労働組合はいらない?
最近、「社会保険庁」を検索ワードでご訪問くださる方が増え、1日のアクセス件数も千件に及ぶなど増加の傾向を示しています。それに伴いコメントも数多くお寄せいただき、様々な立場や視点でのご意見を伺える貴重な機会が広がっています。
このブログの主張に対し、賛同や好意的なコメントがある一方、非常に厳しい言葉で「公務員」や「労働組合」などを批判するコメントも多数いただいています。一つずつ丁寧にお答えすべきところですが、記事本文を通して頂戴したコメントの返答につなげられるよう努めさせていただきます。
さて、年金記録漏れに対する社会保険庁への憤りがその職員と労働組合へも向けられています。この問題において、どのような謝罪や反省の言葉を尽くしても、国民の皆さんの怒りを沈静化できるものではありません。今後、職員も労働組合も具体的な行動を通し、抜本的な解決がはかれる日まで重い責任を背負い続けていくことになるはずです。
また、今回の問題に対する怒りの矛先は公務員全体にも向けられ、たいへん刺激的なコメントが寄せられています。繰り返し述べてきましたが、私たち公務員は社会保険庁の問題を反面教師とし、戒めの動機付けにすべきだと考えています。一方で、このような趣旨の言葉を当ブログで発信しても「実際は何も変える気がないのでは?」と冷ややかに見ている方がいらっしゃることも留意しています。
これまで「襟を正すべき点は正し、主張すべきことは主張する」と頻繁に書き込んできました。その言葉に対して「何を正すべきかは自分で決める」というニュアンスがあるとのご批判を受けました。「自分で決める」ということではありませんが、労働条件の変更は労使交渉を通して決める原則があります。
その際、社会情勢の変化や他団体との均衡などを考慮し、市民から批判を受けないような決着点を見出してきました。ここ数年で、退職手当の削減や特殊勤務手当の見直しなど、職員側からすればマイナスとなる変更を多数受け入れてきました。それでも一部の議員の方からは「まだまだ甘い」と市議会で指摘される場面もあります。
行政改革の推進は職員の人件費削減が早道だと見られがちです。しかしながら前述のとおり労使課題は労使協議を重ね、組合員との合意形成をはかりながら決めていきます。組合側も行政改革の必要性を認めていますが、労使交渉の機能が確立している労使関係の場合、結果として人件費削減に向けたスピード感は薄れていきがちです。
年金記録漏れが起きた理由として、社会保険庁の労使関係が取り沙汰されています。組合側が行き過ぎた「抵抗勢力」の存在だった場合、率直に反省し、即時に改めていく必要性が求められていました。しかし、積み重ねてきた労使交渉の機能が全否定され、公務員の労働組合は「害悪」であるように見られるのは非常に残念なことです。
もともと働く者の権利を保護する労働基準法など様々な労働法制があり、経営者側の一方的な判断で労働者の待遇を切り下げることはできません。労働条件の問題は労使で決める、このことは公務員も民間も共通であり、長い歴史を経て定着した国際的な基本ルールであることを忘れてはなりません。「労働組合はいらない」とのご意見もありましたが、決してそうではないはずです。
ブログを開設した当初の記事「なぜ、労使対等なのか?」で、「使用者側も不正常な争議状態が続くより、労働者側の要求を受け入れ、しっかり働いてもらった方が得策だと考えるようになりました。また、国家としても国民の多数を占める労働者が豊かにならなければ、社会や経済の健全な発展ができないことに気付きました」と書いたことを思い出しています。
強調したい点は公務員も民間も問わず、公正な労働基準は守られるべきであり、労働ダンピングされない社会をめざさなければなりません。公務員側は「自分たちの労働条件だけ安泰ならば良い」などと決して考えていません。いずれにしても公務員か、民間に働くかの違いによって、対立していく構図は好ましいことではありません。結果として、社会的な労働条件の相場を引き下げていくスパイラルに陥る恐れもあります。
このように書き進めてきましたが、公務員に厳しい視線を浴びせている方の怒りの火に油を注ぎ、ますます反発を招いていくのかも知れません。確かに公務員の賃金は一般的に税金を原資としています。しかし、当たり前な話ですが、「公務員を養うために税金を納めている」と考えている方もいないはずです。
様々な行政サービスを受けるための納税であり、その行政サービスを行なうためには何らかの組織やマンパワーが必要となります。その担い手が「公務員でなくても良いのでは」という議論も重要ですが、いかにスリム化しようとも一定数の公務員を確保しなければなりません。公務員が存在しない国はなく、ちなみに国際比較で日本の公務員数は少ない部類となっています。
公務員を嫌う方がどれほど増えようとも、公務員がいなくなることはありません。それならば、公務員と公務員ではない方々がお互い信頼関係を高め、それぞれの立場を尊重し合っていける社会が理想ではないでしょうか。そのためにも貴重な税金が人件費となる公務員側は、よりいっそうコスト感覚を磨き、モラルを向上していくことの重要さは言うまでもありません。
総論的な話の記事となり、すべての問いかけに対するお答えとなり得ず、たいへん申し訳ありません。また、いただいたコメントの真意を充分理解できず、かみ合わない主張だと感じられた方もいらっしゃるかも知れません。さらに「主張すべきことは主張する」ブログであり、とらえ方によっては真っ向から再び批判を受けることも覚悟しています。
最後にお願いがあります。どのような厳しい批判やご意見も真摯に受けとめさせていただき、視点の異なる貴重なコメントを歓迎する立場です。その上で、見解や立場の違いは違いとして認め合って議論が交わせることを願っています。ぜひ、そのような場となるようご理解ご協力をよろしくお願いします。
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コメント
あまり、何事も正面から受け止めようとしていると潰れてしまいますよ。
老婆心ながら、受け流すべきものは、流していきませんか?
投稿: とおる | 2007年6月23日 (土) 18時02分
とおるさん、お気遣いありがとうございます。
相反するご意見をお持ちの方々に対し、少しでも公務員やその組合の考え方を伝えたいと思ってブログを続けています。そのため、簡単に議論がかみ合っていかないかも知れませんが、正面から受けとめていく姿勢だけは崩さないようにしています。
それと今のところ潰れる心配はないものと思っています?
投稿: OTSU | 2007年6月23日 (土) 18時38分
公務員の労働組合が目指す労働環境とは何なのでしょう。
優れた行政サービスを提供できる労働環境の確立でしょうか。
それとも働かなくても許される労働環境の確立でしょうか。
OTSU様はどのようにお考えでしょうか。
投稿: ミッシェル | 2007年6月23日 (土) 21時18分
ミッシェルさん、コメントありがとうございます。
もちろん前者です。良質な行政サービスを提供するためには、職員が健康で働き甲斐のある職場環境が欠かせないものと思っています。
投稿: OTSU | 2007年6月23日 (土) 21時36分
自治労が労働条件の改善を主張する大義として、
全体の労働条件の相場を引き上げるっていうリクツはよく聞くけど、
そんなの全然リアリティ感じないですよ。昔はあったのかな?
それより、俺ら30代はロストジェネレーションとか言われているわけだけど
上の世代の正社員の雇用を労組が頑張って守ったとばっちりで、
5年近く続いてるこの好景気でも失業率高いまんまだよ。
俺らに言わせりゃ労使協調じゃなくて労使談合だよ。
そもそも労働条件の相場観みたいなのって、グローバル経済のもとでも有効な理論とは思えん。
つか、国民としての一体感がない状況では、労働条件の改善を主張する労組は
「俺の財を奪いとる敵」っつーイメージの方がずっとリアリティあるんですよ。
投稿: 自治労イラネ | 2007年6月23日 (土) 22時29分
OTSU様、ありがとうございます。
労働組合の姿勢と理念は理解できました。
理想の組織はどこにもありませんが、それを実現するための取り組みは常に進めていってもらいたいものです。
投稿: ミッシェル | 2007年6月23日 (土) 22時31分
公務員は労働組合が必要かどうかについてですが、公務員にとって労使関係の相手は誰でしょうか。
主な収入源が「税金」であるということは、公務員の雇い人は、市民であり国民であって、省庁ではないと思います。
公務員の方々は、その基本的なところから間違えていると思います。
公務員には、労働組合は必要ないと思いますよ。
法律で原資が保証されている公務員の立場は、おのずと稼がなければ収入が得られない民間企業とは違うはずです。
つまり、民間企業は人様の役に立たなければ、成り立ちません。
ところが、役場は、役に立たなくても法律で保証されている限り存在できるのです。
そうした団体が、どうして組合が必要なんでしょうか。
投稿: あらま | 2007年6月23日 (土) 22時51分
自治労イラネさん、コメントありがとうございます。
前回のコメントでの「公務員と納税者は利害が対立してるから、議論しても結論でないと思うよ」を意識し、今回記事の最後の方を書き込みました。労働者全体の底上げをはかる運動もそうですが、リアリティある結果を出せるかどうか確かに簡単ではありません。ただビジョンを描かない限り、何も進まないものと思っています。
それと労働組合は、まず自分のところの組合員のことを考えるのが宿命です。その上で労働組合がつながり合うことによって社会的な影響力を高め、格差社会の是正などの問題にも取り組み始めています。
余計なお世話かも知れませんが、自治労イラネさんの苛立ちや問題意識を受けとめ、少しでも信頼関係が築ける道筋を見出せるよう願っています。今回の記事では展開できませんでしたが、ハンドルネームに込められた自治労に関しても今後触れていく予定です。
投稿: OTSU | 2007年6月23日 (土) 23時14分
ミッシェルさん、ありがとうございます。
理想を掲げ、「言葉だけ」と批判されないよう頑張っていきます。これからもご注目ください。
投稿: OTSU | 2007年6月23日 (土) 23時18分
あらまさん、コメントありがとうございます。
公務員は特定の勢力のために働くのではなく、「全体の奉仕者」として住民サービスに全力を尽くすのが使命です。また、ご指摘のとおり民間労働者と職務の性格が異なる点もあります。しかし、だから労働組合はいらないとの理屈は非常に疑問です。
今回記事で書き足りなかった主張について、次回以降の記事で示させていただく予定です。ぜひ、またご訪問ください。私も「さぁみんなで語り合おう」にお邪魔させていただきます。よろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2007年6月23日 (土) 23時30分
民間では、法人にしても個人にしても、待遇改善は、利益の中で行います。
つまり、利益がなかつたり赤字の場合は待遇の改善どころかカットにつながります。
昔のお役人さんの場合も同様でした。
つまり、年貢米はその年の米の出来高によって左右されますので、お役人さんは真剣に治水工事に勤めたわけです。
ところが、現代のお役人さんには、税収が不足すれば債権を発行すればよいのです。
ですから、現代のお役人さんが、民間のように組合を模したら、要求は際限なく受け入れられてしまいます。
その結果が、今の財政となって現れているのです。
ですから、公務員が労働組合を作って待遇改善を図ることは慎むべきことなのです。
武士は喰わねど高楊枝・・・だったのです。
つまり、公務員制度での組合制度は不合理的なわけです。
もし、組合活動をして待遇改善をしたいのなら、自分で稼げばいいのです。
つまり、民営化です。
それが、旧国鉄でした。
組合活動が、民営化に導いた例です。
投稿: あらま | 2007年6月23日 (土) 23時44分
あらまさん、素早いレス、ありがとうございます。
そのような趣旨を理解できない訳ではありませんが、現在の法律で公務員に対しても団結権を保障しています。さらに公務員制度改革の重要な課題として、さらに他の基本権などの話も具体的な検討課題とされています。
どうも労働組合に対して誤解されている気がしています。コメント欄だけではなく、今後、記事本文で私なりの考え方を改めて訴えさせていただこうと考えています。ぜひ、その際、またご意見をいただければ幸です。
投稿: OTSU | 2007年6月23日 (土) 23時57分
公務員の身分は、憲法で保障されています。
ところが、民間人にはそれがありません。
おのずと立場が違うのです。
それなのに、公務員がよいとこ取りをしていたるので、このような結果になったと思いますよ。
そりゃ、待遇改善を求めたい気持ちはわかります。
そうして、団結権を勝ち得てきたかもしれませんが、そうした行為は国民の目から見れば不快です。
投稿: あらま | 2007年6月24日 (日) 00時11分
OTSUさん、乙。
せっかくの土日、しかもこんな嫌なコメントにも丁寧に対応してくれるところは素直に尊敬できます。
すごい、と思う。世間の公務員がみんなこれくら仕事してくれたらいいのにね。
でもやっぱり、OTSUさんご自身が言われているように、「労組は組合員を第一に考える宿命」がある以上、
納税者は味方にはなり得ないよ。「社会的影響力を高める活動」というのもすべて我田引水に見えてしまう。
このブログもそういう目的ですよね?
でも、誰かも言ってたけどこんなことしてたらOTSUさん潰れちゃうよ?
ブログのせいで鬱病とかバカバカしいですよ。
結局、公務員と納税者(国民)が血みどろに殴り合って、どっかで妥協点見つけるってことにしかならないんじゃないかな。
自治労的には、今までの闘争相手が自治体当局から納税者全体にひろがったわけで、かなり苦しい戦いになるよね。
ルールが変わったってことですよね。
OTSUさんがよく言う、「○○年の労使の合意をないがしろにする」とかってリクツ、俺ら関係ないもん。
合意してないし。つか俺だったら合意しないし!
それをブログで非難しても、一般人に全然響かないのは当然ですよ。
投稿: 自治労イラネ | 2007年6月24日 (日) 00時20分
お邪魔します。
「労働組合はいらない?」,民間,公務員を問わず,答えは「No」であることは,私としては「火を見るよりも明らか」です。
ちょっと便乗して自分のブログにも記事を書いてしまいました。
そこでも書きましたが,公務員であろうが,民間企業従業員であろうが,雇用主に処遇や人事を握られている弱い立場の労働者であることに変わりはなく,権利を守るために団結する必要があるのは当然だと思います。
他のコメント投稿者の方の一部は,対公務員,対労働組合,および対幹部公務員の意見がごっちゃになっているように感じます。
まあ,ブログタイトルが「公務員労組役員のためいき」ではないので,対公務員の意見が混じるのは仕方ないかもしれませんが(笑。
ただ,「公務員の労働組合が目指す労働環境とは優れた行政サービスを提供できる環境か働かなくても許される環境か。」という問いに対して,後者の選択肢が「行政サービスよりも処遇を優先するか」という意味だとしてですが,即座に前者と答えるのは,一定程度真実であることも確かでしょうが,やや便法論ぽく聞こえる気もします。
行政サービスの改善と職員処遇の改善はある程度相反するものであるにも関わらず,組合としてはサービス向上に配慮しつつ処遇改善を求める必要があり,難しいところであるのが本当ではないかと思います。
いずれにしても,その難しい立場で様々な意見を真摯に受け止めておられる姿勢には本当に頭が下がります。
投稿: WontBeLong | 2007年6月24日 (日) 02時40分
重ねてお邪魔します。
上のコメントの,「対公務員の意見が混じるのは仕方ない」は,「対幹部公務員の意見が混じるのは仕方ない」ですね。失礼しました。
投稿: WontBeLong | 2007年6月24日 (日) 02時52分
あらまさん、自治労イラネさん、WontBeLongさん、ジョカトーレ・Fさん、おはようございます。コメントやトラックバックありがとうございました。
それぞれの貴重なご意見を読ませていただいた上で、取り急ぎ現時点での感想です。今回の記事に対し、ある意味で賛否が分かれたご意見をいただきました。そのことは相手方の主張を簡単に「正解」だと思うことのできない難しさがあります。しかし、一方で議論を交わすことがなければ、永久に歩み寄ることのない立場や視点の違いの固定化につながります。したがって、今回のようなテーマについて率直な意見が交わせることは、たいへん有意義な機会だと受けとめています。
ご心配いただいていますが、私自身、特に叩かれ強いタイプだと言う訳ではありません。ただ多様な意見があることは当たり前だと思っているため、このブログを続けるから「潰れる」ようなことはないものと今のところ(?)考えています。
と言いながら時間的な制約もあり、今回のレスのように一つ一つのコメントに対して具体的にお答えできない場合があることもご理解ください。ただし、必ず頂戴したご意見の趣旨の踏まえ、次回以降の記事本文につなげていくつもりです。さらに本日、これから外出しなければなりません。新しいコメントへの返信が夜以降になることもご容赦ください。
投稿: OTSU | 2007年6月24日 (日) 08時38分
私は「公務員に労働組合は要らない、しかし職員団体は必要である」という考えでおります。
現在の公務員労組の位置づけは「労働組合法に基づく労働組合」ではなく「公務員法に基づく職員団体」だったと思います。
両者には法律上若干の権能の差があり、また同じ公務員でも地方公務員と国家公務員では政治活動の制約等若干の差異がある部分があったかと思います。
社保庁の問題に限って言うと、正規職員の身分は(地方事務官時代も含め)国家公務員であり、国家公務員法(及び付属法令)・人事院規則に従う必要があったかと思います。
従って、法令・規則の規定の範囲内での職員団体としての活動は問題にする必要もないけれども、それを逸脱する活動は如何なものかと考えています。
漏れ伝わってくる情報からでは、社保庁の主たる職員団体(及びこの点に限り上部団体である都道府県職労・自治労)には若干の逸脱があったと個人的には認識していますし、その部分は非難されて然る部分であろうと思います。
だからと言って、法規の範囲内での(労働組合としてではなく)職員団体としての活動やその存在意義については否定される必要はないと思っています。
あと、少し気になっているのですが、帝国憲法下の官吏と異なり今の憲法は公務員の身分を直接保障しているわけではありません筈です。
公務員法には身分保障規定がありますが無条件に保護しているわけでなく、厳密に法を適用(運用)すれば解雇できます。
「公務員は絶対にクビにならない」は「法律上の根拠のないただの神話」でしかありません。もっとも、神話が実話になっている実情はあるかも知れません。
投稿: | 2007年6月24日 (日) 09時56分
上記の2007年6月24日(日)09時56分のコメントを投稿したものです。
名前欄を空欄にしたまま投稿してしまいました、失礼いたしました。申し訳ありません、みなさま。
投稿: あっしまった! | 2007年6月24日 (日) 10時10分
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070624AT3S2301223062007.html
ついに社会保険庁職員による年金の横領が発覚してしまいましたね。
投稿: ミッシェル | 2007年6月24日 (日) 12時33分
重ねてお邪魔します。
他の方のコメントを拝読して,もうひとつだけ書かせて頂きます。
先に紹介した自分のブログでも書きましたが,「パワーゲーム」である労働運動において,公務員労組は力を持ちすぎてパワーバランスを崩さないように自らを律する必要はあると思います。他の方が書かれているように,基本的に潰れない雇用主なので,その意識がやや欠如して力を持ちすぎて,昨今の様々な問題を招いている部分があるのかも知れないと感じます。
ただそれでも,だからといって「そんな組合は潰してしまえ」といった風潮は,結局,全労働者にとって得にはならないと思います。
投稿: WontBeLong | 2007年6月24日 (日) 13時12分
だめだ、こりゃ。
OTSUさんがどれだけ庇っても、申し開きをしてみてもクソ以下の公務員が多すぎじゃない??
>ついに社会保険庁職員による年金の横領が発覚してしまいましたね。
ひどいね、民間の手本になるべき組織がこれじゃ。
地方も国家も公務員組織は魑魅魍魎の住処のような気がする。
こういう犯罪者は一部の人だけかもしれないが、もうそういう気持ちで見れないよね。
我々のように監査法人の監査を入れた方がいいんじゃないですか?
もちろん、コストは公務員の手当てを削減して予算を充当してさ。自分達でできないんだからしょうがないよね。
もう、ほんとサイアクだよ、公務員は。
なんでチェック機能が働かないんだろう?
役所の出納って入金と領収証の照合ってやらないんですか?
私達は数人分の業務をこなしながらも、疲労してても金銭や債権債務のチェックだけは毎週必ずやってミスや不正がないようにしてますよ。会社の規模はでかいからチェックの量も半端じゃないですよ。でも、やらないと社会保険庁や夕張市みたいになっちゃうから、誰も疑問に思わずにやりますけどね。
ちなみにある企業が子供についてほしい職業をリサーチしたら公務員が男女ともに1位でした。
これだけ叩かれても親は子供に公務員を望むということは、バッシングを加味してもそれだけ魅力的ということなんでしょうね。
OTSUさんはいったい、公務員のどこにそんな魅力があると思われますか??
投稿: エニグマ | 2007年6月24日 (日) 15時00分
人事院をご存知でしょうか。
公務員も勤労者でありますから、憲法28条による労働基本権は補償されていると思いますが、実際には、公務員は民間とは違う公益的な立場から、合理的な制約に服することになっております。
たとえば、判例などから、警察、消防、自衛隊などは、団結権も団体交渉権も団体行動権も認められておりません。
社会保険庁のような非現業公務員には、団結権は認められていますが、団体交渉権・団体行動権は認められてしません。
最近問題になった現業公務員については、団結権・団体交渉権は認められていますが、団体行動権は認められていません。
ですから、そうした制約に対して代償措置がとられています。そのひとつが人事院です。
このように、公務員は民間人と違って、法律で補償された部分があるので、民間人のような労働組合活動も控えるようになっていたはずです。
ところが、現業を中心に“要求”が強くなり、それが財政負担になってきたので、民営化の流れになってきた経緯があります。
その点を踏まえた議論をしないと、民間と同視したヘンな議論になってしまうと思います。
投稿: | 2007年6月24日 (日) 15時13分
すみません。署名を忘れてしまいました。上記投稿者は「あらま」です。
それにしても、旧国鉄の国労も、社保庁の自治労も、共に公労協、総評に属し、その役員は、給与は公労委や人事院勧告によって決まるいわゆる専従だそうではないですか。
それからして、一般国民からの風当たりはきついと思います。
投稿: あらま | 2007年6月24日 (日) 15時27分
>エニグマさん
監査法人の監査なんて、労組が許さないんじゃね?
職員の横領、某掲示板ではさんざん既出だったけど、ついにマスコミに出ちゃったね。
暴動でも起きかねんよ
投稿: 自治労イラネ | 2007年6月24日 (日) 15時59分
おまえは人間のクズだよ。
世の中を何にもしらない。
汗をながしたことはあるのかな??
こんなブログ、よく書けるねー。
あー、はずかし、はずかし・・・
投稿: 野村秋介 | 2007年6月24日 (日) 16時05分
>野村秋介
そういうお前こそ世の中知ってるか?汗流して働いてるか?
働いてる人の苦労も知らずに憶測だけで物事語ってないか?
こんな質問よくできるねー。あーはずかしはずかし
投稿: アドマイヤムーン | 2007年6月24日 (日) 16時37分
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070624i301.htm
社会保険庁は国民を殺したいのでしょうか?
投稿: マイケル | 2007年6月24日 (日) 20時46分
管理人が外出中にも関わらず、多くのコメントありがとうございます。
たいへん貴重な提起や至らない点の補足説明となるコメントに対して心から感謝申し上げます。朝のコメントでも記しましたが、今回のように逐次お答えできない場合があることをお許しください。それでも必ずすべて目を通し、いろいろ考える参考とさせていただいています。
一方で、年金記録漏れ問題への怒りを当ブログへぶつける気持ちも理解できない訳ではありませんが、単なる感情を丸出しにしたコメントはご遠慮ください。これまで明らかなスパムコメント以外、いただいたコメントすべてを即時に公開するシステムで運営してきました。不特定多数の方のご意見を歓迎する当ブログの性格上、管理人が取捨選択した場合、フェアな運営ではないものと考えてきています。
その方針は今後も貫くつもりですので、ぜひ、ご理解ご協力くださるようよろしくお願いします。その意味で、アドマイヤムーンさんのコメントには本当に救われる思いです。ありがとうございました。
投稿: OTSU | 2007年6月24日 (日) 21時19分
いろいろと詳細に調べてみましたが、自治労には専従がいて、それが「厚生費」などを要求していたようですね。
その「厚生費」のなかには、運動用品だけでなく、なんと野球のユニホームとかも含まれていたとか。
また、雨天時の自動車の運転には「雨天手当て」など、民間では考えられないお手盛り手当ての支給を要求し、実現させいてたようですね。
そうした不当要求は、民間の労働組合でも考えられませんよ。
また、自治労ではまだ確認されていませんが、公務員の職員組合の金庫が、裏金の保管場所として利用されているというではないですか。
そうした報道を耳にすると、はたして公務員に組合が必要なのか疑問に思うのは当然ではないでしょうか ?
憲法によって身分が保障され、人事院によって働かなくても給料が保証されています。
そのうえに組合を作って、日用品までも公費でまかなっています。
何回も書きますが、公務員に組合が必要な合理的な理由はまったくありません。
投稿: あらま | 2007年6月25日 (月) 08時07分
初めての投稿になります。
自分は労組員です。基本的に、労組を支持しています。
ただ、それは必ずしも労組の考えに対する共感という
わけではなく、保守的な考えに対する反発から、
という動機が強いです。
ここのブログをずっと読んできましたが、どんな意見にも
誠実に対応しようとするOTSUさんの姿勢には、
本当に頭が下がります。
その一方で、一部の方を除いて労組や公務員の問題点を
論理的に挙げていく皆さんのコメントも拝聴に値します。
過酷な勤務実態を告発するチェック機能として、
労組は必要だと思います。
また、消費者や市民へのサービス低下を招く
行いに対して厳しい声を上げるのも当然だと思います。
要は、バランスの問題じゃないかな。
投稿: KEN | 2007年6月25日 (月) 20時25分
>マイケルさん
http://d.hatena.ne.jp/nami-a/20070607/p2
ほんと、社会保険庁は国民を馬鹿にしてますよね・・・
投稿: 自治労嫌い!? | 2007年6月25日 (月) 22時03分
公務員の体質そのものを労組問題に摩り替えようとすること、存在意義を問うこと自体がナンセンスだと思う。
悪いのは労働組合のあり方でなく、腐敗した役人組織の中自体で存在している労働組合である。
労働者である限り、基本的な権利は認められていようが、
組織的な振込詐欺をするような行為が、国が行えば犯罪にならないということ、
役人が役人を裁く組織である人事院なるものが正常に機能しているのかということ、
底辺でまじめにこつこつと働く公務員もいるにはいることを信じたい。
投稿: toorisugari | 2007年6月25日 (月) 22時03分
あらまさん、たびたびコメントいただき、ありがとうございます。
貴重な問いかけですので、あらまさんのご意見へのお答えを中心に次回記事の投稿を予定しています。コメント欄では言葉足らずとなる場合もあり、また、多くの方にアピールするためにもそのように扱わせていただきます。
KENさん、はじめまして、コメントありがとうございます。
ご指摘のとおりバランスが今、最も求められているものと私も考えています。行き過ぎた労働条件の「厚遇」は改める、そして…、この後に続く言葉がありますが、短い文章では誤解を招きかねません。したがって、必ず次回記事で、その先の言葉を訴えさせていただきます。
自治労嫌いさん!?さん、「namiメモ」のご紹介ありがとうございます。
自治労嫌いさん!?さんの「!」マークが取れるような記事を投稿できるよう努力していきます。現実の自治労ともどもご注目ください。
toorisugariさん、コメントありがとうございます。
たいへん貴重な問題提起であり、特に最後の一行の思いに応えられるよう、一公務員、一自治労単組役員として頑張っていこうと考えています。ぜひ、厳しく見守っていってください。
投稿: OTSU | 2007年6月25日 (月) 22時46分
こんにちは。一民間人です。
公務員労働組合は、以下のような主張を起こせば、きっと存在意義を認められます。
・全組合員の賃金を、30%カットしてください。そのカットした分で、現在無職で
苦しんでいる人々を雇用してください。
人件費総額を増やさずに、社会の雇用状況改善につながります。
もし雇用できないのであれば、カットした分で、民間に業務委託してください。
・全組合員の賃金を、10%カットしてください。そのカットした分で、民間から
業務監査、内部監査を受けるよう手配してください。
人件費、総経費を増やさずに、業務改善に寄与することでしょう。
・組合員の労働実態が誤解されています。この状況を改善するために、非組合員で
過酷な労働で納税者に貢献している人々、このような方からの組合員に対する評価を
反映するため、全組合員に対して、非組合員からのものを含む360度人事評価制度を
導入してください。
また、明らかに怠慢な公務員、特に組合員に対しては、組合から免職勧告できるよう
制度を作りましょう。
・組合員は、年間に内部告発を何件おこなわなければならない、という義務を課しましょう。
これにより、ただの自己権利のみ主張する団体から、公務員全体を監視する団体へと
生まれ変わります。
... このようなこと、絶対できるわけないでしょう...と思いながら書きました。
こちらのBlog主さんの真摯な回答は尊敬に値すると思います。
しかしながら、いくらここにて真摯な回答、姿勢を示そうとも、どうせ無理でしょ?とか
示しているだけでしょう?と思われても仕方がありません。
個人の限界、というものがありますから。
よって、もしこちらのBlog主さんが、
・自分は100%どこの誰から見られても、全納税者から尊敬されるに値する! という自覚を
お持ちになれないのであれば
・回答はできるが何もできない無力さに苛まされるのであれば
ここのBlogは、ためいきをつく場ではなく、
「公務員の悪事を今明らかに! 内部からの暴露部屋だ! 」 と趣旨を変えて、内部の
非効率さ、悪事、不祥事、裏金、税金無駄遣い等、表になかなか出ないものをぶちまける
場所にするのもひとつの手段かと思いました。
長文失礼。 お邪魔しました。
投稿: どんちび | 2007年6月26日 (火) 13時17分
こんにちは。
報酬カットの話は国民にわかりやすい形としての制裁として見えるので、アピールとしてはいいんかもしれませんが、個人的にはちゃんともらうもんはもらってほしい。その上で、しでかしたことに対する制裁を受けていただくのが筋だと思うんですよ。
ボーナス全額カットしたところで、これまであけた穴が埋まるか。埋まりませんよね。むしろそうではなく、報酬は報酬としてきちんと出す。時効であんたの年金は無効と突っぱねるのなら突っぱねる。悪法も法。国がやることだからこそ、きちんと法にのっとって事を運んでほしい。
じゃあ、しでかしたことに対する責任はどう取るか。たとえばそこで穴を開けた額と同額を、税金に頼らず皆さんで国庫に収めていただく。年金の受給が時効でできない方を見殺しにした分、社会保険庁の何かで償う。
責任を取るってのは、報酬をカットすることやクビにすることじゃないんですよ。税金に頼らず原状復帰することだと思うんですよ。本当に申し訳ないと思うなら、私財を差し出すくらいわけない。命までとられることは無いんだから。
だから私個人としては、報酬カットだとか一部管理職の首切りとかそんなことでごまかされず、現状復帰を強く望んでいます。そうしないと、犯罪をやったもん勝ちになるじゃないですか。
でもできないでしょう。人間「自分は悪くない」と思うのが普通です。百の言葉を尽くしても、こぼれた水は元に戻りません。
ですから私個人はとりあえず社会保険庁に対し何も望みません。
投稿: サマンサ | 2007年6月26日 (火) 15時00分
コメントに対するコメントのようになってしまい、Blog主さんには申し訳ありませんが、補足として。
私は、公務員労働組合について述べたつもりでありまして、社会保険庁については、今回何も意図しておりませんので ご注意くださいませ。お邪魔しました。
投稿: どんちび | 2007年6月26日 (火) 16時09分
どんちびさん、コメントありがとうございます。
具体的な質問に対し、確かに即答できそうにありません。ただタイトルの「ためいき」は、今のような情勢に「ためいきをつきながらも、言うべきことは言葉にしよう」をモチーフとしています。
したがって、せっかくのご提案ですが、このスタイルはブログを閉鎖するまで貫いてみようと考えています。ご理解いただけますようよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2007年6月26日 (火) 23時06分
サマンサさん、コメントありがとうございます。
ご指摘のとおり「ボーナス返上」は、ある面で国民から評価されるかも知れません。しかし、本質的な解決策に至らず、参議院選挙に向けたパフォーマンスに過ぎない見られ方も確かです。
解決のゴール自体がたいへん難しい中、サマンサさんが見限っている社会保険庁の信頼回復、本当に厳しいものと受けてとめています。
投稿: OTSU | 2007年6月26日 (火) 23時15分
ある意味、ぶっきらぼうで適当と見なされてもおかしくないコメントについてもご親切に返答いただき、ありがとうございます。
どの労働組合も、自らの権利を主張するだけでは、自らの主張をアピールするために他人の財産を破壊する行為も厭わないどこかの環境保護主張団体、これらと同じような見られ方(世間からは一歩引かれて見られて、サポートを得られない)をされる、そのような気が、私はします。なので、上のような、自らの痛みを伴っても正しい主張・行動を取る! ということを自ら行えば、「労働組合、すごいなぁ...」と見直されるかもしれません。
投稿: どんちび | 2007年6月27日 (水) 12時21分
なんだかさすがにコメントの数が半端じゃないですね…。
これは、OTSUさんへの意見とか、質問とかではなく、私個人が労働組合に関して前々からずっと考えてきた事だと思ってください。
OTSUさんがいくつ位の年齢なのかは正直わかりませんが、私の年代だと、今回集中砲火を浴びている社会保険庁の問題を見て、ちょうど20年前の国鉄の分割・民営化の前後の出来事を思い出してしまいます。去年の飲酒運転事件の時にも少し触れましたが、20年以上前、国鉄は臨時行政調査会(臨調)の民営化に向けた答申に合わせるかのように、ヤミ手当・カラ出張等の職場の不祥事が次々に発覚、名古屋と明石で相次いで発生した、飲酒運転による寝台特急の脱線事故がとどめを刺しました。85年の衆参ダブル選挙で中曽根政権が圧勝し、翌年の国会で国鉄の分割・民営化が決定する事となったのは、OTSUさんを初めとする多くの人がご存知の事だと思います。
この際、民営化の時点で余剰となる職員の処遇が問題視され、賛成に回った労組と、あくまで反対の労組が採用で差別された、と言うのもご存知でしょう。反対の労組、主に国労の組合員はほとんどがJRに残れず、大掛かりな反対運動を繰り広げる事になりました。以前私が勤務していた私鉄の組合も、国労とは深い付き合いがあった事から -組合本部の玄関には国労から寄贈されたSLの動輪がある位ですから- 全面的に国労をバックアップ、政府やJR各社への批判を強めました。
しかし、数年経ってみると、「労働者全体への挑戦」だったはずのこの事件はほとんど社会問題としては認知してもらえず、反対運動は国民的な広がりを見せたとはとても言えませんでした。裁判で負け続けた事から、国労は「分割・民営化を容認する」と方針を転換せざるを得ず(私は事実上の敗北宣言と解釈しています。)、挙句の果てには不採用者を1人も救えぬまま、組織の内紛、分裂と言った所まで追い込まれています。
なぜこんな悲惨な事態に陥っているのか?私はさかのぼって75年頃の「スト権スト」や「順法闘争」等にあると思っています。国労は民営化反対闘争の中で、「国鉄は国民の財産であり、民営化は中曽根政権や財界による利権の独占だ」と主張していました。しかし、自らの政治的な要求を通すために鉄道網をマヒ状態に陥れるのは、「国民の財産を預かり、運営する者」のやる事でしょうか?(「首切り反対」「賃金カット反対」あたりならまだしも、労働運動で飯を食う訳では無いのに…。)列車にスローガンを書きなぐったりビラを貼ったりするのは「国民の財産」の私物化に他ならないのではないでしょうか?結局スト権は獲得できなかったばかりか、後の労働運動全体に重大な悪影響をもたらす事になった一連の争議を、私は「労働運動最大の愚行」と位置づけざるを得ません。この事は「労働組合」=「テロリスト」的なイメージを社会に植えつけてしまいました。一連の闘争の中心となった国鉄労働者にネガティブなイメージが与えられた要因となり、後々の闘争にも悪影響を与えているのは間違いないでしょう。国労は不採用闘争で自らの痛みは声高に叫びますが、人の痛みがわからなかったのに自分の痛みだけわかってくれって言ったって、それは無理です。
昨今の不景気等でリストラが相次いだ時、特に左派の労組の活動家は「なぜ労働組合は闘わないのか?」と怒り、一部の評論家やジャーナリストにもそういう事を言う人がいました。それは正論かもしれません。しかし、ではなぜ現代の労働組合は肝心な雇用・労働条件等に関する問題を前に闘えなくなってしまったのか?日本の労働運動をそうさせてしまったのは、過去の「闘う労働組合」そのものではなかったのか?私は、この疑問に対する答えを、労組関係者や、各種の闘争に携わった人々の誰からも聞いていません。
そろそろ労働組合、特に活動家と呼ばれるたちは自己中心・自己満足的な(特に政治的)思想に酔いしれ、それをもって組織を意のままにコントロールしようなどと言う発想は捨てるべきです。でなければ最後に泣くのは一般の労働者です。私は一番最初の投稿で、労働者を保護するシステムは絶対必要だし、御用組合になれなどと言うつもりは毛頭ないと発言しましたが、労働組合の本分(労働者の雇用・労働条件・権利を守り、向上させる)を忘れ、政治闘争に駆り立てた挙句組織を崩壊に陥れ、組合員を路頭に迷わせるような労組ならもう必要ないです。できないなら、全く新しい、官も民も右も左も関係ない労働者保護システムを構築するべき時でしょう。
社会保険庁の問題がこんなダラダラした文章になってしまって申し訳ありませんでした。でも、マスコミから漏れ聞く一部の職員の反応を聞いていると、20年前の国鉄、特に国労とは大分様変わりしているように思います。「さっさと解体したほうがいい」なんて…。郵政もそうなのかもしれません。おととしの衆議院選挙の結果も85年の衆参ダブル選挙をほうふつさせましたが、その後の郵政各組合の態度は、20年前の国労とは全く正反対のように思えました。「未だに納得はしないが、国会で決まってしまったものはしゃあないな。」という所なのでしょう。
本当は言いたい事がもっとあったはずですが、半分も言えていない気がします。拙文で失礼しました。
投稿: 菊池 正人 | 2007年6月27日 (水) 20時38分
どんちびさん、菊池正人さん、コメントありがとうございます。
お二人の主張されている趣旨について、それぞれ痛いほど感じています。そして、自分自身の中で葛藤しています。
最近の記事でも書いたことですが、官邸から言われる前に「社会保険庁の組合自らが痛みを伴う解決に向けた姿勢を示すことも必要ではないか」と考えていました。一方で、やはりサービス残業は問題だろうし、再雇用を踏み絵にしたボーナス返上の恫喝などもってのほかだとも思っています。
たいへん残念なのは、ここまで事態が社会問題化した場合、労使交渉の機能が成り立たなくなっている点です。社会保険庁の組合も「組合員のために」と考えて、積み重ねてきた労使確認が「組合員のためにならない」重大な結果を招いてる点は厳しく反省しなければなりません。
国労闘争について結論的な言い方は避けさせていただきますが、過去を検証し、教訓化すべき事項は少なくないものと思っています。今、自治労が当時の国労と重ねられた見方を真摯に受けとめる観点からもそう考えています。
菊池正人さん、同じコメントが重複して投稿されていました。最初の方を削除させていただきました。
投稿: OTSU | 2007年6月27日 (水) 21時33分
2度目の投稿です。(このトピに対して、あえて先に、前トピに投稿したのですが)
「労働組合は要らない!?」民間と公務員をいっしょに考えるのですか?
公務員の皆さんは、いっしょだと思っているのでしょうか? 素朴な質問です。
OTSUさん個人ではなく、周りはどう思っているか、推測でも。
すぐに答えていただかなくてかまいませんので。
労働組合とは、
「賃金労働者が、その労働生活の諸条件を維持または改善するための恒常的な団体である」と
古典的な定義を先に挙げておきます。
そして、労働組合を組織する権利(団結権)および組合活動をする権利(団体交渉権)
この権利を得るために、幾多の先人の血と汗が流されたか。選挙権も同じ。
すでに存在している現代だから、存在価値が薄れています。
本当に必要性を感じるのは、持たない立場でこそ。
そして、派遣社員の増大に伴って、働く側も雇う側も労使という緊張が緩んでしまった。
ミートホープの社員全員解雇のニュースに、
ワンマン経営者の指示のもと、
不正と知りながら、深く考えずにやり過ごした従業員。
やってはいけないと自問自答しながらも生活のために働いた従業員。
それは知らずに、ただただ真面目に職務を全うした従業員。
今回のような経営者サイドの落ち度による解雇であれば、失業保険の給付も速やかであろうし
これはこれで。しかし、その後は厳しい。
ただ、ここに組合があったらどうであったか?
(少し、飛躍しすぎているのは承知のうえで。すみません)
実業が存在しなくなれば、解雇も避けられないでしょう。
その前に、組合があるような組織であったら?
今回のような事件そのものは起こらなかったか?と考えています。
自らの労働環境維持・改善のための活動は、前述の定義どおりであり
その意識を持った従業員たちであれば、自らの仕事も振り返ったか…
前トピの私の稚拙な書き込みに、OTSUさんが答えてくださったこと
「住民サービスと労働条件は車の両輪。どちらかが欠けても走れなくなります。」
つまり、仕事と労働条件。整っていれば、間違いなく個々の職員の士気は高まるか?
社保庁と同様、組織ぐるみと言われかねないようなことでも、片方は解雇です。
私の弟は大学生で、昨年夏、県募集のアルバイトに行きました。
「役所の仕事は、休憩もとらせてくれるし、交通費も支給。
働いた分は削らずきちんとくれるんだよ!働き甲斐あるよ、ありがたいよ!」
とても喜んで、休まず、いっしょうけんめい頑張ったようです。純粋に。
何を言わんとしているか・・・長くなるので、このあたりでやめます。
投稿: さつき | 2007年6月28日 (木) 06時20分
さつきさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
さつきさんの問いかけに対するストレートなお答えとなるかどうか分かりませんが、次回記事でも労働組合の役割について投稿する予定です。本来、週の半ばでも投稿できれば良いのですが、いろいろ考えを巡らせながら新規記事を準備しています。
たいへん恐縮ですが、しばらくお時間をいただきます。よろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2007年6月28日 (木) 07時25分
窓口業務も、便所掃除も、派遣社員だというではないですか。
今回の記入ミスも、アルバイトのせいにしています。
そして、一連の不祥事の対応は、民間の社会保険労務士やアルバイトを雇って対応しているといいます。
そして、挙句の果ては「本社の社員」さまは、社会保険金をネコババしているという・・・。
いつたい、社保庁の労働実態とはどうなっているのでしょうか。
そして、労働組合は、どれだけ把握しているのでしょうか ?
ところで、自民党が自治労を敵視した意見を公にしています。
自民党は、「自治労 vs 自民党」の構図にしたいようですよ。
投稿: あらま | 2007年6月28日 (木) 11時23分
あらまさん、いつもコメントありがとうございます。
「記事本文で…」と答えていることが逃げているように思われていないか少々心配しています。このブログを始めた頃は30分から1時間程度で書き上げていました。最近、週一ペースになっていますが、新規記事の投稿が結構手間取るようになっています。資料調べや言葉の選び方などが慎重になり、さらに間隔が開くことによって書きたいことが増える「長文」ブログのスパイラル(?)にはまっている現状です。このような言い訳はどうでも良いことで、あらまさんの直球に対してコメント欄で正面から答え切れず、たいへん恐縮です。
その上で、一言だけ申し上げさせてください。自民党員のあらまさんが今の自民党の自治労攻撃に違和感を持たれている記事を読ませていただきました。そのバランス感覚に頭が下がり、そのあらまさんのご指摘に対し、とにかく自分なりの思いを全力で表現しようと考えているところです。このようなことを書き込むと、ますます遅筆になりそうですが、週末には「公務員の労働組合(仮題)」という新規記事を投稿する予定です。ぜひ、改めてご覧いただけましたら幸です。
投稿: OTSU | 2007年6月29日 (金) 00時31分
こんちは。
こちらのBlogを読むと、脳の血の巡りが良くなる(積極的に読む、考えるという行為を促進させてくれる)、そんな感触を覚えます。なので、楽しいです。
今後の更新も期待させていただきます。
投稿: どんちび | 2007年6月29日 (金) 11時08分
こんばんは。連続でコメント書くことになって申し訳ないと思いつつ
バス運転手の3割が年収1,000万円 神戸だけじゃない給料の「官民格差」
http://news.livedoor.com/article/detail/3216686/
この運転手さんが 組合員だと仮定したときに、給料見直し(引き下げ)は、労働組合として、何が何でも阻止するのでしょうか。
もし「現状死守だ、何が何でも阻止するぞ。労働者の権利は守るのだ!」ということを
組合の方々が少しでも思っているとしたら
世の中、低所得でもがんばって仕事している納税者からはどう見られることか。
おじゃましました。
投稿: どんちび | 2007年6月29日 (金) 22時08分
どんちびさん、おはようございます。コメントありがとうございました。
更新を楽しみにしてくださる方がいることはブログを続けていく大きな励みとなります。ありがとうございます。
二つ目のご質問は「労使の課題として提案を受ければ、真摯に交渉していく」と答えさせていただきます。きっと最新記事にも関連する貴重な提起であると受けとめています。
ぜひ、またお気付きの点がありましたらコメントをよろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2007年6月30日 (土) 08時23分
批判的なコメントが多くなると「回答は次の記事で…」とお茶を濁しておいて、その後更新しないってのは逃げじゃないんですかね?
投稿: OIOI | 2007年6月30日 (土) 15時46分
>批判的なコメントが多くなると「回答は次の記事で…」とお茶を濁しておいて、その後更新しないってのは逃げじゃないんですかね?
週末には新規記事を投稿する予定です、とBlog主さんがきちんと回答しているのを読まずに、
誹謗中傷めいたことを書くのは、単なる卑怯な行為じゃないんですかね?
コメント欄汚して失礼致しました。
投稿: どんちび | 2007年6月30日 (土) 17時18分
OIOIさん、どんちびさん、お待たせしました。
ようやく新規記事を投稿できました。ぜひ、ご覧になってください。
投稿: OTSU | 2007年6月30日 (土) 22時18分
世の中、今、不況風が蔓延し、非正規社員を容赦なく打ち切りにしたり、前途ある大学生の内定を取り消ししたりと、
非情な理不尽極まりない仕打ちがまかりとおっている。
ところで、不況になると、公務員の人気が高くなる。
その公務員への道だが、大学生や高校生が、晴れて難関の試験に合格しても、残念ながら、定員の関係で、採用枠が
限られており、なかなか採用に至らないのが現実だ。
そこで、この定員というか、採用枠を大幅に拡大する妙案がある。それは、他でもない公務員どおしで結婚した場合は、
どちらか一方が退職するというのを、制度化することだ。
これを、全国で実施したら、それこそ何万人という採用枠が生まれるはずだ。その組合せは、国家公務員のみならず、地方公務員
と国家公務員、教員、警官など、組合せはいろいろだが、とにかく公務員どおしの夫婦は、片方が退職するようにする。
公務員は、世帯に1人とするような規則を設ける。
おそらく、こんなに効果のある、失業対策・雇用対策はないだろう。やはり、一軒の家に、二人も税金で優雅に暮らす人間がいるのは、不公平であり、二人力馬車なんていう言葉もあるとおり、二人合わせて月収60万~80万円は堅いのではないか。たぶん、
世の中の旦那様で、こんな高給取りは、めったにいないと思う。
非正規社員は、今日明日の生活も、ままならない人が一杯いる。大学生も同じく、毎日不安な日々を送っているだろう。
この皆さんを、なんとかしてやりたい。その一心でこの文章を書きました。
以上のように、公務員夫婦は、どちらか一方が、潔く身を引き、内定取り消しされた学生や、非正規社員に道を譲ったらどうか。
そして、幸せは独り占めしないで、ワークシェアリングの精神で、国民皆に、広く公平に幸せを分配したらどうか。
投稿: | 2008年12月28日 (日) 20時55分
酒気帯び運転:八尾市、女性係長を減給処分 /大阪
八尾市は10日、酒気帯び運転をした人権文化ふれあい部の女性係長(43)を減給(10分の1)6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市によると、係長は1日午後5時半ごろ、市役所近くの居酒屋で生ビール2杯を飲み、約30分後に店を出て役所の職員駐車場に止めていた乗用車を運転。府道を運転中にパトカーに止められ、酒気帯び運転で検挙された。
係長は「公務員としてあるまじき行為をした」と反省しているという。同市は「係長という職責をかんがみて、減給の中で最も重い処分とした」としている。【宮地佳那子】
毎日新聞 2008年12月11日 地方版
市長様
議会議員様
市執行部様
どうして減給10分の1・6ヶ月の超激甘い処分にしたのか情報公開をする義務が有りますよね!
これでは飲酒運転を推進することに成ってしまいますね!。
減給なんてふざけるな!
仮に、停職になったら嬉しいのだよ。
酒飲んで車(二輪含む)運転しても首にならず無給だが堂々と休暇を貰えるのだからね!。
酒を飲んで運転したら、懲戒免職が妥当です。
こんな市に税金を払う義務は無いんだよ。
投稿: 飲酒運転しても大丈夫!首になりませんね。 | 2009年1月 8日 (木) 21時03分
飲酒運転しても大丈夫!首になりませんね。さん、ご訪問ありがとうございます。
飲酒運転は絶対許せる行為ではありません。その趣旨のもと過去に「飲酒運転の撲滅へ」という一連の記事を書いています。URLは次のとおりですが、機会がありましたらご覧いただければ幸です。
http://otsu.cocolog-nifty.com/tameiki/2006/09/post_df7b.html
投稿: OTSU | 2009年1月 8日 (木) 21時40分
鬱怠けズル休みを組織的に認めている公務員組織である、国や都道府県及び市区町村の職員や警察及び検察並びに教職員、病院、消防他などの職員に成ればズル鬱仮病怠けて長期間休んでも給料とボーナスは3年間まで1円も減額されずに満額貰えますよ。怠け職員の常連である、或る先輩は20年位前から1年間に100日は怠け鬱仮病ズル休みをしてきたから2,000日分も仕事を怠けてサボったのに真面目に齷齪働く労働者と何ら変わらず給料とボーナスを1円も減額されずに満額貰ったよ。
仕事はサボり常習でも仕事の処理能力は無くてもゴマスリ等の方法で出世しているのだ。
公務員の職場では真面目に仕事をするのでは無くゴマスリ等が出世への1番早道ですよ、怠け放題の先輩達でも今は管理職ですよ!。
民主盗は自治労・日教組・官公労公務員労組の味方をするのは止めるべきだよ!。
地方でも55歳夫婦の公務員夫婦共稼ぎで平均年収は約2000万円と言う高額な給与賞与は税金の無駄遣いに当たりますよ。
公務員改革では特に夫婦公務員世帯への高厚優遇に成っている要因を徹底的に見直すべきだ!。
今年春に夫婦で定年退職した当役所職員は退職手当金が6千5百万円も支給されたのは大盤振る舞いもいい所で税金の無駄遣いの骨頂です即刻公務員改革で改善して欲しい!。
そもそも公務員が退職時に貰う退職手当金は本人が積み立てた物では有りません、事業主(国や都道府県並びに市区町村他)が税金から全額負担して積み立てをしているのが実情であります。
ですから、本来は退職手当金は公務員への支給は出来無いのであります。
特に夫婦共働き公務員は、退職手当金を税金から二重取りなのは言語道断なのであります。
又、鬱を理由に過去20年前から仮病や怠けて鬱ズル休みの繰り返しにも係わらず減給無し!ボーナスカット無し!停職無し!降格無し!処分無し!首長へのゴマスリ!で楽々管理職に成っている輩達が現実に存在しています。
↑
これじゃ真面目に頑張っている公務員が浮ばれないですよ!。
お願いです公務員改革を必ず実行して下さい!。
公務員改革を即刻実行してインチキ公営大詐欺師組織集団を解体して国民が主体の地方自治を確立しましょう。!。
投稿: 組織的な不正を暴く! | 2010年10月31日 (日) 22時16分
組織的な不正を暴く! さん、鬱ズル休みは詐欺・窃盗罪です。さんとまったく同じ内容でのコメント(コピペ)ご苦労様です。
ご指摘のとおり「ズル休み」は重大な問題です。ただ病気の場合、官民問わず一定の期間、休職等が認められているはずです。また、上記のコメントのとおり厳しいご意見も真摯に承るつもりですが、ぜひ、不確かな情報や特殊な事例による批判などは避けていただけるようお願いします。
投稿: OTSU | 2010年11月 1日 (月) 03時08分
子ども手当てが所得制限無しの理由!。
子ども手当ては民種盗が放った公務員夫婦達への利益還元政策デス。
したがって民種盗は私達公務員労組の言いなりデスヨ。
毎月給料から活動資金として日教祖にソシテ日教祖から民腫盗へ。
全く暴力団と構図が同じですよ。
児童手当が所得制限で貰えない全国の公務員夫婦達への利益誘導還元政策其のものです。
投稿: senngoku39 | 2010年11月 9日 (火) 21時03分
senngoku39さん、訪問ありがとうございます。
何か問題意識を持たれた上での投稿だと思いますが、ぜひ、真摯な議論につなげられるような表現方法などにご協力ください。特に事実認識に関しては適確に把握いただければ幸いです。
投稿: OTSU | 2010年11月 9日 (火) 22時46分
公務員の給料の上限額を即刻1人1,000万円に制限するべきだ。
厚生労働省に復帰された村木さん、審議官をされている旦那さんと合わせると年間収入5000万円位と聞きました。
超高給公務員と言うのだろうか、福利厚生も超恵まれているのでしょう。
退職後も天下りポストが用意されているのか?そんな環境で夫婦で国民から無理やり吸い上げた血税で年収5000万円とはフザケルナ!。
この世の中おかしいですよ民主党様。
投稿: 公金二重取り課税の導入を! | 2011年3月 1日 (火) 22時25分
公金二重取り課税の導入を!さん、訪問ありがとうございます。
官僚の最高位である事務次官の年収が2300万円ほどです。数字が異なる点、夫婦としての収入に対する批判の不適切さなどが指摘できます。ぜひ、もう少し説得力が感じられるご意見をお寄せいただければ幸いです。なお、最新の記事が「公務員の人件費」です。再びコメントをいただける場合は、そちらにお寄せくださるようお願いします。
投稿: OTSU | 2011年3月 1日 (火) 22時41分
境土地改良事務所と境工事事務所では平成19年以降、農地整備工事や道路舗装工事を発注する際、所長や担当職員が受注業者を指定するなどしていた事件なのに警察は何故逮捕しないのだ。即刻茨城県職員を懲戒免職にするべきだ。
県知事はどうして、官製談合に係わる県職員達を懲戒免職にしないのか、もしかして県知事自身も官製談合に係わっているからなのだろうか。
茨城官製談合事件を見逃す警察も取り締まれ。
投稿: 身内 | 2011年9月 9日 (金) 20時04分
身内さん、コメントありがとうございました。
最初、ハンドルネームから私の所属に関わる身内の方だと思いました。ただコメント内容を拝見すると、そうではないため、踏み込んだレスを現時点では加えにくいのが正直な感想です。言うまでもありませんが、違法性が明らかな場合、告訴、告発、摘発がないとしたら大きな問題だと考えています。
投稿: OTSU | 2011年9月10日 (土) 02時30分
私は国民の誰もが、平等且つ公平で安全な暮らし安心して生活をしていける日本社会を望みます。
ここの掲示板の書き込みを見ていると、日本の公務員制度を理解できない方で自分達だけ良ければ良いと思っている方の存在に唖然とします。
お金持ち優遇政策を肯定し格差社会の原因はその底辺にいる方々自身の責任で事業自得であるように考えている方がいると言う現実に悲しさと怒りを感じます。
勤労者が納めた血税で公金二重取り、特に地方は職が限られているのに公務員である教職や行政職他で夫婦共稼ぎや親子等での独占をしている。
NHKはみなし公務員ですが、給料やボーナス、諸手当および退職金や年金受給額の高額な事。
年収は公務員の約2,5倍~3倍と超高額であり其の原資が受信料と言う名の電波の押売りで成り立っている事。
国民から無理矢理恐喝して巻き上げている事。
次期政権政党を担う方達には、この格差社会を当然と言う考え方を変えて行く政策をお願いいたします。
投稿: 次期政権政党様へ | 2012年11月30日 (金) 15時06分
写真家レスリー・キー容疑者逮捕=男性性器露骨な作品販売の疑い-警視庁。
笠井寛司先生の「日本女性の外性器」は取り締っていないのに何故か?。警察の職権乱用は許せません。
上記の物は、子供から老人までの女性の大陰唇、小陰唇、陰核、膣、膣口、陰影と所謂、女性器が露骨に鮮明に暈しがない状態で無修正で描写された写真集であるのよ。中を見ると指で故意に小陰唇を広げている写真も掲載された露骨に猥褻な書籍でもある。
18歳未満の少女の性器も掲載されているので児童買春児童ポルノ禁止法にも抵触していたが、以前は一般の書店で販売しているので在庫があれば誰でも購入可能であった。
国立国会図書館でも所蔵されている筈ですよ。
チンポやオマンコが見えたからと言って猥褻だからと取り締まるのは警察の職権乱用です。
現在の日本はインターネッで幾らでも海外配信の性器無修正映像が閲覧出来る状態ですよ。
警察がやらなくてはならない事は、例えば「破壊行為、殺人、強盗、恐喝、窃盗、暴力、詐欺などの行為を重点に取り締まるべきだ」
投稿: 警察の職権乱用 | 2013年3月31日 (日) 16時55分