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2012年1月 1日 (日)

「竜頭蛇尾」としない2012年へ

あけましておめでとうございます。 Tatsu

今年もよろしくお願いします。

毎年、元旦に年賀状バージョンの記事を投稿しています。いつも文字ばかりの地味なレイアウトであるため、せめてお正月ぐらいはイラストなどを入れ、少しだけカラフルになるように努めています。2005年8月に「公務員のためいき」を開設してから426タイトル目となりますが、必ず毎週土曜又は日曜に更新し、昨年1年間で52点の記事を投稿していました。

このブログへのアクセスの累計は現時点で145万件に迫っています。昨年元旦までの数が110万件近くでしたので、1年間で約35万件のアクセスがあったことになります。週に1回の更新ですが、毎日千件前後のアクセス数で推移しています。これまで時々、いきなりアクセス数が急増する場合もありましたが、Yahoo!のトップページに掲げられた際のアクセス数10510件、訪問者数7192人が1日あたりの最高記録でした。

ことさらアクセスアップにこだわっている訳ではありませんが、やはり多くの人たちにご訪問いただけることは正直嬉しいものです。特に当ブログは不特定多数の方々に公務員側の言い分を発信する必要性を意識し、個人の判断と責任でインターネット上に開設してきました。したがって、より多くの人たちに閲覧いただき、たくさんのコメントを頂戴できることは本望なことでした。

更新が週1回にもかかわらず、毎日、たくさんの方々にご訪問いただき、ブログを続けていく大きな励みとなっています。中には記事本文よりもコメント欄に寄せられるご意見を楽しみにされている方もいらっしゃるようです。私自身もコメント投稿者同士のハイレベルな議論に接した時、一閲覧者となって興味深く見守らせていただくことも少なくありませんでした。ちなみにコメント数の累計は6400件近くとなっています。改めて当ブログをご注目くださっている皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

このブログの目的や位置付けは、「2009年末、改めて当ブログについて」で詳しくお伝えしていました。とりまく経済情勢の厳しさが増す中、公務員への風当たりが強まっています。公務員やその組合に対する厳しい声を謙虚に受けとめながらも、主張すべきことは主張する目的を掲げながら続けています。寄せられたコメントに対しては一つ一つお答えするように心がけていますが、必ずしも「ご指摘はその通りであり、すみやかに改めます」というレスに至らない場面が多いことも確かでした。

そのため、いくら訴え続けても私自身の姿勢が「変わらない」という批判を受ける場合もありました。そもそも当ブログを運営するにあたり、多様な考え方があることを大前提としています。つまり私自身が正しいと思う内容を訴えているつもりですが、ブログを閲覧されている人たち全員から共感を得られるようなケースこそ稀だろうと見ています。あくまでも当ブログの記事内容やコメント欄での議論に接した人たちが、どう受けとめるのかが重要であり、そのような関係性を皆さんからご理解いただけるよう常々お願いしてきました。

このように述べながらもコメント欄を通し、様々な立場や視点からのご意見を伺えることも貴重な目的としていました。厳しい批判意見があることを受けとめ、日常の活動を進められる大切さを強く認識していました。そのような本音の声を把握できないまま、公務や組合活動を担うのは、街路灯のない夜道を歩くようなものだと考えていました。特に組合活動の中で様々な判断を下す際、ブログのコメント欄を通して得てきた「実感」は非常に価値ある蓄積だったものと受けとめています。

特に今年は公務員組合にとって大きな正念場を迎えていくものと思っています。昨年11月末には大阪府と大阪市のダブル選挙があり、「大阪維新の会」の両候補が圧勝しました。橋下市長が進めようとしている「改革」は大阪市の組合にとって、簡単に受け入れられない内容が多く含まれています。今後、厳しい労使交渉が見込まれる大阪市の現状は決して私どもの組合にとって「対岸の火事」ではありません。

一方、広範な支持を得られているかどうかで見れば、公務員組合は圧倒的に出遅れた位置にいます。そのため、ますます「何が批判され、どうすべきなのか」、あるいは「誤解による批判だった場合、どのように理解を求めれば良いのか」という相互に意思疎通できる機会が様々な場面で欠かせないものと考えています。たいへんマイナーなサイトですが、そのような機会の一つになれることを願いながら、今年も当ブログを続けていくつもりです。

当然、公務員組合と一口で申し上げても、私自身がその全体を代表している訳ではありません。あくまでも私どもの組合に対する責任、産別に加わっている関係上、自治労運動の中で前述したような問題意識を大事にしていきたいものと考えています。その中で、とりわけ労働条件の問題は官民問わず、労使で決めるという原則が重要であることを広く訴えていく必要性を強く認識していました。

さらに職員組合の委員長という役割を担っていますが、組合専従ではない限り、職務にも全力を注ぐ決意であることは言うまでもありません。いずれにしても処遇に見合った働きぶりであることを住民の皆さんから評価いただき、仮に不充分だった場合は改める努力とその実践が欠かせません。合わせて労働組合に対しても適切な評価を得られるよう努力することが私自身に課せられた司、司の責任であり、これからも自分のできること、できる範囲内で全力を尽くしていく決意です。

今年は竜年(辰年)ですが、それほど竜に絡む諺は多くありません。前回記事「2011年末、今、思うこと」の中で「登竜門」について触れましたが、今回は「竜頭蛇尾」という言葉をご紹介します。電子辞書に「最初は勢いがよいが、終わりはまったく勢いがなくなること」と記されています。したがって、竜年の2012年、年頭に託した決意が「竜頭蛇尾」とならないような1年を過ごせればと考えています。

ところで2012年は、アメリカ、フランス、ロシア、中国、韓国などでトップの改選期を迎えます。日本においては衆議院の解散がない限り、大きな選挙が予定されていない年でした。しかしながら政局の行方は混沌とし、衆院議員の多くが「自分の選挙をどう生き延びるか」という価値判断での動きを加速していくように感じています。そのため、ますます人気の高い橋下市長の率いる「維新の会」などの主張が注目を浴び、国民から批判の対象とされがちな公務員にとって、いっそう受難な年となることも覚悟しています。

このような話題を書き進めていくと際限なく広がっていきそうですので、このあたりにとどめ、また別な機会に触れさせていただきます。今年も実生活に過度な負担をかけないよう留意しながら、このブログは引き続き週1回更新していく予定ですので、これからもどうぞよろしくお願いします。それでは末筆ながら当ブログへご訪問いただいた皆さんのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年早々の記事の結びとさせていただきます。

        ☆新春特別付録☆ 「2011年ブログ記事回想記」 

年賀状バージョンの恒例となっていますが、今回も2011年に投稿した記事をインデックス代わりに12点ほど並べてみました。改めて皆さんへ紹介したい内容を中心に選び、いわゆる「ベスト」ではありません。したがって、12点の並びも投稿日順となっています。それぞれ紹介した記事本文へのリンクをはってありますので、のんびりご覧いただければ幸いです。

  1. 2011年、兎年に思うこと ⇒ 今回と同じ年賀状バージョンで、職務と組合委員長の役割という二兎を追い続けるため、いっそう集中力を高めていく決意を綴っていました。やはり特別付録として「2010年ブログ記事回想記」も掲げました。
  2. 市長選後の阿久根市 ⇒ 今でも「阿久根市」という検索ワードから多くの方が当ブログを訪れています。これまで阿久根市に絡んだ記事を数多く投稿していましたが、 この記事が一つの区切りとなっていました。
  3. 公務員の職務と責任  ⇒ この記事だけで99件のコメントをお寄せいただきました。公務員一人ひとりが自分の職務の目的や責任をしっかり認識し、前例踏襲にとどまらない仕事の進め方などを常に探り続ける姿勢の必要性を訴えていました。
  4. 巨大地震後に続く難局  ⇒ テレビの画面を通して目にした大津波による凄惨な被害の状況、被災された皆さんの悲しみや苦しみ、大地震が発生した時から始まった苦難ですが、必ず復興できるという希望だけは投稿する記事に託していました。
  5. 原発議論と電力問題  ⇒ 福島第一原発の事故は深刻な放射能漏れの被害をもたらしています。もともと原発は事故を起こさなくても、捨て場所のない放射性廃棄物の課題などがあり、電力問題との関係性を踏まえた問題意識を綴っていました。 
  6. 国家公務員給与削減へ  ⇒ この直前の記事も2回にわたって国家公務員給与の削減問題を取り上げていました。国公連合としては自律的労使関係制度を先取りする形で、平均7.8%削減という苦汁の判断を下していました。 
  7. ベターをめざす人事制度 Part2  ⇒ ベストな人事制度は難しく、常にベターを模索していく柔軟さが求められ、いかにチームとして力を発揮していけるのか、行き過ぎた成果主義の問題性などを2回にわたって綴っていました。 
  8. 400回、改めて当ブログについて  ⇒ 100回の節目に当ブログの位置付けなどを改めて説明していました。記事の最後には金子みすゞさんの『こだまでしょうか』も掲げていました。なお、このペースが続けば、500回目は来年6月頃となります。
  9. 再び、職務に対する心構え  ⇒  これまで徴税吏員としての職務の話も何回か取り上げていました。具体的な差押の事例を切り口として、「Part2」にかけて「丁寧な対応」を重視した自分なりの問題意識を綴っていました。
  10. どじょうの政治に期待  ⇒ 国民からの評価を過剰に意識した派手さよりも、地味で堅実な姿勢を前面に出した野田首相のどじょうの政治が期待され、内閣支持率は70%を超えていました。残念ながら、その後は下降の一途をたどっていました。 
  11. ギリシャの危機に思うこと  ⇒ ギリシャの財政危機に際し、労働組合が48時間のゼネストに突入しました。その経緯をはじめ、組合員に限らず多くのギリシャ市民もデモに参加していたことなどを記しながら、日本の現状に照らし合わせてみました。
  12. 「大阪秋の陣」の結末は?  ⇒ 橋下市長と堺屋太一さんとの共著『体制維新―大阪都』を読んだ上で、大阪のダブル選挙の行方を注目した記事でした。その結果や今後に向けた個人的な思いは今回の記事本文の内容のとおりとなっています。

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コメント

あけましておめでとうございます。
私は、民間のパート労働者です。パートですけど民間の労働組合の組合員です。
猛烈な逆風が吹いていますけど、地道に活動をしていってください。

まずは、連帯のあいさつということで。

投稿: MC@愛知県 | 2012年1月 1日 (日) 16時46分

MC@愛知県さん、あけましておめでとうございます。早々にコメントありがとうございました。

このようなご挨拶をいただけることで、必ずしも公務員の組合だけ浮いている訳ではないことを確かめられ、たいへん勇気付けられます。ぜひ、こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年1月 1日 (日) 21時10分

あけましておめでとうございます。
2011年ブログ記事回想記と2010年ブログ記事回想記を
見比べると改めて昨年が激動の一年であったことを実感できますね。
 今年も身近なところから活動していこうと考えています。
昨年、職場で病気になる職員が増えてきました。
(いままで大病したことがなかった組合役員の方も体調を崩し断腸の思いで退任されました)
OTSUさんもOTSUさんの職場の方も体調には十分注意してくださいね。今年もよろしくお願いします。

投稿: ためいきばかり | 2012年1月 3日 (火) 21時50分

ためいきばかりさん、あけましておめでとうございます。コメントありがとうございました。

ためいきばかりさんの職場も今日が仕事始めだろうと思います。お互い健康には留意しながら頑張っていきましょう。改めて今年もどうぞよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年1月 4日 (水) 07時59分

あけましておめでとうございます。

OTSU氏も健康には十分に留意され、今年も良い年で
あることを祈念いたします。

私も良い一年であるように頑張っていきたいです。

あるお寺で見た言葉
「己を知れば人を怨まず」

では、本年もよろしくお願い致します。

投稿: nagi | 2012年1月 4日 (水) 09時25分

懸念している「竜頭蛇尾」ですが杞憂でしょう。昨年は激動の年との認識を持っている方もおられますが、私から見ると「激動の始まり」・・つまり序曲に過ぎません。
阿久根の事など序の序に過ぎない。大阪秋の陣も序の序の´(ダッシュ)に過ぎない。

OTSUさんは「受難の年」と認識しているようですが、そう考えている限り批判され続けるでしょう。
これを機会に「現在の公務員組織文化」から脱皮し飛翔する年にして戴きたいと思います。

公務員だけでなく、同じ組織文化を持っている組織或いは集団が日本には沢山あります。
実は年金受給者もその中の1つです。
貴方達が変わればそれらの組織も変わります。

貴方達が無能な組織なら無視しても構わないが、日本はお上の国です。
自尊心を持って自らを自覚し、早く日本を救う手立てを講じる事です。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 4日 (水) 12時04分

管理人さま、皆さま

新年明けましておめでとうございます。
変則勤務の職場の私ですが、今年の正月はゆっくり過ごすことができました。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 元民間 | 2012年1月 4日 (水) 12時25分

あけましておめでとうございます

ブログを覗かせていただいて、まだ1年にも満たないですが
身分・素性がある程度わかる中でブログを継続されていることに頭が下がります。

非常に厳しい状況の中での組織の舵取りは厳しいものがあると思いますが
組合員にとって実りある活動となるよう、ご祈念いたします。

投稿: 専門職 | 2012年1月 4日 (水) 17時09分

nagiさん、あまのじゃくさん、元民間さん、専門職さん、あけましておめでとうございます。コメントありがとうございました。

また皆さんから様々なご意見をいただけることを楽しみにしています。改めて今年もよろしくお願いします。それでは健康には留意され、より良い1年になることを祈念しています。

投稿: OTSU | 2012年1月 4日 (水) 21時46分

なかなか大変なことになってますね。。
退去要求は、僕も行き過ぎなんじゃないかと思っています。

報道によれば、一部、不適切な政治活動があったようですね。推薦カード?を配ったとかいう・・・
組織の一部のために組織全体が罰を受ける、日本の封建的な連帯責任は、僕は絶対反対です。
但し、組織として、そのような不適切行動が自浄できない体制なのであれば、組織自体の監督責任の問題になるでしょうけども。

不屈の精神で乗り切ってください。
(余りな低姿勢で望むのは全く違うと思います。謝る部分は謝るが、謝り過ぎない。謝る部分以外についてまで謝らない。この姿勢は、いつでも大事なことだと思います。)

できれば、これをきっかけに市長と信頼関係を築いてやる、それぐらいの強かさをもって粘り強くチャレンジしてください!!
必ずや、道は開けるはずです。

投稿: かもめのじょな | 2012年1月 4日 (水) 23時45分

あけましておめでとうございます。

正月は太らずに過ごせましたが、期待した年末ジャンボ(いつもの倍の枚数購入、ってもバラ20枚)も期待だけでしたし、財布は太りそうにないですね(笑)

ネットで大阪市役所の労働組合幹部が橋下市長に謝罪しているシーンが流れていました。
庁舎内での推薦カードの配布はあかんやろうと思いました。

正しいことでも正しくないと見られてしまいますので、外からどういう目で見られているのかということも踏まえて、より一層注意せねばならないと思いました。

投稿: NSR初心者 | 2012年1月 5日 (木) 00時45分

かもめのじょなさん、NSR初心者さん、おはようございます。コメントありがとうございました。

大阪市の動きは予想以上の速さで、組合側の対応が迫られているようです。私自身の端的な思いは今回の記事本文で記したとおりですが、できれば次回以降、改めて大阪市に関わる話題について触れてみようと考えています。

投稿: OTSU | 2012年1月 5日 (木) 07時58分

何の事か分からず調べてみたら、(大阪の)自治労の庁舎内使用の事ですね。

庁舎は公的な場所ですから、公益に資する事だけに使う事が出来ます。従って私的利益を目的とした自治労が使用できる筈がありません。

「公」と「私」を混同している人が多い。
民間会社とその労働組合は「私的な交渉」によって合意すれば労働組合が社屋を使用する事は問題がありません。
なぜならば両者が「私」だからだ。

「公」である庁舎内使用に交渉など有り得ません。
使用できるか否かは「公益に資する」かどうかの一点で決まる。本来は私的な自治労は賃料を支払っても使用できる筈はありません。

この話は自治労が政治的な活動をしたか否かなどとは全く関係が無い話だ。

庁舎を自治労に提供したならば首長の管理者責任が問われ、自治労が政治的活動を行ったならば自治労が「公務員法」或いは「公職選挙法」によって処罰されるべきでしょう。橋下氏が自治労事務所の撤去を命じた事は当然と言えば当然です。

大変厳しい事を書くがOTSUさんは「当局と自治労との交渉で決めるべきだ」といった「公私混同」は止めるべきでしょう。
では一体「人事院勧告」は何のためにあるのですか?地方公務員の待遇は条例で定めると書いてあるのは出鱈目ですか?
「公」を厳守すべき公務員が公私混同をやってどうするのだ。公務員がご都合主義に陥ってどうするのだ。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 5日 (木) 09時49分

あまのじゃくさん、コメントありがとうございました。

コメント欄の常連、あまのじゃくさんの主張は一貫し、組合事務所の問題などに対する考え方は以前から伺っていました。しかしながら「公務員の組合も労働組合である」という常識を前提として踏まえれば、かみ合わない議論となっていたこともご承知だろうと思います。

今回、弁護士である橋下市長が繰り出すカードは、それぞれ非常に強力なものだと見ています。そのまま押し切られ、公務員組合の常識が木っ端微塵に砕け散る懸念も否定できません。そのため、たいへん荷が重い局面ですが、これまでニッチな情報を提供してきた当ブログとして、次回の記事で大阪市の話題を取り上げてみようと考えています。したがって、このコメント欄では踏み込んだ内容に至らず、お時間を頂戴することをご容赦ください。

投稿: OTSU | 2012年1月 5日 (木) 21時38分

大阪市の件は、そうそう簡単な問題ではないですね。


法的には白です。

↓総務省のわかりやすい資料
http://www.soumu.go.jp/main_content/000056806.pdf

庁舎内での「政治活動」はいけないが、職員団体あるいは労働組合(現業は労働組合)への便宜供与という問題について、これを単純に「白か黒か」の話で正否を論じることはできません。


↓濱口桂一郎先生のブログ(必読)
(労働組合兼従業員代表機関の逆説)
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-4120.html


あほなマスコミは白か黒かでしか報道しないだろうが・・・

投稿: 地方の公務員 | 2012年1月 5日 (木) 23時02分

地方の公務員さん、おはようございます。いつも参考となるサイトのご紹介ありがとうございます。

確かに法的にも社会通念上の常識からも批判に値しない事例に対しても、一緒くたに批判されるケースがあります。特に橋下市長の言い分は「すべて正しく」、公務員組合側の言い分は批判を受けるような構図にはまりがちです。

昨夜のレスのとおり今回、事細かな説明は省かせていただきますが、大阪市の事例は新規記事の本文を通して自分なりの言い分や論点整理に努めていくつもりです。ぜひ、これからもご注目いただければ幸いです。

なお、蛇足で僭越ながら「あほなマスコミ…」は余計な一言だと感じています。私自身は、そのようなマスコミの特性を踏まえ、どのような言い分を発信していけるのかどうか、今後の自治労本部の役割などに期待しているところです。

投稿: OTSU | 2012年1月 6日 (金) 08時11分

OTSUさんと私の前提は「一緒」です。

自治労は労働組合であり、組合員を守る活動を自由に行う事が出来ます。それどころか活動の多くは自由です。
但し、庁舎内を占拠する自由は存在しないし、給与を貰いながら(勤務時間内に)組合活動を行う自由も存在しないし、政治的活動も制限が加えられている。

図らずもOTSUさんは書いている「これを認めると公務員組合の常識が木端微塵に砕け散る」と。
正に「自治労の常識=世間の非常識」の部分が批判の対象であり、それを是正しない限り私はOTSUさん(のその部分を)を批判し続けねばならないし、批判は後を絶たないでしょう。多くの人は「自治労の全て」を批判している訳ではない。

これを「開放空間に生きる」と表現しているのだ。

世の中には自分の都合のよい「詭弁」しか考え付かない男がいるものだ。
どこかで「憲法は為政者を縛る為に存在する」といった話を聞いて大笑いした事があった。
憲法を理解していないばかりか論理的思考も未熟。
「ハマチャン」なるブログを一瞥したが論評に値しない。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 6日 (金) 09時33分

>公務員組合の常識が木っ端微塵に砕け散る懸念も否定できません。

この記述の真意が知りたいです。当然、自治労の常識だと思われますが、事務所家賃の目的外使用や割引など慣例的なものでしょうか?それとも庁舎内での政治活動など違法的なものでしょうか?

>今までは組合が推した市長だったから許されたかもしれないが、僕は一切許しません」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111227/waf11122707060002-n1.htm

地方公務員があまり法律を意識していないのは経験上承知しています。他県ですが日教組が管理職人事に介入しているのも確認済みです。
公務員の規律に関する基準として大阪市の動きは非常に楽しみです。


追記
府労組連のポスターのようです。立場で感想も違うと思いますが、ご参考までに。
http://p.twimg.com/AhsIWhGCMAARgVw.jpg

投稿: L | 2012年1月 6日 (金) 14時02分

あまのじゃくさん、Lさん、コメントありがとうございました。

新規記事の本文で改めてお伝えさせていただきますが、違法な行為を正当化するつもりは一切ありません。繰り返しになりますが、法的にも社会通念上の常識からも批判に値しない事例に対してNGと指摘されそうな点について、私なりの論点の整理に努めさせていただく予定です。言葉が不足しがちなコメント欄では踏み込んだ記述を避けますが、ご理解ご容赦ください。

投稿: OTSU | 2012年1月 6日 (金) 23時33分

ハマチャンブログ、参考になりますね。

僕は、以前、組合の本来的役割は、交渉権の自由行使ではなく、職員の生活破綻を防ぐ最後の砦のはずだと申し上げました。これは、恐らく、ハマチャンの言うところの従業員代表機関の働きに近いんじゃないかと思います。

で、ハマチャンによれば、職員の生活破綻を防ぐ仕事は、その企業の費用で。
交渉権行使は、組合自ら費用負担して・・・ということになるんですかね。
そして、公務員の職員団体は法的に労働組合ではないため、交渉権行使はできない、ということですよね。

で、現実には、大阪市の職員団体では、その辺りの区分けがきっちりとなされているのでしょうか。
主様のお話では(大阪市かどうか分かりませんが)、職員団体と行政との交渉で待遇を決める、とおっしゃっていましたが、それって、ハマチャンのお話と真っ向から対立しますよね。

投稿: かもめのじょな | 2012年1月 7日 (土) 00時01分

>なお、蛇足で僭越ながら「あほなマスコミ…」は余計な一言だと感じています。

そのとおりですね。反省。


しかし、橋下市長はメディアへの発信の仕方が上手い。
自治労本部もきちんとした反論等々をメディア向けにして欲しいですね。

さて、hamacan先生のブログでも解説されていたかと思いますが、労働組合にはその従業員の代表機関という役割もあります。
その観点からすると、人事について意見を申し述べるということは認められることはあってもいいと思います。
人事は首長の専管事項ですので、それを受け入れるのかどうかは首長次第なのは当然ですが。

(例えば直接上司に異動等々について言いにくい家庭の事情や健康状態等々について組合を通じて人事担当課に申し入れする等)

投稿: 地方の公務員 | 2012年1月 7日 (土) 00時16分

>かもめのじょな さん


現業職員(大阪市でいうところの交通局や清掃局)は、労働組合法の適用を受ける労働組合になるんですね。で、争議権はありませんが、団結権と団体交渉権はあります(公営企業の場合は労働協約締結権もある)。

一方、それ以外の現業ではない職員は「職員団体」になって、団結権のみあります(交渉はできる)。

↓参考資料(郵政公社等の記載があってちょっと古いですが理解しやすい)
http://www.gyoukaku.go.jp/senmon/dai7/siryou11.pdf

ややこしいんですよ~。
この数年前の資料を見るとよく分かりますが、所謂「公務員」と呼ばれる一般行政部門の公務員数って少ないんですね。今はこっから更に減っていますから。

投稿: 地方の公務員 | 2012年1月 7日 (土) 00時42分

>地方の公務員さん

なるほど、なるほど。
現業って、つまりは民間でも存在するような事業ってことですもんね。民間と同じく労組の存在が認められるのも、ひどく納得です。

・・・てか、一般人、労組のこと知らなさすぎですよね(当然、僕も含めて;;)

投稿: かもめのじょな | 2012年1月 7日 (土) 00時59分

>かもめのじょな さん

>・・・てか、一般人、労組のこと知らなさすぎですよね

自分で言うのもなんですが、もっと公務員は労働基準法の理解に乏しいです。
地方公務員の場合、労働基準法は原則適用で一部適用除外なのですが、ほとんどの職員が労働基準法は適用されないと思いこんでいたりします(実は首長もだったりする)。

なので、官製ワーキングプアの問題も、そんな所に問題の根っこがあったりします。

これまたややこしい話ですが、現業職場は労働基準監督署が監督機関になりますが、それ以外の職場(一般行政部門)は、人事委員会が監督機関になります。

で、人事委員会がない町村はどうするのかというと、実は首長自身が監督することに法ではなってます。性善説ですね。てか、使用者が使用者を監督するってどゆこと?てなわけで、小規模町村の中にはめちゃくちゃな所もあったりします(休みとったら給料減らすとか)。

投稿: 地方の公務員 | 2012年1月 7日 (土) 02時10分

かもめのじょなさん、地方の公務員さん、おはようございます。コメントありがとうございました。

濱口先生のブログ記事「労働組合兼従業員代表機関の逆説」は、労働組合のあり方などが単純ではないという趣旨について受けとめていました。このような点も押さえながら、できれば今日、新規記事を投稿できればと思っています。ぜひ、またご訪問いただけますようよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年1月 7日 (土) 08時30分

>OTSU さん

おはようございます。
ほんと、労働組合のあり方は歴史的経緯もあってそう簡単ではないですね。

濱口先生の著作で勉強させていただきましたが、我が国の特徴的な雇用形態(「メンバーシップ型」)をまず押さえてかからないと、(官民問わず)評価制度もそうですが、雇用や解雇等といった諸問題は理解できないものだと痛切に感じました。

ちなみに報道されている大阪市の問題は交通局のそれですので、立派な労働組合ですね。

投稿: 地方の公務員 | 2012年1月 7日 (土) 09時58分

論評に値しない話が凄い事になっていますね(笑)。

組織には「ライン」と「スタッフ」があります。
ラインとは社長・部長・課長といった連綿と続く命令系統ですね。しかし業務が複雑多岐にわたる場合、それだけでは不十分ですから情報収集・分析・提言を行う人達を「スタッフ」と言います。スタッフに実権はありません。
ラインとスタッフは丁度「経糸と横糸」の関係に似ています。

スタッフを軍隊では「参謀」と表現します。
スタッフの数が幾ら沢山居ても、この基本骨格は変わらない。

ハマチャンなる人物は労働組合は「スタッフ」であると言い張っているのです。

彼が取材を断ったのも当然です。こんな話を公開すれば嘲笑されるのが落ちだからです。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 7日 (土) 10時43分

論評に値しないと言いながら真面目に話をしているのを見ると少し論評せざるを得なくなったようです(笑)。

ジョブ型とかメンバーシップ型とかの横文字が出てきます。何の事かと言うと・・

組織には2つの形態があります。1つは「機能組織」、もう1つは「共同体組織」。
「機能組織」は目的を達成する為の組織です。警察は泥棒を捕まえ、銀行は金を貸す。これをジョブ型と言っている。
それに反して「共同体組織」は町内会のように構成員が安住する為の組織です。これをメンバーシップ型と言っている。

ハマチャンが何を言っているかというと「皆から集めた税金で運営される行政組織を、公務員が心安らかに過ごす為の共同体組織に修正する」・・です。

これを一笑に付さないでどうするの?

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 7日 (土) 11時29分

地方の公務員さんの7日未明の書き込みは、何事にも曖昧な今の役所の闇を象徴しているように感じます。

>現業職場は労働基準監督署が監督機関になりますが、それ以外の職場(一般行政部門)は、人事委員会が監督機関になります。

監督・上級官庁がないというやつですね。これに対抗するには不服申立てや議会が取り敢えずの手段なのでしょうが、機能していませんよね。労働法を知らないうえに地方公務員法も知らないのだからしょうがない。ブラックな首長の首を飛ばす職員の一人くらい居ても良さそうなものなのですが。

自然発生的なものにルールーを当てはめたものではなく、行政組織は人為的に組織設計しているのではなかったのでしょうか?

組織の活性化の視点として、メンバーシップ型の日本企業では職場内外での馴れ合い、癒着を絶つために配置の移動が適宜行われています。馴れ合いの起こりやすい地方行政組織こそ抜本的な人の攪拌が必要でしょう。(縄張り意識が強く実現はほとんど無理ですが)

権力を負託された行政機関の場合、やはり住民の理解を得ないことには責任を果たせないでしょうから、経緯も踏まえた上でクリアにすることは必要です。
それがどちらに転ぶかは、それこそ政治的な風のよるものなので、風向きが変われば措置も変わるでしょう。この硬直した状態を解きほぐすには、どこかにストレスが掛かりますが、時代の変化とはそういうものでしょ?
橋下さんの無常的な考え方は親近感を覚えます。

投稿: L | 2012年1月 7日 (土) 17時33分

地方の公務員さん、あまのじゃくさん、Lさん、他の最近の記事へコメントくださった皆さん、コメントありがとうございました。

個々の内容に対し、レスできず恐縮ですが、先ほど新規記事を投稿しました。ぜひ、ご覧いただき、また感想やご意見を頂戴いただければ幸いです。よろくしお願いします。

投稿: OTSU | 2012年1月 7日 (土) 23時29分

>あまのじゃくさん

いやいや、ジョブ型とメンバーシップ型に対する、実に斬新な解釈ですねえ(笑)
たぶん、まともに理解している人の前でそんな話をしたら、それこそ物笑いの種になると思いますけど。

おそらく、今回初めて「ジョブ型」と「メンバーシップ型」って言葉を聞きかじって、自分なりに理解したと思ってお話しされたんでしょうが、いやはや。
聞きなれない言葉を使うときには、もう少しお勉強なさった方が良いと思いますよ。
少なくとも、恥をかかずにすみます。

投稿: 通行人 | 2012年1月 8日 (日) 00時47分

>あまのじゃくさん
>ハマチャンが何を言っているかというと「皆から集めた税金で運営される行政組織を、公務員が心安らかに過ごす為の共同体組織に修正する」・・です。

どこをどうひも解いたらそんな解釈になるんです?
行政組織そのものを共同体組織にするべきなんていう論調は、全くないと思いますが。。。
ハマチャンの主張は、職員組合は共同体組織としての役割を超えるべきではない、というものでしょう。


~該当箇所の抜粋~
『公共部門(いわゆる非現業)には労働組合というものは存在せず、職員団体というのがあるだけで、職員団体には団体交渉権もなければいわんやスト権もない・・・従業員代表機関としての性格が強いのです。
ところが・・・公共部門の職員団体はむしろ法律の前提にそぐわないほど(実際には行使できない)労働組合的行動をやりたがる傾向が強いのですね。』

投稿: かもめのじょな | 2012年1月 8日 (日) 02時30分

ところで、僕は、ジョブ型、メンバーシップ型の意味がいまいち分からないんですが、
ジョブ型は、いわば職業技能専門集団
メンバーシップ型は、総合職集団
というようなイメージでいいんですかね?

色々ネットで見てみましたが、正当性があると言えそうな定義は見当たらなかったもんで。「正社員」というワードも出てきますね。「正社員」とのつながりも、よく分かりません。

投稿: かもめのじょな | 2012年1月 8日 (日) 02時35分

様々なご忠告痛み入ります。濱口氏に対して「論評に値しない」とは言いすぎであり謝罪します。説明を端折った事もスミマセンでした。以下は補足説明。

濱口氏は自治労に対する庁舎の提供について「労働組合兼従業員代表機関の逆説」で次のように書いています(要約を)。

『ジョブ型労働社会の常識でいえば組合は組織の外であり便宜供与は許されない。しかし一方では組織内スタッフと見做す要素を持っており、そう解釈すれば便宜供与は問題が無い。この点を踏まえないで議論するとトンデモナイ方向に行くだろう』

前段は問題ありませんが後半はいただけません。
組合を「組織内スタッフ」と見做すには命令系統が存在しないとなりません。要は組織の長が任命し任務も提供する事が必要です。
しかし組合は内部で長を選び、仕事も内部で決定する。つまり「自律性」を持っていますから「組織内」に入る事は永遠にあり得ない。

濱口氏は「春闘など組織に不利益になる組合に援助する事を変」と表現していますが、組織内か組織外かを「組織に利するか否か」で判断している点で組織を理解していないのです。

更に自治労の庁舎使用について私はこう書いた。
『公益に資するかだけで判断すべきで、交渉で決めてはならない』

濱口氏は「組合は行政の労務管理的に貢献しているから庁舎を利用できる要素がある」といった論旨に読めます。
「行政組織に利する」とは「私益」です。ここでも「公益」と「私益」を混同して話している。

論評に値しないとは言いすぎでしたが賛同出来ない部分が多数あって、ついそのような表現になり申し訳ない。

更に「ジョブ型」と「メンバーシップ型」ですが、組織は「機能」と「共同体」としての役割に応じて性質が決まりますね。
では「メンバーシップ型労働社会」では何故「従業員代表機関」が必要なのでしょう。
本来の機能だけを発揮すれば良い組織では従業員代表機関など不要です。

色々言い方を変えていますが、要はメンバーシップ型とは組織の存続や構成員の幸福を重要視した組織形態あるいは雇用形態の事でしょう。
多くの場合、こうなると本来の機能が損なわれます。
戦後の一時期は「年功序列と終身雇用」と「成果」が上手くいった時期がありますが「例外」と考えるべきでしょうね。

今日は用事があり、これで終わりますが必要なら追加します。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 8日 (日) 10時14分

hamachannや マンマークさんのブログでここのやりとりが取り上げられてます。
参考のためにリンクはっておきます。

http://manmark.blog34.fc2.com/blog-entry-592.html

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-8814.html

http://manmark.blog34.fc2.com/blog-entry-593.html

投稿: MC@愛知県 | 2012年1月 8日 (日) 15時26分

直前の私の投稿失敗しました。管理人さん削除してください。

hamachannや マンマークさんのブログでここのやりとりが取り上げられてます。
参考のためにリンクはっておきます。

独りよがりな理解は自爆するか。
<「まったく理解していないのに自分は理解した上で意見を述べているのだという態度」の典型>
INPUTしてからOUTPUTすればいいのに

投稿: | 2012年1月 8日 (日) 15時41分

ははは、私の「論評に値しない」の一言が波乱を生んでしまいました。
濱口氏が怒るのは分かるが、もう一人勢い込んでいる人物がいますね(笑)。
はてFc2なる人物に記憶が無いが、「あまのじゃくは無理解で独りよがり」と言っている割には自分では説明しないよくある手合いだから無視するとして、面白いのは「あまのじゃくは抽象的な話で煙に巻いて逃げる」と書いている所を見ると、過去に私の書き込みが理解できなくなった事が度々あったのであろう。若しかして苛めた?(笑)

「自分が理解できない」と「相手が煙に巻いて逃げる」と解釈する事を「独りよがり」と言うんで覚えておいてね(笑)。

「ジョブ型」と「メンバーシップ型」については調べた後のイメージだけで書いているが、結局は後者は共同体化し易い宿命を持っている点でそれ程外しているとは思えないが・・。

ただ前半の「労働組合が従業員代表機関」説が完全に矛盾している事は理解できたました?つまり組合は庁舎を絶対に使用できないのです。なんなら再度説明しましょうか?抽象的な表現を排して(笑)。
しかし反応が病的だな。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 8日 (日) 19時25分

おっとかもめのじょなさんには未熟な私が答えましょう。本来なら濱口氏が良いのでしょうが、ここには来ないでしょうから。
その他の人は事実を抽象化して本質を掴んで解説をする程の事はしないでしょうから。ね~○○さん!(笑)

仰るように「ジョブ型」は成果を雇用し、「メンバーシップ型」は人を雇用するというものでしょう。
メンバーシップ型は日本特有ではなく、産業革命以降の特徴ですし、組合も産業革命以降の特徴です。
中世では金づち1つで仕事ができたが、巨大資本が生まれてからは資本と労働者が分離されますから。

後者は複数で仕事をこなすので「共同体」がとても意味を持つのでしょう。従って共同体になる為の努力と、共同体化する事による成果の劣化に苦しむ運命にあるのだろうと思います。
つまり「成果」よりも「共同体」に重きが置かれる宿命にあるのだと思います。

経済成長期に日本人が夜な夜な飲み明かすと同時に、転勤を繰り返すという正に相反する努力がそれを示しています。

ところで濱口氏の論文は、組織を取り違えたり公益と私益を混同したりした部分がありますが、私が論評の価値は無いと切って捨てたのは、明らかに「行政の共同体化」を暗に示してるからです。
今は労働組合を「組織の外」と認識しているいるにも関わらず行政の共同体化が進んでいる。
彼の言っている様に組合が組織形態を変えて、行政内部に入り込んでしまえば、恐らく取り返しがつかないでしょうね。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 8日 (日) 20時24分

通行人さん、かもめのじょなさん、あまのじゃくさん、MC@愛知県さん、コメントありがとうございました。

濱口さんの著書『新しい労働社会-雇用システムの再構築』の中では、次のように書かれています。旋盤を操作する、会計帳簿をつけるなど、雇用契約で労働の種類を特定し、労働者はその範囲内で義務を負う雇用形態をジョブ(職務)型と説明されています。

一方で、メンバーシップ型は、その企業の中の労働を職務ごとに切り出さず、一括して雇用契約の目的とする形態だと記されています。日本型雇用システムの主流だったもので、長期雇用制度や年功賃金制度に繋がっている雇用形態でした。

著書の中の一部を抜粋し、私なりの理解のもとでの簡単な説明ですので、不充分な点があるかも知れませんがご容赦ください。なお、MC@愛知県さんからコメント削除の申出がありましたが、2件目が名前漏れのようでした。そのため、最初の投稿もそのままとしていますので、よろしくご理解ください。

投稿: OTSU | 2012年1月 8日 (日) 21時47分

自治体では上層部も労組も一体で不可分でしょう。だから処分も甘いし厚遇も残っている。
行政の共同体(ここでは広義ですね)は職員組合に限らず、交付金、助成金の受け手にも及びます。
今回、大阪市で平松全市長側に付いたものを思い返すと分かり易い。
足元を見ると正に地縁、団体票が選挙を動かしている。(脱線しましたがこの辺がグルなんです)
共同体のメンバーでない納税者は公益の対象と見られているのでしょうか?
まあ、民主主義発祥の米国が金持ち(成功者)の共同体になっていますが。
行政のシェアの大きい地方ほど内向きな閉塞感があると思いますが、少々のことには目をつむってもお上に依存しないと金が回らないのでしょう。

濱口さんのブログを読んでも組織的に怠慢な行政の体質改善のヒントは見当たりませんでした。おそらく見落としていると思いますのでご教示ください。

投稿: L | 2012年1月 8日 (日) 22時34分

Lさん、コメントありがとうございます。

Lさんとは立場や視点が異なりますので、お望みのような紹介にならないものと思いますが、私自身が最も共鳴している文章は下記のとおりでした。以前の記事の中でも掲げていましたので、合わせて紹介させていただきます。

2010年9月26日(日) 非正規公務員の課題 Part2 
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2010/09/post-264f.html

>正社員の待遇を下げることが主な目的になってしまっては、その正社員たちが同意することは不可能です。重要なのは正社員と非正規労働者の間で賃金原資をどのように再配分し、両者にとって納得できるような共通の賃金制度を構築していくかという問題でしょう。

>労働者にとって生活設計の根幹に関わるような仕組みの改革を、その労働者の意に反して強制することができるなどと考えるのは、労働問題の基本的な姿勢として大きな問題があります。賃金や労働条件のあり方は労使が集団的に決める。これが産業民主主義の基本原則です。

投稿: OTSU | 2012年1月 8日 (日) 23時03分

hamachan先生のHP
http://homepage3.nifty.com/hamachan/eusouron.html
でジョブ型とメンバーシップ型の違いを解説している箇所がありましたのでご参考ください。

http://www.jca.apc.org/labornow/rodokoza2010/rodokoza20101207.pdf
このpdfの2ページ目「日本型雇用システムの本質―職務のない雇用契約」


それとか、次の箇所とか。

http://homepage3.nifty.com/hamachan/shaminshinsotsu.html
(以下引用)
「日本型雇用システム

 日本型雇用システムの本質は「職務のない雇用契約」という点にある。日本以外の社会では企業の中の労働をその種類ごとに職務(ジョブ)として切り出し、その各職務に対応する形で労働者を採用し、その定められた労働に従事させるのに対し、日本型雇用システムでは、企業の中の労働を職務ごとに切り出さずに一括して雇用契約の目的にする。
 もちろん、実際に労働者が従事するのは個別の職務である。しかし、それは雇用契約で特定されているわけではない。ある時にどの職務に従事するかは、基本的には使用者の命令によって決まる。雇用契約それ自体の中に具体的な職務は定められておらず、そのつど職務が書き込まれるべき空白の石版であるという点が、日本型雇用システムの最も重要な本質である。こういう雇用契約の法的性格は、一種の地位設定契約あるいはメンバーシップ契約と考えることができる。」


一番いいのはもちろん濱口先生の「新しい労働社会-雇用システムの再構築へ(岩波新書)」をご一読いただければと思います。
分厚くありませんし、お値段もお手頃ですので、是非。
これはすごい本で、我が国の労働問題がなんでこんなになっているのかという、そもそものところが理解できました。(理解しきったと胸はっていえるだけのものはまだまだありませんが)

投稿: 地方の公務員 | 2012年1月 8日 (日) 23時33分

連投すみません。

今、気が付いたのですが、Lさんのコメント

>共同体のメンバーでない納税者は公益の対象と見られているのでしょうか?

いや、これは実に奧が深い。深すぎる。

投稿: 地方の公務員 | 2012年1月 9日 (月) 00時22分

 2人ほど盛大に勘違いをしていますが、hamachanの「労働組合兼従業員代表機関の逆説」ってあくまでも現状分析であって処方箋では
ないですよ。(むしろ、そう捉えられるのが嫌だから、マスコミへのコメントを拒否したわけです。)
 そこらへんを理解しないと、いつまでも笑われますよ。

投稿: FAZZ | 2012年1月 9日 (月) 00時46分

 あけましておめでとうございます。

 養老さんの「バカの壁」にまつわるエントリーでも感じたことですが、今回の濱口さんのことについては、著作物が簡単に入手できる環境が日本にはあるわけですから、内容を云々するのであれば、まずは精読してみたら良いのではないかと思います。

 なんでもかんでも、公務員の擁護VSアンチという二原論で理解しようとすることには無理があると考えます。

投稿: 野次馬 | 2012年1月 9日 (月) 05時28分

地方の公務員さん、FAZZさん、野次馬さん、おはようございます。コメントありがとうございました。

実際問題、必ずしも参考文献を読んだ上でコメント投稿されるケースのほうが稀だろうと見ています。したがって、分からない用語などについて、この場で質問するのも自然な流れであり、特に注文付けるべき心得とも思っていません。

また、読み手に不快感を与えたり、その誤解によって大きな影響が生じない限り、自分なりの解釈で意見や感想を述べるのも投稿者個々の自由だろうと考えています。たいへんアバウトな管理人だと思われるかも知れませんが、一人でも多くの方からコメントをお寄せいただけるような「敷居の低さ」を重視しています。ぜひ、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年1月 9日 (月) 08時23分

Fazzさん、確かに濱口氏は「メンバーシップ型では自治労への便宜供与の可能性」をほのめかしているに過ぎず、結論を書いている訳ではない。

しかし、ほのめかしの論理展開に難があるばかりか、あれは現状分析に留まらず「誘導」に近い論調ですね。

そしてFazzさんには「一方で」以降の文章をお読みいただいての意見を伺いたいものです。人を笑ってばかりいても問題は解決しませんよ。

OTSUさんには申し訳ないと思います。濱口氏のほのめかしには猛烈に腹が立って過激な書き込みをしてしまいました。
その後の書き込みも随分書き直しを致しましたが・・。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 9日 (月) 10時31分

私は日本の将来を憂慮して書きこんでいるのであって、濱口氏が何を考えているかに特段の興味がありませんので、彼の著書を読む予定はありませんが、必要に応じて対応致します。

地方公務員さんの提供で面白い題材が揃っているので皆さんの意見を聞いてみたいものです。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 9日 (月) 13時33分

 だからぁ、hamachanの議論は、「(将来的に)労働組合をメンバーシップ型労使関係の下に位置づけるべきだ」という意見ではなくて、『(過去、または現在の)「日本の集団的労使関係法制は基本的にジョブ型の性格を維持していますが、局部的に現実のメンバーシップ型労使関係に合うように修正されています。』という現状を語っているに過ぎない(その具体例が判例としての日産自動車事件(最二小判昭62.5.8労判496-6))のです。

 それを理解しない限り、『「まったく理解していないのに自分は理解した上で意見を述べているのだという態度」の典型』とか『こういう風に、素直に読めば誤解の余地のないくらい丁寧に説明しても、わざと曲解したがる人がいるわけですから、この手の話題でマスコミの取材になど応じたくない気持ちはおわかりいただけますよね?』といわれてもしょうがないとおもいますが。

 私?私はいつもの酢豆腐論議だなあとしか思いませんが。

投稿: FAZZ | 2012年1月 9日 (月) 17時49分

なんだ、絡みたいだけ「その2」か。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月 9日 (月) 20時18分

あまのじゃくさん、FAZZさん、コメントありがとうございます。

「酢豆腐」という言葉、恥ずかしながら初めて耳にしました。さっそくWikipediaで調べてみましたが、このような点も様々なご意見を伺えるコメント欄の面白さだと思っています。

投稿: OTSU | 2012年1月 9日 (月) 21時35分

Aという方が一人で盛りあがてっいるようだ。
本を読まないで勝手に自己解釈しても意味がない。

Aという方は尺貫法で議論していてほかの方はすでにメータ法に移行しているので
話が合わない。

投稿: とおってみた人 | 2012年1月 9日 (月) 22時54分

では尺貫法の話を(笑)。皆さん異口同音に次のように書いている。

『メンバーシップ型雇用は日本特有のものである』(地方公務員さんは別の言い方をされているが、内容から見てこう考えていると判断します)

出典は恐らく濱口氏ですね。そんな(日本固有の)筈は無い・・と書くと又大騒ぎになるので私の考えだけを(笑)。

中世では家内制手工業で資本(金槌)と労働者が同居していました。産業革命が起こると資本と労働者が分離する。
巨大資本と何も持たない労働者が生まれる。巨大資本の製造工程が複雑多岐にわたり同時に変化をきたすから、従来のジョブ(職人の腕)だけを切り取る事が難しくなった。だからメンバーシップ型雇用が生まれたと考えるべきでしょう。

第一大企業とはいえ「ジョブ」だけを切り取って雇用したのでは「ジョブ型雇用」と表現すべきだと思いますし、一部の人材についてはこの様な雇用形態があると理解しております。

産業革命は他にも「共産主義」や「労働組合」などを生み出しました。いずれも「共同体化」に通じるので、メンバーシップ型雇用は共同体化と密接に結びついているのでしょう。
メンバーシップ型労働は産業革命以降の全世界で見られた特徴だと「尺貫法を信じる私」は思いますね(笑)。

しかしメンバーシップ型雇用慣行において日本が独自の発展を遂げたのはその通りです。それが年功序列と終身雇用です。
海外では個人主義を重んじるが故に、ここまで完全に共同体化する事は無かったのでしょう。

普通ここまで完全に共同体化すると「ジョブ」つまり「成果」が劣化するものですが、日本ではそれほどの劣化が見られなかった。(労働効率においては海外には勝てなかったようですが・・)
だから松下幸之助翁は「神様」なのでしょう。

濱口氏の著書をバイブルにされるのは大変結構ですが、他にも沢山の教科書や論文がありますので、様々な意見に触れる事が大事でしょうね。
尺貫法も面白いでしょ(笑)?

この話自体は小さな問題なのですが、今後の展開を考える上で、認識をはっきりさせておいた方が都合が良いので敢えて書きます。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月10日 (火) 09時10分

私の書き込みを理解していない方が未だおいでになるようですので最後に付け加えておきます。

『私は濱口氏の研究をしている訳ではない』

この意味をよく理解し、同じ事を繰り返さないように。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月10日 (火) 09時19分

ははは、案の定反応がありませんね。
昔、マルクス経済学にあらずんば経済学にあらず・・という時代があったそうです。
清書を小脇に抱え、そらんじる事を「上」とした感じでしょうか。はたして理解していたかはよく分からない。

この時に「マルクスの言っている事は少し怪しいぞ」とでも言えば、丁度今回に似た反応が返ってきただろう。
ヒステリックに絡んできたり、清書を読めと連呼したり、清書以外の事を言われて無視したり、尺貫法の話まで持ち出したり。

私が理由を付して「おかしいよ」と言っているにも関わらず、理由を付して答える者はいない。
何が真実なのかを探求する気が無いのだろう。否、寧ろ自分に都合が良いから清書を抱えているんじゃないのかね?

戦後の日本は年功序列と終身雇用という完全な共同体化による成果の劣化を、猛烈に働く気風で補ってきた。この2つは「ペア」と考えていい。
猛烈に働いた理由は「頑張れば報いられる」という部分が大きいだろう。

ところが頑張っても報いられなくなって「猛烈」が消えうせたが、(一部の勢力の中に)共同体化は残り、更に強化すべきと訴えている。
成果の劣化だけが残り、この落差が1000兆円の借金である。既得権の中でお金が回っているから、頑張っても報いられないのだ。

共同体化が悪いのではない。全体の調和を司る思想が欠如しているのだ。

ここに10個のおにぎりと10人の人がいる。
「栄養学的に1人2個のおにぎりが必要不可欠だ」と連呼する事を学問と考えている愚か者が多過ぎる。
そう訴える者に限って「おにぎりを20個にする努力」に関心を示さない。
その指摘が延々とこのブログに書き込まれている。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月11日 (水) 10時06分

上で3連投してる方、御目出度いですね。ある意味尊敬します。

〉ははは、案の定反応がありませんね。

ではなくて、開いた口が塞がらない又は完全にスルーされているという俯瞰はできないものでしょうか。(反応してるから本末転倒だが…)
そもそも平日の午前中にコメントできる人間は限られます。
レスが堪らなく欲しかったのでしょう。心中お察ししますが、それでは絡みたいだけその3ですよ。


管理人さん、いつもブログ拝見させていただいてます。
管理人さんのような誠実な方がいれば、「付いて行こう」「一緒に頑張ろう」と考えられる組合員の方も多いものと推察します。
お身体だけは気をつけて、無理がかからないようになさって下さい。

以上、絡みたいだけその4の独り言でした。

投稿: 失笑 | 2012年1月11日 (水) 18時52分

とおってみた人さん、あまのじゃくさん、失笑さん、コメントありがとうございました。

このコメント欄の性格は月曜朝のコメントのとおりです。自由な書き込みの中から閲覧されている方々、個々人がどのように感じるかどうかだろうと思っています。いろいろな評価もあるのでしょうが、おおらかな雰囲気の場でありたいものと願っています。

そのように記しながら、最新記事のコメント欄で少し感情を表に出した書き込みもしていました。とは言え、ストレスを溜め込み過ぎないことも大事な点だろうと都合良く解釈していこうとも考えています。

なお、失笑さんから過分なお言葉をいただきました。叩かれがちなコメント欄で、そのような一言が大きな励みとなります。ありがとうございます。

投稿: OTSU | 2012年1月11日 (水) 22時44分

「人と 同じ」という事に安住する事を「裸の王様」と言います。悪い事とは思いませんが、時々社会の悪化を止められない原因となる事がある。

「マルクスを盲信した人達」でそれを描出しただけです。

私はその感性が乏しい。必ず自分で臭いを嗅いで、自分で味わって、自分で考えて、納得した事だけしか書き込みません。
私は皆さんの一部の人達の書き込むを見ていると時々「この人、理解していないまま行動しているんじゃないのか?」と疑う事が「多々」あります。

今回それを強く感じたので書き込んだだけです。
幸か不幸か「裸の王様」の感性が乏しいので、「レスが欲しい」との感性も希薄ですのでご報告しておきます。

「絡みたいだけ」でも「中身」に関する事であれば大歓迎ですので宜しく。「外側」の場合は一刀両断にする事がありますのでご了承ください。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月12日 (木) 08時50分

>「人と 同じ」という事に安住する事を「裸の王様」と言います。

へ〜。これはちょっと初耳というか知りませんでしたね。
アンデルセンの童話「裸の王様」を念頭においているんですよね。
wikipedia から引用しますとこんな話です。

新しい服が大好きな王様の元に、二人組の詐欺師が布織職人という触れ込みでやって来る。彼らは何と、馬鹿や自分にふさわしくない仕事をしている者には見えない不思議な布地を織る事が出来るという。王様は大喜びで注文する。仕事場に出来栄えを見に行った時、目の前にあるはずの布地が王様の目には見えない。王様はうろたえるが、家来たちの手前、本当の事は言えず、見えもしない布地を褒めるしかない。家来は家来で、自分には見えないもののそうとは言い出せず、同じように衣装を褒める。王様は見えもしない衣装を身にまといパレードに臨む。見物人も馬鹿と思われてはいけないと同じように衣装を誉めそやすが、その中の小さな子供の一人が、「王様は裸だよ!」と叫んだ。ついにみなが「王様は裸だ」と叫ぶなか王様一行はただただパレードを続けた。

この童話について手元にある加藤典洋さんの「日本の無思想」が取り上げていて
ちょっと面白いと思いましたので引用しておきます。

以前、漠然と、アンデルセンの「裸の王様」というのはよその国からきた巧妙な詐欺師に騙されて、裸のままに街に出た王様の話だと思っていました。裸だというのはみんなにわかっているのに、それを言うとまずいと街の人々が黙っていると、一人の男の子が「王様は裸だ」といったため、王様は裸だということがみんなにバレてしまうのだと思っていたのです。

でも、これは、そうじゃないんですね。

この童話では、王様が裸だということは、一人一人には、そう見えているのですが、その皆がみんな、そう見えているのは自分にばかりで、他の人間には服が見えていると思っているため、そのことを人には黙っているのです。そういうことがあるため、一人の男の子が「王様は裸だ」というと、その声があっというまにひろがり、王様もそれを聞いて、具合が悪い思いをするという話なのです。p4


なんか身につまされますよね。

投稿: MC@愛知県 | 2012年1月14日 (土) 00時09分

確かMC@愛知県さんは、ハマチャンブログの顛末をここに紹介された方ですね。少し長くなりますが一笑に付した理由を書いておきましょう。

職場は「仕事の場」であると同時に「昼間の生活の場」でもある。
「仕事の場」と見做した場合の労務管理は、仕事を向上させる為のものです。バスの運転手の長時間労働を制限するのは「居眠りによる事故」を防ぐ為であって運転手の健康管理の為ではありません。
しかし「生活の場」と見做せば「健康管理や過酷な労働条件の改善」を目的にした労務管理になるでしょう。

私は両方あるべきだと思います。しかし議論が「糞味噌」である為に論評しなかった。論評に値せず・・の一言で通じると思っていたからだ。

話を「行政と自治労」・・つまり公的組織に限って「便宜供与」の話をしましょう(つまり庁舎を自治労に貸せるかの話)

自治労を「生活の場としての労務管理」を担う組織と考えましょうか・・の話には異論はありません。・・これは共同体としての労務(?)管理を自治労に担ってもらいましょう・・という意味だ。

1:自治労は独自に全てを自ら決める「自律性」を持っているので行政内スタッフとしては絶対に認められない。組織内と見做すには「組織の長の管理下・管轄下」でなければなりません。それが組織と言うものです。

2:従って自治労は(どのような組織機能であっても)「行政の組織外」です。メンバーシップ型雇用では組合は「組織内」なんて話は噴飯ものだ。

3:では行政の組織外への便意供与・・つまり支出は公益に資するかで決まるのは当たり前です。しかしこの手の労務管理は公務員に対しての支出なので「私益」と考えるのが普通でしょう。

4:但し、福利厚生費といった名目で自治労に「業務外部委託」をするのなら可能かもしれませんから法律家に聞いてください。しかしこの場合は予算化して議会の承認を得て、業務を明確化し、契約書なども作成し、なお且つ自治労からの報告書などの提出を義務付けるなどして支出の体裁を整えておかねばなりません。

5:それを今のように「首長の裁量で、最低の便宜供与は認める」などという「糞味噌」の話になっているからダメなのです。何故ダメかと言うと「では最大の便宜供与を認めても良いのではないのか?」と言われた時に議論する根拠が見当たらないからです。

6:何故なら「組織の外と内、私益と公益」を糞味噌にしているからです。これらの事を不思議に思わない方が不思議だ。裸の王様に陥っていると指摘している所以だ。

投稿: あまのじゃく | 2012年1月14日 (土) 14時17分

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