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2005年9月 7日 (水)

怒れ、公務員!

このところ頻繁に小泉首相の名前を登場させてしまいます。公務員の今後を左右しかねない政治決戦を前にした時期であり、ここで公務員からの思いを発信しないで、いつ発信するのか、至極当然のことかも知れません。とにかく「後の祭り」とならないよう本当にささやかな抵抗ですが、今回も総選挙ネタを書き込むこととしました。

小泉首相は「官から民へ」とヒステリックに叫び、公務員の役割や存在そのものが害悪であるような街頭演説を繰り返しています。なぜ、400万人以上もいる公務員は「冗談じゃない」と怒らないのでしょうか。ちなみに多いとされる400万人という数字も国際比較では圧倒的な下位に位置しています。マスコミも含めて公務員バッシングを展開しているため、公務員は首をすくめてじっと嵐が通り過ぎるのを待っている状態なのでしょうか。しかし、言われっ放しで沈黙を守りすぎることは、相手側の言い分をすべて認めていることと同じです。

このブログを初めて読まれる方へ、改めて誤解のないよう申し上げます。このサブタイトルにあるとおり公務員バッシングの逆風は謙虚に受けとめようと思っています。時代情勢の変化の中で既得権だけの主張では広く市民から理解が得られないと判断した場合、襟を正すべき点は速やかに襟を正す姿勢が大事だと考えています。しかし、あまりにも極端なバッシングや理不尽な話などに対しては毅然と意見や主張を述べようと思い、このブログを開設しました。これまで何回かにわたり、公務員の言い分を訴えてきました。ぜひ、バックナンバーをご覧いただけたら幸です。

「民でできることは民で」「公務員を減らせるのは自民党だけ」などワンフレーズなアピールが多くの国民から歓迎され、今回の総選挙戦で小泉自民党に強いフォローの風が吹いています。単独過半数どころか300議席近く獲得する可能性もあり得るとの予測記事が出ています。論理のすり替えを得意とする小泉首相は、争点としなかった課題も含めて「圧倒的多数の国民から信任を得られた。だから何でも自分の好きなようにやらせてもらう」と言い出し、いっそう独裁色を強める怖れがあります。そして、「公務員では非効率」との決めつけから郵政民営化はもちろん、短絡的に語れない公務の役割や責任、コツコツ真面目に頑張ってきた公務員の誇りが一方的なやり方でズタズタにされそうです。また、アメリカや財界の意向である郵政民営化を一里塚とした「官から民へ」の動きを加速するためには、今まで以上に公務員バッシングを強めてくるものと懸念しています。

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コメント

「政権選択の総選挙戦公示」へのコメントに回答をいただきましたが、
民主支援の理由が「小選挙区だから」「死票になるから」っていうのは
本気でおっしゃっているのでしょうか。「同じ反小泉でも、民主は~で、
共産は~だ。だから民主の方がよい。」というのが普通だと思うのですが。
 そして今回の小泉首相は「公務員の役割や存在そのものが害悪であるような
街頭演説を繰り返しています」。
だれもそんなこと言っていないのに、ヒステリックになっているのはどちらでしょう。
当たり前のことを言っているから、一般の国民に支持されているだけの
ことじゃないでしょうか。
 更に「襟を正すべき点は速やかに襟を正す姿勢」をいつ自治労や
組合が見せましたか?具体的に教えていただきたい。

投稿: つばさ | 2005年9月 8日 (木) 16時18分

OTSUさん、コメント頂き有難うございました。

私の思い描く(国家)公務員待遇を話したら、きっと小泉さんじゃありませんが命を取られる気がします。何しろ官僚主義は親の敵、ぐらいの思想を持っていますので。

けれど、私は基本的に現在の公務員個人に対する風当たりの激しさは間違っていると思ってみています。そのことに当事者である公務員の方々の反論は殆ど見かけない・・・多分、「いえない」立場を意識されているのだろうと推測しています。

そういう事を持ってみても、今の逆風はフェアーじゃないな、と思いますね。これからもたくさん、主張してください。注目しています。

投稿: kaku | 2005年9月14日 (水) 19時03分

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