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2006年6月19日 (月)

応援した候補者が当選

私どもの組合が応援している候補者(民主党推薦)が争った市議会議員選挙は午後9時からの即日開票の結果、深夜、当落が判明しました。現職2名が落選する混戦の中、応援した候補者は得票数1,684票、第22位で5回目の当選を果たすことができました。

この間、ご支援ご協力いただいた関係者の皆さん、本当にありがとうございました。選挙戦の終盤、確かな手応えを感じていましたが、やはり正式に確定するまで安心できませんでした。「万が一」の言葉が頭の中をかけめぐっていました。

過去、懸命に応援した候補者が一歩及ばなかった時、ズシリと重たい衝撃とむなしさは簡単に語ることができないほどでした。その一方、今回のような朗報を得た時の喜びは格別なものがあります。

36名の候補者が30の議席を激しく争った結果として、自民党系9名中8名当選、公明党7名全員当選、民主党系6名全員当選、共産党6名中5名当選、社民党と生活者ネットワークが各1名当選、諸派・無所属2名当選となりました。民主党系6名全員の当選は厳しいだろうとの事前の予想でしたが、みごとに全員が激戦の中を抜け出しました。

ワールドカップの日本対クロアチア戦は午後10時がキックオフで、そちらの行方も正直気になっていましたが、比較できないほど市議選の開票結果の方が深刻な関心時でした。クロアチア戦の結果は0対0の引き分け、日本代表の決勝トーナメントの進出の可能性は非常に薄くなりました。

できれば両方とも朗報を期待していましたが、サッカーの方は今一つの残念な結果に終わりました。熱烈なフアンの方には申し訳ありませんが、市議選での勝利が非常にうれしく、クロアチア戦ドローの悔しさは吹き飛んでしまっています。

雨の日曜、それが影響したのでしょうか、もしくは明確な争点や話題が薄かった結果でしょうか、投票率は48.8%と過去最低を更新しました。市民にとって最も身近な選挙で、候補者36名も各地域から出ていて、きめ細かく票の掘り起こしがあったはずです。

それにもかかわらず、有権者14万の半数にも満たない人数しか投票所に足を運ばない低投票率となりました。先週日曜に行なわれた東京23区のある区長選の投票率は27.7%であり、「それに比べれば」の声もあるかも知れませんが、48.8%という数字は決して誇れるものではありません。

ちなみに選挙事務を担当している市区町村職員の投票率は80%を超える高さだと聞きます。全員が選挙事務に従事している訳ではありませんが、同僚職員が数多く担っている身近さやそれに対する責任感が理由ではないでしょうか。特に本庁の職員にとって、簡単に期日前投票ができる手軽さも大きいものと思います。

最近、この市議選を中心にした記事が続きました。国政選挙などと異なり、ローカルで地味な話題でたいへん恐縮でした。次回以降、また普段通りに幅広い題材を切り口にした記事の投稿に戻る予定です。たっくんさんからの宿題などもありました。ぜひ、これからも多くの方のご訪問をお待ちしています。よろしくお願いします。

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コメント

選挙闘争勝利、おめでとうございます!

私の単組も昨年4月、合併を前にした選挙闘争に取り組みました。
当選は勝ち取りましたが、闘争中の手応えと投票結果との差に落胆し、選挙の難しさを感じました。

さて来年の4月には合併して初めての本格的な市議選を迎えます。
組合として日ごろの取り組みの成果が問われる闘争だと思います。ガンバロー!

最後になりましたが、OTSU様、単組のみなさん、大変お疲れ様でした。

投稿: アンディ・ベム | 2006年6月19日 (月) 09時46分

TB不調のため、以下「立川市議選」の感想を書いた日記の一部をコピーしました。ご苦労様でしたね。

■クロアチアと引き分けたW杯サッカーで、気分まで曇天な今日この頃だが、今朝の多摩版が立川市議選結果を載せている。最後の土曜日には電話作戦のお手伝いに参加した我が友人・大沢豊の3期目当選にホットした。前に書いたが、彼は三多摩の市民運動(基地と平和・ゴミ処分場・障害者運動・ホームレス支援など)を体現したような典型的な市民運動型議員だ。

■ちなみに自由民権運動の歴史を持つ三多摩の市民運動は、日本の都市型社会・自治分権型自治体の様々なモデル(町田の障害者福祉・武蔵野のシビルミニマム計画など)を創造してきた原動力だったことは間違いない。今、それらの歴史を総決算するように、日本の本格的な市民社会の登場を必然とする、国・地方を貫く構造改革の只中に置かれている。とりわけ市町村政府に自治権を奪取するべく、国家官僚やナショナルパーティーとの戦いが「三位一体改革」をめぐる闘争だ。

■そういう時代状況での自治体政府をめぐる争点の第一は、自治分権型社会のモデルの競い合いであり、また改革の優先順位や工程表をめぐって住民の判断を求める選挙でなければならない。しかし、立川の市議選を見ても、ほとんどの候補者の公約が、ビルドしか語らずスクラップを隠しているポピュリズムだ。こんなことだから再構成後の議会も、首長側の改革の足かせとなることは目に見えている。

・・・そんなわけで少し辛口でゴメンナサイ。ただ国政政党の中では、地方分権派の民主党が躍進したのはリトル結構ですよね。ただ、私も育てていただいた自治労が、自らに鞭を打つ行政改革を発信出来なければ、地方政府の民主党政権も実現できないですよね。

投稿: 清水信之(狛江市議) | 2006年6月19日 (月) 11時50分

アンディ・ベムさん、清水信之さん、最新記事へ早々にコメントありがとうございました。

実は私どもも今回、もう少し得票や順位が上に行くのかなと期待していました。最低限の目標が1,600票でしたので、わがままな「限りない欲望」だとも言えますが…。とにかく当選を果たせて関係者一同、ホッとしています。

自らに鞭を打つ行政改革を発信…、清水さんのご指摘を重く受けとめながらも、司、司の労働組合の立場からより良い市政改革に臨んでいく決意です。

ぜひ、これからもお二人からの貴重なコメントを楽しみにしています。よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年6月19日 (月) 12時57分

 初めて投稿させていただきます。
 市議選の内容とは直接は関係ないのですが、ご了承ください。
 私は神奈川県人ですが、今年の春から都内の某所で「パート」の仕事をしています。
 私の今の立場を一言で言えば、「公務員ではないが、世間一般には公務員と同じに見える。」と言えるかと思います。
 官民の格差だとか、働き振りという点は、今回はとりあえず触れないでおきます。いくつか言いたい事もありますが、とりあえず他人の働きより、自分自身の今が大問題なので。
 今日は労働組合について若干意見させてください。ちょっと長くなりますがゴメンナサイ。
 私は数年前まである鉄道会社で働いていました。純粋な民営会社です。その頃のいくつかの経験から、私は労働運動が大キライになりました。
そのうちの一つ。
 私は車掌をしていたのですが、私の所属していた車掌区の1人が組合の分会長をしていました。当然乗務をしながら組合活動…と言うより、組合が主で、職務が従という人でした。
ある日の明け番、仕事が終わって帰ろうと思ったら、居残りで昼間代わりに乗務してくれないかと上司から依頼されました。その分会長が組合活動のため、朝方に突然休みを申し入れてきたと言うのです。ある運転士の話では、このような事は日常茶飯事だと言うのです。
 私は承知して代わりに乗務しましたが、内心非常に腹が立ちました。
 この人はいつも「仲間だ」「団結だ」「闘いだ」とかえらそうに口にしていたのですが、明け番で疲れている者の事など、考えてはいないのです。
 その数日後、組合からのアンケートがあり、その中に自由に意見を書く欄がありました。私はこんな事を書きました。
「いつも組合活動で忙しそうですが、それだったら車掌を辞めて組合一本でやったらどうですか?
 ヒラの組合員には明け番や休日に休息を取ったり、レクリェーションを楽しむ権利はないのですか?
 仲間仲間と言うのなら、自分の活動の犠牲になるものの事を少しは考えてください。
 分会長は特権階級ではないのですから。」
 この文章が分会長の目に留まったかどうかは定かではありません。その後転属になりましたから。
 その転属先でも、組合のリーダー格(分会長ではない)が「俺たちが闘っているから、いい暮らしができるんだぞ!」とか、まるで自分たちのおかげで私たちの暮らしがあるかのような威張りくさった事を口にして、非常に不快でした。その会社はユニオンショップでしたが、だから私は組合活動はもうはっきり無視していました。機関紙は読まずにゴミ箱へポイ、(だって、所詮は活動家個人の主義主張、言い換えれば不平不満・グチを書き綴ったに過ぎないから。)分会の集会にも参加はしませんでした。(時間のムダとしか思えなかった。)選挙でも、組合が推薦する候補には投票しませんでした。ちなみにこの組合は社民党支持で、連合については、いつも労使馴れ合いの闘わない組織だとグチッてばかりでした。自分たちで連合に行くと定期大会で決めたはずなのに。(旧総評。)
(なお、その後私はある事情があってこの会社を退社したのですが、組合活動が原因ではありません。念のため。)
 労働組合って、誰のものだろう?偏見である事を承知で書けば、よその国はどうだか知りませんが、日本の場合、それは組合員ではなく、活動家と呼ばれる連中のものだとしか思えないのです。右も左も関係なく。彼らがことさらに強調する「団結」だの「連帯」だのという言葉も、所詮は自分たちの都合の良い様に組織をコントロールするための方便なのだろうと思っています。だから日本では労働組合が落ちぶれていくのでしょう。いくつか官民双方の労働組合のサイトを見る機会がありましたが、まるで「自分たちは正義だ。自分たちの闘いが世の中を正しくするのだ。」と自己満足的な主義主張と自画自賛ばかり。若い人が労働組合に入りたがらないのも、無理はないだろうと思ってしまうのです。
 断っておきますが、労働者の雇用や労働条件を守るシステムは絶対必要です。御用組合になれなどというつもりも毛頭ありません。しかし、果たして組合員の存在を無視して、組織を我が物顔でコントロールする事しか考えない活動家たちに、私たちの暮らしをゆだねていいのでしょうか?そろそろ労働組合に代わる、新しい、真に労働者のための労働者保護システムを構築すべき時ではないのか。私はいつも思っています。
 とりあえずは、労働組合自身が改革しなければならないのですが、そこで私の考え方。
1.「ユニオンショップ」と「チェックオフ」は諸悪の根源。
楽して組合員=組合費をかき集めるための活動家の怠慢の方便。そもそも、経営と闘うんだと叫んでいる組織が、その運営の根幹をなす組合費の徴収を経営に委託しているのはどう考えてもおかしい。その過程で経営に組合組織の運営への介入を許したらどうするつもりなのか。
2.先日のJALの経営陣の内紛の中で、労働組合が9つあるというのがマスコミにからかわれていたけれど、ユニオンショップを否定する立場としては、一つの企業体の中に複数の組合がある事自体は悪い事だとは思いません。労働者が自分の意思で、自分に最も利益をもたらすと思う組合を選択できるのだから。ただし、あくまで労働者のための組織である事が肝心。間違っても旧国鉄末期のような、いや今のJRでもそうか、活動家同士の政治的闘争の道具になってはならない。
3.労働組合こそ「無党派」になるべきではないのか?どんな政治的思想を持とうが、どの政党を支持しようが、それは組合員、と言うより有権者一人一人が自己責任で考えれば済む事だし、雇用や労働条件を守るのに労働者個人の思想や信条は全く関係ないはず。私は支持しませんが、もし「私は小泉政権の政策を支持します。自民党に一票を入れます。」という組合員がいたら、その人の雇用や労働条件はどうでもいいのですか?「そんな事を口にする奴は裏切り者だから」と切り捨てますか?
 要は労働組合に代わる新しい労働者保護システムは、サービス業の視点を持つべきだ、と言うのが私の考え方です。金を払って組合に入る以上、労働組合員は組合組織から見て「お客様」であり、そこには政治的な思想とかは何の関係もないはずです。労働運動はよく保険に例えられますが、例えば本当の保険会社が、政治的思想によって客を差別するなんて、許されないでしょう?そして、「お客様」の利益を優先するのは「経営者」としては当然の義務のはずですから。
 以上、OTSU様の考え方とは相容れない部分も多々あるはずですが、どうかご了承ください。そして、OTSU様より数倍見苦しい文面になった事をお詫びします。

 最後にこのブログでいつか取り上げて欲しい事項
1.年金の統合の問題
2.公務員組織そのものの不祥事をもっと深く掘り下げて欲しい。OTSU様の立場では語りづらいかもしれませんが。数年前自治労自身の不祥事が大問題になったが、労働組合の幹部が労働者を搾取した事になり、破廉恥極まりない話です。
3.労働組合同士の路線による対立(例えば自治労対自治労連)

また投稿します。長々とした駄文、申し訳ありませんでした。

投稿: 菊池 正人 | 2006年6月21日 (水) 00時53分

菊池正人さん、はじめまして。過去の具体的な経験に基づく本当に貴重な提起となるコメントありがとうございました。
いくつかの問いかけや要望事項について、今後の記事投稿を通して出来る限りお答えできるよう努めていきます。
その上で、一言だけ申し添えさせていただきます。以前の記事で書きましたが、私も市役所へ入った頃、なるべく組合とは距離を置こうと考えていました。それが青年部の役員を引き受けることになり、いろいろな体験や幅広い人たちの交流の機会に恵まれました。その過程で「組合の大切さ」を自分自身で思い起こすことが出来ました。
今、確かに労働組合の存在意義や役割について、難しい局面を迎えています。その中で組合役員側も前例踏襲ではない柔軟な発想が求められています。ただ一方で、日常の組合活動一つ一つの意味合いや重要性について、ていねいに組合員へ発信していく組合役員側の努力も欠かせないものと考えています。
そのような趣旨を大きな目的の一つとして、このブログを始めたとも言えます。また、ブログは考え方の一方通行つまり「押し付け」とならない相互に意見交換できることが大きな利点です。
菊池さんと近い考え方や疑念について、私どもの組合員の方も持っている可能性を否定できません。菊池さんの問いかけにお答えしていくことが「組合の大切さ」を改めて訴えていく機会だと思っています。ぜひ、これからも貴重な問題提起となるコメントをお待ちしています。よろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年6月21日 (水) 03時01分

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