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2010年5月15日 (土)

もう少し当ブログについて

最近、Twitterが流行しています。ブログとチャットを足したような新感覚のコミュニケーションツールと言われています。いつでも、どこでも簡単につぶやき合える手軽さが人気となっているようです。なお、このブログの記事の最後に「」(頭文字のT)という青字がありますが、それをクリックするとTwitterの無料登録画面に入れます。

今のところ私自身は、Twitterに手を出すことはまったく考えていません。140字以内という投稿文字数の制約があり、常に長々とした記事となる当ブログの傾向からすれば、ブログの代わりになるものではありません。チャット的な機能に魅力は感じますが、このブログのコメント欄を通して充分にそのような会話も行なえているものと思っています。

そもそも当ブログの運営にあたって、実生活に過度な負担をかけないように心がけています。そのため、開設当初は週に複数回更新していましたが、現在は週1回の間隔を定着させています。お寄せいただいたコメントの返信も、平日は朝か夜に限っています。休暇を取っていたとしても「勤務時間中に」という誤解を招くため、まず平日の昼間にコメントを投稿することもありませんでした。

このような現況を考えれば、私自身にとってTwitterの機能は「宝の持ち腐れ」となることが目に見えていました。ちなみに先ほど実生活に過度な負担をかけないと述べましたが、決してブログの運営に際して手を抜いているという意味ではありません。とりわけ記事本文の更新に向けては一字一句熟考しながら、さらに下書きの段階で何回も読み直し、推敲を重ねた上で投稿しています。

したがって、そのように集中する時間は1週間の中で限定的なものとしている意味合いでした。当然、コメント欄での返信も誤字脱字などがないように注意していますが、本文とは異なる迅速さも重視しています。それでも限られた朝の時間では到底レスできない問いかけなどに対しては、少しお時間を頂戴し、改めて夜にお答えしていました。また、寄せられたコメントの内容によっては次回の記事本文を通し、お答えしてきたケースも少なくありませんでした。

mobileSEさんからの問いかけ

金曜の夜、前回記事(「一期一会」と改めて当ブログについて)のコメント欄に寄せられたmobileSEさんからの内容は、まさにそのように取り扱うべき事例でした。当該のコメントに目を通していない皆さんにも分かるような記事の構成に努めていくつもりですが、全文は掲げられませんので、できれば前回記事のコメント欄をご覧いただければと考えています。なお、mobileSEさんからのコメントの引用(※)を青字で示し、その後に私からの見解を添えていく形としています。※レイアウト上、改行についてのみ若干手直ししています。

議論とは各々の考えを闘わせて双方の価値観をすり寄せる行為であり、また意見の交換とはある事象に対しそれぞれの視点からの意見を寄せ合い問題点の本質を明らかにする行為であると考えています。ただ口先で合いの手を入れれば良いというものではなく、どちらも闘わせる事で自己の論理を昇華させ、よりベターな方向へ進む糧とする行為でなければなりません。

このような問いかけは、他の方からも寄せられるご指摘でした。まず私自身も、そのような見方を否定していません。国民生活に直結する責任を持つ鳩山首相らは、激しい意見対立を乗り越え、又は調和させて一定の結論を出さなければなりません。司、司の場面で、大なり小なり誰もがそのような決断を求められることも少なくないはずです。私自身も厳しい議論の末、一つの結論を導き出さなければならない局面が多々ありました。

ただ当ブログのような位置付けのコメント欄において、それぞれの課題一つ一つに対してシロクロを付けることの難しさを認識しています。意見交換を進める中で、明らかに一つの結論が浮き彫りになるような場合、自分の考え方に固執しないつもりです。しかし、様々な課題において賛否が大きく分かれ、議論が平行線をたどることも日常茶飯事でした。その際、これまで繰り返し述べてきたことですが、それぞれが正しいと思っている主張をどのように共感を広げられるかが重要な点だろうと受けとめてきました。

仮にこのブログにおいては議論も意見交換も成立しておらず、管理人たる「OTSU」氏の価値観が過去から今まで何も変わってないならば、このブログの存在に意味は無く単に無駄な時間を6年以上も積み上げて来たという事になります。しかし皆さんも重々承知のとおり「OTSU」氏の基本能力が十分に高いのは疑いの無いことです。そして能力の高い人が延々と無駄なことを繰り返すことに疑問を持って見てみれば、この場には「議論」や「意見交換」と異なる別の意味や目的があると考えるのが自然です。※そうでなければ自身の身分を明かしてブログをつづる意味がありません。あえて身分を明かすという意味も加えて考える必要があります。

その上で、ここの目的を表からの視点で考えれば、市民の職員組合に対する冷ややかな視線への対応として、組合のイメージを変える目的(すなわち組合にも意見を聞く耳がありますよという)のアピールの場なのでは無いかということ、また裏からの視点で考えれば、最近カルト的と敬遠させる職員組合へのイメージを変える目的(開かれた組合でカルト的なものではありません)をアピールし組織率の向上を図るための場なのではないかと、私は考えています。

すなわち読み手の意見など最初から耳に入れる気はごくごく少なく、読み手である我々は「OTSU」氏の目的の上で踊る、アリバイ作りの為の駒なのだろうなと・・。これは、かなり穿った見方なのですが、こう考えると過去の記事とそれに対するコメントのやり取り、そしてその上で揺らぎの無い「OTSU」氏の価値観の全ての辻褄があってくるのです。これらを踏まえて、私は「OTSU」氏のスタンスを読み手に対し失礼な態度であると指摘しています。

前回の記事で意識的に触れた点ですが、このブログを開設したのは4年9か月前です。前々回のコメントに続き「6年以上」と書かれていますが、「結局は斜め読みで批判されている」という疑念が生まれそうですので、老婆心ながら同じミスの繰り返しにはご注意いただければ幸いです。その延長線上で述べざるを得ないのですが、前回記事の箇条書きの「1」と「5」にあるとおり当ブログは不特定多数の方々と私どもの組合員、それぞれの皆さんを常に意識しながら投稿しています。

このブログの記事を通し、公務員組合に対する冷ややかな視線が改まっていくようであれば何よりです。ただ簡単ではないことも確かであり、最低限、先入観や思い込みによる批判が避けられることを願いながら続けていました。そのような意味合いから虚勢は張らず、基本的に等身大の姿や考え方を示してきました。このような目的や趣旨について、裏も表もなく、結果的に好感度が上がったり、組織率の向上につながれば本望なことだと考えています。当然、その逆があることも覚悟し、それはそれで置かれた現状を直視できる貴重な機会だととらえてきました。

このような説明を繰り返しても、過去から今まで何も変わっていないと決め付けられ、聞く耳を持っているという「アリバイ作り」であり、読み手に対して失礼な態度だと批判されてしまっては身も蓋もありません。変わっているかどうかに関しては、これまで「襟を正してきた具体例」などを通して一定の考え方を示してきました。「言葉にすることの大切さ Part2」の中では、公務員組合の立場性などについても様々な評価があり、批判の声もあり、賛同の声もあるという構図をたどってきていることを訴えてきました。

つまり私の言い分が常に四面楚歌の状態だった場合、すみやかに「誤り」を自覚し、全面的に現状を否定しなければならなかったものと書き込んでいました。そもそも「変わらない」という批判に関しても、mobileSEさんから見た一つの「答え」にそったものであり、結論を押し付けていく姿勢は少し見直すべきものではないでしょうか。きっと、このような言葉にmobileSEさんはカチンと来るはずですが、あえて苦言を呈させていただいています。

確かに私自身も自分の考え方が正しいと信じながらブログ上で発信しています。コメントをお寄せいただく皆さんも、それぞれの持論に自信を持って投稿されているものと受けとめています。その際、相手方の意見を頭ごなしに否定せず、「そのような見方や考え方があるのだな」という謙虚な姿勢で、自分自身の考え方と異なる部分について「私はこのように考えています」という返し方を私自身はこだわってきました。

そして、このような意見交換を経て、お互いがどのように感じ取っていくのか、同時に閲覧されている人たちがどのように感じるのか、それこそ言葉を大切にした「腕の見せ所」だと思っています。くどいようですが、このブログを通して幅広い声や情報に触れていただき、その結果、閲覧されている皆さん一人ひとりがどのように感じていただけるのか、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。この発想は読み手の皆さんの主体性を前提としているためであり、このような点が失礼な態度だと非難されたことには驚いていました。

また、KEIさんからは「相手方の意見を頭ごなしに否定」する議論を薦められました。この点は先ほど述べたとおり私の一番のこだわりですので、あえて「私はこう考えています」という論調を貫いています。しかし、この書き方でも説得力ある言葉が含まれていた場合、相手方に劇的な変化が起こり得るものと信じています。逆に異なる意見を頭から否定し、持論が唯一の「正解」と押し付ける論法より、その可能性が広がっているものと私は考えています。やはり相手をカチンとさせてしまっては、冷静な議論につながりにくいものと思っています。

労働組合は誰のためのものかを真剣に考えて欲しい・・。また労働組合の本来の目的とは何なのかも真剣に考えて欲しい・・。少なくとも普天間の解決が目的ではありませんし、まして役員を派遣して座り込みをさせる事は目的にかすりもしません。この部分で一般職員と見るべき所が違うのは、先にも記しましたが「OTSU」氏が労働組合の本来的な存在意義や目的を捻じ曲げる勢力の一人だからと思っています。

労働組合の活動領域の話については、これまでも数多くの記事を投稿してきました。この点は、とーるさんからも同様な趣旨のご指摘を受けていました。あえて賛否が大きく分かれる政治的な課題を取り上げている理由は、最近の記事「本題に入る前の長話」で記していました。組合活動の本流ではありませんが、普天間基地の問題などにも自治労が関わっている限りは、どのような立場や考え方で取り組んでいるのか、丁寧に説明していくべきものと思っているからでした。

加えて、mobileSEさんの言われるとおり組合員の皆さんの中には、自治労の方針に違和感を持つ方々も決して少数ではないものと見ています。だからこそ、結論の押し付けではない情報の発信を大切にすべきものと考え、このブログの場もその一つに位置付けていました。合わせて、その組合がどのような活動に取り組むのかどうかは、その組合の構成員が決めることであることも付け加えさせていただきます。

さらに「OTSU」氏の論の進め方で、私が許容できないやり方に「切り離し」の進行法が多く見られます、これはある事象を論じるにあたり一方からの問題点のみで批判し、別方向からの論議を意図的に排除するというもので、ちょうど今回も普天間の問題を「東アジア全体の問題は、今回の問題から切り離し・・」とされています。この進め方をすれば、どのような事象であっても自分の都合よく話を進めて結論に導くことが可能であり、過去には「コスト問題」やそれから波及する「経済問題」を切り離し「原発を廃止し風力発電等への置換は可能」と言った事すらありました。これがここの主たるやり方であり、腹の中に渦巻くものの一つです。

このやり方は非常に便利です。「あまのじゃく」氏が常に問題提起する1000兆円の借金でさえ「返済義務」という問題を切り離せば、いくら公債を積み上げても何の問題も存在しないことになるのですから・・。ですが、行政に携わるものは一瞬でも他の視点を切り離すことが許されないのは当たり前のことなのです。A氏の利害を切り離しB氏の要望優先することが許されると思いますか。余りにも公平という部分に掛けている。これが私が「OTSU」氏に対して、行政から離れるべきという根拠の一つとなります。

上記についてはmobileSEさんが最も強調したかった点だろうと考えて引用しましたが、前述した説明をもって、すべてお答えできる話です。都合よくとか、姑息だったり、卑怯な手法だと見るのか、読み手の皆さん一人ひとりが判断することだと思っています。記事の内容やコメント一つ一つに対する評価も同様であり、読むに値しないブログだと見られれば、それまでのことだと受けとめています。したがって、mobileSEさんのような見方も否定できるものではありません。ただ実際の行政の場面での切り離しなどの事例につなげていく論理展開は、いささか強引すぎるものと私としては感じているところです。

最後に一言

mobileSEさんからの問いかけに対して、私なりの答えを綴ってきました。どうしても長々と書き込む習癖があり、かえって論点が分かりづらくなっているかも知れません。この件に関しては前回記事のコメント欄で、とーるさんからパネルディスカッションやkさんの以前の言葉などを引用しながら適確な説明を加えていただきました。ぜひ、そちらもご覧いただければ幸いです。最後に「このブログを始めたイキサツ」という記事を紹介し、多面的な情報を発信していく重要さを実感しながら、当ブログを続けていることを改めて付け加えさせていただきます。

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コメント

私は非組合員ですし、公務員でもないので基本的にはROMです。
私にとって、このブログの本文の記事は失礼ですが、情報の取り上げ方/物の見方が非常に一面的に感じます。
内容によっては非常に鼻白んだ心持ちや脱力感で眺めています。どちらかと言うと、mobileSE氏のコメントに頷く事が多いでしょう。
OTSU様の述べるところの「多面的な」情報とはコメント欄に見いだされ、その部分の宝を得る為にこちらに日参しているようなものです。
つまり、異なる角度から同じものを見たときの受け止め方の違い、思いもかけない言葉との出会い、自分の目を覚ましてくれるような何かの変化の兆し・・・そういったものが時々コメント欄にあるのです。
それはOTSU様の意図とは離れたところで、ここを見る人々に感染していくでしょう。
その「多面性」を担保するのは、OTSU様と平行線をたどるかのように見える人々のコメントです。
もしここからそのような多様な意見が消え(その方々に見放され)、穏やかな馴れ合いの自己紹介ブログに堕ちてしまったなら、私も心おきなくブックマークを削除するでしょう。

私は社会が変わっていく事を望みます。そのために、労働組合という存在が変わってくれる事に、一縷の希望を託しています。
なぜならば、現在の労働組合という存在は、私の希望する変化の逆の方向性を突き進んでいるからです。
もちろんこれは私個人の見解に過ぎず、OTSU様はご自分の信じる道を進まれているだけ。何かの邪魔をしているという意識は無いでしょう。
でも私は、ここの多様性が担保される限りは、私と同じ感覚を持つ人が同じ宝を今も見いだしていると信じております。
そこに小さな希望がある。・・・・・・私の目に、OTSU様と発言者諸氏がどのように映っているかは省きますが、「誰がどのように、誰に対して失礼なのか」「情報や意見に真っ向から向き合って扱っているか」自ずとここを訪れる人々には判断がつくものでしょう。

以上、とりとめの無いコメントではありますが、ここ数日の流れを見て一読者の感じた事です。
では。

投稿: jenny | 2010年5月16日 (日) 00時19分

jennyさん、コメントありがとうございました。

ご理解いただいているものと思っていますが、私が使っている「多面的な情報」とは私自身が常に多方面からの情報を当ブログを通して発信していくというものではありません。普段直接触れる機会がないと思われる私どもの組合や自治労の立場や考え方などをネット上で発信していく必要性を認識し、このブログを続けています。なお、その点を「このブログを始めたイキサツ」で綴っていました。

きっとjennyさんのようにコメント欄に寄せられる多様なご意見に触れるため、このブログを訪れている方々も多いはずです。それはそれで結構なことだと思っています。そのような機会がある限り、私自身はjennyさんらにも届く言葉やその裏付けとなる行動とは何だろうかと模索していく励みになるものと考えています。

投稿: OTSU | 2010年5月16日 (日) 00時47分

jennyさん初めまして。別にOTSUさんの擁護をするわけじゃないんですが

1.物の見方が一面的
  結構、いろいろ調べた上で書かれてることも多いように感じますけどね。
  主張が偏狭だ、ということを一面的、と言われてるのなら、
  jennyさんの言われることが多様性=多面的ならば、OTSUさんも
  mobileSEさんも私もその一面でいいじゃないですか。トータルで多面的、で。
  むしろ否定するなら「ダメなところ」を否定しないと、受け取る方には
 「あいまいな否定」でしかなくて、たぶん困ってしまうんじゃないですかね。

2.「多面的な」情報とはコメント欄
  このブログのいいところは実はコメント欄にあって、いろんな意見が出てくるので
  ある意味ブログよりコメント欄が面白い、というのは思います。本当にいろんな
  論客がいらっしゃいますからね。
 (OTSUさんの書かれていることが面白くないという意味じゃないです)

3.社会が変わっていく事を望みます
  みんな大なり小なり社会が変わることを望んでます。極論ですが「共産党」も「みんなの党」も。
  OTSUさん自身だって社会における「公務員や組合」への見方の変化を求めてるはずで。
  どういう変化を求めるか、それ書かないと伝わらないですよ。書き込みを続けられれば、
  その積み重ねでわかることもあるでしょうけれど。

4.現在の労働組合という存在は、私の希望する変化の逆の方向
  労働組合がどうなればいいの?組合って参加者の集団利益のための存在であり活動費も
  参加者が負担する以上その権利保護・増大を求めるのはある意味正当だと理解するんですが、
  (jennyさんだって自分の待遇は良くしたいでしょう?例えば自分の給料20万より25万の
  方がいいでしょうしサービス残業より手当出る方が良くないです?)
  逆の方向ってのはそれを否定してるってことですか?
  それとも組合は構成員の待遇改善にのみ働くべきで、政治活動なんて論外だ、という
  ことでしょうか?(こっちなら私も全面的に同意するんですが)

5.自ずとここを訪れる人々には判断がつく
  jennyさん以外にも、ここを見に来てる人それぞれがそれぞれの価値を見いだしてるとは
  思うんですが、それはjennyさんと同じ方向性かもしれないし、そうでないかもしれません。
  でもいいじゃないですか。
  多様性に価値を感じるってことは、自分以外の意見の持ち主にも価値を感じるってことですから。

投稿: とーる | 2010年5月16日 (日) 01時50分

とーるさん、おはようございます。

いつも私より適切な説明、ありがとうございます。なお、記事本文で書いたとおり何回も読み直して投稿しているところですが、述べたかった点が漏れていたり、言葉不足かなと思う箇所が出てきます。そのような点も今後、機会を見つけて補っていこうと考えています。

投稿: OTSU | 2010年5月16日 (日) 07時52分

最近、遊びほうけてしまって、
こちらのチェックをしないでいたら、
2歩も3歩も、出遅れた感がある、イールです。

ここ2~3の記事とコメントを見る限り、

様々な考えの方々が、
世の中にはやっぱりいるんだな、

ということを実感した次第です(平板な感想ですみません)。

そこで、思うに、
(私は地方公務員という身分でもあるので、)
様々な意見、それぞれの意見を、
どうバランスを取って、
自らの業務の方向性を見出していくか、
地域の住民にとっての利益極大化に向けて行くのか、
自分の職務に課されている大きな命題であることを
改めて認識したところです。

大変難しい課題ではありますが、
より良き「バランサー」として、
サッカーで言えば、「ボランチ」でしょうか(中盤の底。守備的ミッドフィルダー)、
個人的には、その辺りの立ち位置で、
少しでもお役に立てればな、と。

#とはいえ、
#現在30代後半、今年で4部署目という、
#まだまだ未熟者ですから、
#大したことはできません。
#日々精進で、なんとか補っていきたいものです。

投稿: イール | 2010年5月18日 (火) 03時53分

イールさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

様々な考え方に触れ、ご指摘のようなバランス感覚を磨くことが重要です。このブログの記事を通しては、その点が欠けているという批判をいただいていますが、よりいっそう私も日々精進していくつもりです。

投稿: OTSU | 2010年5月18日 (火) 06時55分

今回の記事について、これはもう読み手が判断していくことと思うので、あまり長々とコメントする気はありません。ただ1点だけコメントしておきます。

>ただ実際の行政の場面での切り離しなどの事例につなげていく論理展開は、
>いささか強引すぎるものと私としては感じているところです。

との事ですが、貴方が公平性の原則を守って業務に従事していると、どの程度の者が信用できるのでしょう。私はそれほど多くないと思っています。

公平性の原則とは政治的にも宗教的にもその他の価値感においても求められる公務員の大原則です。それを公務を離れてる場とはいえ、政治色の濃い職員団体の代表として、また個人として深く政治活動に関わる職員の仕事が公平と信じきれる人がいるのでしょうか?
※しかも、これだけ自己に都合よく切り離し進行で論を進める人間が、業務になればきちんと多角的な視点で公平性の原理を守ってると信じると思いますか?

そこには、どんなに奇麗事を述べてみても疑念が残ると思いませんか? ですから、逆に貴方の様な職員に自分に関わる業務に従事して欲しくないと考える人は多いと思います。

また、その疑念に役所組織としては、どのように公平性の保障と証明をしているのでしょう。確かに凄く難しい事なのですが、これを軽視しているのが現状の公務員不信の一因なのではないかと思っています。

公私とも疑われる言動を避けるというのは、現代社会人の大基本では無いでしょうか。それを強引過ぎる論理展開と言われる様では、貴方たちを見る目は冷ややかになる一方だと思われます。
信用とは法律で強制的に得るものではありません。黙々淡々と態度を示し続けて得るものです。そして信用を積み重ねて信頼になっていくのです。現状はその基本が欠けている指摘せざるを得ません。

・・・・などと基本的な事に疑問を投げかけて、後は読み手にお任せしたいと思います。


追記、
前々から気になっていたのですが、我々の属する世界では自身の所属組織を明かしてネット上に情報を発信する場合、それがどの様な内容であっても必ず自組織の許可が必要です。これを怠ると趣味のサイトであっても当然処分されます(それだけリスク管理に敏感だという事です)。ですから自ずと自分の所属を伏せて、かつ業務に触れないサイトとなるのですが、公務員(特に市職員)にはこの様な制限はないのでしょうかね。

投稿: mobileSE | 2010年5月18日 (火) 22時09分

mobileSEさん、いつもお疲れ様です。

書きたいこと、書かねばならないことが山積したご意見です。と言いながら結局は、これまで何回も書いてきたことの繰り返しとなるような内容になるのかも知れません。ただ今回の記事の冒頭でも述べたとおり、とても平日の夜に展開するほど時間的にも気力的にも余裕がありません。その点だけご理解を求めますが、「逃げている」と批判されるのもご自由ですので、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2010年5月18日 (火) 22時38分

おはようございます。朝になってから前回の記事で、次のように書いていたことを心に留め始めました。

>コメント欄を通して似たような問いかけが続くことも当たり前な話だと受けとめています。タイミングによって充分な対応ができていない場合も多く反省していますが、基本的にはお寄せいただいたコメント一つ一つに対して丁寧にお答えするように努めています。

限られた時間の中、どの程度説明できるか自信ありませんが、mobileSEさんのコメントへ改めて対応させていただきます。

まず同様な問いかけに対し、すでに下記の記事を通して私自身の考え方を示していました。それに対しても、確かにmobileSEさんの主張は一貫されていたものと思っています。

2010年1月31日(日) 岐路に立つ民主党 Part2
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2010/01/post-b923.html

ただ一方で、「分かってくれない」「考え方を変えてくれない」という無力感は私のほうにも大きいことを想像してください。強調したい点は、mobileSEさんのとらえた方を相手方が「是」としていないのにもかかわらず、一方的に全人格を否定するような論調に違和感を抱いています。

さらに公務の中で公平性云々は、すべてmobileSEさんの推測の域を出ていません。そのような思い込みで、いつも決め付けた批判をされることが許されるのでしょうか。

また、所属を明かしているというご指摘ですが、この点も「読まれているようで、読まれていない、理解いただけていない」という疑問が生じてしまいます。第1回目の記事から現在まで、私自身から所属を明確にしたことは一度もありません。

それぞれの話題を通し、自治体などが明白になっていることは間違いありませんが、プロフィール欄に書いてあるとおりの位置付けは開設以来変わっていません。その上で、組合員の皆さんらに対しては匿名ではないという位置付けに過ぎません。

しかし、決してコソコソしているつもりもなく、市当局側の皆さんにもブログの話は周知のことです。合わせて、先ほど紹介した記事の中に関連した書き込みもありますので、改めてご覧ください。

取り急ぎ書き込んできましたが、言葉が不足している点などがありましたら、今夜以降、補足させていただくつもりです。

投稿: OTSU | 2010年5月19日 (水) 08時07分

この件について、貴方とは永久に平行線でしょうから既に理解を求めません。ただ、どちらの論が現実により近いのか見なさいと忠告しているに過ぎません。


>さらに公務の中で公平性云々は、すべてmobileSEさんの推測の域を出ていません。
>そのような思い込みで、いつも決め付けた批判をされることが許されるのでしょうか。

許されるとか許されないという問題は一切関係ありません。この様な疑念の目で見られているという現実の方が大問題なのです・・・・この事をまだ理解されませんか? なにも私だけがこのように見ている訳ではありませんよ。

現代においては疑念を持たれた側は、自ら身の潔白を証明する事が求められています。そして、それが出来ない場合、明らかな証拠がなくても「推定有罪」と判断されるのが現代の特徴なのです(個人的には相当嫌いな特徴ですが、生き残るには現実に合わせる事が必要なのも事実です)。

ですから何度も指摘するように、あなた方がいくら法的に問題ないとか、明らかな証拠がない「推定無罪」だと述べてみても、確かに司法の場では有効でしょうが、現代における人間の評価上では何の力にもなり得ないのです。これだけ社会全体に疑念と冷めた目が広がっても、あなた方はまだ従来の論を繰り替えされますか?

あなた方が頑なにその現実から目を背けている間に、これらの疑念が積み上がる事で法律すらお手盛りと言われる社会となってしまい、挙げ句に司法判断すら公務員同士の馴れ合いとする首長が誕生してくる事になっています。この事は、社会の根幹たる法律すら信用されていない世の中に、あなた方がしてしまったという証明です。

幸いこれらの現象はまだ多数を占めるに至っておりませんが、楽観できる状況では決してありません。その対応として、今のあなた方に求められているのは、理解して貰えないと嘆くことではありません。誰が何処から見ても非の打ち所のない潔白の証明を身をもって示し続けることです。この証明について、法に従うのは最低限の当たり前の行為であり、さらに踏み込んだ制限を自らに率先して課さなければ現状では何の意味もありません。
※強制力を持たない民間においても、この潔白の証明は最重要事項なのです。まして強制力を持つ身で何を甘えているのですか。勘違いも甚だしいと指摘せざるを得ません。

そして、今後の公務員の立場を守るという活動を考えた時に、貴方と私のどちらの論が正しいのか、これは正直判りません。但し、貴方がブログ等を等して組合活動を語ってきた期間(5年弱でしたね)で、市民の公務員を見る目や評価が良い方向に少しでも動いたのかを考えれば、従来の方法では悪化すれど改善しないのは証明されていると思います。

>また、所属を明かしているというご指摘ですが、この点も「読まれているようで、
>読まれていない、理解いただけていない」という疑問が生じてしまいます。
>第1回目の記事から現在まで、私自身から所属を明確にしたことは一度もありません。

いいえ、記事を読んで容易に推測できる内容で、それを否定しないと明言するのならば、自身から所属を明らかにしていると評価されます。


>しかし、決してコソコソしているつもりもなく、市当局側の皆さんにもブログの話は
>周知のことです。

何か勘違いされておられるようですが、この事について非難するつもりは毛頭無く、まして市当局に何ら働きかけをする事はありません。この様な場での最低限のマナーとして、この場のことはこの場のみで納めるのは当たり前の事だと考えています。見損なうなと言いたいですね。ただ先月のコメントで、あなたの方にこの点で疑義が発生しており、それが最近の私のコメントの棘となっていますが・・・・。

その上で確認したかったのは、私が属する世界では情報管理や法令順守について極端なぐらい神経を使って取り組んでいます。些細な法令違反(例えば申告漏れや認証取得漏れ)でも職を失う危険性があるくらいです。
これに対して、あなた方の意識は考えられないくらいに低い。仕事で訪問すればDVDのコピー方法の質問やら、ファイル共有ソフトの質問やら、果てはマジコンはどこで買えるのかどう使うのか等々の質問攻めになる始末。
これらから、こちらの意識が神経質になり過ぎた厳しすぎるものなのか、それとも公務員の世界が危機感に乏しいだけなのか疑問に思っただけです。
※なお、この質問の話に関しては貴方の職場の話ではありません。ただし先週書いた「昼休みにちょっと役所を覗いたら、資料が無人の職員の机に無造作に放置されていましたよ」は貴方の職場の話ですが・・。


>ただ一方で、「分かってくれない」「考え方を変えてくれない」という無力感は
>私のほうにも大きいことを想像してください。
>強調したい点は、mobileSEさんのとらえた方を相手方が「是」としていないのにも
>かかわらず、一方的に全人格を否定するような論調に違和感を抱いています。

いいじゃないですか。それでも。ただ私はハッキリと相手を否定しますが、貴方は判りにくく否定しているだけで本質は変わらないと思います。その上で、お互いに決して相容れないし許容も出来ない事と、その考えが将来に渡り確実に交わることの無い平行線である事が判っただけでも収穫でしょう。

投稿: mobileSE | 2010年5月19日 (水) 19時11分

mobileSEさん、連日のコメントありがとうございます。

ご指摘のとおり平行線をたどりがちですので、私も多くは語りません。ただ一点だけ申し添えなければなりません。所属の問題は事実関係を淡々と記しただけであり、何も勘違いしていません。

「あなたの方にこの点で疑義が発生」という話も、ある人から疑われるような行為と一切無関係でありながら一方的な勘違いによって被疑者扱いされていました。したがって、そのような誤認された話を持ち出して、ネガティブな言い方をされる点だけは改めて欲しいものと願っています。

投稿: OTSU | 2010年5月19日 (水) 21時52分

mobileSEさんとOTSUさんへ

>公平性の原則とは政治的にも宗教的にもその他の価値感においても求められる公務員の大原則です。それを公務を離れてる場とはいえ、政治色の濃い職員団体の代表として、また個人として深く政治活動に関わる職員の仕事が公平と信じきれる人がいるのでしょうか?

私自身は公人としての公務員の職務における公平さ・政治的中立さと、私人としての政治的立場は別だと思っているので、
この点にたいして疑問はないのです。役所との関わりでお互いが政治的な話をすることって無いですし。
(公務員になった友人との付き合いでは、まあ聞かない訳ではないですけど、水を向けないと積極的には言いませんね)
友人関係でもなければ、私がどういう思想信条を持っているのか、相手がどういう思想信条をもっているのか、知る術はお互いありませんから。
とはいえ、そういう活動について好ましくないと常々書いているのは、やはりmobileSEさんが言われるような疑問を持つ方が
いないわけではないだろう、と私も思っています。そりゃ、住民だっていろんな人がいますよ。公務員に対する偏見は、この場では「あまり無い」
と言ってもいいような気がしますが、普通の日常生活ではそんなことないですよね。

あと、ふと思ったのは、「すべての人の意見を否定しない」ことは、良くも悪くもいかにも役所的なのかもな、と。
イールさん曰く
>様々な意見、それぞれの意見を、どうバランスを取って、自らの業務の方向性を見出していくか、地域の住民にとっての利益極大化に向けて行くのか
こういう感覚が公務員にはあるから、人の意見をストレートには否定しないということなんじゃないかと。
で、それが公平であろうとする公務員として求められる感覚だとするならば、OTSUさんの発言は「公平性の原則を守って業務に従事している」と
間接的に証明できるかもしれないかな。と。

それと、「否定していない」ことを「同意」ととるのか「あるいはわかりにくく否定しているのか」はそれぞれですが、
よく言うじゃないですか、「前向きに検討します」は否定の言葉だって。そういうあいまいなぼかし方の中で、
オブラートに包んでものを言う、そこで言外の雰囲気で判断してもらうってことは十分ありうるんじゃないですかね。

まあこんな意見もあるってことで。

最後に
このところずっと同じような話題(話題というかmobileSEさんへの反論というか意見というか)ばかりですね。
このブログのあり方論に関わる話であると理解して、一応お付き合いしてきましたが、正直飽きてしまいました。
(身も蓋もないですね、すみません)
なので、この件については基本的にそろそろ控えたいと思います。

投稿: | 2010年5月20日 (木) 04時02分

2010年5月20日(木)04時02分に投稿された方、おはようございます。コメントありがとうございました。文脈の流れから、とーるさんかなと思っているところです。勘違いでしたら失礼致します。

一つ一つの問いかけに丁寧に対応しようとすると、ご指摘のような点が目立ってくることも避けられません。幸いmobileSEさんからも閲覧されている皆さんへの訴えを軸としていく意向が示され始めています。

したがって、次回の記事は今回のような構成にはならないはずです。まったく別な話題に転換するのか、この間のやり取りを踏まえたものとするのかは今のところ未定ですが、これからもご注目いただければ幸いです。

投稿: OTSU | 2010年5月20日 (木) 07時52分

上のコメントは私です、すみません。

投稿: とーる | 2010年5月20日 (木) 07時53分

人間が資源を有効利用出来るようになると、世界で大航海時代に始まる「植民地化」が起こります。
温泉につかってノンビリしてた日本人にも、その影が忍び寄る。
当然「攘夷論」が起こり、同時に(攘夷に対する)「異論」が起こります。

しかし、列強の経済力と武力を実感した日本人は、何と「脱亜入欧」を唱えるのです。
これを「現実的」と捉えるか「節操が無い」と捉えるかは自由だが、両者に「日本人のidentityを守りたい!」という共通意識があった事は間違いないでしょう。

何を言いたいか?

「永遠に平行線だ!」と言っている両者は、もうすぐ同じ運命になるだろう・・という意味です。

投稿: あまのじゃく | 2010年5月20日 (木) 09時51分

能力に定評のあるお二人には上記のような婉曲的な表現で事足りると思いますが、少し補足しましょう。

基地問題がいつの間にか「議論論」になったので、純粋に議論の話をしました。
しかし「議論論」と「改革論」とは別のものです

皆さんが指摘しているように、某旧BBSは「議論」とは程遠く、揚げ足取り・罵倒・誹謗中傷・何でもアリのBBSでした。
管理人の「そうるふれんど」さんが鷹揚な方で、それを許していた所があります。
若しこれを「意味のない、くだらない、忌避すべきもの・・」と認識しているなら、それは大間違いです。

改革が罵り合いで済めば、お安い御用だ・・とは、罵り合いで「我に返り」、真っ当な道に戻れば、安い買い物だ・・の意味だ。
あの罵り合いは、いわば「警鐘」なのですよ。世間には、あのような雰囲気が醸成されていますよ・・という警鐘。
これで「我に返らない」場合は、当然次のステップに進むでしょう。それは以前書き込んだ「暴力を伴う騒乱」である可能性が高い。

その引き金が何かは分からない。国債価格の暴落かもしれないし、職を持たない者の暴動かもしれない。
もうお気づきかもしれないが、少子化とはこの国の退廃に対する若者の「抵抗」なのですよ。

どの様な議論をされるのも自由だが、確実に「現実」は進行しているのです。それも悪い方向に。
まあトコトン行くのもアリかなって感じもしないではない。

投稿: あまのじゃく | 2010年5月20日 (木) 11時48分

あまのじゃくさん、コメントありがとうございます。

私に関しては「能力に定評」と言われるのは僭越すぎる言葉ですが、あまのじゃくさんの問題意識は以前から、ある程度理解しているつもりです。それでも今の私からは「司、司の責任」で述べたようなお答えしかできそうにありません。

このような答えが姑息な「切り離し」と批判を受けていましたが、等身大の正直な気持ちであることも確かです。今後、もう少し頭の中を整理し、あまのじゃくさんの提起を正面から受けとめられるような記事が投稿できればとも考えています。

投稿: OTSU | 2010年5月20日 (木) 21時58分

「あまのじゃく」氏

貴方のコメントには違和感を持つことも少なくなかったのですが、今回のコメントには素直に脱帽します。色々と参考になりました。ただ「能力に定評のある」という形容詞は謹んで辞退させて頂きます。


>あの罵り合いは、いわば「警鐘」なのですよ。世間には、あのような雰囲気が
>醸成されていますよ・・という警鐘。これで「我に返らない」場合は、
>当然次のステップに進むでしょう。
>それは以前書き込んだ「暴力を伴う騒乱」である可能性が高い。

現代の日本で一揆みたいな事が起こるものかと思う人は多いと思いますが、大規模なものではなく通り魔的なものならば十分起こりえる事だと考えております。その様なことが現実になって欲しくはないと願っておりますが・・。


>どの様な議論をされるのも自由だが、確実に「現実」は進行しているのです。
>それも悪い方向に。まあトコトン行くのもアリかなって感じもしないではない。

悪い方向に進行しているのは強く感じており、見てみぬ振りが出来る性格でもないため、それが焦りとなりつつあるこの頃です。そして、現代では物事が進行する際は行き過ぎてから戻る事の方が多い。何事もその方が変化スピードが速くなるからそうなるのですが、それが先の騒乱の例であった場合、誰か(多分窓口に立つ臨時職員とか若手とか弱い立場の人間が)が犠牲になる事になる。それを何よりも恐れております。

まぁ、私の考えすぎなら良いのですけどね。

投稿: mobileSE | 2010年5月20日 (木) 23時00分

>OTSU様
ここ一連の流れを読まずレスを返しますが、お許しを。

OTSU様述べるところの「多面的な情報」とは、ニュースなどの一面的な情報に対する、公務員や労働組合側の「他(多、ではなくて)面的」な情報であるに過ぎない、というのが私の認識です。いろいろなところから情報を拾ったおつもりでも、それがOTSU様のアンテナとフィルターによってここに抽出される以上、それはOTSU様の言いたい事を補強する素材としてここに提示されるのです。それはごく自然な事です。
それを否定・非難しているのではなく、そこにいろいろな方々のレスポンスが集まる事で、はじめてこの場にあるものが「多面的」な情報と言ってよいのではないか、と・・・さらに私の言う多面性とは、個人に内在するものではなく、個人個人がそれぞれの見方で声を発する場に宿るものです。
だからこそ、私はその人たちの他者の意見への対応を見る。

私は自治労に興味があってここを覗いている訳ではありません。
むしろ労組一般に強い嫌悪感を持っていると言っていいでしょう(だからといって社会的に労組が不要というのではありません。現在のあり方の問題です)。
私がここに限らず労組系ブログをROMしている動機は2点。自分の労組に対する嫌悪感の正体を知るためというのが一つ、あとはそれを取り巻く内外の人々の反応が意外に面白いという点です。
一つの問題を巡って発言するmobileSE氏、とーる氏、あまのじゃく氏、K氏などの意見が面白くて来ています。
それはこのブログが意図するところの副産物でしかないかもしれませんが、私にとっての果実はそこなのです。
だからこそ、活発な議論のできる方向性を維持というか、さらにすすめて頂きたい、というのが個人的な希望です。

>普段直接触れる機会がないと思われる私どもの組合や自治労の立場や考え方などをネット上で発信していく必要性を認識し・・・

当り障りのない自治労の内容紹介なら、公式サイトを見れば良いのです。
しかしそこにはたいがい自分たちに都合の良い事しか書いておらず、外の者からみるとそういう場はうさんくさい。
そこに生きている組合員の生の声は感じられない。そんなものを事細かに書かれても、悪感情は抱いても到底好感を持つには至りません。
このブログにはその組合のあり方に対する意見や反論がある。それに対する組合側の反応がある。
組合そのものではなくて、そこにいる人間が見たいのです。

とーる様
前述の通り、個人の意見が一面的である事を否定/非難するための発言ではありません。
ここではこのブログにどうあって欲しいか述べる為にコメントしただけですから、社会や組合にどう変わって欲しいかまでもあえて記載しません。
(私の考え方は城繁幸氏や赤木智弘氏に近いですから、言葉を選んでもこの場では荒れる事必至です。)
・・・ただ私は、お互い現実に即して影響し合い、変化していくことを怠ればあと10年くらいでこの国は滅んでしまうかも?位の危機感で日々生きている者です。「このままずっと」が一番いけない。あまのじゃく氏の言葉が響いてきませんか?
議論の為の議論は、やってる本人達は不毛で大変でも、ROMの側からは気付かされる事が多くて有意義です。退屈なんかじゃありません。
閉鎖的でモノトーンに近い存在(と決めつけて申し訳ないですが)が、多彩な色に触れる事ですこしずつ色を変えていく、それを見たいのでしょうね。
とはいえ、あまりに本質に踏み込んだ議論は、時にこのブログの根っこすら揺らぎかねないから、
OTSU様が議論を(意図的に?無意識に?)かわしてしまうのはこのブログの継続の為なのかもしれないですね。

今後の方向がどうなるかはわかりませんが、空気を読まず言いたい事を言ったまま、またROMに戻ります。
下記、参考までに。

争いを起こさず変化させる5つの方法(keitaro-news)
http://d.hatena.ne.jp/keitaro2272/20100123/1264196966

投稿: jenny | 2010年5月20日 (木) 23時50分

mobileSEさん、jennyさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

改めてjennyさんから説明いただき、このブログの位置付けなどを理解くださっている中での前回のコメントだったことが分かりました。そのため、失礼なレスとなってしまったかも知れませんがお許しください。

なお、私にとっても幅広い声が伺える「副産物」は、たいへん貴重な「果実」だと受けとめています。ぜひ、これからもトータルな意味での当ブログをご注目いただき、何かお気付きの点がありましたらコメントもお寄せいただければ幸いです。

投稿: OTSU | 2010年5月21日 (金) 07時40分

初めてコメントさせて頂きます、よろしくお願いします。

まずは、OTSU さんが自分の出自を明かしこのようなホームページをもたれている事に敬意を表します。

自分は阿久根市の近隣の市町村に住んでいます、その中で聞こえるのは竹原市長さんへの失望の声とそれと同じくらいの自分の町にも竹原さんのような市長さんが欲しいとの矛盾した声です。

それは取りも直さず公務員の方々への怨嗟の想いだと思います、地域住民の平均所得の2倍以上の給料っていくらなんでも貰いすぎです。
阿久根市の知り合いが「阿久根市は現在市議会と市長が対立して市の行政が麻痺状態です」とマスコミの方がおっしゃるのですが市民生活には全く不都合がないようです。今までの行政の仕事ってなんだったんでしょう、「狼が来る、狼が来る」って言うから高いお金出して警備会社と契約してたのに来たのはチワワでしたっていう感じだよって笑えない話ししてました。
又中立であるべきマスコミが地域の大企業とどっぷり利害を共有して全く機能していません、住民はどこに救いを求めれば良いのか。

長引く景気停滞で地方の住民は、税金、社会保障費、それ以外のさまざまな負担金、はもうこれ以上払えない状況です。
OTSUさんをはじめとする公務員の方々のご意見は「パンがなければケーキを食べれば良い」とおっしゃっているように聞こえるのです。

このような長い文章は書く機会がないのでとりとめのない、分かりにくい文章になっているかもしれませんお許し下さい。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

投稿: のびた | 2010年5月21日 (金) 10時37分

私が最も恐れているのは「秩序の崩壊」・・つまり「信なくんばたたず」。

一万円札はきっと食べ物と交換してくれる・・という信。国債は償還される・・という信。預金はおろせる・・という信。
泥棒や人殺しは警察が捕まえてくれる・・という信。公務員は公正に対応する・・という信。
我々の税金や保険料は、正しく使われている・・という信。議員は市民の意見を尊重する・・という信。
これらが、今壊れつつある。

僅か70年前、世界の人々が殺しあって、300万人の日本人が死んだ。しかし、これは「秩序ある被害」です。
北朝鮮は、あのチビハゲデブが(かろうじて)秩序を作っているから、「まだ」被害が小さい。

信のない社会が、どうなるか予想もできない。そしてそれは決して遠い話でも絵空事でもない。

投稿: あまのじゃく | 2010年5月21日 (金) 11時38分

のびたさん、横レスで大変申し訳ないのですが、民間と公務員の両方を経験し
ているものの意見として少し書かせてください。これから書くコメントを2つ
とも目を通してもらえると大変嬉しいです。

>地域住民の平均所得の2倍以上の給料
この話を先にさせて頂きます。阿久根市民の平均所得199万円という数字は
http://www.pref.kagoshima.jp/__filemst__/53724/H19gauyou.pdf
上記の資料の10ページの記載から読み取る事が出来ます。これは市民全員の
総所得を市民数で単純に割って算出された数字で、この市民数には子供からお
年寄りまで、つまり働いている人も無職の人も、全て含まれています。

次に年収と所得の違いについてお知らせします。大抵の場合、職員は年収で表
記され市民は所得で表記されますので、違いを知って頂く必要があります。
http://www.town.kumano.hiroshima.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&WIT_oid=icityv2::Contents::2446
こちらのページが判りやすいので見て頂きたいと思います。このページによる
と所得額の計算は、控除額を計算で求めて「年収-所得控除額=所得額」とな
ります。阿久根市職員の平均年収は有名な表からおおよそ645万円ですから
http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/syokuin.pdf
年収645万円の場合の控除額は「年収×0.2+54万円」となりますので
「645万×0.2+54万=183万円」となります。このことから職員の
平均所得は「645万-183万=462万円」となります。
この数字をみると、やっぱり市民の倍以上じゃないかと思う人は大変多いと思
います。しかし職員にも家族は居るのです。

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/05/dl/1-1b.pdf
この資料の17ページを見ると、2004年(平成16年)の鹿児島県の出生
率は1.47人で、この数字は平成19年でもあまり変わらない者と思います。
この数字を単純に当てはめると、職員には配偶者+子供1.47人の扶養家族
が居ることになります。この条件で計算すると
●配偶者が専業主婦(無職)の場合は、
462万÷3.47人=133万円(一人当たりの所得)
●配偶者が非課税範囲のパート(年収108万)の場合は、
570万÷3.47人=164万円(一人当たりの所得)
となります。

これらより、地域住民の平均所得と市職員の家庭の平均所得を比較した際には
そんなに差異はないと判ると思います。但し市職員が共稼ぎの夫婦の場合は、
事情がちょっと異なります。
●夫婦とも市職員の場合は、
924万÷3.47人=266万円(一人当たりの所得)
この例では夫婦とも市職員の場合は、市民より所得が高くなると言えます。但
し、地域住民の2倍以上の給料と批判される程では無いかと思います。

注:このブログでも公務員夫婦の共稼ぎは制限すべきと、何度か話題になりま
  して、その度に法的に保護されており制限は無理と明確に反論されていま
  す。ですが私自身は家族の中に別な世界観を持つ者がいるありがたみを強
  く感じますので、公務員夫婦の共稼ぎについての制限に反対はしません。


しかし、私はこのように書いていても職員の給与削減に全面的には反対してい
ません。なにぶん市町村の財政状況を率直にみると、すでに削れるお金は人件
費くらいしかないのが現実ですので減ること自体は覚悟出来ています。
ただ、それにしてもキチンと公平な視点と恣意的な操作がされていない数字を
元に議論をして欲しいと願うだけですね。
最近は意図的に事実を捻じ曲げる事が組合を批判する側にも、また擁護する側
にも多く見受けられますので。

注:別な視点で、正規職員の数を減らすという意見にも反対はしません。この
  事については、現状の退職手当債という制度がある限り減るとは思います。
  また個人的には、さらに現状のサービスを維持しつつ3割くらいは削れる
  のではないかと思っています。


そして一番の問題は、このように丁寧に説明しても公務員の意見などは既に信
用されなくなっているという事です。私は常々自分の給与明細と源泉徴収票を
持ち歩いているのですが、それも偽造だといわれる状況であり、他の方のコメ
ントでの指摘どおり信は失われたと感じる事が多いです。

2つ目のコメントは公務員への怨嗟についての予定ですが、まだ片付なければ
ならない事が残っていますので、数時間後に書かせて頂きます。

投稿: むかし民間、今・・(逃亡中) | 2010年5月21日 (金) 19時28分

のびたさん、あまのじゃくさん、むかし民間、今・・(逃亡中)さん、コメントありがとうございます。

のびたさんの問いかけに対し、むかし民間、今・・(逃亡中)さんから数字のとらえ方などの説明がありました。このブログを通し、私も客観的な議論の土台が少しでも築けることを願いながら続けています。一つのまとめとして、次のような内容の記事を投稿していました。参考までに紹介させていただきます。

2009年7月 5日(日) 公務員批判への「答え」は?
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2009/07/post-9fbe.html

むかし民間、今・・(逃亡中)さん、これまで特に逃げるような書き込みはなかったように感じています。一方で、一点だけ申し上げたいのは、何の根拠もない話を憶測で批判されるのだけは慎んで欲しいものと思っています。ぜひ、よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2010年5月21日 (金) 22時16分

学生時代は三多摩の某市に住んでいたので、ゆかしさを感じます。

さて、最近になってブログを拝見するようになったので、これまでの流れを把握していないものの、緊張感をはらみつつ、一見かみ合っていないような議論でありながら、それに対する苛立ちの部分で妙にかみ合っているようにも思えて、ハラハラしながら楽しんでいます。
ブログの場合、読まれてナンボという面がありますから、その意味では、大変おもしろいブログには違いなく、管理人さんの意図は十分実現していると感じました。
今後の展開、期待してます!

投稿: BIBI | 2010年5月21日 (金) 22時50分

さて、公務員への怨嗟についてについてコメントさせて下さい。簡単で申し訳
ないのですが、現状での私の思いです。

その前に先日予告しておりました見学旅行に、初めて私用で休暇(なんと7日
間)を取り行って来ました事を報告します。行程は、地元から羽田空港で乗り
継ぎ鹿児島空港へ行き、その後鹿児島駅に移動し一路川内駅へ、その後数日掛
けて以下に記す各市を順次見学してきています。
・薩摩川内市 ・阿久根市(本命) ・出水市 ・水俣市
その後少し引き返して天草市へ渡り、そこから長崎市の順で移動して、そこで
ちょっと見たいイベントがあったので見学。日曜日に長崎空港から羽田空港へ
戻り、学生時代の友人を訪ねたりしてから、もう一つの目的の対抗ともいえる
・立川市(爆)
を1日半見学し、羽田空港から地元の順で息抜きを兼ねた見学をしてきました。

詳細の記述は避け簡単に表面だけの感想で纏めますが、感じたことは何処も似
たような実態であり、この内の何処かが特別では無いという事です。もちろん
役所の雰囲気も特別の違いは見受けられません(但し阿久根市役所の2Fは近
寄り難い状況でしたが)。また各市とも最低限生活に必要なインフラ(例えば
電気・ガス・水道(下水道や浄化槽)は揃っており、その上に道路や通信も整
備されて居るし、医療も最低限のものは確保されているという状況で、確かに
贅沢を望めば切りがありませんが、市民にとって当面必要なものは過不足なく
揃っておりました。

これらが何を意味するかというと、市民にとって現状で許容できない程度の不
便が無いという事です。この事が、のびたさんの
> 市民生活には全く不都合がないようです。
というコメントに繋がる要因だと思います。つまり新たな事業を切実に希望し
ている市民が少ないという事なのだろうと思います。

阿久根市の場合、地方都市の例に漏れず竹原市長の誕生の数年前から財政はと
うに行き詰っており、当然新規事業などが手がけられる事はなかった様です。
それと同時におそらく退職手当債の影響か、やはり数年前から職員数が急激に
減り始めてもいました。
その為、もう何年も前から阿久根市の事業の方向性は既存設備やサービスの維
持に全てのリソースが回され、新規事業は皆無という状況だった様です(当然
職員のサービス向上の意識も低かったのでしょう)。
この新規事業が無いという事は、市民に対して新たな便利が提供されないとい
う事でもあり、市民にとっては市職員が何をしているのか見えないという事に
なります。つまり市民にとって市職員は居ても居なくても同じに感じてしまう
状態が何年も続いていたと感じて来ました。
そして、何人かに聞いた範囲では、職員の仕事が見えない割りに組合活動だけ
は市民の目に多少なりとも入ってしまったようです。

実際は設備やサービスの維持という面で市職員は働いてはいましたが、それを
市民に判りやすく見せる配慮に余りにも欠けていたと感じています。それが積
もって働いても居ないのに高給との不満が溜まっていき、その中に丁度はけ口
たる人物が登場してくれたという事だった様です。これが
> 公務員の方々への怨嗟の想い
とのコメントに繋がるのだろうと思います。

これらを見て感じた事は、我々公務員側はその思いと行動を、もっと積極的に
かつ判りやすく市民に見せる事が必要だという事であり、この事は阿久根市だ
けではなく、今回見た各市(もちろん私の市も)共通の課題になると感じてお
ります。

それでも私は、結局のところ今回の騒動には市民に悪いところは一切無かった
と感じています。それよりも問題にしたいのは、常々市民に対する周知を既存
のままで十分と評価し、異を唱える者に「市民に本当の事は見えていない」と
か「言ってもどうせ判らない」という職員側の思い込み(思い上がり)なのだ
ろうと感じて来ました。
ここらで自主的に頭を切り替えて、市民の前で判りやすく汗を流すくらいのパ
フォーマンスも時には必要になっている時代なのだろうと思います。

強行軍で、ざっと見てきた範囲の感想ですので、間違いも有るかも知れません。
その時はご指摘ください。よろしくお願いします。


【追記】
上記の表面的な部分以外でも、当然勉強になった事は沢山ありました。かなり
文化の違いもあり旅の恥やらも有りましたが。そのうちに自分の頭の中で纏め
ておこうと思います。

あと帰ってきても、当市の組合では未だ犯人探しが続いており、その中でこれ
だけの事を書けば確実に特定されるでしょう。でも、もう対決し続ける以外に
道は無かったのですから、もう良いかとも思っています。この出所が何処なの
か、また憶測かどうなのか、特定された後に判ってくるものと思っております。

そして久しぶりに知人の机を訪ねてみると、お土産のお菓子らしきものが数個
あり、どうしたのと聞いて見ると「こっちは沖縄土産、こっちは石川土産」と
の回答。私が「例の奴か」と問えば「例の奴です」との返答。後はご想像にお
任せしますが、相当に忙しかったそうです・・・・。それでも私のお土産は受
け取って貰えましたけど(笑)。

投稿: むかし民間、今・・(逃亡中) | 2010年5月21日 (金) 23時11分

むかし民間、今・・(逃亡中)さん、よく理解できました。
仰るとおりですね、子供から大人までですもんね。
少ないですね~

しかし聞いて頂きたい事は、言われた事を信じてしまうほど公務員の皆さんのご自宅やお乗りの車が大変立派なのです、始業時間の過ぎた役所の駐車場は立派な車ばっかしですごいですよ。公務員の方はファイナンスが有利なのは理解しているんですが。

私が見聞きする周囲はこのような感じです、私達民間人に分からないように支給されるお金はありませんか?仰るように共働きの方は多くなりますね、どちらかを減らすなどの工夫が必要ですかね。

こんなこと書いていて前向きじゃないな~って思います、どうしたら良いんですかね~
阿久根市の様子を見ても前向きじゃ無いのは分かるんですが、 むかし民間、今・・(逃亡中)さんがおっしゃるように公務員の方が仰る事を絶対信じちゃだめだって言う自分が居ます。


OTSUさんへ
ご指摘ありがとうございます、皆さんの仰る事が少し理解できる余裕が自分にはある事が幸いです。自分のメンターの方が「納税を少なくしたいって気持ちに囚われちゃだめだよ」って言われます、たくさん働いてたくさん納税するこれでしょうか。
「公務員め無駄使いしやがって~」っていうもう一人の自分が叫んでます


投稿: のびた | 2010年5月21日 (金) 23時11分

jennyさん

>前述の通り、個人の意見が一面的である事を否定/非難するための発言ではありません。
とされる(誰でも意見は一面的であり、複数の意見が出ることで多面的になるという趣旨)のならば、

>失礼ですが、情報の取り上げ方/物の見方が非常に一面的に感じます。内容によっては非常に鼻白んだ心持ちや脱力感で眺めています。
という書き方はされない方が良かったのではと思います(これ、相当イヤな否定方法です)。

で、ついでに
jennyさんが評価しているのは、このブログの特長である「意見の多様性」でしょう?
別にこの場は公務員の人たちの傷のなめ合いの場じゃないんですから、きちんと筋の通った
意見なら、どういう意見だっていいじゃないですか。
世代間格差を是正せよ!私も賛成ですよ。
新卒の時点での失敗で人生転落するってのは理不尽ってのもわかります。
一方で、好不況の波自身はいつどうなるのかはわからない話なので、
団塊の世代を恨んでもしょうがないし、その時その時の時代なりに
やっていかなくちゃいけない。社会に出てからだって、同じことです。

でもまあ、どういう理屈にせよ、別に黙っててもしょうがないんじゃない?て思いますけどね。
あっさり論破されないように気をつけて、面白い盛り上がりにしてください。

それからでリンク先にある
>☆争いを起こさず変化させる5つの方法
>1.目的を明確にすること
>2.思い込みや当たり前を取り払うこと
>3.意図をよく聞き、独善に陥らないこと
>4.お互いの利益を考えること
>5.礼儀を尽くすこと
これは全面的に同意です。

あと「あまのじゃく」さんの言葉は私には「いまいちピンと来ない」が正直なところです。
レベルの高いお二人とは違うので、私には抽象的すぎてついて行けません。

最後に
 このまま行けば国家財政が破綻するのは目に見えている。
それはほとんどすべての人が同意するとして、果たして誰の責任なのか?
仕事もせず高給をむさぼり、天下りで悠々自適の公務員?
それとも選挙目当てで財政バランスを無視し、賄賂はもらうわ議員歳費はちょろまかすわの議員?
はたまた歳出増大の恩恵を今まで受けて来たくせに、負担の増加には全否定の国民?
どれにも当てはまるはずです。

現実問題、地方の話はさておき国の借金を整理するには、国債発行額である30兆円をどうにか
国債以外でやりくりする必要があります。例えば歳出を15兆円減らして、歳入を15兆円減らすなどです。
さっき調べたところでは22年度の国家公務員人件費は56.4万人(財務省の数値。行革本部事務局に
よれば66.2万人)で約5.2兆円(うち給与3.8兆)。
これではいくら公務員を減らそうが焼け石に水に過ぎません。つまりそれ以外の歳出を大幅に減らすか、
歳入を大幅に増やすしかないのです。
特に歳入については景気に大きく左右され、かつ他の国が実効税率を大幅に下げた法人税でなく、
消費税を充てる必要があるのですが、仮に平成10年に消費税が10%だったとしたら、100兆円程度は
借金が少なかったはず(過去数年間の平均は約10兆円)です。

今になってはどうしようもありませんが、これらを先送りにしてきたすべての政党に責任がある、と思いませんか。

歳出を大幅に減らすという中には、公務員の待遇を下げるということもあるでしょう。
ただ上に述べたようにそれにとどまらず、抜本的に歳出を減らす必要があります。
例えば生活保護を廃止し、炊き出しに切り替える、年金は1割支払い額を減額する。
保育所・小学校・中学校の費用は無料。高校は今の普通科を1/3に減らす。
大学はさらに競争力を上げるため今の1/10に減らす。卒業要件を厳しくする。

労働者人口が減っている以上労働者の平均年齢を引き下げる必要はあると思います。
少なくとも漢字の読めない大学生とか、二次方程式の解けない大学生とか、そんな
レベルなら中卒から働いた方が自分のためでもあり、世の中の為でもあります。

医療制度も、病院での自己負担は5割とする。高額負担については上限を引き上げる。
公共工事では道路は国は1桁国道のみ整備し後は自治体の判断に委ねる。ガソリン税は
100円に引き上げる。高速料金は値上げする。
車検は廃止、但し税金はむしろ上げる。定期点検を怠り事故にあった場合や無保険等賠償が出来ない場合は、賠償額を支払い終えるまで刑務所に。

企業の製品で欠陥があったもの等については損害以外に懲罰的賠償金を損害額の5倍まで
請求が出来る仕組みに(規制緩和の代わりに罰則を大幅強化)。
独占禁止法については厳しく適用、特に外国企業のものについては徹底的に審査を行い、
EU並に罰金をぶんどって新たな収入源に。

焼け石に水と表現しましたが、当然、公務員の処遇も手を付ける必要はあるでしょう。例えば・・
公務員は5年間採用を凍結する。なお採用の年齢制限は廃止する。
(数を減らした結果回らなくなる審査・許認可については、すべて規制緩和する。後は自己責任で)
当面55歳未満の職員は正規の5割増の退職金を受け取っての退職を可能とする。
(再就職のあっせんはしない)
55歳を超えた職員については、1年ごとに1割ずつ給与が下がるものとする。
新規採用職員については採用後3年間は見習い期間とする。1年ごとに給与は上げるが、
その後は定期昇給はなく昇進しない限り昇給しない。給与は年俸制。ボーナスは廃止。
年俸は財政が回復するまでは係員=240万、係長=360万、課長補佐=480万、
課長=600万、部長=720万、市長クラスで840万とする。議員報酬については
時間給とし、1日4万円を上限に時間あたり5千円を支払う。出張経費については
高速バス等最も安いものを基準として支払う(自腹で差額負担はok)、その他の
議員歳費は認めない。
議員等の特別職の公務員の退職金は勤務年数×200万を超えない範囲で支払う。

まあこれくらいやらないと15兆円も歳出を減らすことは難しいと思いますけどね・・

投稿: とーる | 2010年5月22日 (土) 00時58分

BIBIさん、むかし民間、今・・(逃亡中)さん、のびたさん、とーるさん、おはようございます。コメントありがとうございました。

いろいろな立場や視点からの感想やご意見、たいへん興味深く読ませていただいています。それぞれ個別の論評につなげられませんが、今後の記事投稿を通して思いを巡らすための参考にさせていただきます。

その上で、むかし民間、今・・(逃亡中)さんは、まだ「憶測かどうなのか」と疑われているようですが、たいへん失礼なことだと思いませんか。しつこいようですが、このブログを閲覧されている皆さん全体の信頼関係にかかわる問題ですので、改めて指摘せざるを得ません。

確かにアクセス機能の中にリモートホストが分かるようになっています。しかし、そのことから私自身は、どこからアクセスされているのかを特定する知識や技量を持ち合わせていません。仮に特定できたとしても、ブログで書かれた内容を「告げ口」するような発想は皆無であり、その必要性を考えたこともありません。

そもそも、むかし民間、今・・(逃亡中)さんのコメントの中に誰かに読まれて困るような内容があったかのかどうか、私は特に逃げ回るような投稿はなかったものと思っています。正直なところ事実関係が判断つかない一方的なご意見ですので、批判の対象とされていた方々から真意を伺いたいと思ったことはあります。

ただ前述したとおり今でも、むかし民間、今・・(逃亡中)さんの所属はまったく把握していません。昨夜のコメントで関東近辺の方だなと想像できただけです。繰り返しになりますが、完全に無関係な出来事に対し、一方的な思い込みで「犯人」扱いすることの不当さを思い起こしてください。

投稿: OTSU | 2010年5月22日 (土) 09時13分

ははは、とーるさんは最後に「まあこれくらいやらないと15兆円も歳出を減らすことは難しいと思いますけどね・・」と書いていますね。
だったら、それをやるんですよ。

財政破綻の原因は国民全てだ。
公務員の給料なんぞに興味は無いが、「決して高くはありません」などと言って責任回避するのは認めない。
同時に老人だから様々な恩恵を寄こせ!も認めない。働けるのに生活保護の申請をするのも認めない。

日本人の考え方が狂っているから1000兆円の借金を背負ったのです。
だから借金を返す覚悟を決めて、返す算段をして、それを実行する事「だけ」が、日本人を「我に返らせ」真っ当な道に戻すことが出来るのです。

それが信を取り戻す唯一の方法だと考えているのです。

「ほんの手始めに」特別会計なんぞは廃止せよ・・です。特に年金制度は廃止せよ。
余り具体例に言及しないのは、知識が無い事もありますが、具体例に目を奪われて全体像が見えなくなるからです。

投稿: あまのじゃく | 2010年5月22日 (土) 10時06分

全然意味のわからないやりとりだったので過去ログを漁ってみたのですが

要するにこういう理解であってますか
1.「むかし民間、今・・」さんが泊まり込みついでに職場からアクセスして書き込み
2.その後所属自治体の組合が「むかし民間、今・・」さんが同じ自治体の所属員と理解
3.「むかし民間、今・・」さんが誰であるかを探している。
4.「OTSU」さんあるいは立川市の組合の誰かが所属自治体の組合に伝えた、と疑っている。(「横の連携が・・」発言)
5.mobileSEさんも同様な疑念を持っている(「先月の事もありが・・」発言)
※発言内容は記憶に基づくあいまいなものです

で、疑問点
OTSUさんへ
「立川市の組合の誰か」がアクセスできるような共用PCでこのページは更新してるのでしょうか?
「むかし民間、今・・」さんへ
所属自治体の組合がこれは自分の自治体だと思わせるような書き込みはされていないのでしょうか?

投稿: とーる | 2010年5月22日 (土) 12時24分

いつも私には理解しにくいあまのじゃくさんの意見ですが、
少なくともこの意見は私も概ね同意します。
よくわからないのは、「信を取り戻す」とはなんだろう?ということ。
おそらく考えは違うんだろうなと思うことは、「借金返済の覚悟」
「返す算段」「実行」をどういう手段で実現するつもりなのか、ということ。

老朽化したマンションにたとえるなら、欠陥マンションで地震があれば崩壊すると言われている。
このままでは10年しないうちに崩れる可能性がある。住民もそれは知っている。
建て替えるための管理組合には高給も払っているし人数も多いが素人臭さが目に付く。
修繕費は全然蓄えられていない。たしか多少の蓄えはあったはずだが、以前の管理者がマンションの
見栄えを良くするために使い込んでしまったのと、最近修繕費を払わないどころか管理組合から
お金を受け取る人が増えているためほとんど残っていない。
マンションを安心して使うためには大規模修繕には必須であるものの相当の住民負担が必要。
そのため大多数の住民の同意は得られないかもしれない。

マンションの評判は段々悪くなってきているため住民は住み続けている人ばかりで、
若い人はあまり入ってきていない。老齢の方は、「私が生きている間住めればいいのだから、
別に高いお金払って立て替えたくなんてない」と考えている。

管理組合の代表は、以前から管理組合の役員には入っていたものの、前の代表の責任だ、
代表が契約していたリフォーム業者に問題がある、としか言わない。リフォーム業者は、
以前の代表の言われるとおりの作業をしていただけであり、また我々の料金は同業他社と
比較しても特に高額なものではありません、と言っています。また、リフォーム業者との
契約期間は40年で、途中で切る場合には高額の違約金を支払う契約になっている。
このやり方は以前は普通だったが、最近はだいぶ減ったようだ。

さて、あなたはどうしますか?というのが、今一人一人に突きつけられた課題です。
上は国と言ってもいいし、自治体と言ってもいいかもしれません。

今可能な手段は・・
1.マンションにそのまま住み続ける(管理組合の総会には出ない)。
2.マンションに住み続け、管理組合の総会で自分たちの意向を反映する人に役員になってもらう。
3.管理組合に入る、あるいはリフォーム会社に入って全力を尽くす。
4.マンションを売り払って別のマンションに住む(急がないと家財道具が持ち出せないかも)。
5.その他(どんな手段があるか思いつきませんが・・)

収入があり他のマンションに引っ越す余力のある人は4.を選ばれるのではないかと思いますし、
個人で可能なのは4しかないかな・・という気もしなくはないですね。

投稿: | 2010年5月22日 (土) 18時09分

上を書いたのは私です。
(たびたびですみません。)

投稿: とーる | 2010年5月22日 (土) 18時10分

あまのじゃくさん、とーるさん、いつもコメントありがとうございます。

むかし民間、今・・(逃亡中)さんとのやり取りは、他の方々に分かりづらいまま進めてしまって恐縮でした。なお、このブログは、すべて私一人の完結した責任で運営しています。さらに多くの自治労関係者の皆さんからの閲覧がありますので、むかし民間、今・・(逃亡中)さんの所属する組合の役員の方が目にしていたとしても不思議ではありません。

これまで、むかし民間、今・・(逃亡中)さんは極端な時間外勤務の多さなど具体的な事例を多数書き込まれています。したがって、例え匿名での投稿とは言え、自分の組合にも伝わる可能性は充分想像できた話だと思っています。しかし、だからと言って、逃げなくてはならないような書き込みがあったかどうかは疑問です。

誇張や偽りの内容ではなく、強い問題意識を持った書き込みであった場合、堂々と対応されれば良いのではないでしょうか。詳しい事情を正確に把握していない中、余計なお世話かも知れませんが、そのほうが双方にとって意義深い機会となり得ることも確かだろうと考えています。

投稿: OTSU | 2010年5月22日 (土) 21時07分

逃亡中・・
てのは単に「長期休暇中」と言う意味を冗談で書いたのだと理解したのですが。


投稿: とーる | 2010年5月22日 (土) 22時51分

勘違いされている方も居られるので念のため補足です。

確かに場所は職場からアクセスしておりますが、自分の機材の携帯端末を利用
してアクセスしております。その時には役所の機材は一切使用していませんの
で、そちらにログが残ることはありませんし、自宅のPCを経由させてアクセ
スしているので、ログとしては常に自宅からアクセスしているように残るはず
です。

個人の機材を使うとはいえ職場からという部分に批判はあると思います。しか
し、週休日のこの時間になっても作業を強いられる状況が延々と続いており、
かつ手当てなど一切付きませんので、息抜きの時間を取らないで作業を続ける
のはちょっと無理です。

また逃亡中とは、ここから距離をとっている状況を茶化して書いているもので、
職場から逃げているわけでも、まして組合から逃げているわけでもありません。
取り急ぎ補足だけしておきます。

投稿: むかし民間、今・・(逃亡中) | 2010年5月23日 (日) 04時21分

とーるさん、むかし民間、今・・(逃亡中)さん、おはようございます。

念のため、むかし民間、今・・(逃亡中)さんが文字通りの逃亡生活を送っているとは私も考えていません。組合役員の方から特定されないために当ブログから距離を置こうという意味での表現であったことを理解しています。

その上で、「組合から逃げている」訳ではないようでしら、率直な意見交換を組合執行部の方と行なわれることを勧めさせていただいていました。これまでも行なっていながら、組合執行部には正面から受けとめてもらえなかったのかも知れません。しかし、いつも報告がある「サービス残業」の実態は異常であり、労使双方が放置できるものではないように見受けられます。

正確な事実関係が断定できない中、本当に余計なお世話かも知れませんが、むかし民間、今・・(逃亡中)さんのコメントを読むたび、これまでもそのような思いを抱いてきました。たいへん失礼な物言いに感じられたら申し訳ありませんが、改めて私自身が気になっていたことを綴らせていただきました。

投稿: OTSU | 2010年5月23日 (日) 07時35分

勤務時間内は職務専念義務がかかる、超過勤務命令が出ている場合も同様、
超過勤務命令が出ていない場合のサビ残の場合、信用失墜行為が無い限り
いくら休息を取ろうが問題ない、と理解していますが合ってますか?
ちなみに職場のPCから、例えばエロサイトを見てました・・
なんてのが当たるんだと思うんですが。
つまりむかし民間、さんを批難するにしても、せいぜい「ネット見てる暇が
あるならさっさと仕事して帰ったらどうですか」くらいの話ではないかと・・。
んで、それくらいでは帰れる状況になくて、その批難は的外れなんでしょう。

ところでOTSUさん
組合役員の方から特定されないために当ブログから距離を置こう・・
それなら長期休暇を取ってますって書いたら自爆ですよ

あと、むかし民間、今・・さんのところの組合の実態がここに書かれたとおりでしたら、
意見交換に意味があるはずないじゃないですか。
1.組合活動(≒政治活動)のためならば職場がどうなっても気にしない
 (同じ部署に労組役員が集まっており、抗議行動のために沖縄などに平気で複数で行く)
2.非組合員は敵であり、見せしめのために徹底的に叩くべし
 (非組合員をいじめて退職に追い込んだ(?)、犯人捜しetc)

ても、今の世の中でこういう組合が存在することはむしろ害悪でしかないと思うんですがね。
たぶん具体的な自治体名が出てくれば、相当な騒ぎになると思いますよ。
(このブログ発>2chで話題>マスコミで取り上げられる、くらいは十分ありそうですね)

投稿: とーる | 2010年5月23日 (日) 13時00分

昔民間、今・・(逃亡中)さんへのコメントとして、
OTSUさんが書かれた、

>率直な意見交換を組合執行部の方と行なわれることを勧めさせていただいていました

は、あんまり効果がないように思われます。

うちのところの執行部でみる限りでも、
執行部の職員は、偏屈な考え方を持つ者がいるため、
「何をいっても無駄」と感じざるを得ない状況を、
私個人的にも感じたことは数度あります。

元々、サービス残業については、
たとえ財政的に厳しい状況があったとしても、
昔民間、今・・(逃亡中)さんの団体の状況は、
到底許容できる範囲を逸脱していますから、
この問題について、なにも対応がなされていない、
(せめて、その問題に対して、職員団体から当局に何も言っていない)
という状況であるならば、
なんとも「ボケボケ」な職員団体であると言わざるを得ない。

私は、青年部の執行部をやったこともありますので、
内部で、(執行部に対し)いろいろと文句も言えますが、
そういう状況であってですら、執行部には失望することがありますから、
職員団体にそう関わりがない職員は、よりそう感じることでしょう。

ここのコメントを見る限りでしかありませんが、
昔民間、今・・(逃亡中)さんと、当該執行部との話し合いは、
あまり効果がないと見ています。

投稿: イール | 2010年5月23日 (日) 17時40分

とーるさん、イールさん、コメントありがとうございます。

同じ自治労に所属する組合の役員としての願いでしたが、二人から執行部への辛辣な言葉が寄せられてしまいました。それでも率直に話し合った上、不信感を取り除ける機会につながっていけることを信じたいものです。また、執行部側にある程度の懐深さがなければ、ますます組合への不信感が広がってしまう懸念も抱いています。

また、とーるさんからのお尋ねですが、勤務時間外ですので、どれだけ休んでも誰からもとがめられません。ただサービス残業は官民問わず違法行為であり、その点については即刻改めなければなりません。ちなみに私どもの市では、PCから業務に無関係なサイトを勤務時間外でも閲覧することが禁止されています。

阿久根市等への長期旅行の話、私もそのように感じていました。したがって、むかし民間、今・・(逃亡中)さんは何か吹っ切れたのかなとも思っていました。

投稿: OTSU | 2010年5月23日 (日) 19時00分

>サービス残業は官民問わず違法行為

前に何かの話の流れで国家公務員と地方公務員は違うと
聞いたような気もしますが、
知り合いの国家公務員が「公務員は労働基準法の適用除外で
かつ超勤手当は予算の範囲内で払えばいいことになっている。
なのでサービス残業は実は違法じゃないし普通にあるんだよなー」
と言ってました。へーそんなものなんだ、と聞いていましたけど。

投稿: とーる | 2010年5月23日 (日) 20時41分

とーるさん、いつも訪問ありがとうございます。

ご指摘のとおり公務員には労働基準法の適用除外が数多くありますが、時間外規制の問題などは労基法に照らし合わせて条例規則を整えるのが基本となっています。また、国家公務員の職場などで予算の範囲内しか時間外勤務手当が支払われない実態も多いのかも知れませんが、厳密に言えば違法な状態です。

投稿: OTSU | 2010年5月23日 (日) 21時21分

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