« ギリシャの危機に思うこと | トップページ | 巨人軍のお家騒動 »

2011年11月 6日 (日)

定期大会に向けて

このブログは不特定多数の方々へ多面的な情報の一つを発信する目的と合わせ、私どもの組合員の皆さんに対しては組合活動を身近に感じてもらえるよう願い、6年前から投稿を続けています。「秋、あれから2か月」という記事のとおり組合の公式ホームページの必要性を認識していましたが、すぐに開設できなかったため、個人の責任によるブログを始めたイキサツがありました。

労力や時間的な面をはじめ、もちろんココログ・プラスの料金負担なども私的な活動の範疇としています。ただ開設に至った経緯は執行委員会に報告し、その目的や趣旨を理解いただき、組合の機関紙などを通して当ブログのPRは行なっていました。専ら新年号の委員長挨拶など記名原稿の中で、このブログについても紹介させていただいていました。そのため、まったく私的なブログとは位置付けられない側面にも留意してきました。

個人的な思いを比較的自由に書き込んでいますが、最近の記事「ブログでの発言の重さ」の中で綴ったとおり組合の委員長という立場は常に意識し、どなたに閲覧されても責任を持てる情報発信に心がけてきています。このような二兎を追う目的がある中、組合員の皆さんを対象にした記事はローカルでマイナーな話題となり、外部の方々にとって退屈な内容となってしまうのだろうと思っています。

年に1回開かれる定期大会は組合員全員の参加を呼びかけ、組合活動の1年間を振り返り、新たな1年の方向性を議論する最も重要な会議の場でした。これまで毎年、ブログの記事として取り上げてきました。「金曜夜に定期大会」「全員参加型の組合大会」などがあり、今回の記事でも水曜夜に開かれる定期大会に絡んだ内容を綴らせていただきます。あえて述べるまでもなく、興味のない方は読み飛ばされるものと思いますが、議案書に掲げられている型通りな内容は避けながら個人的な思いを書き進めていくつもりです。

振り返れば、1年前の第65回定期大会は出席者536名という「うれしい悲鳴」をあげることができました。用意したお弁当や記念品の数が足りなくなり、たいへんご迷惑をおかけしました。節目の記念大会だったとは言え、新庁舎への移転に伴い、会場が本庁舎から遠くなったため、そこまでの人数を想定できていませんでした。組合活動への結集力が課題となっている中、組合員1400名のうち4割弱の方が会場に足を運んでいただいたことをたいへん心強く感じていました。

3月11日の東日本大震災の後、被災地へのボランティア派遣を募集しました。緊急な呼びかけにもかかわらず、多くの組合員の方が名乗りを上げていただき、その中から12名が南相馬市や新地町での任務に当たりました。被災地での活動報告や感想を掲載した機関紙の特集号を発行し、派遣された皆さんの貴重な体験を少しでも共有化できるように努めていました。ちなみに12名の中には入所してから数年の若手職員も複数含まれていました。

組合未加入者が目立ち始めている現況、様々な取り組みへの参加者数の逓減傾向、組合役員の担い手不足の問題など、組合活動の今後に向けた懸念材料が少なくありません。その一方で、まだまだ組合員にとって組合が有意な組織として、活用いただける大きな可能性を残していることが前述したような事例から読み取れました。もともと職場アンケートを実施した際などは多岐にわたる職場課題の改善に向け、組合の役割に期待した要求や切実な声が数多く寄せられていました。

以上のように濃淡がある現状を受けとめながら、組合費の納めがいのある組合に繋げていくためにも、たいへん重要な局面を迎えているものと考えています。組合活動の潜在的な可能性を効果的に引き出せるのかどうか、組合員の皆さんからの期待にしっかり応えていけるのかどうか、今後の進め方一つで枝分かれしていくような気がしています。よりいっそう発展していく道に歩み出せるのかどうかは、組合活動は組合員全体で担っていくべきものという認識の一致が欠かせないはずです。

そのためにも組合員の誰もが出席でき、自由に発言できる定期大会の場は非常に重要です。同時に組合執行部側には、そこで示された意見や要望を適確に受けとめ、実現できるよう努力していく姿勢が求められていました。具体例の一つとして、昨年の定期大会で出席者から「組合費の引き下げができるのではないか」という質問が示されていました。それに対し、執行部側からは「中長期的な組合財政を見通した上で判断したい」と答えていました。

この答弁に基づき、組合財政の現状分析や今後の見通しについての検討に入りました。私どもの組合費は月額給料の1.5%で、上限が3500円(共済掛金300円は別途)でした。この3500円という額は他の組合に比べると格段に低く、大半の組合員がその上限額に達していました。そのため、応能負担の原則が実質的な一律徴収となっている現状に繋がっていました。このような従来からの問題意識も踏まえ、次の定期大会に向け、組合費のあり方について議論を重ねてきました。

職員数削減を主眼とした行革が進む中、組合員数の減少が続いています。少し前までの組合員数は1500名を超えていましたが、直近の数字は1371名となっています。組合員数の減少は組合費の減収に直結するため、今後の組合財政の見通しは決して楽観できない点を押さえました。しかしながら収入に見合った支出削減や積立金特別会計の積極的な活用を前提とし、上限額を据え置いたまま、率を0.2%下げる方向性の判断に至りました。

上限に達している組合員の皆さんにとって現状維持となる案ですが、若年層の組合費は月額給料の1.3%となり、少しだけ負担軽減をはかれる中味でした。この結論に至った経緯や考え方を掲げた特別議案と規約改正案は、すでに事前の職場委員会で示し、水曜夜の定期大会で議決を求める運びとなっていました。昨年の大会での発言者の意図は上限額も含めた引き下げの要望だったと理解していますが、そのような方向性までは導き出せなかった理由も特別議案の中で触れていました。

この組合費見直しの事例は、定期大会での議論の大切さの一つとして紹介しましたが、今回の目玉議案であることも間違いありません。他にも定期大会に向けて、公平委員会の登録問題など具体例を示しながら綴ろうと考えていた題材がありました。いつものように長い記事となってきましたので、次回以降、機会があれば改めて取り上げさせていただきます。最後に、組合役員の信任投票が定期大会に先がけて実施されました。組合にとって厳しい後退局面が続いていますが、おかげ様で昨年と同じ率となる91.5%、最上位で信任を得られました。なお、信任投票の選挙広報に掲げた内容は次のとおりでした。

週に1回、ブログ「公務員のためいき」を更新しています。最近の記事の中で「タイタニックにならないように…」というタイトルがあり、組合役員の担い手不足の問題を取り上げていました。組合役員の問題は組合ニュース第23号の裏面でもお伝えしていましたが、毎年、たいへん厳しい状況が続いていました。そのような中、様々な事情を乗り越え、改めて留任を決意された方々、新たに手をあげてくださった方々がいます。本当に心強く受けとめながら、今後に繋がる執行部体制が維持できたものと考えています。

私自身、組合役員を長く続ける中で「組合は大事」という思いを強めてきました。加えて、これまで党派性が前面に出るような運動とは一線を画し、常に「組合員にとって、どうなのか」という判断基準を大事にしてきました。今後もそのような視点のもと、市職労運動の先頭に立ち、大切な「バトン」を引き継げるように努力していきます。ぜひとも、引き続き、組合員の皆さんのご理解ご協力をよろしくお願いします。

|

« ギリシャの危機に思うこと | トップページ | 巨人軍のお家騒動 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130697/53174950

この記事へのトラックバック一覧です: 定期大会に向けて:

» 心理テスト:【自分の性格】を言い換え元気だしてこうよ! [脳挫傷による見えない障害と闘いながら・・・]
 台風4号で靜岡県も豪雨はスゴかったが、不況が続いてるおりますよねぇ〜?会社に所属してれば、何もしなくても給料がもらえる時代は去り、会社においては人件費削減する為に新卒採用44%削減や働いてる人間で...... [続きを読む]

受信: 2011年11月 6日 (日) 18時03分

« ギリシャの危機に思うこと | トップページ | 巨人軍のお家騒動 »