参院選は、えさきたかしさん
菅首相に代わり、民主党の支持率はV字回復しました。鳩山前首相らに対しての失望感が高まっていたとは言え、昨年の政権交代に託された民主党そのものへの期待感は、まだまだ薄れていなかったことの証しだと思っています。しかし、さすがに「仏の顔も三度」とはならないのでしょうから、菅政権までつまづくような場合、改めて国民から信を問わなければならないはずです。それこそ1年ごとに表紙の顔を変えた自民党政権への批判がブーメランのように民主党へ返ってくることを覚悟しなければなりません。
前回記事「あえて市議選の話題」でお伝えしましたが、今朝7時から市議会議員選挙の投票が始まっています。私どもの組合が推薦している候補者をはじめ、民主党の公認候補は6名で、その他に推薦候補1名が立候補していました。定数が2減となる中、民主党は現有勢力6名から1名増やす積極策に出ていました。民主党への支持率が急落していた時は、それぞれの候補者は非常に厳しい風当たりを感じられていたようです。
菅政権となって劇的に支持率が回復したとは言え、それでも7名全員の当選はきわめて高いハードルとなっている選挙戦でした。みんなの党の推薦候補者など有力な新人候補が数多く名乗りを上げているため、28の議席を37名で争う激戦を制するのは容易ではありませんでした。複数の現職候補の落選が免れない情勢と言われ、私どもの組合が推薦する候補者も最後まで混戦を抜け出したとは断言できない厳しい見通しです。
さて、参議院議員選挙の日程は当初の予定通り6月24日公示、7月11日の投票日が確定しました。その日程で準備を進めていた自治体の選挙管理委員会としては正直安堵しているところでした。ただ国会の会期が延長されなかったため、廃案や継続審議となった法案が数多くありました。インターネットを利用した選挙運動を解禁する公職選挙法改正案(ネット選挙解禁法案)もその一つでした。
私自身もブログを運営し、政治的な話題を頻繁に取り上げていたため、これまで「選挙運動とインターネット」や「参院選公示後も政党のHP更新」などの記事を投稿していました。結局、現行制度の枠内で注意していくことになりますが、基本的な考え方は大きく変わっていません。したがって、以前の記事に掲げた内容(赤字)を改めて紹介しながら、話を進めさせていただきます。
選挙期間中、ネット上のブログのあり方について様々な考え方があるのも確かです。候補者やその関係者かどうか特定できない性格上、コメント欄も含めて閉鎖や凍結する方もいらっしゃるようです。その中で、私自身は最低限、特定の候補者への呼びかけとなる記事を選挙期間中に新規投稿しなければ大丈夫だと判断しています。
もう少し慎重を期し、基本的に立候補者の固有名詞は出さないように心がけてきました。また、政党名をJ党やM党などとイニシャルで記したブログも見ましたが、一般的な政治談義の中で具体的な政党名や党首の名前が出ても問題がないものと考えています。そこまでダメだと言われた場合、選挙期間中のテレビや新聞の報道も成り立たなくなる理屈です。
このような基本線を踏まえた時、来週末は参院選の選挙期間中に突入しているため、このブログでは固有名詞が示せなくなります。3年前の参院選の公示日直前には「自治労の思い、あいはらくみこさんへ」という内容を投稿していました。ちなみに相原久美子さんは、民主党結党以来最高となる50万を超える得票で初当選を果たすことができていました。なお、私どもの組合では市議選の候補者と同様、昨年11月の定期大会で今回の参院選における推薦候補も決めていました。
そして、組合の機関紙などで参院選を取り組む意義や候補者の政策などについて周知をはかってきていました。したがって、前回記事で述べたとおりの趣旨から当ブログでも一度、参院選の話題について取り上げようと考えていました。それがいつのまにか名前を出せるタイミングとしては、前述したとおりラストチャンスを迎えていました。その組合推薦候補のお名前は、記事タイトルに掲げているとおり自治労組織内のえさきたかしさんでした。
えさきさんは今回の参院選において民主党公認の新人候補として、比例代表区から国会の議席をめざしています。初めてお会いし、名刺交換した時、えさきさんが「公務員のためいき」のことをご存知だったことには驚きました。えさきさんは、公共サービスの再生を基本政策の筆頭に掲げています。えさきさんの何よりの強みは、公共サービスの最前線で働く現場の声を直接聞けることだと思っています。
えさきさんが自治労の代表として頑張っていただくことに間違いありませんが、自治労のためだけの利益代表と見られてしまうことは本意ではないはずです。自治労の抱える問題意識や考えが国会や政権与党内に反映されることで、様々な政策の幅に厚みが増すという構図を強くアピールしていかなければなりません。逆に「だから心配」という声もあろうかと思いますが、えさきさんを先頭に自治労全体で乗り越えていくべき課題だと受けとめています。
えさきさんは今回、民主党参院幹事長の高嶋良充さんから自治労のバトンの引き継ぐことになります。その高嶋さんが『自治労通信(NO.742)』の中で、えさきさんへの応援メッセージを書かれていました。先ほど私が記した思いと合致する言葉であったため、印象深く残っていました。抜粋となりますが、今回の記事の最後に高嶋さんの文章を紹介させていただき、えさきさんのご健闘を私からも祈念申し上げます。
参院比例で立つ自治労組織内議員の役割は、何よりも、現場で頑張っている声を、政治に反映させることにあります。私はある本で、「自治労の自治労による自治労のための政治家」と揶揄されたことがありましたが、自治体の現場の声は、公共サービスを提供される市民の声にほかなりません。「えさきたかし」さんも、現場の声を政治に生かす政治家として、自信を持って活動してください。そして、「ともに先へ、先へ。」のキャッチフレーズの通り、先見性のある「社会的に価値のある公共サービス」の実現をめざしていただきたいと思います。「えさきたかし」さんのこれからのご活躍を期待しています。
(追記)市議会議員選挙の開票結果は、おかげ様で私どもの組合推薦候補は1,997票を獲得し、6選を果たすことができました。ご支援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。なお、民主党系の候補者7名全員が当選できました。
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コメント
よくわからない、というか、
持論で「政治に中立に」という観点から、
この手の情報に疎く、恥ずかしながらですが、
特定の候補者名をインターネット上に掲載することについて、
現在(6/20)は、公示前なのでOK(ここについても議論がありそうですが、ひとまず置いておき、)として、
公示後は、そのままでもOKなんでしょうか?
言い換えると、
今回のここ「ブログ」の形態において、
特段何か手を加えない限り、掲載され続ける、という状況になろうかと推測しますが、
その状況のまま公示日以降になった場合に、
その状況は法に、抵触しないんでしょうか。
それとも、公示日以降、選挙当日までは、
ここのページだけ表示しない、
ということとするんでしょうか。
投稿: イール | 2010年6月20日 (日) 20時32分
イールさん、さっそくコメントありがとうございます。
記事本文で書いたとおり管理人個々の判断も少し分かれていますが、選挙期間中、新規記事を投稿しなければ問題ないと考えています。したがって、24日以降も、この記事はこのままとなります。ちなみに阿久根市長は選挙期間中、更新を続けたことで違法性が問われていました。
投稿: OTSU | 2010年6月20日 (日) 20時52分
終盤国会の強引な幕引。(W杯サッカーで日本が勝利したためかすんでしまいましたが・・・)
1年たたないうちに変わるマニフェスト。(埋蔵金はどこにいったのでしょうね・・・)
普天間基地を含む安全保障も問題も民主党全体で検討した形跡はどこにもみえません(選挙ごとのマニフェストと理解した方がよいのでしょうか?)昨年、鳩山代表の「約束」を信じて投票された方々に対する説明はどうするのでしょうか?(表紙を変えたからではすみませんよ・・)
6月23日に新総理が沖縄を訪問されるそうですが、「日米合意」したからといって(多数の)沖縄県民は合意などしていないのですよ。
さて、今回の「何よりも、現場で頑張っている声を、政治に反映させることにあります」は、ぜひ私が勤務する大臣にもとどいて欲しいものです。(「大臣指示に従わないものは処分」が口癖になっているようです。私の職場では「大臣に意見しなければ、しかし、誰かが「人身御供」にならなければ・・・」などの発言もでています。(私個人は、沖縄県民ですら「あの扱い」なんだからと思っていますが、やれるだけのことはやってみようかと思っています。)
投稿: ためいきばかり | 2010年6月20日 (日) 21時36分
ためいきばかりさん、コメントありがとうございます。
現場の声が大臣に届くようになって欲しいものと私も願っています。また、そのことが国民のための政治につながるものと信じています。
投稿: OTSU | 2010年6月20日 (日) 21時43分
こちらも参院選に向けての活動が活発になってきており、連日ビラ配りや電話
掛けへの動員が行われているようです。本音では「嫌だ。関わりたくない」と
思いつつも、現実には断りきれずに応じる方が多いようです。
私は民間出身ゆえプライベートで付き合う人は、プロパーの職員の方とは全く
違う色の人達が多い様ですが、やはり職員への見る目は非常に厳しいものを感
じています。曰く「彼らは民主党などど言いつつ、実際は共産党以上の共産党
員だ」との事で、組合批判は激しくちょっと取り付く島もない状況です。
本当に仲の良い仲間からも職員は人として駄目だねなどと、面と向かって言わ
れると、全員がそうではないと反論したくなりますが、今までの印象が悪すぎ
て信じて貰えません。その為、ますます役所に引き篭もる日々となっています。
立ち位置が変われば見方も変わるのは当然ですが、ちょっと見ている風景が違
いすぎて、互いの理解などは無理だろうなと思っています。
私個人の考えでいえば、最近特に組合関係者からの嫌がらせを多く受けている
事もあるのですが、やはり組合に対しては「井の中の蛙・・」のフレーズを思
い浮かべます。
当市の組合の言っている事を聞けば開いた口が塞がらず、それならば阿久根市
長のブログに書いてある課長会訓示の方がよっぽど受け入れやすいと感じるく
らいです。確かにやっている事や、言っている事は無茶苦茶ですが、ブログの
課長会訓示だけは、私は評価できる内容だと思っています。特に今週の内容は
好きですね。
そして、私個人は今度の参院選では少しでも組合の目を覚ますような結果に導
かれることを希望しています。今の世論調査などをみると期待薄ですけど。
投稿: むかし民間、今・・ | 2010年6月21日 (月) 23時57分
むかし民間、今・・さん、コメントありがとうございます。
相変わらず別世界の「自治労」を垣間見るコメントに半信半疑であることが正直な感想です。なお、竹原市長の『独裁者』を図書館で借りて読み終えましたが、記事本文で取り上げることはない程度の予想通りの内容でした。最近、現実の世界で行なわれている竹原市長の「独裁者」ぶりは改めて唖然としていますが、書籍に書かれていた内容はすでに耳にしていたものであり、読み飛ばさざるを得ない退屈な時間でした。
投稿: OTSU | 2010年6月22日 (火) 02時30分
遂にあの大阪の巨人「やしきたかじん」が選挙に!!・・と思ったら「えさきたかし・さん」でした。(笑)
私は政局に興味無いので・・・。
人が備えておくべき徳目「仁義礼智信」で、阿久根市長の中心は「仁義」でしょう。
その反面「礼」に著しく欠ける。私も礼に欠けるから、間違われたのでしょう(笑)。
恐らく、この部分がOTSUさんに不評な理由かと・・・。
以前「攘夷論者」が「文明開化論者」に変わった・・話をしました。「日本人のidentityを守る」という部分が共通していたからです。
この板の登場人物(OTSUさんを含めて)と阿久根市長は、私から見たら、若干視野が違うだけで、それ程違いはありません。
阿久根市長の対極にいるのは、あなた達ではありません。
ところで最近、「OTSU」と「OTSU」の2つの名前を使い分けていますが、何か理由が・・?
投稿: あまのじゃく | 2010年6月22日 (火) 09時18分
対極にいるのは「巧言令色少なし仁(義)」です。
だから市民に対して覚醒せよ!と言っているのです。
投稿: あまのじゃく | 2010年6月22日 (火) 11時10分
あまのじゃくさん、コメントありがとうございます。
完全に理解できていないものと思いますが、例示されている意味について、ある程度分かります。ただ物事には限度があるのだろうとも考えています。その意味で、竹原市長の行動は私自身の「常識」では、とてもとらえ切れないものです。
「OTSU」の違いについて、鋭い観察力に敬服しています。自宅以外のパソコンから投稿したため、大文字の大きさが違ってしまったようです。深い理由はありませんでした。失礼致しました。
投稿: OTSU | 2010年6月22日 (火) 17時56分
> 相変わらず別世界の「自治労」を垣間見るコメントに半信半疑であることが
> 正直な感想です。
OTSUさんには必ず今回のコメントの様に、こちらとそちらは違うと言われ
るのですが、本当に違うのがどうしても自分の目で確かめたくて、以前そちら
に2日間立ち寄って確認しています。
その時に、自分の目には言われるほどの違いは無いと写っており、つまりは私
の耳に入る様な厳しい意見を持つ市民の方は、そちらにも相当数居られると考
えています。
これら批判の声が、こちらの様に実務に影響する程に強いものか、それほどで
も無いのかは、地域によって異なってくると思いますが、その要因は主に首都
圏と地方の経済状況の差によるものであり、職員への評価が違う訳ではないと
考えています。
従って私にとってはOTSUさんの言葉の方が半信半疑であって、もっと厳し
い意見に自らさらされる必要があるのでは無いかと感じています。
> 現実の世界で行なわれている竹原市長の「独裁者」ぶりは改めて唖然として
> いますが、書籍に書かれていた内容はすでに耳にしていたものであり、読み
> 飛ばさざるを得ない退屈な時間でした。
こちらの図書館には入らないようですので、まだ目を通しておりません(金を
払ってまで読む価値があるとも思っていませんし)が、内容はおおよそ想像が
出来ていますので、OTSUさんの感想程度のものだろうと思います。
竹原市長の現状の行いも到底認められるものではなく、こちらの評価もOTS
Uさんと同様になると思います。
それでも、現実には自治労よりは竹原市長の方がまだマシとして、そちらを選
択する声も多数あることを認める必要はあると思います。これらの選択をする
市民から見れば、自治労関係者も同じ穴の狢とされているということです。
そして重要なのは竹原市長は正しいと賛同しているのではなく、自治労への嫌
悪から、よりマシな方へという選択がされているという事であり、この様に見
る人は年々確実に増えていると感じています。これが取り返しの付かなくなる
前になんとか手を打ちたいと日々考えています。
投稿: むかし民間、今・・ | 2010年6月22日 (火) 23時51分
むかし民間、今・・さん、おはようございます。
組合員の皆さんへ連日ビラ配りや電話掛けへの動員、組合関係者からの嫌がらせを多く受けている、このような点について半信半疑であることを述べました。本当に真実なのかどうも含めての率直な感想です。事実だった場合、明らかに私どもの組合とは異なる組織風土でした。
なお、「自分の目には言われるほどの違いは無いと写っており」との指摘ですが、民主党を支持していることなどの共通点は多々あるものと思っています。しかし、上記のような点については「委員長の知らないところで組合役員が勝手にやっている」ようなことはあり得ませんので、ぜひ、話の進め方にはご注意ください。
>そして重要なのは竹原市長は正しいと賛同しているのではなく、自治労への嫌
悪から、よりマシな方へという選択がされているという事であり、この様に見
る人は年々確実に増えていると感じています。これが取り返しの付かなくなる
前になんとか手を打ちたいと日々考えています。
このような見方に対しては、残念ながら完全に否定できない現状があるものと受けとめています。だからこそ「自治労関係者も同じ穴の狢」と見られないように解くべき誤解は解き、省みるべき点は省みながら適切な情報を発信していかなければなりません。このブログがその一助になれることを望んでいますが、意図に反して逆な面が出る現状にも悩みながら続けているところです。
投稿: OTSU | 2010年6月23日 (水) 08時01分
確かにOTSUさんから見ると竹原氏は常識はずれでしょうね。
しかし、OTSUさんが好んで使う表現を借りるなら「その常識が1000兆円の借金を作ったという事実は否定できない」と思います。
世界を二分して殺し合ったのが70年前・・歴史時間では20分前程度。3時間前までチョンマゲを結ってた。
常識なんてものは、その程度のものだと思っておいた方が良いです。
1つ面白い問いかけをしてみましょう。若し近い将来、ヒステリックな公務員叩きが起こり、明らかに理不尽な魔女狩りに(貴方達が)あい、生活の基盤さえ崩壊する場合に、一体「誰が」貴方達を擁護するでしょうか?・・という問いかけです。
恐らく真っ先に擁護するのが「竹原氏」でしょう。
では魔女狩りの先頭は誰でしょう?それが「巧言令色少なし仁(義)」の議員や市民です。
現在、公務員に対して激しく注文を付けている人達が必ずしも魔女狩りをするのではありません。
大衆の感情なんぞに右顧左眄する必要はありません。大局を見誤らないようにする事です。それが日本を、ひいては個人を救う最良で唯一の方法です。
投稿: あまのじゃく | 2010年6月23日 (水) 11時37分
あまのじゃくさん、いつもコメントありがとうございます。
私たち公務員が本当に全否定され、叩かれるべき存在ならば徹底的に叩かれるのもやむを得ません。そのようなオールorナッシングの話ではないものと思い、解くべき誤解は解き、省みるべき点は省みながらというような言葉につなげています。
その上で、あまのじゃくさんからの問いかけですが、「ヒステリックな公務員叩きが起こり、明らかに理不尽な魔女狩り」にあわないよう今があるものと考えています。その今、竹原市長の専横の数々は、すでに「理不尽な魔女狩り」だと言わざるを得ません。
竹原市長の言動を支持されている方々とは、どうしても平行線となりがちな側面がつきまといます。結局、めざしている方向性が正しくても、法律やルールを守ることが大前提だろうと思っています。なお、「大局を見誤らないようにする」ことは、本当にその通りです。ただ実践できているかどうかは難しいところですが…。
投稿: OTSU | 2010年6月23日 (水) 22時15分
OTSUさん一つコメントさせて下さい。
> 竹原市長の言動を支持されている方々とは、どうしても平行線となりがちな
> 側面がつきまといます。
上のコメント言われておりますが、このブログに定期的にコメントする(いわ
ゆる常連の)方の中には、竹原市長の言動を支持する方は殆ど居られません。
おそらく、あまのじゃくさんと Lさんが該当するくらいだと思っています。
私はもちろん支持しておりませんし、とーるさんも支持して居なかったと思い
ます。そして言葉から判りますがmobileSEさんも支持しては居ないはずです。
それでもOTSUさんは私とは平行線になりつつありますし、とーるさんとも
平行線を演じました。mobileSEさんとは言うまでもなく完全な平行線です。
それに加えて、OTSUさん自身が言われるように竹原市長を支持する人とも
平行線になるのは間違いないと思いますので、OTSUさんは自分の方針に反
する言葉に対し、いつも平行線になるように見えます。
これらの事から思うのですがOTSUさんの考え方や表現方法、そして話の進
め方の何れかに問題があるから、これだけ色々な考え方に対して平行線になる
のではないでしょうか。・・・・という素朴な疑問です。
そして、先日の私宛のコメントに戻るのですが、
> 上記のような点については「委員長の知らないところで組合役員が勝手にや
> っている」ようなことはあり得ませんので、ぜひ、話の進め方にはご注意く
> ださい。
OTSUさんの所ではやっていないという事なので、その話を私は信用する事
にしますが、当然全員がそう見てくれる訳では無いはずです。
※言われるほどの違いは無いと写っておりとは、ビラ配りや電話掛けではなく、
職員の動き方や連携の取り方、職員スキルの平均化等も含めた事の話でした。
以後使い方に注意する事にします。
例えば選挙事務をするにあたり「誤解を招く恐れのある言動は厳に慎むこと」
とあり、これには職員間の不要な会話はもちろん、ポケットに手を入れたり、
消しゴムやペンを不用意に使う事も注意するように指摘されているはずです。
私を含め、とーるさんもmobileSEさんも、それくらいの誤解を招かない努力を
平時からもしておきましょうと言ってるだけなのです。
せめて、竹原市長支持派にとって行動を正当化する理由に使われる様な言動は
避けて欲しいと思っています。そのリバウンドによりかなり支障が出ています。
投稿: むかし民間、今・・ | 2010年6月24日 (木) 22時17分
むかし民間、今・・さん、おはようございます。
「竹原市長の言動を支持されている方々とは、どうしても平行線となりがちな側面がつきまといます」は、そのような方々とだけ平行線になると記したつもりはありませんでした。その上で、「自分の方針に反する言葉に対し、いつも平行線になるように見えます」は、どちらかが自らの考え方を改めない限り、平行線が続くこともやむを得ないものと思っています。この点については、これまで多くの記事で当ブログの位置付けや目的を述べてきたとおりでした。
前回のコメントで指摘を受けた「自分の目には言われるほどの違いは無いと写っており」は、「職員の動き方や連携の取り方、職員スキルの平均化等も含めた事」だった点は分かりました。ただ常識的な見方として、選挙事務で消しゴムやペンを不用意に使うような職員はいないはずです。「誤解を招かない努力」という一例だと受けとめていますが、たいへん恐縮ながら例示の出し方自体、誤解を招きかねませんのでご注意いただければ幸いです。
今回も一言申し上げるべき点は率直に指摘させていただきました。それでも「竹原市長支持派にとって行動を正当化する理由に使われる様な言動は避けて欲しいと思っています」など、むかし民間、今・・さんの問題意識は充分伝わっていることも付け加えさせていただきます。
投稿: OTSU | 2010年6月25日 (金) 04時40分
ははは、まるで「大変だ~、(竹原)市長派が攻めて来たぞ~。みんな隙を見せるな~」って雰囲気になってきましたね(笑)。
同時に、私と皆さんとの視点と視野が全く違う事がハッキリ分かります。(今更言うのも何ですが・・・)
公務員の給与が高いから責められていると思ったら大間違いです。公務員が酒気帯び運転をするから責められていると思ったら大間違いです。
公務員が組合を作っているから責められていると思ったら大間違いです。公務員が誤解されているから責められていると思ったらお間違いです。
公務員が不用意な言動をするから責められていると思ったら大間違いです。
これらに該当する人は他に山ほどいる。
『公務員が本来の役割を果たしていないから責められているのです』
否、正確に言うと『日本人が公私混同をし、政治屋と公務員がそれを追認し、助長したから責められている』
マッ、もうすぐ結論がでます。何せ1000兆円近いお金が紙くずになるのですから・・。
投稿: あまのじゃく | 2010年6月25日 (金) 10時58分
あまのじゃくさん
私は貴方の見ている様な広い視野は持ち合わせていません。また、自分の目で
見える事や肌で感じ取れる事のみで、日々どの様に行動するかを決めているに
過ぎません。ですから貴方のいう『公務員の本来の役割』について理解できて
いないと思っています。それは十分感じています。
それでも私は、自分の目で見て肌で感じ取れる範囲の中で「義務と権利」を根
本から見直したいと考えています。
正直者ばかりが損をするとか、小器用に生きれば働かなくても生活出来る制度
とか、言うべき事を言えない圧力が掛かるとか、逆に言うべきでない事が匿名
に隠れて言いたい放題とか、例を挙げれば切がありませんが、これらを片っ端
から見直したい。
しかし、現状では何かをしようとすれば組織の内外から圧力が掛かり足を引っ
張られる訳で、特に誤解や偏見等もあり外部に協力を求めれる状況にならない
のが何よりも歯がゆく思っています。
外部においては安易(考え無し)に竹原市長を支持している方の大部分は、権
利は自分に義務は他人にという方であったり、単に憂さ晴らしに誰でも良いか
ら弱い立場を叩ければ何でも良いという方であったりして、市長本人はどうか
は知りませんが、これらの人の言動には凄く動きにくくさせられています。
勿論、市長支持派以外の方にもこういう方は多数おられますし、しっかり考え
を持って市長を支持している人もおられるとは思いますが、その数がそう多い
とも思えません。
それらの人に対して自身の行動を正当化する根拠を次から次へと与えてるのが
OTSUさんを初めとする自治労の方々の言動であり、この方達には正直何を
話しても変わってくれないと理解はしていますが「せめて、竹原市長支持派に
とって行動を正当化する理由に使われる様な言動は避けて欲しいと思っていま
す」とコメントしています。
私は、自身の待遇などには既に興味の欠片も残っていません。ここのコメント
でも過去に書いてきましたが、選挙権も要らないし、時給も最低賃金でも構わ
ないし、その他も労働基準法の最低限で十分と言っています。それだけ叩かれ
る要素を完全に廃した上で「義務と権利」の総見直しを強権を使ってでもした
い。端的に言えば「グタグタ言って義務から逃げる奴は覚悟しろよ」と堂々と
いえる様にしたい。せめて少しでも近づけたいと思っているだけです。
私の勝手な考えであり『公務員の本来の役割』から大外れなのは理解していま
すが、この程度が私が最近の望むものの大部分です。
そして、さっさと結果は出て欲しいと思っています。どの様な結果でも捨て身
になっている人間には気楽なものです。
投稿: むかし民間、今・・ | 2010年6月25日 (金) 18時26分
あまのじゃくさん、むかし民間、今・・さん、いつもコメントありがとうございます。
あまのじゃくさんの「日本人が公私混同…」という指摘は、以前から伺っていました。漠然と分かったつもりとも言えますが、正直なところ正確には理解できていないのかも知れません。
むかし民間、今・・さんの苛立ちも、まったく分からない訳ではありません。ただ自分の考え方が絶対正しく、周囲はすべて誤っているという短絡的な主張に聞こえがちです。当然、私自身も自治労も至らない点があることも確かです。
一方で、むかし民間、今・・さんのような極端な発想が唯一の正解かと問われれば、どれだけの人が賛同されるのか、私にとっては疑問です。ぜひ、時には少し肩の力を抜いて、改めて周りを見渡す余裕も必要なことではないのでしょうか。本当に余計なお世話かも知れませんが、失礼な言葉だと受けとめられるようでしたら、たいへん失礼致しました。
投稿: OTSU | 2010年6月25日 (金) 21時48分
公務員バッシングと言う言葉を耳にしてから久しいのですが、正確に言うと、事務系の行政職でしょうな。地方でも国家でも。
自衛官、警察、消防官、海上保安官、医官(その他医療系)あたりの方々の待遇/給与が問題にされているのは、左程耳にしたことが無い・・・
と言うか見た記憶が無い訳でして(あぁ、レフト寄りの活動家の方々は別ですよ)。
自治労や公務員へのバッシングに理不尽さを感じ、不満を持つのはココの管理人様始め公務員と呼ばれる方々には多い様ですが、
同じ公務員でも何故こうも違いがあるのか、不祥事の多さや予算方向の無駄では、行政職の方々に負けるものでもないと思うのですが、
行政職の方々は納税者に御自分たちの存在価値とは何か?と言う事を説明できますか?
竹原市長で話題の阿久根市にしても、よく彼の主張への反論として前市長時代、他自治体と比べても新規採用抑制、勧奨退職、
経費削減は熱心だった(せざるを得なかった)ので黒字財政である・・・と言うコピペが2chやブログで見かけるのですが、
では何故その(財政面では)優良な行政を支えた市議や自治労(職員の加入率ほぼ100%)は住民の攻撃の的となり、地元財界の
強い支援も受けた前市長の実質的後継候補が2度も続けて竹原氏に選挙で敗北したのか、彼の地の職員、議員は考えた事があるのか、
誤解(?)を解く説明する事ができるのか、興味がありますな
投稿: 通行人 | 2010年6月25日 (金) 23時04分
なんだか、非常に高度に観念的になってきて、
私にゃさっぱりついて行けない、という領域になってきたような、
そんな気がしてます。はい。
そんななか、
参議院選挙は、公示されましたね。
前回、書きっぱなしになってしまいましたが、
私の個人的意見としては、
候補者名を、ブログ等に掲げ続けるのは、
非常に「懐疑的」です。
OTSUさんは、更新しなければ、ということでしたが、
インターネット上の情報発信について、
情報を固定化することの証明が、
非常にわかりづらい、という特性があると思っています。
たしかに、専門家が見て、
更新されていない、と、解析ツールなどで証明できるのかもしれませんが、
ただ、一般ユーザーには、ホントに更新していないの?
と思っても無理ない状況下に置かれています。
だから、個人的には、
選挙期間中は掲出すべきでないと考えています。
------------------------------------
OTSUさんと、皆さんの主張が、
相容れないことについては、
思想信条の違いによる面からでもあるので、
そうそうお互いの意見が一緒にならないんでしょうね。
だいたい、意見がみんな同じになったら、
それはそれで気持ち悪いです。
「みんなちがって、みんないい。」
というフレーズもあることですし。
投稿: イール | 2010年6月25日 (金) 23時25分
通行人さん、イールさん、おはようございます。コメントありがとうございました。
選挙期間中に候補者名をブログ記事に掲げ続ける問題ですが、イールさんのように厳格に考える方々がいらっしゃることも確かです。ただ私が勝手に「更新しなければ大丈夫」と判断しているものではなく、そのような線引きが取締りの実態などにつながっていました。
ちなみに今後、その規制も緩和される方向に向かっています。それでも現状は、公職選挙法において選挙期間中にブログを更新することには細心の注意が必要でした。しかしながら阿久根市の竹原市長は市選管からの警告を無視し、一昨年の市長選の期間中に更新を重ねていました。その結果、鹿児島地検に書類送検されていました。
裁判所の命令に従わないことなど、この問題でも竹原市長の理屈は「法律が間違っている」というものでした。大多数の人は法律の理不尽さを感じながらも、粛々と従うことを選びます。このような思考方法一つとっても、竹原市長の特異さが際立つ事例でした。
通行人さんからも竹原市長の話が出ていましたが、久しぶりに「阿久根市のその後」を新規記事で取り上げる予定です。この間、寄せられている様々な提起に対し、必ずしも直接的な答えにならないかも知れませんが、ぜひ、またご訪問いただければ幸いです。
投稿: OTSU | 2010年6月26日 (土) 08時49分
困りました・・・。いい加減視点を変えて貰わないと・・。
財政の基本は何ですか?・・入るを計って出を制す・・ですね。
逆に言うと「日本人は1000兆円を私的に流用したのです」。
ダム工事が欲しい!新幹線が欲しい!立派な市役所や文化会館が欲しい!生活費である年金を寄こせ!
医療費を安くしろ!防衛力を整えて日本を守れ!公務員に給料を払え!公務員を増やせ!
道路を修理しろ!害虫を駆除しろ!警察を強化しろ!学費を免除しろ!
税金の使途に対して様々な要求があります。政治家と公務員の仕事は、それらの要求に「優先順位」を付けて、財政の基本の範囲内で公益を守る事なんですよ。
つまり上記の要求の中に、間違い無く「1000兆円の私的支出」が存在するのです。未だ理解出来ませんか?
公務員を「public servant」と言います。20年間、政治屋と公務員は1000兆円分「private servant」であったという事だ。
投稿: あまのじゃく | 2010年6月26日 (土) 08時56分
あまのじゃくさん、おはようございます。
1000兆円の負債に対する問題意識は理解しています。だからと言って、竹原市長のように法律をはじめ、あらゆる規範を無視しても良いという手法が許されるとは考えていません。極端な話として、そのような超法的な手法が認められるのであれば、1000兆円の負債も簡単に棒引きできるのではないでしょうか。
その結果、国内外が大混乱しても「目的達成のためにはやむを得ない」と押し通せるものでもありませんが、乱暴な一つの手法としては考えられます。実際、近隣やW杯で盛り上がる地の隣国で、独裁者が国民経済をメチャクチャにしている実例もあります。
一方で、誤解されないように強調しますが、これまでの政治の仕組みで問題だった点は改めていかなければなりません。政治家や公務員の処遇が行き過ぎたものであれば、当然、それらも改めていかなければなりません。したがって、そのような方向性に動くことを阻止するため、ことさら竹原市長の手法を批判しているものではありません。
「独裁」的な手法を選択肢として外した中で、国民全体が1000兆円の負債の問題などを少しでも考えていくことが重要だろうと思っています。その意味で、菅首相が提起した消費税なども含めた税制のあり方議論、もっと本質的な論点になっていくことを願っているところです。今回、本当に取りとめもないレスで恐縮ですが、思いつくままにキーボードを叩かせていただきました。
投稿: OTSU | 2010年6月26日 (土) 09時47分
> ダム工事が欲しい!新幹線が欲しい!立派な市役所や文化会館が欲しい!生
> 活費である年金を寄こせ!医療費を安くしろ!防衛力を整えて日本を守れ!
> 公務員に給料を払え!公務員を増やせ!道路を修理しろ!害虫を駆除しろ!
> 警察を強化しろ!学費を免除しろ!
> 税金の使途に対して様々な要求があります。政治家と公務員の仕事は、それ
> らの要求に「優先順位」を付けて、財政の基本の範囲内で公益を守る事なん
> ですよ。
この程度のことならば、当然「義務と権利」の総見直しに含まれているつもり
で書いていますけど、あと何が不足していますでしょうか?
収入の範囲内で支出を抑えるのは官も民も個人も組織も守られるべき大原則と
考えていますし、この部分への不満が私の原動力の一部分でもあります。
もちろん全ての人が納得する優先順位付けなどは不可能です。その為、私が目
指したいのは究極的に小さい政府であり、優先順位を付ける対象を必要最小限
に究極的に絞り、あとは民間の競争原理に任せてしまえと思っています。
これをする為には、相当乱暴な強権を使う必要もあると思っていますので、だ
からこそ、それに関わる公務員の取り分(優先順位)は絞れるだけ絞ってから
事に望めと考えているのです。
もっと観念的で難解な事を望まれているのかと思いましたが、案外当たり前の
基本的な事を言っていたのですね。また、足りない部分があれば修正しますの
でご指摘下さい。
上記の様な事を言ってみても、一人の地方公務員の身分では出来る事は限られ
てしまうものですから、目で見える範囲や肌で感じ取れる範囲で少しでも良く
なるように関わっているつもりです。
投稿: むかし民間、今・・ | 2010年6月26日 (土) 10時25分
ははは、政治家や公務員の仕事は税金の使途に優先順位を付けて、財政の基本の範囲内で公益を守る事である。
これが分かっているのに、何故「自治労の活動」や「竹原市長派の正当性」なんて話が出るのでしょうか?
何故私の話を難しく捉えていたのでしょうか?
この程度の事をやってくれれば、自治労が裸踊りしても文句は言わない。
この程度の事をやってくれれば、竹原氏は満足して市長を辞めるだろう。
この程度の事をやってくれれば、公務員が仕事で手抜きをしても、さして咎めない。
この程度の事をやってくれれば、公務員が不用意な発言をしても、不問に付す。
この程度の事をやってくれれば、借金も10兆円程度で済んだだろう。
この程度の事をやってくれれば、人様の給与などに興味は無い。
この程度の事が出来なかった今となっては「小さな政府」「大きな政府」などの選択肢はありません。
沢山税金を徴収して、大部分を借金返しに当てて、僅かな行政サービス。
若し、これ(借金返し)が「可能」なら、公務員数は半減、給与も半減程度の話で済むでしょう。
しかし、今となってはその選択肢も難しい様に思えます。
国債価格の暴落が始まれば、完全に破綻するのですから。
投稿: あまのじゃく | 2010年6月26日 (土) 11時44分
> これが分かっているのに、何故「自治労の活動」や「竹原市長派の正当性」
> なんて話が出るのでしょうか?
> 何故私の話を難しく捉えていたのでしょうか?
組織の中で1人が判ったところで、組織全体が判らなければ結局は何も変わら
ないからです。組織を変えるための方法論の一部が「自治労の活動」や「竹原
市長派の正当性」の論議になっています。ここでは、これ以上悪い方向に変え
させない為の論議と言い換えても良いと思います。
全員が簡単に「はい。判りました。」となるなら、こんな苦労はしません。
また個人が単独で何を言ってみたところで、それがどんなに正しくても組織は
簡単には変わるものではありません。組織が変わらない以上、社会も同様です。
阿久根市のこれからの半年程度の期間で、これらの事は証明されるかも知れま
せん。
あまのじゃくさんは、これくらいの初歩の事は理解していると思っていました。
それを踏まえて組織やそれに携わる人間の考え方を変えていくにはどうしたら
一番効率が良いのか、そういう自分の考えを超えた凄く上等な回答を持たれて
いる事に期待して、難しく捉えていました。
> この程度の事が出来なかった今となっては「小さな政府」「大きな政府」な
> どの選択肢はありません。沢山税金を徴収して、大部分を借金返しに当てて、
> 僅かな行政サービス。
当然、この国は間違いなくそうなると考えています。今以上に税金を徴収する
が、提供できるサービスは絞りに絞った必要最小限になるので「究極的な小さ
な政府」と言っています。
そして先にコメントした私の想定する待遇の話では、OTSUさんには極端な
発想と言われてしまいましたが、近い将来には好むと好まざると、その程度の
待遇にならざるを得ないと考えています。
> 若し、これ(借金返し)が「可能」なら、公務員数は半減、給与も半減程度
> の話で済むでしょう。
また、この時の待遇は、あまのじゃくさんがコメントした程度のものになると
思っています。これでおおよそ労働基準法の最低水準になるはずです。
結局のところ、あまのじゃくさんも現実的な解決策を持たずに理想を上段から
振り下ろしているだけなんですね。期待はずれでした。
これでは沖縄から基地さえなくなれば(何処の?)平和が訪れる等と言ってい
る人と、レベルが一緒に見えてしまいます。
外野で傍観者に徹して手を出さずに野次を飛ばすのでは、あまのじゃくさんが
嫌った「巧言令色少なし仁(義)」と変わりないのではないのでしょうか。
> しかし、今となってはその選択肢も難しい様に思えます。
そしてこの国は、もうどのみち詰んでますから、破綻するなら出来るだけ早い
方が良いとは思っています。
それでも最後まで組織や社会を変えられる様な回答を探して足掻くだけ足掻く
つもりですが。
投稿: むかし民間、今・・ | 2010年6月26日 (土) 18時56分
なんだか、当初と全然違う話題になってますね
しかし日本が破綻するならそれでいいじゃないですか
そのときなるようになるでしょ
こんなところで言い争わなくても
見てるとなんか見苦しいですよ
達観したふりはやめましょうよ
投稿: 元役員 | 2010年6月26日 (土) 19時49分
??何を言っているんでしょうか?
『政治家と公務員の仕事は、税金の使途に優先順位を付けて、財政の基本の範囲内で公益を守る』事だと理解しているんですよね。
それを疎かにしたから、今の日本の惨状になっている・・とも理解しているんですよね。
だったら「それをしっかりやろうよ」と言い続ける以外に方法があるのですか?
竹原氏は政治家になって実践しているんですよね(私にはそう見える)。相当乱暴な強権を使って。
私は民間人だから、(税金への)不当な要求をしないように心掛けているんですよ。
同時に「早く借金返せ!」と言い続けているんですよ。
それなのに、「自治労活動」とか「竹原市長派の付け入る隙・・・云々」と何の関係があるのかね?
「財政の基本の範囲内で公益を守る仕事をキッチリこなせ」と「夕方以降の私的な自治労活動」や「人からどう見えるか」が何で関係してるのかね?
そして何でこれが組織や社会を動かす「初歩的」方法論なんだ?
社長が言う事を聞かないからといって、奥さんを脅迫するのが、君の初歩的方法論かね?
まっ日本が破綻して良いのなら、それでいいよ。
投稿: あまのじゃく | 2010年6月26日 (土) 21時14分
むかし民間、今・・さん、あまのじゃくさん、元役員さん、コメントありがとうございます。
私自身、国債のあり方などに詳しくないため、それに見合った記事を今まで取り上げてきていません。聞きかじりになると思いますが、機会があったら今回の議論に絡む内容にも挑戦してみるつもりです。それでも基本的な立場は「司、司の責任」で述べたような話に行き着くのかも知れませんが…。
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2010/03/post-0d40-1.html
投稿: OTSU | 2010年6月26日 (土) 21時56分
なかなか書き込めないうちに1週間が経過してしまいましたが、先ずは選挙事務に係わった方はお疲れ様でした。そして「OTSU」氏の手腕はお見事でした。今後、こちらは4年間で同様な見方をしてくれる人を増やして行きたいと思っています。
「むかし民間、今・・」氏
貴方は現実の中で喘いでいるが、「あまのじゃく」氏は理想を語る「方位磁針」であって現実で喘ぐ立場ではないのですよ。貴方は現実を変えたいと望んで「あまのじゃく」氏に「ナビ」の様な機能を求めた様ですが、「方位磁針」は方向を漠然と示すだけで、どう歩けば目的地にたどり着けるかは教えてくれません。
逆に「方位磁針」は貴方がまっすぐに目的に歩けない理由など知る由もないので、現実を見ずに方向を指し示すだけです。その様なものに、まっすぐ歩けない問題の解決策を求めても無駄です。「方位磁針」はいつでも方向を示すだけです。しかも今回の件については誰もが聞かなくても明確な方向を示すだけです。
ま、化けの皮が剥がれたところで今回は幕引きしておきましょうや。
話を少し戻すと、私は公務員の役割や機能を一定以上に縮小することには反対です。ですから「究極的に小さな政府」と言われれば、それには異を唱えなければなりません。まぁそれは次回以降にしておきますが、当たり前の事を当たり前にする「道徳」というか「モラル」といか、そういうものを「保つ」には「公」の力が必要で、とうぜんその為には公務員の数も待遇もある程度は必要だと思っています。
ただ、その「公」を任せるには「OTSU」氏を初めとする自治労関係者は不適格と判断せざるを得ないのですけどね。
投稿: mobileSE | 2010年6月26日 (土) 22時20分
追記
まぁ公務員を一まとめにして批判したいだけなら止めませんけどね。言葉の表面だけ見て批判するのではなく、言葉に込めた意味程度は読んであげなさいよ・・と思います。
言ってる事がぜんぜん違ってる・・どこがです?
「むかし民間、今・・」氏が身分や待遇を守りたいとか言った事は一度も無いはずですよ。私が「判りにくい悪」と言って信用するのを警戒していたくらいですからw
今回は書いてることも、気持ちも多少同情気味に理解できるので応援しておきます。
投稿: mobileSE | 2010年6月26日 (土) 22時44分
上のコメント
「元役員」氏のコメントを「通行人」氏の書き込みと思い込み記入しました。思いっきり失礼しました。お詫びします。
コメントは読みましたが、シグネチャ部分は表面しか見ていなかったようです。重ねてお詫びして今週は退散します。
投稿: mobileSE | 2010年6月26日 (土) 23時17分
mobileSEさんへ、先に書いておきますが返信する余力がありません。味方して
くれた事には感謝しますがパスします。すみません。
あまのじゃくさんへ
先ず一つ目、竹原市長のやり方は役所内部に対しては保身に走らせるだけで組
織が変わるとは思えません。組織を変えたいと竹原市長に付く職員が居たとし
ても早晩梯子が外され、改革に前向きな職員がむしろ排除される結果になる可
能性が高い。外部に対しては他人は叩くが自分は知らぬ振りという「義務と権
利」のバランスを欠く人間の言葉が勢いを増す結果を招く可能性が高い。従っ
て支持は絶対にしません。考えなしに単純にバカ騒ぎされるだけでは悪い方向
へしか進まないという事です。
※法令順守などと野暮な事は申しません。しかし職員の大多数が上申書を提出
する位ですから、結局味方は得られなかったという事です。
二つ目、何処でどの様に「それをしっかりやろうよ」言い続ければ内外に理解
者と味方が増えるのかと問うており、その答えを期待していたのですよ。ネッ
ト内の世界で言い続けるだけなら簡単ですが、それで公務員側の意識が正され、
どうぞ税金を沢山取って借金を返してくださいという市民が増える訳でもない
はずです。
仮にネットの世界で「それをしっかりやろうよ」という声が広がったとしても
その意味は「自分以外の人間にそれをしっかりやらせようよ」になるのは容易
に想像できることです。
竹原市長は実践してると仰いますが、来年の阿久根市から見返せば結局何が出
来て、どんな成果を残せたのでしょう。おそらく一時的に市制を混乱させただ
けで終わる可能性が今のところ凄く高いです。
※1年後も市長の座に居られるのならば、こちらも考え方を変えます。
言う場所と内容を考えずに単純に言い続けるのでは聞いてもらえないし、騒げ
ば排除されるのが現実です。あまのじゃくさんは、それを踏まえて言っておら
れるのですかと聞いています。そして排除されない立場で騒ぐのは勝手ですし、
破綻が迫れば声もより大きくなるでしょうから、外部の人はどうぞ騒いで下さ
い。歓迎します。
しかし、こちらはせっかく役所の中に居るのです。手の届く範囲の事しか出来
ませんが組織内部を変えつつ、外部に対しても「自分たちがそれをしっかりや
ろうよ」と言ってくれる市民を増やしたいと思っています。その為に一人でも
外部に協力者を増やしたいが「信」を失っているので、なかなか難しい。
また業務上でも自治労等の活動や職員の不祥事等を理由に不払いや不当要求が
増えており支障が出ており、こちらも何とかしたい。そうでなくとも「自分以
外の人間にそれをしっかりやらせようよ」という人間は増える傾向にあるので
すから。
でも、今の状況で自治労に何か言っても聞く訳もないし変わる訳もない、だか
ら「せめて、竹原市長支持派にとって行動を正当化する理由に使われる様な言
動は避けて欲しいと思っています。そのリバウンドによりかなり支障が出てい
ます。」と言っています。この程度ならば利害は一致出来るかも知れないとい
う事です。別に組合を支持したり支援している訳ではありません。
あまのじゃくさんは、何処でどの様に「それをしっかりやろうよ」と言って、
現実の何を変えるのでしょう。それを教えてください。
投稿: むかし民間、今・・ | 2010年6月27日 (日) 00時04分
むかし民間、今・・さん
日本国は860兆円もの国債を発行して借金している。国債を償還する為に(借金を返す為に)新たな国債を発行している。
若し「日本国債は将来償還されないかもしれない」という疑念が(日本人に)浮かんだらどうなるか?
国債の価格は暴落し、多くは紙切れになる。それだけではない。国債が売れずに借金が返せずに、債務不履行で破綻。
国債を多く保有する「金融」「年金」だけでなく、日本は機能不全に陥るだろう。
殆どの公務員は路頭に放り出され、警察・自衛隊といった治安部隊だけが僅かに残るだろう。
しかし、治安部隊が安泰なら、まだ「マシ」だ。治安も機能不全になれば、強盗放火殺人さえ横行するだろう。
そんな事態になって「公務員の待遇を守れ」なんて話をすれば、殴り殺されるのがオチだ。
第一「自治労」なんて雲散霧消している。そのカウンターパートナーの存在さえ疑わしいのに。
金融は封鎖され、「円」と「日本国」は信用を失墜する。福沢諭吉と米を交換してくれる保証はない。
アメリカからは脱脂粉乳、中国からは毒入りギョウザの差し入れがあるだろうが、屁の足しにもならんだろう。
日本は太平洋戦争敗戦時以下の状態になるだろう。あの時は少なくともアメリカがいたが、今回は誰もいないのだから。
上記の(恐ろしい)可能性を、「日本人全て」に広報し、(破綻する前に)考えを改めて貰うしか(他に)方法はない。それが「しっかりやろうよ」の正体だ。だから、私は1000兆円の借金の事しか言わないのだ。
むかし民間、今・・さんは「自治労憎し」かと思っていましたが、トロイの木馬作戦で頑張ろうとしている事は分かりました。変な疑いをかけた事は謝罪します。
しかし・・私から見て、それは困難・・を通り越して不可能・・だと思います。
私の話が「荒唐無稽では無い」と3割以上の人が感じ始めたら、急転直下日本は変わるでしょう。・・今?1.2%かな?
以前「攘夷論者」が「文明開花論者」に変わった話をしました。その意味は、私の(最悪の)シナリオを3割の人が現実のものとして認識し始めた瞬間、公務員も自治労も教員も警察官も医師も裁判官も会社員も全て同じ事を言い始めるだろう・・という意味だ。竹原氏と同じ事をだ。
投稿: あまのじゃく | 2010年6月27日 (日) 08時08分
mobileSEさん、むかし民間、今・・さん、あまのじゃくさん、おはようございます。
今回、直接的なレスは見送らせていただきますが、新規記事は阿久根市に絡む内容を予定しています。ぜひ、またご訪問いただけますようよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2010年6月27日 (日) 08時54分
またお邪魔してしまいましたが・・・さて
むかし民間、今・・ さん
>竹原市長は実践してると仰いますが、来年の阿久根市から見返せば結局何が
>出来て、どんな成果を残せたのでしょう。おそらく一時的に市制を混乱させた
>だけで終わる可能性が今のところ凄く高いです。
ふむ・・・竹原市長の成果ですか・・・
まぁ、例のリコール準備をしている団体がリコール発表をする前に巡回で開いていた集会では「竹原氏の良い面は?」の質問に「人件費を削減した」
「職員の対応がよくなった/改善が早くなった」と言う声があったそうで。
前者は、後日、先日のボーナス専決に対して不足分の請求があるかもしれませんのでどうなるかは判りませんが、
(あまりニュースになっていないが)既に1/1付で職員の定期昇給をストップした上で、御自分の給与も3割下げられておられるので、
住民に悪い印象は無いでしょうね。
で、ある意味、重要(?)なのは後者かもしれません。市民の意見が通り易くなり、市民への情報公開も進んだとは言えるでしょうか。
住民から苦情があれば窓口での対応、説明や書類の書式の改善を図る基本的な事から、議員時代からブログで
「内部告発」を繰り返した事や自腹で活動報告のチラシをくばり、活動的な?住民を支援していた事で、住民の政治意識が
高まったのは確かですね。
まぁ、議会や職員といった身内の恥をさらすなと、報復?の問責決議をあびた事も
あるようですが。
(チラシの自腹は、地元の高額納税者番付に名前が載る事もあった資産家でないと
できなかったでしょうが)
斉藤前市長は、前の書き込みにも書きましたが、財政面では実績を残したとネットで繰り返し指摘する方がいらっしゃいますが、
それを進める為の協力の見返りか、それともやる気がなかったのか、職員の職務改善や問題を起こした時の対応が甘く、
隠蔽体質と言われても仕方ない面もありますね。
母子家庭への医療費補助の資格者証交付を遅らせた職員、飲酒運転でひき逃げを
起こした職員、その他、問題や能力で問題が
ある職員であっても、処分が甘いとしか。
ちなみに今の「市長派」と呼ばれる方達は、4年前、当時全国で急増した地方議員の政務調査費の公開請求が阿久根であった時に、
住民グループを支援した議員3人と、住民グループ30人の中で、議会の参考人呼び出しに応じた2人で、今の「反市長派」は、
その時に住民やマスコミの追求を受けて調査費廃止に追い込まれた方達。
まぁ、今の対立構造はある意味、宿命なんですね。
この活動が県議会の政務調査費の調査にも及んだので、竹原氏とそのお仲間は、ある意味、ココ数年の鹿児島の地元政界に
よくも悪くも影響与えっぱなしですな。
投稿: 通行人 | 2010年6月27日 (日) 09時55分
通行人さん、再びコメントありがとうございました。
竹原市長について考える上で、その著書『独裁者』を読んだ感想を新規記事に綴ってみました。あまり掘り下げた内容となっていませんが、お時間が許すようでしたらご覧いただければ幸いです。
投稿: OTSU | 2010年6月27日 (日) 19時52分