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2006年1月12日 (木)

公務員は働いていない!? Part4(最終回)

同じタイトルで「Part4」まで続けたのは、今回が初めてです。簡単に答えを言い切れない難しいテーマであることが大きな理由でした。記事のタイトルそのものにも、「!」マークと「?」マークを付けていることが自問自答の表れです。

もう一つ、別な角度から意識したことがありました。当たり前の話ですが、私の市の組合員の方からはブログのコメント機能を使わず、直接ご意見をいただく機会が少なくありません。最近、それぞれ別な方から「始めた頃に比べて、どんどん記事が長くなっているね」「ブログとは思えない力の入れようですね」と感想をいただきました。

必ずしも否定的な意見だった訳ではありませんが、確かに少し長すぎるかなと振り返っていたところです。あまり長いと気軽に見てもらえず、読み流されていたり、リピーター定着のチャンスも逃しているかなと考えていました。

…と書き進めながら、今回も本題に入る前に前置きが長くなりました。まぁ、このように個人的なブログですので、あまり長い短いは考えすぎず、徒然なるがままに今後も投稿させていただきます。ぜひ、これからも気楽にお付き合いください。

さて、本題です。自分の務めている役所の中で、ほぼ定時に帰れる職場と非常に残業の多い職場があります。年休を完全消化できる職場と非常に取得しづらい職場があります。大半の職員が人事異動で、そのどちらの職場へも配属される可能性があります。

当然、組合の役割として、すべての職場での時間外勤務縮減や年休が完全取得できるようめざしています。また、組合は公務の中で「成果」を評価することは難しいものと考えています。人事評価制度のあり方について、労使の継続課題としたまま結論が出ていない現状です。

適切な例かどうか分かりませんが、自分の職場での具体的な事例を紹介します。全員が記載されている戸籍謄本も、どなたか一部のみの戸籍抄本も、手数料は同じ450円です。

郵送申請で家族4人分の戸籍抄本4通、手数料1,800円が届きました。使用目的はパスポート取得のためでした。パスポート申請を家族が同時に行なう場合は、戸籍謄本1通で済むことを私どもは把握していました。

財政が厳しい中、少しでも手数料収入を高めることも大切です。しかし、私たちは迷わず、申請者へ電話します。その電話で確認できれば、戸籍抄本4通申請を戸籍謄本1通に切り替え、手数料1,350円をお返しします。

もしかしたら「余計な世話を焼いて、手間をかけ、歳入を減らした」と思われる方がいらっしゃるかも知れません。いずれにしても役所の仕事は千差万別で、さらに「車を何台販売できた」とのような成績を数字で示しづらいものが多いことをご理解ください。

このタイトルも今回を最後としますが、少しだけまとめのような話で締めたいと思います。公務員の中でも、過酷に働いている人や働かされている人、労働者としての権利取得がスムースにできている人(=働いてない人と決め付けないでください)がいます。

また、必死に頑張っても、割り当てられた任務を無難にこなすだけでも、それほど賃金の差が出ない制度設計になっています。「だから楽をしよう」と考える職員はいないはずですが、今までの人事制度が万全だとは決して言い切れません。ここでも1回目の記事で訴えた「変わるべき時は変わり、守るべきものは守る」の言葉につながります。今後、業績評価の制度化など簡単ではありませんが、とにかく労使で良い知恵を出し合っていくことになります。

最後に一言。自治労など組合の力が強いから公務員は楽している、との批判は的外れだと改めて言わせてください。民間企業も含めて社会全体で守るべき公正労働基準について、私どもの組合は組合員全員が守れるよう一所懸命努力しています。その上で、「襟を正すべき点は正す、主張すべき点は主張する」と「変わるべき時は変わり、守るべきものは守る」だと考えています。ぜひ、ご意見をお待ちしています。

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コメント

わざわざコメントとトラックバックありがとうございます。
私の父も組合を東京都庁でやっており、面倒見がよかったせいか、さまざまな役割をやっていました。
適正な労働条件とはなんでしょう?難しい問題ですね。
ただ、公務員批判の最大の原因は何かと、いささか乱暴に回答を求めてみれば、天下りと、既得権と、汚職のせいでしょう。この三つがなくなれば公務員への批判もかなり低減されるのでしょうね。
真に批判されるべきは国家公務員の上級職であり、市役所などの地方公共団体の公務員などではないのかも知れません。

いま私が勝ち組にいるかどうかは別として、今の私があるのは間違いなく親のおかげです。

父親が不動産鑑定士の勉強を独学でしているとき、朝5時におきて毎日勉強していましたが、そのとき私もたたき起こされて勉強を教えてもらいました。

世は受験戦争期、団塊ジュニアの私にはライバルが多く、ものすごい競争社会でした。勉強も「暗記」がメインの教育の中、父親は私に「理解」をしろ、暗記じゃない!と数学公式のロジックを根気よく説明してくれました。

あの時はなんでこんなことすんだよ。めんどくせーな、と思っていましたが、そのおかげで今の自分があり、物事を瞬時で理解し判断できるようになったと心のそこから感謝しています。

それができたのも親父が公務員で時間があったからということも否めません。

しかし、世の中の状況を見ていると、公務員の待遇が許せないのも事実です。

私の親友のさいたま市議会議員も「難しい問題だが、公務員の労働環境と住民の利便性の両立は難しく、どちらを優先すべきは明白である。」といっています。「でもがんばっている人もいるんだよなー。」ともいっていました。

民間委託がすべて正しいとは思いませんが、行政のスリム化は必要でしょうし、ジレンマは多いと思います。しかしその答えのヒントはアメリカにあるのかもしれません。

15年ほど前にアメリカもまったく同じ問題に悩まされて、その結果多くの政府系機関が民営化されました。その中で警鐘を鳴らしたのが有名な「ロボコップ」という映画です。

これは究極の民営化。「警察の民営化」を皮肉った映画ですが・・・・・

日本はどうなるのでしょうか?

投稿: 若手経営者 | 2006年1月13日 (金) 00時42分

ご無沙汰しています。遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年も、様々な意見交換から、いろいろな事を学び、考えせていただきたいと思います。

さて、この一連のテーマについて、私なりの考えをカキコみさせていただきます。
まず「公務員とは?」と考えたとき、私は公務員を多面的にとらえる必要があると思っています。一つは、国民を管理する官吏という見方です。これは、かつての「お役人」で権力を持っているという感じです。
そして、国民へのサービスを提供するものという見方です。
私たち公務員は、国家公務員であれ地方公務員であれ、上記の2面性を備えています。強いていえば、国家公務員は官吏的な面が強く、地方公務員はサービス提供者の面が強いといったところでしょうか。
また、「労働者」と「国民の管理者」という2面性もあります。
どの面を強調するかによって、変わってくると思います。労働組合は、当然、「労働者」の面ですが。
ちなみに憲法にある「全体の奉仕者」とは、ある特定の勢力や権利者のために働くのものではなく、国家・国民に対し平等に働くものと思っています。

現在の公務員バッシングは、『公務員』とひとくくりにされ行われています。その結果、「公務員は働かない」というイメージが少々先行しているのではないか?とも思っています。
若手経営者さんがカキコみされています天下り・既得権・汚職についていえば、天下り・汚職は本当に正すべきことです。ただ既得権については、「民間の状態がこうだから、民間の状態に合わせるべき」とはならないと考えます。見直す部分は当然に見直す必要がありますが、この論調でいくと結果的に社会全体における労働者保護がなくなっていくように思います。
以前もカキコみしましたが、政府・自民党の思惑と一部の大企業・経営者の要請から労働法が改「正」され、派遣労働者・短期雇用労働者が急増し、年収300万円の人たちが増えました。そして世論は、「公務員は働かないのに賃金が高い」という論調になりました。「多くの人の所得が300万円台なのだから、公務員もふくめみんな300万円台でいいじゃないか」ではどうでしょうか?社会全体の底上げが必要ではないでしょうか?

戦後60年が経過し、国も含めて行政システムが疲弊し、世の中の流れに対応できていないのも事実です。そうした中、市町村の役所では様々な自己矛盾と制度の狭間で悩み、働いている公務員がいることを知ってもらいたいと思います。

新年早々、私も長々とカキコみしてしまいました。すいません・・・。

投稿: アンディ・ベム | 2006年1月13日 (金) 10時33分

アンディ・ベムさん、こちらこそ今年もよろしくお願いします。いつも、しっかりしたコメントありがとうございます。
今回のテーマは4回にわたってしまいましたが、基本的に私の考え方もベムさんと同様でした。
そして今回、とても良かったなと思っている点があります。立場や根本的な考え方の溝は簡単に埋まらないにしろ、若手経営者さんとの気持ちの上での距離が縮まったように感じています。やはり対話していく大切さを改めて思い起こしています。
ぜひ、これからも率直な意見交換をよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年1月13日 (金) 12時33分

こんばんは。ブログ、毎日のように更新していたんですね。自分のコメントにレスがついているか覗いてみたらかなり頻繁に更新されていたので驚きました。

公務員は働いていない!!からずっと読ませていただきました。色々なかたのコメントも読ませていただきました。

しかし、私の公務員に対する考えは変わりません。私個人の意見で言えば「働いていない」とは思いません。一番、強く思うのは「報酬(待遇)に見合った内容の仕事をしていない」ということです。
理由はカンタンです。我々民間人を取り巻く社会(労働)環境と公務員のそれとがあまりにもかけ離れすぎているのです。若手経営者さんもおっしゃっておりましたが我々は10年以上、この不況に耐え続け待遇もなかなか改善されない状況の中、結果を出し続けてきました。(社会に出たときはすでに不況でした)

私は世間で言うところの勝ち組かもしれません。でも1人で2.5人分の仕事をこなしております。毎日が本当にクタクタです。決算期なんて(上場企業は)地獄です。
あなたの言っていた「(公務員は)みんな頑張っている」なんて言葉は我々には当たり前です。我々は「頑張っている」をとっくにとおりこして「必死」ですよ。

あなた方は非常識な家賃で社宅に住めるのでしょうが、我々は売上が、利益が出せなくなったらそういった福利厚生がなくなるし、文句も言えないのです。なぜだかわかりますか?
国や自治体と違って売上が減れば使える、もらえるカネも減るからです。我々はそれを知っているから必死になるのです。
税収が減ったからと言って危機感感じていましたか?コストを下げようと皆で考え「実行」したことありますか?それに対して「成功」しましたか?

大阪市の件には呆れたというより泥棒の被害にあったという気分が強かったです。その上、財政破綻の危機に直面しているという理由で「超過税率」を採用しているその姿勢にも腹が立ちます。もっともこれは大阪市ではなく府になりますが。

退職する際に等級がいきなり上がるというのも民間では考えられない、ありえない事象です。
私が住んでいる自治体ではマスコミで報道された後に廃止の方向になりました。
あと、自分の昼休みに役所に行ったら「今は昼休みだから1時になったら来てください」と言われたのはカルチャーショックでした。
今は変わったんですかね?変化・革新を好まない(そう見える)姿勢も私にはNGです。
融通利かなさすぎ。

私が公務員を非難する最大の理由は、給与(権利)は上場企業並を標榜するくせにその見合い(義務)は比例していないことにあります。
「頑張っている」というのはあまり評価になりません。住民に便利と言われるような自治体になって初めてよい評価になるのだと私は思います。

優秀な、良い公務員や自治体が存在するのも知っております。
群馬県の太田市などはすごく画期的な自治体だと思います。
でも私はそれしか知りません。
もっとそういった自治体や職員の存在が広く社会に認知される時がきたら私の見方も変わるのだと思います。
本当に長々とスイマセンでした。

投稿: 民間労働者 | 2006年1月14日 (土) 00時46分

民間労働者さん、コメントありがとうございました。多くの方からコメントが続き、このブログを開設している意味で非常に重要なテーマでしたので、久しぶりに頻繁に更新していました。
今回、Part4(最終回)としましたが、このテーマの発端だった若手経営者さんと民間労働者さんらの問題提起に的確な答えを出し切れたとは思っていません。改めてご指摘をいただきましたが、「頑張ってれば良い」だけでは済まない時代だと認識しています。
私自身のキーワードとした「変わるべき時は変わり、守るべきものは守る」をどう実践していけるか、具体的な行動が問われているものと考えています。
ぜひ、これからもご注目いただき、率直なご意見をよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2006年1月14日 (土) 02時50分

今回のコメントで驚くべきはアンディ・ベムさんの「既得権」を正当化するような発言です。悪気はないのはわかりますが、民間労働者さんがかかれた様に

あなた方は非常識な家賃で社宅に住めるのでしょうが、我々は売上が、利益が出せなくなったらそういった福利厚生がなくなるし、文句も言えないのです。なぜだかわかりますか?
国や自治体と違って売上が減れば使える、もらえるカネも減るからです。我々はそれを知っているから必死になるのです。
税収が減ったからと言って危機感感じていましたか?コストを下げようと皆で考え「実行」したことありますか?それに対して「成功」しましたか?

についてはまったく同感です。格安の公務員宿舎などはすべて廃止するべきでしょう。福利厚生のための施設なども同様です。

なぜなら原資はすべてわれわれの税金です。あなた方に格安な住宅を提供するために納税しているわけではありません。

この先の増税を控え、けして「既得権」を残してはならないし、正当化を許すべきでもないと思います。

なぜ公務員の「労働環境」だの「生活環境」を維持向上するためにわれの税金が使われるのか、まったく理解できません。それはあなたの給料から払ってください。非常に腹立たしいです。

投稿: 若手経営者 | 2006年1月15日 (日) 01時47分

若手経営者さま

私の書き込んだ内容が「既得権」を正当化するように感じられたことにより不快感を与えたことについてお詫びします。
ただ私自身が説明不足であったと思う点について、再度、カキコミさせていただきたいと思います。

「既得権」の見直しですが、私もこれを行うことを否定していませんし、無くすべきものは無くすべきと思っています。私の勤める自治体では、労使一体となって4~5年前に大幅な見直し・実施を行いました。もちろん非常識な職員住宅などありません。
ちなみに福利・厚生事業の負担は、事業主と労働者側が負担することになっており、私たち公務員も負担しています。そして当たり前のことですが、私たち公務員は非課税ではありません。住民税も所得税も払っています。
そうした点でも、福利・厚生事業も含め「既得権」と言われるものや「労働環境・生活環境の向上」に必要な全ての費用を私たちが負担していない訳ではありません。

私が言いたかったことは、批判されている「既得権」の中には公務員だけでなく、民間の方にも必要と思ってもらえる権利があるのではないか、ということです。
「公務員だから必要。認められている」権利ではなく、社会情勢をふくめ「人として生活するために必要」な権利です。基本的人権、社会的保障の向上・充実と言いかえることができるかもしれません。

私たち公務員が、私たちだけの保身を考えれば、住民のみなさんの理解を得ることはできませんし、批判されて当然です。
私たちと民間のみなさん(住民)が十分に話をしていくことにより、相互理解を深めていきたいと考えます。
最後に非常にわかりにくい書き込みを行い、不快感を与えたことを再度お詫びします。

投稿: アンディ・ベム | 2006年1月17日 (火) 13時53分

はじめまして。結論から言いますと今の時代に公務員を理解してもらうのはなかなか難しいでしょう?
今の政府のやり方は明らかに公務員叩きですから…
それはさておいて、平等と公平性が現場もしくは公務員の基本です。しかしながら今は能力に応じた配分に急に変化しました
裕福なほうは良いけれども貧しい方は切り捨てです。
これは現場としてはなかなか出来ない判断です。
けれども貧しい方と言ってもほとんど自治体がそうなるでしょう。その貧しい人達も自分が貧しいと思っていない所に問題もあるのですが…又公務員と言っても景気がよい時はかなり抑えられていましたしその時はなり手がいなかったのも事実です。
その後不景気になって目立つから余計に叩かれますが、本人にすれば言い分があるのも最もと思います。私が思うのに給料が生活保護ぐらいになれば誰も文句言わない
ですよ(^~^;)ゞ。反対している多くの人はその程度ものかもしれませんよ。そう考えると公共性や全国一律考えるの嫌になりますね。得するために何しても良いが民間ですから…
ばかばかしいですね。ちなみに私は公務員でないですが友人が今既得権の塊の郵便局員ですヽ(^ー^)ノ
ですから少し観点ずれていたらすみません
誤解を与えた表現なら困りますが私はこのような時代だからこそ公共性と公平性の公務員には頑張って欲しいいです

投稿: のり | 2006年5月22日 (月) 00時56分

のりさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
ご指摘のとおり公務員の立場や公共サービスの役割について、幅広い人たちからご理解いただくことが難しい時代を迎えていると感じています。そのような問題意識を持ち、このブログを地道に続けています。
ぜひ、これからもお気軽にご訪問いただき、また気が付いた点がありましたらコメントをお寄せください。

投稿: OTSU | 2006年5月22日 (月) 12時45分

管理する側(公務員)とされる側(民間)が対等なわけねーだろ

投稿: | 2007年11月18日 (日) 00時41分

2007年11月18日(日)00時41分に投稿された方、おはようございます。
そのように言いたい理由や背景などを想像し、お答えすべきことが数多くあるのかも知れません。しかし、あまりにも端的すぎるコメントであり、具体的なレスは見送らせていただきます。今後、コメントをくださる際は、ぜひ、もう少しだけ丁寧な書き込みをよろしくお願いします。

投稿: OTSU | 2007年11月18日 (日) 07時02分

> 自分の務めている役所の中で、ほぼ定時に帰れる職場と非常に残業の多い職
> 場があります。年休を完全消化できる職場と非常に取得しづらい職場があり
> ます。(略)当然、組合の役割として、すべての職場での時間外勤務縮減や
> 年休が完全取得できるようめざしています。

そう仰られているなら、定時に帰れる職場の定数を減らし、忙しい職場に補充
する等、柔軟に定数を改定すべきと思うのですが、なぜかいつも定数を増すの
みの要求になりますよね。
より全体の負担が軽くなる為には、当然負担が増える者も居ることを許容する
ことが必要ではないでしょうか。

> 郵送申請で家族4人分の戸籍抄本4通、手数料1,800円が届きました。
> (略)戸籍抄本4通申請を戸籍謄本1通に切り替え、手数料1,350円を
> お返しします。

まったく適切ではない例と思います。もし返却しないと判断する者がいれば、
それは犯罪に近い行為です。営利追求の民間でもありえない事で、もし4通分
の手数料を収納する企業があれば、それこそブラック企業でしょう。このエン
トリーでなぜこの例を取り上げるのか理解できません。


さて組合が守るべき対象とする職員は、一生懸命に働く少数の職員なのか、そ
れとも大多数の働き方に問題がある職員なのでしょうか。いつも「忙しい」と
か「人が足りない」と耳にしますが、確信犯で働かない5割の職員をキチンと
働く2割の職員に交代させれば、3割人員を減らしても負担は今の半分で十分
業務が出来ると思う方は当事者の中にも大勢居ると思います。

そして、そういう環境にするのも組合の仕事の一面なのではないでしょうか。
襟を正すとはそういう意味と思います。

投稿: むかし民間、今・・ | 2009年9月28日 (月) 23時19分

むかし民間、今・・さん、コメントありがとうございます。

定数の話は、むかし民間、今・・さんのご意見として受けとめさせていただきますが、少し気になった点について一言申し添えます。

戸籍抄本の例は申請通り4通分収納しても問題なく、「犯罪に近い行為です。営利追求の民間でもありえない」と言われる話ではありません。謄本1通では済まないケースもあり、わざわざ電話しても「余計なお世話だった」ということもあり得る事例でした。また、東京都におけるパスポート申請の運用を知らなければ淡々と処理するだけですので、一つの事例として取り上げてみました。

投稿: OTSU | 2009年9月29日 (火) 00時17分

むかし民間、今・・様がご指摘の戸籍抄本4通の問題ですが、戸籍や住民票の写しに使用される特殊用紙の原価を考えれば、4通の請求に対して4通分の金銭を請求しても、原価割れする水準に手数料が設定されていることが通例です。手数料の設定自体も、利用者負担の原則に照らして、ブラックな行いとも感じませんです。滅多に請求しない立場としては、原価相当額を徴収して貰いたいくらいで、一般会計からの充当によって、原価割れに料金設定されてることを問題視したいくらい。

私の民間的感覚からしても、交付の請求者として、4通の納品を依頼したのだから、4通の代金を支払うのは当然っす。

ただ、『申請通り抄本4通を交付し、抄本4通分の金銭を受け取るのが当然。寧ろ、抄本4通の請求を、謄本1通に変更した事が問題。』という考え方は大いにあり得ると思います。注文を変更して納品した上に、差額を送り返して来てる訳ですからね。

投稿: あっしまった! | 2009年9月29日 (火) 12時36分

> OTSUさん
> あっしまった!さん

顧客が勘違い等により発注内容をミスしたことを知っている(知り得る)立場
の者が、顧客に対しその内容の確認を怠って受注し料金を受け取った場合には、
配慮の欠けた行為とされるでしょうし、それが意図的だった場合は詐欺紛いの
行為とされるでしょう。
またその受注が、ノルマ等のために組織的に担当者に指示されていた場合は、
ブラック企業と評価されるのは当たり前の事ですと申し上げています。
そしてそれらを避けるための配慮は、たとえ「余計なお世話だった」としても、
最低限行われるべき当たり前のもので、わざわざ言うことでもないでしょう。


仰るとおり、確かに戸籍抄本の例は申請通り4通分収納しても条例や規則上は
問題なく、原価割れする水準に手数料が設定されているので大した金額ではな
いでしょうが、それで正しいですか?
こういうご意見を伺うと、視点があまりにも世間からズレ過ぎていると思うの
は私だけではないでしょう。

投稿: むかし民間、今・・ | 2009年9月29日 (火) 19時31分

営業行為が法律に先立って存在する民間組織の論理と、公務が法律の上にしか成立しない公務組織の論理の、根本的な部分での相違を意識する私の価値判断としては、「公務組織においては、申請通り抄本4通を交付するのが妥当」という考え方を是とします。

「家族の旅券交付が謄本1通で出来る」事が、戸籍法令に明示してあるわけではない現状において、戸籍法主管課においてその事実を知る担当者と知らない担当者の混在は避けられない。そして、旅券は原則的に都道府県の事務だから、その点について公務員法上の法的責任は問い難い側面がある。

そうした前提において、適用面での法の下の平等や公務の公平性を重視する私の価値観では、担当者による取扱いのブレ・グレーゾーンを可能な限り排除するという観点から、あくまでも申請書記載の通りに執行するのが妥当と感じますので。

投稿: あっしまった! | 2009年9月29日 (火) 21時51分

あっしまった!さん、むかし民間、今・・さん、コメントありがとうございます。

過去の記事へのコメントに対するレスは基本的にご容赦くださいと述べながら、この問題だけ昨夜もお答えしていました。いずれにしても私の不充分な説明に対し、あっしまった!さんから詳しく解説していただきました。

むかし民間、今・・さんのご指摘の趣旨について理解していない訳ではありませんが、「犯罪に近い行為です。営利追求の民間でもありえない」と決め付けられてしまえば、一言反論しなければなりませんでした。そのことだけ改めて申し上げさせていただきました。

投稿: OTSU | 2009年9月29日 (火) 22時17分

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