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2007年6月18日 (月)

年金記録問題と労組の責任 Part2

記事の更新が週一ペースになっていると書いたばかりでしたが、久しぶりに新規記事を2日続けて投稿させていただきます。さっそく前回記事「年金記録問題と労組の責任」へ多くの方から厳しいご指摘となるコメントをお寄せいただきました。

勤労戦死さんとミッシェルさんらからの問いかけに答える記事としたつもりが、まったく不充分な内容であり、寄せられたコメントの「真意」を理解できていないとご指摘を受けました。また、みみみさんやエニグマさんからも率直なご意見をいただきました。たいへん耳が痛いご指摘でしたが、いろいろ考えさせられました。

正直申し上げて、OTSUさんが頻繁に使われる「反省すべき点は反省し」というフレーズは私の中で陳腐化しております。このフレーズの中に「ただし、何を反省するかは自分で決めます」というニュアンスを嗅ぎ取っているのは私だけでしょうか。

特に上記のご指摘はズシリと胸に突き刺さりました。ネット上という性格上、確かに具体的な事例の紹介が少なかったため…、などと述べても言い訳にしか聞こえないものと受けとめています。今後、このブログを続けていく上での大切な課題であると認識させていただきます。

本来、いつものようにコメント欄を通した一問一答も大事だったかも知れません。しかしながら今回、より多くの方がご覧くださっている記事本文を新規投稿し、私自身の自戒も含めた考え方を述べさせていただくことにしました。

まず前回記事の中で参議院選挙の日程変更など政治的な話題が入っていた点について、社会保険庁の問題をはぐらかすような誤解を与えてしまったようです。決してそのようなつもりはなく、記事の中で「意図的な叩かれ方をされているなどと訴えた場合、非常に無責任で無自覚な印象を与え、より強い批判を招く」と記していながら、結果として余計な話を加えすぎたことを反省しています。

そのことにより国民の皆さんが憤っている年金記録漏れ問題に対し、上っ面だけの反省の言葉を並べているだけであると思われてしまいました。同じように過去の労使確認の話なども「言い訳」や甘えの言葉にとらえられてしまったようです。

長く書いていくと論点が分かりづらくなる傾向も反省しています。この間の記事で訴えてきた点の一つとして「労使で交わした確認書がすべて問題だった」と言われることに違和感を抱いていました。この主張に対しても取り沙汰されている「5千タッチ」などの問題と絡み、強く批判されるとしたら残念であり、その思いをブログで綴ってきました。

もう一つ重要な反省点かつ悩ましい問題がありました。私自身が一公務員であり、一自治労組合員であるため、この年金記録問題に対して傍観者とならないよう心がけてきました。しかし、やはり民間に働く多くの皆さんの怒りと私の「自覚」に大きな温度差があったことも反省しています。

その一方で、社会保険庁の職員組合との関係で言えば、同じ産別に属しているだけで直接責任を持てる立場ではない悩ましさがありました。「今後、このように信頼回復に努めていきます」などと勝手に発言できない立場でした。

このような釈明が言い訳がましかったり、逃げているように思われるかも知れません。しかし、そのことを踏まえた上で、自分の足元からできることや社会保険庁への要望などを最近の記事で書き込んできました。

この問題が生じた「原因」や対策に向けた自分なりの意見も綴ってきました。あくまでも私見であり、また、改めて紹介することにより今回記事の趣旨がぼけてしまう恐れもあります。したがって、勤労戦死さんらの新たなコメントに対し、今回も適確に答え切れていないかも知れませんが、ご理解くださるようよろしくお願いします。

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コメント

お邪魔します。

前回の記事に対する私のコメントに対するお返事で,
> 論点が分かりづらくなった
と書かれていましたが,記事で仰りたいことは伝わってきます。また,なかなか整理して書きづらいこともわかる気がします。
私は,労働組合を応援するスタンスで,記事の一部に関してコメントしましたので,記事全体の流れとは少しずれていると思います。
また,
> 信用回復はなかなか困難なところだろうと思います。
と書きましたが,これは,OTSUさんのような真面目な公務員労組役員の方はご苦労が多いとお察ししますということです。

きびしいコメントが多いですが,私はこのような衆目に晒される場で,公務員労組役員という難しい立場にあることを明らかにした上で,冷静に真摯に意見を発しておられるOTSUさんは,非常に正義感と責任感の強い方だと感服しております。

私もたまには,今のような状況で公務員労組を社会にもっと良く評価させるために「こうすればいいんじゃないですか」という建設的なコメントをしたいと思うのですが,公務員労組の指導者として,当局と闘うのとは異なる方向のそのような活動として何をすればよいのか思いつきません。
本当に,ご苦労お察しします。

このコメントに特にお返事頂かなくて結構です。叩かれる原因にもなりそうで,それは不本意ですので。(笑

投稿: WontBeLong | 2007年6月18日 (月) 23時56分

あー、そのー、当方詰問してるつもりは徹頭徹尾毛頭ございませんので、そーいう風に解釈されたなら陳謝します。

>この間の記事で訴えてきた点の一つとして「労使で交わした確認書がすべて問題だった」と言われることに違和感を抱いていました。この主張に対しても取り沙汰されている「5千タッチ」などの問題と絡み、強く批判されるとしたら残念であり、その思いをブログで綴ってきました。

此方が迂闊に例を出しちゃったモンですからあれなんですけども…。
ぶっちゃけどーでもいいんですよ、そんなの。妥当性を説明できれば。合意内容なんだし。
ただし「妥当性を説明しろ」と言われた時の解説がアレじゃ駄目っス。
(※アタシゃ自治労の中の人であっても社保庁の当事者じゃねえから経緯なんて知るかよぅ!! っつー大変御尤もで、そのとおりで御座いますとしか言い様の無い事実を鑑みても、です)

本当に妥当なら「こうこうこういう理由で妥当なんだよ」とか「ほら当時は民間労組にだってこういう似たような条項あるじゃんよ」
と淡々と言えャいいんでして。

>確かに「労働強化」を過剰に意識しすぎた結果、膨大な年金未記録を先送りする一因と見られてしまう労使確認(略

とか

>意義あるものだったはずです。

とか、一歩ヒいて書いちゃうから
「んあ? ってえことは『ちょっとヤりすぎかもー?』とか解っていながら手前ェに都合良いから黙ってたってのかァー?!」
というよーな、火災現場にニトログリセリンな反応に陥ってしまうわけでして。

※「全部が全部問題だったんじゃねーんです!!」と主張するときに一番効果的なのは「問題じゃ無かったシロモノの具体例」を出すことっスよ。
そーすればアチラさんが「こいつは問題だ!!」とインネン吹っ掛けて来たものに対して
「あー確かにソレは問題だったかもー。でもホラホラ、全部が全部問題じゃないんですヨ? 証拠にコレコレ」
って出来るじゃないですか。


閑話休題。


当初の今回の5000万件の『原因』ってのが申請主義にあると分析なさるならソレはソレで良いんですよ。別に。
「原因はコレだと思うのでこういう対策を考えました!!」
ってのが大事なんス。
仮にソレがトンチンカンな回答だとしても「違ェよタコ、こうに決まってんだろ」と大変建設的なお話が出来るのであります。

少なくとも
「責任者出てコイやボケーッ!!」
「俺じゃねー!!オメーだー!!」
「いっちょ全員総ザンゲでどーよ?!」
という遣り取りよりは。

しかし悲しいかな。
アチラさん(=社保庁解体派)は一連の『原因』を『言われるまでこーいうことに気が付かんし、言われても多分出来ない中の人員』
と断定しちゃった後だったので御座います…。

ぶっちゃけ「遅すぎた」。

※ボク民間御用労組の中の人なんで、包み隠さず正直に本音を申しますと、労働貴族様のこの手のオイタは勘弁していただきたい次第で御座います…。

投稿: 勤労戦死 | 2007年6月18日 (月) 23時57分

WontBeLongさん、いろいろお気遣いありがとうございます。
そのように見ていただけると本当に心強く思います。確かに至らない点や見方によって読み手を不愉快にさせる記事内容があることを反省しています。ただ八方美人となりすぎて、無味乾燥な記事を投稿していくのも意味が薄いことだと考えています。これからも厳しい批判をいただけることも、たいへん貴重で、ありがたいことだと受けとめていくつもりです。
やはり一言だけ、お返事させていただきました。

投稿: OTSU | 2007年6月19日 (火) 00時09分

勤労戦死さん、さっそくコメントありがとうございます。
「5千万件の年金記録漏れ」から最近の記事までお読みいただいた上で、ご指摘くださっているものと思います。45分端末操作や5千タッチも「全部が全部問題じゃないんですヨ」と訴えてきたつもりです。その上で繰り返しになりますが、オールorナッシングでの労組の役割批判を懸念している立場です。
いずれにしても勤労戦死さんのご指摘や問いかけに対し、私自身、充分理解できていないようです。何度もコメントいただきながら申し訳ありません。

投稿: OTSU | 2007年6月19日 (火) 00時34分

>45分端末操作や5千タッチも「全部が全部問題じゃないんですヨ」と訴えてきたつもりです

揚げ足を取るようですいません。これは100%問題では?
本来、社会保険庁の職員が業務時間内に遂行すべき職務を、この条件で果たせるのでしょうか?

投稿: ミッシェル | 2007年6月19日 (火) 12時43分

ミッシェルさん、いつもご注目いただき、ありがとうございます。
ご指摘いただいた45分端末操作や5千タッチの問題など、たいへん物議をかもしている事項について慎重になるべきでした。特に当ブログへ初めて訪れ、このコメントの言葉だけお読みいただいた方に誤解を与えかねませんでした。
これまでの記事で訴えてきたのは「45分端末操作し、15分休む」「1日5千タッチ分の仕事しかしない」との見方は違うのではないかと言う点です。あくまでもVDT作業以外との組み合わせによって、職員それぞれの職務が分担されていたはずです。
さらにOA機器が導入された30年前は、社会全体がVDT作業に慎重だった時代でした。付け加えて45分で15程度休む話は、今も厚生労働省のガイドラインである点も紹介してきました。
また、これだけOA機器が改良され、普及している現在の目線で、過去の労使確認書が頭から批判される点を懸念していました。そのような趣旨でのコメントでしたが、説明不足のまま不用意に示す言葉ではなかったものと反省しています。たいへん失礼致しました。

投稿: OTSU | 2007年6月19日 (火) 19時50分

落ち着きましょう。

よく分かっていない人の感情的意見を気にし過ぎるのは精神的に良くないですしね。

前から書いてますが、今回の騒動は、大半は社保庁の問題じゃありませんよ(笑)

ほとんどが作られたパニックです。

権丈先生がまた面白い話を書かれているので、これでも読んで気を落ち着けませんか?
http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/korunakare85.pdf

投稿: とおる | 2007年6月20日 (水) 05時49分

とおるさん、いつも権丈教授の記事のご紹介ありがとうございます。
また、ご心配ありがとうございます。落ち着いているつもりですが、このような問題の時、いつも悩ましく思う点があります。記事本文でも触れましたが、直接の当事者ではないけれど第三者的な客観的な立場にも成り得ない複雑な点です。
これからも批判意見を謙虚に受けとめながらも、主張したい点は丁寧に発信していこうと考えています。

投稿: OTSU | 2007年6月20日 (水) 07時17分

まあね,あなたがたの,やれ「作られたパニック…」とか,やれDVT作業がどうだから…とやらの,例によって例の如くの自己正当化はともかくとしましょう。何しろ,いつもの事ですからね。
ところで,このサイトですが,一体どこが,その何ですか,「逆風を謙虚に受け止めて…」いるのでしょうか?
はなはだ疑問に思います。

投稿: 多香子 | 2007年6月20日 (水) 15時06分

基本的に聞く耳持たないのでしょうね。この方は。
建設的な意見交換の場として毎日覗き見してましたが、こういう方はどこにでもいるんですね。
ついでに揚げ足取りますが、「DVT作業」って何。
そのような意思を持ってこの場にいらしてるのでしょうか。
はなはだ疑問に思います。

OTSUさん、ごめんなさい。我慢できませんでした。

投稿: DJまいうー | 2007年6月20日 (水) 16時44分

多香子さん、コメントありがとうございます。
お忙しい中、拙ブログへ関心を持っていただき、コメントまでお寄せくださっていることを心から感謝しています。
そして、どのような批判意見にも、まずは耳を傾けることを基本としています。ぜひ、このような思いだけでも、謙虚さだと認めていただければ誠に幸です。
その上で、お願いがあります。ぜひ、記事の内容や誰が発言しているコメントなのか、正確に把握した上でご意見いただければ非常に助かります。ぜひとも、ご理解ご協力をよろしくお願いします。

DJまいうーさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
私の気持ちは上記のとおりです。ご心配をおかけし、申し訳ありません。DJまいうーさんのようなコメントをいただける限り、めげずに続けられるものと思っています。これからもよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2007年6月20日 (水) 20時23分

公務員でも、例えば財務省の主計局なんかで働いてる人は、
予算案も大詰めになると徹夜の毎日で、必ず毎年一人は飛び降
りる奴がいる。公安で朝鮮総連を見張っている人間なんかは、
マル1年全く休みなしとかの人もいる。地方でも、予算に関
わる部署や、建設の許認可審査している部署なんかは毎日
遅くまで電気が点いている。
民間でも同じだが、働いてない奴が問題なのだ。
そしてその「働いてない奴」が総じて溜まってるのは
「組合」
なのだ。使命感やプライドで黙々と責務を果している人から
みれば、それこそ「自治労」の連中なんかを皆殺しにしたい
心境だろう。組合幹部や組合活動に熱心なヤツラは、権利
ばかり主張するが、本当に助けなければならない同胞の
待遇改善要求なんか絶対しない。
楽をしたい奴が、更に楽を出来るような「労働改善要求」を
掲げる。
公務員に組合はおかしい?
そう、おかしいと思う。しかし公・民問わず、労働貴族で、
頑固で、変化に反対で、そのくせ贅沢で怠惰なのは組合連中。
左派のくせに「清貧なるカストロ」を模範とせずに、スター
リンに憧れてるような連中なのだ。
ここを見ている良識あるプロレタリアートの諸君!
君たちの身近な敵は、政府でも公安でも、資本家でもプチブル
でもない。「労働組合」とその集票で政治の舞台にいる某政党
だ。

投稿: 労組はもういらないのでは? | 2007年6月21日 (木) 14時30分

30年位前までは、民間企業も終身雇用制が定着しており公務員ほどではないにしても、まじめに勤めていれば定年まで安定した生活が出来たのは事実です。
実際自分の親が倒れて3年近く休職を余儀なくされた時も会社からは8割の給料が支給されており、家族が何とか食べていく事が出来ました。
民間でも労働組合がしっかりしていた会社なので、待遇もしっかりとしていたのでしょうね。
今なら、有無を言わさず3ヶ月も休職したらリストラですからね。
自分達は終身雇用制度のおかげで、路頭に迷わずに済んだのだと今でも感謝してますよ。
「官公庁も給料は民間と連動していると思いますが違うでしょうか?」
それはどうでしょうか?
民間では、業績が悪ければ給料の1割カットなどは当然のようにありますが景気に左右されないにが公務員の特権でしょう。
余程の大企業の幹部クラスでもない限り生涯賃金や退職金は民間の方が、低いでしょう。
「公務員の方は民間企業に入りたいと思っているし・・」
それはありえないでしょう・・景気が良いときは別としてもあらゆる面で、公務員の方が待遇が上ですよ。
それと、現在は至上空前の好景気だと世間は騒いでいますがその景気は民間企業が正社員の雇用を抑えて派遣社員を使う事で成り立ってる事を忘れないで欲しいですね。
年収300万円以下ワーキングプアと呼ばれてる人たちが今の好景気を支えているんです。彼らは、何時契約を切られてもおかしくない状態で不安だらけで暮らしているんですよ。
それを忘れないで欲しいと思います。

投稿: 年寄りの冷や水 | 2007年6月21日 (木) 14時39分

連続の書き込み失礼いたします。でもどうしても思うところがありますので書き込ませていただきます。

組合は大切だと思います。
特に民間は。

でも、公務員は別。
60年代的組合の時代は、遙か昔に去った。
既得権をしっかり守るだけの組合。
5時以降は決して仕事しないという組合。
1時間仕事したら、5分休ませるなんて、
変な協定結ぶ組合。

だから、のさばるんだよ。

仕事って、そんなもんじゃないだろ?
本当に仕事やる時は、ばーっと、10時間くらいぶっ続けにやらないと、終わらないぞ。
いい仕事はできないぞ。
効率的な仕事はできないぞ。

今までの組合は、経営者を敵対視して、自分の利益を守るだけの組合だった。
前提に、自分は働かされているという、変な思いこみがあった。
だから、働かされすぎないようにするのが、社会をよくするなんて、変な幻想があった。

みんな嘘です。誰がそんな幻想作ったかなあ?
これからは、公務員も民間と同じレベルで働いてほしい

もう自治労などいらないのでは?民主党の集票マシーンでは意味がないですよ。

投稿: 労組はもういらないのでは? | 2007年6月21日 (木) 14時41分

国鉄は今のJR。電電公社は今のNTT。

公務員組合は、自分のことしか考えていなかった。
自分が奉仕するはずの、国民なんて、見てなかった。
経営者に反抗しただけ。
そのあげく、公務員の世界を、
民間とは違う、独特なものに作り上げた。

経済性無視、効率性無視。組合に経営感覚なし。
率先して、仕事見つけてやるなんてことしない組合だから、経営者も、仕事やらない。
逆に、経営者が仕事やれって言っても、
組合がやろうとしないんだから、どうしようもない。

かくして、無責任体制が醸成されたのであります。
これが、組合と公務員の馴れ合いの本質です。

ところが、俺たちが最先端の組合運動してる、それが民間を先導する、底上げするなんて、とんでもない錯覚に陥ってた。一時期、そうした時代があっただけ。
でも、高度成長期の、大きなパイを奪い合ういい時代を過ぎれば、そんなの、害悪になるだけ。

だから、潰されたんだ。

さて、国鉄は潰れた。電電公社は潰れた。道路公団は、しぶとく生き残ってる。郵便局も、しぶとく生き残ってる。

で、社会保険庁はどうなる?
しぶとく生き残るのか?
なんとか公社になるのかネ?

皆さん、騙されないようにしよう。

やっぱり公務員は解ってないね
みんなが持ってるのは「ねたみ」とか「ひがみ」じゃなくて
払った税金でこんな奴らを養ってるのかっていう怒りと失望感。
いい加減目を覚まさないと公務員というだけで誰にも相手にされなくなるよ。
社会保険庁の不手際と夕張の財政破綻、一見違うように見えますが、元を正せば地方自治や公務員の 「経営能力の欠如」 ですよね。そこが何が違うのかがわかりません。民間だったらつぶれればいいわけですよ。経営者もろとも。ですけど公務員が行っているというのは、行政サービス、いわゆる税金支払いの対価の上なんですよ(そこでろくに払ってないんだから、とかそーいう議論はこれとはまた別なのでそんな反論いらないですよ)。これは潰れたら困るわけです。夕張に住んでる人は困っているわけで、社会保険庁の場合は将来の年金がなくなりそうで困ってるわけで。

で、そこで働く方々がですね、上は国民が選んだんだから、その上の命令に従ってやってるだけで我々には責任ないですよーといわれたんですよ。

だからそれは公務員という立場から言っちゃ行けないことでしょうといったんですけど。仮にコムスンの執行役員レベルの人間がですよ、同じこと口にしたら貴方ならどういうのですか?

投稿: 労組はもういらないのでは? | 2007年6月21日 (木) 14時58分

年寄りの冷や水さん、コメントありがとうございます。
労働組合は大事であるとの思いは共通しているものと受けとめさせていただきます。ワーキングプアと呼ばれる方々を固定化したくない気持ちも共通ではないでしょうか。
その上で、私たち公務員、その労働組合はそのような社会情勢や自分たちの置かれた立場に対し、強く問題意識を持っていく所存です。
ぜひ、お時間が許される時、このブログの他の記事やコメントの数々をお読みいただければ幸です。当然、至らない点は率直に見つめ直す機会とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2007年6月21日 (木) 23時53分

労組はもういらないのでは?さん、たいへん長い力のこもったコメントありがとうございます。
ただ申し訳ありませんが、全体を通して先入観が先走った印象を持ってしまいがちです。先ほど帰宅し、コメントを読ませていただきましたが、現時点でどうお答えしようか非常に悩んでいます。
たいへん恐縮ですが、今後の記事本文を通して何らかのお答えができればと考えています。このブログを開設している趣旨として、労組はもういらないのでは?さんの考えが少しでも変わっていただける切っかけになることを夢描いています。それほど現実は甘くないと思っていますが…。

投稿: OTSU | 2007年6月22日 (金) 00時06分

>その上で、私たち公務員、その労働組合はそのような社会情勢や自分たちの置かれた立場に対し、強く問題意識を持っていく所存です。


この返答が反感を呼ぶのではないでしょうか?問題意識を持ったところで国民が望む回答にはなりません。

いま公務員に求められていることそれは以下の件ではないでしょうか?

1、休憩は労働基準法の中の最低基準で行うこと。
2、住民の目に見えるところで5時に退社するようなことが無いようにローテンションの出退勤管理を行い、毎日夜10時くらいまでは開帳する。
3、基本的に庁舎は365日営業とすること
4、残業手当をなくすこと
5、休日出勤手当てを出さなくていいように職員全員をローテンションにする。
6、担当業務がある場合に、夏季休暇などの取得をしない。もしくは引継ぎを行い許認可をまっている相手方に迷惑をかけない。
7、経営・運用に関する部分に公務員は一切携わらない。
8、年金も国保と一本化し、天下りは地方行政レベルでも一切禁止する。再就職はハローワークにて行う。
9、給料は民間中小企業の平均給与の70%とする。

これくらいの改革を断行できれば国民の大半も納得するのではないでしょうか?これではよい人材が集まらない、とおっしゃるかもしれませんが、今の公務員の方々によい人材などいるのでしょうか?

組合はもはや役割を終えたのではないでしょうか。

投稿: 年寄りの冷や水 | 2007年6月22日 (金) 11時21分

年寄りの冷や水様へ

上の書き込みは、あなた自身も「少し過激かな」と思いつつのものと思いますが、私は完全には同意できませんね。
休憩・休息・時間外手当などは、労働基準法に定められたものです。それを「取得するな」とか「自粛しろ」というのは、「法違反を行え」と言っているようにも思います。
また公務員だからといって、100%手当てや休暇が取得できている状況にはないのが実態でしょう。

私は団塊ジュニア世代ですが、戦後の日本復興を支えてきた方々に対して尊敬する一方、日本をダメにした責任の一部もこの方々にあると思っています。
私は、組合は役割を終えたとは思いません。むしろ、これからより一層、重要な役割を担わなければいけないと思います。もちろん、健全な労働組合としての役割がですが。

投稿: 通りすがり | 2007年6月22日 (金) 16時31分

ええと、端的に、一点だけ助言というか。

論旨を
労働組合の理想のあるべき論よりも
その理想を実現する為の実践方法の考案に大部分を割り振った方がよいと思います。

とりあえず選挙が終わるまで。

投稿: 勤労戦死 | 2007年6月22日 (金) 17時55分

>社会保険庁は22日、年金記録の管理問題の責任をとるため、管理職を中心に、夏の賞与(ボーナス)を自主返納するなどの検討に入った。政府・与党内には「全額返納すべきだ」との声もあり、対象者や金額などは今後調整する。

やっぱりねと言うあきらめの気持ちと、脱力感、そして怒りを感じました。
特に中間管理職はいま、苦情処理、後始末の対応に殺人的な忙しさです。それに加えて、労働組合からの追及糾弾にも煩わされ、しかもその元凶である労働組合員にはまったく、内部では責任追及はされないと言うことです。
しかも、かれらは、今も生きている労働協約にそって、しっかりと残業代を支払われているはず。
彼等は、一種の労働特権階級です。それは、一般の国民の目からは絶対に分からないことでしょう。
公務員、特に、現業に近い組織の労働組合は、かつての国鉄、郵政、国有林、電信電話後者の例を待たず、同和ややくざと同じだと判断して良いレベルだということをもっと、世間に知らせるべきだと思います。
しかし、同和ややくざと同じように犯罪にちかい手段で関係者に危害を加えることを考慮せざるを得ず、結果的にのさばらせることになります。
国鉄と同じように、完全に解体し、元凶である人間は徹底的に選別して、差別対象階級として位置づけ、それなりの社会的制裁と差別をするべきであると考えます。

投稿: 匿名希望 | 2007年6月23日 (土) 07時52分

※2007年6月22日(金)16時31分に書き込んでいる「通りすがり」さんとは別人です。

 エントリのタイトルとは違うのですが、少々言わせていただきます。

 年寄りの冷や水さんの書き込みですが...、「みんな一緒に、一律に」って感じの「悪しき平等主義」だと思います。
 言わんとしたいことは解らないでもありませんが、それでも同意できません。

 やる気、志、能力のあるなしに関わらずに組織の全構成員(今回の場合は地方自治体の公務員)に対して一律にこんなことをしても無意味です。
 組織内部で実情を知っていてかつやる気や能力のある人のモチベーションを下げたら改革など成功しません。

>今の公務員の方々によい人材などいるのでしょうか?
 この記述もそういった考えの一例ですよね。
 全ての公務員を一律に捉えるなど愚の骨頂です。

 既に一部の自治体で試験により能力確認をしたうえで、降格、降級の勧告を行っています。
 やる気や能力のない人の処遇を下げたり、辞めさせたりする一方で、やる気や能力のある人を抜擢するような仕組みを考えるべきでしょう。

 全て一律なんて考えは、浅はかとしか思えません。

投稿: 通りすがり | 2007年6月23日 (土) 08時32分

年寄りの冷や水さん、お二人の通りすがりさん、勤労戦死さん、匿名希望さん、コメントありがとうございました。たいへん多岐にわたり、それぞれ難しい提起を数多くいただきました。
本来、一つ一つ丁寧に私自身の考え方をお答えすべきところですが、言葉足らずになる懸念があります。すべての問いかけに答える内容となるかどうか不安ですが、次回の記事本文で頂戴したコメントの返答につながるよう努めたいと考えています。
申し訳ありませんが、そのような趣旨で即時にお答えできない怠慢さをご容赦ください。よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2007年6月23日 (土) 08時54分

公務員と納税者は利害が対立してるから、議論しても結論でないと思うよ
公務員は民間の税金で食ってる以上、こっちは本音ではビタ一文払いたくないから。

投稿: 自治労イラネ | 2007年6月23日 (土) 10時57分

OTSUさんが、国家公務員も含め公務員全体への責めを負うことはないのです。
ただ、自治労、官公労ともいくつかの疑問符が浮かびます。

公務員、ユニオンとは・・・。

現在、公務員の労働環境は劣悪ですか?
休憩時間もとれないような激務ですか?
時間外、休日出勤に対して、手当てが支給されないことがありますか?
給与が滞るようなことがありますか?
賞与が出なかったことがありますか?
自宅で仕事に関することを処理することがありますか?(情報の持ち出しではなく)
家族のことを捨ておかなければならないほど、余裕のない仕事ですか?

労働環境、条件、福利厚生に関して改善すべきところあれば、
社会のさきがけ・模範ともなるでしょうから
ぜひ取り組んで行っていただきたいと思います。
その場を持てない労働者がいっぱいいますから。

公務員に対して何が求められているのか・・・。

仕事そのものです。ごく普通の。
ちゃんと、すべきことをし、働いているのなら
何かノルマ的な成果をあげることも求められていないし
赤字であっても、工夫が見えて、不正が無ければ誰も解雇するとは言わないでしょう。
原則、公務員は守られているのですから。

「社保庁職員のボーナス自主的に一部返上を」の件も
どうして返上・カットなのでしょうか。おかしい。労組は抵抗するべきです。
政府の返上するから忘れろ的発想。選挙終われば、解体されれば、なし崩し。

一部(でも相当数)の職員のために
真面目に仕事をしてきた人たちまで、長年の責任をとらされるとは。浅はか。
なぜ、今回の問題を主眼にした人事考課をしないのか。
間に合わないなどど言わず、労組自ら提言しないのか。

社会保険庁の最大の問題は労組問題という人がいます。
労働組合の攻勢に当局が管理能力を失い、組織が加入者・受給者よりも
組合員優先の内向き組織になってしまった…まんざら嘘ではないでしょう。

もし、職員を守るために、仕事がおろそかになったというのであれば
社保庁だけの問題ではありません。

地方自治体の公務員の皆さんにも給与以上の負担をかけているのでしょうか?
仕事がまともにできないほどの。

投稿: さつき | 2007年6月26日 (火) 14時18分

http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070626/ssk070626002.htm

ひでえ踏み絵。
なんといいますか、その、マジで国鉄の時と同じやり方ですんで…コレ…率直に申し上げまして、かなりお手上げかも。

「言うべきは言う」を潰すのと、ノンポリの職員さんの殺意の矛先を変えるのが主目的でしょうから、その、対応間違うと…。

こーいうニホン式のやり方はスキじゃないんですが。(サメザメ

投稿: 勤労戦士 | 2007年6月26日 (火) 22時40分

さつきさん、コメントありがとうございます。
全公務員の責任を負えるような大それた立場ではありませんが、常に自分や自分たちの足元を見つめ直しながら自問自答しています。社会保険庁職員のボーナス返上問題も非常に悩ましく、単純に答えを出して切れないのが正直なところです。
「職員を守るために、仕事がおろそかになった」との問いかけに対しては、このように考えています。住民サービスと労働条件は車の両輪だと思っています。どちらかが欠けても走れなくなります。
休日を待たず、新規記事を投稿できれば良いのですが、今回、普段以上に身構えています。慎重に考えを巡らせても幅広い方から共感得られるかどうか分かりませんが、頂戴した数多くのコメントの内容を踏まえ、新しい記事を投稿させていただく予定です。ぜひ、またご訪問よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2007年6月26日 (火) 22時49分

勤労戦死さん、ニュースのご紹介ありがとうございます。

塩崎恭久官房長官は26日午後の記者会見で、年金記録漏れ問題の責任を取るため、政府が社会保険庁全職員に夏季賞与の一部を自主返納するよう求めたことに関連、仮に返納に応じない場合は、同庁を廃止・解体して平成22年に発足させる方針の「日本年金機構」への再雇用を拒否することもあり得るとの考えを示唆した。

この話には申し訳ありませんが、私も非常に違和感を感じました。このような恫喝を官房長官が記者会見すること自体、背筋が寒くなります。

投稿: OTSU | 2007年6月26日 (火) 22時55分

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社保庁事務所でも TBS系の昼のテレビ番組「ピンポン」を見ていて驚きました。 あ [続きを読む]

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