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2006年11月 5日 (日)

組合委員長のためいき

最近の記事は新自由主義やブレア首相のことなど、身近な課題から遠くなりがちでした。その中で、前回記事の最後に直面していた身近な悩みを示させていただきました。組合運動の中心となる執行委員の担い手不足の問題でした。

今週10日金曜の夜、私どもの組合の定期大会が開かれます。それに先立ち、役員改選の選挙(定数内の立候補の場合は信任投票)が行なわれます。引き続き、私が執行委員長に立候補し、副委員長2名、書記長、書記次長、会計、会計監査2名までは比較的スンナリ候補者が決まりました。

定数12名の執行委員については、届出の締切時間ぎりぎりまで定数が埋まるよう現職の慰留や新たな候補者の勧誘に努めてきました。結局、たいへん残念ながら8名の立候補者にとどまり、かつてない定数不足となりました。

前回記事でも紹介したバックナンバー「喜怒哀楽、組合役員の改選期」で示したとおり、ここ数年、執行委員の担い手問題は深刻な危機だと感じています。本来、このような定数不足は不名誉な問題であり、不特定多数の方へ発信するブログで明らかにするのは非常識なことかも知れません。

それでも厳しい現状を直視した上で、とりわけ組合員の皆さんと一緒に考える切っかけになればと思い、あえてこの問題を記事として取り上げてみました。ちなみに組合運営の柱となる執行委員の欠員は生じていますが、決してどうしようもなく弱体化した組合ではないことも付け加えさせていただきます。

手前味噌ながら労使対等の交渉能力は何とか維持し、組合加入率99%超、信任投票も全役員が常に高率で支持を得られています。各職域選出の職場委員は輪番制や若手に偏りがちな傾向があったりしても、職場ごとに必ず出してもらことが定着しています。

その一方で執行委員の立候補は、あくまでも本人の自由意思であり、簡単に定数が埋まらないのも当然なことかも知れません。確実にプライベートな時間が割かれ、いろいろな意味で組合をとりまく情勢が厳しい中、率先して手をあげる方の減少は避けらない現状だろうと思っています。

少し前までは学生運動などによって一定の問題意識を持った方が多かったり、特定の政党を強く支持している方が積極的に手をあげた時代もありました。消耗戦になりがちな路線対立が少なくなったのは利点と言えますが、そのような背景を持った方が少なくなったのも組合役員の担い手不足の一つの理由として考えられます。

また、賃金闘争など組合員共通の課題で成果を得られなくなった現在、組合の存在感が薄いと言われがちです。しかしながら厳しい財政状況の中、行革プランも多岐にわたり、決して組合役員の任務が楽になっている訳ではありません。以前と異なる苦労が増えているにもかかわらず、苦汁の決断を下す場面も多く、不本意ながら「組合も弱くなった」と言われることが少なくありません。

職場の人員体制も一昔と比べれば本当に余裕がなく、団体交渉などで席を外す時、非常に気を使う状況となっています。そして、当たり前のことですが、組合役員を担ったから人事上の評価が上がる訳ではありません。私のように長く務めていれば、確実に役所の階段は同世代の方より遅れることになります。

だからと言って私自身、もともと何か特別な思想性や使命感があった訳ではありません。バックナンバー「組合役員になったイキサツ」で紹介したとおり、入所した頃は組合に距離を置こうと考えていたほどでした。それが機会があって組合活動に関わり、長く続けることによって組合の大切さを実感してきたため、簡単に辞められず現在に至っています。

少し暗く、ためいきをつきがちな中、前回記事に対して勇気付けられるコメントをいただきました。具体的な事例を示しながら組合の必要性の補足コメントをくださった市民課さん、過去の国鉄分割民営化をだぶらせた「いつかみた光景」のトラックバックとともに叱咤激励のコメントをくださったお役所の★さん、改めて頑張ろうとの思いを新たにしています。

その上で、やはり前回記事にコメントをいただいたnikkiさんや多香子さんらの厳しい見方も真摯に受けとめ、今後、公務員や自治労への信頼が高まる努力を重ねていく決意です。そのためにも単組の執行部体制は少数となりましたが、しっかり前向きに逆風の中を歩んでいくつもりです。同時に60年の歴史がある私どもの組合を潰すことのないよう組織的かつマンパワー的にも、大事なバトンを継承できる仕組みづくりにも邁進していこうと考えています。

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コメント

こんにちは。

組織率の低下は当然だと思います。

ちなみに私もまだ組合員ですが、活動自体に疑問が多いと考えます。

1.専従職員などは入庁時の宣誓に反します。 どこが市民のための専従なんですかね?!

2.原発反対 労働運動?

3.改憲反対 労働運動?

4.選挙応援 地公法に抵触グレーゾーンです。

etc・・・


労働組合とは労働運動を行うところであって運動の趣旨が違うところが多すぎます。 さらに上部組織への上納金・・・
組合幹部の天下り・・・ 

組合費を納入するのがバカバカしいですw

我が家の執行部も大変そうですけどね。

投稿: いち | 2006年11月 5日 (日) 13時06分

同じ組合役員として一言!

1.専従役員は休職しているわけですし、地方公務員法上にもその制度は認められています。
採用時の服務の宣誓では、「全体の奉仕者として・・・日本国憲法の・・・」とありますが、これは職務上の宣誓であって、休職中等にご指摘のどの部分が宣誓違反にあたるのかな???

2.原発反対運動は、労働組合としても個々の産別、単組で考え方は違いますよ。肯定派も要れば否定派もいる。産別や地域で温度差があります。ちなみに私は自治労ですが、反対派じゃありませんよ。中央や地方本部がどう考えようと単組は別です。

3.改憲反対についても同じ、そもそも日本国憲法には改正規定があるのだから、改憲議論をすること自体が間違いのような意見には組みできないと思います。
ただし、現在のように、あえて有事想定を煽りながら、雰囲気で改正議論をするのはいかがか?国防、教育をはじめ、国民にとって本当に重要な問題であるからこそ、十分な「議論」が必要ではないでしょうか?
自治労組合員がみんな「絶対反対派」とは限りませんよ。

4.地公法上、公職選挙法上は、公権力の行使との関わりが重要です。確かに公務員としての中立性の確保は当たり前のことですが、そのことによって個人の政治的信条を規制するものではありません。
「特定公務員」として厳しく政治的活動が制限される「職種」が定められていますが、それ以外は個人もしくは職務を離れての組織の一員としての活動を制限する規定はありません。多くは職務権限の行使等「地位利用」の規制です。
労働組合としての政治運動(選挙応援)自体は、民間の方が遥かにシビアに組織総力戦で取り組まれてますよ。

投稿: shima | 2006年11月 5日 (日) 14時00分

いちさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

これまでも、いちさんと同様な趣旨のコメントが数多く寄せられてきました。「ぜひ、過去の記事やコメント欄をお読みください」と言うのは非常に不親切であり、現実的には無理な話です。また、いちさんのようなご指摘に対し、丁寧にお答えしていくのも、このブログを開設した大きな目的でした。したがって、要約した内容となりますが、このコメント欄でも出来る限りのお答えをさせていただきます。

まず組織率低下は全国的な問題ですが、幸にも私どもの組合は何とか昔から99%の水準は維持できています。ただ確かに残念ながら最近入所した新人の加入が100%ではない現状もあります。

労働条件の確立は良質な安定した市民サービスにつながるものと思っています。その意味で労働組合の存在は重要であり、必要に応じて組合専従の役員を置く場合も有り得るはずです。ちなみにその際は休職となり、当然、賃金は組合側の負担となっています。

よく投げかけられてきた疑問ですが、職場内の交渉や組合活動だけでは解決できない問題が山積しています。また、平和で豊かな社会が前提でなければ、本当の暮らしやすさは実現できません。なお、組合が一定の社会的な活動に取り組むためには、組合員と合意形成をはかることが基本であり、執行部の独断で進めることは有り得ないはずです。

選挙に対する考え方も上記と同様であり、とにかく組合活動すべて組合員のために取り組んでいます。決して特定の候補者や政党のための活動ではなく、その候補者や政党の勝利が組合員の利益につながることを信じて進めています。

職員一人の声は市長に簡単に届きません。一人ひとりが組合へ結集することにより、労使対等の交渉能力が法的にも認められことになります。その考え方と同様に一つの市職員組合だけでは力が弱くても、多くの組合が集まることにより政府へも直接モノを申せる大きな力となります。上納金という言葉ですが、そのような目的のための必要な上部団体への組合費という考え方が適当だろうと思っています。

組合費を納入するのがバカバカしくならないよう、組合の役割や活動の意味をきめ細かく発信し、組合員の皆さんと相互理解や問題意識の共有化に努めていかなければなりません。そのような考え方のもと、このブログを開設して1年以上が過ぎました。

ぜひ、これからも時々ご訪問いただき、異論反論も大歓迎ですので率直なコメントをお待ちしています。

投稿: OTSU | 2006年11月 5日 (日) 14時20分

shimaさん、フォローとなるコメントありがとうございます。
いちさんへの返信コメントを投稿した後、shimaさんのコメントを読ませていただきました。
私の返信コメントは、どちらかと言えば主観的な内容が中心となっていました。それに比べshimaさんのは具体的な事例が多く、貴重な補完をしていただけたものとたいへん感謝しています。ありがとうございました。

投稿: OTSU | 2006年11月 5日 (日) 14時30分

別に原発に賛成だろうと反対だろうと、憲法改正に賛成だろうと反対だろうと、
労組が主張する必要がないだろ。ということだと思いますが?
実際、労働環境に直接関係がないでしょ?
選挙運動も組合でやる必要が全くない。個人でやればよいでしょう。
民間も労組離れが甚だしいですよね。
(私の職場では組合が推す候補者に票をいれる人はマレですね)

つまるところ、shimaさんやOTSU さんみたいな意識を持つことも一般人の
労組離れが加速する要因でもあるのでしょう。


投稿: ももんが | 2006年11月 5日 (日) 18時19分

ももんがさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
ももんがさんやいちさんらと同じ考え方を持つ組合員の方が増えていることを重く受けとめています。その意識の差によって、組合離れが加速するようでは問題だろうと思っています。
それでも組合員の利益を守る立場から組合が一定の政治的な影響力を持つことも、やはり大事だろうと考えています。
なお、いちさんへの返信コメントで、もらした点を補足させていただきます。言うまでもなく組合の本務は、職場における組合員の労働条件の維持向上をめざすことであり、政治的な活動と主客逆転するのは論外です。
その上で、どこまで活動領域とするのかどうかは、一部の組合役員が決めるのではなく、組合員の皆さん一人ひとりの意思であることも付け加えさせていただきます。

投稿: OTSU | 2006年11月 5日 (日) 19時29分

そもそも原発反対や憲法改正反対が労働者にとってどのような政治的意味があるのでしょうか。そのようなことを主張することが労働者の利益を守るとお考えなら、お門違いでしょうね。そのようなイデオロギチックな主張をして組合員がついてきますか?
ついてこないからこそ現在の体たらくなわけです。

組合員にとっては組合の本来の役目である、労使間および組合員間における調整機関として
働いてほしい。そのための専従であり組合費です。組合トップの公開オナニーのために金を出しているわけではないのですよ。まともに組合員のために働かず、常にオナニーの道具を探している労組から一般人が距離を置くのは当然でしょう。

「きちんとやってます」とおっしゃられるでしょうが、イデオロギチックな主張をすることでそのようにはみてもらえないんですよ。

投稿: やれやれ | 2006年11月 5日 (日) 20時28分

やれやれさん、コメントありがとうございます。ただ不特定多数の方が閲覧できる場所ですので、表現の仕方にはご注意くださるようお願いします。
繰り返しになりますが、しっかり組合の本務についての責任を果たした上で、政治的な活動領域に関する方針を決めることになります。その運動方針に対しては、ぜひ、所属する組合の機関会議で議論されるようお願いします。
その議論の中から反戦平和の課題などに取り組む意義、もしくは組合として取り組む必要性などの相互理解が進むはずです。その結果、やれやれさんのようなご意見がその組合の多数となるような場合、方針を変えていくことが組合民主主義だと思っています。

投稿: OTSU | 2006年11月 5日 (日) 20時46分

不真面目なネットウォッチャーとして一言!

とりあえず参議院戦が近いなぁ・・工作活動がはじまっているなぁと・・(ほんとに一言!になった)

投稿: hammer69_85 | 2006年11月 6日 (月) 00時06分

hammer69_85さん、おはようございます。コメントありがとうございます。
場合によっては、そのような見方があるのかも知れませんが、これからも一人ひとりのご意見を正面から受けとめていくつもりです。実際、組合をネガティブにとらえている方も増えている現状の中、一つ一つ丁寧にお答えすることが貴重な機会だと考えています。
それでも厳しすぎる言葉には心が痛むのも正直なところですが…(笑)。

投稿: OTSU | 2006年11月 6日 (月) 07時32分

また、また、一言!

労働組合は、組合員の地位向上のためにある。
地位とは賃金労働条件はもちろんのことですし、社会的信用なども含まれると考えます。
労働組合は、それぞれが組織する組合員の地位向上のために政治に対してもプレッシャーグループ(圧力団体)となるのです。
だから、民間の労組の方がはるかに政治活動が盛んに行われるのですよ。
世の中は、政治が動かすのです。
直接的ではないにしろ、自分たちの意見を反映させるため、政治に参加する。
あらゆる組織(労組に限らず、医師会などの職能集団や農協のような協同組合、企業グループ、特定産業グループなど)が、政治に対するプレッシャーグループとしての顔を持つのだと考えます。

投稿: shima | 2006年11月 6日 (月) 08時23分

いちさんやももんがさんは「選挙闘争はいらない」とお考えのようですね。
選挙闘争なしで労働者の権利向上・賃金改善が出来るのであれば是非その方法をご享受願いたいものです。
労働基準法を始め様々な労働者に関する法律はすべて政治の上に成り立っていることを知らないようですね。
今話題になっているのは、経営者側べったりな自民党は「違法なサービス残業を合法化して欲しい」と経営者団体からお願いされているようです。
民主党を含めた野党がある程度のにらみをきかせておかないとどんどん経営者側の思うとおりになり、労働者は糞扱いされること請け合いです。
又民間であれば賃金決定は労使で勝手に決めることが出来ますが、公務員は違います。労使交渉がまとまっても議会がダメといえばダメなんです。
ですので、国政県政姿勢にかかわらず議会には私たちと同じ志(もしくは政策協定を結んで少しでも同じ考えをもっている方)を議会に送り出すことが絶対に必要なんです。その議員がろくな働きをしなければ次の選挙で推薦しなければいいことですから。

投稿: DJまいうー | 2006年11月 6日 (月) 17時13分

皆様ご鞭撻ありがとうございます。

二三誤解がある様なので言っておきます。

1.宣誓について
 私の場合「休職」すれば良いというものでは無いと思います。 休職することで市民に対して活動できないという事です。休職では無く「退職」して活動したらどうですか?

2、3. 中央ではあまり問題になっていないのは承知しています。  ももんがさんと同意見です。

4.選挙について
 組合を通しての活動には疑問が残るということです。
活動したかったら、個人的に他の団体で活動したらどうでしょう?


2,3,4に共通しますが、個人的な活動でも良いと言う事です。(選挙の個人はダメですが、他の団体でも活動できます)

>民主党を含めた野党がある程度・・・
民主党も公務員削減、給与水準の見直しなど公約に掲げていますけど?? 社民党、共産党の睨みなどありますか? 
具体例がありましたら教えてくださいw

私も曲りなりに単組の青年部長、地区労役員を経験しており役員のご苦労は知っております。(当時は2,3,4の動員で苦労しました)

 執行部の忘年会、新年会で組合費を使うのは全く反対しませんし、組合の重要性も認識しています。

「基本的な労働運動に立ち返り、余計な負担は無くせ」という事ですw

 


投稿: いち | 2006年11月 6日 (月) 20時45分

私としてはOTSUさんを,特別に誉めてつかわしたいな。近う寄れ,という感じです。
もちろんOTSUさんの意見には,まったく賛同できないんだけれど,ただ少なくとも,OTSUさんは逃げていませんからね(^-^)/

投稿: 多香子 | 2006年11月 6日 (月) 21時03分

OTSUさんを責めている訳ではないんですよ。


投稿: いち | 2006年11月 6日 (月) 21時07分

shimaさん、DJまいうーさん、コメントありがとうございます。
私の答えの不充分な点や歯切れの悪さについて、それぞれ補足いただき恐縮です。

いちさん、再度のコメントありがとうございます。
単組の役員経験を踏まえた上で、職場課題に活動を集中すべきとのお考えについて、ある意味で頭から否定できない面があります。組合役員の活動領域の広さからの激務などにより、結果として役員を辞めていった方を何人も見てきました。

その一方で、shimaさんやDJまいうーさんから補足いただいたとおり政治活動は簡単に切り捨てられない重要な側面もあります。

相反する考え方の溝は一朝一夕に埋まらないのが通例です。今後、記事本文でも取り上げていくべき大切な問題だと考えています。また、当ブログを通して、このような議論が深まっていくことは管理人として歓迎する立場です。
ただ一点だけ、コメントされる皆さんへお願いがあります。ぜひ、感情的な言葉や不適切な表現は避けていただくようよろしくお願いします。

最後に多香子さん、コメントありがとうございます。
厳しいご意見だった多香子さんから、そのような言葉をいただくと正直うれしく思っています。どうぞ、これからもよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年11月 6日 (月) 21時45分

すいません、とおりがかりの一公務員です。

OTSUさんをはじめ、防衛側(ことば足らずですみません)の方々が、まじめに、そして誠実に対応してくださることに敬意を表します。

ただ、一ノンポリの組合員(まだ脱会できない組合員)の素直な感想としては、「組合員の社会的地位保全」という観点で見たとき、”署名したい回覧”と”何だよこれ”の割合で言えば、圧倒的に後者が多いのが現状だと思うのです。

組合員の連携は必要かもしれませんが、”連携のみ”で自分に関係しない割合の方が大きくなっては、共感は得られませんよね。

いまの自治労は、内部崩壊の道を進んでるように見えます。健全な”公務員として”の組合活動に戻ることを祈ってます(そうでないと、脱会する他に選択がないし・・・)

投稿: とおりがかり | 2006年11月 6日 (月) 22時03分

とおりがかりさんのご意見は私も理解します。
OTSUさんところは、どのようにされていますか?
私の単組は、署名・カンパについては、原則、組合員の自主的判断に任せています。(お願いは、しますよ!)
特に本部をとおしても他の団体からの要請については、強制はしません。(自治労組合員の勤務条件に関することは別です。)
私自身、県本部や中央の方針に疑問があることもあるのに何故、組合員に強制できるのか???単純な発想です。(お恥ずかしい限りですが、自分で納得できないものは人には勧められないという単純な発想です。)
各単組で運営方針は多少異なるでしょうが、私どもは自治労加盟といえども基本は自主・独立と考えておりますので・・・。
それから、組合方針に納得できない組合員さんは、組合をやめるより、少し辛いでしょうが、組合役員になって組合内部から改革することをお勧めします。(ただし、改革できるまで何年もかかるでしょうが!)
「不満があるになら、自ら変える!」方がカッコよくないですか?(役員のなり手は少ないのだから、数年で思いは達成!!!なんて、十分ありますよ。)
勝手な、コメントでまたしても申し訳ないです。

投稿: shima | 2006年11月 6日 (月) 22時30分

とおりがかりさん、コメントありがとうございます。
どこの組合も職場署名に取り組む際、必ず執行委員会などで一定の判断がされているものと思います。したがって、無原則に回覧していないはずですが、課題によっては組合員の皆さんへ唐突感を与えるものが多いのかも知れません。
その唐突感を拭うためには組合役員と職場組合員とのきめ細かい意思疎通であり、日頃から情報や問題意識の共有化が欠かせないものと思っています。ちなみに私どもの組合で実践できているかどうかは率直に反省しなければならいないレベルであり、今後の大きな課題としています。
また、このような温度差が生じる背景として、旧総評・社会党ブロックが重視してきた運動の数々が先細りしている点も否めません。それらの運動を脈々と継承している自治労が問題だと私は思っていません。問題なのは、それらの運動の意義などを丁寧に発信していく努力が不足気味な点です。
このような話を進めていくと結局のところ、そのような運動の必要性の是非に至るのかも知れません。悩ましい問題ですが、このブログでの意見交換が温度差を埋めていく一助になれれば非常に幸だと考えています。

投稿: OTSU | 2006年11月 6日 (月) 22時46分

shimaさん、いつもコメントありがとうございます。
私どもの組合の署名に対するスタンスですが、自治労都本部経由の場合、ある程度その取り組むまでに至った判断を基本的に尊重しています。それでも職場組合員へは、あくまでもお願いであり、強制することは有り得ません。当然、署名の内容によって、お願いの仕方の濃淡はあります。
組合方針に疑問を持っている方が組合役員に立候補、私も大歓迎の立場です。私どもの組合員の皆さん、ぜひ、今後に向けてご検討をよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年11月 6日 (月) 22時59分

すぐのリアクション、そして丁寧なリコメント、ありがとうございます。

自分で誘導して置いてもうしわけないのですが、少し本意とずれたので追加コメントを。

私のような非アクティブな組合員(=組合員としての活動がさほど必要と”実感しない”組合員)にとって、一番多い組合との”つきあい”とは署名や回覧なのです。
まぁより実直に言ってしまえば、多くの組合員にとって組合活動の必要性と回覧等での接触度合いを比較すれば、「必要性<つき合い」というのが現状なのではないでしょうか。

”公務員”にとっての”組合”とは何なのか?
私のコメントに対してOTSUさんが”丁寧に発信していく努力が不足”とコメントを下さいましたが、多くの組合員が”それを求めているのか?”ということが、もっと大きな問題な様に感じます。
少なくとも、私は私の所属している組合のいうことは、ほとんど実感できないのです。

そう、給与の独自削減廃止を叫ぶ前に、まず組合費の給与比率を”民間並”に下げてからそれ要求して欲しい。こっちの方がより組合員の実感に訴えると思う。

投稿: とおりがかり | 2006年11月 6日 (月) 23時15分

とおりがかりさん、改めてのコメントありがとうございます。
そうですね。多くの組合員のニーズ、それを適確に察知しなければ「一人相撲」だったり、「裸の王様」になってしまいますね。ご指摘のとおりニーズ把握は大切だと思っています。
その上で付け加えれば、執行部として大事な問題だと確信したメッセージは、やはり組合員へ適確に届くような努力も大切であると考えています。
組合費の問題は自治労の中でも、民間組合の中でも上下差が大きいようです。私どもの組合は上限を3500円(給料×1.5%)と設定しているため、実質的に30代以降は応能負担の原則から外れていますが、他組合と比べて低めの方だろうと見ています。それでも「高い」と言われがちで、要は組合費の払いがいのある活動が大事であり、組合費に対する説明責任だろうと常々思っています。

投稿: OTSU | 2006年11月 6日 (月) 23時38分

すばらしい。

僕の所属している組合は、このご時世でも未だに2.2%とってますから。(というだけでどこかわかってしまうかも(汗))
本給約27万円で毎月6千円以上取られてます。年間にして(ボーナス込みで)10万円近く。その費用対効果はほとんどマイナス、という状況をみれば、組合の本旨からは逆効果だとおもうのです。
(よくよく考えれば、やめない自分が悪いのか・・)

駄文で失礼しました。

投稿: とおりがかり | 2006年11月 6日 (月) 23時59分

とおりがかりさん、組合の規模や経緯などから組合費のあり方は様々であり、ぜひ、単純な比較はしないようお願いします。
また、組合費は「保険」の要素が大きく、直接的な費用対効果で見れない性格もあります。やめる選択肢は考えず、組合を積極的に利用する発想で関わっていってください。よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年11月 7日 (火) 00時14分

私どもの組合費は20/1000です。上限額は8,000円。
やっぱり、高いとの意見はあります。その分頑張らないと・・・!

投稿: shima | 2006年11月 7日 (火) 08時18分

shimaさん、いつもご注目いただき、ありがとうございます。
組合費の問題は直前のコメントでも申し上げたとおり、単純な比較は避けるべきものと思っています。それでも結果として各単組の役員の方を悩ませる例示になっているようでしたら、たいへん申し訳ありませんでした。

投稿: OTSU | 2006年11月 7日 (火) 22時25分

 shimaさんの「組合役員になって組合内部から改革することをお勧めします」に大いに共感しました。実は私のところの書記さんは、入職した頃からの友人で、常々友人として彼女の待遇改善を願ってました。そこへ昨年、ふいに役員の要請を貰いました。外野からヤイヤイ言うのは慣れてたのですが、何せうちの単組も役員のなり手不足、1年ごとに半数以上がバッタリ替わるようなところです。で、ためらいは大いにあったものの、彼女の待遇改善のためにはチャンスと思い、快諾。以来、可能な範囲で雇用主責任を果たすよう訴え、改善に取り組みました。また、前例踏襲的にやっていた事をやめさせたり、動員も重要性は判るものの、全部に応じることはせず、その時点で最も重要な課題に傾注できるよう訴えました。
 さて組合費、うちは1%(上限4,000円です)、奇跡的に低いです。役員同士の飲み会も年1~2回で、役得とやらは皆無です。それでも「書記がいなければもっと組合費下げられるだろ」とまで言われますが、人数規模を考えれば専属の書記がいないと役員がパンクします。(共済業務もあるので)
 組合そのものや組合役員に対して、いろいろ言われるのは仕方ないものの、「会社もいろいろ、組合もいろいろ」ですので、"決め付け"は何とぞご勘弁を...。
 それと、"休職専従"の話ですが、辞めてずっと組合業務だけになると、現場感覚がなくなる危険があります。(「事件は現場で起こっている」のですから。)その一方、交渉相手の人事担当者はプロですから、役員は私生活を犠牲にして、または休暇を使っても間にあわないこともあります。そこで「休職して組合業務に専念してもよい」という制度を利用してもいいのではないかなあ。
 人事院も市役所の人事給与担当者も、職員のために働いてますが、「全体の奉仕者たりえない」とは誰も思わないんじゃないのかな?

投稿: 市民課さん | 2006年11月 8日 (水) 04時30分

市民課さん、おはようございます。
今回も具体的な事例をご紹介いただきながら貴重なコメントありがとうございました。
このような情報や意見の交流がはかれることは、たいへん興味深く、非常に貴重な場となっていることに管理人としてたいへん有難く思っています。どうぞ、これからもよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年11月 8日 (水) 07時19分

市民課さん、ありがとうございます。
また、OTSUさんのブログを借りて、様々な方々と意見交換をさせて頂けることに感謝いたします。ほんとうにありがとうございます。

さて、私も15年近く役員をさせていただいていますが、休職専従期間は0。常に現場感覚を重視しています。
また、内部改革を進めるためにはずいぶん苦労しました。
予算執行のあり方もシビアに見直し、やっと、後進の役員も育って、今年はほぼ全員が留任してくれました。うれしかった!
お互いがんばっていきましょう。

投稿: shima | 2006年11月 8日 (水) 08時24分

shimaさん、コメントありがとうございました。
距離が離れている方々と即時に意見交換できるブログの機能に対し、改めて私も貴重なことだと感じています。これからも様々な問題を試行錯誤していくつもりです。引き続き、よろしくお願いします。

ほぼ全員の留任、うらやましい限りです。shimaさんの奮闘ぶりが目に見えるようです。私も負けずに頑張ろうと思いを新たにしています。

投稿: OTSU | 2006年11月 8日 (水) 22時55分

私も役員をしています。特にこの2年間は書記長としてその任にあたりました。50年来の公務員制度改革は、合意に至るまで大変な精神的プレッシャーだったことを覚えています。
さて、役員改選の話しに一言口を挟みます。やはりうちの方でも状況は同じで、年々役員の担い手が減ってきています。職場と職務に余裕がなくなってきたことと、組合活動によって得られる「目に見えるもの」がなくなっていることがその大きな原因ではと認識しています。当局との交渉で、一定の押し戻しはするものの、悪くなる範囲を狭めるのが誠意いっぱいの活動では役員の士気もいまひとつです。とはいっても「誰か」がその任を担わなければ悪くなることは、火を見るより明らかでありそうした「常識」は若年齢ほど認識が不足しているように思えてなりません。執行部は、「自分たちのことは自分たちでやるしかないんだぞ」という現実を、気づかせる努力をする必要があり、それ以降は責任を取れるものではありません。最近は、そうしたいわゆるドライな考え方でやらないと自分が持たないと考えています。まとまりませんが以上です。

投稿: monika | 2006年11月27日 (月) 13時51分

monikaさん、コメントありがとうございました。
書記長の任務、お疲れ様でした。問題意識を共有していただきながら、さらに踏み込んだ貴重な提起、ありがとうございます。
確かに組合の存在を「空気」のように感じられてしまい、「空気」は絶対なくならないと思い込まれがちです。改めて「空気」の大切さと担い手がいなければ、なくなる「空気」だと伝えていく努力が欠かせないのかも知れません。

投稿: OTSU | 2006年11月27日 (月) 20時59分

適切なご回答ありがとうございます。
ともにがんばりましょう!!

投稿: monica | 2006年11月28日 (火) 08時30分

少々私からきついコメントを。
改憲が問題なのは、憲法遵守規定を政権側が踏みにじっていることが問題だということです。これは一種のクーデターを意味します。それから改憲は戦争国家化を意味します。戦前のように自治体労働者が「御国」のために戦争協力させられる官吏になることを意味します。戦争を二度と起こさない、させないと誓った憲法を放棄することに自治体労働者が賛同すれば、それは未来の戦争動員に加担することそのものです。民主党や連合の改憲賛同は、日本の戦争国家化に協力することを意味するでしょう。これ以上裏切りはやめていただきたいものです。

投稿: 日本国憲法擁護連合 | 2006年12月25日 (月) 05時09分

日本国憲法擁護連合さん、コメントありがとうございます。
私自身、このブログを通して日本国憲法の平和主義の貴重さや大切さを訴えてきています。したがって、総論的な立場は一緒だと思います。ただ改憲論議そのものを認めず、結果として何の影響力を及ぼせず「普通の国」の憲法に変えられることだけは防ぐべきものだと考えています。
また、「自分たちの主張が絶対正しく、その主張に賛同できない者は間違っている」的な運動スタイルは避けようとも思っています。このような姿勢が軟弱に見られようとも、それぞれの立場でベストを尽くすことが大事なのではないでしょうか。
ストレートなお答えではなかったかも知れませんが、趣旨についてご理解いただけるようよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年12月25日 (月) 12時45分

私の意見は、憲法には改憲の手続きが書かれてあるから改憲していいという暴論をはく自治労組合員という方に対する反論でした。しかし憲法99条では憲法遵守規定があり、政権側が改憲をわめいていくのは、矛盾もはなはだしく憲法違反そのものだという展開をしているのです。いわばクーデターに等しい行為をしているのは改憲側だという指摘をしているのです。管理人さまは、そういう認識がおありになるかはわかりませんが、改憲を規定しているという意見は事実上、改憲反対ではない意見だと思われませんか?ちなみに自民党シンパや改憲派の主張は、憲法は改憲の手続きを規定しているから→改憲してよいと
結論づけるわけですので。その点を留意ください。それは、。管理人さまが「改憲論議そのものを認めず、結果として何の影響力を及ぼせず「普通の国」の憲法に変えられることだけは防ぐべきものだと考えています。」とおっしゃる意見に私の指摘は逸脱していないと存じます。むしろ、憲法には改憲の手続きがあるという言い方で改憲論議にもっていこうとしている人を批判すべきではありませんか?私は、「自分たちの主張が絶対正しく、その主張に賛同できない者は間違っている」的な意見は申していません。むしろ、改憲論議にもつていこうと必死になる方を「批判」しているわけです。この違いをご理解くださいませ。

投稿: 日本国憲法擁護連合 | 2006年12月25日 (月) 18時33分

訂正もいいとこです。

×管理人さまが「改憲論議そのものを認めず、結果として何の影響力を及ぼせず「普通の国」の憲法に変えられることだけは防ぐべきものだと考えています。」とおっしゃる意見に私の指摘は逸脱していないと存じます。

○管理人さまが「改憲論議そのものを認めず、結果として何の影響力を及ぼせず「普通の国」の憲法に変えられることだけは防ぐべきものだと考えています。」とおっしゃる意見はすでに、改憲ありきになっていて、少しでも私の意見をきいてくださいよとすがっているとしかいいようがありません。改憲を進めている連中は、反動なのに、リベラルな意見が反映されるとでも思っているとしたら甘いとしかいいようがない。つまり、あなたたちの裏切りによって改憲になるということです。いいですか、ここが重要です。民主党は、かつてこういう詭弁をいっていました。自衛隊がすでにあるのに既成事実化しているから危ない、だから規制をもとめるために九条を変えようということでしたが、これは詭弁そのものです。既成事実化しているほうが問題だとはせず条文がおかしいと言い出している自民党を手助けしている意見でしかないのです。そこでわれわれは、自民党のように危なくはない、リベラルなのですよとささやいているに過ぎないのです。それは、ヒールか発泡酒かという違いでしかないのです。気の抜けたビールのような詭弁を弄して労働者を結局戦争協力に仕立て上げる方向にしか導かないわけです。労働貴族の腐敗がいかに度し難いか具体的になつた意見でしょう。そもそも自民党が改憲できなかったのは、労働者民衆が改憲反対で団結していたからなのです。その団結を分断して、白旗あげているのが労働貴族、そんな連中だから改憲論議にのってしまうわけです。しかしそれは押し切られます。確実に。官公労つぶせというのは、その証左です。そういう発言だけで動揺してしまい、結果的に反動側にさらに日和見してしまうということにしかならないでしょう。まったく、こういう人たちが指導しているから、われわれは戦争動員させられていく道に引きずりこまれてしまうのだ。

投稿: 日本国憲法擁護連合 | 2006年12月26日 (火) 08時18分

日本国憲法擁護連合さん、たびたびコメントありがとうございます。
お互い平和憲法への思いに大きな違いはないと思いますが、ご指摘のとおり「護憲」に対するスタンスは大きく違うものと受けとめています。
だからと言って、考え方の異なる組合役員を「労働貴族」だと強く批判していく姿勢にだけは正直違和感があります。そのような溝に対する私自身の考え方として、参考までに今年5月15日のバックナンバー“佐高信さんの言葉「呼びかけの競い合い」”をご紹介します。
なお、争点は総論的な運動論となっているようですので、できましたら今後のご意見は最新記事のコメント欄へよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年12月26日 (火) 12時46分

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