逆風にひるまず、謹賀新年
今年もよろしくお願いします。
この「公務員のためいき」は昨年8月16日から始め、今回の記事で69タイトル目を迎えました。私どもの組合員やそれ以外の方も含め、たくさんの方がお読みいただいていることが大きな励みとなり、ここまで投稿を重ねてくることができました。また、このブログへ今までに多くの皆さんからコメントやトラックバックをいただきました。改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
日頃から記事の文章には神経を使ってきましたが、本文の字のカラーも一色だったり地味な印象のブログだったと思います。サムネイル(縮小表示)の写真さえ、数回挿絵的に入れてきた程度でした。タイトルのイラストなども年末に初めてマイナーチェンジしたぐらいで、ほとんどレイアウト面はワンパターンな雰囲気で続けてきました。今回、せめてお正月ぐらいは、少しでもカラフルになるよう工夫してみました。
実は今回、このブログへ初めてご訪問いただいた方が増えていることを期待しています。これまで何人かの方から、このブログを積極的にPRすべきであるとのご意見をいただいていました。その声に励まされ、元旦に届く私ども組合の機関紙に改めて「公務員のためいき」を紹介する囲み記事を掲載しました。また、個人的にお送りした年賀状の挨拶の中でも、せっかくの機会と思い厚かましくも宣伝させていただきました。それらを手にされ、さっそくご覧いただいた方、ありがとうございます。ぜひ、これからもお気軽にご訪問ください。
ところで年末のマイナーチェンジで、プロフィールの内容も更新しました。そのプロフィール・ページを使い、このブログに対するコメントの送信方法など《お願い》を付け加えています。ぜひ、右サイドバーのプロフィールをクリックし、ご覧いただければと思います。
さて、このブログは激しさを増す公務員バッシングに対し、襟を正すべき点は正しながら主張すべきことは主張しようと考え、地道に投稿を重ねています。その中で、労働組合があることの重要さ、官と民の責任と役割、組織としての政治活動の必要さ、小泉構造改革の問題点など、様々な切り口からの記事を投稿してきました。
日記形式のブログであるため、単発の記事をお読みいただい方には充分思いが届かず、誤解を招く場合があったかも知れません。とはいえ毎回、同様な趣旨の内容が入るのも芸がなく、常連の方には飽きられてしまいます。そのため年賀状バージョンの今回、少し趣向を変え、バックナンバーの紹介を試みてみました。
これまで投稿した記事の中で、ぜひ、皆さんへ紹介したいタイトルを20点選びました。初めは10点に絞るつもりが、欲張って倍になってしまい、たいへん恐縮です。なお、あくまでも改めて皆さんに読んでいただけたらとの思いから選び、いわゆる「ベスト20」ではありません。したがって、20点の並びも投稿日順としています。もちろん、すぐ各記事へ飛べるようリンクをはってあります。ぜひ、お時間が許される方は、のんびりご覧になってください。
- 時間内組合活動について
- なぜ、労使対等なのか?
- 「公務員はいいね」に一言
- 公契約制度の改革って?
- 便宜供与と不当労働行為
- 組合の平和運動
- 「国家の罠」と「国家の自縛」を読み終えて
- 改めて「公務員のためいき」をよろしく。
- 秋、あれから2か月
- 大胆な改革、オランダのダッチ・モデル
- 喜怒哀楽、組合役員の改選期
- 組織の力、大事な力
- 拉致問題を考える
- 市役所の窓口業務も民間参入?
- 前原民主党代表と語る会
- 12月議会始まる
- 学校給食への安全責任
- 民間委託は「安上がり」の悩ましさ
- 保育園民営化の問題点
- ニューヨークで25年ぶりのストライキ
以上の20点ですが、何かご意見やご感想がありましたらコメントをお願いします。また、様々な考え方やご批判があることも覚悟の上でのブログですので、率直な厳しいコメントもお待ちしています。お答えが必要な場合は、コメント機能や記事本文の中で必ず返事するよう心がけています。
今年は、公務員の総人件費削減の動き(前回記事参照)や私どもの市の行革プランとも真正面から向き合う正念場の年となるはずです。公務員をとりまく情勢は冷たい逆風の中ですが、ひるまず、前向きに進みたいと決意しています。これからも、どうぞよろしくお願いします。
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コメント
こんにちわ。本年も、よしなにお願いします。こちらでも紹介されていたような覚えがあるのですが、パーパーバックの「はめられた公務員」を最近読了しました。なんとかしたい一年ですね。
投稿: 踊る新聞屋-。 | 2006年1月 4日 (水) 00時31分
おくればせながら、あけましておめでとうございます。今年は本当に正念場なようですね。新聞を見るたびに不安になります。財政上の問題からしょうがない部分もありますが、声さえ出しにくいような情勢はつらく、肩身がせまく、行きすぎです。OTSUさんのブログの意義は大きいですよ。これからもがんばってください!応援してます。
投稿: courts | 2006年1月 4日 (水) 02時04分
踊る新聞屋-。さん、courts さん、コメントありがとうございました。
今の流れに対して「ちょっと、おかしいな」と思う方々とブログを通し、交流できることで力付けられています。これからも、よろしくお願いします。
投稿: OTSU | 2006年1月 4日 (水) 12時30分