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2006年4月13日 (木)

多様な価値観

相互リンク「ド素人の政治・経済Q&A」のWontBeLongさんがご自身の記事(日本人は、もっと「数の力」を信じるべきではないか?)の中で、前回記事「フランス政府が若者雇用策撤回」をご紹介いただきました。、私の「怒るべき時に怒らない、もしくは怒ることができない国民にならないよう心がける必要性を感じています」に共感された内容でした。合わせてトラックバックもいただき、たいへんありがとうございました。

そのWontBeLongさんの記事へ、私から次の内容のコメントを投稿させていただきました。

確かに「数の力」は信じたいと思っています。ただ180度違った視点での情報があふれている中で、答えを一つにして国民がまとまる難しさも感じています。例えば私は小泉政権を問題視していますが、常に国民の約半分は小泉首相の支持者である事実を謙虚に受けとめるべきものとも考えています。

そのコメントの結びに「まとまりのないコメントで恐縮でしたが」とお詫びしましたが、後から読み返すと本当に分かりづらい文章だったと反省しています。他の方のブログへ投稿したコメントは自分で書き換えることはできませんので、どうしても気に入らない場合は追加コメントで補うしかありません。

いずれにしても長々と説明しそうな予感があり、追加コメントは失礼だと考え、自分の記事で言葉足らずだった点をフォローさせていただきます。

WontBeLongさんもアメリカのような格差社会を危惧し、今の小泉政権に異論を持たれているものと思われます。また、たびたび私の記事内容に賛同いただいたことも心強く感じてきました。二人の似通った価値観が多数派であり、手法を工夫することによりフランスのように大きな「数の力」に発展できることが私にとっては理想です。

ただ80%を超えていた初期の勢いはなくなったとは言え、小泉首相への支持率は一貫して50%前後を推移しています。つまり国民の約半分は常に小泉政権を支持していることになります。その事実を謙虚に受けとめる…、決して「長いものに巻かれろ」とした弱気な考え方ではありません。

自分の考え方が絶対正しく、そう考えない人たちは間違っている、「小泉劇場」に踊らされた人たちなどと発言すれば、国民の半数は不快に思うだろう事実を受けとめるべきものと考えています。加えて、小泉首相の示してきた政策や理念に賛同した結果、確信を持って支持してきた方々に対し、「小泉劇場」を強調するのは失礼なことだと思い始めています。

また、インターネットの普及により、低コストで、多種多様な情報や他人の意見を手軽に入手できる時代になっています。と同時に一つのの出来事に対し、180度違った視点での情報があふれているのが現状です。

最終的には自分なりの評価や判断を下す必要がありますが、様々な情報に対して私自身、まず第一は「多様な価値観」があることを前提に接していこうと心がけています。そして、180度違った視点での情報や意見に出会えるインターネットの普及は、たいへん貴重なことだと考えています。

そのようなインターネット環境の中で、「多様な価値観」が存在しているのにもかかわらず答えを一つに言い切った場合、建設的な議論につながらない恐れがあります。だからこそ、小泉首相を支持している方々が大勢いらっしゃることを尊重しながらも、このブログを通して「だけど私はこう考えています」と謙虚に、時には大胆に訴えていくつもりです。

本当に長々とした説明となり、たいへん恐縮でした。それでも思いが充分伝えられたかどうか分かりません。また、WontBeLongさんの「数の力」に水を差すような意見に聞こえたかも知れませんが、私も「声を出すべきときには諦めずに声を出せば、まだ今なら一部の強者に抗うことができる」のご意見に強く共感していることを付け加えさせていただきます。

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» 怒りを、実質的な力に変えるのが「運動」だ!フランスでのたたかいから [ハンマーがふりおろされる、ような希ガス]
自分達に痛みを強いる小泉がなぜか崇拝されているという日本国民の転倒した感覚。 それは、まず国民一人一人の怒りを持っていても、それが自分の中で消化されてしまっているから力にならないからであって。そして無力感を抱えた人は、その反動から、英雄崇拝の心理的傾向を持ってしまいがちだ。典型的なファシズムの理論だけど。(もちろん、支配者層がテレビや広告代理店を使って世論操作をしているというのもがあるが、) 「怒り」を現実�... [続きを読む]

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