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2006年9月16日 (土)

飲酒運転の撲滅へ

先月末、福岡市職員の酒酔い無謀運転で幼い3人の命が奪われました。ひき逃げ、証拠隠滅など悪質な事件であり、今林容疑者は業務上過失致死傷から危険運転致死傷罪の容疑に切り替えられました。同罪での立件の難しさがあったようですが、福岡県警の懸命の捜査が実を結ぶ形となりました。

福岡市での痛ましい事故の後、このブログへ飲酒運転に絡んだコメントが多く寄せられています。その中で、自治労のホームページの問題が指摘されていました。「困ったときの法律相談所」のコーナーの一つに「飲酒運転防止の行きすぎ」を小見出としたQ&Aが掲載されていたようです。指摘を受け、さっそく見に行った時は、すでに削除された後でした。その後、この問題は波紋を広げ、新聞各紙でも記事として取り上げられました。

公務員による飲酒運転が問題化する中、「自治労」(全日本自治団体労働組合)=岡部謙治委員長、101万人=がホームページ(HP)などに掲載していた「飲酒運転防止の行きすぎ」と題する文章を「誤解を招きかねない」と、13日付で削除したことが分かった。自治労は地方公務員を中心とする国内最大の産業別労働組合。

文章は、機関誌「自治労通信」713号(05年7・8月)の「困ったときの法律相談所」欄で、顧問弁護士が答える形で、HPも載せていた。弁護士は「飲酒運転は許されるものではない」と前置きしつつ、酒気帯び運転で検挙されただけで懲戒免職にするとの自治体の処分基準に「あまりに厳しい処分は許されない」とし、飲酒運転で懲戒処分にした場合の職員の氏名公表についても「原則として違法」などと記していた。しかし、今月12日ごろから「公務員に対して甘い」などと抗議する内容のメールが相次ぎ、自治労本部で協議。削除を決め、弁護士にも連絡したという。【毎日新聞 9月14日】

現在、この件に関した謝罪文が自治労のホームページに掲げられています。リンクをはるよりも手っ取り早くコピーした全文をご紹介します。

自治労通信713号(2005年7・8月)の「困ったときの法律相談所」について、自治労顧問弁護士 小川 正氏により「飲酒運転防止の行きすぎ」という記事が掲載され、この記事をめぐり多くの方々から、さまざまなご意見を頂戴しました。 この記事の趣旨は、「飲酒運転は許されるものではない」と述べていることからも明らかな通り、飲酒運転を擁護することを目的としたものでは決してなく、飲酒運転をした者に対する懲戒処分の基準について、人事院の「懲戒処分の指針」(2002年改正)をもとに弁護士の立場から考え方を示したものです。

しかし、公務員の飲酒運転が大きく取り上げられている今日、読者に誤解を与えかねない記事であることから、ホームページ上から削除することとしました。 ご迷惑をおかけしましたことにお詫び申し上げます。 飲酒運転は撲滅しなければなりません。また、そのような行為があった場合は、厳正なる処分が課せられるのが当然です。 2001年6月に道路交通法改正、2001年12月に危険運転致死罪(刑法第2百8条の2)の新設など、飲酒運転に対する処罰は厳しくされましたが、残念ながら、飲酒運転は減少していません。 自治労は、この秋より飲酒運転撲滅運動を改めて提起し、自治労総体で取り組みを強めます。

この問題は「勝谷誠彦の××な日々。」の中で連日取り上げられ、自治労の対応が強烈に批判されていました。そのサイトの記事内に削除されたQ&Aがウェブ魚拓(保存)されていたため、問題になった文章の全文を読むことができました。現時点ではそのウェブ魚拓もなくなっているようですが、要旨は毎日新聞の記事のとおりでした。

自治労側の致命的な失態は、小見出の付け方が非常識不見識な愚かなものでした。顧問弁護士の説明は「事故を起こさず酒気帯び運転だけで、懲戒免職の処分は行きすぎ」と法解釈を示していました。どう読んでも「飲酒運転防止の行きすぎ」とは書いていません。小見出としては「飲酒運転による懲戒処分の行きすぎ」が妥当だったと思われます。

小見出を付けるのは編集した自治労側だろうと思いますので、その失態を周りの役職員がチェックできなかった点も残念なことです。また、この記事自体、悲惨な福岡市での事故が起きる一年以上前に掲げられたものでした。したがって、事故が起きた直後、外部から指摘を受ける前に一定の配慮や判断を下すことも一つの選択肢だったはずです。

弁護士の法解釈そのものに絶対的な問題があった訳ではありません。ただ飲酒運転に対する厳しい目が注がれている中、「酒気帯びぐらい…」と擁護している甘さがあるような誤解を招き、飲酒運転撲滅への自治労の姿勢が問われ兼ねない記事だったとも言えます。

しかし、外部から指摘や批判の声が高まったから削除、これは最悪な対応だったと考えています。小見出は完全に不適切なものであり、すみやかに修正が必要でした。しかしながら弁護士の法解釈や主張そのものには賛否が分かれたはずです。批判を受け、記事を削除したと言うことは内容そのものの誤りも認めたことになってしまいます。原文は残した上で、自治労としての見解を加える対応が望ましかったのではないでしょうか。

誤解がないよう改めて強調させていただきます。今回の記事タイトルにあるとおり飲酒運転は絶対撲滅させるべきものです。コメント欄でも書きましたが、交通事故は減少させることができても、撲滅させることは困難です。しかし、飲酒運転は撲滅させることができます。それは運転手の意思の問題だからです。

このように飲酒運転の違法性が大きく注目され、厳罰化が進み、「飲んだら乗らない、乗るなら勧めない」社会常識が定着していくことは歓迎すべき状況です。「さましてから車で帰る」も絶対タブーとしなければなりません。呼気1リットル中のアルコール濃度0.25mg以上が酒酔い運転、0.15mg以上0.25mg未満が酒気帯び運転、飲酒を勧めた人や同乗者にも刑事責任が問われることになります。

まずは自分の周囲の人たちへ飲酒運転厳禁の働きかけを強めていこうと考えています。その上で、自治労顧問弁護士の話に戻ります。酒気帯びも飲酒運転に変わりなく、厳罰化されていく点はやむを得ません。しかし、労働者にとって極刑である懲戒免職の「結論ありき」の流れだけは少々違和感があります。

アルコール濃度の低下時間には個人差があるはずです。例えば夜に飲んだアルコールが寝て起きた後も残っていた場合、それも酒気帯び運転となるため、即、懲戒免職…。このようなケースでも情状酌量の余地がないのでしょうか。決してレアなケースを掲げ、例外規定を設け、姑息な抜け道を探ろうと考えている訳ではありません。

条例や規則は定めたら厳守しなければなりません。したがって、四の五の言っているように聞こえるかも知れませんが、新たなルールを定める時は様々なケースを想定した慎重な検討が欠かせないものと考えています。繰り返しになりますが、飲酒運転は撲滅をめざすべきものであり、その方向性に水を差す意見ではないことを最後に付け加えさせていただきます。

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コメント

お邪魔します。
私がよく拝見している「みやっちBlog」で,「飲酒運転は根っこから絶たなきゃね」という記事(http://blog.goo.ne.jp/miyacchi_z/e/ea335efd4bb8cfa0d0a37d9cce0df494)がありました。クルマに頼る生活をせざるを得ない地方では,飲酒運転をしようと思わせない工夫がもっと必要との内容です。
私もコメントで,
--
たった今,報道ステーションで古館氏が,「最後は意識の問題」と言ってましたが,それではいつまで経っても減らないでしょう。
「だって,仕方ないじゃないか」と思わせる状況をなくさなければ,飲酒運転撲滅は無理でしょう。運転能力の衰えた高齢者による事故も同じだと思います。
--
と書かせて頂きました。
私も地方に住んでいますが,「飲酒運転をしない努力」というのは,かなりお金と体力を必要とします。
国民が「意識の問題」という考えだけでなく,「環境整備も必要」という考えをもっと訴える必要があると思います。
まぁ,これは一般論で,公務員の組合の立場では,いいわけがましく取られないようにそのような活動をするのはなかなか難しいとは思いますが。(笑

投稿: WontBeLong | 2006年9月16日 (土) 19時08分

WontBeLongさん、コメントありがとうございました。
ご指摘のとおり個々人の意識や意思だけの問題としない環境整備など多面的な対策が重要な点、本当にその通りだと思います。同時に「一杯ぐらい大丈夫」と考えがちな風潮も断ち切らなければなりません。
そして、どちらかと言えばアルコール好きで、ほぼ毎日運転する自分自身へ、0.15mg未満ならOKなどと勝手な解釈をしないよう強く言い聞かせています。

投稿: OTSU | 2006年9月16日 (土) 21時17分

簡単じゃないですか。

飲んだら運転しなきゃいいんです。
飲酒運転しなければ、刑罰が「死刑」であっても問題無いでしょ?
私もお酒は大好きですが、罰則がきつくなっても全然問題ありませんよ。
だって、飲んだら乗りませんから。

当たり前の事が出来ないのはなぜ??

投稿: renn | 2006年9月16日 (土) 21時56分

rennさん、コメントありがとうございます。
本当にその通りです。それなのに、なぜ、飲酒運転がなくならないのか、残念なことです。
自分は飲んで運転しても事故を起こさない、検問につかまるはずない、酔いはさめている、など酔っ払うと大事な判断能力も欠けてしまうのでしょう。少しでも飲む可能性がある時、絶対車で行かないことが基本中の基本だと思います…、当たり前なことですね。

投稿: OTSU | 2006年9月16日 (土) 22時45分

すみません,また重ねてお邪魔します。

>まぁ,これは一般論で,公務員の組合の立場では,いいわけがましく取られないようにそのような活動をするのはなかなか難しいとは思いますが。(笑

と前のコメントで書きましたが,最後に(笑 を付けたのを後悔しました。
公務員に限らないですが,労組のような組織も公共交通の整備などを求める運動をした方がよいと思っています。
「意識」で飲酒運転が撲滅できるなら,故意の犯罪はすべて無くせることになってしまいます。事故被害者には何の罪もないですし,明日は自分や家族が被害者になるかもしれないのですから,実効性を最優先した対策を講じるべきでしょう。
私のような公務員イジメ否定派としては,公務員だからといって萎縮せずにそのような運動もしてもらえればいいなと思っています。今の風潮ではかなり難しいと思いますが,中にはこのような人間もいるということで。。。

投稿: WontBeLong | 2006年9月17日 (日) 00時43分

う~ん、懲戒免職はしょうがないんじゃないですか?

結局、それぐらいの抑止力がないと抑えがきかないからではないでしょうか。
日本人というのは、昔から感じていましたが飲酒に関して非常にルーズな、よく言えば寛容(笑)なところがあると思います。たとえば、車で来ているのにお葬式などではよく飲んでいる人っていますよね。あれってまさしく、そうだと思います。こういった部分が多少の量の飲酒運転はやむなしという考えを日本人の意識に根付かせているのではないかと思います。
酒が飲めて一人前とか、よく言ったりしますよね。これも酒を何か特別なモノに意識の中で位置づけているんだと思います。

飲酒運転に対して個人差もくそもないと思います。酒が翌日に残るなら車通勤しなければいいだけの話だし、早々に帰ればよいだけのことです。もしくは平日の飲酒は控えればいいと思います。交通手段が乏しいならタクシーという手段もあります。毎日乗るわけではないのだからそれぐらいは我慢しましょうよ。何も難しいことではないと思います。それで人命を失うリスクを避けられるなら加害者、被害者の双方にとっていいことだと思いませんか。それともそういったリスクを犯してまで、酒って飲むに値するモノなのでしょうか??
酒が残っている状態での運転は思考や判断を鈍らせるしどんな微量であっても危険だと私は思います。
私は飲酒運転が撲滅できるなら公務員、民間問わず死刑でよいと思います。飲酒などの自己の嗜好や欲求で他人の命を脅かす行為は許される行為ではありません。そしてそれが個人のモラルで抑えられなくなってきているから「懲戒免職」というある意味死刑に近い極刑で抑えつけるしかなくなってきているのではないかと私は思います。
別の言い方をすれば、それだけ公務員が自治体から信用されなくなってきているという穿った見方もできるのではないでしょうか。

投稿: エニグマ | 2006年9月17日 (日) 00時53分

WontBeLongさん、コメントとTBありがとうございました。
追加でのご説明の趣旨、これからの組合運動の中で活かせるよう努力させていただきます。

エニグマさん、コメントありがとうございました。
飲酒運転撲滅に向けた有効な手段として、懲戒処分の厳罰化を拒むものではありません。確かにエニグマさんのような心がけを徹底すれば、今回の例示も杞憂だと思います。それでも私の言いたかった点は「結論ありき」の議論への違和感です。それで本当に大丈夫だろうかと言う疑問でした。

私の意見に対する反論が少なくないかも知れません。たいへん申し訳ありませんが、組合の用事で外出するため、次回以降のコメント返信は明日夜となります。恐縮ですが、よろしくご理解ください。

投稿: OTSU | 2006年9月17日 (日) 08時16分

「飲んだら乗らない」
こんなあたり前のことをまもれないバカがいて、それを擁護するブログ。。


あほですか?


あ、このコメントは消していただいて結構ですから。

投稿: とおりすがり | 2006年9月17日 (日) 09時32分

まず非常に失望しました。《小見出し》の問題なのですか。記事そのものではなく《小見出し》が悪かっただけなのですか...?
あなたは本当にそう考えているのですか。だとすれば自治労的思考の限界を露呈したようなものです。公務員的思考とはそのようなものでしょうか。権利意識ここに極まれりというところです。
私たち民間人はどうして自治労HPの例の記事に怒りの声を上げたのでしょう...?
あなたに解りますか。それとも私たちは愚民なのですか。記事の内容を正しく理解することなく《小見出し》に踊らされただけなのでしょうか?
あなたたち自治労的思考はそう解釈しているのでしょう。でなければ《小見出し》の問題だという発言はなされないでしょうから...。

投稿: 多香子 | 2006年9月17日 (日) 13時02分

度々,お邪魔します。
本題と違うところでコメントしていたので,本題についてひと言コメントさせて頂きます。
ある程度,民間よりも厳しいルールとするのは良いことだとは思います。労働条件の切り下げなどではなく,こういうことで範を示すのはある程度必要でしょう。
しかし,罪の償いは法律に基づいて行うことになりますので,それ以上の罰を懲戒免職という極めて厳しい形で与えることには慎重であって然るべきとも思います。
法律による罪を重くすることは必要だと思いますし,公務員の処分の基準をもう少し厳しくするのも,冒頭に書いた理由で良いと思います。
とはいえ,近頃の社会の論調には,公務員バッシングとそれへの迎合の意図を含むヒステリックまたは集団リンチ的な雰囲気があるように思え,違和感を覚えます。
ちなみに,少なくとも私の周囲では公務員の人の方が飲酒運転をしないようにかなり気をつけていますけどね。公務員の厳罰化を叫ぶ人達の周りでは違うのでしょうか。
最後に,こういうことを書くと公務員擁護と取られやすいのですが,私は公務員の人達に気持ち良く,士気高く本務に専念してもらうことが税金を最も効率よく使うことになると考えているだけです。

投稿: WontBeLong | 2006年9月17日 (日) 13時14分

追記です...。
解りますか。私たちは決して《小見出し》に踊らされているわけではありません。問題を矮小化しないで頂きたい...!
もう一点。《アルコール濃度の低下時間に個人差があるはず...》の記述ですが...早くも逃げ道を探しているのでしょうか?
なるほど。アルコール濃度の低下時間に個人差があるはず...。解ります。当たり前の話でしょう。だから何なのでしょうか?
またもや公務員の権利擁護ばかりが先に立ちましたか。この程度の意識では飲酒運転の撲滅なんぞ夢物語に終わりそうですね。

投稿: 多香子 | 2006年9月17日 (日) 14時25分

お久しぶりです。
現在、社会的にも大きな問題についての題材で、多くのコメントが寄せられています。私も意見を書き込みさせていただきたいと思いますが、この間のコメントをみると「受け取り方にズレがあるなぁ」という感想です。
「飲酒運転の撲滅」、「飲んだら飲まない」、こうしたものは当然のことだと思いますし、みなさん、同意できることです。
そうした中で「公務員ともあろうものが飲酒運転をする」ことが、過大に取り上げられ、厳罰化されようとしていると感じます。
私自身、公務員という立場から民間の方よりも厳しい処分を受けることは仕方ないと思います。しかし、飲酒運転による罰則=法律による処分を受け、さらに職場による処分として厳罰=懲戒免職となることには、違和感があります。
懲戒免職となれば、その人の人生そのものを終わらせることに等しいだけの厳罰だと思うからです。飲酒運転によって人命を奪うような場合は別モノですが・・・。

すでに意見が書き込まれていますが、私も飲酒運転を起こさないような環境整備が必要だと思いますね。
ちなみに私の住むところは、バスの最終が夜9時前、タクシーも深夜1時過ぎに営業を止めます。

投稿: アンディ・ベム | 2006年9月17日 (日) 16時50分

どうやら俺が思うに公務員を擁護する人々の一部には不思議な社会認識が蔓延しているらしい(笑)
つまり「公務員には民間より厳しい処罰規定が要求されている。だから不当だ...」ってね(苦笑)
勘違いもはなはだしい。って言うか公務員を過大評価している。逆に言えば民間を馬鹿にしているよなぁ...。
あのね民間は厳しいぜ。何しろ利潤を追求しなければならないからな。シビアだぜ?
そうだ。その処罰規定とやらだけど。俺の会社には最初から存在しないぜ。いやね明文化された処罰規定とやらが無いんだけど。お役所とは違うから明文化されていないんだけどな。それでも処罰は存在しているぜ。飲酒運転なんか事情に関係なく解雇だぜ。明文化されていないけどな。って言うか明文化されるような事なのかい?
とにかく民間はシビアだぜ。その現状を分かっているのかい?

投稿: あきら | 2006年9月17日 (日) 18時33分

>例えば夜に飲んだアルコールが寝て起きた後も残っていた場合、それも酒気帯び運転となるため、即、懲戒免職…。このようなケースでも情状酌量の余地がないのでしょうか。

二日酔いも酒酔いです。酒酔い状態で車を運転する事が、何の罪も無い人への殺人行為となることがなぜ分からないのですか。
考えが甘いどころではない。卑劣極まりない発言です。

投稿: nikki | 2006年9月17日 (日) 19時45分

公務員に限らず
すぐに酒に走る癖を、我々日本人は
いい加減辞めるべきだと思うな。

部下が上司に相談事があると訴えた時、
「まあ、飲んどけ!」
酒の席で、
「今にキミにも組織の不合理さの中で生きていく方法が
分かってくる・・・」
なんてウヤムヤにして誤魔化してしまうとかね。

話を戻すと、車か、酒か、どちらかを選ぶべきだな。
接待の席でも
ウソも方便。医者から完全に禁酒せよと言われたのです。と
いってさ、お茶だけで料理を喰らえばよいこと。


投稿: 竹本淳一 | 2006年9月17日 (日) 20時47分

自治労組合員ではない自治体職員です。

今回の飲酒運転に対する貴組合の対応、
「がっかり」としか表現しようがありません。

貴組合が「組合員を守る」という視点で出した見解でしょう。

その中で「厳罰化では抜本解決にならない」
というのであれば、まだ、解ります。

しかし「組合員を守る」というのであれば、
「どうすれば自治体職員から飲酒運転を撲滅できるか」
という立場に立って知恵を絞る努力が必要です。

一方で、この問題が公務員バッシングに利用される懸念があります。

この問題は公務員に限った話ではなく
全てのドライバーに関わることであるのに
「公務員の飲酒運転はけしからん。」
「飲酒運転をするから公務員はけしからん。」と
摩り替えられれば、
世論全体が飲酒運転撲滅に向かわず、
「飲酒運転は公務員の問題」となるからです。
・・・これでは、飲酒運転撲滅にとっても
我々にとっても意味がありません。

飲酒運転に対し毅然とした態度を示し、
国民全体の手本となるように
自治体労組が良識を発揮することが求められます。

長々と失礼しました。

投稿: お役所の★ | 2006年9月17日 (日) 23時18分

公務員という立場で、なぜこういう甘い意見しか出てこないのか甚だ疑問ですが…。
むしろ公務員だからこういう逃げの言葉を思いつくのが得意なのでしょうか(笑)

>労働者にとって極刑である懲戒免職の「結論ありき」の流れだけは少々違和感があります。
極刑であるのは抑止力を期待しているからです。
「飲んだら乗らない」という当たり前のことを出来ない人間が多いからこそ抑止力を強化するしか対応策が絞られてしまっているのです。

>アルコール濃度の低下時間には個人差があるはずです。
アルコール濃度の低下時間には個人差があります。
その日の体調によってもアルコールの分解時間に変化が生じます。
自分の身体がアルコールに対してどれだけ対応出来るか、飲むときの体調がどれほど翌日以降に影響を及ぼすのか考えて飲むべきです。
翌日以降に残る恐れがあるけれど、その翌日に運転をしなければならない状況が分かっている場合には飲まなければいいだけの話です。

それが20歳を過ぎた人間の責任です。

投稿: みゆ | 2006年9月17日 (日) 23時31分

またまたお邪魔します。ひとこと補足です。

>私も地方に住んでいますが,「飲酒運転をしない努力」というのは,かなりお金と体力を必要とします。

と書きましたが,いろいろな付き合いの場で,「クルマなので飲めません」と断るのにもかなり気苦労を要します。公務員が相手の場合もあってその場合はひとことで済みますが,民間や一般の人が相手の場合が苦労します。断り切れず飲んでしまって,代行などで散財するハメになるのは,間違いなく公務員以外が相手の場合です。

投稿: WontBeLong | 2006年9月18日 (月) 00時32分

おじゃまします。
私も公務員ですが、飲酒運転を容認するつもりはありません。
厳罰で臨むことは当然と考えます。それはOTSUさんだって同じ思いでおられると読み取りました。
ただ、飲酒運転の根絶という問題は公務員に限らず、民間の方も一緒に考え、取り組むべき問題です。
社会は、私たち公務員に対してはすべて免職という一番重い処分を求めています。このことは真摯に受け止めたいと思います。
一方で、あきらさんのように「民間では当然解雇」というご指摘がありますが、はたしてそのことが民間企業全体で取り決められていることかどうか、マスコミも報じておりませんし、私個人、そのような調査が行われている様子も知りえません。
誤解のないように申し添えますとあきらさんに反論するつもりではありません。
飲酒運転の撲滅には公務員、民間企業含め、社会全体で取り組むことが重要です。
公務員は当然として、各民間企業もそれぞれの就業規則・雇用契約において、飲酒運転は「解雇」と定め、公表することにより、社会全体で「飲酒運転は仕事を失うくらい大きな犯罪だ」という認識が生まれるのではないかと思います。
「少しくらいだから問題ない。」という甘い考えが他人のそして自分の人生を大きく狂わすことをみんなで心に留めておきたいものです。

ちなみに飲酒運転は「自動車」だけでなく「自転車」でも適用されます。

また、飲酒に限らず自転車が加害車となった死亡事故は毎年起こっています。無灯火、整備不良等「少しくらいだから問題ない。」と考えず、安全運転をお願いいたします。

長くなりました。すみません。

投稿: しま | 2006年9月18日 (月) 10時21分

「飲酒運転」で、会社によってはクビになる仕事はたくさんあります。
「飲酒運転=クビは酷いですね、見逃してあげます。」という警察があれば、教えて下さい。


投稿: ぷう | 2006年9月18日 (月) 18時11分

この自治労弁護士はお酒をたしなむことがあるのだろうか?人はお酒の力をかりて愛を告白したり、お酒で欝憤を解消する。またお酒を利用して強姦事件もおきている。まさに魔物なのです。つまり人間そのものをかえるのです。さて車もそうです。生活には便利ですが危険な道具なのです。この二つがかさなったらどうでしょう。人間は考える葦なのです。ところで警察官が痴漢をしたらどうでしょう。弁護士が人をだましたらどうでしょう。医師が人をころしたらどうでしょう。試験をクリアして公務員になり飲酒運転したらどうでしよう。私たち一般人は六法全書のなかみなどほとんどしりません。人の道にそって考えているのです。法律はそのあとからついてくるものなのです。人にはりっぱな心があるのです。どんな職業でも人の道をまもってもらいものです。  しかしながら自治労ノ弁護士さん私の理論は通用しないのでしょうか?日本は法治国家。人の道をはずしても罪ならず法の道をはずせば罪になる無常があります。

投稿: | 2009年12月20日 (日) 22時21分

2009年12月20日(日)22時21分に投稿された方、ご訪問ありがとうございました。

記事本文でも記しましたが、自治労の顧問弁護士の指摘はそのような意味合いではありません。まして飲酒運転を容認するようなものではないことをご理解ください。なお、これからも投稿される機会がある場合、ぜひ、名前欄だけはご記入くださるようお願いします。

投稿: OTSU | 2009年12月20日 (日) 23時00分

今日の朝刊に警察官が酒に酔って女性の太ももを触り痴漢行為をし辞職した記事がありました。まさに問われるのは、警察官としての倫理、弁護士としての倫理、医者としての倫理、公務員としての倫理、そして人間としての倫理だとおもいます。 処分が重いとか軽いとかその以前の話です。

投稿: 淑 | 2010年1月23日 (土) 21時42分

淑さん、コメントありがとうございました。

基本的にその通りだと思っています。その上で、過ちと処分のあり方について、いろいろ議論した経緯がありました。

投稿: OTSU | 2010年1月23日 (土) 22時04分

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