらより、橋下市長を相手に戦わないという選択肢を選ぶのも、そうとうに難しい事だろうと思っています。
一番重要なのは、橋下市長が勝つにせよ負けるにせよ、この国の統治機構と従事する一部の者の資質に看過できない問題があるのは事実ですから、最低限この騒ぎの中でこれらは破壊されなければならないということですね。
投稿: 名無し | 2012年2月21日 (火) 00時03分
>つぶやきさん
応援しますので、揶揄さんに負けないで頑張ってくださいませ。
>地方の揶揄さん
何度でも繰り返しますが公務中の政治活動は違法です。公務中に現業公務員にも非現業公務員にも政治活動の自由などありません。さらに公営企業職員であっても業務中に政治活動の自由はありません。そこに触れずに政治活動の自由と言ってみても論点が目茶苦茶です。
橋下市長は言っているじゃないですが、疑われたくないのなら庁舎から出て活動しろと。それが徹底されないから疑われるのだし、公務時間中や就業時間中に署名や回覧が回っていた事実も少なからず出ているようですが、それはどう言い訳する気ですか。
少なくとも庁舎内で活動されていれば一般市民からは判別は出来ません。それが問題の無い行為だったと言うならば、きっちり証明して見せてくださいな。
強制力すら持つ行政の執行者が、有権者から求められているのは単純にそういうことですよ。
そして一言。証明出来ないなら、やるな!
投稿: 名無し | 2012年2月21日 (火) 00時07分
>これらの方が、今のこの国での取りあえず何に対してもゴネて見ろという風潮を作り出している張本人です。憤りすら感じるコメントでしたね。
以前、対話を試みたことがあったような記憶もありますが、とりあえず、私見を述べたことに対して、このようなコメントをされると、正直なところ、疲れてしまいますね。
自分と異なる見解が表明されただけで、勝手に他人をクレイマー呼ばわりしないで頂きたいものです。
管理人さんは、よく毎回毎回、丁寧に対応されているものだと敬服します。
さて。
前回述べた私見について少し具体的に書くと、今回のアンケート調査については、本当に違法行為の調査をしたいだけということであれば、業務命令として行う以上、必要な事項(現行法の下で明らかに違法であるという事項)に限定して調査を行えば良かったのではないかと思います。
ことのついでに、橋下市長に対する不満分子や危険分子の洗い出しまでしてやろうとでもいうような意図が見え隠れする内容だったからこそ、これだけの騒動になり、結果的に凍結ということになったのではないかなあ、と私は思っています。
冒頭の引用コメントに戻って恐縮ですが、今回の市職員組合側の対応を、いわゆる「ゴネている」というのであれば、調査凍結などと言わず、毅然とした対応をすればよいだけだったのではないかと思います。
少なくとも、問題があったという認識があるから、そういう対応になったと考えるのが普通ではないかと思います。
蛇足ですが、橋下市長だって全能ではないし時には間違ったこともする一人の人間なのだということは、頭の片隅に置いておいてもよいのではないかと思っています。
そう考えておけば、盲信という危険は少なくなるし、反対に少しばかり間違ったことがあったからといって、全てを否定する、ということもしないで済むのではないかと思います。
個々の案件について、落ち着いて吟味してみるということが大切なのではないかと思います。
投稿: 野次馬 | 2012年2月21日 (火) 00時14分
>名無しさん
>どのみちこのまま進めば遠からず破綻だと感じているので、何もしないよりは良いと思って、
恐ろしいと感じつつもいっそ任せてしまってリセットさせてみる選択をしましたが。
でも彼のメインエンジンは、憎悪なんですよね。
私は憎しみをエンジンに持続的な社会が構築できるとは、どうしても思えません。
労使が憎みあってる会社は、結局だめになりますよ、経験則では。
投稿: memem | 2012年2月21日 (火) 00時44分
なんか、5~6年前の長野県(田中康夫知事)の状況を思い出すなあ。
悪の権化とされる「既存の権力」(長野県の場合、議会・建設業者)そこに切り込む「改革者」田中知事…というマスコミのイメージ。
で、それに期待する純真な県民がいるわけだ。田中知事なら「既存権力のみ」改革してくれるという構図。
…でも、結局裏切られるんだけどね。
投稿: Fazz | 2012年2月21日 (火) 02時45分
橋下市長とその支持者がバランス感覚を喪失していってる過程がよく見えてしまいますね。
とりあえず支持してる間は、黒を白と言い張ってでも支持していてあきれるしかありません。
政治や行政が自己目的のために手段を選ばなくなったら最悪です。
投稿: Thor | 2012年2月21日 (火) 06時06分
あまのじゃくさん、nagiさん、下っ端さん、地方の公務員さん、専門職さん、名無しさん、mememさん、つぶやきさん、野次馬さん、Fazzさん、Thorさん、おはようございます。コメントありがとうございました。
多くの方々から多様なご意見をお寄せいただき、たいへん感謝しています。その中で、今回のアンケートの是非も含め、橋下市長の言動を強く支持される方の声を直接伺えることも貴重な機会だと思っています。そのような声を知った上で、対処の仕方を探っていくことの必要性を感じているからでした。
同時に取り沙汰されているアンケートの問題性について、多くの方々と共通の認識であることも分かり、心強く受けとめています。なお、対立点が際立ち、多少言葉遣いが厳しくなることも仕方ありませんが、相手方の名前を揶揄するような書き方だけは慎まれるようよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2012年2月21日 (火) 08時10分
困りました・・と言うしかありませんね(笑)。
このアンケートの問題は幾つかの場所を点検すれば全体を掌握できる程度の(小さな)問題の筈なんですが・・。
橋下氏は選挙勧誘をはじめとする「地方公務員法違反」を自治労が「組織ぐるみ」で行っていると疑っているのですよ。否、この場合は「疑義」なんてレベルではなく「確信」に近いのでしょう。
だから部下に対して次のような業務命令を発したのです。
『今まで選挙の勧誘などの地方公務員法違反を経験した事はありませんか?経験があったらスグサマ告発してください。自らを告発した場合は罪一等を減じます』
告発命令ですから全ての公務員に出している。思想信条調査?・・何の話ですか?(笑)
橋下氏の手法や性格まで話が及んでいますが、まあ「坊主」と「袈裟」の関係でしょうね。
それと地方の公務員さんから私宛に書き込みがあります。私は「現業」とか「非現業」などの言葉を発した事はありませんから、前半は意味不明ですが、後半についてはお答えします。
>公務員の政治的行為を規制する理由は?
何を今更・・って感じですね(笑)。大丈夫ですか?今まで「自由」と思っていたの?(笑)
地方公務員法には公務員の政治的行為の制限が書かれてあり、例外も書かれてある。
それを読んで分かりませんか?同じ風景を見ているのに・・(笑)。
自分の権限が及ばない場所での政治活動を認めているのは、公務員の持っている「権限」と「政治的影響」が「リンク」しないようにですよ。
そう言う意味では確かに「現業公務員」への政治的行為の制限は厳しいと思いますが、現業公務員に対しては政治的制限は加えない・・という法律は一体「どこに」あるのですか?
投稿: あまのじゃく | 2012年2月21日 (火) 09時25分
おはようございます。
>相手方の名前を揶揄するような書き方だけは慎まれるようよろしくお願いします。
ことの発端は私の書き込みにあるので、謹んでお詫び申し上げます。
どうか、名無し氏も、元々の不作為は私にあります。品位にかける
行為になるので、HNを改変する行為はお止めくださるようお願い
致します。
昨晩のコメントから、流れを無視してすみません。
はたして憲法は絶対不可侵なのでしょうか
私はそうではないと思っています。新憲法が定められて
60年以上ですが、元々は人が定め運用してる以上は
矛盾や訂正は当然であり、不可侵と思えばそれは宗教と
同様となるでしょう。
もし、憲法が不可侵なら死刑制度や自衛隊は違憲ではない
でしょうか。
私の考えでは両方とも必要と考えています。
憲法が万能ではないゆえに解釈論議などもあり
改憲の話もでるのだと思います。
つまり思想信条も絶対不可侵ではないのだと
申し上げたい。
これは一部の独裁国家のように思想統制したいのでは
ありません。
公平中立を求められる存在が、一方に肩入れしてるのが
わかる行為は良くないと言いたいのです。
阪神巨人戦で、審判が阪神のユニホームを着ていたら
なんじゃいこりゃと思うのではないでしょうか?
選挙に行って、立会いの人が特定の政党を応援する
ジャンパーを着ているようなものです。
もちろん公職選挙法でそのようなことはできないのは
当然ですが。
>政治や行政が自己目的のために手段を選ばなくなったら最悪です。
ご同様に思います。
一部の市町村では昔からこのような面は多かったようですが。
特に大阪市では、今の市長に限らず、そのような面が多いとの
話はよく聞きました。
投稿: nagi | 2012年2月21日 (火) 10時48分
あっスミマセン。
地方の公務員さんは、私の「組合長が謝罪した事」に対して「現業という言葉を使って」説明をしてくれていたのですね。
要は(謝罪した理由は)「地方公務員法違反」ではなく「職務専念義務違反」である・・と。尤もこれも「地方公務員法違反」のような気はしますが・・(笑)。
ただ、(地方の公務員さんの)説明の内容を充分把握していなかった事については申し訳ありませんでした。
ただ(私の書き込みの)その他の文言については変更はありません。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月21日 (火) 11時51分
再度正確に言い直します。
地方の公務員さんの説明は、組合長が謝罪した理由は「地方公務員法第35条:職務に専念する義務」に違反したからであり、「地方公務員法第36条:政治的行為の制限」に違反したからではない・・ですね。了解しました。
現業公務員には第36条の政治的制限が適応されない根拠をお願いします。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月21日 (火) 12時13分
あまのじゃくさん、以下の職員は地公法の政治的行為の制限に含まれません。
公営企業職員(地公企法39条2条)
単純労務職員(地公労法附則5項)
特定地方独立行政法人職員(地独法53条2項)
いわゆる、現業と言われる人は、制限に含まれないのです。
投稿: | 2012年2月21日 (火) 22時16分
↑HNが抜けていました。
(地公労法附則第5項)
地方公務員法第57条に規定する単純な労務に雇用される一般職に属する地方公務員であって、第3条第2項の職員以外のものに係る労働関係その他身分取扱については、その労働関係その他身分取扱に関し特別の法律が制定施行されるまでの間は、この法律(第17条を除く。)及び地方公営企業法第37条から第39条までの規定を準用する。(以下略)
投稿: 下っ端 | 2012年2月21日 (火) 22時19分
>下っ端 さん
代わりにお答えいただきありがとうございますm(_ _)m
一応条文全部をあげると・・・
地方公営企業法
(他の法律の適用除外等)
第三十九条
2 企業職員(政令で定める基準に従い地方公共団体の長が定める職にある者を除く。)については、地方公務員法第三十六条の規定は、適用しない。
地方公務員法
(特例)
第五十七条 職員のうち、公立学校(学校教育法 (昭和二十二年法律第二十六号)に規定する公立学校をいう。)の教職員(同法 に規定する校長、教員及び事務職員をいう。)、単純な労務に雇用される者その他その職務と責任の特殊性に基いてこの法律に対する特例を必要とするものについては、別に法律で定める。但し、その特例は、第一条の精神に反するものであつてはならない。
地方公営企業等の労働関係に関する法律
附 則
5 地方公務員法第五十七条に規定する単純な労務に雇用される一般職に属する地方公務員であつて、第三条第四号の職員以外のものに係る労働関係その他身分取扱いについては、その労働関係その他身分取扱いに関し特別の法律が制定施行されるまでの間は、この法律(第十七条を除く。)及び地方公営企業法第三十七条から第三十九条までの規定を準用する。この場合において、同法第三十九条第一項中「第四十九条まで、第五十二条から第五十六条まで」とあるのは「第四十九条まで」と、同条第三項中「地方公営企業の管理者」とあるのは「任命権者(委任を受けて任命権を行う者を除く。)」と読み替えるものとする。
たぶんマスコミも理解していないだろうなぁ。
投稿: 地方の公務員 | 2012年2月21日 (火) 23時45分
あまのじゃくさん、nagiさん、下っ端さん、地方の公務員さん、コメントありがとうございました。
>現業公務員には第36条の政治的制限が適応されない根拠をお願いします。
私からも少し補足を考えましたが、また機会があった際の対応にとどめさせていただきます。あまのじゃくさんは、なぜ、現業と非現業職員が法的に区分けされているのか、その背景や理由を問われているものと理解しています。限られた時間、短い言葉では誤解を招きかねず、話が拡散しそうですので、ご容赦いただければ幸いです。
また、直接の発言者ではないnagiさんから思いがけない謝罪の言葉をいただき、たいへん恐縮しています。書かれている中味の各論の中には私自身の考え方と一致できない点もありますが、いつも理性的な文章が投稿されていることに敬意を表しつつ感謝していることろです。ぜひ、これからもnagiさんのお立場や視点からのコメントをお寄せいただけることを楽しみにしています。
投稿: OTSU | 2012年2月22日 (水) 06時31分
色々な情報、ありがとうございました。
尚、地方公務員法では「自分の権限が及ばない場所での政治活動」を認めていますから、公務員の持つ「権限」が政治的行為の制限の理由である事は明白です。
その意味で権限の「乏しい」現業公務員への政治的制限が緩和された事には一定の合理性がありますから異論はありません。
尤も「教師」についての政治的行為の制限がどうなっているのか教えてもらえませんか?法律は調べても分からない(笑)。
しかしOTSUさんの書き込みから、「その背景」・・要は「裏の裏の裏」の話があるようでしたら、興味本意ですが教えてきださい。確か、昔は全ての公務員が政治的制限を受けていた筈ですから。
話を基に戻しましょう。
橋下氏が出した「アンケート調査」ですが、内容を見ると実質「告発業務命令」ですね。
まあ「違法」並びに「不適切」の告発命令ですから、(村社会を形成する)日本人にはそぐわないとしても、法的には何の問題も無いと考えられます。これを見てOTSUさん(をはじめとする公務員諸氏)は何を思いますか?
本編の記事にある「市労連の書記長」のコメントにしても常軌を逸脱しているとしか思えない。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月22日 (水) 10時21分
何故「一般人」が市労連の書記長のコメントを常軌を逸していると感じるかを説明しないと分かりませんね。
彼は橋下氏の調査を「不当労働行為」と断罪している。しかるに本来なら不当労働行為に当たる筈の「事務所の便宜供与」に対しては「よこせ!」と裁判を起こすと言っている(最小限の供与は法律で認められているようだが・・)。「事務所などの便宜供与で我々組合に対して不当に干渉するな!!」なんて「立派な」台詞は出てこない。
「権利」なんて存在しない・・なんて話をすると混乱するから止めておくが、要するに「ご都合主義の権利の主張」をしているのだ。
そこには「お陰さまで」なんて立派な精神などかけらもない。
そして「ご都合主義の権利の主張」が結局は他人の権利を目茶苦茶に侵害している・・という想像力など全く備えていない。
そしてこの貧困な精神が結局は1000兆円の借金を生み出し、同時に「自分さえ良ければ良い」という極めて「利己主義」な風潮を生みだしている。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月22日 (水) 12時14分
ちょっと見方を変えて見ます。
これは個人的な考えでしかありません。
基本的な権利を規制するのは慎重であるべきである
ならば、権利が暴走する可能性があるなら抑制を考えるべきである。
かなり悪い例えをしますが、特に管理人に対して悪意があるわけでも
嫌味でもありません。
政治家にとって有権者は大切です。選挙で落ちれば価値がなくなるから。
しかし一市民が要請をしてもなかなかちゃんと対応はしてくれない
笑顔で握手はするかもしれないが。
しかし、その個人がなんらかの団体の代表する地位にあり
かなりの票田を有するなら対応は変わるであろう。
で、悪い例
〇〇市の公務員で構成する団体の代表者が市長や市会議員に
提案しました。市で働く職員の住民税を5割免除しろ、
しないと次の選挙は対抗馬に投票するぞ。
そして住民税を市職員は5割免除が決まりました。
市民税を滞納している住民の所に役所の人が徴収に来ました
その住民は市職員が5割免除はおかしいと訴えます
しかし職員は答えます 我々は30倍の競争に勝ち抜いたんだ
文句があるならあなたも職員になりなさい。それに決めたのは
有権者が選挙で選んだ政治家だ、だから彼らに言いなさい。
さて、かなり無茶な例えで失笑レベルだと思いますが
共産圏やロシアなどでは行政バリアーとまで呼ばれる
状況があります。腐敗の温床になると。
現実に起こりえないと思うのですが、先日の読売新聞の記事でも
長年の市長と組合の蜜月関係が普通では考えられない手当てや退職金に
つながったとあります。
私の挙げた悪い例が失笑で終わるならば、過去の私のレスは
杞憂ですが、可能性があるならば、やはり公務員団体の政治活動は
抑制されるべきと考えます。
投稿: nagi | 2012年2月22日 (水) 19時26分
あまのじゃくさん、教員に関してはこんな感じです。
{教職員等の選挙運動の禁止等について}
○ 教育公務員(校長、教頭、教諭、助教諭、養護教諭、養護助教諭、常勤及び再任用短時間勤務講師、実習助手、寄宿舎指導員)については、教育の政治的中立性の原則に基づき、学校において特定の政党の指示又は反対のために政治的活動をすることは禁止され、さらに選挙運動等の政治的行為の制限等についても公職選挙法及び教育公務員特例法に特別の定めがなされているところです。
○ 学校教育法に規定する学校の校長及び教員は、学校の児童・生徒等に対する教育上の地位を利用して選挙運動をすることができないこと。(公職選挙法第一三七条)
○ 公立学校の教育公務員の政治的行為の制限については、国立学校の教育公務員の例によるものであり(教育公務員特例法第二一条の四)、国立学校の教育公務員について制限されている「政治的行為」とは、国家公務員法第一〇二条及びこれに基づく人事院規則一四―七に規定されている政治的行為を指すものであること。
○ したがって、公立学校の教育公務員について制限されている政治的行為は、教育公務員以外の地方公務員について制限されている政治的行為とは異なるものであり、かつ、その制限の地域的範囲は勤務地域の内外を問わずに全国に及ぶものであること。
○ 選挙運動等の禁止制限規定に違反する行為は、公務員の服務義務違反として懲戒処分の対象となるばかりでなく、前記一(公務員の地位利用による選挙運動)及び前記二(教育者の地位利用による選挙運動)の場合にあっては、刑事上の処罰の対象となるものであること、(公職選挙法第二三九条第一項第一号及び第二三九条の二第二項)
教員は一般行政職と違い、政治的活動についてはかなりの制限を受けます。
その他で、私が感じた点を書かせていただきます。
>まあ「違法」並びに「不適切」の告発命令ですから、(村社会を形成する)日本人にはそぐわないとしても、法的には何の問題も無いと考えられます。
違法及び不適切であれば、法的に問題があるのではないですか?
今回のアンケートは憲法違反の恐れがあるため、弁護士会なども声明を出していると思います。
ちなみに、憲法は法律より上位にありますから、憲法違反は一番問題があると思います。
>そして「ご都合主義の権利の主張」が結局は他人の権利を目茶苦茶に侵害している・・という想像力など全く備えていない。
他人の権利とは、具体的にどのようなことですか?
あまのじゃくさんは、どういった行政や公務員を望んでいるのですか?
>同時に「自分さえ良ければ良い」という極めて「利己主義」な風潮を生みだしている。
私は、公務員バッシングで一番納得がいかないのは、この点であります。
よく、「増税するなら公務員の給料を下げるのが先だ」という意見を聞きます。
でも、この先50年の日本を考えた時に、増加する社会保障費を国民全体で支えて行くのは絶対に避けて通れません。
しかし、今回の増税に対してアンケートを取っても、半数以上は反対という結果もありました。
今の日本は、完全に子供や孫に借金を押し付けて、自分達は今の生活を維持したい。
その点も十分に「利己主義」であると思われます。
もちろん、公務員改革もすべき点は多々あるでしょうし、必ずやらなくてはいけないでしょう。
でも、将来の為に増税を受け入れるという意見を聞くことは、ほとんどありません。
私は、消費税が30%になってもいいと思ってます。
というか、そうせざるを得ないと思ってます。
あまのじゃくさんがOTSUさんに、自ら襟を正さないのか?と問いかけています。
私は、国民に対しても、同じことを言わなくていいのかと、いつも疑問に思ってます。
今回のアンケートの話からだいぶ逸れてしまいました。
投稿: 下っ端 | 2012年2月22日 (水) 19時29分
補足です。
私は、あまのじゃくさんを批判しようと思っていません。
そんなことより、日本がいい方向に向かうべくみんなで知恵を絞り、前向きな検討をしていければいいと思ってます。
その一方で、OTSUさんが組合の役員として労働条件を改善すべく活動をすることも、何ら問題はないと思ってます。
公務員であろうと何であろうと、労働者が自分の権利を放棄したら、自らの道を閉ざすことになると思うからです。
何かを叩いて力にしても、叩かれた方は憎しみしか残らないのでは?
叩いた方は正論を言ったつもりでも、叩かれて気持ちいい人はいないと思います。そこには必ず軋轢が残ってしまうのでは?
私は、そんな日本になって欲しくありません。
投稿: 下っ端 | 2012年2月22日 (水) 19時47分
日本国憲法は占領下、GHQ策定によるもので、英文が正式文章。破棄すべき存在。
石原慎太郎閣下も述べておられる。橋下なんて、まだまだだ。
国家存亡の危機に立たされている時期に組合がどうのとくだらないことをホザイテいる亡国の輩どもを駆逐すべきだ。
って呟いてみる。イイネ!!!
投稿: | 2012年2月22日 (水) 20時05分
>そしてこの貧困な精神が結局は1000兆円の借金を生み出し、同時に「自分さえ良ければ良い」という極めて「利己主義」な風潮を生みだしている。
この国に足りないのは増税政策って、けだし名言だよな。
当然、あまのじゃくさんは消費税の増税は賛成でしょ。
投稿: 地方の公務員 | 2012年2月22日 (水) 22時43分
今回の大阪の問題は、組合活動が適正に行われていたかどうかが問題であって、一部違法な活動があったことは組合側も認めていることであり、この点については組合自身が正していかなければならないと思います。そして、どこまで出来るかが問われているのだと思います。
アンケートの設問もきわどいものですが、不当労働行為とまではいえないかと思います。
ただし、個人を特定できるアンケート調査において、内面の自由を侵すと受け取られる設問については踏み込み過ぎと判断します。あれは思想信条調査ではないという意見も多いようですが、その感覚はむしろ危険であると思います。
内面の自由を許した上で、たとえ贔屓があったにせよ、公正中立が公務員の職業規範であり、業務中はそれを守ることが求めらているのだと思います。
一方で、公務員も労働者であることに変わりはなく、労働者としての権利は守られるべきであり、行使も認められるものです。
感情的対立を煽るような応酬ではなく、本来あるべき労使関係を築く取り組みを胸襟を開いて協議してもらいたいと、労働運動に携わる仲間として願います。
投稿: ごまめのはぎしり | 2012年2月22日 (水) 23時00分
あまのじゃくさん、nagiさん、下っ端さん、2012年2月22日(水)20時05分に投稿された方、地方の公務員さん、ごまめのはぎしりさん、コメントありがとうございました。
中途半端なコメントは控えようと心がけながら、今朝の一言は余計でした。特に「裏の裏の裏」がある訳ではありません。思わせぶりな書き方で誤解を与え、申し訳ありませんでした。
>その意味で権限の「乏しい」現業公務員への政治的制限が緩和された事には一定の合理性がありますから異論はありません。
あまのじゃくさんが理解された側面から派生しがちな問題として、それならば現業職員の賃金水準は非現業より低くて良いという話に広がりそうな点を懸念し、踏み込んだレスを控えていました。自治労の基本的な考え方は、同じ自治体に働く職員として非現業、現業問わず同様な責任や役割があり、労働条件も同一であるべきというものがありました。
このような言葉を発することで、また様々な意見が寄せられるのかも知れません。しかしながら今回の主題からは離れた話であるため、今朝のような内容のコメントにとどまっていました。いずれにしても「裏の裏の裏」があるような話ではありませんので、その点については釈明させていただきました。
なお、2012年2月22日(水)20時05分に投稿された方、再度コメントをお寄せいただく機会がある際は、意見交換をスムースに行なうため、名前欄の記入についてご協力ください。
投稿: OTSU | 2012年2月22日 (水) 23時10分
>nagi様
きつい言い方になりますが、もしも「悪い例」となった場合に、たぶん自分は「住民」の方には同情はしないと思います。
なぜなら、その「住民」の方は単なる被害者ではなく、自らの怠惰がその結果を招いたのだから。
なぜ、そう思うのか。
>〇〇市の公務員で構成する団体の代表者が市長や市会議員に
>提案しました。市で働く職員の住民税を5割免除しろ、
>しないと次の選挙は対抗馬に投票するぞ。
実は、この部分ではある事実が略されています。それは「候補者は妥協し、結果対抗馬は出馬せず当選しました。」という部分。
しかしながら、市民の中で過半数を占めるとは思えない公務員団体が対抗馬を立てることが選挙の当否につながるというのはどのような事態でしょうか?
それは投票率が低く、意欲のある少数のみが投票へ行くような場合です。
そして、たぶん「住民」は投票に行っていないでしょう。
>そして住民税を市職員は5割免除が決まりました。
個々の部分も、実はある事実が略されています。それは「議会の議決により、住民税に関する条例が改正された結果」という部分。
議会は、一人の人間が決めるものでしょうか?あるいは非公開で行われるものでしょうか。いずれも否です。複数の議員が、議会という公開の場において議論を
行っていますし、住民の側からも陳情等の手段により積極的に主張をすることが可能です。
(じつは、議論が必要だからこそ本当は議員が一定数必要なのです。近視眼的視点から馬鹿の一つ覚え的に議員の定数削減が言われますが)
しかしながら、「住民」はそのようなことを行っていないでしょう。
そして
>市民税を滞納している住民の所に役所の人が徴収に来ました
>その住民は市職員が5割免除はおかしいと訴えます
>しかし職員は答えます 我々は30倍の競争に勝ち抜いたんだ
>文句があるならあなたも職員になりなさい。それに決めたのは
>有権者が選挙で選んだ政治家だ、だから彼らに言いなさい。
「住民」はこの時点で、自らの不利益に気づき不満を訴えます。
しかしながら遅いのです。この場に至るまでに自らの意思を示す機会がいくつかあったのにそこを無視して、「仕組み」が出来上がった後に言っているのだから。
その意味で、申し訳ないけど「住民」は「甘えている」といわざるを得ないと思います。
(ついでに言うと、これって「公務員で構成する団体の代表者」だけでなく、「大企業」「宗教団体」などを入れても成り立つんですよね。)
追)自分はnagi様の文章を見たとき、むしろこのような改変を思いつきました。
堺屋太一が橋下市長や(維新の会の)市会議員に提案しました。
道頓堀に2kmのプールを作ろうと、
投票で「民意」という記号を得ているのだから大丈夫。
そして道頓堀に2kmのプールの建設が決まりました。
市民税を滞納している住民の所に役所の人が徴収に来ました
その住民は道頓堀に2kmのプールの建設はおかしいと訴えます
しかし職員は答えます 市長は選挙に勝ち抜いたんだ。
文句があるならあなたが市長になりなさい。それに決めたのは
有権者が選挙で選んだ市長だ、だから(失敗しても)最終的な責任は市民にある。
…多分、道頓堀の2kmのプールが破綻したとき(あるいは他の政策が失敗したとき)
橋下市長は同じことを言うと思います。
投稿: Fazz | 2012年2月23日 (木) 02時27分
先ず下っ端さん、教師の情報をありがとうございました。
(公務員の)権限が(公務員の)政治的行為の制限に繋がるならば、実質的権限が大きい教師(公立私立問わず)も同様の措置が必要でしょうね。
私の質問が悪く、きっと公務員に限定したお答えを戴いたのでしょうし、きっと私立の教師にも同様の法律があるのでしょう。制限を受けている事が分かりましたのでOKです。
1:「違法並びに不適切の告発命令」とは「違法な事を告発しなさい」という意味です。これは法治の趣旨に合致している。
「嫌いな人を告発しなさい」とか「好きな政党を告発しなさい」と調査すれば「思想信条調査」に当たります。
確かに「内部告発命令」は下策です。しかし下策を取らざるを得ないほど、組織が腐敗していると橋下氏は考えているのだろう。
2:>あまのじゃくは、どういった行政や公務員を望んでいるのか?
「公」から「より逸脱」した人に対して「より多くの保護と規制」を行う行政と公務員です。
対して逸脱していると思えない者達が、何をギャァギャァと権利を振り回して騒いでいるんだ?って感じですな。
3:下っ端さんの利己主義に関しての認識に同意し、同時に地方の公務員さんの増税に関する質問の回答に変えます。
今のままで増税してはならない。
現状は強制的にお金が一定の領域に流れており、増税すればそれが増えるだけです。その流れから逸脱した人達には望みも可能性もありません。
その流れの「主力エンジン」は財政ですから、これを改革してからですね。
そんな事は1980年代に分かっていたのですよ。だから中曽根や土光が手をつけたのです。規制緩和と呪文のように言い続けた時代があった理由もそうです。郵政民営化が大喝采を浴びた理由でもある。今「無駄を削ってからだ」と叫んでいるのも同じ理由だ。
だから「年金大改革」をはじめとする「社会保障改革」をしない内に、増税してはならない。(他にもやる事があるが)
三日後に禁酒するから酒をくれ・・つまり後で支出改革をするから収入を増やしてくれ・・という奴で禁酒できた者はいない。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月23日 (木) 09時37分
百家争鳴、盛り上がってますな。
民意から見放された職員組合としては法律論にすがるしかないのですが、世論感情が法律で収まるとは限らない。それだけ職員組合の罪が重いということでしょう。
橋下を半島の首領と同一視しかく乱しようとする意見もありますが、かの国と違って日本には任期が明確に定められています。
>私は憎しみをエンジンに持続的な社会が構築できるとは、どうしても思えません。
私も身分保障にあぐらをかいたコームインに憤慨しておりますので橋下や阿久根前市長の怒りに共感します。
橋下氏自身が壊し屋を自認し、解体後の出直しについては維新の会も解体し、(憎しみをエンジンにしないだろう)新たな担い手に譲ると公言していますので、それを踏まえてより良い制度を議論すれば良いでしょう。
先ずは既得権を壊して欲しいという空気が世論調査にも常々現れているのですが。
退職後まで見越した職員のタカリ体質について報道されていますがOTSUさんをはじめ大阪市職員組合擁護派の方々は、その適否についてどのようにお考えかお伺いします。
このような行為を延々と続けてきたことがそもそも新たに敵(投票率を上げ橋下に投票した有権者)をつくる原因だと思うのですが。
大阪市交通局天下り先、市営地下鉄・バス車内広告割り当て業務を独占
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120222/mca1202220732004-n1.htm
投稿: L | 2012年2月23日 (木) 13時04分
>Lさま
>私も身分保障にあぐらをかいたコームインに憤慨しておりますので橋下や阿久根前市長の怒りに共感します。
>橋下氏自身が壊し屋を自認し、解体後の出直しについては維新の会も解体し、(憎しみをエンジンにしないだろう)
>新たな担い手に譲ると公言していますので、それを踏まえてより良い制度を議論すれば良いでしょう。
>先ずは既得権を壊して欲しいという空気が世論調査にも常々現れているのですが。
あの、本当に身分保証にあぐらをかいたコームイン(こうした負の感情をこめた表記はやめていただきたいです)とやらが、
大多数の公務員の方たちだと思っていらっしゃいます?
学校の同級生だった方、近所にお住まいの方、行政窓口であう方、公務員の方って身近にたくさんいらっしゃいますよね。
Lさんが接するのはそんな方が多いですか?
それこそ、マスコミの印象操作とネットのあおり(定年後、ネットをはじめて驚きました、デマばかりなんで)
ではありませんか?
海外出向者から聞くアジアやラテンアメリカ各国の公務員の無能怠慢腐敗ぶりにあきれ返っていましたもので、
日本はずいぶんましなんでは、と思ってしまいますね、私は。
サンケイ新聞にLさまのご意見への最も本質的な反論となろう文章が掲載されていました。ぜひ、ごらんください。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120220/lcl12022003170000-n1.htm
投稿: memem | 2012年2月23日 (木) 16時13分
>Fazz氏
私のかなり無茶な話に答えてくださりありがとうございます。
>(ついでに言うと、これって「公務員で構成する団体の代表者」だけでなく、「大企業」「宗教団体」などを入れても成り立つんですよね。)
成り立ちます。が、企業の場合は少しことなる感じになります。
>追)自分はnagi様の文章を見たとき、むしろこのような改変を思いつきました。
内容について同意します。
上の件とからめて、一般企業の労働組合は条件の向上を目指しても
代表権を得る活動はしないと思います。つまり代表取締役の選任は
株主総会で行われて、労働組合がその議決権を得る活動はしないと
思われます。まあ得てもかまわないのですが。
よって、労働組合は条件や環境の交渉を行い。会社側は経営状況を
見て交渉を進めます。会社が潰れたら意味がないのでほどよい妥協
点が見出されるでしょう。
しかし現在の公務員で構成される組合はこの社長にあたる、市長などに
影響力を持つ活動を強くしています。永年大阪市では職員組合の
顔色を見ながらやってきたと言われるのはそういうことではないでしょうか。
これが民間企業なら健全な経営が難しくなることでしょう。
だからこそ公務員で構成される団体は暴走しうる権力になる可能性が
あるので団体における選挙活動等は規制されるべきと主張しています。
>L氏
私は仕事の都合で役所にも良く行きますし、知り合いにたくさん
公務員もいます。たしかにあきらかな天下り団体があったり
ろくでもない職員もいます。だからこそ腐ったみかんを排斥する
システムは必要と主張してますが、大多数の職員は懸命に
血の汗が滲むほどの努力をしてることも認識しましょう。
本当に公務員の方々が無能な集団なら、日本と言う機構は遥か昔に
瓦解しております。それは間違いありません。
投稿: nagi | 2012年2月23日 (木) 17時36分
いつも拝見していますが、書き込むのは初めてです。はじめまして。
OTSUさんとは同業の地方公務員ではありますが、思想の違いから批判的な目で更新記事を読んでいます。今回の件では、いろいろと勉強をさせてもらいました。
様々な選挙で当たり前のように行われている「紹介カード」の配布、提出ですが、場合によっては地公法36条で禁止する「署名運動」に該当する、という見解を大阪市選管が示しています。
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819A91E2E4E2E3848DE2E4E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2
=====【引用ここから】=====
地方公務員法は、選挙で職員が署名に関わるなどの政治的行為を制限している。市選管によると、交通局職員の場合は、同法が適用される係長級以上が紹介カードの提出に伴い、署名活動をしたとみなされれば違法行為になるという。
=====【引用ここまで】=====
ということで、私なりに整理してみます。
○組合側の不当な活動
(1)大阪市交通局(現業)の勤務時間内の組合活動
→ 明らか。地公法35条違反。
(2)大阪市交通局(係長級以上)の紹介カード配布回収
→ 署名活動に該当すれば(解釈の話)、地公法36条違反。
(3)(解釈と仮定の話)紹介カード配布回収が署名活動に該当し、
かつ、交通局以外の部署でも行われていた場合。
→ 違反者が大量に出ることになる。
○大阪市の厚遇問題は、平松前市長の前の関市長時代に解決済みか?
→ (2012.2.22記事)「大阪市交通局天下り先、市営地下鉄・
バス車内広告割り当て業務を独占」
→まだまだ叩けば埃が出てくる、と考えるのが自然。
○橋下市長のアンケートの妥当性
「組合活動に参加したことがあるか」
「政治家の街頭演説を聞いたことがあるか」
「選挙のことが話題になったことがあるか」
「組合に加入しているか」
→ こういった設問は、どういった政策、政党を支持しているかを推察できるものであり、思想良心の自由を侵害する。また、組合に加入する、街頭演説を聞くこと自体は違法でもないのだから、業務命令アンケートのこういった箇所は違法でしょう。
「紹介カードを配布されたか」
「いつ、どこで配布されたか」
「提出しないと不利益が及ぶと言われたことがあるか」
→ こういった設問については、場合によっては地公法違反となりうる行為であり、また、この設問によって支持政党が推察されるようなものでもないので、実態調査の観点から許容されると考えます。
投稿: 若年寄 | 2012年2月23日 (木) 18時43分
>mememさん
>でも彼のメインエンジンは、憎悪なんですよね。
その通りだと思っていますし、その事に疑いを持ったことは有りません。
>私は憎しみをエンジンに持続的な社会が構築できるとは、どうしても思えません。
その通りだと思いますが、私は橋下市長には破壊しか期待していません。たぶん、彼には持続的な社会は作れないでしょう。ですから、その次の世代に期待します。
>労使が憎みあってる会社は、結局だめになりますよ、経験則では。
見せかけだけの協調から、会社全体がジリ貧に追い込まれて、その結果、嘆き悲しむ社員をリストラなんて例も数多くありましたね。その時、大抵の組合は、一様に見て見ぬ振りして来たことも経験則を語れる程度には知っています。
労使が協調とは、組織の目的やあるべき方向性が共有されたときのみ有効で、現代の閉塞化された社会では、既得権益の破壊が終わるまでは、目的や方向性が共有されることはあり得ません。
しかし反面、公務員の中には多数の意識の高い職員Ⅰが居られることも知っております。ですが、残念ながら職員Ⅰは自力で職員Ⅱを叩き出すにまでには到らないようです。ならば外部から強制的に職員Ⅱを叩き出して人生からもリストラしてもらって、次の世代の指導者が残った職員Ⅰと協調を模索すれば十分だと考えています。
投稿: 名無し | 2012年2月23日 (木) 19時40分
Fazzさん、あまのじゃくさん、Lさん、mememさん、nagiさん、若年寄さん、名無しさん、コメントありがとうございました。
たいへん恐縮ながら一閲覧者として、皆さんのご意見を興味深く拝見させていただいています。とにかく様々な見方を伺える機会は貴重なことだと思っています。
若年寄さん、はじめまして。同業の方とお聞きしましたが、確かに視点は少し(?)異なるようです。それはそれで、上記のような理由からコメント投稿に感謝しています。また、ご自身のブログ「若年寄の遺言」に当ブログをブックーマークいただき、ありがとうございます。
考え方などが異なっていても、ご縁があったサイトやブログを相互リンクしています。今回、貴ブログをリンクさせていただきましたが、ご迷惑だった場合はお手数ですが、一言お申出くださるようよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2012年2月23日 (木) 22時31分
議論が白熱していますね。いろいろな意味で参考になります。
連合会長も「寝耳に水」の件は衆院を通過して月内成立の見込みです。
これからは、この件は司法の場に移るのでしょうが、苦しくとも前に進む強い覚悟を持っています。(これは、橋下市長や大阪市の組合がそれぞれ強い覚悟で事に臨んでいると自分自身が感じているからです。)
投稿: ためいきばかり | 2012年2月23日 (木) 22時58分
ためいきばかりさん、おはようございます。コメントありがとうございました。
いろいろな意味で、大阪市の動きは今後も注目していくつもりですが、新規記事はその問題に絡む内容を取り上げる予定です。ぜひ、またご覧くださるようお願いします。
ちなみに今回のアンケートの件で、大阪府労働委員会は「(不当労働行為の)支配介入に該当するおそれのある(質問)項目があると言わざるを得ない」とし、橋下市長らの責任で調査続行を差し控えるよう勧告したようです。
労働委員会が労働組合法違反の有無の審査手続きに入る前に、違法性を示唆する勧告書を出すのは極めて異例なことだそうです。今後、違法性が認定されれば、市側にアンケートの破棄などを求めた組合側の救済申し立てが認められる見通しです。
投稿: OTSU | 2012年2月24日 (金) 07時45分
おいおいあんた達、狂ってるんじゃないのかね?
組織ぐるみで継続的に違法行為をしていたのは「大阪の労働組合」だったんだろ。
はっきり言って大阪だけとは到底思えない。
罰則が無けりゃ「平気の平左」か?どの面下げて「違法は許さない」なんてセリフが出てくるんだ?
自治労は犯罪集団と見做されてるんだぞ。
「恐れ入りました」と真っ当に生きるか、辞表を書いて去れ。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月24日 (金) 08時50分
おっと私とした事が迂闊にも間違えた。
『自治労は犯罪集団だ』・・「見做されている」・・なんていい加減な表現をして申し訳ない。
犯罪集団の意味を知ってるか?犯罪を犯している・・という意味だけに留まらず、「犯罪が是」との文化が根付いている・・という意味なんだ。
しかし羨ましいですな~、恥を知らないって事は。嘘つき、誇張、誤魔化し、責任転嫁、出鱈目、何でもござれですな~。私なんか恥ずかしくて出来ませんからな~。一体どんな教育を受けて来たんだね?
投稿: あまのじゃく | 2012年2月24日 (金) 12時09分
さすがあまのじゃくさん、感心いたしました。12時09分の書き込みについて、一部を除き賛成です。
特に最後の一文が秀逸ですね。
記載されているとおり、恥ずかしくて表だって出来ないことと思います。
だからネットでやってるわけですものね、あまのじゃくさん。
自らを揶揄するなんて素敵です。
投稿: | 2012年2月24日 (金) 16時37分
なかなか興味深い記事でした。
職員組合が見限られる姿を見ることが出来るかも知れませんね。
つhttp://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34598
投稿: ” ” | 2012年2月24日 (金) 20時59分
君が代斉唱、8人不起立=府立高卒業式で―大阪
時事通信 2月24日(金)17時51分配信
大阪府教育委員会は24日、同日行われた32府立高校の卒業式のうち6校で合計8人の教職員が君が代を起立斉唱しなかったと発表した。大阪府では昨年、公立学校の教職員に君が代の起立斉唱などを義務付ける条例が成立しており、府教委も君が代の起立斉唱を求める職務命令を今年1月に出している。
不起立の8人について、大阪市の橋下徹市長は同日夜、市役所内で記者団に対し、「自分たちが公務員であり続けることが当然の権利だと思い、勘違いしている。直ちに公務員を辞めてもらいたい」などと語った。
起立しなかった教職員は、地方公務員法に基づき処分の対象となる。また、府は同じ職務命令に3回違反した場合は原則として免職とする職員基本条例案を2月議会に提出しており、成立すれば起立斉唱しなかった教職員の処分はさらに厳しくなる可能性がある。府立学校の卒業式は計212校で3月16日まで行われる。
-----------------------------------------------------------------------
国庫から給与を得ているにもかかわらず、国家を愛せない教員に呆れる。
こういう奴らがいるから竹島を韓国に盗られ、北方領土をロシアに盗られ、日本国民を北朝鮮にさらわれ、尖閣を中国に狙われ、それでも何もできない腑抜けた阿呆どもが生産される。
国民に国家感が希薄のままでは、他国に蹂躙されても何ら対処もできず、対処する気も起らない。
自治労も日教組も自分の給与や保身を語るだけで、公のために自己犠牲の精神を発揮しようともしない。
日和見の傍観者たちが日本を貶める。
こいつら馬鹿教員どもは、国家の一員であることを忘れている。
こいつらは、日本国で教育を受け、日本国警察に守られ、日本国から年金をもらい、日本国に納税し、日本国で生を全うし、日本国土で土にかえるのだ。
国家を愛せない奴らが公的機関で働くなんてナンセンスだ。
お前ら自治労も同じ穴の貉だろう。
そんなに日本がいやなら、中国にでも行けばいい。お前ら売国の徒にはお似合いな国だ。
いずれにしろ、とにかく国家国旗に敬意を払えない教員は「名前」公表すればいい。
それぐらいの覚悟はあるはずだ。
そして国家から一切の公的な給付・保護を受けられないようにすればいい。
それが国家を否定することの報いだ。
こいつらに、いつかは天誅がくだる。靖國の英霊があの世から見ている。
お前らのアナーキーな腐った心根は制裁されるだろう。
「天網恢恢疎にして漏らさず」だ。
投稿: | 2012年2月24日 (金) 21時28分
あまのじゃくさん、2012年2月24日(金)16時37分に投稿された方、” ”さん、2012年2月24日(金)21時28分に投稿された方、コメントありがとうございました。
率直な本音の声を伺える良さが匿名で、やり取りできる点だと考えています。一方で、その時の感情を自制しないまま、他者を不快にすることを意に介さない言葉が羅列される場合もあります。このコメント欄は、おかげ様で前者の良さを感じ取れる場だと受けとめています。
幅広いご意見を気軽にお寄せいただきたいため、あまり注文を付けていない場ですが、日常生活の中で使う普通の言葉で、それぞれの思いを語ってくださるようお願いします。また、意見交換をスムースに行なうためにも、ある程度ご自身の発言に責任を持っていただくためにも、ぜひ、名前欄の記入に関してはご協力ください。
投稿: OTSU | 2012年2月24日 (金) 21時58分
OTSUさん、こんばんは。
短いコメントの端々に痛みに耐えている気持ちが見え隠れしていますよ。
多様な意見を受け止めたいというOTSUさんのサイトの運営方針は理解していますが、時に毅然とした態度も必要なのではありませんか。
もはや人に投げかける言葉として良識の範囲を逸脱しています。嘘つき、犯罪集団とまで言われているのですから。
我慢も度が過ぎれば、それはもはや美徳ではないと私は思います。
投稿: 元民間 | 2012年2月24日 (金) 22時50分
他人のブログで犯罪者集団呼ばわりか・・・
下品やねぇ。
国旗国歌については、鈴木邦夫氏の主張がなかなか秀逸。
橋下氏のやっていることの違和感をものの見事にわかりやすく解説してくれている。
http://d.hatena.ne.jp/furisky/20110606/1307373237
わかった?エセ愛国者君。
ちなみに、橋下氏は、国歌を歌いたくなかったら、私立へ行け、と言っているんだよね。
確かに大阪の私立中学・高校ではあんまりちゃんと国旗掲揚とか国歌斉唱していない。
大阪は橋下前知事による私立高校無償化拡大で私立高校進学者が増加してるんだよね。
それで、3年連続定員割れした公立高校は統廃合の対象とするんだよ。
これって最後はどうなるのかな~
それと、思想調査の次はメール調査だと。
これで思い出した懐かしい出来事・・・
「橋下知事、公開請求後に庁内メール削除 情報隠しの声も」http://www.asahi.com/special/08002/OSK200812260099.html
なるほど、それで事前通知せずメール調査かぁ。
天に唾するとは・・・
投稿: 地方の公務員 | 2012年2月24日 (金) 23時48分
あまのじゃくさん、私はあまのじゃくさんはもう少しちゃんとした意見が交換できる方だと思っていました。
自分の主張だけを振りかざし、一方的に相手を批判する。
それでは何も話は進まないし、あまのじゃくさんこそが「自治労は他の意見を聞かず、自らの主張しかしない」と言っているんですよ。
少なくとも、管理人さんはあまのじゃくさんの意見に対しても真摯に受け止め、その意見を今後の活動に生かしていきたいという姿勢を見せていると思います。
でも、あまのじゃくさんこそ、自分の主張のみ述べて、相手を徹底的に酷評することしかしていないですよね?
自分の考えに信念があるのはいいですが、だからといって意にそぐわないことを責めていいとは思えません。
そんな関係では、より良い改善は生まれないと思いますよ。
ちなみに、自分のHNも書かずに常識を逸脱したコメントを書いている人は対話をする以前のレベルであり、常識を逸脱した大人として、社会人として最低限のマナーも無いと言わざるを得ないですね。
投稿: 下っ端 | 2012年2月25日 (土) 00時38分
>しかし羨ましいですな~、恥を知らないって事は。嘘つき、誇張、誤魔化し、責任転嫁、出鱈目、何でもござれですな~。私なんか恥ずかしくて出来ませんからな~。一体どんな教育を受けて来たんだね?
ちなみに、あまのじゃくさんは親や学校や社会から、どんな教育を受けてきたんですか?
どんな教育を受ければこのようなコメントが出来るようになるのか、是非ともご教授頂きたいです。
投稿: 下っ端 | 2012年2月25日 (土) 00時41分
" "さん。示していただいた記事を読みました。
えーと、この著者ってなにか皮肉を書いているんでしょうか。それとも単なる無知?
というのは、その記事に示されている手法、経営陣に反発する組合に対し対立する第二組合(御用組合)を設立し
先の組合の弱体化を図るという手法は、戦後の日本において多く用いられた手法だからです。
で、その結果も割とよく知られています。…多くは失敗例として。
一番有名なのは日産の事例。当時組合が対立的であった日産の経営陣は、それを潰すため塩路一郎を中心に第二
組合を結成させ優遇し、先発の第一組合を潰させ、労使協調路線を確立します。
その結果どうなったか。労使協調路線を確立した塩路は日産における労働者に対する支配力を確立します。また
経営側も第一組合との対抗上、塩路を優遇せざるを得ず、その結果、塩路は組合のみならず、日産本体においても
影響力を確立し、「塩路天皇」と呼ばれる存在、日本における「労働貴族」の典型といわれる存在となったのです。
さて、振り返ってみましょう。今回の大阪市の議論は、「労働組合が市に対し政治力を行使しようとしている」
ことへの嫌悪感(個人的には誇張されていると思いますが)から生まれています。
しかし、その対応として第二組合が発生し、その組合が市に対し影響力を持つ(市は職員に対し給与面で差を
優遇することができず、人事面でしか優遇ができないため可能性は高いと思います。)とするならば…
組合の経営(市政)からの排除を狙った結果より組合に喰いこまれる。という事態になるのです。
これを「皮肉」といわずして何といえばいいのでしょうか。
ついでにいうと、第1と第2組合の勢力が均衡してしまった場合事態はより厄介です。市は双方の組合の顔色
を伺う必要が出てきますし、双方の組合は自分に組合員を集めるためより対立的、攻撃的に進んでいきます。
典型的なのが、かつての(いまもそうか)日航です。JASとの合併もあり労働組合が乱立。労働対応に苦慮する
状態となっています。
また、上記の反論として「それでも、橋下市長なら組合を抑えてくれるはず」という意見もあるでしょうが、
上記の事態が深刻化するのは、むしろその後任の市長からです。一度労働者や人事の要所を握られてしまうと
それを人質とされ闘うのが困難になるからです。
「民意」?一度記号化された民意など単なる数字です。エクセルの数字程度の価値しかありません。
投稿: Fazz | 2012年2月25日 (土) 01時15分
OTSUさん、以前のコメントに対する返答とリンクの紹介有り難うございます。私が自治労と財政問題をリンクした書き込みをしたのは、低経済成長、過去の特定世代を保護するための非合理な財政支出、それがもたらした閉塞的状況が、公務員に対する批判の原動力となっていると感じているからです。これは小泉首相が衆議院選挙時にとった戦略であり、先の二つにはほとんど論理的関連性はないのに、今の閉塞的状況の中に特定層がぬくぬくと生活しているという感情的な憎悪を喚起し、広く同意されていると感じております。その意味でテレビ番組などは酷いものです。
さて、今回の橋本市長の思想調査問題は、元企業の人事マンとしても非常に問題だと感じております。使用者が、勤務時間内における職務専念義務違反に類すること以外のものを、強制力を持って調査する事は明らかに違法行為です。たとえ、組合に非がある行為が存在するとしても、それを理由に不法行為を行う事は、労働法だけでなく我が国の法体系下では禁じられております。これを認めると、目的の正当性のためには法律を破って良いと言う事になり、法治国家としての基本的根幹が失われてしまい、どこかの独裁国家と同じ事になります。
ハンムラビ法典でさえ、同罪報復行為が許されるのは地位が対等なものの間だけです。これが公的機関で許されるとするならば、当然民間企業でも同様の行為が正当化されます。それは、我が国の企業環境が法治国家である訪米諸国とは「異質」な人治国家であり、異常なリスクを抱えた国と見なされる事にもなりかねないものです。たとえば、日本社会で「悪」と見なされれば法的な保護は一切受けられないと認識される事もあり得るのです。
私は自治労の行動に多くの問題があるとの立場ですが、今回の橋本市長の行為に関しては認めるわけにはいかないと考えています。ましてや公権力を行使する立場の者が絶対に行うべきものではないと思います。これは、市と組合の問題レベルではなく、公権力と国民の関係を規定しかねない問題だと思います。
過去の公務員のさまざまな問題により、怒りや嫌悪の感情が絡む事は心情としては理解できますが、その感情にコントロールされてしまっては、民主制・法治国家で生きる人間とは言えないのではないでしょうか。これは、誰がどのようなイデオロギーを持っているのかということとは関係のない問題だと思います。
投稿: 通りすがりのねこ | 2012年2月25日 (土) 07時11分
えらい叩かれようですけど、私はあまのじゃくさんに同意できる部分が多々あります。
違法な行為をし、
これを組織ぐるみで行った疑いがあり、
これ以外にも法律に抵触する疑いがある、
大阪市の職員。
この実態を調べようとした市長アンケート内容・手法に、違法な点が含まれていた。
このアンケートを、外部の第三者(日弁連とか労働委員会とか)が非難するのは分かるんです。
でも、当事者たる大阪市の職員団体や、同じような身分・立場にあるその他の地方公務員が非難するのは、どうなのかなぁと思うんです。
「大阪市職員の違法行為がアンケートの原因だろ?」
「他の市町村でもあるんだろ?かばうのは同じ穴の狢だからだろ?」
ってね。
「クリーンハンドの原則(自ら法を尊重するものだけが法の尊重を要求することができる)」という格言に通じるものがあります。公務員側の人間がアンケートを非難するのは、公務員嫌い、組合嫌いな人の反感を煽るものです。
投稿: 若年寄 | 2012年2月25日 (土) 08時11分
元民間さん、地方の公務員さん、下っ端さん、Fazzさん、通りすがりのねこさん、若年寄さん、おはようございます。コメントありがとうございました。
個別の問いかけなどに対し、具体的なレスに至らないことが多く、たいへん恐縮です。ただ言うまでもありませんが、お寄せくださったコメントは一つ一つじっくり読ませていただいています。URLのご紹介があったサイトも必ず閲覧するように努めています。当然、その際に私自身の感想が生じる訳ですが、コメント欄に書き込むまでには至っていません。これまでも申し上げてきたことですが、このブログを長く続けていく心得の一つとして、平日の日常生活にあまり負担をかけないようにしています。
無理のない範囲で、毎日最低1回は謝意を表すコメントを投稿していますが、踏み込んだ議論に繋がるようなレスは意識的に控えています。具体的に反論されれば、投稿された方は再度反論を試みるのが常だろうと思っています。状況に応じ、これまでコメント欄を通し、精力的な議論を重ねたことも決して少なくありません。とは言え、前述したような理由から、できればコメント欄の場では一閲覧者の立場となれることを望んでいました。
このような考え方が先に立っているため、回りくどい言い回しが多くなり、閲覧者の皆さんに物足りなさや歯がゆさを与えがちなのだろうと思っています。元民間さんからは「我慢も度が過ぎれば、それはもはや美徳ではないと私は思います」というご指摘を受けました。確かに婉曲な言い方では相手に伝え切れないのかも知れません。その点は反省しなければなりませんが、多様な見方があることを大前提に当ブログと向き合っているため、憤りの沸点は非常に高めに設定されているようです。
当然、あまりにも理不尽で不適切なコメントが繰り返される場合、毅然と対抗していく心構えも備えているつもりです。最近の例として、次の記事などは皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。
2012年1月14日(土) コメント欄での「ためいき」の理由
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2012/01/post-8656.html
いずれにしても投稿されたコメントそれぞれが、閲覧されている方々一人ひとりの評価にさらされているはずです。説得力のある言葉を駆使したコメントには「なるほど」という賛同や称賛、独りよがりの不穏当な言葉が混じったコメントには反発や不快感を与えているのではないでしょうか。私自身が発する言葉に対しても、立場や視点を異にする方々にとって不快、不適切だと思われていることも自覚しながら長々とした一言を添えさせていただきました。
投稿: OTSU | 2012年2月25日 (土) 09時22分
公務員と職員組合を批判する言葉の中に、キツイ言葉や汚い言葉が入っているようですが、でも、ここの橋下さんを批判するコメント群を見ていれば、そう言われて仕方の無いことではないでしょうか。
先日、僕に対してこの場で実名を公開してコメントしてみろと迫ってきた、愚かな人がいましたけど、それは不特定多数の者が見るオープンな場と、特定個人が目的を持って見るクローズな場を、意図的に混同した行為でした。
もちろん、この2つの意味はまるで違うのですが、ここで橋下さんを批判する人たちは、この違いを無視して、特定の管理者が閲覧してチェックする行為は、不特定多数の者が自由に参照する行為と同じだと置き換えて、橋下さんやその支持者を非難しています。しかも、あたかも全ての人権を蹂躙されたとの誇張を、盛大に含めて煽っています。
これらの行為を捉えて、僕は大げさだし卑怯だと指摘していました。
メールのチェックの件についても同様です。橋下さんがメールを削除したというのは、不特定多数の者が目的を特定せずにメールを閲覧(公開とはそういうことです)するに相応しくない内容が含まれるので削除したということです。これと、特定の管理者が目的を定めてメールを閲覧するのでは意味がまるで違います。しかし、それらを同列に扱うことで意図的に混同して、あたかも職員の会話が筒抜けになるように批判している。職員の者の中に、このような思考の偏りが許されている現実の方が信じられないことです。
そもそも、橋下さんが知事時代にメールの公開請求をしたのは一部のマスコミでしたが、その削除した事実を後になって盛大に批判していた者の中に、一部の職員と職員組合が関連していたことは、僕の住む地域では有名なことでした。
そういう主張をされるのならば、職員はすべて首からボイスレコーダーを下げて勤務し、全ての会話が公開となっても文句は言わないだろうかと、当時は学生の拙い頭で疑問に思ったものです。
公開とチェックの意味はまるで違うのです。だいたいにおいて、職場の行動や発言について、上長たる管理者にチェックされて胸を張って理由を言えないことなど、通常であればしませんし言いません。当たり前のことです。
僕であれば、メールはもちろん会話についても自分の会社の管理者にいつチェックされても問題ないように自分を制御して振る舞っています。いつチェックされてもまったく問題はありません。
もっと徹底した社では、抜き打ちで社員の部屋を訪問し、同意(しなければ解雇)の上で私物のパソコン等のチェックを実施したところもあったそうです。これ、僕らの業界では有名な話です。
そして労働組合などは、こういう行為こそを批判すべきなのに、こっちは見て見ぬ振りをする。批判すべきを見逃して、べつにどうでも良いことを盛大に批判する。
もう何もかもがメチャクチャですね。
これらの行為を区別することすら出来ずに、騒ぐだけ騒ぐようなことしか出来ず、自分の意に添わない者はラベリングして貶める。ここの公務員を擁護する人たちは人間として最低の部類だと思います。いい年をした大人が情けないです。
やましい事が無いなら堂々としていてください。それ以外は去りなさい。
ことは、そういう単純なことでしょう。
それなのに何を騒いでいるのかな。恥を知ってください。
投稿: つぶやき | 2012年2月25日 (土) 10時22分
>「クリーンハンドの原則(自ら法を尊重するものだけが法の尊重を要求することができる)」という格言に通じるものがあります。
公務員の方で、こう言ってくださる人が居て安心しました。
この考え方が大多数になるように、リセットされる事を祈りたいと思います。
投稿: つぶやき | 2012年2月25日 (土) 10時26分
まっ、一事が万事こんな調子だから日本は1000兆円の借金を背負ったんだ。
まあ本気で言ってるならば狂ってるとしか表現できんが・・本当は利己主義なだけの臭いがするな。
都合の悪い所「だけ」異常に反応してるからな(笑)。
しかし「法治」の意味をこれだけ理解していないと、もうどうにもならんな。
それと下っ端さん、「非」を「非」と批判しなかったから、1000兆円の借金を背負ったんだ。
自分達だけが仲良く暮らしたいが為に、膨大な借金を子孫に付け回したんだ。
本当に問題を解決したいのなら「非」と「是」、「公」と「私」を明確に区別する事だ。
尤も利己主義に陥って、真の問題を解決しようとしなかったから、今の惨状があるのだがな・・。情けない話だ。
最後に繰り返す、「悪い事を注意されたら、屁理屈並べんとさっさと止めなさい」。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月25日 (土) 10時43分
>「非」を「非」と批判しなかったから、1000兆円の借金を背負ったんだ。
よくわかならないのですが、何が原因で1000兆の借金が生まれたとお考えですか?
公務員が自らの利権を貪ったが故に、このような事態になったということですか?
お聞きしたいのですが、この1000兆という借金を健全化させるためには、どのような手法があるとお考えですか?
私は公務員の総賃金2割減には賛成ですが、それで財政再建と社会保障の安定した継続は可能だとお考えですか?
あまのじゃくさんのお話は、とにかく公務員はまともな社会人、大人ではない。
そのような人種に、意見を言う資格も、権利を主張することはままならん。
今すぐに潔く非を認めたうえで、今後は粉骨砕身働くよう改め、明らかに多く得ている報酬を削れば、この国は健全な国になるだろう。
そう言っているようにしか聞こえません。
それと、私は大阪市の職員でも何でもないですし、世間に対して何ら後ろめたいこともしてないです。
公務員を擁護する気もないし、賃金2割カット、服務違反の処罰、大いにやって頂きたいですよ。
だからといって、あまのじゃくさんみたいに公務員を人種差別のごとく扱うのはいかがと思います。
少なくとも、ほとんどの公務員が真面目にコツコツ働いているのではないですか?
私の知り合いの公務員は皆真面目に働いている誠実な人しかおらず、少なくともこのように槍玉にあがるような人はいません。
そういった真面目な公務員に対しても、一山いくらみたいな扱いで批判をするような意見は、やはり受け入れがたいですね。
せめて批判をするなら、問題のある公務員と、限定してもらえますか?
投稿: 下っ端 | 2012年2月25日 (土) 11時14分
>つぶやき さん
あらあら、私のコメントを曲解されていますねぇ。
>先日、僕に対してこの場で実名を公開してコメントしてみろと迫ってきた、愚かな人がいましたけど、
この部分の私のコメントは
『えーと私の言いたいことは、やましいことがなければ思想調査に応じろ、というのは、やましいことがなければインターネットで実名できるだろうから実名でコメントしろ、ということに繋がりませんかね、ということ。
つぶやきさんがこのブログで自由に発言できる(当然私とは意見は違いますが)のは、匿名での発言が通信の秘密として、「権利」として保障されているからでしょ。
思想信条の自由も、それと同じではありませんか?ということです。
思想信条の自由はそもそも絶対不可侵なんですけど。』
どこに実名でコメントしろ、と命じた語句があるんですか?
「そういうことに繋がりませんか」という、問いかけのコメントですけどね。
それに橋下氏のメール削除事件についてですが、情報公開とは、「橋下知事のメール」で公開請求あれば公開しなければならないものなんですよ。
そもそも情報公開とは、適正な行政の執行を担保する一つの手段であって、まさしく行政をチェックするための手法。
チェック目的じゃない情報公開請求って、ただの興味本位か営利目的じゃん。
(最近は営利目的の情報公開請求が多くて問題だが)
そっちの方がおかしいやろ。
それにそのメール削除事件に対する職員や組合が批判して何の問題あんの?
意味不明やわ。
>もっと徹底した社では、抜き打ちで社員の部屋を訪問し、同意(しなければ解雇)の上で私物のパソコン等のチェックを実施したところもあったそうです。これ、僕らの業界では有名な話です。
社員の部屋って住居?
それ、ブラック企業やろ(笑)
部屋に入らせなかったら解雇って、性犯罪可能やん。
感心してる場合ちゃうで。
>そして労働組合などは、こういう行為こそを批判すべきなのに、こっちは見て見ぬ振りをする。批判すべきを見逃して、べつにどうでも良いことを盛大に批判する。
こういう事案こそ労働組合の出番であって、その会社には労働組合がないか、御用組合になってんじゃないの?
つぶやきさんが公務員労働組合に求める姿って、そういう批判すべき行為に批判しない・出来ない労働組合そのものやで。
つぶやきさん、もうちょっと私の主張をきちんと理解してほしいなぁ。
あなたは20代半ばで、おそらく給料が低くて労働環境が悪いんだろうけど、公務員批判しても自分の待遇変わらんで。
「給料あげろ・労働条件改善しろ」ってストレートに雇用主に要求せなあかんで。
その要求がしたいけど・恥ずかしくてできない・引け目を感じてできない、等々だろうけど、あんたの会社のボスに対して言えないから公務員バッシングって、不満の捌け口が会社でなくて公務員に向かってくれてよかったわー、って、雇用主が喜んでいるだけやで。
投稿: 地方の公務員 | 2012年2月25日 (土) 11時46分
また、屁理屈を並べ出した・・・・。もう、救いようがないようですね(ーー;)
あまのじゃく様のお言葉をお借りして
>「悪い事を注意されたら、屁理屈並べんとさっさと止めなさい」
に尽きますね。
そして僕からも一言。
「あなたは公務員をお辞めになった方が、社会の為になります( ̄▽ ̄)」
投稿: つぶやき | 2012年2月25日 (土) 12時57分
1つは、このアンケート自体が、橋下氏の考案ではないことと、凍結判断も橋下氏の判断ではないということ。いずれも、野村弁護士です。
ここを誤解している人がいるから、整理よろしく。
もう1つは、思想調査。
これ、言うてんのは、いわゆる人権派の弁護士やね。人権派弁護士は、法律家の中でも最も人権を拡大解釈する人たち。思想の自由に関する判断については、いつも最高裁とズレがあるのは、皆さんも知ってはるよね。
彼らの思想の自由に関する考えは、語弊を恐れず言えば、異端。あんま参考にならんよ。
さて、与太話はこれぐらいにして。
思想とは、一定のまとまりを持った考え。
思想調査とは、個人の思想を特定できる程度に探査すること。
で、アンケート。一部検討
「組合から、これこれの働きかけを感じましたか?」
想定される答え「組合から、これこれという働きかけがあった」
これって、事実の有無を言ったもので、価値中立的なわけよ。思想とは関係あれへんな。当てずうっぽうで思想を予想することもできんね。
「組合活動に参加したことがあるか」
想定される答え「組合活動に参加したことがある」
組合活動って、別に一定の政治思想を掲げて活動するのが本来やないから、別に参加経験の有無が、特定の政治思想に結びつかんよ。
本域で検討してやっと、「~かもしれないし、そうでないかもしれない」というトコロまでしか推察はできん。
これを「思想調査」と言うのは勝手やけども、明らかな誇張やね。
「組合に加入していますか」
別に組合って、政治思想を同じくする人の集まりやないし、組合の是非とは関係なく自己の利益のために加入するもんなわけやろ?
ほな、加入の有無でもって、個人の政治思想を推して量ることはおよそ不可能。
というわけで、全然、思想調査とは程遠い。
人権派弁護士の頭には、橋下は思想の自由を安易に蹂躙するっていう偏見があるんやね。
そこから出発して(しかも一切修正することなく)考えるから、
思想調査としか考えられへんっていう、石頭状態なんやろ。
弁護士会やら、他の人権派弁護士のコメントも見たけど、
ここまで「問い」と「答え」の対応関係やら、想定される答えの客観的意味を精査しているモノは見当たらんな。
「『○○』という問いは、個人の特定思想を推知せしめる答えを必然的に含むことになるから」みたいな、ずさんな分析しかされてへん。
本当に推知せしめるの?本当に必然的なの?本当に含むの?ってトコは、何の説明もされてへん。それなりの説明があれば、そういう考え方もあるねって納得はいくんやけどね。
ただ、それでも、「明らかな」思想調査で、「明らかな」思想の自由侵害、ってのは、強弁でしかない。
投稿: かもめのじょな | 2012年2月25日 (土) 13時02分
自分が働く意味と自分のバリューを知っていれば、不当に安く働く必要もないし、逆に分不相応な待遇を要求する必要もありません。
あなたの言い分は、自分の働く意味を理解していないし、自分のバリューも分析出来ていない。
手を伸ばして届く範囲の物は全部欲しいんだという子供の理論ですよ。
それを「雇用主へ要求」などと平然と言っている。恥かしい限り。
じゃあ、あなたのバリューは幾らなのですか?
僕は業界内の時間単金を知っているし、自分のバリューに見合う報酬は頂いています。
まったく恥ずかしい人ですね。あなたは。
投稿: つぶやき | 2012年2月25日 (土) 13時07分
つぶやきさんと地方の公務員さんのやるとりを興味深く拝見させていただいております。
地方の公務員さんは何度も噛み砕いて説明しているのだが。。
どのような背景があるのか知りませんが、感情が先走り、「愚かな人」「煽っている」「恥を知れ」「屁理屈」等言いたい放題。
終いには「あなたは公務員をお辞めになった方が、社会の為になります( ̄▽ ̄)」ですか。( ̄▽ ̄)
地方の公務員さんの問いかけに対し、罵声を浴びせるだけで建設的な意見が出てこないのが残念です。
投稿: シロー | 2012年2月25日 (土) 14時07分
下っ端さん、私は今まで色んな切り口で社会の問題を書き込んできた。既得権、権力、時代の推移、財政、社会保障、自由と制限の観点などなど。
貴方のご希望に沿って「行政と公務員のあり方」の切り口でも書き込みました。チャンと読みましたか?
それにもかかわらず、下っ端さんの「私の考えの評価」は見当はずれなものです。ここで再度書き込んでも同じ返事が返ってくるでしょうね。
そこで提案しますが、下っ端さんが今日本で最大の問題は何と考えているか、そしてそれを解決する為にはどうすれば良いと考えているかを教えてください。
そうすれば、貴方と同じ視野と切り口で私が何を考えているかを書き込んでみましょう。
更にもう一つ、
またぞろ、橋下氏の調査アンケートを「思想信条調査」と強弁している者がいます。明らかに「告発命令」にも関わらずにね。調査票のどこにも「思想信条」を聞いた項目はありません。
なぜ強弁しているかというと、このまま実行されたら「今までの違法行為が白日の下に曝される」事を知っているからです。つまり違法行為の事も知っているのです。
だから嘘八百を言い立てて、調査を中止させたいだけですね。・・まさにこれを「品性お下劣」と言うんだけどね(笑)。
私が「嘘つき、誇張、誤魔化し、責任転嫁、出鱈目」と書いたのは、そのような姿勢を指しているんですよ。全ての点でその姿勢がみられる。
下っ端さんは、この様な姿勢の人物たちをどう思いますか?
下っ端さんの考え方は評価しますが「同じて和せず」と見受けられる部分があります。必要なのは「和して同ぜず」です。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月25日 (土) 14時14分
シローさん
つぶやきさんのコメントは3週くらい続いていて、しっかり具体的な指摘もされていましたし、建設的な意見も述べられていましたよ。
それを、明らかな誇張をもって繰り返し繰り返し、判で押したように思想調査だとか偏見に基づく解説に持ち込んでいるのは、地方の公務員さんです。こちらの方がよほど感情が先走っていて、レッテル張りをして特定の型にはめ込み批判してします。
建設的な意見をまったく出していないのは、むしろ地方の公務員さんでしたけどね。また、橋下派と一派一絡げにして、言いたい放題の罵詈雑言を繰り返していたのも地方の公務員さんの方でしたけどね。
シローさんは、興味深く拝見とか言って、今までの流れを全く読んでいないのではないですか?
読解力なく、いい加減な茶々を入れるのは感心しません。
煽りを入れるだけの存在は邪魔なだけです。
投稿: ” ” | 2012年2月25日 (土) 14時24分
もうひとつ
あまのじゃくさんのコメントを下品とか良識の範囲を逸脱とか言われている方々がいますけれど、彼のコメントは聞くべきところが多くありますよね。
むしろレッテル張りをしてコメント繰り返す常連の方々よりも、よっぽど価値のあるコメントが多いのも事実です。
耳が痛いコメントに対し、数で圧倒し、また下品だとか良識を逸脱とかレッテル張りをして、封殺をしようする姿は感心しませんし、そういう者が公務員として平然と存在することの方がよっぽど怖いことです。
投稿: ” ” | 2012年2月25日 (土) 14時30分
「OTSU」氏
色々と批判されていて、確かに中には理不尽と思える言葉もあるようです。でも、確かに公務員の労組には批判されて然るべき法に違う事実が有って、それが基となって今の舌戦が行われいるということは、貴方は理解されていると思います。
また、それが大阪市のしかも企業会計の労組の話であって、貴方が組織する組合には何ら関係が無いことですが、「若年寄」氏も言われているように「他の市町村でもあるんだろ」「同じ穴の貉だろ」という見方が市民の中に強くあることも理解されているはずです。
私も、そういうことを理解したうえで敢えて、貴方の所属する市に居住する有権者の一人として、職員組合の長の「OTSU」氏に対して、貴方の組合にも同じような事例があるのでは無いのかと、この場で「疑い」そして「問う」てみます。
「OSTU」氏、貴方は私にどう答えるのでしょうか。
最初に断わっておきますが「違法行為はありません。信じてください。」では、誰も納得できませんし、そんな方便は残念ながら通りません。貴方の組合にこのような疑いが向けられた時に、貴方ならば「どんな調査を受け入れますか」そして「どんな調査がされれば広く有権者が納得すると思いますか」この二つを問いたいと思います。
これらの疑問に対し、私は選良の手による調査を受け入れて、結果を公表してもらうというのは、現実的な回答の一つだろうと思っています。
次の記事で、この「組合としてどんな調査なら受け入れられるか」と「組合としてどんな調査がされれば広く有権者が納得すると思うのか」の2つに答えてみては、どうでしょうか。
投稿: mobileSE | 2012年2月25日 (土) 15時35分
あまのじゃくさん、真摯にお答え頂きありがとうございます。
私は過去のあまのじゃくさんの書き込みを全て見ておらず、その点については理解不足であったとお詫びします。
さて、正直に言って、どうしたらいいのか?という問いには簡単には思い付きません。
例えば、よくネットへの書き込みで「公務員は数を半減して、年収200万で十分だ!!」的書き込みをよく見かけます。
そうなれば、公費は大幅な削減でき、財政状況は改善できるかもしれない。
でも、そんなことは現実的でなく、実際は不可能な話であると思います。
で、その不可能(そこまで言い切れるかは微妙ですが・・・)ということが、今の日本には多過ぎると思うのです。
・公務員を能力だけで分限免職することが出来る。
・公務員の賃金を、全国民の平均所得に合わせる。(パートやアルバイトまで含む)
・各種議員の定数、賃金を大幅に減らす。
今、もしかしたら国民の多くは、これくらいのことを望んでいるのかもしれない。
でも、少なくとも今の日本では、このことを達成するのはほぼ不可能でしょう。(将来的には可能性はあると思いますが)
・年金支給額や生活保護費を、景気が悪く税収が伸び悩んでいる時は、物価や財政に合わせて大幅に削減する。
・行政の無料サービスを大幅に減らし、有料サービスも値上げをする。
・消費税を財政収支がトントンになる程度まで引き上げる(30%弱?)
正直、今の国民は例え将来がどうなろうと、負担が増えることに賛同してくれる人は少ないと思います。
まして、今の政治では自身の当選を考え、このような提案をする政党は絶対に現れないでしょう。
話がくどくなりましたが、根本的な改革をすることは、実現不可能だと思っているのです。(あくまで、今は・・・です)
では、どうすればいいのかと考えた時に、出来ることから始めるしかないと思ってます。
・公務員総人件費の、2割削減
・各種議員の定数削減、報酬削減(とりあえず1~2割?)
・公務員に労働団結権、団体交渉権を与え、人事委員制度と分限制度の撤廃
・消費税を10~15%へ引き上げ
・年金、生活保護費を物価指数に合わせて適正に支給
国民は改革を期待して、民主党政権は政権を担いました。
しかし、民主党はほとんど改革出来ず、期待外れに終わりました。
そして、新たに橋下氏が率いる維新の会が注目を浴びてます。
でも、維新が政権を握っても、簡単に改革って出来るのでしょうか?
今まで築き上げた制度って、簡単に変えられない。だから民主党もなにも出来なかった。
まさに、そこは伏魔殿の世界なのかもしれません。
維新が政権を握っても、その伏魔殿との闘いは簡単ではないと思います。
なので、だからこそ、今、出来ることから始める。
その1点しかないと思ってます。
国民が更なる負担をした時に、公務員や官僚、議員が今までどおりだったら・・・・・
いつか、大げさに言えば革命が起きる時が来ると思います。
公務員も、さすがに危機感を感じて、自らの襟を正す時が来るかもしれません。
私は、今はまだそうなるのは無理だと思ってます。
答えになっていないかもしれませんが、それが私の考えです。
最後に、私は消費税増税を反対している政党、政治家を全く信用していません。
この先の日本を考えた時に、今すぐに国民の負担を増やす事は絶対に避けて通れない。
なので、公約というものがまだ真実味があるのなら、私は以下の公約を宣言する政党を信じてみたいと思ってます。
・この先、これだけお金が掛かるから、これだけ増税します。
・公務員にも基本労働権を与え、その代わりに成績などで免職する制度も法制化します。
私は、この2点をちゃんと発信する政党、政治家に投票したいと思います。
投稿: 下っ端 | 2012年2月25日 (土) 20時14分
>Fazzさん
教えられた事例について調べ始めています。少し自分なりに咀嚼がすむまで時間が掛かりそうです。でも、ありがとうございます。
ちなみに橋下さんは、こんなことも言い出しています。
つhttp://www.asahi.com/kansai/news/OSK201202250013.html
私は、どちらかというと憲法ならば25条のほうを先に見直すべきだとおもうのですけどね。
投稿: ” ” | 2012年2月25日 (土) 21時17分
つぶやきさん、あまのじゃくさん、下っ端さん、 地方の公務員さん、かもめのじょなさん、シローさん、” ”さん、mobileSEさん、コメントありがとうございました。
mobileSEさん、お久しぶりです。政治活動、とりわけ選挙の取り組みについても当ブログの記事を通して書き込んできました。つまりコソコソと後ろめたく感じる活動とは無縁だと考えています。推薦候補者を決めた際、私どもの組合員への周知が中心となっています。また、ここまでは法的に大丈夫という線引きを意識していますが、ここ数年は誤解を招かないためにも、よりいっそう注意を払っています。
ただ社会情勢の変化の中で、改めて明確な線引きを確認する必要性があるものと思っています。「ここまでは大丈夫」がグレーと批判されるようになっていた場合も、新たな線引きに努めなければなりません。そのような意味合いを踏まえた際、物議をかもしている大阪市のような個人アンケートではなく、白黒、あるいは灰色を労使で突き合わせる用意もあります。以上が問いかけに対する私なりの答えです。なお、すでに新規記事のテーマは決め、途中まで書き進めていましたので、ご期待にそえない点も付け加えさせていただきます。
2010年6月12日(土) あえて市議選の話題
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2010/06/dgpy.html
投稿: OTSU | 2012年2月25日 (土) 22時48分
公務員のせいで、日本の財政は危機的な状況に瀕しているという前提。
公務員の職員組合は不当な利益をむさぼるために、違法もしくはグレーな政治活動に手を染めているという前提。
公務員は民間企業の社員に比べて高給であるという前提。
公務員の待遇を大幅に切り下げても、これまでどおりもしくはこれまで以上に有能な人材が集い、その能力をいかんなく発揮し、行政サービスの質は向上するという前提。
橋下市長は間違いを犯さないという前提。
民間における労働対価は(特に非正規雇用を含めても)適正であるという前提。
これらについて、理性的に客観的に検証してみるということは、理屈上は難しくなくても、感情的には難しいことなのかも知れません。
その感情的に難しくしている原因が、どの辺にあるのか。
公務員の人も、そうでない人も、考えてみると面白いのかも知れません。
インターネットなどで様々な情報に容易に触れることができるようになった今日だからこそ、メディア・リテラシーというものが、重要になってくるのだと私は考えています。
投稿: 野次馬 | 2012年2月26日 (日) 01時49分
野次馬さん、おはようございます。コメントありがとうございました。
そのような前提の是非が多くの方々と共有化できれば本当に幸いなことです。どうしても前提の評価が大きく異なっていると、かみ合った議論に必ずしも繋がりにくくなっています。このブログでの意見交換がそのズレの解消に少しでも貢献できれば本望なことなのですが…。現実は非常に難しい「壁」があることを日々痛感しがちです。そのような「壁」を認識することの大切さも感じているところですが、やはり「壁」は低ければ低いほうが望ましいものと思っています。
なお、この機会に一点報告させていただきます。昨夜投稿した私のコメントの一部に誤解を招きそうな言葉がありました。余計な一言でもあったため、今朝、その一文を削除させていただきました。意図した思いは別な話でしたが、福島県の厳しい現況を鑑みれば「福島のほうは落ち着かれたのでしょうか」という言葉は適切ではないものと考えました。たいへん失礼致しました。
投稿: OTSU | 2012年2月26日 (日) 07時43分
下っ端さんの考えを読みました。
論旨は「大改革は直ぐに無理だから、今できる事から始める」ですね。
では改革がなぜ必要と考えているのでしょう?
私から見て「1つ」を除いて、日本は決して悪い状況ではありません。尤もその「1つ」が致命的ではあり、同時にそこから派生する問題は更に深刻ですが・・。
その「1つ」とは1000兆円の借金です。
たまに餓死する人もいるし、間違って警察に逮捕される人もいますが、特別に深刻な状況には思えません。
では何故1000兆円もの借金を背負ったのでしょうか?
要因が多すぎるので大元の「結論」だけ書きます。
「働かざる者、食うべからず」を守らなかった事と、それを実現する為に「嘘と詭弁」を繰り返した事です。
要するに「働かずに食べている者」が多数存在し、それを正当化する為の嘘と詭弁が蔓延している。
これを早く正す事でしょうね。
だから今増税しても「働かざる者」が潤うだけなんだよ。
実は自治労の違法など大した影響はない。勧誘したとかカードを配ったなどの話は笑い話で終わっても構わない。・・ちょっと言い過ぎか(笑)。
しかしその違法性を糊塗する為に「嘘と詭弁」を並びたてて誤魔化す事は(前述の如く)社会の根幹に関わる話だ。
自分の違法を誤魔化す為に「アンケートは違法だ」なんて嘘八百を黙って見ているのならば・・つまり苛めを黙認すれば苛めているのと同じだ。
最後に、相も変わらずに「被害者意識」に固まっている人(公務員?)が見受けられる。公務員「だけ」が働かなくても食えるべきだ・・と考えているのならば一切認めない。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月26日 (日) 10時17分
あまのじゃくさん
2011年度の国の支出額約220兆円のうち、社会保障費(年金、健康保険など)約75兆円、国債費(借金の返済)約82兆円ですね。これらは年々増加していっていますが、収入などは減少してますよね。なので、最近(?)の国の借金の原因は社会保障費の異常な伸びです。あなたの言う「働かざる者」は年金受給者ということでよろしいですか?
「公務員優遇のために、借金をしている」という意見を公務員叩きしている人たちからよく聞きますが、国家公務員の人件費は6~7兆円です(地方公務員を入れると、28兆円ほどになりますが)。十数年かけて削減が進んだ結果ですが、公務員の人件費が高すぎるから、借金が増えたという意見には無理があります。
投稿: kenbutunin | 2012年2月26日 (日) 12時15分
あまのじゃくさん、kenbutuninさん、コメントありがとうございました。
このブログでは以前、次のような内容の記事も投稿していました。参考までにご紹介します。また、これから記事を更新しますが、またご覧いただければ幸いですので、よろしくお願いします。
2010年7月25日(日) なるほど、国の借金問題
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2010/07/post-a965.html
2010年8月 1日(日) 高負担・高福祉のスウェーデン
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2010/08/post-4613.html
2010年8月 8日(日) 国債問題に対する私見
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2010/08/post-aacf.html
投稿: OTSU | 2012年2月26日 (日) 16時18分
どのような立ち位置にいようとも
どのような思想を持ち、どのような団体に所属しようとも
他者に対して品位を持てないなら、誰も品位を持ってくれない
他者に対して品位がない発言をすれば、内容がいかに優れようとも
読む価値はない。
文言のみで意図を伝えるのは難しいし、プロでも炎上したりする昨今。
相手に敬意を持つ。これを念頭に文言を使えば改まるのでは
ないでしょうか。
投稿: nagi | 2012年2月26日 (日) 16時21分
nagiさん、コメントありがとうございます。
私自身、いつもそのように意識しているつもりです。ただロボットではありませんので、時々、感情を表に出した言葉が含まれていることも自覚しています。
>他者に対して品位がない発言をすれば、内容がいかに優れようとも読む価値はない。
もし、そこまで批判されるような箇所があったとしたら、参考までにご指摘ください。今後、できる限り留意していくための反省点に繋げたいものと思っています。
【追記】 特に私あてのご意見ではなく、コメント投稿者全体への呼びかけだった場合、少し勇み足のレスでした。無視されて結構ですので、たいへん失礼致しました。
投稿: OTSU | 2012年2月26日 (日) 16時44分
kenbutuninさん
>働かざる者とは年金受給者の事か?
年金受給者も当然その一部に入ります。生活保護者も入ります。何かしら「天下り団体」と呼ばれている組織で働いている「天下り」も入るでしょう。
更には大した意味もなく道路をいじくっている公共工事の働き手も入るのかもしれません。
そして働きぶりの評価基準を持たない仕組みで働いている人も入っているかもしれません。
要は「働きぶり」と「その報酬」が見合っていない人たちの総称です。
大変厳しい意見を書くと、公務員の中に大して働いていないのに十二分の給料を貰っていると疑っている市民がいるのは確かでしょうし、法律には「公務員の給与はその働きぶりによって決められなければならない」と決まっていながら、その「働きぶり」を評価すべき首長に対して、公務員が暗黙で継続的不法な政治的圧力を加えて、(その評価が)有名無実化しているのでは?と市民が疑っているから、大阪で(に留まらず日本全国で)批判が続出しているのだと思います。
ここの公務員に批判的な人達は「せめて公務員に信賞必罰の評価制度を完備すべきだ」と訴えているのです。
公務員全ての人件費が28兆円にもなるのですか。
国家歳入の6割以上の大金の使途について「全く改革を必要としない」との意見が通用するとは思えません。
勿論、社会保障などの多くの分野での改革は当然の事です。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月26日 (日) 17時22分
あまのじゃくさん、ご返答ありがとうございます。
ご意見に対しては、良く理解も出来ましたし、同じ方向を向いていると思いました。
働かざる者食うべからず、まさにその通りだと思います。
>公務員の中に大して働いていないのに十二分の給料を貰っていると疑っている市民がいるのは確かでしょう
これは、今の地公法など関連法律を変えないと、解決しない問題です。
先の意見でも書きましたが、公務員の大多数はちゃんと頑張っていると思います。
でも、そうじゃない人も確実に存在するでしょう。
ここで問題となるのは、能力が低くて、一生懸命やってもそれ相応の仕事しか出来無い人と、
能力はあるのに、安定にあぐらをかいている人の違いです。
前者を救うための身分保障なら、まだ理解は出来ます。(それでも、能力に応じた職務給の差はつけるべきだと思いますが)
後者は、一刻も早く、行政から退場してもらわなくては困ります。
その千引を、どうやって法という文章に表すのか。
難しいとは思いますが、やはり早急に総人件費の2割削減と、身分保障に関する法令の改正はやらなくちゃいけないですね。
ちなみに、今日のニュースで大阪市が市バスの運転手への報酬を、4割削減する案を考えているそうです。
市交通局の幹部は、民間並みを基準とした2割減で考えていたそうですが、橋下市長は「市バスは赤字なんだから、民間の最低に合わせろ」と再検討を命じて4割減の数字が出たそうです。
私は、この話を聞いて難しいなと思いました。
市バスは市民のために赤字の路線でも運行する路線もあると思います。
あるいみ、行政である以上赤字でもやらなきゃいけないことなのでしょう。
民間基準の2割削減なら、私も大賛成したいと思います。
でも、その赤字を理由に削減を迫るとなると・・・・・難しい話だと思いました。
投稿: 下っ端 | 2012年2月26日 (日) 18時52分
下っ端様
市バス運転手への削減提案について、橋下さんは当初から2割カットを狙っていると思います。橋下さん特有の駆け引きで4割削減提案は、2割削減で妥結させる為の布石でしょうね。
橋下さんウォッチャーの僕の見解は、4割くらい最初にカードを切って見せないと労組に対するブラフにならないし、当初から2割削減としてれば「そんな減らされて大変ね〜」と市民の同情も有るかも知れない。だからこその4割削減ですよ。
そして2割削減で妥結すれば、労組側にも妥協して見せるポーズを示せるし、市民にも削減が半分になれば「その程度になって良かったわね〜」と安堵感も演出出来て一挙両得ですね。
橋下さんは、一流のエンターテナーだと言うことでしょう。
これに対抗するには、しっかり自分のバリューを理解して、それを外部に明示する能力が必要ですが、そういう人を公務員の人で、僕は見たことはありません。
投稿: つぶやき | 2012年2月26日 (日) 22時05分
>橋下さんは、一流のエンターテナーだと言うことでしょう。
それは間違いない。
投稿: 地方の公務員 | 2012年2月27日 (月) 00時19分
交通局の事業は民営化するのが維新の会の公約なので、削減幅は2割でも4割でもどちらでも良いというのが橋下市長の考えだと思います。
あと大阪市民は別に同情も安堵もしませんよ。バス利用者でも路線が残るかどうかだけが関心、大半の市民は市バスなど利用しませんから削れるだけ削れとでも思っているでしょう。
投稿: 50万分の一 | 2012年2月27日 (月) 09時15分
下っ端さん、書こうか書くまいか迷ったのですが書きます。
「公務員に働かざる者などいない!」と胸を張って主張する方法など簡単です。地方公務員法を改正する必要すらないと思います。
公務員の人事評価を行い、それに沿って信賞必罰を行う事です。場合によっては免職も辞さない事です。
この実行が広く市民に信頼されたら、誰も(全く働いていないなどという)文句を言わないでしょう。
確か法律にもその様な趣旨の事が書いてあったと思います。それが有名無実化している事が最大の問題かと。
総人件費の削減については、実は「実現可能性」では「高い」のですが、良策と言いにくい。何故なら「サボっている人ほど、お得感が強い」言い換えると「頑張った人ほど失望感が強い」からです。
しかしこれは(残念ながら)自業自得です。平等意識が高じて、各人の働きぶりを評価する事を怠り、待遇を「一律に」注文してきた結果、「一律に削減」されようとしている。
早く公務員の評価法を確立し、信賞必罰制度を完備する事です。それがひいては公務員のやる気と幸せに繋がるでしょう。
しかし下っ端さんのような前向きに物事を考える公務員が増える事を願って止みません。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月27日 (月) 17時53分
>あまのじゃくさん
この国は優先順位が何もかも狂ってしまっていますよね。
職場の中では能力や成果に関わらす給料は同じでなければならない。社会の中では働いても働かなくても文化的な生活ができなければならない。国際社会の中では外交や軍事を蔑にしても等しく平和を享受できなければならない。このような世迷言を本気で疑いも無く信じている者が多すぎます。おおよそ狂っているとしか思えない。
昔からこの国では、このような傾向は有ったけれども、それでも個人個人が報酬や待遇を度外視して懸命に働くことで、狂った優先順位の中でも国としての体裁を維持してきたのでしょう。
しかし、もう今のこの国の人間に、そこまで一心不乱に働くことは無理でしょう。ちょっと気合を入れられる程度の職に対しても、一斉にブラックだと揶揄する世の中なのですから。だから、現代の状況では平和な国際社会も文化的な生活も、もちろん給料も、それぞれに信賞必罰で臨まなければ、何も手にすることの出来ない現実に直面しているのだろうと思います。
また、明確に優先順位を定めなおすことも必要です。国が自立安定していなければ社会は無く、社会が健全財政の中で安定していなければ職場が無く、職場が無ければ給料が無いのですから、当然に優先順位は、外交や軍事が一番先に来て然るべきです。そして何よりも財政収支の黒字化。こればかりは仮に全てを見直した結果、年金暮らしの老人に罰を与えることになっても必達です。
あまのじゃくさんの言われる信賞必罰は、優先順位を取り戻す必須のツールなのでしょう。もっとも公務員には今でも十分な賞が与えられてると社会から見做されていますので、今しばらくは罰ばかりが目立つことになるのでしょうが。
そして私は罰ばかりの信賞必罰でも何でも良いので利用して、公務員の中の職員Ⅱたる2割を強制的に入れ替えることが、すべての優先順位を取り戻すスタートになると確信しています。
投稿: 名無し | 2012年2月27日 (月) 22時29分
あまのじゃくさん、下っ端さん、つぶやきさん、地方の公務員さん、50万分の一さん、名無しさん、コメントありがとうございました。
投稿者同士のやり取りが中心だったため、恐縮ながらロムに専念していました。今回も中途半端な議論参加は控えさせていただきますが、一点だけ。これまでのコメント内容から下っ端さんが公務員だとは判断できていません。
もしかしたら比較的「公務員寄り」の意見が続いていたため、そのように思われていたのかも知れません。ただ意見内容によって立場や所属まで決め付けるのは如何でしょうか。些末な話かも知れませんが、大事なのはそこに書かれている言葉であり、意見の中味だと思っていますので、一言だけ付け加えさせていただきました。
投稿: OTSU | 2012年2月27日 (月) 22時47分
私は公務員や自治労に特別な感情を抱いていない。だから公務員である事や公務員でない事に特別な配慮をしていない。
だから「前向きに考える人」が公務員にも増えて貰いたいと考えているだけです。
公務員と非公務員の間に特別な線引きと配慮をしているのは、寧ろOTSUさんだと思います。
名無しさんの書き込みの通りだと思います。
「社会全般に信賞必罰を適用すべきである」と「我々は信賞必罰を受けたくない」との対立だと言う事を「後者」は理解していないのです。
・・否、正確には「認めたくない」と言うべきかもしれない。
最後に繰り返すが、私は一部の人達に対して特別な感情を抱いていないが、「一部の考え方」には特別な感情を抱いているからご理解ください。
投稿: あまのじゃく | 2012年2月28日 (火) 10時07分
はじめまして。
大阪市の公務員の妻ですが住まいは別の県です。
なので橋下氏は府知事・市長選のときも応援しておりません。
ここ最近の記事だけですが読ませていただいており、
やはり公務員はバッシングを受けるんだなと痛感しております。
ただ不思議なのですが、夫が若い時は同年代の男性より薄給で
「そんなんでやっていけてるの~」と言われておりました。
そして年齢が上がるにつれ、徐々にお給料が上がると今度は
「公務員は高給取りでいいわよねー」と言われます。
しかし10年前と比べるとずいぶんと下がってきております。
多分同年代の方より、少し少ないと思います。(姉の夫との比較ですが)
それでも「高給取り」と言われるのですね。。。
よく橋下氏の言い分にある「民間と比べて」「相対的」との表現ですが
「好景気には公務員を無視」するのに「不景気になると公務員を叩く」のも相対的だなと思うのですが間違いでしょうか?
なんだか魔女狩りに近い雰囲気もあるような・・・
橋下氏はタレントとしてTVに出始めたときは、ズバズバと話される所に好感が持てましたが
それが少しずつ、ただ自分より他人を見下して常に敵を作っては叩いている人なんだなという印象に変わりました。
エンターテイナーの腕といい、議論の仕方といい、ヒットラーに通じるものを感じます・・・
すみません。浅学なため脈絡も何もなく・・・
ただ「公務員は」と一括りに語る方が多いなぁと思ったものですから。
どれだけの数の人の本質を自分の目で見て仰っているのかなぁと。
投稿: 地方公務員の妻 | 2012年3月 8日 (木) 12時45分
地方公務員の妻さん、はじめまして。コメントありがとうございました。
ご指摘のとおり「公務員は」と一括りにした見られ方が多い現状です。そのような点を踏まえ、このブログを続けています。最近の記事に対しても様々なコメントが寄せられています。ぜひ、お時間があれば、他の記事もご覧いただければ幸いです。
投稿: OTSU | 2012年3月 8日 (木) 23時34分