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2010年4月18日 (日)

久しぶりに時事雑感

3月末に投稿した記事「司、司の責任」の冒頭で、「今後一切、このブログで政治的な話題を取り上げない訳ではありません。そのようなテーマに切り込む場合は、記事タイトルに掲げながら正面から扱っていく予定です」と書き込んでいました。今回、久しぶりに時事の話題を中心に書き進めてみるつもりです。とは言え、「正面から」というような気負ったものではなく、このブログのサブタイトルに掲げている「雑談放談」の類いとなることをご容赦ください。

さて、このところテレビや新聞などの報道から入ってくる情報は、鳩山首相や民主党の支持率を押し下げる内容ばかりです。マスコミ各社による最新の世論調査の数字も示され始めていますが、内閣支持率は危険水域と言われる30%を下回っていく現状です。政権発足当初の雰囲気が一転し、以前の記事「卵が先か、鶏が先か?」で心配したとおり世論の潮目が変わり、一気に鳩山政権は苦境に立たされています。

マスコミが世論を作るのか、世論がマスコミの論調を決めるのかという意味合いをこめた記事でしたが、まさに鳩山政権を批判する報道のみが目立つようになってきました。確かに批判されるような閣僚からの軽率な発言や政策面での迷走ぶりが続いています。それでもネガティブな評価のみが大半を占めていますが、中にはポジティブに見るべきケースもあるのではないかとも感じていました。

そのように思っていた時、ブックマークしている「永田町異聞」というブログの記事を通し、『週刊朝日』が「民主党チェンジ、ジワリ進んでいる」という見出しを掲げた特集を組んでいたことを知りました。「迷走イメージが強い民主党政権だが、予算を早期成立させ、自民党政権下では実現できなかった新政策をかたちにするなど、政権交代による“チェンジ”の波は深く静かに浸透してきている」と評価していました。

そもそも小沢幹事長の強烈なリーダーシップが「独裁」と非難され、自由に意見が言えない政党であるとの批判があります。一方で、個々の閣僚が自由闊達に意見を発することを「学級崩壊」と揶揄する声があります。どちらも度合いの問題であるのかも知れませんが、それぞれ否定的な面とともに肯定的にとらえられる側面もあるはずです。

党や内閣で正式に決まってない案件や意思統一されていない内容について、個人的な意見を先走ってマスコミに発してしまうことは問題であり、組織内が混乱している印象を与えがちです。その意味で、各人がバラバラな意見を述べることを慎む組織は、統制が取れているという評価も与えられるはずです。なお、その組織内の会議の場でも自由に意見が述べられないとしたら、それはそれで健全な組織とは言えないことも付記しなければなりませんが…。

逆に個々人が自由な見解を外部に対して述べている場合、前述したとおりの難点があります。しかし、政策決定のプロセスをオープンにしているという一面については評価できるのではないでしょうか。テレビ番組の中で、閣僚同士が激論する姿は決して歓迎できるものではありませんが、最終的に一つの結論を導き出した後、閣内がまとまっていくのであれぱ許容範囲と言えるのかも知れません。

ここまでお読みいただき、「民主党に肩入れしている記事を書いている」と思われる方々も少なくないはずです。客観的な見方を綴っているつもりですが、内閣支持率の傾向からすれば今回の記事内容が偏っているという批判を受けることも覚悟しています。民主党政権に期待(参考記事「新政権への期待と要望」)していた一人ですが、初めから弱点なども飲み込んでいたため、「まだ8か月」という忍耐強さが保てるのだろうと考えています。

ただ残念ながら普天間基地移設の問題では、あまりにも鳩山首相の「軽さ」が気になってきました。決着期限とした5月末に向けて、大多数の人たちが納得でき、あっと驚く「腹案」でまとめていただければ本当に幸いなことです。しかし、そのような値千金の「隠し球」がある訳ではなく、決意だけ先行した言葉が連発されているとしたら、結果責任とともに改めてトップリーダーとしての資質も厳しく問われていくことになります。ぜひ、そのような局面に至らないことを願いながら、久しぶりに時事の話題についての雑感を綴らせていただきました。

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コメント

私が民主党に対する肯定的な政策は「高校授業料実質無償化」ぐらいでしょうか・・・(この政策はよくやったといっていいのではないかと)一方、来年度の予算は財源をどのように確保するのか、これは政策の修正を求められるのではないかと思います。
また、二酸化炭素削減と高速料金無料が結びつかないなど当初から指摘されていた点も徐々に馬脚がでできたところではないのかと思います。(私がよく利用していた高速バスも一連の政策で採算がとれなくなるとのバス会社の判断で路線そのものがなくなり、高速バス以外の路線も高速バスで利益を上げることができなくなったため廃止されるなど交通弱者に対するしわ寄せがきています)
OTSUさんの民主党政権に対する姿勢で「初めから弱点なども飲み込んでいたため、「まだ8か月」という忍耐強さが保てるのだろうと考えています。」この姿勢は選挙で投票された方々に持っていただきたいものです。あまりに短い中でそんなに変えることができないもの(もっともよい例が普天間基地移設でしょうか)もあることです。その一方、期待を持たせた鳩山総理の発言はあまりにも「軽い」ものだったのではないかと思います。
私の職場では民主党の議員の思いつきで始まった業務が重荷になっています。(職員が大幅に削減されるなかシフトを組んでいるのですから・・・シフトで他の部署応援、そのあと自分の仕事で残業、これが一年中続きます・・・)個人的な意見としては、「民主党の政策が駄目なのは私の職場で実証済み」といったところです。

投稿: ためいきばかり | 2010年4月18日 (日) 21時45分

ためいきばかりさん、さっそくコメントありがとうございました。

私も民主党のマニフェストに関しては「新政権への期待と要望」で記したとおりですが、「著しい歪みや将来への大きな禍根が見込まれた時は、勇気ある撤退や大胆な軌道修正も選択肢に加えて欲しいものと望んでいます」と考えています。ただ最近、実施しなくても叩かれ、実施しても財源問題などで叩かれるというモードに入っている点も残念な話です。

また、ためいきばかりさんの「私の職場では民主党の議員の思いつきで始まった業務が重荷になっています」というご指摘は、私とは違った距離感での悩ましい深刻な現状だろうと受けとめています。いずれにしても、どこかで良い方向に転換できる切っかけや方策が示されることに淡い期待を抱いています。

投稿: OTSU | 2010年4月18日 (日) 22時28分

現状については、”簡単には解決できない政治課題”について、”簡単にできる。明日にでも出来る。現政権にやる気がないだけ。既得権益にしがみついているだけ。”という様な言い方をして、有権者に錯覚を与え・増幅してきたことの、裏返しなのではないですか?”直ぐ実現出来る魔法の杖がある”と世間という空気を誤認させたことの裏返しでは??
与党のみならず報道機関も、有権者の誤解を増強したという点で、共犯だと思ってもいます。一連の報道姿勢について、本質的には”郵政選挙の時の報道姿勢と変らない。方向が逆を向いただけ。”だと、選挙戦の頃から思ってきましたから。報道機関も有権者も”堪え性がない”というのも事実だと思いますけど、選挙戦の頃に現与党が自分で蒔いた種が芽を出したという部分もあると思いますのん。

ちなみに、私の(狭くて、狭くて、狭い)専門領域については、”概ね予想通りの展開(迷走)”の様に見えています。「予想=ハッピーエンド」では必ずしもないところが、ミソですけど。
成算は必ずしも無くても良いでしょう。政権を担って初めて判る事もあるでしょうから。しかし、”目算がない・中身がないのは拙い”と思ってきました。実際に、目算も中身もないことが、徐々に露呈しつつあると思ってますし。(私の専門領域についてです、念のため。)

選挙前に、”現与党の見込みの違いが判って、正直に有権者に説明しても、従前からの自ら(現与党)の言動が災いして、有権者がそれを信用しない事態”というのを、結構真剣に危惧してきました。今、政権与党に必要なのは、”現実を直視することと、結果として見込み違いがあったなら自らの浅慮を認めて、有権者に現実を率直かつ誠実に(自らの責任として)説明すること。”だと思っていますが、現与党が蛮勇をふるって誠実かつ正直に現実を語っても、有権者が信じない状態に陥っているのではないか?と危惧します。
(有権者側の想定される代表的な反応としては、”役所に取り込まれた。”というものです。勿論取り込まれて良い訳ではありませんが、取り込まれていなくても、取り込まれたという一言で有権者に片付けられてしまって、現与党の発言が信用されないという事態が生じるのなら、この国の先行きにとって非常に深刻かと。)

投稿: あっしまった! | 2010年4月19日 (月) 18時39分

あっしまった!さん、コメントありがとうございました。

テレビ朝日の「TVタックル」に麻生前首相が出演していました。全体的に前首相を持ち上げた雰囲気で番組が編集されていたようでした。鳩山政権への支持率が急落している中、「麻生さんの方が随分ましだった」という演出の意図を感じていました。振り返れば、麻生前首相も「国民的な人気者」から数ヶ月で「漢字が読めない」と揶揄されるようになっていました。

あっしまった!さんのコメント内容に直接絡まない戯れ言のような話で恐縮ですが、今回の記事は久しぶりに時事の話題に対する雑感でした。書き連ねていくと長々とした記事になるものと思っていましたが、自分自身の予想(?)に反し、普段より短めの内容となっていました。「まだ8か月」と記した手前、現政権に対する様々な注文について飲み込む意識が働いた結果だったのかも知れません。

投稿: OTSU | 2010年4月19日 (月) 22時19分

> 管理人様
報道機関の報道姿勢については、「振り子は片方に強く振れるほど、戻り方も急速かつ激しい」という事なのかも知れません、、、等と思っています。どちらに触れるにしても、振幅の度合いが激しすぎるのは好ましくないと思っています。次に潮目が変ったとき(今と逆方向に向かったとき)の振れ方も、急速かつ激しすぎる可能性があると思いますので。

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以下は自戒も込めて書くのですけど、私の現政権与党へのスタンスとしては、少なくとも自分の一定程度承知している行政領域に関しては、制度論・財源論について大きくはブレていないつもり(こちらでの投稿でも、一部行政領域の制度論・財源論については、選挙前後で似たような事を投稿させていただいているつもり。)なのですが、それでも舌鋒の研ぎ具合(筆致)が激しくなっていたり、報道等によってバイアスがかかっているのかも知れないなぁ?等と自問自答していたりもします。ペコリ。
実際問題として、千代田区(永田町&霞ヶ関)の内情を直接見聞きできる訳ではありませんし、首都圏に居所があるわけでもありませんので。。。(汗

投稿: あっしまった! | 2010年4月19日 (月) 22時54分

 普天間基地移設の問題に関しては、「軽さ」ではなく首相の「誠実さ」が裏目に出た迷走のように感じています。「沖縄だけに負担を押し付けるのは筋が通らない」という論理に正面から反論する人は少なくても、「それではあなたの地元で基地を受け入れてくれますか」と言われれば、OKする人はほとんど居ないでしょう。この現実を見れば、「皆が満足する結論」は存在しないと思われるのですが、首相はあくまでもそれを追い求めて、皆の話を聞き続けてしまい、その結果決断が下せずに、「誰も満足しない」最悪の結果に陥りつつあるようです。

 もう一つ言えば、理系の彼は簡単に「間違いなく」とか「絶対に」といった言葉が言えない傾向があり、小泉元首相の歯切れの良さ(別の見方をすれば、根拠のない断言)に慣れている国民にとって、「歯切れが悪く、決断の下せない」首相に見えているのではないでしょうか。

投稿: X^2 | 2010年4月19日 (月) 23時02分

あっしまった!さん、X^2さん、コメントありがとうございます。

私も振り子の振幅の幅が激しいことに憂慮しています。また、鳩山首相に対する見方ですが、X^2 さんのような評価や期待を私も完全に否定している訳ではありません。それでも徐々に今回記事の最後のような気持ちが残念ながら強まりつつあります。いずれにしても5月末に向け、どのような結論が示されるのか非常に注目しているところです。

投稿: OTSU | 2010年4月19日 (月) 23時30分

人の存在自体が相反するものである以上、全ての人が満足する事は絶対にあり得ない。
だからこそ人は「公」という権力を作ったのです。つまり権力の本質は「不満な人に対して有無を言わせない所」にあるのです。

高度経済成長は日本歴史上でも稀有な時代でした。
「凄く満足な人」と「少し満足な人」に分かれた不思議な時代です。
本来「満足な人」と「不満な人」に分かれる「べき」なのに・・・です。
我々の先人が作りだした「余剰価値の増大」が「余りにも急激」だったからです。

3人が今まで30万の価値しか生み出せなかったのに、急に100万の価値を生み出した。
30万の時代には「11万で充分」という価値観が備わっています。価値が100万の時代に「50万」「30万」「20万」に分配しても、今までの価値観に比して不満な人はいません。

しかし人の主観など「猫の目」より激しく変わる。
1980年台から「価値観」と「実態」が逆転し始めます。
10万の価値しか生み出せない者が20万欲しい時代の到来です。

この時本来は「権力」が給料を「有無を言わせず」10万にすべきだったのです。そうすれば救われた。しかししなかった。
その結果1000兆円を超す借金を作った。
今からの権力には1つしか選択肢はありません。「凄く不満な人」と「少し不満な人」に「有無を言わせず」分ける事だけです。

それに耐える為の知恵が「価値観を変更する事」です。これは既得権を壊す事を意味します。
これをやらなかったら?結論は簡単です。国債は暴落し、信用は失墜し、多くの人は身ぐるみ剥がされるでしょう。
全員が「いやだ~」と叫んでもどうしようもない。自然の摂理に反した天罰だからだ。

投稿: あまのじゃく | 2010年4月20日 (火) 10時37分

あまのじゃくさん、コメントありがとうございました。

右肩上がりの高度経済成長の時代、「一億総中流」と呼ばれていた時代が確かにありました。その頃と対比して、現在、等身大の「価値観」が求められているという意味で、あまのじゃくさんの問題提起は充分理解できます。ただ今までの意見交換を通し、「それでは、どうしていくのか」という各論や手法へのとらえ方に差異が出ていました。

これまで「ぶれない」という長所でもあり、短所でもあるような評価を時々いただいていますが、自分としては聞く耳を人一倍持っているつもりです。ぜひ、これからもお時間が許す時、出張くださるようお待ちしています。

投稿: OTSU | 2010年4月20日 (火) 21時54分

取り分けここ数日報道されている普天間基地の問題の動きに関しては、先の大戦後に米軍の施政権の下におかれたのは、沖縄県だけじゃないという事を念頭に置かないと拙い気がします。

閲覧者各位におかれましては既にご承知の事かも知れませんが、徳之島を含む奄美群島も、戦後の一時期において沖縄件と同様に米軍の施政権の下に置かれ、鹿児島県と分断されていた(日本国の施政権は及ばなかった)という歴史的事実があるですよ。
日本への復帰時期は1953年12月下旬(サンフランシスコ講和条約の翌年)と、沖縄件よりは早い時期に復帰した(鹿児島県へ復帰し、日本の施政権が及ぶようになった)のですけれど。
それでも、日本の施政権を媒介とした間接的占領行政ではなくて、沖縄同様に米軍の施政下におかれた時期が合ったと言う事には違いがないわけです。

当時、奄美群島においては、日本への復帰のために激しい運動が行われたという経緯があるように聞いています。手法としては、ガンジー主義に類する手法だったようですが、相当に激しい運動が行われたようです。
当時から50年と少しの時が経過してはいるものの、米軍の施政下を直接経験した世代も、直接伝承を受けた直接の後続世代も、まだまだ多くおられます。
それが故に、”米軍基地への嫌悪感と、沖縄の現状への共感”と言うような複雑な住民感情があっても決しておかしくはなく、徳之島への対応についても(移設候補地であるか否かに拘わらず)慎重・誠実・着実な段取りが必要なのではないでしょうか?

”思い”だけでも”理屈”だけでも、取り分けデリケートな政治課題については、動かないのだから。やり方によっては、潜在的賛成派が板としても身動き採れなくなるとも思えるし。

投稿: あっしまった! | 2010年4月21日 (水) 22時27分

>マスコミが世論を作るのか、世論がマスコミの論調を決めるのか

ここでいう“世論”の内容は、どのような手段によって認識されていますか?
あるいは、“世論”というものが存在すると確信されている根拠は何ですか?
まさか、マスコミの行う世論調査ではないでしょう。

私の感覚では、世論とは、特定のパラダイムで議論するための仮定的存在にすぎないのですが。

投稿: BIBI | 2010年4月21日 (水) 22時31分

唐突ですが、公務員の職員組合(敢えて労組と書きません)は、どうしても拒
否反応しか有りません。昔からこういう印象は持っておりましたし、職員にな
り数年が経過した時点では確信に変わっています。

熱心に支持したかと思えば、自分の思い通りにならないと梯子を外し・・。そ
して仕事を放り出して各種抗議活動に参加し(先週も東北で大規模な動員をし
たらしいですね)我侭放題をし・・。手段が大事で目的は意外と何でも良かっ
たりという面を強く感じさせられたり・・。

そういえば、職員組合は基本的に何でも反対しますが、熱心に賛成してり受け
入れを表明したりした記憶は無いですよね。報道されないだけでしょうか。
なんにせよ昨年あれだけ民主党を支持した委員長様です。ここら辺で普天間の
移設先は立川へどうぞと言ってみたら如何でしょう(距離的にNGなので表明
したとしても実現性は0です。安心してどうぞ(:-P )。

しかし、こちらのブログには今までも幾つかコメントをさせて頂きましたが、
とうとう当職場の職員組合で犯人探しが始まりました。正直予想外の出来事で
組合の横の繋がりの強さには感動しました。うちの組合の目にたまたま留まっ
ただけなのか・・それとも・・何れにせよ流石だと思っています。

立場上、組合とは相容れないポジションに籍を置いている身ですが、だからと
言って正面切って対立出来るほど時期は熟していませんので、しばらく距離を
置こうと思います。

しかし、場所を特定できるコメントをしたつもりはなく、せいぜい地域が特定
出来る程度だと思うのですが、いったい幾つの組合で犯人探しが行われている
のでしょうね。想像するとすごく滑稽です。まぁ、リモートホストの情報から
もある程度は特定できると思いますけどね。

それでは失礼しました。

投稿: むかし民間、今・・ | 2010年4月21日 (水) 22時48分

あっしまった!さん、BIBIさん、むかし民間、今・・さん、コメントありがとうございます。

BIBIさんからのお尋ねですが、「マスコミが世論を作るのか、世論がマスコミの論調を決めるのか」で示した「世論」は、マスコミが行なう世論調査を指しています。「世論」が存在しているかどうかと言うよりも、その「世論」の移り気の速さ、社会全体が過剰に意識しているような風潮に危うさを感じています。したがって、「仮定的存在」という言葉について不勉強ですが、ニュアンスから考えた時、私もそのような感覚を抱いています。

むかし民間、今・・さんのコメントについて、述べられている内容は理解できますが、まったくの誤解をされているように見受けられます。「リモートホストの情報からもある程度は特定できる」というご指摘ですが、そのような作業は一度も考えたことがなく、コメント投稿者どなたに対しても行なう必要性があり得ません。

また、「犯人探し」という話も、「誰が犯人?」「何をもって犯人?」というのが率直な感想です。なお、民主党との距離感や普天間基地の問題などについては、改めて記事本文を通してお答えするつもりです。最後に「しばらく距離を置こうと思います」ということですが、むかし民間、今・・さんご自身の判断ですので、今後も機会がありましたら、いつでも気軽にご投稿ください。

投稿: OTSU | 2010年4月22日 (木) 00時05分

こんにちは。

>右肩上がりの高度経済成長の時代、「一億総中流」と呼ばれていた時代が確かにありました。

ふと思ったんですけど、先進国でもここ10年、日本以外の国は右肩上がりの成長をしていました。

アメリカ:100%→145%
イギリス:100%→146%
ドイツ:100%→122%
フランス:100%→136%
イタリア:100%→134%
スウェーデン:100%→141%

日本:100%→102%

(99年の名目GDPを100%としたときの08年のGDP)

確かに、「高度」経済成長ではないけども、右肩上がりの成長は先進国でも珍しくないのが現実だと思います。
ここでの話しに限りませんが、よく、「右肩上がりの成長はもう無理だ」という言葉が聞かれ、それに対しては特に反論もなく、常識のように語られることの多いこの表現ですけど、現実としては、日本以外の国は右肩上がりの成長をしています。

日本だけが成長できていないのは、日本に何かしらの問題があるのでしょう。
私はそれが間違った経済政策によるものだと思いますが、いずれにせよ、「右肩上がりの成長はもう無理だ」という常識は、根拠が薄いんではないかと思います。

投稿: 黙考人 | 2010年5月 2日 (日) 05時14分

黙考人さん、おはようございます。コメントありがとうございました。

日本以外の国では、そのような右肩上がりの成長だったとは考えていませんでした。その意味で、まだまだ日本も右肩上がりの成長を果たせる可能性があることを期待したいところです。

投稿: OTSU | 2010年5月 2日 (日) 07時38分

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