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2005年11月 9日 (水)

組合大会成功への試行錯誤

私どもの組合の定期大会が今週金曜夜に開かれます。内輪ネタのようでもありますが、いろいろ賛否両論分かれる話も投稿していますので、関係者以外の方でもお時間が許すようでしたらお付き合いください。

そもそも大会と言っても、野球や将棋などを競技するような大会とは違います。組合員に参加を呼びかけ、一年間の組合活動を振り返り、新たな方針を皆で競技、否、協議した上で決定する場です。要するに大きな会議の場であり、株主総会のように総会と呼んだ方がイメージしやすいかも知れません。定めた規約に基づき一年又は二年に一回、定期的に開くのが定期大会で、臨時に開くのが臨時大会です。すみません、読んだ字の通りですね。

私の所属する組合の定期大会は年に一回、この時期に開いてきました。まず大会の成功とは、どのように考えるのが適当なのでしょうか。組合執行部側からとらえれば、提案した議案がスンナリ通ることが成功であることに間違いありません。常に大会の議論が紛糾し、方針案が否決されるような事態は避ける必要があります。そうならないように努力することが執行部側の責任であることも確かです。

組合員全員に参加を呼びかけていますが、毎回、欠席者からの委任状提出により規約上の大会成立要件(3分の2以上)を満たしてきています。組合員の総数は約1500人で、会場に足を運んでもらった出席者の数は多い時で500人、少ない時で300人と幅があります。代議員大会に変えている組合も多くなっているようですが、何とか組合員全員を出席対象とした大会維持に努めたいものと考えています。今後、5人に1人弱の出席となってしまう300人を割り出した場合、抜本的な見直しが必要かも知れません。

いずれにしても大会が成功だったかどうか、出席者の数が大きなバロメーターだと個人的には思っています。日頃から組合活動に親近感や問題意識をお持ちの組合員は、当然のこととして出席してもらえます。その一方で、日頃は組合活動にあまり関心を持っていない方が、どうしたら出席してもらえるかが非常に大事なことだと考えています。

その一つの工夫として、出席者全員へ記念品を用意しています。そして、その記念品の内容によって出席者数は増減しているようです。原則的な考え方からすると「モノでつるのは邪道だ」とお叱りを常に受けています。それでも関心のある方だけで重要な大会議論が進むのではなく、数多くの組合員が出席した上で議論できる方が好ましいものと思います。

以前は出席記念品を受け取り、しばらくして先に帰るケースが目立ちました。500人の出席があっても、最後の採決時には半分程度だったこともありました。さらに一つの工夫として、「最後まで参加ご苦労様でした」抽選券を大会終了後に配るようにしました。それ以降、途中で帰られる方が少なくなりました。「せっかく来たのだから最後まで参加しよう」との切っかけにできたものと思っています。

ますます「モノでつっているようで不謹慎だ」と感じたり、「情けない組合だ」と思われる方がいらっしゃるかも知れません。繰り返しになりますが、日頃関心のない組合員が大会へ出席してもらうことは非常に重要です。大会へ出席したことにより、組合活動に関心を持ってもらう機会となるようならば効果的な工夫だったと位置付けられます。

厳しい批判があることも覚悟の上で、いろいろ試行錯誤しています。当然、日常的な組合活動の裾野を広げ、大会出席者を増やしていく努力も疎かにするつもりはありません。また、公務員組合をとりまく情勢が厳しい中、大会議論の中味が肝心であることは言うまでもありません。それらを踏まえた上で、幅広い組合員が結集できる組合活動に向けて、今後も硬軟織り交ぜた工夫に努めていく考えです。

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コメント

「大会成功の成否の基準は?」というのは、色々な考えに分かれるところですね。
たしかに出席者数が一つのバロメーターであると思います。
私の所属する組合は、12月に定期大会を開催する予定です。
毎回、300人足らずの組合員に対し、参加者数は100~140の間を行ったりきたりです。
私の所属する組合も記念品を出していますが、出席の有無に関わらず全組合員へ配っています。大会に出席した人には、大会当日、欠席された人には後日配っています。
私なりに出席者数が増減する理由を考えてみると、何か大きな課題(攻撃)があったときには関心が出るのか、出席者が増える傾向にあります。
かつて地労委闘争を取り組んだときや、賃金10%カット攻撃をたたかったときには、2/3前後の組合員が大会に参加してくれました。
課題(攻撃)がなければ参加してくれないというのも、どうかとは思いますが、そうした課題に組合執行部がどういった姿勢で取り組んだのかが評価されているのかとも考えます。
怖いのは、今の厳しい状態に組合員みんなが慣らされ、以前ならたたかえた(取り組めた)ことが出来なくなることかなと思います。

投稿: アンディ・ベム | 2005年11月10日 (木) 09時08分

アンディ・ベムさん、さっそくコメントありがとうございました。組合員の約半分が出席していただける組合って、うらやましい限りです。とにかく、いろいろ試行錯誤しながら力強い組合運動をめざし、原則的な取り組みにも頑張っていくつもりです。

投稿: OTSU | 2005年11月10日 (木) 12時52分

私が所属する組合は、比較的規模が小さいおかげで大会にも参加してくれるのかな~という部分もあります。
また以前にカキコされていた組合役員の改選についても、私の単組では伝統的に40代の組合員が担うようになっており、組合5役(委員長、副委員長、書記長、書記次長、財務局長)は3~5年で総入れ替えという状況です。
これは、運動を担ってくれた先輩方が「同じ人間が運動を担っては停滞する。みんなが役員を担うことで運動を強めていこう」という方針のもと創られた伝統です。
県内他単組の方々からも羨ましがられる伝統ですが、取り組みの継続性の大切さを感じます。
そうした運動を引き継ぐプレッシャーもありますが・・・(笑)。

投稿: アンディ・ベム | 2005年11月10日 (木) 16時09分

私は、神戸港で働く港湾労働者です。昨年の2月22日に組合の執行委員長に就任いたしました。組合員数は、中小企業ですので、37人と、少ないですが、3月2日に定期大会を開催し、出席26.委任状9.欠席1で大会は、成立しました。組合員が少ないから、委任状は全組合員に書いてもらいます。
うちの組合員にも、組合活動に興味がある者、会社に不満がある者、執行部に対し不満があって、大会をぶち壊そうとする三つのグループに分かれます。

投稿: 乾 孝博 | 2014年3月 7日 (金) 22時52分

執行委員長2年生として、大先輩に相談してもよいでしょうか?先ほどの大会出席者の中に大会をぶち壊そうとするグループがあると書きました。このグループは、人数は、4人ですが、わたしが就任する前の執行委員長代行です。前執行委員長が経営者側の会社No.2に暴力行為を働きクビになったため、当時の副委員長が代行を半年ほど務め、昨年の定期大会で、当時の執行部は、解散し、現執行部と交代する形になりました。わたしが委員長に就任したのが気に入らないらしく、大会では、なにかとイチャモンを付けてきました。こちらは、なにもわからずとも一年間一生懸命やってきましたが、社内交渉でも前執行部よりも遥かに良い結果を出してきました。
大会で決算報告書を見て『使い過ぎ!領収書が残っているなら、それを見せろ‼︎』と言ってきました。組合規約には、会計簿は、閲覧出来るが、領収書や通帳を閲覧できるとは、書いてありません。もちろん会計監査も通り、承認を得ております。はたして前執行部の人に領収書を見る権利があるのでしょうか?

投稿: 乾 孝博 | 2014年3月 7日 (金) 23時42分

乾孝博さん、コメントありがとうございました。

お尋ねの件ですが、私どもの組合規約や会計規則には領収書閲覧の仔細は記されていません。定期的な会計監査で領収書等に沿った組合支出の適正さが確認され、組合員全体には会計決算報告と会計監査報告が示されています。その際、組合員から領収書や通帳の閲覧を求められた場合、公開することも一言添えています。

乾孝博さんの組合では閲覧に対する線引きが明確化されているようですので、事情は異なるのかも知れません。ただ不適切さを疑われないためにも、会計に関する情報公開は積極的に進めるほうが望ましいように考えています。このような言い分も乾孝博さんの組合の事情に照らし、直接当てはめるべき話かどうか分かりませんので、あくまでも一つの参考として取り急ぎお答えさせていただきました。

投稿: OTSU | 2014年3月 8日 (土) 08時58分

ありがとうございました。参考にさせて頂きます。^ ^

投稿: 乾 孝博 | 2014年3月 8日 (土) 12時16分

このあいだは、迅速なご回答ありがとうございました。あのあと、例の4人の組合員に領収証を開示しました。結論的に、『活動費と渉外費で使い過ぎてる。組合費は、もともと組合員が出した、金である。血と汗と涙の結晶である。定期大会後の予備費及び余剰金を組合員に返還せよ。』と言ってきました。組合規約には、〈組合費は、返還しない〉とあります。しかし、私個人的に思うには、執行部が使えないお金なら、貯めていてもしょうがない、それならいっそ規約を変更して組合員一人一人に還元してやったほ
うが良いのではないかな?とも思います。これは、私1人の考えであり、執行部の副委員長や書記長は、反対しています。果たして組合費を返還するべきでしょうか?
また、会計監査後、領収証は破棄してもいいのでしょうか?低レベルな、質問を繰り返して申し訳ありませんが、今の私には、相談できそうな人がいません。
どうか教えてください。

投稿: 乾孝博 | 2014年3月19日 (水) 13時45分

乾孝博さん、コメントありがとうございました。

このブログに関わるのは休日に限るようにしていますので、少しレスが遅れて申し訳ありません。お尋ねの件で、まず領収書の保管ですが、私どもの組合は5年間保存した後に破棄しています。市役所の文書も5年保存が多く、それに準じています。年数の定めは幅があって良いものと思いますが、会計監査後、最低1年間ほどは関係書類一式の保存が必要ではないでしょうか。

次に組合費の返還のお尋ねです。単年度ごとに収支の余剰を見て、一定の額や記念品を組合員に返還する組合もあるようです。私どもの組合はそのような仕組みを備えていません。ただ数年前、やはり積立金や繰越金の多さを定期大会で指摘されたこともあり、中長期的な組合財政を見定めた上、組合費の率を引き下げたこともあります。とは言え、決して組合財政に余裕がある訳ではなく、積立金からの繰入等によって単年度赤字にならない現状を報告しています。そのため、組合員の皆さんが期待したような組合費の上限の引き下げまで踏みこめなかったことなども説明していました。

したがって、このような話もあくまでも参考意見となりますが、組合が将来にわたって存続していくことを前提に考えれば、組合財政も中長期的に見ていかなければなりません。思いがけない支出に備えるための「貯金」も一定の額が必要だろうと考えています。そのような点を見定めた上で単年度で一定の額を清算、つまり返還する仕組みができるのかどうかなどを検討されるようお勧めします。

投稿: OTSU | 2014年3月21日 (金) 06時59分

早速回答していただきありがとうございました。
参考にして、執行部と検討したいと思います。

投稿: 乾孝博 | 2014年3月21日 (金) 12時37分

乾孝博さん、いつもご訪問いただき、ありがとうございます。

私の意見が少しでも参考になれば幸いです。また、関連した記事内容にコメントするというお気遣いに感謝しています。ただ過去の記事の場合、管理人の私自身も含め、スパム防止のためのパスワード入力が求められます。少し煩わしいと思われますので、よろしければ今後、投稿する機会がある際は新規記事のコメント欄をご利用いただいても構いませんので、よろしくお願いします。なお、たいへん恐縮ながら前回のコメントでも記したとおり当ブログに関わるのは休日に限るようにしていますので、レスが大幅に遅れる場合があることをご容赦ください。

投稿: OTSU | 2014年3月23日 (日) 18時55分

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