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2011年12月18日 (日)

再び、公務員批判への「答え」は?

右サイドバーのプロフィールに掲げているとおり当ブログは、自治労に所属している市職員労働組合の委員長という立場を明らかにしながら運営しています。しかしながら組合の公式ブログではなく、あくまでも内容に関しては一個人の責任で投稿しています。開設した大きな目的は、公務員やその組合側の言い分の発信と合わせ、私どもの組合員の皆さんに組合を身近に感じてもらうという二兎を追っていました。

そのような訳で、組合員の皆さんをはじめ、顔なじみの自治労や連合の組合役員の皆さんらにとって、このブログは匿名での投稿となっていません。したがって、少し前の記事「ブログでの発言の重さ」で記したとおり書きたいことを自由に書き込んでいるつもりですが、組織の看板を背負いながら発信している側面もありました。つまり実生活で関わりのある特定の方々が閲覧されている点も意識し、どなたに読まれても責任を持てる記述内容に心がけていました。

また、一人でも多く、幅広い立場の方々に目を通していただければと考えていますので、組合委員長の名刺に「公務員のためいき」のURLなども刷り込んでいました。そのため、初対面の方と名刺交換した際、「えっ、そのブログ、見ていますよ」と驚かれる場合が少なくありませんでした。自治労組織内の参院議員になられた江崎孝さんや法律相談で自治労顧問弁護士の方とお会いした時など、そのような言葉をいただきました。

たいへん有難く、ブログを続けていく励みとなる場面であり、同時に自治労の関係者から注目を浴びていることも実感できました。今年の夏には、自治労本部の書記長から退任の報告とその挨拶のためのお電話をいただきました。何回か直接お会いしたことがあった関係からですが、わざわざ私のところまでお電話をいただき恐縮していました。さらに「公務員のためいき、ずっと見ていますよ」と述べられ、本当に有難かったことを思い返しています。

今回の記事タイトルとは離れたエピソードのように感じられているかも知れませんが、このブログが自治労関係者の多くの方々から注目されている点を改めて紹介させていただきました。どれだけの方が継続的に、かつコメント欄まで含め、ご覧になっているのかは分かりません。それでも公務員や自治労に対する率直な意見や批判の声が、直接自治労本部に届いている可能性があることを伝えたかったため、このような話をお示ししたところでした。

私自身、コメント欄を通し、様々な立場や視点からのご意見を伺える機会は非常に貴重なことだと考えています。厳しい批判意見があることを受けとめ、日常的な活動を進められる意義は大きいものと認識しています。一方で、そのような本音の声を把握できないまま、公務や組合活動を担うのは、街路灯のない夜道を歩くようなものだと考えていました。このような意味合いからも、自治労本部の役職員の皆さんが当ブログをご覧になっているというお話は歓迎すべきことでした。

さて、前回記事「泥臭い民主主義」のコメント欄で、「この1週間のコメント欄での議論を通し、自分なりに思ったことを次回記事に託していくつもりです。ある意味で、これまで綴ってきた内容の総集編のような記事をめざせればと考えています」と記していました。少し風呂敷を広げすぎたものと反省しつつ、書き始めた途端、本論に入る前の話が長くなっていました。そのため、「総集編」という予定は変更し、以前の記事を紹介しながら論点や私自身の考え方を端的に示させていただきます。

言うまでもありませんが、今回の記事は上記の内容の続編として位置付け、安直な「再び」という言葉をタイトルに付けています。その二つの記事の中で、高すぎると批判されがちな公務員の年収や身分保障の問題に対し、その背景や制度的な側面を説明していました。しかし、そのような「答え」は厳しい目線で公務員を見られている方々を納得させ得るものではないことも受けとめ、「Part2」の中で次のような思いに繋げていました。

地域住民の皆さんから、よりいっそうの信頼を得るためには、ますます情報公開や説明責任が欠かせなくなるはずです。そして、住民の皆さんとの信頼関係を高めるため、最も重要な点は「待遇に見合った仕事ぶり」の実践とそのアピールだと考えています。地方公務員法第15条で「職員の任用は、この法律に定めるところにより、受験成績、勤務成績その他の能力の実証に基づいて行なわなければならない」とされています。つまり公務員試験に合格した時点で、その能力が認められた制度設計であると言えます。

試験に合格するまで懸命に努力し、入所してから気を抜くような職員は少ないはずです。それでも公務員というスタートラインに立つことによって、生涯「安定した待遇」が保障されることに厳しい目も注がれ始めていることを敏感に受けとめなければなりません。ただ仕事ぶりの公務員批判の声は「木を見て、森を語られる」傾向があります。数百万人の中で、一部の公務員の働きぶりを見て、公務員全体を論じられがちです。しかし、それはそれで仕方ない話であり、自分のできること、できる範囲内で頑張っていく決意を新たにしています。

今回、改めて「答え」を掘り下げていくことも考えていました。しかしながら結局は、以前の記事内容の焼き直しになるような展開も見込まれました。また、現状を追認するための「言い訳」のような言葉が並んでも、公務員批判派の皆さんの心には響かないことを今までの経験上から痛感しています。そのような中で、最適な「答え」を探していくために必要なキーワードは「信頼関係」だろうという思いを強め、結論的な箇所を上記のとおり再掲させていただきました。

「信頼関係」を築いていくためには各論や具体論を通し、まだまだ厳しい議論が待っているのだろうと思っています。その一つとして、成果主義の問題があることも間違いありません。前回記事のコメント欄では成果主義の問題を巡り、いろいろ興味深い意見が寄せられていました。今回の記事では各論に踏み込めませんが、全体的な傾向として気になった点を指摘させていただきます。今後のコメント欄での建設的な議論に向け、次のような点に留意いただけるよう願っていました。

実はコメント欄での意見対立が「公務員対非公務員」の構図に見られがちな点に少し違和感を抱いていました。公務員を擁護するような意見の方々は皆、公務員であるという見方がされがちな傾向を気にしていました。つまり成果主義を若干否定的に述べた方がいた場合、「公務員だから成果主義を否定し、現状を維持したいから」と批判される構図を懸念していました。そのような意見をお持ちの方が必ずしも公務員とは限らず、同時に公務員が発言したとしても、肝心な点は成果主義そのものの優劣を議論することだと考えています。

特に匿名同士が意見交換できる場では、誰が、どのような立場で発言したかが問題ではなく、その発言の内容の適否が評価されるべきものと思っています。「公務員対非公務員」という対立軸から離れ、一つ一つの主張や意見を読み返した場合、また違った印象を受けられる可能性もあり得るものと感じていました。付け加えれば「成果主義は万能ではない」という考え方から問題点を指摘した際、「評価は一切不要」という極端な主張だと誤解され、発言者を非難するような傾向も憂慮していました。

今回の記事では、前回記事のコメント欄で提起されていた課題すべてを網羅できず、抽象的な内容にとどまっていることをご容赦ください。その上で、今回記事の論点をまとめさせていただきますが、公務員への批判を少なくするためには「信頼関係」が重要、そのためには「何が批判され、どうすべきなのか」、あるいは「誤解による批判だった場合、どのように理解を求めれば良いのか」という相互に意思疎通できる機会が欠かせないものと考えています。

そのような意味合いからも当ブログのコメント欄は、たいへんマイナーなサイトだろうと思いますが、おかげ様で典型的な公務員批判の声を伺える貴重な場になっています。何年もブログを続けていますが、残念ながら批判派の方々との「溝」が埋まっていないことも確かです。それでも自治労本部の皆さんらも目を通す機会があるブログとして、心が折れない限り、これからも「公務員のためいき」は継続していくつもりです。

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コメント

主様

公務員批判を巡る議論については、容易に溝が埋まらないのは明白であり、それを埋める努力を続けることそのものが、相当のパワーと心的負担があるものと考えます。
にもかかわらず、そのような努力を続けようとされる姿勢には、心より敬服致します。

さて、同じ擁護派、同じ批判派にも色んな方がおられるので、議論の整理は非常に難しいものと思われます。
例えば、成果主義の導入を言う主張に対して、導入そのものを否定する人もおられたのは確かです。一方で、主様は、導入自体は否定しておられないのでしょう。
お互いに冷静に議論を進めるためには、例えば、「成果主義の全否定はおかしい」という主張があった場合、「成果主義は万能ではない」とのお考えをお持ちの主様に向けられたものではなく、全否定する人に向けられたもの、と受け止めるべきではないでしょうか。

特に、多数の方の参加がある板では、お互いに一歩引いて議論の中身を冷静に見たいですね。

投稿: かもめのじょな | 2011年12月18日 (日) 18時46分

記事更新お疲れさまです。
かもめのじょなさんのコメント見て思ったのですが、確かに管理人さんは成果主義の導入自体は否定しておられません。また成果主義は万能ではなく修正すべき問題点も含まれているという認識も共有できていると思います。
違うのは手順の部分であり、私は先ず導入し欠点はその過程の中で都度見直すべきものと捉えます。管理人さんは欠点を先に修正しなければ受け入れられないとの立場だと認識しています。
前者はとにかく成果主義の導入の先にある目的地に進むことを考えてのものですが、後者は成果主義自体に目を囚われ過ぎており、先に進むことに対する抵抗勢力としての姿ばかりが際立つことになってしまっています。
私の捉える目的は成果主義の導入ではなく、その先にある戦闘力の高い公という結果です。しかし管理人さんは、別の手段による進歩を具体的に示せて居られないし、先に進めないことすらも正当化しようするから言い訳と断じられると認識すべきです。
この先、そうとう深くにまで、この国が混乱の渦に巻き込まれることは確実な情勢だろうと私は見ています。その際に、公に期待される役割は極めて大きなものとなるはずです。
この国の今の姿は、他国と比して悪くないと思っていますし、むしろ良い部分も沢山有りますよね。でも、この先の混乱の中でそれを保つには公の戦闘力は欠かせないと思っています。私が求めているものは、それだけです。
それを磨く過程で政治も鍛えられることを期待もしています。順番がまるっきり逆ですが、それも日本らしくて良いでしょう(笑)

投稿: 名無し | 2011年12月18日 (日) 19時36分

かもめのじょなさん、名無しさん、コメントありがとうございます。

いろいろ宿題を残した新規記事となっています。いずれにしても次回以降に続いていくブログですので、ご理解ご容赦ください。またコメント欄では皆さんのご意見をロムさせていただくことが中心となりそうですが、合わせてご容赦ください。

なお、かもめのじょなさんからの「多数の方の参加がある板では、お互いに一歩引いて議論の中身を冷静に見たいですね」は、まったくその通りだと思います。ぜひ、そのような心構えについて、ご協力くださるようよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2011年12月18日 (日) 22時09分

信頼を保つためにどのようにすべきか。
ふと思いついたのですが日本の優れた交通システムの評価手法を行政に導入するというのは如何でしょうか。
やって当たり前の状態を維持するためにどのようなことが行われているか。研修や訓練、緻密なチェック、不具合の検証などコストはかかりますが参考にできる部分も多いかと思います。
こう考えると役所の人事セクションは、効果的な仕事はほとんどしてこなかったという、まさしくマネジメントが欠如していたのでしょう。

>試験に合格するまで懸命に努力し、入所してから気を抜くような職員は少ないはずです。

申し訳ないですが、これも理想論としか感じないです。
なんでも有耶無耶にできる制度(自治権と身分保障)が地方役人から勉強を続ける動機を奪っています。(あとシガラミと)
能力の実証については、特別枠はごく少数なのでしょうか?橋下さんはその点について調査をします。(この利権つぶしが命懸けとの噂もありますが)

待遇に見合った仕事ぶりよりは、仕事ぶり並の待遇でいいと思います。手法としては市場化でしょうね。暴対法の効果も高めそうです。
ゴミを取りに来るのが遅くても構わないし、規制監督も証拠さえ認定されれば裁定に時間が掛かってもかまいません。ITに馴染むものは規制緩和すればいい。
浮いた人材はその意向を見ながら介護、福祉分野で民間業者と同じ条件で雇用を続ける。

個別具体的には既にコメント欄で議論が交わされ結局堂々廻りなんですが、業務内容が広範なのに待遇が均一である限り歪は避けられず、政治力(公務員にとっては競争力そのもの)を持つことを目的に清濁併せ飲んでいるうちは突っ込みどころ満載だと思われます。
これ以上の相互理解は実務レベルの進展が必要でしょう。

投稿: L | 2011年12月19日 (月) 12時35分

久しぶりです。
OTSUさん、中々苦戦していますね。
現役役員としてはしかたないけれど、ご苦労様です。
評価について色々と論議されています。
私としては、評価制度は今ある役に立たない評価制度を廃止して導入すべきと感じます。
ただし、2割免職は行き過ぎかと・・・・
私個人の感覚は、数%の退職者が発生するのではと感じます。
大阪市は大変そうですが、私の知り合いの徴税吏員は、今も別に厚遇されていないから、同じ、自分の仕事をするだけと話していました。
彼が実績を上げて、評価されれば、橋元氏も評価できるなと感じる最近ですね。

投稿: 元役員 | 2011年12月19日 (月) 21時16分

Lさん、元役員さん、コメントありがとうございました。

昼休みに知ったビッグニュースには驚きましたが、橋下新市長の初登庁した話題が霞むこととなりました。自らコメント欄の流れを外し、誠に恐縮ながら「独裁者」を失った国が民主化に向かい、拉致や核問題などが解決していける分岐点になれるよう切望しています。

本来、もう少しコメント欄の流れに沿ったレスが求められているのかも知れませんが、今、真っ先に頭の中に浮かんでいる思いをつぶやかさせていただきました。たいへん失礼致しました。

投稿: OTSU | 2011年12月19日 (月) 22時43分

北朝鮮は周囲から特殊な国家と見られている。公務員組織も同様に特殊な組織と見られている。

北朝鮮(内部)の過半の者が「独裁はおかしい」と思いながら恐怖政治で声を出せないでいる。
恐らく公務員組織も(特に若い者ややる気のある者は)仲間内の評判を恐れて「評価制度の不備はおかしい」と言えないでいるのだろう。

元役員さんのような方が多数出てきて「王様は裸だ!」と声を上げれば特殊な閉鎖社会から脱皮出来るだろう。

大事なのはクビにする事では無く、「君の給与と待遇は君の仕事如何にかかっているよ」という(当たり前の)ベクトル(揚力?)を作りだす事だ。

残念ながら出来ないのならば縮小解体されるだけだろう。

投稿: あまのじゃく | 2011年12月20日 (火) 09時38分

あまのじゃくさん、コメントありがとうございました。

公務員組織が北朝鮮と同列に論じられることは不本意な話ですが、そのように見ている方がいらっしゃるという事実は受けとめなければなりません。それでも後段のご意見は、今回の記事本文で記した「待遇に見合った仕事ぶり」の実践とそのアピールという考え方と基本的に近しいものと思っています。

投稿: OTSU | 2011年12月20日 (火) 22時34分

はじめてコメントさせていただきます。
私も公務員の待遇問題については『「無能天国」地方公務員の人件費30兆円にメスを!』という記事でとりまとめさせて頂きました。

ただ、市井の公務員バッシングとは違い、悪平等をなくし、公務員の給与を職責、専門性、態度に応じて支給すれば、ムダな部分が見えてくるはずだという内容です。

記事を書いた後、おもいのほか多くの現役公務員の方から賛同のお言葉をいただいたので、現場でも疑問に感じている方が多いのでしょう。

私は、ほとんどの公務員の方は真面目に働いていると信じています。

ただ、50代ヒラ労務職員が単純労務を30年間真面目にやってきたからといって、年収700万円になるのはおかしいことです。
経済学の考え方では、労務内容が変わらない(付加価値がない)のならば一定の水準(400万円台か)で頭打ちになるのが妥当です。

逆に、専門性と行政能力を併せ持った非常に優れた50代課長の年収が700万円というのもおかしな話です。
こちらは付加価値が高い上に、オンリーワンの存在なのですから、相応の待遇を処すべきでしょう。

役所で偉くなるのは完全に罰ゲームと知人の公務員が言っていました。
そうでしょう。
本来真面目で、優秀な役所の方々のモチベーションが上がらないのも無理はありません。
私たち市民は、役所のおかしな給与システムのおかげで、役所が非効率になるという不利益を被っているのです。

この硬直したシステムの背後には、公務員労組の政治力があると私は考えています。

公務員労組の役員さんに言いたいのは「ソフトランディング」の重要性です。

このような無茶・矛盾・悪平等は長くは続かないはずです。
イギリスで財政危機に瀕したサッチャー元首相がやったような、直接かつ攻撃的な公務員労組破壊が起こるまえに、自浄するべきです。

今よりずっと細かく職責、職種ごとに適正水準を見いだし(民間と同等かほんの少し低い程度の)、実績や態度に応じて適切に昇給させる。
これしかソフトランディングの方法はありません。

現業職や単純労務職といわれる人々は、学歴、職務内容、職責から考えて、特に民間と比較すると突出した給与水準です。
ここが国民に広く知られることになれば、集中砲火を受けます。

それから、エセ同和枠、在日枠、縁故枠がまだある自治体も少なくないと聞きます(F県とか、N県とか)。
これも徹底的に浄化しないといけません。

長々と書いてしまいましたが、労組の方が身分を明らかにしてブログを書くと言うことは非常に勇気があることです。

貴兄のような勇気のある方が内部から(独力では変えられないまでも)流れを作ることが、健全な公務員制度のためには大事と思い、思わず筆に力が入ってしまった次第です。

乱筆乱文ご容赦下さい。

投稿: スザンヌゥ | 2011年12月21日 (水) 00時44分

スザンヌゥさん、はじめまして。コメントとトラックバックありがとうございました。

“「無能天国」地方公務員の人件費30兆円にメスを! ”という記事も目を通させていただきました。たいへん恐縮ながら朝の限られた時間で、寄せられているコメントまで熟読できていませんが、取り急ぎ一言二言レスさせていただきます。

スザンヌゥさんの分析や主張はその通りだと思いますが、公務員だけ突拍子もない制度を形作ってきた訳でもありません。民間準拠という基本線がある中、かつて日本社会全体が年功給や生活給を重視していた時代もありました。民間すべてが変わった訳ではありませんが、非正規雇用の増大、成果給の色彩の強まりなどが絡みながら年功賃金から離れた労働者が多数となっていました。

そのような中で、高卒と大卒、現業と非現業などの違いによる制度や水準の差が大きくなかった公務員制度が目立つようになってきたものと見ています。なお、この目立ち方が絶対的な不当さなのかどうかは、人によって評価が分かれていくものと思っています。とりわけ当事者にとって、厳しく批判される風潮は誠に悩ましく、切ない気持ちが残る話でした。

しかし、その上で今回の記事などに託したような個人的な思いがあり、今、批判されている方々との「信頼関係」を築けるような努力を続けています。したがって、「労組の方が身分を明らかにしてブログを書くと言うことは非常に勇気がある」という認識は薄く、記事本文にも綴ったとおり「どなたに読まれても責任を持てる記述内容」に心がけています。

他にも、私からお答えすべきご提起も多いものと思っていますが、取り急ぎ、気になった点について、以上のとおり述べさせていただきました。ぜひ、お時間が許される際、これからもご訪問くださり、公務員やその組合側の言い分に耳を傾けていただければ幸いです。

投稿: OTSU | 2011年12月21日 (水) 08時22分

スザンヌゥさん、有益なデータをご紹介いただきありがとうございます。
貴兄のブログのコメントも私の経験したものと同様です。
貴兄の指摘は橋下さんが手をつけようとしています。
また有益な事実があればご紹介ください。

因みにF県は最近ドンパチの事件が多いところだと推測します。
またN県は休職中の職員が談合を取り仕切っていたところだと推測します。

個人的には年齢給を30歳程度で昇給を止め、昇給の根拠とされる扶養費用については、税制改革により子供手当で補うのが公平だと思います。

投稿: L | 2011年12月21日 (水) 09時05分

なるほど。スザンヌゥさんの記事を読むと、かたくなに
評価制度を反対する理由がすけてきますねえ。

他の方が言うように、公務員制度に見合った評価制度を
考えれば良い。と言ってるにもかかわらず、悪い点を
ことさらクローズアップするのは、評価」されることに
よりばれたら困ることがあるというわけですか。

だから橋本市長が激しく攻撃されるわけですか
よく判る反応ですねえ。

ところでOTSU氏にひとつ質問です。
これは揚げ足とりや重箱の隅をつつくつもりでもなく
純粋に知りたいだけです。

>おかげ様で典型的な公務員批判の声を伺える貴重な場になっています。

この典型的な例はどの文言を指してるのかご教示下さい。
自分を振り返る上で参考になると思うのでお願いします。

投稿: nagi | 2011年12月21日 (水) 09時34分

>だから橋本市長が激しく攻撃されるわけですか

(ご参考)
【コラム】「たかが市長選」にこの警備態勢、大阪冬の陣はどうなっているのか
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_349576

橋下新市長、大阪市幹部6人更迭へ…「政治活動関わった」(報道より)


投稿: L | 2011年12月21日 (水) 10時45分

>他の方が言うように、公務員制度に見合った評価制度を 考えれば良い。と言ってるにもかかわらず、悪い点を ことさらクローズアップするのは、評価」されることに よりばれたら困ることがあるというわけですか。


大阪維新の会の教育基本条例みたいな「相対評価で5%はDで免職検討」なんてなものは到底公務員制度に見合った評価制度とは思えませんな。これを「すばらしい評価制度」などという「評価」は与えられませんな。ただのブラック企業礼賛。
そもそも法令に違反する条例案の作成者はD評価やな(笑)案を作った人間が元裁判官でかつ弁護士、その党首も弁護士やから、この国の弁護士も終わってる。


>Lさん
>個人的には年齢給を30歳程度で昇給を止め、昇給の根拠とされる扶養費用については、税制改革により子供手当で補うのが公平だと思います。


それは民主党の政策ですね。民主党がそこまで理念を持ってやっているのかは疑問ありますが、子ども手当の考え方・理念はそれです。

投稿: 地方の公務員 | 2011年12月22日 (木) 00時49分

地方の公務員 様

思想信条は法律で縛れませんから。
「相対評価で5%はDで免職検討」については、明確な根拠を示さずに濫用されれば違法性が高いと思いますよ。現に自覚のない教師はいますし、元役員さんの感覚でも教員ではありませんが数%の免職やむなしから見ても蓋然性はあるかもしれませんが、恐怖感がありますよね。

年齢給の昇給ストップは、非現実的ですけどね。
年功給のおかげで世の中、総中流だったと思いますが、うたかただったのでしょうか。
100年安心なんて10年も経たないうちに嘘だとバレましたし、世代に関係なく公平であるべきです。

橋下さんへの脅迫がどの程度か知る由もありませんが、ここまで彼を突き動かすものってなんなのでしょうか?そのエネルギッシュさには只々驚嘆するばかりです。
世の中にこのような首長が少しでも増えれば、世の中もっとスッキリしているでしょうね。

投稿: L | 2011年12月22日 (木) 06時20分

Lさん、nagiさん、地方の公務員さん、コメントありがとうございました。

nagiさんから「典型的な公務員批判」のお尋ねがありました。念のため、その批判の声を批判したり、的外れな批判が多いという意味は含まれていません。「公務員の待遇は悪すぎる、自治労はだらしない」という方向性の批判ではなく、「待遇に見合った職責を果たしてない」「もっと成果主義を強め、駄目な職員はクビにすべき」という批判が多い点について、そのような表現を使いました。もし気分を害されたようでしたら、その表現方法は不適切であり、今後、注意致します。

投稿: OTSU | 2011年12月22日 (木) 08時18分

OTSU氏、さっそくの返答ありがとうございます。
>もし気分を害されたようでしたら、その表現方法は不適切であり、今後、注意致します。

気分を害することもありません。単純にどの部分を指しているか知りたいだけでした。
ありがとうございました。

>地方の公務員 | 2011年12月22日 (木) 00時49分
上記の方、発言を引用されていますが、以前に申し上げたとおり
貴氏の発言はスルーさせていただきます。よって私の発言も
無視して下さる様お願い致します。

投稿: nagi | 2011年12月22日 (木) 10時31分

nagiさん、コメントありがとうございました。

そのように答えていただき安堵しています。なお、先ほど前回記事のコメント欄で書き込んだとおり一人でも多くの方からコメントを頂戴できる場でありたいものと思っています。どなたでも気軽に気楽にコメントできるよう「私はこのように思う」という持論を発信することに重きが置かれることを願っています。

また、他の方へ問いかけることも自由ですが、管理人である私を除き、答えない自由があっても良いものと思っています。ぜひ、このような点について、ご理解ご協力くださるようよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2011年12月22日 (木) 21時37分

痴呆の公務員さん

ここでの争点は、評価制度そのものの採否。それがこれまでの一貫した流れ。
その議論をしている横槍で、維新の具体的制度案を批判されても、全く議論がかみ合ってないんですけど。

スルー宣言されてること等々に対して、少しは学習しなされ。そんな支離滅裂な返しをするから、公務員叩きが収束する気配すら出てこんのです。ま、自制力ない人に言っても無駄かな。

投稿: かもめのじょな | 2011年12月24日 (土) 10時11分

>かもめのじょな さん

>ここでの争点は、評価制度そのものの採否。それがこれまでの一貫した流れ。

評価制度への賛否と大阪維新の会の教育基本条例案への賛否、この両方という認識でしたが。あかんかったかな?

評価制度の賛成=大阪維新の会の教育基本条例案は大賛成、という方が多いもので、切り離せないと思います。

それに、評価制度はいいけど、あの教育基本条例案案はおかしい、という声があってもいいんじゃない?
私自身はそういう考え方だけれども、公務員については評価制度が上手く機能するのかどうかは「実感」として難しいと感じているということです。

>スルー宣言

そうでしたね。許して貰えるかなって期待したのですが、あきませんでした(笑)
でもこれって、相手の反論権を封じ込めちゃってるんですよね。
コメントされるのがいやならこのブログに書き込みしなければいいわけで。
インターネットというものの本質は、発言自由だけれどもそれに対する反論も自由であるということ。

最終決定権はOTUSさんにしかないはずですが、今後は気を付けます。

投稿: 地方の公務員 | 2011年12月24日 (土) 11時03分

東大法卒、元外務省官僚でケンブリッジで修士課程を修め公共政策博士という綺羅星のような経歴をお持ちの方が公務員人事という分野でコンサルタントをなさっているようです。

皆様も一読されれば如何かと思います。ちなみに私は市立図書館で借りました。

「公務員人事の研究」 山中俊之 著

地方の公務員 様

大阪府民も選挙では方向性に賛同しただけで詳細まで丸呑みしたわけではないと思いますよ。
ただ大阪府教育委員会も保護者が学校の運営に参加することには賛同しているとの報道がありましたので、それを望む私としては是々非々の議論を期待しています。
ぜひ内容のある議論になりますよう周辺への働きかけをよろしくお願いします。

投稿: L | 2011年12月24日 (土) 13時36分

>L さん

>「公務員人事の研究」 山中俊之

その方、大阪維新の会の顧問(^^;)

ある新聞で、「民間企業では、だめな社員がいる割合は5%いるというのが民間の常識」(といった趣旨だったと思う)だから、教育基本条例案の「相対評価で5%が最低評価」は民間の常識、とコメントしたはりました(オイオイ)。


おっしゃるとおり、議論は大事ですね。議論なくしてはいいものは生まれません。
良い議論ができるよう努めていきますね。

投稿: 地方の公務員 | 2011年12月24日 (土) 14時12分

かもめのじょなさん、地方の公務員さん、Lさん、コメントありがとうございました。

「泥臭い民主主義」のコメント欄に記した内容の一部を改めて掲げさせていただきます。ぜひ、ご理解ご協力をよろしくお願いします。

>自分自身の主張を多くの方々から賛同を得たいと考えた場合、挑発的な表現や不愉快にさせるような言葉は慎むほうが賢明だろうと思っています。一方で、このコメント欄には細かい制約を設けず、多様な意見を気軽に投稿いただけることを望んでいました。つまり感じられたことを率直に書き込む自由もあり、本音が披露し合える場であることの意義も感じ取っています。上記2点の話は相反する側面もありますが、折り合いを付けながら率直な思いを書き込むことも、それほど難しくないはずです。

ちなみに先ほど新規記事を投稿しました。その本文の中でも釈明させていただきましたが、このような議論の流れ自体は大切にしていきたいものと思っています。ぜひ、今後ともよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2011年12月24日 (土) 21時40分

地方の公務員 様

山中俊之さんの本は目次を見るだけでかなりの改革派ですものね。
ただビジネスマン上がりではないので行政サイドの方々にも共感する部分があるのかな、と思った次第です。

北欧モデルを紹介したブログの中に、「そもそも公的サービスの質や、それに対する国民の期待値もあまり高くないことである」との記述がありました。
欧米では公務員の数が多いのですが個々の報酬水準も低いです。そこそこの仕事でそこそこの報酬という状況だと思います。
日本も20年以上前の市役所等は、給料は安いがほどほどの仕事で安定している、というのが一般的な認識でした。やはり仕事の内容と報酬の関係は整合性がないと公正さが感じられません。

どんな世界でも煮詰まったり惰性になったりしている人はいるでしょ?そんな人が自分の子供の担任だったりアガリのポストとしての校長だったら嫌です。
日本では理念として教職員・公務員は聖職として身分保障されているのですから、それを満たす要件のレベルが労働者の平均で許されるのでしょうか?
経験としては、なんで採用試験受かったの?的な自覚のない若い教師がかなりの数いました。競争率は低くはないので養成の段階でおかしいのか。
校長にはもっと権限を移譲しなければ、組合の影響力が強すぎて教師の指導も出来ないし、現状ではやる気がありません。組合の同意がないと管理職に就けないことは組合の行き過ぎた干渉であり公表すべきです。
学校は児童・生徒を教育する前に教師を教育しなければならないのが実感です。
しかし即、退職を検討すべきかは採用試験の信ぴょう性も含め混乱を来たし・・・これも分限の問題なのですね。

また、退職を検討するとなれば、明確な基準や再就職の支援体制が先ずは必要です。当事者にも客観的に「向いていない」と理解してもらわなければ、それを回避するために弊害が大きいと見込まれます。
本人もリセット(社会事業に携わる、教育機関で学び直すなど)できますし教員も看護婦のように渡り歩いてもいいと思いますが。
色々と難問が多そうなので希望退職制度と再就職支援をセットで行い実績づくりから始めるのもひとつのアイデアです。
地方公務員の方は離職率が極端に低いようなので、なかなか実感しにくいところですね。

山中さんの示すメニューをこなそうと思えば、かなり詳細な指針が必要ですね。
ただそんな指針が必要なくらい評価に関して自治体の首長をはじめ上層部の信頼性は低いと思います。
問題点を感じる私としては、公然と議論されること自体が羨望の眼差しです。

筋の通った主張はいつか日の目を見るでしょうから正々堂々とやってください。

投稿: L | 2011年12月25日 (日) 09時34分

>地方の公務員さん

>評価制度の賛成=大阪維新の会の教育基本条例案は大賛成、という方が多いもので、切り離せないと思います。

いやいや、総論の是非を議論してる場で、各論を持ってきても噛み合いませんって。各論の是非は、また別の論理立てやら根拠が必要ですから。
それに、論理的には、総論の是非の部分で是とされて初めて各論に行くんですよ。
まあ、ここで公務員サイドに立ってはる人らは、各論がダメだから総論もダメなんて言ってるわけですが。しかし、各論がダメなら、他の各論を探すべきで、総論の是非の論拠とはなりえません。

それから、スルー宣言に関して僕が言いたかったのは、反論するなって言うことやなくてですね。
何でスルー宣言されてるの?ってことを考えてみてってことですよ。
同じ立場の方でも、貴方だけですよね?スルー宣言されてるのは。

投稿: かもめのじょな | 2011年12月27日 (火) 15時49分

http://www.asahi.com/national/update/1226/SEB201112260021.html
新人職員に正座させ、飲食代まで出させるあきれた上司――。熊本市は26日、悪質なパワーハラスメントがあったとして農水商工局の出先機関の男性係長(49)と男性技術参事(47)を停職6カ月の懲戒処分にし、発表した。
市人事課によると、2人は2009年4月採用の20代の男性職員に同6月ごろから約2年半、ほぼ毎日のように職場の喫煙スペースで30分~1時間程度の正座をさせた。その際、他の職員に怪しまれないよう、笑っているよう指示。所長ら職場の全職員が正座を目撃していたが、所長は「指導熱心と思った」という。

こういう狂ったことを2年半見逃したうえに、停職6ヶ月という信じられないような甘い処分ですませているところに、「公務員天国」を痛感しますね。

OTSUさんその他良識ある公務員の方がこの処分をどう思っているのか、また、こういう民間とはかけ離れた処分を適正化するために何らかの行動を起こしているのか、ちょっと知りたいです。

こういう職場ぐるみで2年半以上行為をのさばらせたうえに、退職にすらさせないということが、「公務員」に対する嫌悪感を増幅させているわけで、こういうところを自らただしていかないと、公務員たたきはとまらないと思います。

投稿: 昼食百万 | 2011年12月29日 (木) 11時09分

Lさん、かもめのじょなさん、昼食百万さん、コメントありがとうございました。

昼食百万さんからのお尋ねですが、もっと前に周囲の職員や上司が制止できなかった点も猛省すべき点だろうと思っています。いずれにしても心身に苦痛を与えていたことや昼食代の強要が恐喝罪に相当するものであれば、確かに処分の軽重への疑問が残ります。ただマスコミから流れている情報以外も把握した中で、そのような処分を熊本市が判断しているはずですので、断定的な言い方がしづらい面もあります。

パワハラに関しては以前、下記のような記事を投稿していますので、お時間がある際、ご覧いただければ幸いです。なお、パワハラの防止に向け、私どもの組合は年に1回行なう職場ごとのアンケートの中で実態把握に努めています。合わせてセクハラと同様、労使で取り組む課題に位置付けています。

2009年10月18日(日) 「投資」となるパワハラ対策
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2009/10/post-fdc6.html

投稿: OTSU | 2011年12月29日 (木) 21時32分

はじめまして。
公務員サイドからの視点は非常に興味深く、読み耽ってしまいました。
お立場からの主張をしつつも出来る限り公平に運営しようという姿勢にとても好感を持ちました。

>パワハラの防止に向け、私どもの組合は年に1回行なう職場ごとのアンケートの中で実態把握に努めています
とのことですが、匿名性を確保するためにどのような手段を採っておられるのでしょうか

学校や会社でもこのようないじめやパワハラなどに関するアンケートを行われていますが、その匿名性には常々疑問を持ってきました。
筆記での記述や席順や出席番号順などといった回収方法、教員や上司・生徒などといった「評価される立場」にいるものが回収や運搬・提出といったプロセスのどこかに関わる……などと言った個人の特定が容易な方法を採っているところを見かけるからです。
言わば秘密ではない自称秘密選挙のようなものです。
そのようなところに自浄作用があるかといえば、無いと言わざるを得ません。
自分により危害が及ぶかもしれないのに誰が本当のことを訴えるのか、と。
ですので、組織ごとの情報収集の匿名性を保つ手段がどのように採られているのか興味を持っておりました。
差し支えなければお教えいただけませんでしょうか。
もちろん秘密保持のために教えられないのであれば、それで構いません。
よろしくお願いいたします。

本来であれば最新のエントリーに書くべきなのですが、こちらへ書かせていただきました。
長文・乱文お許しください。

投稿: 七誌 | 2012年1月 4日 (水) 19時57分

七誌さん、はじめまして。コメントありがとうございました。

パワハラのアンケートに対するお尋ねですが、今回、例示したものは組合が各係や施設単位で実施している職場ごとの実態調査の中に加えている一項目でした。加えて、主に管理職のパワハラを抑止する意味合いから加えていました。

したがって、そのアンケートに匿名的な配慮は薄く、当該職場の皆さんにとって衆目の一致する事実関係が記されることとなります。悪質なケースがあった場合、まず組合の責任でその対応をはかる運びです。さらに直近のコメントのとおり労使で対策に取り組むことも想定しています。

なお、そのようなルートから明らかにならないパワハラもあり得るはずで、誰にも相談できず、一人で悩まれている方もいらっしゃる可能性があります。それこそ匿名性に最大限配慮すべき事例であり、日頃から組合として個別に相談を受けられる態勢や雰囲気作りに努めています。

このようにパワハラの問題について、私どもの組合ではデモンストレーション的な職場アンケートと個別対応という両面から取り組んでいます。ただアンケートに項目を加えたのも昨年度からであり、まだまだ手探りの状態ですが、とにかく無自覚によるパワハラはなくしたいものと考えています。

投稿: OTSU | 2012年1月 4日 (水) 21時39分

素早い返信ありがとうございます。

ご説明、大変良く分かりました。
抑止の観点までは考えていなかったので、とても勉強になりました。
複数の手段で対応が取られているのは心強いと思います。
上手く機能すると良いですね。

投稿: 七誌 | 2012年1月 4日 (水) 23時50分

七誌さん、おはようございます。素早いコメントありがとうございました。

ぜひ、これからも何かお気付きの点がありましたら気軽にコメントいただければ幸いです。よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2012年1月 5日 (木) 07時49分

ご無沙汰しています。
書き残しのような形でコメントしましたが、橋下市長誕生でブログ巡りをしていたら、またこちらにたどり着い次第です。
私のコメントと橋下市長の提案をリンクしている方々もいらっしゃいますが、私自身は橋下氏を首長としてはあまり評価していません。
市民を豊かにするビジョンを具体的に持っていないからです。
彼がやっているのは無駄の削減と称した緊縮財政ですが、緊縮財政はあくまで成長を前提とした財源確保のための一時的な措置で、長く続ければ経済を縮小させます。合成の誤りという経済学の言葉があり、要するに「みんなが節約したら、みんなで貧乏になる」という経済政策の失敗です。
削ったお金をどう使って大阪を豊かにするか?これを示さず、給与カットしても職員のモチベーションを下げ、人材を遠ざけるだけです。公務員で幹部候補になれるほどの人材は海外に逃げるでしょう。日本の損失です。

さて、私が公務員労組に厳しい見方をしているのも橋下氏を評価しないのと根本的は同じ理由からです。
公務員給与が年功給の色合いを強く残しているため、単純労務職の給与が民間と比べ倍近い水準で取り残されているのは理解しています。そしてそれを支持しているのは労組を形成している単純労務職と無能・無気力公務員ぐらいでしょう。公務員の中でも少数派です。
私は高卒・現業が貰いすぎと書きましたが、それは職責・職難度の低い人たちという意味です。仮に高卒で現業でも、独学して法資格を身に付け総務部でバリバリやってる方がいたとしたら好待遇にすべきです。(まぁ、普通なら任用替え試験か推薦で行政職になるでしょうが)
労務の主張に同一の労働には同一の賃金で処遇すべきというものがあったと思います。これは非正規社員の待遇アップのためよく持ち出される論理ですが、正規と非正規では職責が違うだろうというツッコミはあるものの一定の理解はできます。ただこの論理は同時に「仕事が違えば賃金も違う」というもう一つの論理も肯定しているわけです。
仕事が、職責が、専門性が、労力が違えば賃金が違うのは当たり前。
これは常識と言っていいレベルの社会通念。
労組が同一労働同一賃金を主張するなら同時に異労働異賃金も肯定しないと、つまり繁忙職や専門職をもっと厚遇すべきという主張もしなければならないはずです。
それをしないから、公務員労組はダブルスタンダードのエセ左翼的な組織と見られ、公務員の現場はガラパゴス化し、国民から遠いなにかいかがわしい組織と見られるのでしょう。
私の知人公務員が言っていました。
「震災があったんだ、国民から禄をはんでる身、給与カットは受け入れる。だけど、必ず日本復興のために使ってくれるのか?それが現政権では心配だ」と。
殊勝な言葉です。東北の人々の、日本のことを考える立派な「公僕」です。
公僕である以前に賃金労働者。そういう立場は理解しますが、ならばこそ国民から理解が得られる適正な給与システムの議論を人事と進める必要があると思いませんか?

投稿: スザンヌゥ | 2012年1月23日 (月) 11時12分

インドの経済学者でラビ・バトラという人がいます。
世界好況の最中にサブプライム問題からリーマンショックつづく世界同時不況を予言していた人物は著名な経済学者ではジョージ・ソロスとラビ・バトラぐらいです。
この人はアメリカ、欧米型の資本主義を「拝金資本主義」と言って鋭く批判し、中国・韓国らアジア主要国もこれに追従する中、日本の社会主義や共産主義の良い部分を取り入れた少し前の日本型資本主義を理想像として高く評価しています。
例えば最低限の生活給を保証し、それに職労給を上乗せしている日本型賃金は、格差が少なく、国民全体が豊かなため、内需が成長するし、社会も安定している…など。
最近の格差の拡大は気になりますが、確かに日本はその通りの社会で安定し、成長してきました。
ただ、ラビ・バトラ博士はインド人らしく「瞑想」でインスピレーションを得ると公言しているので、胡散臭がられがちで出版社もマイナーですが(笑)、書いていることは非常にマトモです。
瞑想というのは彼が深慮する際のツールですから。予言者を目指して投資家になり、市場を使って社会実験をしていると公言し、実際にイングランド銀行を破たんに追い込んだソロスより、ある意味ずっとマトモでしょう(笑)


もし、ご存じでなければ、一冊一読を強くお勧めします。

労組の主張で正当な部分の理論的裏付けを得られるとともに、労組が、公務員が考えるべき点も見えてくるのではないかと思います。

投稿: スザンヌゥ | 2012年1月23日 (月) 11時50分

スザンヌゥさん、コメントありがとうございました。

スザンヌゥさんの主張のすべてを適確に理解できているかどうか分かりませんが、これまでの公務員労組側が省みるべき点も多いのだろうと思っています。ただ組合ごとにその認識の温度差や改めていくスピードが違うことも確かです。

新規記事の中にも託した自分なりの問題意識の是非を深めるためにも、ぜひ、お時間が許される際、またコメントをお寄せいただければ幸いです。なお、機会があれば、ご紹介の著書を手にしてみようと思います。

投稿: OTSU | 2012年1月23日 (月) 21時24分

OTSUさん

レスありがとうございます。
仕事をしてブログを持っているOTSUさんなら、同じブログ主の亀レスやご無沙汰にもご理解をいただけるのでは、と思います。


私の考えは一言でいえば公益、国益主義です。
その観点から、公務員は国の人的財産ですから、最大のパフォーマンスを引き出すにはどうすれば良いかを、有権者の責務として考えています。

私は公務員バッシングには同意しません。
人材を活用できていない首長を評価しません。
有能で誠実な公務員の障壁となるなら組合も批判します。

公務員の皆さんは国民の大切な大切な人材です。
この国を良くするために、有能で真面目な公務員を守りましょう。

それが、私がブログや余所様のコメント欄を借りて発してるメッセージです。


レスはありがかったのですが、具体的なお答えやOTSUさんが言う意見交換には至っていないと認識しています。
お時間がある時に、私が示した疑問と提案にお答えくだされば幸いです。
現場を知らない素人意見なのは承知ですから、公益や人材活用という観点から突っ込みをいただけると更にうれしいです。

意見交換のレスをお待ちしています。

投稿: スザンヌゥ | 2012年1月23日 (月) 23時23分

スザンヌゥさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

大事な問いかけだと思います。だからこそ、時間の限られたコメント欄よりも今後の記事本文を通し、自分なりの思いを綴らせていただければと考えています。よろしくご理解ご容赦ください。

投稿: OTSU | 2012年1月24日 (火) 08時26分

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