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2006年1月22日 (日)

窓口開庁時間の延長問題

ヒューザーのおじま社長は山と鳥の「小嶋」じゃないんですか、…と指摘を受けました。

前々回の記事「耐震偽装事件の巨悪は…」の中で、私は「小島」と記していました。日頃から誤字には注意するよう努めてきました。また、直接「戸籍」業務を担当していませんが、所属職場の仕事柄、特に人名には神経を使うように心がけてきたつもりでした。

そのため、「小島」とした時もマスコミの表記を確認した上で投稿していました。ただ改めて新聞各紙を点検したところ圧倒的に「小嶋」でした。そこで元巨人軍監督の長嶋茂雄さんも、「長島」とされる場合があることを思い出しました。

念のため、戸籍を担当する職員に聞いてみましたが、やはり「島」と「嶋」の字は両方OKとはならず、どちらかが間違いであることを確認しました。したがって、朝日や読売新聞など圧倒多数が「小嶋」ですので、ヒューザー社長の「小島」は誤りだったようです。前々回記事の漢字は訂正させていただきましたが、たいへん失礼致しました。

さらに付け加えると濁音と半濁音にも、充分注意していきたいと考えています。前回記事で「旗ぴらき」や「パランス」とした箇所があり、投稿翌日の昼休みに指摘され、あわてて修正させていただきました。重ねて失礼致しました。

またまたタイトルと異なる内容の書き込みが多くなりました。雑記風のブログでもあるため、大目に見ていただけたらと思います。さて、「お正月、フランスとドイツは…」の記事以降、公務員の働き方に対して論議が高まりました。

様々な角度からのコメントが寄せられる中、何人かの方が役所の窓口開庁時間の延長問題を取り上げられていました。まず若手経営者さんの次のコメントが口火でした。

窓口を土日も開けて、夜は24時間とは言いませんが、せめて夜の10時までは開けるべきでしょう。こんなこと簡単です。シフトでやれば労働基準法には抵触しません。またすべての部署がやることではないので明日にでもできることでしょう?なぜしないのですか?

そのコメントに対し、WontBeLongさんが次のように反論されています。

役所に出向く用事というのは、個人の利益や楽しみのためではなく、生活上必要な用事のはずです。そのような用事を、本来、休養や趣味など個人的な目的のために使うべき休日を使わなければならないことが間違っていると思います。一般の労働者は、役所に対して休日や夜間のサービスを求めるのではなく、自身の雇用者に対して、平日に生活に必要な用事を足す時間を与えるよう要求するべきだと思います。

さらにハマーさんが次のようなコメントを寄せられました。

市民課の後輩に、「延長窓口10時までやったらどうよ」と提案したら、「現状(PM7時までやってる)でも午前中の時間が手薄で、20分待ちのお客様が出てしまっている。これ以上シフトだけじゃ対応しきれない。」とのことでしたよ。人を増やさず、サービスを充実するのは難しいということです。

それぞれ貴重な問題提起となるコメントありがとうございました。立場や個々人の考え方の違いにより、どなたのご意見に一番共感するのか大きく分かれるものと思います。

私は市職員の実体験に基づき、ハマーさんのご意見に近い立場となります。市民の皆さんの利便性向上を否定する訳ではありませんが、交代制勤務の問題は費用対効果の面などを充分留意すべきものと思っています。

私どもの市でも、JRの駅に隣接し、基本的な窓口サービスを担える出張所が2年前にオープンしました。平日は夜8時、日曜も開いている窓口サービスセンターです。「たいへん便利になった」と市民の皆さんから歓迎されている施設です。

組合は開設前から開設後の現在まで、この施設の職員体制などについて重要な労使協議の対象職場としています。多岐な業務を取り扱い、非常にアクセスが良く利用者が多い施設であるため、職員の負担は半端ではありません。これまで、その負担が少しでも緩和できるよう職場組合員の皆さんと節目ごとに連携をはかってきました。

交代制勤務の職場は、文字通り誰かが交代で休んでいるため、職員全員が揃う時間が皆無であることを認識しなければなりません。しかし、それを前提とした職員数の配置について、組合つまり職場要求と人事当局との判断に大きな隔たりがあります。

市全体の行革方針として、一人でも職員数を減らしたい市側の姿勢があるためです。それでも開設以降、組合要求をもとに具体的な増員など何らかの改善策を引き出してきました。まだまだ現場組合員からは厳しい実態の声が寄せられ、来年度に向けた組合要求の前進をめざしているところです。

このように充分な職員数の確保が簡単ではない行革方針のもとでは、よりいっそう費用対効果の面を押さえる必要があります。本庁舎で窓口開庁時間を延長した近隣市の例として、当番で残った職員数よりも来庁者数の少ない日が珍しくないとも聞いています。コスト・パフォーマンスを軽視し、市民に対するパフォーマンスを重視した窓口時間の延長の動きは歓迎できません。

その意味で、私の市の駅前センターは非常にコスト・パフォーマンスが高いはずです。それを支えているのは、濃密な業務を担っている職員一人ひとりの努力です。組合にとって市民サービスの向上と職員の労働条件確保は車の両輪だととらえ、どちらも疎かにできません。したがって、このセンターが窓口サービスの象徴的な施設として、いっそう充実していくためにも、配置された職員の職場環境改善は欠かせないものと考えています。

今回も長い記事となり、たいへん恐縮です。最後にお知らせがあります。最新のコメントとして、民間労働者さんから“「既得権」にもメリハリが必要”へ厳しいご意見をいただきました。コメント欄で取り急ぎ、お答えしようと思いましたが、やはり記事本文の中で取り上げるべき内容だと考え直しました。次回以降の記事の中でお答えしますので、ぜひ、ご注目くださるようお願いします。

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コメント

私のコメントを記事で取り上げて頂いてありがとうございます。
今,読み返して見ると,今の日本の状況の中ではちょっと過激な言い方で,労働運動に対する反感を買いかねないと,少し反省しています。
でも,休暇を取って役所に行くこともできないのは,やはり問題だと思います。
夜や土日に役所を開けろという人たちは,フランスやドイツの人たちは怠け者だとでもいうのでしょうか。
そのような人たちには,社会が成熟するとはどういうことか,より暮らしやすい社会とはどのようなものか,冷静に考えてみて欲しいと思います。

投稿: WontBeLong | 2006年1月22日 (日) 22時11分

WontBeLongさん、さっそくコメントありがとうございます。
それほど私は過激だと感じていませんでした。働く側の立場からは、そのような社会になることも素晴らしいことだと考えています。だから「お正月、フランスとドイツは…」で、発想の転換も必要ではないかと問題提起したところです。ただ公務員の立場からは、現実問題として市民の利便性を無視することはできません。そのバランス感で、今回の記事を投稿してみました。

投稿: OTSU | 2006年1月22日 (日) 22時37分

ちょうどこの件に私のブログの記事がありますので転載しつつ、一部紹介させていただきます。しかし、本来お客である住民に「公務員の負担が増えるから休みとってこい!取れないのはお前の会社が悪いんだ!」と言い放つとはびっくりします。休みを取れない会社はありませんが、やすみを 取らないと役所で用が済ませられないのが問題なのです。なぜこんな簡単な事が理解できないのか不思議でなりません。まさに狭い世界で生きているせいでおかしくなっているのえはないでしょうか?フランスやドイツにもよく出張でいきますが、かの国は、国全体が土日や夜は働かん国柄だからあれが許されるのです。民間も公務員も同じようにすごしているのです。オーストラリアなどは民間のお店が日曜休んでしまいます。しかしこのような状況がどのような社会問題を生んでいるかご存知ですか?若者が未来に悲観し、若年層の自殺が多いのが国全体の悩みであるそうです。いぜん私のブログにも書きましたが、人間として最低なのはよいところだけを見てうらやましがることです。
楽な事例を探すのではなく、自分たちより厳しい事例を探してこそ、主張に真実味と正当性が認められるのです。
「夜の10時くらいまででもあけるべきだ。」という意見に対して「経済的ではない。」とか「費用対効果が薄い」とか言う意見を述べられています。シフトでやるのですから費用対効果にさほどの影響は及ぼしません。シフトでは当然時間外手当など特別な手当ての支給はなされませんしされてはいけません。民間にはそんなものありません。また先日の労働基準法の改正により、女性でも夜まで働くことは可能になりました。

実際コストに影響するのはせいぜい電気代くらいです。役所は家賃もかかりませんし、全庁をあけるわけではありません。またその時間に来庁者が増え、その間の手数料収入も見込めます。何より納税者への利便性の向上といった本来最優先されるべき事項の満足につながるわけです。もし遅くまであけるのが不経済であるのなら日本全国のスーパーが営業時間を延長する理由がわかりません。変わるのは公務員のみんなの労働環境だけです。

しかしシフトにして夜遅くと土日も窓口を空けたところで、労働条件の悪化にはなりません。ただ単に今までの働き方と変化がでるだけのことです。なにより腹立たしいのはシュミレーションも実行もせずに「不経済」「意味がない」と決め付けていることです。民間の世界ではこれを「言い訳型社員」といい「だめ」な部類の社員とされます。事実、いくつかの自治体では駅などに窓口を作っているところでは住民の評判は当然いいわけです。その窓口の職員は大変だ。という意見もいただきましたが、大間違いです。その公務員の皆さんが大変だ!といってい状態が民間では常識なのです。民間の労働条件が悪いのでは断じてありません。公務員の労働条件が「ぬるま湯」なのです。

経営的に言っても遅くまであけるメリットを考え民間企業とのコラボレーションなどを模索すれば、不経済どころか儲かる話になるといえます。夜間開いている場合の集客力も馬鹿になりません。

百歩譲って不経済だったとしましょう。ならなぜ、まずは窓口を空けても不経済にならないような方法を考えようと思わないのか?民間の会社ではこのように解決策を示さずできない理由ばかり探す社員を「人材」ではなく「人罪」といいます。

これまで公務員の皆さんの意見を黙ってみてきて、根本的な問題点が2つあります。それはやはり市民の利便性と自分たちの労働条件を天秤にかけたとき、必ず自分たちをとること。やりもしないで「できない」といいそのできない理由を探す事。です。このような社員は民間では「だめ社員」のレッテルを貼られ真っ先にリストラ要因です。

さまざまな公務員の方、公務員を目指す方からコメントやトラックバックをいただく中で、自分たちのふがいなさ、至らなさ、情けなさを認識した上で返答を下さった方は2名だけでした。残念なことです。以前から書いていますが、公務員は身分を保証されているだけ民間より恵まれています。それは特権ではなく、単なる悪しき習慣でしかないのです。

よく子供にいうことですが、公務員にも通じる言葉があります。「権利を主張するなら先に義務を履行しなさい。」です。公務員の義務とはいうまでもなく市民の利便性、市民の要望にこたえることです。夜まで窓口を空けるなど、その義務の1%にも満たない簡単なことです。なぜたががシフトを嫌がるのでしょう。

投稿: 若手 | 2006年1月23日 (月) 23時49分

私は、この前「悪意に満ちた」という表現をしたけど、この若手氏の意見はまるでそうなのよ。

彼のコメントは、お互いの現場を知って相互理解しようとかそういう態度が全然無い。「自分は頑張ってる!公務員はダメ人間」という結論先にありき。だから、他のコメントもろくに読まずに、自分の意見だけまくし立てている。

だから公務員ですらないWontBeLongに対して「だから公務員はダメなんだ」とかとんちんかんなことを言い出すわけよ。今回の議論もシフトですべて解決できないという、俺やotsu氏の記事を読んだのですか?

そもそも、若手氏は年商20億の会社の経営者。そもそも価値観が違う。働かせる側の立場と働かされる側の立場。
いかに人を安くこき使うかという理屈を集めて、労働者は安く働いて当たり前、という雰囲気をつくるための、理論武装している。民間は厳しいといいつつも、民間の労働条件をより良くすべきだと絶対言わない。

古臭い言い方だけど、こいつは労働者“階級”全体の“敵”。議論によって分かり合えないんだったら闘争しかないでしょうよ。組合的には。こういう頑固な中小企業経営者のもとで働かされ、使い棄てられる、労働者を支援するんですよ!自治労が中心に。

投稿: ハマー | 2006年1月24日 (火) 02時35分

>otsuさんへ
なんかもうご意見拝聴の態度にも疲れ果てて、溜まりに溜まっていたものが爆発してしまったとです。いつも申し訳ないです。

投稿: ハマー | 2006年1月24日 (火) 02時41分

私の記事を通して「熱い」議論させてしまい申し訳ありません。
いずれにしても私は「市民の利便性」と「労働条件の保障」、両方同じように大事だと思っています。その上で、その保障が社会全体のスタンダードになることを願い、今、試行錯誤しています。
また、このブログを開設した目的から、まったく立場や考え方が違う方同士で議論し合えることは貴重な機会だととらえています。その意味で、次回の記事は民間労働者さんの投げかけにお答えする予定です。

投稿: OTSU | 2006年1月24日 (火) 07時30分

さっそくコメントやTBを頂きました。別に感情的になっていませんが、これを感情的と思われる方は相当「ぬるま湯」の中にいきていらっしゃる方だと思います。また誰か特定の方にコメントをしているわけではなく、OTSUさんのブログですので、あくまでOTSUさんにしていますし、「悪意に満ちた」などと感じるのはよっぽどぼけっとした世界に生きていらっしゃるのでしょう。

特に「ハマー」さんは常識もマナーも持ち合わせていない方のようで、私を「こいつ」呼ばわりするような失礼な方にはそれ相応に対応させていただきます。
闘争などという日本や社会の現状をまったく理解していない化石のような台詞をつかわれるなど話をする対象にもなりえないようです。まあこの手のやからはいっぱい会社にもやってきます。いちいち相手をしていると疲れるので相手にしないことにしていますので、この方のように程度が低く、自分の不遇を他人のせいにして分け前をよこせと叫ぶ人間に反応はこれ以降しないことにします。だいたい労働条件が悪いとか、その中で働くとか言って甘えている人の影で、仕事が集中する人が必ずいて、泣いている人がいるものです。全員が幸福になることは不可能です。それにきがつかず、まさに「権利ばかり主張して権利を履行しない。」人の典型でしょう。会社の存続と社員の生活は一体です。昔のように会社は社員を養うところではありません。労働者と使用者は運命共同体で50/50です。だから給料もやった人間にがっぽり渡す実力能力給が世間の体制をしめるのです。いまだ会社に「養ってもらう。」ことを正しいと思っている人間がいること自体が驚きです。最後に私は「公務員が悪い」とは言っておりません。「公務員は甘い」といっているのです。あなたのほうこそよく読みましょう。文章読解力をつけられることをお勧めします。まあこの方はあまり理解力も想像力も無い用で付け焼刃の机上の理論しか述べられないかわいそうな人でしょうから少しは理解でいますがね。まるでかの北の国の政府と話しているようです。もはや共産主義は過去の遺物です。

さて私のブログにこのようなコメントを頂ました。公務員の方からのもので、このような方もいることに日本の将来もまだ光があると少し安堵いたしました。

僕自身、国家公務員として働いてますが、市役所の窓口はもっと時間を延ばしてほしいと思います。市役所に限らず、銀行や郵便局も平日の昼間に行かないと手続きが出来ないというのは、独身の僕には非常に困ります。
僕の勤めてるところは、窓口業務が企業相手なため、休日等にやるということはないですが、電子申請でネットを通じて24時間申請を受け付けています。役所のサービスの改善は僕も大賛成です。そのために勤務形態が変わってもいいと思います。
あと、他の人のブロクでコメントしましたが、公務員のリストラも大賛成です。事務所を見ても、いい加減な人は結構います。そんな人はリストラして、民間人や若者をもっと採用して、組織を活性化すべきだと思います。それと、公務員は国民のために働くという意識を持たせるのと腐った根性を叩き直すために、一年間自衛隊や警察に勤務するっていうのもいいのかなと思います。
僕自身、まだまだ半人前ですが、ブログを通じて公務員がどんなことしてるか知ってもらいたいと思っています。ダラダラすみませんm(__)m

またこのブログの管理者さんも「厳しい批判」を歓迎してくださるとのことであえて「痛烈」な意見を述べさせていただきました。しかし私としては実は「痛烈」とはおもっておりません。ただ正直言って「ぬるま湯」に使っている人にいきなり「冷水」を浴びせかけると心臓が止まってしまうかもしれないこともわかっています。

それでも世の中の一場面としていわゆる世間知らずの公務員の方々の勉強になればと思います。最後に以前コメントにも書かせていただきましたが、今は亡き父も、妹も公務員です。ですから公務員は「好き」です。ただもっとましになるべきだと思うのです。もっと自分に厳しく生きましょうよ。みなさん。

投稿: 若手経営者 | 2006年1月24日 (火) 12時08分

今回の記事における「熱い議論」は、読んでいて大変参考になりました。
そこで感じたものは、いろいろな立場の方がいろいろな思い・考えを述べ、結果として微妙なズレがあるのかなということです。
若手経営者さんの考え方は、やはり経営者としての見方=お客である住民へのサービス提供者である公務員として、お客の立場に立ったサービスの提供の仕方・働き方をするべきだというものとだと感じています。
他のみなさん(私も同様ですが)の考え方は、労働者としての見方=公務員も働き方を見直すべきだが、守るべき権利や人間らしい生活は必要というものです。
こうした考え方の違いは、全てではないにしろ相容れない部分、一定の限界があるものと私は考えます。
若手経営者さんをはじめ、他の民間労働者の方々からも非難されることを覚悟で書き込みをさせていただきます。
民間の労働者のみなさんは、好き好んで毎晩深夜まで働く、休みもなく働く現在のような働き方を求めているのでしょうか?私は違うと思います。そうした働き方をしなければ生き残れないから、そうした働き方をしているのではないでしょうか?
「労基法が改正されて女性の深夜労働が可能になったから女性も夜遅くまで働いて(働かせて)も問題はない」と若手経営者さんは書いています。たしかに法律上は問題ないでしょう。
しかし、その結果はどうでしょうか?深夜まで働く労働者の増加に伴い、無認可保育所に預けられる子どもが増え、事故や親子のふれあいが社会問題となっています。ゆとりのない働き方が結婚しない若者や子どもをつくらない夫婦を生み出し、少子化につながっていませんか?
社会の大多数を占める労働者の働き方は、そのまま社会の様々な現象に反映されます。
「民間の労働者は、みんなサービス残業当たり前、休日も仕事している。だから、公務員も労働者はみんな同じような働き方をすればいい」とはならないと私は考えています。
それは「楽をしたい」とか「既得権を守りたい」という理由ではなく、利益や利便性を追求した結果、人間らしく生きられない社会になってはいけないと考えるからです。
そうした視点に立ち、私たち公務員も「見直すべきは見直し、守るべきは守る」ことを考え取り組まなければいけないと考えます。

投稿: アンディ・ベム | 2006年1月24日 (火) 13時20分

はじめまして、通りすがりのものです。
以前たまたま、あるブログからリンクを辿ってきて、思うところがあり時々読まさせてせた頂いています。

特に今回の窓口延長の件については、多少以前仕事上の関わりがあったのでご意見差し上げます。

延長云々にかかわらず、一番に思うのがは「窓口の証明書交付」業務にかかわる人すべてが「公務員」である必要は全くないということです。

こういうと必ず「プライバシーが」「業務の専門性が」という話になるのですが、実はそんなもんはちょっとの知恵(とすらいえない程度のもの)があればクリアできるものと思います。

コストの問題は人件費の問題とおもわれます。
すなわち「(正規の)公務員」は会社でいえば「正社員」。

いまどき、調理、接客、会計まで全部正社員の飲食店なんて気持ち悪いでしょ。

正規公務員は、国民・住民に選挙で選ばれた人が示す方向性を具体的に進める企画立案・マネジメントをおこなう仕事をすべきということ。
これが、民間で言う「正社員」に値する仕事だとおもう。

それ以外は別に「(正規の)公務員」である必要はない。

この辺が今の公務員の待遇を納得させる「最低条件」(まぁ、今の公務員の待遇というのは、どうやっても納得されない人がいるのは当たり前だけど)じゃないかな。

労働者の待遇がどうあるべきかは「また別の話」。
若手経営者さんの意見もかなり偏っているとは思う。まぁ、ネットにありがちな、あれッぽいが。

投稿: あきら | 2006年1月24日 (火) 23時47分

あきらさん、初めてのコメントありがとうございます。
今夜の記事を投稿した直後に、このコメントを読ませてもらいました。この指摘に対しても、近いうちに私なりの考え方を述べさせていただきます。ぜひ、またご訪問ください。

投稿: OTSU | 2006年1月25日 (水) 00時27分

 はじまして。公務員の一人として(国家公務員ですが)、こちらの論争を興味深く拝見しました。
 私の意見は、WontBeLongさんやアンディ・ベムさん、そしてOTSUさんとほぼ同じです。しかし、それは何も自分が公務員だからという訳ではありません。
 こちらの議論を読んでいて、不正規雇用(派遣やパート)と正規雇用(正社員)の議論を思い出しました。
 規制改革・民間開放推進会議や新自由主義的な立場の学者たちは、現在の労働法は、解雇を規制することにより、正社員の雇用を保護するかわりに、不正規社員に不安定な雇用を強いていると主張し、解雇規制を自由化することで、正社員の「既得権益」をなくすべきだ、それによって、不正規社員の雇用機会が増える、と主張しています。つまり、正社員と不正規社員との利害対立という図式を描き出すのです(本来の労使対立を、労労対立にずらしてしまう)。
 しかし、私は、本当になすべきことは、正規雇用を不正規雇用に近づけることではなく、不正規雇用を正規雇用に近づけていくことだと思います。私たちが求めていくべきなのは、不正規雇用などの多様な「雇用形態」ではなく、多様な「正社員」なのだと思います。
  長くなってしまいました。要するに私が言いたいのは、若手経営者さんの意見では、民間労働者対公務労働者という対立図式になってしまうが、本当の利害対立はそうではないのではないか、ということです。
 本当の利害対立は、そこにあるのではなく、両者ともに人間的な雇用の確保を目指していくことが必要と思います。分断統治に引っかかってはいけないと思います。
 公務員や公務員の労働組合には悪いところがたくさんあるのは確かでしょう。しかし、それでもなお、本当の争点は、「公務員の労働条件が良すぎる」ということではなく、「民間労働者の労働条件が悪すぎる」ということだと思うのです。いかがでしょうか?
 長々と書いてしまってすいません。最後に参考となる本を紹介させてください。
・八代尚宏『雇用改革の時代』・・・労働の規制緩和を主張する本。私は納得できませんでした。
・久本憲夫『正社員ルネサンス』・・・多様な雇用形態ではなく、多様な正社員を主張。共感できました。

投稿: 「構造改革読み書き練習ブログ」 | 2006年1月25日 (水) 02時02分

>若手経営者氏
「常識もマナーも持ち合わせていない」「理解力も想像力も無い用で付け焼刃の机上の理論しか述べられないかわいそうな人」なのは、貴君の文章や態度にもあてはまると思うんですよね。ご自身で意識されているのかしていないのかわかりませんが、まず指摘いたします。

何で唐突に北の国だの共産主義とかでてくるんでしょうか?それ以前に、この間ずっと議論がかみ合わないことを指摘しているわけです。せめて一連のコメントを読んでからコメントしてください。

「あきら」氏の言う「ネットにありがちな、あれッぽい」というのもそういうことを指しているんですかね。

「こいつ」を含む一文は言いすぎだったけど、あらためて貴君の人事観は許容できないです。(公務員云々というよりは、むしろ貴君の下で働いている労働者の状況なのかが気になるのです、)

投稿: ハマー | 2006年1月25日 (水) 02時52分

「構造改革読み書き練習ブログ」さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
この間の対立点などを的確に分析いただき、ありがとうございました。ご紹介の本、ぜひ、読んでみたいと思っています。これからも、よろしくお願いします。

ハマーさんのコメントは、これまで私にとって心強い励みとなってきました。また、若手経営者のコメントは、立場の違う方からの貴重なご意見を得る機会だと考えてきました。
ぜひ、最新の記事での「お願い」にご配慮いただき、今後もお二人からの歯切れの良いコメントをお待ちしています。

投稿: OTSU | 2006年1月25日 (水) 07時36分

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