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2011年11月19日 (土)

「大阪秋の陣」の結末は?

独自な人事委員会を持たない私どもの市の職員賃金は、東京都人事委員会の勧告内容を踏まえ、労使による改定交渉を行なっています。木曜夜、月例給で平均0.24%の引き下げ、年間一時金据え置きの3.95か月分という内容で基本合意しました。ちなみに「国家公務員給与削減へ」という記事を綴っていましたが、国家公務員の賃金は公務員連絡会と総務省との交渉を通し、平均7.8%の特例的な引き下げを合意していました。

そのため、平均0.23%の引き下げを柱とした人事院勧告は見送られる運びとなっていました。それに対し、自民党は人事院勧告を実施した上で、引き下げ幅を7.8%まで上積みする対案を臨時国会に提出する方針を固めていました。さらに地方公務員給与への波及をめざす内容の法案でした。自民党は「人勧は公務員の労働基本権を制約することの代償で、勧告無視は憲法違反だ」と批判していますが、かつて人勧を凍結した時は自民党の鈴木善幸内閣だったことを思い出しています。

この問題を掘り下げていけば、一つの記事本文が書き上がるものと思っています。ただ今回、賃金交渉の話はサワリだけにとどめさせていただき、白熱している「大阪秋の陣」について触れていこうと考えています。前回の記事「巨人軍のお家騒動」を通し、コメント欄の常連だった大阪在住のkさんと久しぶりに意見交換できました。他愛ないやり取りでしたが、その中で「大阪秋の陣」の話題に触れていました。

大阪市長選が13日に告示され、民主党府連が支援、自民党府連が支持する無所属現職の平松邦夫氏(63)と、大阪維新の会公認で前大阪府知事の橋下徹氏(42)の2人が立候補を届け出た。維新の会が掲げる大阪都構想の是非や橋下氏の政治手法などを争点に既成政党と地域政党が激突する構図で、10日告示の大阪府知事選とともに27日に投開票される。

再選を目指す平松氏は第一声で、「ひとつの関西に向かって、市民の皆さんと一緒に歩みを進めたい」と訴えた。大阪都構想を掲げる橋下氏を「大阪をバラバラにしようという人がいる」と厳しく批判。民主や自民の「相乗り」支援を得たことについては、「独裁に対抗するため、本当に強い人に立ち向かう力をみなさんから頂きたい」と説明した。

橋下氏は第一声で、大阪府市を再編する都構想について「大阪を世界に冠たる大都市にし、人、モノ、金を集めるのが目標だ」と意義を強調。民主、自民両党が支え、共産党も自主的支援する平松氏を「彼らが守りたいのは大阪市役所の組織そのものだ」と批判。「皆さんの一票で日本の政治が変わる」と訴えた。【asahi.com2011年11月14日

上記の報道のとおり11月27日、大阪府知事選と大阪市長選の投開票日を迎えます。このダブル選挙をマスコミは「大阪秋の陣」と名付けていました。もう冬の寒さが身にしみてきていますが、豊臣家が滅ぼされた「冬の陣」「夏の陣」と峻別するためのネーミングだろうと思っています。いずれにしても選挙戦の真っ只中ですので、淡々と書き進めていくつもりですが、このブログでは今まで「橋下知事の人件費削減案」「橋下知事絡みの二つのニュース」「橋下知事が批判職員を処分」という記事を綴っていました。

強引な手法を批判的に指摘せざるを得ない立場から記していましたが、阿久根市の竹原前市長に比べれば、橋下前知事の進め方などは段違いに「常識」的である点も付け加えていました。するとコメント欄では「論外なものと低レベルなものとを比較して、低レベルなものをまともと評価しているのでは?」という意見も寄せられていました。それでも橋下前知事は、庁内の政策決定の過程では部下とも議論を尽くしている話も耳にしていたため、やはり竹原前市長と比較すること自体、次元が違うのだろうと思っています。

インターネットから入手できる情報にはコストがかかりませんが、容量的には一定の限界があります。そのため、自分自身の視点や立場とは離れた内容の書籍にも積極的に目を通すようにしています。ちょうどkさんからコメントが寄せられた夜、ブックマークしている「Chikirinの日記」の最近の記事を拝見すると、橋下前知事と堺屋太一さんとの共著『体制維新―大阪都』が絶賛されていました。その批評に後押しされ、さっそく金曜日に購入し、一気に読み終えていました。

その書籍の内容を簡単に紹介すれば、堺屋さんは日本の現状を「第三の敗戦」と呼び、この苦境から抜け出すためには人を替えても(政権交代)、仕方を変更(政策転換)しても良くならず、救う道は体制(システム)を変えることだと訴えています。その上で、経済の低迷や莫大な負債など日本の縮図とも言える大阪を変えることが、日本国全体を変えるための先行例になるものと説かれていました。

したがって、橋下前知事の掲げる大阪都構想が推進できるかどうか、日本の体制改革が実現するか否かの試金石だと堺屋さんは見られていました。その大阪都構想とは、世界レベルでの都市間競争に打ち勝つため、大阪府と大阪市の二重行政を解消した「強い広域自治体」としての大阪都を誕生させ、大阪市内の各地域を「やさしい基礎自治体」として、現行24ある区を8ないし9の特別自治区に再編するというものでした。

東京都と東京23区と基本的には同じ関係性となりますが、橋下前知事は中核市並みの権限と財源を有する特別自治区を設置する構想を描いていました。また、大阪都構想は政令指定都市のあり方を抜本的に見直す中味ですが、すべての政令指定都市に適用させるものではないと橋下前知事は述べられていました。あくまでも大阪の特性に合わせた構想であり、それぞれの地域の実情に応じた制度を模索していくのが地方分権の趣旨だと語られています。

確かに理想的な効果が発揮されれば、大阪都構想は閉塞感を打ち破るための起爆剤となるのかも知れません。ただ実現に向けては難問が山積し、大きなリスクがあることも間違いありません。例えば、特別自治区への転換は行政コストの増大を招く恐れもあります。それでも橋下前知事は「何もやらなければ決断力がない、実行力がないと批判され、実行すればもっと議論しろ、独裁だと批判される。どうせ批判されるなら、やって批判される方がいい。僕は大阪都に挑戦します」という言葉で、その書籍の最後を結んでいました。

いずれにしても橋下前知事の人気は高く、平松市長側は非常に苦しい展開を強いられているはずです。ここまでの内容で今回の記事をまとめてしまうと、逆にフェアでないように感じています。もう少しだけ書き進めれば、橋下前知事が立ち上げた地域政党「大阪維新の会」は府議会で単独過半数、市議会で第一党の議席を有しています。民意の結果とは言え、地方自治の二元代表制というチェック機能の形骸化を問題視する声も示されていました。「オール与党」化が多い地方議会では、珍しい話ではないという突っ込みが入るのかも知れませんが…。

その「大阪維新の会」が提出した教育基本条例案は、橋下前知事が任命した教育委員から「今まで作り上げたものを自らつぶすことになる。耐えられない」という憤りの声も寄せられていました。いろいろな意味で、賛否の分かれる言動が注目され続けています。このような多面的な情報を大阪の皆さんは冷静に受けとめ、一つの選択を11月27日に示されることになります。「大阪秋の陣」の結末がどうなるのか、その結果がどのように波及していくのかどうか、しっかり見守っていかなければなりません。

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コメント

元大阪市民、元大阪府民としてはとても注目しています。

現職に比べれば橋下氏がましかなと考えてます。
むかしから大阪では市労連と解同の支援を受けたら
そのいいなりであると有名ですし、事実だと思われます。

この一ヶ月間の動きを見れば既得権益を守ろうと
必死にしか見えず選挙権が無いのが残念です。

それと教育の条例をいろいろと言われてますが
そんなにおかしいですか?
民主主義社会、あるいは資本主義社会は圧倒的に
競争を求められます。社会出た瞬間に競争に巻き込まれる。
それなのに学校では競争を教えない。これでは子供が
あまりにも不憫です。社会に対応できないまま放り出される
のですから。

投稿: nagi | 2011年11月20日 (日) 13時17分

> 自民党は「人勧は公務員の労働基本権を制約することの代償で、勧告無視は
> 憲法違反だ」と批判していますが、かつて人勧を凍結した時は自民党の鈴木
> 善幸内閣だったことを思い出しています。

 昭和57年度の人事院勧告は、給与の引上げを内容とするものでした。政府はカネがないので実施を見送りました。翻って今年の人事院勧告は、給与の引下げを内容とするものです。

 国の財布にはカネがあり余ってるから国家公務員の給料を下げるのは可哀想。だから人事院勧告の実施は見送る、というならともかくも、政府はカネがないと言っているのです。であれば、給料を引き下げろといってる人事院勧告を実施した上で、さらに足りない分を特例法で引下げればいい、という自民党の主張は至極まっとうで、反論の余地はありません。

 こうしたそれぞれの人事院勧告の内容・背景を無視して、かって人事院勧告の実施を無視したことがある自民党が、現政権の人事院勧告無視を憲法違反だと主張するのはおかしいことであるかのように、上記引用部分のように記す貴方は、物事を切り取る時点で中立性が欠けているのです。

投稿: SHU | 2011年11月20日 (日) 18時21分

私のところも人事委員会はありません。
これまでは国人勧を尊重してきましたが、今回から県人勧尊重の方向になっています。県本部方針に沿った形となりましたが、これまで国人勧をみてきた流れから、県人勧をみる流れに変わることができるのかどうかが気になるところです。もっとも、執行委員を降りた身ですので、確定闘争の最中ではありますが、どのような交渉になっているのか、時間外集会等でよく話を聞いておきたいと思います。
人勧見送りで特例法案が可決されたとすれば、地方にもある程度の影響が出そうな気がするものの、ウチの場合は地域給導入で平均4.8%削減(地域手当は無いので、そのままカット)され、独自の賃金抑制で5%カットしていますので、果たして。

「大阪秋の陣」は注目はしていますが・・・来週末の今頃はある程度の結果が出ているでしょうね。

投稿: Hama | 2011年11月20日 (日) 20時03分

nagiさん、SHUさん、Hamaさん、コメントありがとうございました。

SHUさんからの指摘ですが、本来、固定費であるべき賃金を経営者の判断だけで引き下げられないように労働法制が整えられています。その労働基本権の一部が制約されているため、人事院勧告制度が定められていました。その趣旨からすれば、自民党の「人勧は公務員の労働基本権を制約することの代償で、勧告無視は憲法違反だ」という主張は正論です。

それにもかかわらず、過去に引き上げ勧告を凍結した時の政権は自民党、このことに矛盾を感じないほうが不思議でした。SHUさんの指摘も「引き上げない」、もしくは「引き下げる」という労働者側に不利に働く主張であれば「至極まっとうで、反論の余地はありません」という論理展開にも強く違和感を抱いています。

さらに今回の記事本文で、自民党の「憲法違反」という主張そのものに対し、「憲法違反ではない」という反論を加えていません。過去の事例を思い出した際、「ダブルスタンダードではないか」という疑念を書き込んでいたところでした。

投稿: OTSU | 2011年11月20日 (日) 21時32分

橋下氏が何をしようとしているのか、もっとよく理解してください。

彼は大阪市役所職員を「シロアリ」と公言した人物です。

また、ご紹介されている著作に触れているブログで理解する限りでは、医療も何もかも市場経済化する、と。

つまり新自由主義そのもの。

いわば小泉の劣化版。

労働組合主宰者であるならば、橋下氏への賛辞は自決行為であることを言明しておきます。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月21日 (月) 21時58分

地方の公務員さん、コメントありがとうございました。

私自身、紹介した以前の記事内容の立場から変わっていません。その上で、竹原前市長と同列視できないという問題意識があり、改めて橋下前市長の主張を詳しく知る目的で『体制維新』も読んでみました。したがって、ことさら賛辞しているつもりはなく、時期も時期であり、淡々と綴っていたところでした。

ただ橋下前知事は「本当に手強い相手」だと思っています。その点を踏まえ、相対していく必要性や戦略を描かなければ打ち破れないという危機感も託した記事でした。いずれにしても自分なりの思いが充分伝え切れず、たいへん失礼致しました。

投稿: OTSU | 2011年11月22日 (火) 06時12分

えーと、これは在阪メディアにも言えることですが、「橋下氏が○○言いました、これに平松氏が反対しました」、という形式の報道が非常に多い。

これでは、平松氏がなんでも反対する人のようにしか見えませんね。

今回の記事は、それと同列に感じました(読む限りでは援護射撃になっている)。

失礼しました。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月22日 (火) 09時08分

ご参考までに

稲スポーツセンター問題

http://inaspomamorukai.blog.fc2.com/

これだけみても分かりづらいが。


それと教育基本条例。

http://osakanet.web.fc2.com/kyoikujorei.html

毎年、「相対評価」でA~Dまでランク付け
Dランクが2年連続の教員は、分限免職(の検討だが)

(第19条と第28条参照)

(保護者)
第10条 保護者は、学校の運営に主体的に参画し、より良い教育の実現に貢献するよう努めなければならない。
2 保護者は、教育委員会、学校、校長、副校長、教員及び職員に対し、社会通念上不当な態様で要求等をしてはならない。


「不当な要求」だって。
どっからが不当な要求なんでしょうな。


橋下さんが英雄に見えるのでしょうね。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月22日 (火) 13時28分

地方の公務員さん、コメントありがとうございます。

個人的な思いは直前のレスのとおりですが、私からも参考までに次のサイトを紹介します。やはりブックマークしているブログ「村野瀬玲奈の秘書広報室」の最新記事ですが、橋下前知事の問題点を詳しくまとめられていますので、多面的な情報提供の一助になれればと願っています。

大阪の大衆迎合政治、「ハシズム」を検証したブログ記事 (4)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3002.html

投稿: OTSU | 2011年11月22日 (火) 21時38分

大阪の地方自治の姿を追いかけておられる方のブログです。
(この方は地方自治の「追っかけ」で本人は投票には行かないらしい)

http://ameblo.jp/yakumo381/

なかなかリアルで面白い。是非さかのぼって見てください。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月22日 (火) 23時26分

本文にまで名前を出してもろて、えらい恐縮やで。
けどオレがコメントせんでも、おそらくいつかは話題になったと思てる。
選挙活動が始まってからは、マスコミの報道は中立になって、やや面白みに欠けるものの、街頭演説は賑やかや。
人だかりにまじってテレビカメラにマイク、新聞記者らしき人物もおる。
マスコミではこれまで「橋下vs反橋下」の図式で報道されてたけど、選挙期間ゆえかそんな感じは受けへんな。
ただ橋下が主役であることはかわらんけどな。

橋下が知事になって、ほんで何か良うなったんか…。ならんかったと思てる。
何とかいうテスト、あの子どもが受けるテスト、良うならんかったんちゃう?新聞で見たで。
WTCは、あのザマやんか。移転前から危険を指摘されていながら、大阪で震災の際レスキュー呼んだ唯一の所て聞いた。
役人やら警官やら教師やらの給料下げて、質はどうなった?案の定倍率下がってるやん(うろ覚えやから確認はいるな)。

ただ、人気はある。そやさかい追及されへんねん、マスコミからも、議員からも。

大阪都?それ大阪の都合だけで実現できんのか?
異端児?それを貫けるなら、敬老パス見直してみいや。
(敬老パスとは、高齢者のバスタダ券。他の自治体に比べて厚待遇なんが問題視されてるねん)。

それが「独裁」て。もうもれなく利権やらなんやらがついてくるやん。そんな報道もあったしな。
府知事就任直後に知事怒らせたNHKのアナウンサー、東京に異動させられてるやんか。
あの人間性、あれがすべて。終始一貫、オレが橋下を嫌う理由や。首長にふさわしいとか、そういう話以前の問題。

府民としての怒りは収まらんけど、実はオレ、今は大阪市民ちゃうねん。
いまちょうど市内で仕事してるさかい、様子がわかるだけや。
ただ今回市長選と知事選は2つで1つ。
「傀儡」ていう言葉がぴったり当てはまる維新の候補、都構想は橋下の言いなりやからともかく、その他の府政は任せられへん。
あんなもんただの二世議員やん。ええ噂は聞かへんし。

結果はわからん。維新のダブル勝利も十分ある。
そやさかい憂鬱や、もう寝るわ。

投稿: K | 2011年11月22日 (火) 23時29分

地方の公務員さん、Kさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

さっそく地方の公務員さんお薦めの「ドーラクチホーセイジ」を訪ねてみました。ご指摘のとおり写真も多く、なかなか面白いサイトでした。大阪府民のKさんのお話は、いつも分かりやすく、興味深く読ませていただいています。

日頃から留意している点ですが、幅広い角度から物事を見ることが大切だと思っています。そのような意味合いからも、有権者の皆さんは「大阪秋の陣」に対して多様な情報に接した上で判断いただきたいものと考えているところです。

投稿: OTSU | 2011年11月23日 (水) 08時11分

また、これも参考までに。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/26964

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/27300

大阪府は府債残高が増えて、大阪市は減っている、という事実は、なかなか報道されないですね。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月23日 (水) 09時31分

地方の公務員さん、いろいろなサイトのご紹介ありがとうございます。

ネット上から様々な情報が得られることを改めて実感しています。特にマスコミは高支持率の政治家に対する論調が及び腰になりがちですので、このような情報の伝播も貴重なことだと思っています。

投稿: OTSU | 2011年11月23日 (水) 21時21分

大阪で提案された「教育基本条例」について、表面的な事柄だけに囚われて掘り下げた議論がされていないのが残念です。しかしこの条例案は、見落とされがちな受益者側に対する義務もしっかりと記された、結構バランスのとれたものに思えるので、私の眼には現状よりは数段前に進める案だと映っています。
ただ残念なのは、両陣営とも有権者への印象の誘導合戦に終始して、中身に触れることが殆どされていない事ですね。したがって良い面と悪い面の両方とも自分に見える範囲でしか判断が出来ません。これは残念なことです。
まぁ、下の引用のようなことを平気で言って恥じない常識外の閉鎖空間の住人を支持するよりは、橋下候補率いる維新の会に圧勝してもらった方が、はるかに世間の常識にそった運営が期待できると、普通の人の感覚では思えるのですけどね。
引用元記事:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-11-20/2011112001_06_0.html

投稿: 名無し | 2011年11月24日 (木) 23時30分

追記ですけれども、もし今回の選挙で橋下候補が勝った場合、維新の会の勝利よりも既存政党の完敗という方が、はるかに大きな意味を持ちます。つまり主義主張を問わず、既存の構造(権益)をぶっ壊すと約束しない限りは選挙に勝てないということですね。
その場合、与党も野党も当選することのみが目的で、主義も主張も後から付いてくる的な国会議員の現状を見ると、維新の会の主義主張が一気に主流になる可能性もあるということです。だから大阪都構想は案外早くに実現するかも知れませんし、どんな候補でも公務員を代表とする閉鎖空間の住人を徹底的に糾弾しなければ当選できないということになるかも知れません。既に前回の参院選でその傾向は表れており、これは現実に期待できることと思っています。
個人的な意見として、一刻も早く大阪府の「職員基本条例」と「教育基本条例」が成立し、これが日本のデファクトスタンダードになって欲しいと思っています。なにせ相対で評価されない競争など、世界中を探しても無いのですからね。
逆の例として、学校の徒競走でゴール直前で一度子供たちを止め、手を繋がせてゴールさせるという光景を見たことがあります。評価を拒否する姿勢のように見えて寒気がするくらいに気持ちの悪い光景でした。
絶対評価を求める姿ですら嫌悪するのに、私の感覚でこれらとの共存はあり得ませんね。

投稿: 名無し | 2011年11月24日 (木) 23時39分

全く分かってない人だなあ

もし、仮に共産主義者の知事が誕生したら、この条例、どう機能する?

ま、まだ共産主義者の方がまだ常識的対応するだろうけど。

それと、

「与党も野党も当選することのみが目的で、主義も主張も後から付いてくる的な」

これって今の某候補者とその地域政党のことかな?(爆)

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月25日 (金) 00時44分

それと、この大阪の騒動で感じるのは、共産党の主張だから(その政策は評価しない)、とか、公明党の主張だから(その政策は評価しない)、とかいったことは時代遅れになったということ。

民主主義というものは、その共通の土台、つまりプラットフォームの共有が大切。

自民も民主も公明も共産も、はてまた私が大嫌いな維新の会も、その言論と存在は民主主義という共通のプラットフォームがあるからこそ。

それをあからさまに否定してくれている(実行までしてくれている)のが、某元知事である候補者とその地域政党。

なぜナチスを阻止できなかったのか
 
 ナチスが共産主義者を攻撃したとき、自分はすこし不安であったが、とにかく自分は共産主義者でなかった。だからなにも行動にでなかった。
 次にナチスは社会主義者を攻撃した。自分はさらに不安を感じたが、社会主義者でなかったから何も行動にでなかった。
 それからナチスは学校、新聞、ユダヤ人等をどんどん攻撃し、自分はそのたびにいつも不安をましたが、それでもなお行動にでることはなかった。
 それからナチスは教会を攻撃した。自分は牧師であった。だから立って行動に出たが、そのときはすでに遅かった。

 マルチン・ニーメラー


 こういう状態になるっての。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月25日 (金) 01時09分

地方の公務員さん
まぁ自分の身が危ういから安易に危機感を煽るのは判らなくもありませんけど、選挙がきちんと機能する限りは「仮に共産主義者の知事が誕生したら」はあり得ませんから、その考えはあまりに的外れです。
また、あなたのような極端な思考から答えを決め打ってしまうような人とは、維新の会はプラットフォームの共有する価値がないと判断しているだけですよ。それがいやなら競争の中に身を置いて、その価値をあなた自身が身につければ良いだけの話です。
次の世代にも飯を食えるだけの競争力を残すためには、あなたのような人とプラットフォームを共有する意味はすでに無いのでしょう。共有すべきは成長著しい新興国との競争という名のプラットフォームですよ。所詮、民主主義の基本は多数決です。少数の保護ではありません。
口を開けて上を向いていれば飯が食える時代はじきに終わります。今までは多数に愛想を尽かされないために少数の保護もされていましたが、それは多数の飯が確保されていたからこそ。今しばらくは多数の飯の確保が優先されるということでしょう。

投稿: 名無し | 2011年11月25日 (金) 07時43分

名無しさん、地方の公務員さん、おはようございます。コメントありがとうございました。

選挙結果こそ究極の民意の表れと結論付けられ、勝者の言い分が「正しい」という構図を頭から否定できません。したがって、今後、全国へ波及する可能性なども含め、「大阪秋の陣」の行方は非常に重要です。

一方で、「何となく良さそう」「何となくやってくれそう」という雰囲気やイメージで一票が投じられがちです。国政選挙をはじめ、そのような傾向が続いていますが、とりわけ今回の選挙戦は、できる限り幅広い情報をもとに判断いただけることを願っています。

投稿: OTSU | 2011年11月25日 (金) 07時57分

地方の公務員さんへの追記です。
「これって今の某候補者とその地域政党のことかな?」の問いですけれど、まったくもってその通りです。だから今回の選挙結果によっては、与党からも野党からも多くの議員が維新の会に合流してくる可能性は、すごく高いと思っています。
その結果がどうなっても、いまの競争のない公務員が大きな顔をしていられる状態よりはマシでしょう。と私は思っています。

投稿: 名無し | 2011年11月25日 (金) 08時07分

地方の公務員さん
いつも他者の意見に揶揄するだけで中身のある意見を
聞いたことがありませんし、問いかけに答えを貰った
こともありません。

公務員に対するイメージが悪くなるので
名前を変更したらいかがですか?「揶揄専属」とか(w)

わざわざ左派ご用達の例文なんて(www
必要ないですよ。
ナチス台等は地理、政治、経済などの複合要因で
登場したわけですから。(w

投稿: nagi | 2011年11月25日 (金) 09時47分

今日の報道だと、さっそく兎の後を追い合流を試みる亀さんが現れたようですよ。明後日の結果次第では、この国が駆け足で変わり始めるかも知れませんね。
まぁ、報道されるように維新の会がリードと信じてはいませんけどね。公務員にも成果主義が徹底されるかも知れないとの期待はしてしまいます。

投稿: 名無し | 2011年11月25日 (金) 18時23分

名無しさん、nagiさん、コメントありがとうございます。

政治家や政党の離合集散の動きが活発化しそうですが、国民新党と維新の会、「競争」というキーワードでとらえた際、向いている先は間逆なような気がしています。ちなみに次回記事の内容は、その「競争」について掘り下げてみようと考えています。ぜひ、またご訪問いただければ幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2011年11月25日 (金) 22時16分

管理人さん
もちろん仰るとおり向いている先は真逆ですから、橋下候補も維新の会も一顧だにしないでしょうね。ですから、この件は亀さんがますます世間から見放される結果を生むだけと思っています。
でも、それくらい既存の政党は追い詰められており、ちょっとした切っ掛けで雪崩を打っての離合集散があり得るということです。
私は、それだけで劇的に社会が良くなるなどと期待していません。初手として公務員の世界に成果主義が徹底的に導入されれば、それで一応満足です。
維新の掲げる最低評価の5%が分限。2年連続などと言わずにぜひ1発レッドカードにして欲しいですね。そして何とか1期4年を続けてさえくれれば、当初から言っているように職員の2割が入れ替わって、公務職場の文化も劇的に変わります。あとは放っておいても職員Ⅱは駆逐されるという寸法ですね。
その後は各種フリーライドが次々に根絶されて、国としてあるべき優先順位が正常に戻る、、、、と皮算用をするのですが、まぁ、当然そんなにうまくは進みませんけどね。

投稿: 名無し | 2011年11月26日 (土) 00時19分

>名無し さん

>民主主義の基本は多数決です。少数の保護ではありません。

いや、あのね、こういう発想こそ

>極端な思考から答えを決め打ってしまうような人

なんじゃない?

その観点から行けば、人口集中している東京だけ投資して、あとの地域はほったらかしでもいいやん、という理屈も合理性を帯びてくるよね。
うわー、なんて冷たい国家だこと。

それと、

「与党も野党も当選することのみが目的で、主義も主張も後から付いてくる」
=毛針マニフェストの民主党=大阪維新の会=最低

という認識にしかならんな。

大阪でどういう主張をあの地域政党がしているのかって、なかなか他の地域では詳しく報道されないから、分からないだろうけど。

名無しさんもnagiさんも、公務員に対する敵意があるということはとてもよく分かるのだけれども、一体、具体的に何に不満があってそういう主張になるのかがよく分からないんですね。
それを聞きたいなー。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月26日 (土) 01時20分

権力は腐敗する、絶対権力は絶対腐敗する。

従って権力を民衆が本心で選ぶ制度を民主主義と言う。
つまり民主主義の本質は常に不特定多数の他者によって「批判修正」される事にある。

多くの人は「市場原理」という「経済的民主主義」によって批判修正されているのに、それから逃れている人達が居る・・と多くの人達が考えているのです。
つまり不特定多数の他者から「批判修正されない」分野があると・・。
そして社会が歪になったのは「批判修正されない人達」が原因である。

今回の(維新の会の)教育基本法案の基本骨格は「教育者といえども批判修正されるべきだ」・・というものでしょう。
そして公務員に対して何故批判が収まらないのかをいい加減気付いたらどうかね。

実は阿久根でも大阪でも名古屋でもTPP議論でも起こっている事は同じだ。
「全ての分野で批判修正されるべきだ」と「批判修正されるべきではない」との戦い。

どちらが勝利するかは「火を見るより明らか」だ。

最後に付け加えると「批判修正されるべき」と唱えている人の中には「自分が取って代わりたい」という不埒な者が混じっている。
つまり玉石混合なのは間違いない。しかしそれは「枝葉末節」である。バカの壁を取り除けば簡単な話である。

投稿: あまのじゃく | 2011年11月26日 (土) 09時21分

名無しさん、地方の公務員さん、あまのじゃくさん、いつもコメントありがとうございます。

その後の報道によると、新党構想は今のところ亀井代表の片想いのようです。また、大阪維新の会そのものも議員109人のうち約60人が自民党と民主党からの離党組でした。理念よりも自分自身の当選のために鞍替えしている議員が多いように見られています。

政治の話題を取り上げていけば、いろいろ書き込めそうですが、昨夜のコメントのとおり次回記事は「競争」について掘り下げてみるつもりです。ぜひ、またご注目ください。

投稿: OTSU | 2011年11月26日 (土) 09時29分

>あまのじゃく さん

いや、別に公務員が首になるのはいやとか競争がいやとかじゃなくて、純粋に大阪維新の会の教育基本条例はめちゃくちゃな内容であるということを申しておるんです。

お願いですから、条例案をよくよく見てみてください。

それに既に弊害が出ていて、大阪府立高校は3年連続定員割れが続くと統廃合の対象としたため、それを避けるため各高校が来年度の入学定員を減らした。結果、進学予定者のうち2000人分の高校の定員が足りないという事態になってます。

つまり、2000人が高校に進学できない。
この子たちは一体どうなるんでしょうか?
学力問題の根底には、貧困問題などがあります。
先生をしばきたおせば解決するなどというものでもありません。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月26日 (土) 09時47分

>つまり、2000人が高校に進学できない。
>この子たちは一体どうなるんでしょうか?

どなたかの言葉風に言えば

今の世の中、競争社会なのだから
試験にも受からないような評価するにもあたらない子供たちは
高校教育の場から退場していただくしかない
少数を保護する余裕はない

そんな感じなんですかね(笑)

投稿: 専門職 | 2011年11月26日 (土) 10時46分

この国が、これからも国際社会の中で飯を食い続けるためには、競争という「批判修正」が及ばない者には、もう存在する価値がないということです。つまり国全体に競争を根付かせるために、先ずは公務員に徹底的な競争を導入させることが最優先であって、あとはどうでも良いのですよ。
それこそが最緊急の課題だと思っていますし、それが解決してから他の問題は修正すれば良い程度のことです。この国には、もうフリーライダーを食わせる余力はなくなりました。海外の例を見るまでもなく、この国の競争力もまた風前の灯なのは明確です。
私はいつも言っていますが、自分が排除される側になったならば淡々と排除されれば良いと思っています。競争に敗れるとはそういうことです。確実に勝てるから競争を望むのではありません。全体が少しでも多く生きるために競争を望むのです。
だから、あなたが問われた「進学予定者のうち2000人分の高校の定員が足りないという事態」というコメントには「早々に競争力の無い2000人が淘汰されるならば、残りの多数が生き残る可能性は上がるでしょう。それは歓迎すべき事態です。」となります。残酷だと思いますか?
でも、例えば大学卒業予定者の内定率が史上最低などと騒いでいますが、これは単に大学全体の定員が過大になって、本来に大学に行くべき人間以外も進学した結果です。単純に言えばとても大卒と呼べないレベルの人間が増えただけの事なのですよ。
国の中であるべき優先順位を正すということは、こういう部分も冷静に分析し切るところは切るを徹底するということです。これは、逆に守るところは守るを徹底することにもなります。優先順位をつけることも拒否し、切るべきものも守るべきものも一緒くたに倒れるまで放置する。そのことの方が何倍も残酷だという事に気が付いていますか?
次回競争を取り上げるとのことですので、管理人さんにはこの部分も十分に考慮して書いてほしいと要望します。
最後に地方の公務員さん。
貧乏人が全員学力に劣る訳ではない。それは本人の気迫の問題だとの一言で十分片づけられる程度の言い訳です。貧乏から這い上がったものも現にこうして居ます。自分が経験していないことを想像から憐れんでみせるのは冒涜ですよ。それも結局は自分の待遇を守りたいがための方便でしょう。なめた口で批評しないで頂きたい。

投稿: 名無し | 2011年11月26日 (土) 10時47分

そうそう「公務員に対する敵意がある」のではありません。競争の枠から外れ成果を出さずに生き残る職員Ⅱと、その状態でも良いとする少数の者に対して敵意を持っているのです。元よりこの国の公務組織は優秀だと思っています。ですから外圧により職員のうち2割が入れ替われば、あとは勝手に動き出すと言っています。
官民問わず、この国にある組織なんて、どこでもそんなもので、公務組織のみが特段優秀という事でもないのですけどね。

投稿: 名無し | 2011年11月26日 (土) 10時56分

本当の不幸は高校に行けない事ではなく、高校に行かないと幸せにはなれないと考えている事です。
本当の不幸は学力不足ではなく、学ぶという姿勢を疎かにしている事です。
日本の惨状は自らが努力する事を放棄した結果だ。

高校の問題提起では「今の財政状況では君達を高校に行かせる程の余裕が無いから、仕事を通じて幸せを探しなさい」という「批判修正」を全く受け入れようとしない事が最大の問題でしょうな。

投稿: あまのじゃく | 2011年11月26日 (土) 11時05分

私もいろんな会社を存じ上げていますが、5%の従業員に必ず最低評価をつけるという相対評価を現在採用している企業は、実は民間にもあまり存在しません。
外資系金融のように、きっちりと数字=金で成果が現れ、かつプラス評価への報酬が極めて高い企業が、バランスのためにマイナス査定も厳しく行っているケースと、それ以外の残りはいわゆる「ブラック企業」と呼んで差し支えない、経営の持続性を度外視しているケースです。
教育という仕事は金で成果を現せませんし、成功した教員の報酬が億単位になることもなさそうですので、教育基本条例を適用すれば大阪の学校は世間的には「ブラック企業」になる、ということです。
私個人としては数年先の自分のありようさえ想像できないような余裕のない「ブラック企業の従業員」に自分の子どもを預ける、というのは想像を絶する事態です。
こんな簡単なことが理解できない大人が大勢いることが本当に信じられない気持ちです。
ホントに、ホントに、わからないんですか???

投稿: monaka | 2011年11月26日 (土) 17時26分

地方の公務員さん、専門職さん、名無しさん、あまのじゃくさん、monakaさん、コメントありがとうございました。

それぞれの視点からの見方をお寄せいただいています。今夜中には投稿できそうにありませんが、新規記事の本文を通して私なりの問題意識を示させていただく予定です。このコメント欄では中味のあるレスに至りませんが、ご理解ご容赦ください。

投稿: OTSU | 2011年11月26日 (土) 21時33分

>自分が排除される側になったならば淡々と排除されれば良いと思っています

それで生活保護をあなたが受けないっちゅーならいいけどね。

生活保護も受けるなとなれば、死ぬしかないわな。

名無しさんの主張は、単純に言えば、競争に負けて排除されたら、死ね、と。わかりやすい思想やなー。

排除される側ったって、当然最初からそうなる立場の人もいるわな。
障害者とか。
そういう人は死ねと。なるほどなー。

あなたの理想は、ナチスドイツ、ですね。なるほど。それならわかります。

>高校に行かないと幸せにはなれないと考えている事です。

事実でしょう。それも。それの何がいけないのか分かりません。
就職しようと思えばせめて高卒学歴なければないでしょ。

>「今の財政状況では君達を高校に行かせる程の余裕が無いから、仕事を通じて幸せを探しなさい」

財政状況が(たまたま)いい時(あまのじゃくさんが子どもながら景気を良くして財政を良くしてたわけじゃないですよね、当然)に高校行けた人が、そういう科白を今の大阪の子ども達に言える??

生まれた時代が違うだけで高校へ行けない。しかもその理由がアホな条例のために定員を削られたから。こんなんで教育機会を奪われるって、アホボケカスや。


財政状況財政状況って、解決方法は簡単じゃん。税金をアップしたらええだけでしょ。子ども達が学校行けるように。
未来を担う子ども達のために負担をしようという気持ちすらないということなんですね。


今日はたまたま民間企業(一部上場)の知人と成果主義の話をしていたけど、成果主義の行きすぎた企業は早晩行き詰まるという見解で一致したけどね。


あの醜悪な教育基本条例が本当に可決されたら、先生はどんどん辞めるやろうし、大阪の教師になろうなんて人はいないわな。
そして誰もいなくなったと。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月27日 (日) 01時25分

こんなお話もあったようで。

>「あーだこーだいったら解任!」橋下氏が仰天プラン 公務員は読売グループで研修せよ?! 
>
> 27日投開票の大阪市長選に立候補している大阪前府知事の橋下徹氏(42)は24日夜、大阪府箕面市で行われた個人演説会に出席。 プロ野球巨人のコーチ人事をめぐり、
>球団会長で読売新聞グループ本社会長兼主筆の渡辺恒雄氏を批判したとして、清武英利氏が球団代表を解任された問題を引き合いに「公務員は読売グループで研修すればよい」と
>語った。
>
> 橋下氏はこの日の演説で公務員の身分保障について言及。知事時代に職員から「あんたのやってることはおかしい、あんたはバカだ」とメールが来たエピソードを披露。「公務員
>はね、一度読売グループにいったらいいんですよ。渡辺恒雄さんのもとにいって、あーだこーだ言ったら解任になるんだと。そういう厳しい民間企業にいっぺん勤めないと」と語り、公務員研修に読売グループを使わせてほしいと述べた。

…大阪の「厳しい民間企業」では労働基準法が適用されていないようですな。

投稿: FAZZ | 2011年11月27日 (日) 09時36分

引用記事:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111126-OYT1T01024.htm
まあ、こんなものでしょうね。
そして今までの国会議員の「成果」の出し方を見ていれば明らかですが「給与削減法案と労働基本権はきっちりやるが、多少時間差があってもいい」との言葉はうやむやにされる事が、ほぼ確定ですね。予想通りの展開でした。これならば、まだ自民党の案の方がスジが通ってますね。管理人さんは責任を感じませんか?
さて「教育基本条例」について、もちろん端から端まで読んでいますが、ブラック企業だナチスだと、どんだけ大げさなのさ、との思いで一杯ですね。あの程度の内容では完全実施されたとしても、コメントで指摘されたようなことは起きませんよ。たぶん本当のブラック企業の内情を経験した(見た)ことがないのでしょうね。だから自分の好みから外れるものへはブラック認定したりナチス認定してみたりする。ますます競争に曝されるべきとの思いが強まります。
とにかく今日の結果を見てからにしましょうか。私の予想では、それでも平松氏の方がリードしているはずです。なにぶん組織票が凄いですからね。でも橋下氏の追い込みも相当なもので結果を楽しみにしています。既存政党と既存組織の完敗という姿を見たいものですね。

投稿: 名無し | 2011年11月27日 (日) 09時39分

予想通りの揶揄前回でおもろいなー。
おおきに「地方の(揶揄大好きな)公務員」さん。

言っとくけど公務員は嫌いではない。と前もゆうたけど
見てないんかなあー。あるいは見えんのかなあー(w

まあどちでもええけど。

それとほんまにこんな簡単なことなんでわからんのか
不思議やわ。
ええ先生には厚遇する。あかん先生は給料へらす
ほんまにあかん先生は辞めてもらう。これだけやんか。

昨日も神戸市で職員が勤務時間内に野球してた
ニュース流れてたが、いったいなにしたいんよ。

裁判負けるとかあほなこと言うてるから
みんな公務員はあかんわと言うてるんや。

維新の会が登場したんはあんたらがいつまでも
衿を正さんからでてきただけやで。

今回はちゃんと読んでや。揶揄さん(w

投稿: nagi | 2011年11月27日 (日) 12時33分

> 固定費であるべき賃金を経営者の判断だけで引き下げられないように
> 労働法制が整えられています。

 賃金は固定費ではありません。相対的な経費です。企業はモノやサービスを売って成り立っています。業績次第で賞与&賃金の引下げなんて当たり前のことです。当サイトでも話題の新聞社にしたって、倍半分とは言わないまでも、各社の業績によって社員の待遇が異なることなど当たり前のことです。

 企業は社員に賃金を支払うために存在してる訳ではありません。モノやサービスを売ってなんぼなのです。売れなければ賃金カットなど当たり前のことです。売上げなしに給料を払うなんてことはあり得ないのですから。

 お役所も同じです。お役所は納税者にサービスを提供するために存在します。お役所の公務員に給料を払うために私たちは税金を払ってる訳ではありません。必要なサービスを提供する上でカネが足りないなら、雇われてる公務員の給料を引き下げるのは当たり前のことです。

 公務員に給料を払い、それで余ったカネを使って住民にサービスを提供するべきだと考えているなら、それは納税者に巣食うダニでしかないのですよ。なにゆえ自分が税金から給料をもらえているのかが分かっていないダニは、徹底的に駆除されなければならない。

 私たちは、お役所勤めのあなたたちの生活を支えるために納税してるんじゃない。提供されるべきサービスの対価として強制的に税金をむしり取られている、サービスが提供されるからこそ羊のように黙らざるを得ない。

 会社の業績が悪化すれば給料は下がる、国や地方自治体の収支が悪化したら勤めてる公務員の給料は下がる、当たり前のことです。それが嫌ならよりよい条件を求めて他に職を求めればいいのです。

> 過去に引き上げ勧告を凍結した時の政権は自民党、このことに矛盾を
> 感じないほうが不思議でした。

 先に人事院勧告を凍結した昭和57年は、生産者米価や年金支給額の引上げも抑制しています。上に書いたように、国が提供すべきサービスすらカネがなくて提供できない状況だったのですよ、納税者に対して。こういう状況で公務員の給与を引き上げないなど当たり前のことです。むしろ、引き下げるべきだという議論がなかったのが不思議なくらいです、今から思えば。

 自分がなにゆえに給料をもらえているのかを理解していないのが、公務員であり公務員の組合なんです。あなたの書き込みが短いながらもそれを雄弁に物語っています。
 さらに言えば、自民党はNG、民主党はOKとも言える上記引用部分にあなたの偏った価値基準が露呈しているのですよ。

投稿: SHU | 2011年11月27日 (日) 17時14分

>名無し様
ブラック企業の内情をよくご存知、ということはその経営者か従業員の方なのでしょう。
それであれば条例に賛同される趣旨がよくわかります。
自分の会社がブラック企業なんて言われると、そりゃ怒りますわな。でも謝りませんけど。

>ええ先生には厚遇する。あかん先生は給料へらす。ほんまにあかん先生は辞めてもらう。
hシンプルでナイーブな世界観ですね。

投稿: monaka | 2011年11月27日 (日) 17時24分

>ええ先生には厚遇する。あかん先生は給料へらす。ほんまにあかん先生は辞めてもらう。
シンプルでナイーブな世界観ですね。
間違って送信しちゃったです。
えっと。どういえばわかってもらえるかな。
たとえば、RCサクセションの「僕の好きな先生」って曲、知ってますか?
一度聞いてみてください。

投稿: monaka | 2011年11月27日 (日) 17時26分

地方の公務員さん、FAZZさん、名無しさん、nagiさん、SHUさん、monakaさん、コメントありがとうございます。

新規記事「競争の善し悪し」は長く書いてしまいましたが、まだまだ言葉が不足しているように感じています。なお、このコメント欄でのお願いですが、考え方や認識の相違が大きければ大きいほど言葉遣いにご注意いただければ幸いです。敵意や蔑みが前面に出た文章では、説得力ある中味だったとしても相手の心に届きにくくなります。ぜひ、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2011年11月27日 (日) 18時02分

えー、20時丁度に当確が出るとは流石に想像すらしていませんでした。驚きました。
先ずは、地方の公務員さん、FAZZさん、monakaさん、そして何より管理人さん、ありがとうございました。
これだけの結果は、橋下候補や維新の会が単純に支持された結果ではありません。あなた方のような極端な反応をしてくれた方々を、多くの有権者が拒絶した結果だと感じています。本当にありがとうございました。これで、この国も多少は競争力を重視する方向に変わることが確実になりました。感謝いたします。
これからは、どうか成果主義の中に身を置き、競争に曝されることで、多くの有権者が望むような、ごく一般的な感覚を身に着けられることをお祈り申しげます。
最後に、この一連の記事で一番重要なポイントをnagiさんがコメントされたので引用して繰り返します。
「維新の会が登場したんはあんたらがいつまでも衿を正さんからでてきただけやで。」
先ずは、これを肝に銘じることからでしょうね。そして、これが全国に波及しますように心からお祈り申し上げます。

投稿: 名無し | 2011年11月27日 (日) 21時09分

名無しさん、さっそくコメントありがとうございました。

予想以上の大差でした。職員基本条例案と教育基本条例案について、新規記事の冒頭に記した言葉通りの決意が橋下前知事から発せられていました。名無しさんの感覚が、ごく一般的なのかどうか、敗れた側は、このような結果を真摯に受けとめながらも問題点は問題点として、今後も指摘していって欲しいものと願っています。

投稿: OTSU | 2011年11月27日 (日) 21時41分

ありゃりゃ、8時になったら速攻で当確でちゃいましたね。
自民・民主支持層の半分が橋下・松井コンビに入れてますね。オイオイ。

さようなら、大阪。。。

どうやら、「大阪都構想」が相当ウケたようで。税収が足りない大阪で東京都のマネしても意味ないのに。


>「地方の(揶揄大好きな)公務員」さん。

いや-ほめられちゃったなー(笑)

ちなみに、橋下氏の読売新聞で研修の発言ですが・・・

あの「解任」された人は「取締役」なんですね。

「解雇」じゃないんです。つまり雇用契約ではなくて委任契約。

この違いを弁護士である橋下氏が、まさか理解してないとは、ねぇ。

ともかく、「大阪は労働基準法は適用しません」って宣言しているようなもので。

教育現場もブラック企業か。。。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月27日 (日) 22時26分

地方の公務員さん
出口調査が信用できるなら大阪都構想は賛成とわからないが拮抗し、反対数も差が少ないようですから、選挙結果の要因を大阪都構想に結びつけるのは無理がありますよ。
市職労幹部を初めとする職員Ⅱに対する拒否感。つまり「職員基本条例」と「教育基本条例」が絶大に支持された結果でしょうね。そろそろ現実を見ましょうや。
ちなみに、あえて条例名の前から大阪府を外してあります。

投稿: 名無し | 2011年11月27日 (日) 22時44分

テレビの出口調査では、有権者が今回の選挙でもっとも重視したのは、その過半数が大阪の経済建て直し、でしたけどね。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月27日 (日) 23時52分

地方の公務員さん
その通りかも知れませんが、経済の立て直しに大阪都構想実現を直接期待しているのかというと、この結果からはないと思っています。どちらかというと「職員基本条例」と「教育基本条例」の効果による府政と市政の優先順位の最適化により経済が活性化するとの期待のように感じます。
私自身、橋下市長と松井知事の会見の第一声が「職員基本条例」と「教育基本条例」に関するものだったと受け止めたので、そう感じているのかも知れません。
まあ、これも遠くないうちに結果は見えてくるでしょう。

投稿: 名無し | 2011年11月28日 (月) 00時07分

橋下氏は無修正で条例可決させるみたいやから、結果が楽しみ。

全国学力テストもね。

意外と早く結論でるんじゃないかな?

だれもブラックな所に勤めようとおもわんよ。

だってね、先生って実は需要が多いんですよ。退職者が多いから。

大阪の隣接府県なんかでは、結構高年齢まで採用試験受けられるんです(40才台半ばまでOKとか)。

だから、大阪府の教員を辞めたって、他府県に行けちゃうんですよね。

先生っていわば専門職だから。土木技師や建築技師みたいな。

そういう意味でも結果が早くでるんじゃないかな。

そうなれば、評価する対象の先生自体が不在、なんてなことに。

他府県にとっては優秀な教員を確保できるチャンスやね。大阪から近隣府県まで余裕で通えるから。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月28日 (月) 00時22分

>だってね、先生って実は需要が多いんですよ。退職者が多いから。

ほう、なぜ退職者が多いのですか?評価もされてないのに。

優秀な人も無能な人も同じだから、嫌気さして辞めていくんじゃ
ないのですか。

>たとえば、RCサクセションの「僕の好きな先生」って曲、知ってますか?
一度聞いてみてください。

知ってますが。
同じ日本語を話してるのに意味が通じないのは
どうしたものでしょうか。
条例に反対してる人は現場知ってるのかなあ。
今の現場は、政治介入するなってどの人が言えるのか
教えて下さい。
民主党の幹事長って誰でしたっけ?

投稿: nagi | 2011年11月28日 (月) 20時42分

松井さんは、「対案を出してくれる委員を選出して・・・」と言うてはりますけどね(本日産経新聞夕刊参照)。

事実を捻じ曲げてまで批判するタイプのお方なのか、
それとも、事実を精査せずに、悪意に基づいた予想で拡大解釈するタイプのお方なのか・・・

という風に中立派からは見えてしまいますけど。


もう少し冷静な視線をお持ちにならんと、一般市民は「公務員」の言うことに益々不信感を募らせますよ。。
橋下NOってんなら、それを支持派に理解させんと、票は持ってかれたまんま。
曖昧な事実を前提に揶揄ばっかしてたら、アンチ不信→維新躍進となることは、言わずもがなでしょう。

維新の躍進は、
反維新が、対立の姿勢として、
自らの方向性を強調せず、維新に対する否定・人格攻撃にまで及び、支持者までも揶揄するような行動に終始したこと
に直接的な原因があると思いますね。
「あなたは騙されてます」とか言われて、誰がその人に投票するんですか。

結局、民意が離れていく行動に終始したあなた方の責任ですよね。この惨敗ぶりは。
アンチの方々は、そこには一切触れずに、これからも「大阪市民はアホだ」みたいに揶揄するんですかね?
無限ループ・・・

こんなんやったら、維新は楽でええな~。相手が勝手に自滅してくれんねんもん。


俺は府民として、今回の選挙はごっつ関心があったけど、
一番不満なんは、維新対立陣営がしょぼ過ぎたことですわ。
橋下さんの方向性には賛成できる部分もあるけど、絶対反対な政策もある。
そこらへんを攻める力のなかった対立陣営には、ほんま、がっかりやったです。
「反○○」「アンチ○○」を前面に押し出していては、有権者の心は動かんことに気づきなはれ。

反維新の皆様におかれては、見事なる維新への援護でございました。

投稿: | 2011年11月28日 (月) 21時02分

地方の公務員さん、名無しさん、nagiさん、2011年11月28日(月)21時02分に投稿された方、コメントありがとうございました。

今回の結果によって、どのような変革があるのか、その変革がどこまで広がるのか、まったく予想できません。ただ様々な影響を想定した際、これまで以上に現状を見つめ直すための触覚を高めながら、その上で正しいと信じた方向性に関しては、より広範な支持を得られるような発信力を重視していかなければと考えています。

投稿: OTSU | 2011年11月28日 (月) 22時27分

地方の公務員さんの言い分に耳を傾けようにも、例えば下の引用元となった記事の校務員って大阪市の職員ですよね。
この種の雇用形態は詳しくないので憶測なのですが、教員は府の職員で校務員と事務員は市の職員と聞いたことがあります。そして事務員は嘱託や臨時が多いけど、校務員は使えない現業職の姥捨て山とも。
いくらなんでも、あの選挙の翌日にこれはないと思いますけどね。しかも学校関係者が子供を虐待って。非正規の職員なのかな、せめてそう信じたいけど、どうなんでしょう?
しかし大阪市の職員は今年になっていったい何人逮捕されてるのですかね。11月だけで複数居るみたいですけど。全部が正規職員とは思わないけど、やはり全職員数の2割程度を職員Ⅱとして排除することは不可欠だと確信させられますね。
それが成されなければ、最早何も始められないくらいの伏魔殿に見えてしまう。それが今の公務組織の現状だと思っています。
引用元記事:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111128-OYT1T01136.htm?from=top

投稿: 名無し | 2011年11月28日 (月) 23時16分

>ほう、なぜ退職者が多いのですか?評価もされてないのに。

>優秀な人も無能な人も同じだから、嫌気さして辞めていくんじゃ
ないのですか。


→ 団塊の世代の大量退職。


>反維新が、対立の姿勢として、自らの方向性を強調せず、維新に対する否定・人格攻撃にまで及び、支持者までも揶揄するような行動に終始したこと


橋下氏の発言の方がよっぽどひどいけどね。


>名無し さん


法違反を犯した職員は処分すればいいんですよ。そんなんに異論を挟んでいる訳ではない。

教育基本条例では、「2年連続”相対評価”で”職員の5%”を”D評価”としてクビ」

相対評価の意味、分かります?
絶対評価じゃないですよ。
刑事事件を起こした、とかでABCDの評価を付けるわけじゃない。


ある学校で教員100人いました。
相対評価で5人をDと必ずします。
その5人は2年連続でDとしたのでクビにしました。
それでそのクビになった5人分の教師を新たに雇いました。
で、また相対評価で100人のうち5人にDを「必ず」付けます。
・・・

果てしなく続くんですよね。
これって正常?

教育基本条例をよくよく見てくださいね。
特に「別表」を。
本文だけじゃわからん。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月29日 (火) 00時33分

2011年11月28日(月)21時02分に投稿した者です。
主様、挨拶も抜きに誠に失礼致しました。

また、先の発言は、地方の公務員さんに向けたものでありまして、この点についても説明を欠いてしまい、申し訳ありませんでした。


さてさて、私がこちらにお邪魔させて頂きましたのは、主様が、一定のお立場にあるにも関わらず、中立的な視点を非常に大事にされておられ、なおかつ現に中立的にものを見ておられると、ぶしつけながらお察ししためです。

私は、今回、反アンチ維新の立場から、維新に投票しましたが、
維新の動きに問題がないわけではないと考えています。
維新だから、独裁的手法だから全面賛成・全面反対ではなく、個々の政策や、個々の動きを冷静に見ることができるように努めています。

都構想についても、頭ごなしの否定ではなく、
都構想をより良いものにするにはどうすれば良いのか、万が一のときに首都代替機能を果たせるようにするには?関西の経済を活性化させるには?
と言ったことを考えた方がよほど建設的だと考えています。
メリットがないと思うなら、メリットがあるようなモノに仕立て上げる。時には、こういう視点も大事だと思うのです。

察するところ、主様のような方でしたら、これからも、このような建設的な議論をされていかれるのではないでしょうか。勝手に期待させて頂いております。
また、ちょこちょこ覗きに来させて頂きたいと思います。お邪魔しました。

投稿: かもめのじょな | 2011年11月29日 (火) 00時40分

あ、そうそう、投稿者名がない方へ

はっきり言いましょう。

真面目にこつこつと地道に取り組んで成果もあげている人(少なくとも橋下前府知事みたいな公私混同や大失敗はない)に石を投げつけて追い出し、(府知事として1期の4年間を全うせず)なーんも実績も上げてなくて、口からでまかせばかりで法螺吹きの大言壮語野郎を万歳三唱して迎え入れる・・・

これが大阪市民。

民度を超える政治はないですな。

大阪を愛する者として、大阪がずたずためちゃくちゃにされることにはたえられんわ。

橋下さんと松井知事、いつまで仲良くやれるのかねぇ。

今日のテレビで橋下新市長が大阪府の教育基本条例をはよ可決しろとのたまっておったが、市長が知事に口だしすることにいつまで耐えられるのかな。

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月29日 (火) 00時42分

地方の公務員さん
事件を起こした後に処分は当たり前だし、それではあまりに遅いです。大事なのは不祥事を未然に防ぐ姿勢だと思います。経験上、成果をあげられない者は自己管理に甘い人が大半で、不祥事を起こす者もまた自己管理に甘い人が殆どです。従って、未然にふるいにかける観点からもこの制度は必要不可欠です。
それに相対評価ではない競争なんて、世界中どこを探してもありません。公務員も先ずは徹底的に競争を経験すべきです。殴られた者でなければその痛みはわからない。競争に曝された者でなければその苦しみはわかりません。だからこの程度の条例案で、ブラックだナチスだと大騒ぎをして市民に冷たい目で見られることになるのです。
公務員はあまりにも周囲を見渡す目が養われていません。だから本当のブラック企業を見抜けずに行政として手を伸ばすべき事例を見過ごしたりもするのですよ。先ずは徹底的な競争を経験して、ごく一般的な感覚を身に付けるようにしてください。5年も経験すればおぼろげにでも目を向けるべき世間の姿が見えてくると思います。
あと「果てしなく続くんですよね。これって正常?」との問いには、別段私は異常とは思いませんし、別表も十分見ていますがどうってことありません。まったく平気です。またしっかり読めばD評価2年連続で例外なく分限とはありません。だから例にある5人クビで5人雇用のくり返しとするのはミスリードではないですか。仮に下位5%に自分が入り分限されるならば昨日コメントした通りに対応します。
公務組織で、毅然とした態度で事件事故を未然に防ごうとしたことはありましたか?せいぜい注意喚起かちょっとした研修の類でしょう。また市民が満足するサビースをとことん追求してきましたか。これくらいにやっておけば十分だろう程度で、真剣にそれこそ研ぎ澄ますような追及の姿勢を私はぜんぜん感じたことはありません。
確かに相対評価で下位5%を必ず最低評価とする。これは成果主義のなかでも厳しい方に入るとは思いますが、それが必要なくらいに公務組織(特に大阪)はダメだということでしょうね。
来月19日以降は、大阪市役所を橋下市長がハチャメチャに掻き回しますので、そっと仕舞い込まれていた事実が次から次に出てくるはずです。そうすればこの制度が真に必要な理由も明らかになるはずです。私は公務員に徹底的な成果主義が導入されて、定年退職以外で最低2割の人員が入れ替わることが必要だと確信しています。
最後に、「真面目にこつこつと地道に取り組んで成果もあげている人」が本当に居るならば、そもそも下位5%には入りません。安心してください。もし、それでも入ったというならば、それば取り組む方向が大間違いだったのだと思いますよ。それこそ私のように自分に適性のある職種を模索して職を変えるべきです。
そうそう、自民党の大阪市議団がすでに態度を変えつつあります。最初の議会でいきなり橋下市長は与党側になれるのかも知れませんね。

投稿: 名無し | 2011年11月29日 (火) 01時35分

名無しさん、地方の公務員さん、かもめのじょなさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

かもめのじょなさんからは過分なお言葉をいただき、たいへん恐縮しています。それでも私自身、右か左かという選択肢に対し、一定の考え方や立場を明らかにしています。例えば、相対評価が免職に繋がる仕組みに対する問題意識は新規記事で述べたとおりでした。

したがって、かもめのじょなさんからの「中立」というご指摘は、異なる考え方にも謙虚に耳を傾けるという姿勢を評価くださったものと受けとめています。また、私自身も「…だから全面賛成・全面反対ではなく、個々の政策や、個々の動きを冷静に見る」ことの大切さを強く感じています。ご期待に応えられるような場であり続けたいと思っていますので、ぜひ、これからもお付き合いいただければ幸いです。

投稿: OTSU | 2011年11月29日 (火) 08時07分

>地方の公務員さん

何ですか?その無様な姿は。
貴方の発言も含め、反維新の方々は、本当に自制力のなさが際立ちますね。
自分の思い通りの結果が得られないと、癇癪を起してギャアギャア騒ぎ立てる。
挙句、自分の理想からはどんどん遠ざかる結果を招く(民意離れ)。

そんな自己瓦解的で、非知性的な行動しておいて、よく、他人を見下せますねえ。

要するに、実行力やら鉄の意思がないんですよ。あなた方には。
求める結果を得るためには、何をすればよいのか。どうアピールしていけばよいのか。
この辺りの感覚が退化しすぎ。
言動が、自分たちの感情本位でなされてて、その目指すトコロに全く向かってない(自己放棄)。


公務員の人って、社会経験もないまま閉鎖的な世界に止まって、大した苦労もなく、人間が練れてないっていう印象を抱かざるをえませんね。
こういう反維新やら公務員の状況を知ると、
維新圧勝は、余りにも必然的すぎたことが分かりますね。残念ながら、格が違います。

こういう暴走組をたくさん抱えてしもて、マトモな反維新の方々が可哀相すぎますわ。

投稿: かもめのじょな | 2011年11月29日 (火) 08時56分

私は「かもめのじょな」さんの意見に全面的に賛成です。

大阪都構想は「地方分権」の表現型で将来は必ずこうなります。

人事評価を受けると免職に繋がるから、人事評価を認めないなんて話は論外。
私に言わせると「今まで相対評価もしていなかったの?」って話ですな。
以前「自前の人事委員会を持っていない」という記事がありましたが、それが本当ならば市役所は組織では無い。

悪い評価を続けると即免職については確かに議論が必要です。

但し、刑事罰さえ受けなければ、身分も給与も安泰・・なんて話をしている限り、君達(公務員)に対する批判は決して治まらないばかりか、限りなく縮小されるだろう。

投稿: あまのじゃく | 2011年11月29日 (火) 10時01分

かもめのじょなさん、あまのじゃくさん、コメントありがとうございます。

「橋下知事が推奨する政策だから反対」「公務員が訴えることは自己保身のため」というような先入観が仮にあった場合、建設的な意見交換から程遠いものとなってしまいます。誤解というレベルではないのかも知れませんが、表面的な言葉で刺激しあい、本論の所に届かないもどかしさを感じる時があります。回りくどい言い方で恐縮ですが、あえて挑発するような書き方は慎んでいただければという皆さんへのお願いです。よろしくお願いします。

なお、あまのじゃくさんに対しては少し補足させていただきます。まず人事委員会は、都道府県と政令市には必ず置くように定められていますが、圧倒多数の自治体は置いていないことが通常です。人事評価の制度も自治体間での差はありますが、相対評価が主流となっているはずです。ご指摘のとおり「悪い評価を続けると即免職については確かに議論が必要」という点について、私も地方の公務員さんも強い問題意識を持っているところです。

投稿: OTSU | 2011年11月29日 (火) 21時51分

OTSUさん

職員の人事評価を行い、それを基に降格昇格、降給昇給がなされ、雇用するに値しない人をしっかり把握して解雇する制度を、公務員組織は持っていますか?・・という当たり前の疑問を多くの人達が呈しているだけです。

理不尽な解雇に対して反対しているようですが、疑問者の問題はそこではなく、解雇に値する人をしっかり解雇しているのかを懐疑的にみているのです。

要するに、解雇すべき人を保護している問題を不当解雇の問題にすり替えていると皆さん感じているのですよ。
更に言えば、本当はそんな話はとっくの昔に(貴方達は)理解しているとも感じているのですよ。

最後に人事委員会を持たなくても、人事評価を行っているのならば問題はありません。

投稿: あまのじゃく | 2011年11月30日 (水) 10時55分

あまのじゃくさん、いつもコメントありがとうございます。

「雇用するに値しない人をしっかり把握して解雇する制度を、公務員組織は持っていますか?」の答えは「YES」です。現行制度の中でも分限処分はあり得ます。かつて鳥取県知事時代に片山前総務相が実際に処分した例もあります。

一方で、民間企業でも能力不足を理由にした解雇は簡単に認められていないことを最新記事で記していますので、合わせてご覧いただければ幸いです。いずれにしても事実認識の相違や不足からの批判が少なくできるよう当ブログを通し、そのような情報発信に努めていければと改めて考えています。

投稿: OTSU | 2011年11月30日 (水) 22時07分

>職員の人事評価を行い、それを基に降格昇格、降給昇給がなされ、雇用するに値しない人をしっかり把握して解雇する制度を、公務員組織は持っていますか?・・という当たり前の疑問を多くの人達が呈しているだけです。

逆にそんなにしっかり「解雇」している民間企業ってあるんですかね?

それってただブラック企業なだけじゃないの?

「解雇権乱用法理」って、もちろんご存じですよね?

それに、例えば名無しさんの過去のいきさつ。
これは名無しさんは全く悪くない。名無しさんに退職を迫ったその会社がおかしい。

そういう見方がなぜできない?

みなさんネオリベ(新自由主義)なコメント連発ですが、もうそれは時代遅れなんですけどね。

そりゃブラック企業が世に憚るわけだ。

それと、強調しておきますが、

橋下氏は大阪府知事を3年9ヶ月やりました。

で、この間、府債残高は橋下氏の任期中に数千億円増えて、6兆円突破しました。

大阪市は逆に市債残高を数千億円減らしましたよ。

市長選でも、橋下氏は、大阪は全国で最も不幸な都道府県である(法政大学教授の研究発表)ってさんざん言ってたけど、府知事ってどなたでしたっけ?

政治は結果ですよね?

橋下氏は確かに府の職員の給与を更にカットするとかしましたよ。

で、大阪府は何が良くなったんですかね?

なんで給与カットしてるのに府債残高増やしたんですかね?

投稿: 地方の公務員 | 2011年11月30日 (水) 22時25分

地方の公務員さん、おはようございます。コメントありがとうございました。

いつも私にとっては分かりやすいコメントであり、いろいろ補足いただけているものと感謝しています。おかげ様で当ブログの1日あたりの訪問者数は多い時で千名を超えています。当たり前なことですが、コメントまでお寄せくださる方はその中の一部となります。

そのような意味合いから考えた際、コメント欄に掲げられた声だけが「多数の声」と見なされないためにも、地方の公務員さんの存在は大きいものと思っています。私自身、決して中立的な立場ではありませんが、批判も含めて多様なご意見を心から感謝しているため、必ずしも共闘()できていませんがご理解ご容赦ください。

投稿: OTSU | 2011年12月 1日 (木) 08時02分

解雇権を乱用すれば違法ですが、服務規程違反も違法の可能性がありますね。

ブラックではない連合傘下の組合がある企業でも降格や転籍は当たり前です。民主党の議員でも自治労は問題があると考えている人がいますし。


投稿: L | 2011年12月 1日 (木) 08時38分

なるほど公務員組織には信賞必罰の制度が完備されており、かつ充分作動している・・そうですね。

今までの批判的意見は「事実を知らない者の勘違い」が原因である・・そういう事ですか?
その信賞必罰の程度や傾向が「公務員組織内の特有の論理」に縛られており、一般社会或いは社会正義の「それ」とかけ離れている事など「絶対ない」・・そういう事ですね?

残念ながら、そう言い続ける限り、批判は収まらないように思います。

投稿: あまのじゃく | 2011年12月 1日 (木) 10時25分

あまのじゃくさん
少し前になりますが貴兄の経済論争を興味深く拝見させていただきました。経済学は市場に対してcoolじゃないという示唆はそのとおりですものね。
サブプライムローンも米住宅価格がピークアウトしてから2年くらいは問題にならなかったのですが、今の国債の状況もユーロ問題に引っ張られて均衡点を超えるかもしれませんね。年金問題など受給世代の幻影を気にしすぎて遅々として進まない様(共済年金を下げたくないのが本音?東電のみならず関電も下げを検討しているというのに)を見ると、平成バブルのように“外国人”の仕掛けがあるかもしれません。

民主党政権はtax-eaterが支持するので投資ではなくバラマキ型に偏重するのですが「ゆりかごから墓場まで」からやり直すんでしょうか?

被災地復興も人手が足りないのなら求職者を臨時に雇えばいいのですが、利権を微塵たりとも離しませんね。サプライチェーンは立ち直ったのだから復興が加速しないのは行政セクターのみに問題があります。

投稿: L | 2011年12月 1日 (木) 12時31分

Lさん、あまのじゃくさん、コメントありがとうございます。

>なるほど公務員組織には信賞必罰の制度が完備されており、かつ充分作動している・・そうですね。

>今までの批判的意見は「事実を知らない者の勘違い」が原因である・・そういう事ですか?

>その信賞必罰の程度や傾向が「公務員組織内の特有の論理」に縛られており、一般社会或いは社会正義の「それ」とかけ離れている事など「絶対ない」・・そういう事ですね?

申し訳ありません。私からの昨夜のレスに関して言えば、すべて「NO」です。公務員組織にも免職を含めた人事制度があるという事実をお答えしたにとどまっています。完備し、充分作動しているという認識まで記していません。

批判意見すべてを「事実を知らない者の勘違い」とも記していません。そのようなケースも少なくないという現状を訴えただけです。一例として、あまのじゃくさんは人事委員会をよくご存知ない中で、自前の人事委員会がない自治体は「それが本当ならば市役所は組織では無い」という批判を加えていました。せめて、このような批判だけは避けられればと願っているため、「事実認識の相違や不足からの批判が少なくできるよう当ブログを通し、そのような情報発信に努めたい」旨を書かせていただきました。

3点目のお尋ねも「絶対ない」とは記していません。言葉を交わし合うことで、本論ではない箇所で対立点が際立つことは絶対避けたいものと考えています。とは言え、私自身の言葉からも皆さんの神経を逆撫でしている場合が多いものと思っています。その点を自省しつつ、ぜひ、至らない点はご容赦いただき、それぞれの考え方を披露し合えればと願っています。身勝手なお願いで恐縮ですが、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2011年12月 1日 (木) 22時22分

OTSUさんの言い分は「公務員組織は信賞必罰の制度を持っているが、実行が不十分な所があるし、一般社会から外れた価値観もある。同時に誤解による批判も少なくない」

では誤解を解くと同時に、不十分な所、かけ離れた所は「どこで」それを「どう」是正していくかを議論するのが貴方の言う「建設的」かと思います。

公務員組織を本当に自分達で改革しないと、叩かれて叩かれて叩かれた揚句に縮小廃止になるでしょう。しかもこの動きは今後加速するでしょうから。日本の現状を考えると、時すでに遅しって感じがしないでもありませんが。

投稿: あまのじゃく | 2011年12月 2日 (金) 09時17分

誤解を解くには政治課題として有権者が認識し監視を強めることですね。
議員活動、またはオンブズマンや裁決機関を設けるなり。
仕組み自体は簡単なのですが、組織的な抵抗があるのでそれなりの民意が必要になります。
ハシズムの風が待ち遠しいです。
橋下さんは学習効果が見て取れるので、どんどんバージョンアップするかもです。(相変わらずバカ新潮と文春が小さく抵抗していますね)

投稿: L | 2011年12月 2日 (金) 13時25分

あまのじゃくさん、Lさん、コメントありがとうございました。

公務員の待遇面など本当に改めなければならない点は、速やかに改めるべきことは当然です。そして、その是非の判断に向けては、内向きの発想に陥ることなく、とりまく情勢や外側からの声を適確につかんでいく必要があります。そのためにも公務員やその組織は、日頃から感度の高いアンテナを立て、様々な情報を積極的に受けとめていく姿勢が重要です。

繰り返しになりますが、合わせて誤解や先入観による批判だけは、できる限り少なくできるよう適切な情報発信と情報公開が欠かせないものと思っています。今回、抽象的な答えにとどまりますが、具体的な話は、これまでの記事本文やコメント欄で、不充分ながらも自分なりの言葉で綴ってきたつもりです。さらに今後も当ブログを続けていく中で、公務員やその組織を批判的な目で見られている方々との「距離」が少しでも縮められれば、本当に幸いなことです。そのような点について、ぜひ、ご理解いただけるようよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2011年12月 3日 (土) 09時01分

度々の投稿で申し訳ありません。またOTSUさん個人を糾弾するつもりもありません。

数年前から公務員の話題がでた際にこちらにアクセスさせていただいていますが、基本的に次のようなスタンスだと理解しています。

>誤解や先入観による批判だけは、できる限り少なくできるよう適切な情報発信と情報公開が欠かせないものと思っています。

因みに行政の広報などに目をやりますと「私たちはこんなに頑張っています。いい仕事しているでしょ」的な内容のものが散見されますが、これと現実のギャップにはほとほと嫌気がさしています。こんなものはサラ金がチワワを使ったCMみたいなもので単なるイメージ戦略でしかない。あなたの発言には抗弁よりも抽象的なイメージそのもので誤解や先入観しか生まないと感じます。
自治体って上級官庁もなく(強いて言えば総務省?)中小の役所など職員の能力以上の(県レベルでは学歴から潜在力はあってもやる気がないが)裁量権が与えられていると感じます。
問題は待遇面だけではなく仕事の質、方向性がおかしい場合もあることを改めて認識して欲しいと思います。(サービス向上(服務規程の遵守)ではなく待遇改善にしか関心がなければムリか)
一般の企業なら風評でもこのレベルなら潰れています。風評であってもそれには原因がありそれを品質の向上によって覆さなければ信用(役所は与信だけは徴税権のおかげで満点ですが)は回復しません。選択をしないことと違って意義を唱えることにはエネルギーが必要であり、普通の人ならそんな手間の掛かることを個々にはできません。
やはり親方日の丸に甘えているのです。

制度が変わるまで自治労は何も変わらないでしょう。(政治活動が目的になっているから)
しかし、状況は変わってきているようです。中東に遅れてやっと日本にも春がやってくるのか。
司法公務員と違って行政公務員は身分保障が必要なほど公正でもなく、逆に政治的なのだから単に労働基準法の枠で守ればいいと思います。

投稿: L | 2011年12月 3日 (土) 23時41分

Lさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

「単なるイメージ戦略」と見られないためには、批判を受けないような中味であるかどうかが確かに肝心です。そのような意味合いも含め、昨日朝のコメントに託した思いに繋がっています。Lさんの見方が劇的に変わることは非常に難しいのでしょうが、これからも訪問いただれば幸いですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2011年12月 4日 (日) 08時33分

初めて投稿します。
公務員制度がある以上、どんなに議論しても、民との溝は永遠に埋まらないと思っている、互いに経験しない以上。互いを認め合う気持ちがない限り。公務員を批判される方で、公務員不要論であれば対案はすべて民でいいのだろうか。
ただ、現在地方での官民格差は是正の必要があると考えている。

投稿: yu | 2011年12月 4日 (日) 19時31分

yuさん、はじめまして。コメントありがとうございました。

「溝」が簡単に埋まらない難しさは痛感していますが、本音で意見交換を行なう接点がある限り、埋めていける可能性はあります。逆効果になって「溝」を広げてしまう恐れもありますが、マイナスはマイナスに変わりありませんので、そのような場があっても良いものと思っています。ぜひ、これからも何かお気付きの点がありましたら、お気軽にコメントくださるようよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2011年12月 4日 (日) 21時42分

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