阿久根市のその後
少し前から阿久根市の竹原市長の動きが非常に気になっています。2か月ほど前、このブログでも立て続けに竹原市長に絡む話題を取り上げてきました。「ブログで有名な阿久根市長」「もう少し阿久根市長の話」「もう少し阿久根市長の話 Part2」という記事を投稿しましたが、竹原市長の手法に対して賛否両論、様々なコメントをいただきました。
このブログで直接的な話題として取り上げるのは久しぶりですが、この間、竹原市長自身が投稿している有名なブログ「阿久根時事報」やその支援者が運営する「【竹原信一という男】BBS」というサイトなどを日々閲覧しています。インターネットの普及は幅広い考え方や情報を手軽に入手できる利点があります。そのおかげで、竹原市長や支持者の皆さんの発想や価値判断を垣間見る機会を得られています。
しかし、あまりにも竹原市長の言動は私自身の常識を超えるものであり、いつも驚かされています。竹原市長を日常的に観察されているブログ(自由研究「竹原信一・阿久根市長について)もあるようですが、その管理人さんの発想には共感できるものが少なくありません。そして、たいへん憂慮していることは、私からすれば理不尽で非常識な竹原市長の行動や発言も、支持者の皆さんらは筋の通った「正義」だと見ている落差の大きさです。
竹原市長を熱烈に支持されている皆さんも引き続き、このブログを訪れくださっているかも知れません。そのことを私としては歓迎していますが、ぜひ、多面的な視点や考え方をお互い認め合った議論につなげられることを願っています。その上で、まず「阿久根市のその後」と題した記事の1点目は、組合事務所の使用問題の「その後」です。今回、なるべくマスコミ報道の内容をそのまま紹介し、客観的な構成に努めてみるつもりです。
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市役所内にある市職員労働組合事務所の使用許可を取り消す処分をし、市職労が処分の執行停止を鹿児島地裁に申し立てた問題で、同地裁は10日、市職労の主張を全面的に認め、執行を停止する決定をした。牧賢二裁判長は、処分は「地方自治法の要件を満たしていない」と判断。独自の手法を次々と打ち出し、注目を集める竹原市長の市政運営に、司法がストップをかける形となった。
同法では、市役所の1室など行政財産の使用許可を取り消せる要件を「許可の条件に違反したとき」などと規定。牧裁判長は決定で、竹原市長が「許可要件に疑義が生じた」とした処分理由について「明らかに地方自治法の要件を満たさない」と指摘した。事務所を市民のための施設にするという竹原市長の主張についても「市民が使用する具体的な必要性を説明していない」としたうえで、「処分が不適法と評価される余地がある」と結論づけた。また、市役所から事務所がなくなることで「組合活動が困難になる」とした。
「税金にたかる無駄な組織」と市職労を批判して5月末の出直し市長選で再選された竹原市長は、6月11日に処分をし、今月11日までの事務所退去を命令。市職労は6月下旬、処分取り消しを求める行政訴訟を起こし、今月6日には一般の訴訟の仮処分に当たる執行停止を申し立てていた。市職労が加盟する自治労県本部の高橋誠書記次長は「当たり前の主張が認められ、訴訟の勝訴に向けて弾みがついた」と話し、竹原市長は「自治労主導の申し立ての結果で、職員がかわいそう。決定をよく読んでから対応を考える」と語った。【西日本新聞2009年7月11日】
上記の報道のとおり仮処分が示され、阿久根市職労の組合事務所は市役所内に残り、本格的な裁判が始まりました。その裁判への対応も、竹原市長の「常識」が発揮されたようです。次の記事にある竹原市長の「裁判官は自治労と同じ公務員の仲間」というコメントは、どう考えても司法を軽視した発言だと思えてしまうのですが…。
鹿児島地裁で29日に開かれた、阿久根市職員労働組合が同市を相手取り、庁舎内にある組合事務所の使用許可取り消しの無効を求めた訴訟の初弁論。市側は全面的に争う姿勢を見せながらも、「裁判費用に税金が使われることや、裁判官も公務員であり、公平な立場に立てない」などを理由にして出廷しなかった。
29日の初弁論で市側が提出した答弁書では、退去通告の理由について〈1〉市職労は市長選の際、事務所で竹原市長の政策を批判するためのビラを作成した〈2〉職員の給与水準が市民より高いのに、事務所の使用料は全額免除されている〈3〉市庁舎からの退去は竹原市長の選挙公約でもあり、市民も支持している――などと主張した。
一方、市職労側は、市が施設の使用を一度許可した場合、地方自治法では、〈1〉公用で使う必要が生じた場合〈2〉許可条件に違反する行為があった場合――などにしか許可取り消しができないと定めている点を指摘。「市側の主張は、許可取り消しの理由に当たらず、裁量権を逸脱している」と反論している。
市職労側は初弁論後、鹿児島市役所内で報告会を開き、市職労や自治労県本部から10人が参加した。訴訟と平行して、市職労側は鹿児島地裁に行政事件訴訟法に基づく、市長の許可取り消し処分の停止を申し立て、同地裁は今月10日、認める決定を出している。
小川正弁護士は、市側が出廷しなかったことについて、「実質的に市側が裁判を放棄した」と述べ、勝訴に自信を見せた。自治労県本部の高橋誠書記次長は「庁舎内に組合事務所を設けることは双方にとって都合が良い。我々が期待する結果が出ると聞いてほっとしている」と話した。この日、取材に応じた竹原市長は「裁判官は自治労と同じ公務員の仲間。負けると分かっている裁判に税金を無駄遣いさせるつもりはない」と語った。【読売新聞2009年7月30日】
さらに竹原市長は組合事務所の退去が果たせなかったため、今度は職員休憩室を市民用のスペースに転用しようと考えています。最近、ご自身のブログに刑法を大きく誤認(参考記事「阿久根民主主義人民共和国刑法第247条第2項第3項」)した内容を掲げてしまったようですが、選挙期間中のブログ更新なども含めて法令に対して不勉強なのか、そもそも遵守するつもりがなく、自分自身の考えが絶対的に正しいと思い込むタイプなのか、いずれにしても強烈な個性を持たれている人物だと受けとめています。
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が30日、市職員労働組合(落正志委員長、203人)との団体交渉で市庁舎内職員休憩室を「市民が市役所と議会を知るため開放する」と事実上、明け渡しを要求した。職員休憩室は市庁舎別館1階にあり職員の福利厚生のため労働安全衛生法に基づいて設置されている。
市職労は「今日は市長提案を聞いただけ。管轄する市労働安全衛生委員会に話をすべき問題」と受け入れない方針。竹原市長は、06年から50歳以上または勤続20年以上の職員が定年を待たずに退職する場合に退職金を増額していた退職勧奨制度を8月から「市長が認めた者だけに適用する」と実質廃止も通告した。【毎日新聞西部朝刊2009年7月31日】
このように竹原市長の話題を紹介していくと、たいへん長い記事となっていきます。それでも最後に次のニュースの紹介を外すことはできません。このケースで懲戒免職という衝撃的な報道内容でした。今回、冒頭やニュース紹介の合間に私自身の感想などを添えていますが、阿久根市の問題は決して一自治体の問題にとどまらない重大さを感じています。したがって、これからも阿久根市の動きには強い関心を払っていくつもりです。
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が4月に市役所内に張り出した人件費総額を記した張り紙がはがされた問題で、竹原市長は31日、張り紙をはがしたとして、市民環境課の男性係長(45)を懲戒免職処分にした。竹原市長は「市長の命令に背く行為で反省はみられない」というが、市職員労働組合は反発している。
張り紙は、総務課や市民環境課など16部署ごとに07年度の人件費総額を記した内容。「職員の自覚を促すため」として、竹原市長が市議会から2度目の不信任決議を受けて失職する前日の4月16日に職員に指示して張り出させた。3日後にすべてはがされ、総務課長席に置かれていた。 竹原市長は「(係長は)当初は知らないと言い、後で名乗り出て顛末(てんまつ)書が出されたが、反省は見られない。市長の命令に背く行為で命令系統の破綻(はたん)は許されない。懲戒免職以外に方法はない」と処分理由を説明した。
市では6月に2度、総務課長らによる賞罰委員会を開いて処分を検討。総務課長は「文書戒告が相当ではないか」と市長に回答したという。一方、係長は1人ではがしたことを認めたうえで「軽率な行為だったと反省をしている。しかし、懲戒免職に該当するとは思っていない。処分は納得できない」と話した。市職労幹部は「紙をはがしただけでいきなり懲戒免職とは明らかに行きすぎた処分」と批判し、市の公平委員会への申し立てを含めて支援していく考えだ。【asahi.com2009年7月31日】
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コメント
甲子園も開幕や。オレの友人が田舎の私学の教師やってて、そこが甲子園にでるから、今年はPLとそこを応援するつもりや。応援団連れてくの大変らしいわ。
すべて計算ずくで暴言吐くわが府知事よりは、直球勝負のこの市長の方が、人間的には好きや。偏屈そうやけど。なんかうっかりタカ発言してまう都知事みたいやんか。ただ、それで振り回される職員はたまらんわな。とくに最後の張り紙はがして懲戒免職って、将軍様のお国みたいやんか。直球勝負はええけど、暴投も多そうやな。市長はんも、もうちょい色々勉強せんとあかん部分もあるし、偏屈な部分もなおさんとな。
しかし、こういう市長を支持するモンもおる訳やから、ここは自治労はんも気ぃ付けとかんとあかんで。
なんでこういう市長が当選すんのか。そこに目をそむけとったら、根本的な解決はあらへんやろ。
日教組が民主党と繋がりがあるから、民主党はアカン。そういう意見を聞く事があんねん。日教組って、左翼洗脳組織みたいな印象あるし、実際そうかもとオレは思てるし、オレの娘がそういう教師に洗脳されたらどうしょうかと思う時も実際あるわ。それは連中が本来の組合活動とは違う事やってるからやろ(もっと過激な組織もあるらしいし、悩みは尽きん)。左翼の教師がおるんは自由やろけど、組合が左翼団体っていうんは、印象悪いで(右翼でも宗教でもこれは同じや)。
日教組の話はここでやめとくけど、阿久根市の自治労は、本来の活動以外に、竹原はんをここまでさせる何らかの運動をしてたんちゃうのか、もしそうならそれは阿久根市民にどう受け止められてんのか、その辺の反省が無いと、自治労かて日教組みたいに「ぶっつぶす」なんて誰かさんに言われる組織になるんちゃうか?
オトナの世界はいろいろあるけど、こういう事は、甲子園の球児みたいに正々堂々やって欲しいわな。
投稿: K | 2009年8月 8日 (土) 18時12分
Kさん、さっそくコメントありがとうございます。
引用したマスコミ報道の箇所が多くなったため、私自身の主張が薄い記事となってしまいました。実は当初、Kさんが後段で指摘されているような問題意識についても触れるつもりでした。自治労に対する先入観や誤解が際立つ竹原市長やその支持者の皆さんに対し、「ぶっつぶす」と言われないような情報発信の大事さを考えています。簡単に埋められる「溝」ではないでしょうが、少しでも相互理解が進むような内容を次回以降綴る予定です。ぜひ、またご注目ください。
投稿: OTSU | 2009年8月 8日 (土) 20時21分
Kさん
この人を都知事と一緒にするのは、さすがに都知事に失礼と思います。
一度、この人のブログ記事をざっと読んでみると、そういうレベルの人ではないことがよく分かると思います。
OTSUさん
この人の司法や既存秩序の軽視は、非常識というレベルを超えていると思います。
少なくとも、法治国家では通用しないでしょう。だから、訴訟で負けた訳ですが。
こういう経緯を見ても、この人を全面支持する人達も同様です。
左翼や右翼を超えて、過激なアナーキストですね。
しかし、その一方で、市長-職員間の序列は重視してる訳で、矛盾のかたまりのような人達ですが。
ちなみに、既にご存知かもしれませんが、こっちの意見は辛らつで面白いです。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-9481.html
>公務員であるところの竹原阿久根市長の
>>自治労事務所問題で公務員仲間の裁判官に判断させれば結論は明らか。
>>市民の税金を使って、公務員の舞台で踊るようなマネはできません。
>というお言葉は、「日本国の領土において国権を排除して権力を行使しその他憲法の定める
>統治の基本秩序を壊乱することを目的と」しているように読めなくはないんですが。
>いうまでもなく、日本国政府は阿久根民主主義人民共和国を承認していませんし、
>阿久根市という地方公共団体の区域内において日本国の国権を排除する権力の存在を認めたことはないはずです(私の知る限り)。
>内乱罪の「首謀者は死刑又は無期禁固に処する」んですけど。未遂であってもね。
投稿: Thor | 2009年8月 9日 (日) 00時47分
おー、さすがに都知事には失礼やったか。
周到な計算をしてなさそうなところが、おちゃめな都知事とかぶったんやけど(そういうとこ好きや)、無論「同レベル」に置いてる訳やないで(都知事をおちゃめと言えるんは都民やないからかもな。都民は都民で銀行とか迷惑なことも多分あるやろしな)。
市長のブログも読んでんねんけど、防大でてるんなら、もうちょいマトモな文章を綴って欲しいわな。21世紀刑法なんか、市長の立場で書く内容や無いで。批判もなにも、理解できひんのよ。せやから、背景にある事を知りたいんやわ。
当初の職員の給料高すぎっていう事より、今は自治労潰しがメインになってる気がするし。文章は異常やけど動画ではなんか良心的なおっちゃんやし(隣の元佐賀市長の方が賢そうやったんがアレやけど)。でも張り紙とったら懲戒免職にするし・・・。
普通ならあんな市長は当選せえへんで。せやからなんで当選すんのか、その分析は必要やと思うわ。
向こうのブログの常連も一時ここに顔出してたやん。具体的に阿久根市で何が起きてんのか知りたい所や。
オレの住んでる所では、まあ役人だの自治労だの言うても、あんまりピンと来んはずで、票にはならんと思うんやけど。
いやだいたい普通はそうやと思うんやけどなあ。
高校時代の級友の父親が今市長やってんねんけど、阿久根市長がどうなんか級友を通じて感想を聞いてみたいもんや。親子揃ってコワモテやから、実際は聞きにくいけどな。
投稿: K | 2009年8月 9日 (日) 03時29分
Kさん
たしかに、何が実際に起きてるのかは知りたいですね。
正直な話、ネット上に出てくる支持者の人達は、それが一般的な人なのか、
支持者の中でもエキセントリックな人なのか、よく分からないので。
本当にこの人のことを理解した上で市民が支持してるのか、イメージだけで支持してるのか。
この人、今回の件で、司法を否定しちゃっていますし、過去には、立法否定にも挑んでいます。つまり、行政機関のトップが、日本国の国是たる三権分立を認めていない訳です。
これって、常識的には考えられない事態だと思います。
しかも、この人、現在の天皇制まで否定してるんですよ。
今どき、共産党ですら認めてるというのに。
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&log=20070607
2007/06/07 (木) 天皇について考える 1
>そもそも孝明天皇は伊藤博文から暗殺された。伊藤はその子も殺した上に自分の手下、大室寅之助にすり替えた。
>これが明治天皇の正体だ。今の天皇家はまさしくどこの馬の骨ともわからない家系である。また、昭和天皇が終戦時に国民を配慮した気配は全くない。
>ひたすら私財の保全にだけ心血を注いだ。それを米軍は日本支配の道具として位置づけることで国民の洗脳に成功した。
>結局、学校教育は米軍の指図による創作だ。さらに右翼などは天皇システムを保護する事で米軍の日本支配に貢献してきたのだ。
>見事な策略と言うほかは無い。
>しかし、その右翼構成員の間でさえ「天皇家はユダヤ教徒だ」という情報が広がっている。洗脳システムにほころびが出始めている証拠だ。
(中略)
>以下、天皇=売春業者 オルタナティブ通信 2007年05月05日
投稿: Thor | 2009年8月 9日 (日) 07時22分
Thorさん、Kさん、おはようございます。コメントありがとうございました。
Thorさんが紹介されたサイトは、本文でリンクをはった参考記事(「阿久根民主主義人民共和国刑法第247条第2項第3項」)と同じものだったようですが、つくづく竹原市長の言動は「自分には甘く、他人には厳しい」という言葉を思い浮かべがちです。
Kさんからの「なんで当選すんのか、その分析は必要やと思うわ」とのご指摘が私も大事な点だと受けとめています。また、マスコミやネットから得る情報だけで判断すれば、阿久根市職労は自治労の中でも「普通」のレベルの組合だと思っています。だからこそ「普通」の組合活動を担っている私も含め、自治労全体としての危機意識が必要だろうと認識していることろです。
投稿: OTSU | 2009年8月 9日 (日) 09時38分
Thorはん
>しかも、この人、現在の天皇制まで否定してるんですよ。
よう読んだなあ、ここまでチェック出来んかったわ。しかも最後は「人間のクズの集団である」と結論づけてるしな。制度どころか一族全否定やんか。相手が誰であれ、人間のクズの集団て、本で得た知識だけで言うんは、マズいんとちゃうか。数冊の本を読んだだけで、ここまでの事を信じられるんはある意味特殊やで。普通読書が趣味でようさん読んでるとその本の内容を批判出来る能力も身に付くもんなんやけどな。あんな胡散臭い本をチョイスできるセンスもちょっとな。
こういう人間が市長でも市はちゃんと運営出来るんやな。職員のみなさん・・・ご苦労さん・・・。
投稿: K | 2009年8月 9日 (日) 11時38分
OTSUさん
すみません、読み落としていました。同じところでしたね。市長はかなりエキセントリックですね。
これで実務だけは有能とかというのも考え難いのですが。少なくとも部下は働き難そうですしね。
Kさん
ああ、そこは、ネット上でピックアップしている所がありました。
さすがに自力であそこまで遡って読む気にはなれません。
ちなみに、ちゃんと運営できてるのか疑問は残りますね。
市職員の士気とかには影響が出ているでしょうし、ほかの部分でもエキセントリックな対応が懸念されます。
(追伸)
この間まで、阿久根市関連に触れる記事だと、市民関係者と思しき人が即応してきましたが、今回はありませんね。
この掲示板をウォッチングしている人は居る筈ですが、内容的に反応し難いんでしょうか?
そういう意味では、支持者の方も全面支持できる人とは思えていないのかもしれませんね。
投稿: Thor | 2009年8月10日 (月) 07時58分
同じ日本の国内で同じ世代に生きていて、同じ人間に血が流れているのかと思うような状況が生まれていますよね。阿久根市の記事を目にするたび、背筋が寒くなる気がします。
世の中には狂信者がいて、「ヒトラーこそが第一の英雄」とか言っているやつが友達にもいましたが、実際そういう人が権力を握ると言うことが私には信じられません。
いや、権力を握る前はひたすら善良な人で握った後で豹変したという訳でもなく、ブログ市長として有名だった人間が選挙で選ばれているわけですから事態は深刻に感じるわけです。Kさんが言う「なんでこういう市長が当選すんのか」が、たぶん距離的に遠いせいもあるのでしょうが、どうしても理解できません。このブログの今までの記事でやりとりを読んでいても、かつてコメントの中に「阿久根市民を愚弄するのか」といった内容もありましたが、愚弄とか言う以前に理解できないのが実状です。理解できないなら何も言うな、と言われそうですが、とにかく怖いのです。
このコメント欄に出てくる府知事さんのことは、政策的には大嫌いですが、府財政の立て直しのためには必要な部分もあるのだろうなと理解できる部分が少なくありません。実際、やっていることに結果も出していますしね。
一方、阿久根市において言えば、「諸悪の根源は自治労」といった明らかな問題点のすり替えがあるように思います。市職労を叩いても自治労は滅びませんし、自治労が滅んでも市の財政は潤いませんよ。っていうか、市民の暮らしが苦しいのは自治労のせいですか?
市政の改革を市職労が既得権益のために阻んでいる様子もどうもうかがえませんし・・・(この「改革」とは、事務所を追い出すとかそういうレベルの話じゃなく、市政全体についての話です。いわゆる公共サービスの上での「改革」)
投稿: Ta | 2009年8月10日 (月) 10時26分
今回の記事は突っ込みどころが多すぎてコメントもしようがないですが、
疑問に思ったことを。
何でOTSUさんは阿久根市の公務員側について
正統的な防御の方法を提示しないのですか?
たとえば「247条第2項第3項」の件なんて
裁判では実質的な審理のないいわゆる却下扱いです。
何もないまま終わるはずなのに、例えば北朝鮮の議論などは不要だと思います。
何度もやられれば権利の濫用で逆に訴えることもできますし。
あと、裁判で市長が負けて何かおかしいところはあるんですか??
一事不再理とか主張できる点もご存知だと思いますが
もうすでに同一理由同一事項については裁判できないのに
なにがそんなに心配なのでしょうか??
コメントも見てますと
関係ない話ばかりに収束してるようですし・・・
自分には市長のネタにしか見えない話題はボクシングで言うガード下げた状態にしか見えません。
天皇制の否定などはただのまき餌にしか見えませんし。
自分としては裁判で負けてもいいとは思います。
次に勝てばいいだけのことですし。
(裁判費用については調べてません)
自分としては45歳で係長というのが一番痛いと思います。
おそらく300万円くらいの仕事しかしてないのに
700万円はもらっているんでしょうね。
投稿: くばっち | 2009年8月10日 (月) 18時44分
公費で裁判するのに、負けてもいいというのもおかしな話ですね。
それこそ、税金の無駄遣いでは?
投稿: Thor | 2009年8月10日 (月) 19時05分
Thorさん
すいません。裁判費用については上記のとおり調べていません。
ただ負けるのが前提の戦術もありかなと思っただけです。
情報集めたり、 一度負けてから新たな証拠を集めたりと。
負けを重ねても和解とかで有利な条件に持ち込むことは可能ですし、
裁判によって市の問題も見える部分も出てくるのではないかと。
今まで硬直的な人事や運営などが行われていたと予想されますので
それを炙り出すだけでも市長側の戦略としてはうまく行っているのでは
ないかと思っただけです。
手が尽きたらまた市長選でもやればいいのではと思います。
とことん争ってほしいと思います。
自分が住民税払っている立場でもこれらの費用は負担には思わないでしょう。
自分には45歳の係長の「固定費」としての人件費のほうが無駄だと思います。
60歳でも係長やってるんでしょうかね??
投稿: くばっち | 2009年8月10日 (月) 20時18分
阿久根の公共事業の業者ごとの落札件数出せば見事にすべての謎はとけるはず( ̄∀ ̄)
だって市長となかいい会社しか仕事できないのなんで?新人議員も市長の会社と同業でなかいい会社出身者が多々( ̄∀ ̄)
市民としては前より腐ったイメージあるよね( ̄∀ ̄)いいおもいさせるから票くれ~( ̄∀ ̄)地域の区長は自分の家の舗装役所でしろと言うしまつ…竹原派が威張りまくりの阿久根市( ̄∀ ̄)
まっ竹原市長が独裁になればなるだけ阿久根市民は喜びますからね( ̄∀ ̄)自分に利益がくると勘違いしてる人たちは…
投稿: 阿久根20代 | 2009年8月10日 (月) 21時35分
Kさん、Thorさん、Taさん、くばっちさん、阿久根20代さん、コメントありがとうございます。
常識や法令まで無視する人物が首長に選ばれ、自分本位な理屈を振りかざし、権力を行使している構図が阿久根市の現状だろうと見ています。そして、その言動を支持されている人たちが決して少なくない点も憂慮すべき事態だと思っています。
今のところその思いが当ブログのコメント欄を通し、「ひとりよがり」の思いではなかったことを感じ取っています。その流れでとらえれば、天皇制の話も竹原市長を評価するための判断材料の一つではないでしょうか。
たいへん恐縮ながらその流れの中で、くばっちさんのコメントの意図やお尋ねの内容が逆に分かりづらいものとなっています。「スーパー公務員」の時も何回か意見を交わした後、くばっちさんの問題意識や真意が分かるようになりました。
くばっちさんは物事を深く掘り下げ、様々な問題点を瞬間的に感じ取る方なのだろうと受けとめています。また、その問題意識などをそのままコメントに託しているものと思いますが、ぜひ、くばっちさんとは違うとらえ方の人たちにも真意が適確に伝わるよう一言二言付け加えていただければ幸です。
なお、「45歳で係長というのが一番痛い」など、こちらからお尋ねしたい内容が数多くありますが、それこそ今回の趣旨から話が拡散しそうですので留めさせていただきます。その上で、一点だけ指摘させていただきますが、刑法「247条第2項第3項」を裁判で争うような話はどこにも出ていません。ぜひ、じっくり記事本文もお読みいただければ、重ねて幸なことです。
最後に、阿久根20代さんのコメント、少し違った角度からの内容で非常に興味深いものがあります。ただその真偽はネット上では判断できませんので、あくまでも参考的な情報として押さえさせていただきます。
投稿: OTSU | 2009年8月10日 (月) 21時52分
まずOTSUさんいきなりあの様なコメントをした事反省しています。ですが自分の真意としては、事実、片方に公共事業がたかよっているのが現状です。建設業というのは田舎ほど公共事業があって経営が成り立っていると認識しています。
身の回りに起こってる事で腸煮えくり返るというかそんな感じでつい…愚痴っぽくなりましたが阿久根市にもこんな意見がありますと言う事がわかっていただければ幸いです。
投稿: 阿久根20代 | 2009年8月10日 (月) 22時26分
阿久根20代さん、改めてコメントありがとうございます。
誤解されていないものと思いますが、阿久根20代さんのお話を頭から否定しているものではありません。インターネットという公の場ですので、あくまでも管理人の立場として、そのような「犯罪」とみなせる情報に対しては慎重にならざるを得ない点についてご理解ください。
いずれにしても地元の皆さんの中で、阿久根20代さんのようなご意見をお持ちの方がいらっしゃることは興味深いことでした。ぜひ、またお時間が許される時、地元からの貴重なコメントをよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2009年8月10日 (月) 22時46分
お疲れ様です。久しぶりに、貴ブログ拝見しました。
阿久根の竹原市長、聞きしに勝る独裁者ぶりですね。
不勉強なことですが、このトピックを拝見して、はじめて、ここまでひどいと知りました。
ただ、マスコミもこの件をさほど大きく取り上げていないような気がするのは私だけでしょうか?
「公務員=絶対的に悪」みたいな論調が現在のマスコミの主流であり、それゆえに公務員に厳しい態度をとる者に関して、それが法律や制度、社会常識に照らして明らかな誤りであっても、その誤りを指弾する意識が低いのが昨今のマスコミの困った点であり、こういった事件がさほど大きく取り上げられない状況を生んでいるというのは考えすぎでしょうかね(大きく取り上げられていたらスミマセン。)
しかし、阿久根の問題は必ずしも対岸の火事ではないと思います。どこぞの市議会でも、「組合事務所を庁内におくなどもってのほか」と、激しい口調で市側を問い詰める議員がいるようです。
そして、首長も、そのような論調がまんざらでもないという風で
あったりして…
「公務員とて労働者であることには変わりがない」という趣旨の
認定をしている最高裁判例があることを、自治労や各単組はもっと
組合員や、一般社会に知らしめるべきではないでしょうか。
若干うがった見方かもしれませんが、多くの自治体では下記のような図式が成り立つように思います。
(そして、労組は、その事をもっと一般に知らしめるべきで
ないでしょうか)
「首長、議員」=相当数が土地の名士であり、財産をたくさん
もっている
「一般職の職員」=大多数は名もなき庶民の出であり、財産は
もたない
首長、議員には庶民の気持ちを理解せよと言ってもどだい無理
があります。
それゆえに、名もなき弱き庶民は団結をして、生活水準を
守らざるを得ないのです。
困った事に小泉内閣以降、公務員は国民共通の敵に仕立てあげられております。
本来、公務員という名の労働者が勝ち得ている労働条件は、一般企業においても守られるべきものであります。
一般企業のどこにそのような労働条件を守る余裕があるのか?
という反論もありましょうが、強きもの、富めるものに振り向けている財力をもってすれば、決して不可能なことではないケースが多々あると思います。
これらの事を、民主党、連合、自治労は大々的に世の中に知らしめていく事が重要かと思います。
OTSUさんの単組において、まず始められる事を切望するものです。
(長々と論題からはみ出したいささか独善的な意見を書きました ことお詫びします。)
投稿: 一組合員 | 2009年8月11日 (火) 00時27分
今さら関西弁の書き込みを変えんのも気持ち悪いさかい、勘弁してな、くばっちはん。
>天皇制の否定などはただのまき餌にしか見えませんし。
天皇制否定どころか、「人間のクズの集団である」んやそうや。これは人生初耳の意見やわ。
この撒き餌で何を集めようとしてるんやろな?右翼でもあぶり出そうってか?やとしたら何のために?
これは市政には全く関係ない話題で、阿久根市には何の得も無いがな。
ブログ内の個人的意見であったとしたかて、市長の資質を問われかねん爆弾発言やと思うんやけど、そこらへんどう思う?
彼の所信表明(これは公式のページに載ってる)、これもたいがいやで。
「日本は、外交、防衛、金融の基本を外国に差し上げてしまいましたので、独立国としての体をなしておりません。」やとさ。
うーん、たぶんアメリカの属国やと言いたいんやろな?今度は親米保守(小林よしのりのいうポチか)への撒き餌か?
しかしそれでも公人が言う事にしてはかなり過激やで。これ、共産党でさえ「アメリカ追従をやめます」程度の表現なんやけど。
このあたり、阿久根市、あるいは自治体の政治を考える上で、「関係のない話」とは言えんやろ。
Taはんの言う通り、オレも背筋が寒うなるわ。
いろいろと話題が広がってるけど、ここではこの話だけにしとく。大阪は台風たいした事無くてよかったわ。
投稿: K | 2009年8月11日 (火) 00時47分
一組合員さん、Kさん、おはようございます。コメントありがとうございました。
今回、いくつかマスコミ報道の内容を紹介しましたが、確かにそれほど大きく扱われていないようです。ただ取り上げ方一つで、竹原市長の言動が「称賛」される場合もありますので、この程度の報道内容で充分だろうと思っています。
一組合員さんの「公務員は国民共通の敵に仕立てあげられております」とのご指摘、そのような構図も否めず、とにかく公務員は「敵」ではないことを丁寧に情報発信していかなければなりません。そのための努力の一つとして、単組での活動や当ブログを通した情報発信があるものと考えています。
投稿: OTSU | 2009年8月11日 (火) 06時42分
はじめてコメントします。色々勉強させて頂いております。
竹原市長に対し、非常識、エキセントリックという反応が多いのは当然だろうなと
思っています。そういう目で私も見ているところもありますが、
それは『公人』とてそこまでやる人を知らないという驚きだけです。
竹原氏の思想にはいくらか共感をしています。
世の中をどう認識しているのかは、人によって全く違います。
天皇家の話もそうですが、一般の歴史教育は都合よく塗り替えられたものという認識をもっています。
大多数が支持していない、信じられない説だからといって、
とっさにトンデモ判定してしまうことこそ、恐ろしいと思っています。
もちろん十分な精査・吟味も同時に必要ですが・・・。
少なくとも鹿島昇や鬼塚 英昭、べラスコあたりの著書を偏見なしに読み進めますと、
その他昭和史の真相と符合することが多く、もちろんすべては断定できませんが、
少なくとも国家が正式に教えている史観と本当の歴史とは、大きく違うことが分かってきます。
司法に関しても同じです。国家権力が行っている捏造、デッチあげは今でこそ多少話題になっておりますが、
国民は全く知らない、ニュースや新聞には決して出てこない(隠された)酷い事件は山のようにあります。
先日の足利事件も当初はネット上でも大多数の人がトンデモ説として一蹴していました。
ある意味では、国民がお上を妄信しすぎているその結果が今の日本の姿でもあります。
また、ここに書き込まれる方の自治体ではそんなことはないのでしょうが、
市長のブログを読む限り、また周辺の意見を聞く限り、
阿久根市では、信じられないほどの市民への裏切りが横行してきたのではないでしょうか。
すべては、市民がその実態を知らなかった、知らされてこなかったのが一番の原因のようです。
竹原市長の今のようなやり方しかないとは思いませんが、問題を炙り出す、市民が市政を意識するという意味では、
くばっちさんの意見のように一定の成功は見れると思います。
竹原市長へは、賛否がくっきり分かれますが、これは冒頭に申しましたように、
市政うんぬん以前に、世間の常識やシステムへの認識の違いが根底にあるように思えます。
これを言うと始まらないのですが、溝が埋まらない最大の原因ではないかと感じた次第です。
投稿: kazumasa | 2009年8月11日 (火) 11時37分
台風の次は地震か。なんや気味わるいな。
kazumasa はん
これはたぶんThorはんか、オレの書き込みに対する意見やな。
>大多数が支持していない、信じられない説だからといって、
>とっさにトンデモ判定してしまうことこそ、恐ろしいと思っています。
>もちろん十分な精査・吟味も同時に必要ですが・・・。
ふむ、その天皇制云々の一件は十分な精査、有力な資料、そういうもんがあるんか?いや今回のテーマでここを深く掘り下げるつもりは無いけどやな、信用するに足る証拠抜きに、天皇一族をクズ人間扱いするんは、市長としてはどうかと思うんよ。オレみたいなそこらのおっさんが宣ってるんとちゃうでな。
>市長のブログを読む限り、また周辺の意見を聞く限り、
>阿久根市では、信じられないほどの市民への裏切りが横行してきたのではないでしょうか。
ここはオレも注目したいとこなんやけど、周辺の意見とはどんなもんなんや?
市民への裏切りとは、具体的に何なんやろか?それは、事実確認が取れてる事なんか、あるいはただそう思うだけなんか。
そして当の阿久根市民はどう思てんのか・・・。
竹原市長が当選する理由を考える上では、ある意味貴重な意見やと思てる。
相手に疑問を投げかけるんは、相手を問いつめてるみたいで、本意ではないんやけど、解らん事が多すぎてつい多用してしまうわ。
気ぃ悪うしたら、ごめんやで。
投稿: | 2009年8月11日 (火) 15時07分
失礼、上記はKや
投稿: K | 2009年8月11日 (火) 15時08分
Kさん、返信ありがとうございます。
>その天皇制云々の一件は十分な精査、有力な資料、そういうもんがあるんか?
有力な資料がある“わけがない”と思います。その前に「有力」であることを誰が、どの機関が認定するのでしょう?
権威あるといわれる研究者などが一番利害を共にしているのは想像に難しくありません。
この話題は私も掘り下げるつもりもありません。各自が独自に調べ、理解するしかありません。すみません。
>クズ人間扱いするんは、市長としてはどうかと思うんよ。
はい、表現が公人らしくないですね。でもそう言いたくなる気持ちは分からないでもないです。
ある意味、正直なんだろうと思ったりします。普通はそう感じてても口に出せないですからね。
>市民への裏切りとは、具体的に何なんやろか?
私も一番当初気になった部分ですが、私の入り口は竹原信一という男というブログや山田議員のブログでした。
http://ossanndream.blog101.fc2.com/page-2.html
http://ossanndream.blog101.fc2.com/blog-entry-293.html
あと、市民からの情報などもコメントで寄せられていましたが、
荒らしが多かったせいか、今見たら残念ながらその記事は削除されています。
また、個人的ではありますが、私の大学時代の友人が阿久根市で自営業をついでいます。
彼が言うには、政治の話そのものがタブーに近いとのことでした。
議会の腐敗ぶりは有名だけど、根が深いので竹原市長でも変えれないだろうとの意見でした。
小さな田舎町なので、市民や商店も職員の血縁・地縁の影響が大きいようにも思われます。
とにかく今の時代、情報公開に徹した政治家が一番望まれているのではないかと思います。
投稿: kazumasa | 2009年8月11日 (火) 16時17分
>>OTSUさん
要は「戦い」に不慣れな印象を阿久根の組合に抱いただけです。
市長のほうが一枚上手かなあと。
宮崎の知事が国政に出ることを要請されたとき
「総裁のイスを!!」と言った絶妙の切り返しを思い出しました。
自分だったら淡々と一番最初に書いたコメントのように
どの記事の事例についても一事不再理とか利用して反撃するだけです。
長期的に組合の事務所の問題では明け渡すか、家賃を払うかで不利でしょうが。
例えば懲戒免職の話題ですが
明らかに市長のほうが上手です。
ひょっとしたら「だったら組合はどのような処分を下すのですか?」
と聞いているようにも見えます。
組合の「文書戒告が相当ではないか」との主張もありますが、
反省していない以上減給くらいが妥当だと思います。
そこを市民に知らしめるだけでも十分効果はあるはずです。
(市長の権限が選挙中に及ぶのかどうかはわかりません)
組合は当該職員を守るわけにも見捨てるわけにもいかず、
非常に対応に苦しんでいると思われます。
おそらく今までぬるま湯にどっぷり浸っていたわけですから
リスクを犯して選挙に2度も勝った市長には手も足も出ないなあと感じました。
ですが・・・・有利なのは市長が組合と同じだけの力を持ったときだけです。
まだまだ力は組合側のほうが上だと思いました。
今後も市長が組合に潰されないことを祈っています。
・「阿久根民主主義人民共和国刑法第247条第2項第3項」に
ついてはリンク先の記事を参照にしただけです。
何でこんな必死なのかなあと疑問に思いました。
管理人の”hamachan”さんは北朝鮮=阿久根市長とのプロパガンダを作成している時点で
市長と一緒だと思いました。
>>Kさん
どうもありがとうございます。
勉強になります。
あと、あまり他人に切れすぎないほうがいいと思いますが。
自分も関西弁で調子崩したこともありますし、
Kazumasaさんも関西弁に触れてびびってないか心配です。
・最後にOTSUさんに言いたいことを
公務員について正当に評価してもらいたいなら
今回のような特殊な変化球の記事ではなく
前の徴税の仕事のように地道に評価してもらうのが一番だと思いますよ。
テレビで生活保護の担当されている方や、養護学校の先生などを見ますと
本当に頭が下がる思いです。
炎上(?)を期待しているなら何も言いませんが
あと「公務員は頑張っている」との抗弁にキャリアや公務員の医者などを持ち出すのは
個人的に身近な人がいるだけにかなり感情を害されます。
投稿: くばっち | 2009年8月11日 (火) 19時33分
OTSUさん こんにちは、
久しぶりの現況報告となります。
竹原市長は自分が思い描いた市勢図が、目が覚めて一日で達成されていないことに苛立って
エキセントリックな方向に傾斜してる感があります。
民主主義の基本は議論と説得、納得と合意で進んでいくというプロセス事態を憎んでいるような印象ですね。
圧倒的に力関係に差のある一労働者と使用者において、労使対等という建前を守ることによってギリギリ成立する話し合い、
協議といったものも、公務員が作った法律(労働三法等)は公務員有利になっているので守る必要はないという態度では混乱は続くでしょう。
これはなにより住民にとって不幸な事態です。
竹原氏自身と支持者、あとはすべて敵という構図に入り込み石を投げ続けるだけでは市長が望む変化すら覚束かず、
まずはお互いの主張を聞くという最低のスタートラインについて欲しいんですけどね。
阿久根市長、張り紙はがした元係長告訴へ
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090811-OYT1T00723.htm
/news/20090811-OYT1T00723.htm
張り紙を剥がして懲戒免職(不当だと思ってますが)にした職員を反省してないから刑事告発するというのは明らかに常軌を逸しています。
自分が憎む相手(公務員)を痛めつけるためならその全否定する公務員組織(警察)を使うというなら、
自分に不利な判決が予想される公務員組織(裁判所:司法ですが)の存在も甘受すべきです。
現況では、揚げ足取り会うような低レベルの指摘しかできないんですよね。
うーん。
投稿: 南方くす夫 | 2009年8月11日 (火) 19時50分
kazumasaさん、Kさん、くばっちさん、南方くす夫さん、コメントありがとうございます。
竹原市長のブログ記事の中で、このような言葉を目にしました。「そもそも議会や市役所そして法律は所詮道具であって、最終的に守るべき物の順番の内にも入らない」というものでしたが、この考え方が竹原市長の言動の背景にあることを改めて認識しました。
ある面で、本当の改革が必要な時、強烈なリーダーシップや突破力が求められるのかも知れません。竹原市長を支持される皆さんの言い分として、信じられないほどの市民への裏切りが横行し、腐敗した市政や議会を正すためには強引な手法もやむを得ない、そのぐらいしなければ改められないというものが多いようです。
「腐敗ぶり」の評価も分かれてしまいますが、どうしても阿久根市職労については、そこまで批判されるほどの組合なのか大きな疑問が残ります。地場の実情なども踏まえ、もっと判断すべき事例もあったのかも知れませんが、いわゆる「ヤミ」的なことは特段目に入りません。
例えば阿久根市の勧奨退職制度について、竹原市長は条例化した当時の前市長らを刑事告訴するそうです。勧奨されていない退職者にも割増率が適用されていることを問題視しているようですが、その条文の一部は次のとおりです。この制度の是非や水準の問題など、確かに争点となるべき事項はあります。しかし、どう読んでも50歳以上の職員が退職する際など、「勧奨扱い」とする条例であることに間違いありません。
(退職勧奨の基準)
第2条 任命権者は,退職する職員が次の各号のいずれかに該当する場合は,勧奨扱いとする。ただし,職員が特別職に就任するため退職する場合を除く。
(1) 退職しようとする年度の3月31日において年齢50歳以上60歳未満の者
(2) 退職しようとする年度の3月31日において20年以上の勤続となる者
(3) 傷病等により退職する者で特に任命権者及び市長が認めた者
冒頭の竹原市長の「法律は所詮道具」、守るべき順番の内に入らないという言葉が象徴的ですが、やはり自治体の長として絶対あり得ない発想だろうと思います。一事が万事、竹原市長の独特な世界観で、逆に阿久根市政はかき回されているものと私は感じています。だからこそ当ブログで、その疑念の思いを訴え続けています。
それぞれ貴重なコメントをいただきながら、それに逐次対応したレスとならず申し訳ありません。「炎上」は歓迎すべきものではありませんが、立場や視点が異なる意見も認め合いながら論争相手に「なるほど、そのような見方もあるのか」と思わせるような議論の場を理想としています。ぜひ、ご理解ご協力をよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2009年8月11日 (火) 21時52分
竹原市長の探求者的なところには、巷に見受けられる自己顕示欲と功名心だけの首長よりも共感を覚えていたのですが、最近ブログやエキセントリックな動きには、さすがについて行けません。
木下敏之 元佐賀市長との対談を見るとブログの文面とは違った印象ですし、またお二人の見識にも改めて共感を覚えるところです。
http://www.data-max.co.jp/2009/08/04_104549.html
全10本見ると長いですが、同じ役人でもプロパーと民間経験者との大きな違いは、管理人様にも参考になるのではないでしょうか?
くばっちさんのお考えには、前回と同じく共感できるところが多いですのでまたご意見を宜しくお願いします。
役人が敵視されない為には、先般も投稿させていただいたように、一日も早く普通の労働者になり既得権を固定化しないように民間も含め労働法制を正社員、年功序列の優遇から改めることです。
投稿: L | 2009年8月11日 (火) 22時06分
Lさん、コメントありがとうございました。
竹原市長のインタビュー画像などを見た際、ブログでの文章や実際の言動から受ける印象とのギャップを私も感じていました。とは言え、竹原市長に対する評価が大きく変わるものではありませんでした。
少し前にLさんも話題にされた濱口桂一郎さんの『新しい労働社会-雇用システムの再構築へ』を購入し、読み始めました。今後の記事投稿への参考としながら「役人が敵視されない」ヒントも探せればと考えています。
投稿: OTSU | 2009年8月11日 (火) 23時09分
kazumasaはん
コメント、ありがとさん。
前々から議会や行政に対する不満が溜まってて、そこにあの市長がやってきた感じか。なるほどなあ。
しかも「根が深いので竹原市長でも変えれないだろう」とはオドロキや。小さな社会での長年の人間関係が色々とある訳やね。故に変わり者に市政を託してみたと。そういうドロドロにメス入れられそうな「空気なんか読みません!」みたいな人に。やとしたらここまでの流れは、違和感はあれど納得やわ。しかし優秀なブレーン付けへんかったら、市長はかなり暴走してるさかい、長い目で見ると逆効果になるかも知れへんで。今の市長の言動はかなりおかしい、ということに市民は気付いてないんやろか。気付いているけど託してるんやろか。毒をもって毒を制す、みたいに。
まあもうちょっと様子みてみるわ。外野は気楽やな、申し訳ないけど。
くばっちはん。コメント、ありがとさん。
>あと、あまり他人に切れすぎないほうがいいと思いますが。
うーん・・・、オレの発言はキレてる、という印象がある訳やね。で、関西弁は威圧的に感じられる、と。うーん、困ったなあ。実際はキレたことないんやけどな。エラそうに振る舞うつもりも、無いんやで。一応、ブログ主はんに対してはともかく、ここにコメントするモンに対して、人格を否定するような書き込み、相手を馬鹿にするような書き込み、揚げ足を取って問いつめたり、勝手に結論づけてしまうような書き込み、これは極力避けてるつもりなんやけどな。オレの最初のコメントが橋下知事の話題のときで、大阪府民の意見として書き込むにあたり、関西弁で書いてみたんやわ。そのときは演出の意味合いもあったんやけど、今さら変えられへんようになってもてな。実際、話言葉を使うとどうしても関西弁になるし、標準語でコメント書いてても、混ざるんや。で、関西弁に統一してるんやけど、実際はやっぱり混ぜこぜになってまうわ。せやから、そうやね、全国区で関西弁しゃべってるユルめのキャラクター、笑福亭鶴瓶をイメージしてくれたら、ありがたいな(実際のオレはジャニーズ系のさわやかなおっさんや。・・・ホンマや)。どや?
長々と個人的なこと書いてもた。すんまへん。
投稿: K | 2009年8月12日 (水) 01時44分
Kさんのコメントは雰囲気作りに良いと思うので、変えないで欲しいですねえ。
ちなみに、市長はこんなこともしていたのですね。
真意は分かりませんが、阿久根20代さんの以前のコメントと合わせてみると、
ちょっと問題含みな内容ですね。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20090210-154510/news/20090211-OYS1T00438.htm
>職員倫理条例“骨抜き”改正、業者と酒やゴルフ容認
> 鹿児島県阿久根市が今月から、市職員倫理条例の施行規則を一部改正し、
>これまで禁止していた利害関係者との飲食やゴルフを認めていたことが分かった。
>市は「職員と市民が自由に意見交換するため」としているが、倫理条例の趣旨を
>事実上“骨抜き”にしたことに、識者らは「汚職事件が相次ぐ中、時代に逆行している」と批判している。
(以下省略)
投稿: Thor | 2009年8月12日 (水) 06時29分
Kさん、Thorさん、おはようございます。コメントありがとうございました。
以前にも述べたことがありますが、私もKさんの関西弁は親しみやすさを感じ、とても味のあるコメントだと思っています。くばっちさんの過去のトラウマはたいへんそうですが、ぜひ、そのような思いで改めてご覧になっていただければ少し印象も変わるのではないでしょうか。
Thorさんが紹介された職員倫理条例のお話、これも竹原市長独特の価値観の表れなのでしょう。確かに業者とゴルフに行ったから即汚職に走るものとは言えません。しかし、ここでも法律は「守るべき順番の内に入らない」を実践し、社会全体の流れを否定する事例だと見ています。
投稿: OTSU | 2009年8月12日 (水) 08時03分
施行規則改正の件、杓子定規に規則に縛られないで、自分の頭で考えろ、ということで、心情的には良く分かります。
>竹原信一市長(49)は「利害関係があれば、たとえ同級生であっても飲食やゴルフができないというのはおかしい。職員は良心に基づいて行動すればよい。不正をすれば厳正に処分する」としている。さらに市総務課は、「規則改正で市内飲食店の活性化も期待できる」とも話す。
(全て典拠は、同じ記事です)
しかし、全て監視するわけにもいかず、不正防止のためには次のような考え方が無難なんでしょう。
>市議の一人は「規則改正で職員が入札参加業者らに取り込まれたり、市民からも無用の誤解を受けたりする危険性がある。市外で飲食したら地元は潤わないし、市内にはゴルフ場はない。改正の真意が分からず、議会に相談すべき事案だ」と批判している。
懲戒や倫理規定を読んでいると自治体が違えど同じような文面に出会いますが、総務省あたりが雛形を用意して指導しているんでしょうね。
こんなことくらい議会あたりが自分の頭で提案して欲しいです。
こんな狭い規律よりもっと大きな規律を変えなければならないのですが、その為には管理職の入れ替えを行わなければならないと元佐賀市長も含め紹介した対談ビデオの中でも述べています。
投稿: L | 2009年8月12日 (水) 08時40分
#刑法第247条の件
「現行の刑法第247条は第1項しかない」というのは、引用元のBlogでも言及されていますが、少なくとも現行公務員制度が成立して後には、刑法第247条に第2項以降が存在した事はないと思うんです。刑法が口語化されたのは数年前ですが、従前の文語体だった頃も含めて。
で、当該の市長視が誤認したという刑法第247条第2項&第3項の元ネタサイトを拝読したのですが、「・・・・・」としか形容し難いような印象を抱きました。当該サイトは、一部検索サイトで”刑法”を検索すると、比較的上位にヒットするようでもあり、現実に「日本の刑法第247条に第2項以降が存在すると誤認する方」が増えないことを祈るばかりです。
#市職労でなく、自治労を批判される件
市長氏の経歴をネット上で調べる限りに於いて、氏があくまでも”自治労”を敵視する事について、実は納得できなくも無い部分があるんです。勿論これは私の勝手な推測であって、何の根拠も無いのですが。。。
氏がかつて幹部候補生として所属していた組織・その構成員は、その当時において最大野党から「国民扱いされず、人間扱いもされず」的な部分がありました。そうして、当該の政党の有力支持団体であり、政党幹部となるような有力議員を排出して来たのが”自治労”だったわけですよ。当該政党の元党首の地元が震災に罹災して自衛隊の活躍に大いに助けられたという、そのときの経験からかなり世間の論調は変わりましたけど、当時は世間の論調としてもそうした側面が今より強くあったのは事実でしょうし。
ついでに言えば当該組織体に於いて、現場実働部隊が内局組から「人間扱いされてない」みたいな部分を聞き及ぶこともあります。で、仮にそうした経験を氏が有しておられるのなら、そうした官僚機構とそれを是認する法律を維持する議会・裁判所に対して(=文民-文民統制という文脈で言う文民であって、国民全体でないですよ-や文官というもの及びその組織体について)、それら全ての前提となるこの国の現下の統治体制(究極的には憲法そのもの)に対して、心穏やかならぬ部分が生じていたとしても、”そのような心情が生じ得る可能性”については、納得できる部分があったりします。
#で、誤解して欲しくないのですが。。。
勿論、氏の政治手法については、同意いたしかねる部分が多々ある(というよりは批判的立場である)ことは、以前より申し上げている通りです。なお前段落中の見解は、”すべて私の想像の産物”である事を重ねてお断り申し上げます。
ドイツのナチス政権が民主的憲法の下で合法に成立したり、戦前の日本に於いて2・26事件という軍部の超法規的行為を、地方の農民層を中心に(当時の二大政党の腐敗ぶりと堕落ぶり等に対する批判の発露として)寧ろ歓迎する土壌があったりした事に鑑みると、現在に於いても地方都市を中心に”ある種の危うさを内包した民意”が存するとしても然もありなむと思えてしまうですよ。これは”政治の劣化や貧困”という言葉があてはまる側面が有るように思うものの、(少なくともこの国の現行憲法下においては)本当は有権者の4年前の投票行動に根源的原因があるという側面がないでもなく。その事を忘れて体制批判だけをしていれば良いとは思えなくもあり。考えるほどに難儀ですなぁ。
投稿: あっしまった! | 2009年8月12日 (水) 16時07分
#倫理規定の件
国家公務員倫理法第43条の規定があって、同条中”この法律の規定に基づく国及び特定独立行政法人の施策に準じて”とあるので、カーボンコピー状態になるのも判らなくもなく。法律のこうした文脈の中で”準じて”とあれば、通常どのように解釈されるのが慣例なのか?を考えると、総務省からひな形の提示が有っても無くても、結果として同じ形になるような気がしますけどね。(ボソッ
投稿: あっしまった! | 2009年8月12日 (水) 16時18分
あっしまった!さん
>それら全ての前提となるこの国の現下の統治体制(究極的には憲法そのもの)に対して、心穏やかならぬ部分が生じていたとしても
それはちょっと違うと思います。
市長は、下記のようにブログで述べています。
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&log=20070629
■2007/06/29 (金) アメリカは日本を利用するだけ、同盟国ではない 2
(中略)
>そう考えると、憲法9条を掲げて非戦を誓う外交こそ唯一、
>最強の安全保障政策であり、対米自主、自立の日本を実現する途であることがわかる。
>誰が何と言おうがこれこそが最善の選択なのだ。私が憲法9条を変えてはいけないと主張する理由がここにある。
あっしまった!さんの仰るような意味での懐疑とは逆方向にあるのではないでしょうか。
むしろ、多くの労組の主張に近くないでしょうか?
ついでに言うと、身内や知人に元自衛官が居ますが、そういった懐疑とは無縁ですよ。
彼らの名誉の為に、その点だけは指摘しておきます。
ちなみに、私は市長のこの方向性は許容できるのですが、Kさんとか他の人には、この部分もアレでしょうね。
投稿: Thor | 2009年8月12日 (水) 18時01分
もちろん!(笑)
投稿: K | 2009年8月12日 (水) 19時36分
考えてみたんですが例えば公務員の医者と一般職員でなぜ
労働環境などの改善に対する交渉のやり方が異なるんでしょうか?
医者の場合
「やめさせてください」
→「なぜですか」
「給料が低いからです」
→「分かりました、給料上げます」
→「あと休日も多めにします」
一般職員の場合
「やめさせてください」
→「わかりました」
「逆ギレ」
この差は大きいですね。
医者は交渉の余地があるのに一般職員の場合は全くありません。
「やめます」と言った場合
医者は場合によっては引き止められますが
一般職員の場合はほぼ無条件で解雇されるでしょうね。
医者の場合、テレビを見ていますと住民との交渉でも
夜間診療を毎日やっているのを減らすとか
薬の処方において病院に来なくていいように1ヶ月分を渡すとか
健全な交渉が徐々にではありますがなされているような感じがします。
ですが通常の職員の場合
抗弁の手段が全くない、つまり交渉の余地に乏しいため
竹原市長は人でなし、専制君主、流れている血は何色か?
などの変化球になって現れるんだと思います。
(コメントの記載を含みます)
何で自治体に雇われているのか。
その理由を真剣に考える時期に来ていると思いました。
医者には健全な交渉ができる可能性はありますが、
一般職員だと交渉ができないので一方的な削減→不満となります。
権力や立場に違いはあれど人間対人間が行うような
交渉自体に有益性を見出すことが難しいと思います。
だから今回のように場外戦のような訴訟合戦が起こるのかなと
思いました。
投稿: くばっち | 2009年8月12日 (水) 20時51分
Lさん、あっしまった!さん、Thorさん、Kさん、くばっちさん、いつもご訪問ありがとうございます。
最近、使うことを減らしているフレーズですが、このブログを続けているモチーフは「正すべき襟は正しながら主張すべきことは主張する」というものでした。その趣旨を踏まえれば、竹原市長の強引な手法を「対岸の火事」として、単なる傍観者にはなれませんでした。
くばっちさんから見れば、「変化球」のような記事やコメント欄なのかも知れませんが、私にとっては非常に重要な意見交換の場になっているものと思っています。そして、議論を尽くした先には、竹原市長の言動が「是」なのか、「非」なのか、立場を超えて一定の結論が出るものと信じています。
また、阿久根市職労にとっても裁判に訴えるような「場外戦」は、決して本意なことではないはずです。そうしなければならない事情に追い込んだのは竹原市長であることも確かです。さらに力関係の問題も、圧倒的な「権力者」は市長です。その権力が理不尽な使われ方をすることに対し、たいへん憂慮しているところです。
推敲を重ねる記事本文とは違い、あまり熟考せず勢いでコメントは書き込んでしまいます。言い過ぎている面もあるのかも知れませんが、大多数の方々が竹原市長の手法を「是」とされるような場合、自分の足元の組合活動も見直さざるを得ない危機感さえあります。
投稿: OTSU | 2009年8月12日 (水) 21時56分
> Thor 様
ご指摘謹んで了解いたしました。ご指摘の点については、ご貴見と同様に思っております。でないと任官時の服務宣誓や、日々そうした組織の目的に忠実であろうとする自衛官の心情はどうなるのだ?って話ですから。
先刻の拙投稿で主眼としたのは、安全保障政策や憲法9条というレベルの話ではなくて、もっと狭い範囲を想定したつもりだったのですが、改めて読み替えしてみると大仰な書き方になってました。謹んでお詫び申し上げる次第であります。m(__)m
氏の自治労に対する悪感情に関する想像は別に置いておいて、後段で私が想定していたのは氏が幹部候補生という立場であった事に鑑み、文民統制をはき違えた文官統制に対する悪感情からくる官僚組織批判と、そうした誤った文官統制に正当性を与える組織法制を放置する政治(及びそれに由来する実力組織統治の在り方全般)に対する悪感情という点にあった訳で、必ずしもご指摘のような広範な前提をおいた訳ではなかったのでした。”彼らが組織体として現行憲法の全否定・統治体制の全否定を企てていると、私が想像している”等という意味に自身の投稿が解釈されるとは想定もしてなかったのでした。氏に限れば、司法権の否定とも受け止められるような発言が皆無ではないということと、現行法令は憲法に規定された枠組みの中で作られる事を踏まえて、”憲法”を持ち出しましたけれど。
当然ながら現役の自衛官諸氏の名誉を毀損したり、侮蔑する意図もなければ、防衛組織に対して悪意を抱いている訳では無かったのです。申し上げるまでもなく、市長氏を不当におとしめようとしたり、或いは名誉を毀損しようとしたり侮蔑しようとする意図はありませんでした。
付記すれば、私自身は当時の自治労や最大野党(を引き継ぐ今の某政党)の公開の場で筆記するのも憚れるような、恐ろしく極端と(私が受け止めた)論調には批判的な立場でした。
投稿: あっしまった! | 2009年8月12日 (水) 22時59分
Thorはんのコメントにあった日記、読んでみたで。
むう、後半はともかく前半はよう調べてるなって思うたら、「天木直人のブログより」以降はすべてコピペなんやな。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/06/28/
少しは自分の意見が入ってるもんかと思たわ。まあ共感したから載せたんやろけど。ただ引用の域を超えてて感心せんわな。
あっしまった!はん
>ある種の危うさを内包した民意
怖い言葉やなー。
もしも、そういう事態が阿久根で起きているとしたら、市民はこの先、竹原市長を選んだ責任を負うことを放棄するんではないかと心配になるわ。今さんざん持ち上げといても、何年かしたら「オレは竹原市長にだまされたんだ」なんてな。で、ターゲットにされた役人らを救うでもなくな。過去の歴史ではそんな事ようあったやろ(スケールが違うけど)。というては見たものの、オレ歴史は赤点やったから、話がずれとったらごめんやで。
投稿: K | 2009年8月13日 (木) 00時14分
大事にならなければ住民の評価とは乖離して好き勝手にやっている自治体ってありますから、訴訟の一つくらい起こしてやろうかと思います。
竹原さんは住民感情の先を行っているとは思いますが、特権階級化した職員に恨みを晴らしたいという住民感情は、竹原さんを止めるほどには、この位ではならないのではないでしょうか。
マスコミの公務員バッシングで感化された人以外にも、昔からいわゆるお役所仕事に対する直接的な鬱憤は実際にあるわけで、法理論はそれとして、基礎自治体職員の実態についてこれまでのように有耶無耶にしなかったことは住民の利益に寄与しているでしょう。
いずれにせよ、一自治体内の問題なので、少々行き過ぎても戦々恐々としているのは自治労関係者くらいなもので、普通の人々には問題ありません。
投稿: L | 2009年8月13日 (木) 16時44分
よその掲示板もちらっと覗いてみたで。ここにコメント残してくれてる人らしきHNも複数見かけたわ。
「正義のためなら、犯罪もやむを得ない」そういう匂いがしたな。”ある種の危うさを内包した民意”が行間に滲み出てたわ。
なんやよう解らんけど、気味の悪い話やの。
>いずれにせよ、一自治体内の問題なので、少々行き過ぎても戦々恐々としているのは自治労関係者くらいなもので、普通の人々には問題ありません。
そやな。大阪のオレには関係ないわ。しょせん外野外野、気楽なもんよ。ただこないだここで知った「マルティン・ニーメラーの詩」が、ちらっと頭によぎってな。ちと寒気がするねん。わざわざホラー映画みる必要ないわ。
投稿: K | 2009年8月13日 (木) 17時23分
あっしまった!さん、Kさん、Lさん、コメントありがとうございます。
確かに自治労関係者だからかも知れませんが、これまでも述べてきたとおり単なる一自治体の問題に矮小化できず、どうしても見過ごせない理不尽さや憤りを覚えています。さらにコメント欄で皆さんのご意見を伺うことで、改めて自分自身の考え方を整理する機会となっています。そのため、ブログの題材として続けていくことの賛否もあるようですが、もう少し阿久根市の問題にはこだわっていこうと考えています。
なお、Kさんが紹介された「マルティン・ニーメラーの詩」、日本語の訳もいろいろあるようですが、Wikipediaの冒頭に掲げられていたものを参考までにコピペしてみました。
ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。
ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった。
ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。
ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた。
投稿: OTSU | 2009年8月13日 (木) 22時15分
竹原さんを辞めさせる手続きは担保されているのだから、自治労以外の人が怖がることは無いと思うのですが。
こういった前例により他の地域の住民の間にも公務員に対する告発のハードルが下がって行くことはありえますが。
地方分権も動き始めましたし、画一的な今の制度が崩れるのも、これまでの流れからは加速するでしょう。
OTSUさんは財政の豊かな都市部ですから安泰ですが、地方都市の職員の待遇は地域の実力に収束していくんでしょうね。
投稿: L | 2009年8月13日 (木) 23時27分
竹原市長は、直接的には怖ない。オレとは無縁やからな。むしろ怖いのは「ある種の危うさを内包した民意」や(勝手な引用すまん、あっしまった!はん)。今は情報化社会やから、その危うさが伝播する速度は数十年前と大違いやしな。竹原市長やその取り巻きの言動や価値観は、善悪に関わらず全国の人間の心の隙間に入り込める。まあその可能性はある。そう思たら、怖いねえ。
そのうち役人でのうても、革命の対象になるかもよ。その時に行動を起こしても遅かったりしてな。「愛国無罪」と叫んで暴動起こすどっかの国みたいになって欲しない訳よ。で、あるが故に、これまでもこれからも、阿久根市で起きることに対し、「少々の行き過ぎ」でも看過することはできんのやわ。
ただ、Lはんのいうように「竹原市長の探求者的なところには、巷に見受けられる自己顕示欲と功名心だけの首長よりも共感を覚えていた」のはオレも同じで、せやから彼に政治を託したくなる何か、それは何なんやろうとも、思てんねん。阿久根市役所は伏魔殿か何かか?
そう思たら、大阪は今日も暑いけど、涼しゅう眠れそうやわ。実際はエアコンフル稼働やけどな。
投稿: K | 2009年8月14日 (金) 00時54分
今の世情では、「マルティン・ニーメラーの詩」は響かないと思う、残念ながら。そのこと自体が非常に危ういと思うけれど。そもそも当該の詩そのものが、後世から振り返る形態を採っているように、後になってからしか気づけないのかも知れないし。
それ故に歴史に学ぶという事が大事な筈が、国内近現代史に関する教育事情はお寒い限りだし・・・。5・15事件から2・26事件を経て昭和20年に至る過程で、とりわけ5・15事件の後の民意の(軍部熱烈歓迎な)集団的過熱が軍部台頭の最大要因だったと言うことが、故意か過失か無視されすぎてるように思う。勿論戦前の政党政治を自壊させたのは、当時の2大政党の責めによる部分が大きい。政権欲しさに政局の種にしてはいけないものを政局の種にしてしまった当時の野党の負うべき責めも大きい。けど後々に行き着くところまで行かせてしまったのは、「少々の行き過ぎはやむを得ない」とか「直接の驚異でない」とか「政官業の既得権益者にはいい気味だ」みたいな、後の世から観て軽薄浅慮としか言いようのない当時圧倒的多数を占めた民意(及び煽りに煽った無責任な報道)が最大要因だから。国民は一方的な被害者だという事にして負うべき責任は放棄してしまったけれど。
ところで、”政権交代or政体交代”・”制度論or制度執行論”・”法令の問題or執行組織の問題”・”正当な批判or無知を棚に上げた言いがかり”・”法令に適合した対処の結果or単なる怠業の結果”などなど、この辺りの切り分け或いは見極めが出来てない議論ばかりが目にとまる気がする。
やっぱり、この国の民主主義は行き着く所まで行くしかないんかな?所謂”point of no return”は越えたんじゃないかという気がするし。
投稿: あっしまった! | 2009年8月14日 (金) 07時08分
Lさん、Kさん、あっしまった!さん、おはようございます。コメントありがとうございました。
いつも幅広い角度からのコメントを頂戴し、自分自身の考えを整理し、適切な言葉に当てはめていく作業に努めています。大げさに言えば、その集大成が新規記事の内容につながっていくものと思っています。
あっしまった!さんの“point of no return”という言葉が航空用語で「帰還不能点」、もう戻れない場所という意味であることを調べさせていただきました。確かにその通りの現状を迎えているのかも知れませんね。
投稿: OTSU | 2009年8月14日 (金) 08時00分
初めまして。
竹原市長の日々の言動を楽しみにしている者です。
竹原検索でこちらにたどり着きました。
今は面白がって彼について行く人が多そうですが、今後、各種裁判の判決が出た時が楽しみです。
例の21世紀刑法を拠り所に、職員の懲戒免職処分を取ったのではないと思いたいですが…。
投稿: 0212 | 2009年8月14日 (金) 12時01分
あっしまった!さんの幅広い考察は、いつも勉強になります。
そのうえで、テロや戦争と公務員に対する既成概念にとらわれない抵抗とを同等に考えるのは、立場の違いによるものなのか、かなり違和感があります。
戦前と違って日本人は大きな敗戦を体験し、そのうえ官僚の面子により要らぬ犠牲を払い、また、平成になってからのこの国の権力の利己的さは、一般人を欺いていることも分ってきました。
これだけ虐げられても、まだ公務員組織に対して寛容であることの方がよほど「危うさ」を感じます。
従順にも程があるのではないでしょうか。
投稿: L | 2009年8月14日 (金) 12時41分
PS
こういった事例こそ裁判員制度を活用してもらいたいです。
投稿: L | 2009年8月14日 (金) 12時45分
表層に現れる事象そのものというより、深層に潜む諸々・微弱な通奏低音のように流れる”空気”みたいなものに、危うさを感じる訳でして。勿論、現実に今戦争行為が発生するとか、戦争に向かいかねない危うさがあるとか、そんな事は毛頭考えていないのですが、”危うさをを内包した民意”が最も極端且つ最悪の形で顕在化した例(あくまでも戦争という形態で具現化してしまったと言うことですね。)として、直近の戦争を採り上げてみてるのでした。
戦前戦中を知る人の中には、今の政情や世情の背景に当時と似通った何か?を感じて、政官業ではなく民の内に何となく似たような雰囲気が漂ってるのを、危惧される方も居られるのも事実ですし。なお、私は戦後世代です。念のため。
思い切り脱線しますが裁判員裁判は、導入する以外に選択肢が無いとするなら、今のように重大な刑事訴訟を対象とするよりは民事訴訟に適しているように思ってます。そういう方向での法改正を求める運動ってあまり耳にしないですね、そういえば。単純に制度廃止を唱える声は聞こえますけど。※というか、この段落に限らず既に脱線してるか・・・。(^^;;
投稿: あっしまった! | 2009年8月14日 (金) 15時18分
脱線ついでに
明日が8月15日。このブログは土日に新しい話題が提供されるから、そっち方面の話題になる可能性も、あるかも。
そのときのオレは、オレの中の信念は、危うさを内包しているんか、さにあらず、か。深層に潜むが故か、己の事は解りにくいんか、ここはオレもよう解らん。ここでタカ派は少数派やけど、国全体として動く右傾化を歓迎しつつも・・・。
(でもオレんとこの民主党候補は、なんやタカ派みたい。)
投稿: K | 2009年8月14日 (金) 19時32分
0212さん、Lさん、あっしまった!さん、Kさん、コメントありがとうございました。
いつも直接的なレスとならず申し訳ありません。いろいろなご意見を伺いながら次回記事に自分なりの思いを託していくつもりです。Kさんから「終戦記念日」にちなむ話題へのご期待(?)もありましたが、今回の記事からつながる内容を予定しています。ぜひ、またご訪問いただけますようよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2009年8月14日 (金) 22時22分
普通の厚遇公務員の採用があったら、職種に関係なく
その待遇をもとめて、簡単に、
倍率が何百倍にもなってしまう世の中・・・・
行き過ぎた市場原理と格差社会の拡大の中に蠢く国民と、その蚊帳の外にいる公務員たち。
それが、一般の国民からみた公務員の今の姿なのでしょう・・・
それゆえ、この市長さんが、再選されてしまうのですね・・・
仕方が無いといえば、それまでですね・・・
投稿: ikarusu | 2009年8月15日 (土) 14時28分
ikarusuさん、コメントありがとうございました。
今夜、この記事に続く内容を新規投稿しました。ぜひ、またご訪問いただければ幸です。よろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2009年8月15日 (土) 22時31分
だいぶ前のことだが、何十年も前だな、武蔵野市の給食婦の退職金が3000万円だってのがニュースになった。当時としちゃかなり高い、今でも高いかな。え、給食婦が3000万円! てなもんだ。
そのとき、自治労のオルグがあちこち回って反論してたんだが、その主張が、「世間が安いんだ、これくらいもらって当然なんだ」てなもんだった。要するに彼ら共産主義者だから、共産主義社会ではみんなが豊かに暮らせる、労働者に高い賃金払ってない民間が悪い、官は共産主義を先取りしてる、てなもんだったんだな。
実際は民間はそんな高い給料出してたらつぶれちまう。
ああ、自治労ってこんな連中なんだな、ってそのとき思ったな。
だいたい公務員には大いなる特権がある、それは組織がつぶれない、クビにならないってこと、それからノルマがない。だから、その分民間より給料は低めでいいと思う。実際、昔はそうだったらしい。それが、高度成長時代に、民間並みにしてやろうってんであげていったら、いつも間にか民間より上になって、公務員天国になっちゃったわけだろ。
このへんですこし、民間に合わせて調整したほうがいんじゃねー。
投稿: ケイジ | 2009年9月25日 (金) 07時16分
ケイジさん、コメントありがとうございました。
当時の自治労の端的な言い分はご指摘のとおりだったろうと思います。ますます時代は、そのような主張が通りづらくなっています。
そのため、このようなブログを開設し、不特定多数の皆さんの率直な声を伺う機会として4年間続けてきました。ぜひ、お時間が許される際、いろいろな記事をご覧いただければ本望です。よろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2009年9月25日 (金) 21時16分
今、阿久根市が全国区で騒がれていますが、竹原市長の目指す改革は支持しています。しかしやり方(手段)がお粗末すぎますね!何もかも自分の思い通りに成らないと反対派と決め付けるのは対立を自分から構成してしまい、トンネルの入り口を自ら塞いでいるように思えてならない!
自分の支持議員が多数派なら(アリ)でしょうが
これでは改革案件を否決させるように業と仕向けているようにしか思えません!改革には痛みが伴うでしょうが、まず市長自ら思い通りに成らない心の痛みを受け止め、職員・市民の理解を頂き前進するものではないのかな?形だけの改革は直ぐに壊れてしまいます 大事なのは市を挙げての意識改革が必要かと思います。(共存共栄)を竹原市長は目指していたはずなのに!何でこう成ったのか?疑問です。
投稿: 5次元 | 2009年10月25日 (日) 12時51分
5次元さん、コメントありがとうございました。
あまりにも竹原市長の手法は乱暴で、非常識な点は大多数の方々と共通する認識だろうと思います。この記事に続く「その2」で記した言葉を改めて掲げさせていただきます。
>阿久根市職労も、ごく当たり前な労使交渉の舞台で、真摯な議論が交わせることを願っているはずです。市民の皆さんが「職労事務所出て行け」と叫ばれる姿は、とても悲しく切ない光景です。
投稿: OTSU | 2009年10月25日 (日) 20時53分
自治労出ていけ!コールは市民には間違いないけど、殆どの方が竹原信一後援会の会員さんです。二・三人は市外の人間も
おられます。馬鹿馬鹿しいと思わないのかな?でも会を重ねるたびに参加者は少なく成っています。前回は10人足らずだったようにみえました 良識在る人間なら参加しませんよ!事務所を明け渡して何の市民への利益に繋がるのか検討はずれの言い訳している市長は、改革の化けの革を被る、ただの破壊者にしかすぎませんよ!この事務所問題は、来年迄待ち契約をしなければ解決するでしょうに 私は民間人ですので自治労を応援するものではないですが、攻撃・命令では改革なんて出来ませんよ!ま~そのうち化けの革も剥がれますね!幾らなんでも昔市にイジメラレタからと言って職員を目のカタギにしなくても・・・どもこの市長やられたら、やり返すから怖いよ~!昔自殺した女もいるらしい!私もこんな事書いたから攻撃されて自殺するかも?
投稿: 5次元 | 2009年10月26日 (月) 11時52分
5次元さん、コメントありがとうございます。
今のところ竹原市長の非常識さが際立ち、その強引な手法が伝播しそうにないことは救いです。なお、このコメント欄は、あまり制約を設けず比較的おおらかな「掲示板」的な場としています。ぜひ、その中でも噂話の類いでの中傷となる書き込みだけは慎んでいただけるようお願いします。
投稿: OTSU | 2009年10月26日 (月) 21時24分
誹謗中傷的な文面に成ってしまいました事にはお詫び致します。噂ではなく真実・現実なものですので思わず書いてしまいました 今後は気をつけて書き込みいたします。
投稿: 5次元 | 2009年10月27日 (火) 15時46分
5次元さん、お願いに対してご理解いただき、ありがとうございました。
余計な一言かも知れませんが、噂話ではなく事実というのも、それはそれで驚きでした。
投稿: OTSU | 2009年10月27日 (火) 22時37分
市長の手法は強引で問題も多々あるが、
一方で市長を再選したのは一般市民の公務員に対する
態度ということも考慮する必要がある問題だと思いますね。
「公務員になれなかった人間の妬みだ」と
言っている人間もいるようですが、
市民の大半が勤務しているであろう中小零細民間企業の
待遇や労働条件が非常にお粗末な一方で、
公務員だけが恵まれた待遇を享受できている状況では
このまま市政が混沌の極みに陥ればまた違う展開になるかも
しれませんが、当面はずっと続くと思います。
日本人は横並び意識が強い上に、昨今の不況による不安で
心の余裕がなくなってる人が相当増えてますから。
たぶん公務員の給与が民間給与並みの待遇だったら、
現市長を支持する人もあまりいないのではないかと思います。
もしくは民間企業の経営層や同族の独り占め状態がなくなるか。
大半の市民はギリギリ生活+不安の中で税金を払っているので、
それが解消されるか、市の職員も同じくらい大変で気持ちを
分かち合える、と思われるようにならない限りは難しいでしょうね。
投稿: 通りすがり | 2009年11月21日 (土) 03時28分
通りすがりさん、おはようございます。コメントありがとうございました。
ご指摘の方向性はその通りだと思っています。ただ進め方や手法が乱暴すぎるため、阿久根市の話は混乱ばかりが目立つ残念な事態だと見ています。そのような問題意識で、この記事以外にも多数投稿しています。ぜひ、お時間がありましたらご覧いただければ幸いです。
投稿: OTSU | 2009年11月21日 (土) 06時34分
通りすがりさんの観察力はすごいですね!その通りだと思います。私は阿久根在住の人間ですが、選挙時の市民の声は市役所に対する批判の声が多かったのは事実です。その要因としては選挙前支持団体と後援会が職員給与の明細をプリントしたものを市内各世帯に配布し、職員の余りの所得の多さ(格差)に怒りを持たせた事だと思います。よって当選してしまいましたが
(約500票差)半数の市民は対抗馬に投票しており、支持率的には60パーセント弱位です。ましてや議会勢力は、市長派4に対し12が反市長派を表明しています。この状況では強行姿勢で議会の理解を得る事など出きるはずもないのに自ら議会に対し敵視する言動を議会上や自分のブログで吠えまくる状況です。これで議会に同意してもらえないのは、議会が悪いとダダをこねる!これで改革なんて出きるはずはないと思います。
投稿: 5次元 | 2009年11月24日 (火) 09時38分
5次元さん、コメントありがとうございました。
阿久根市在住の方からのご意見は、たいへん貴重なことだと思っています。ぜひ、お時間がありましたら他の関連記事もご覧いただければ幸いです。よろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2009年11月24日 (火) 23時09分
嫌なら転職すればいいんだよ。
能力があれば年齢が高くても可能だしいい給料ももらえる。
チャレンジしてみ。
投稿: | 2010年6月27日 (日) 01時24分
2010年6月27日(日)01時24分に投稿された方、おはようございます。
もう少し記事本文やコメント欄での議論の流れにそった内容の投稿をいただければ幸いです。また、意見交換をスムースに行なうためにも、名前欄の入力は必須とされるようご協力ください。
投稿: OTSU | 2010年6月27日 (日) 08時33分
民主主義って、物事を決めるのに時間がかかる。
しかも、決まらないこともたーくさんある。
決まらないほうが得してる人が、たくさんいるから。
でも民主主義って、とても大事。それはみんなわかっている。
じゃあなんで市長は、民主主義を放棄しちゃったんだろう?
市役所の人たちは、なんで一般の方々より、給料が高いんだろう?
別に高い給料もらっててもいいんだけど、
市民の公僕、という意識はあるんだろうか?ないのだろうか?
そういう意識がない人たちを、まとめるのは、
民主主義で可能なのか、不可能なのか。
議論を深めていかないと、見えないことが多すぎですね。
でも、市議会議員は、利権がなくなるなら、反市長派にまわるのは当然。
その両者にそもそも議論は可能なのか。
要は、どっちもどっちですよ、外から見てると。
ところで市民のみなさんの生活が危機に瀕している中、
市議会議員の方たちは、改革には賛成なんですか?具体案はあるんでしょうか?
そこが、一番の問題。
投稿: YU | 2010年8月 9日 (月) 20時14分
YUさん、コメントありがとうございました。
変えるべきことがあれば、決められたルールの中で変えていくべきであり、竹原市長のような手法は到底許されるものではありません。とにかく問題視しているのは、この一点だと言えます。
投稿: OTSU | 2010年8月 9日 (月) 21時38分