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2005年9月10日 (土)

公務員の政治活動

公務員が不特定多数の人を対象としたブログで政治的な発言をしていいのか、とのご指摘は今のところ受けていません。とはいえ、どこかのタイミングで説明しようと考えていましたら別の公務員の方が開いているブログの中で、ナイスタイミングな質疑応答を見つけることができました。ピカードパパさんの『子育てパパのブログ日記』への「公務員がブログに政治的記事を載せるとは”ふざけている”」とのコメントに対し、ていねいにお答えしているのを読ませていただきました。国家公務員法や人事院規則などを引用した貴重な内容でしたので、たいへん勝手ながらその記事にリンクをはらせてもらいました。要するに結論として、この『公務員のためいき』の中で政治的な話題を取り上げることは問題ないと考えています。

今後、自民党は公務員の政治活動によりいっそう制限を加えようと企てています。民主党の応援団の一つにしかすぎませんが、自治労など官公労組合の政治的な活動への縛りを強め、最大のライバルである民主党の弱体化を狙っているものと思います。自民党対社会党の55年体制の時代と異なり、与党が政権を維持するためになりふり構わなくなっている背景が見受けられます。特に多様な意見を寛大に認めようとしない小泉政権が明日の総選挙で圧勝するようならば、いっそう公務員や自治労への攻撃が激しくなりそうで寒気がしています。

これまで無党派層が大勢投票所へ足を運べば投票率のアップにつながり、野党の躍進につながってきました。しかし、今回の総選挙戦は異常な小泉人気により、投票率アップが必ずしも民主党有利とならないようにも見られています。それでも、やっぱり多くの人が投票することは絶対大事なことです。特に20歳代の方の投票率が30%台であることは驚くべき低さです。ほとんど並ぶことがないでしょうから5分もかからず投票ができます。ぜひ、投票所へ行きましょう。

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