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2005年9月12日 (月)

民主党惨敗のためいき

想像を絶する小泉旋風が吹き荒れた第44回衆議院議員選挙。昨夜8時に各テレビ局が予想した獲得議席数にほぼ近い結果が明らかになりました。自民党は296議席を獲得し、衆議院で単独過半数を超えるのは15年ぶり、与党として3分の2を占める驚くべき躍進を果たしました。その一方、民主党は大きく議席を減らし、113にとどまりました。民主党が強いと言われていた都市部での後退が目立ち、東京全体で小選挙区当選は菅直人前代表のみ、神奈川ではゼロという惨敗を喫しています。

今朝、出勤して総選挙の話をすると「予想以上の自民党の圧勝」に誰もが驚きを隠せませんでした。事前の各新聞社の予想でもS新聞だけ「300近く」としていましたが、他はとてもそこまで読み切れていませんでした。何とも当事者である自民党側もここまでの大勝を見込んでいなかったようです。比例東京ブロックでは、もう1名当選できた得票にもかかわらず自民党の名簿搭載者がいなくなり、社民党へその議席が回るというハプニングがありました。南関東では「名前貸し」の裏方候補者が「想定外」の当選を果たし、戸惑っている様子が報道されていました。加えて解散後、本人が「青天の霹靂」のまま刺客や落下傘候補となり、当選していった自民党候補者も数多くいます。

代議士になろうとする身構えや勉強が不足しているだろう人たちが、こんなに多く国権の最高機関の一員となってしまったことは非常に残念に思います。その一方で落選した民主党議員の中には福祉や国際交流など、様々な分野でのエキスパートや活躍されていた人たちが多くいました。その人たちが国会から離れてしまうことについて重ね重ね残念に思います。

今回、民主党は政権を奪うどころか、結党後初めての大敗北、大きな試練を迎えています。今後、真摯な反省や議論が求められています。ただ民主党の2.7倍が自民党の議席数に対し、得票率は1.3倍の差でしかありません。このことは小選挙区制の特色であり、逆に数年後の次回選挙で一気に政権交代できる可能性を秘めています。民主党は2千万を超える人が支持した重さを受けとめ、あまり暗く後ろ向きになりすぎず「ピンチをチャンスに」代えることを期待しています。

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コメント

小泉・自民党圧勝から1週間。新人議員の報道で、違和感を覚えることがある。
自民党比例当選の新人議員の一部に「議員としての品格」を問われるような議員がおり、その人物が連日マスコミに追われていることだ。
確かに、当選後のコメントなどを観ていて、ため息をつくようなこともあった。しかし、そうした議員から、さらに面白おかしいコメントを聞き出そうと、金魚のフンさながらに数珠繋ぎで記者がむらがっている映像を連日観ていると、「政治がワイドショーに堕した」と感じてしまう。
そもそも自民党を大勝させ、「あのような」議員を生み出した張本人は、誰あろうマスコミに他ならない。
森前首相であれば散々こき下ろされたであろう発言も、小泉首相がすれば賞賛の嵐。こんなマスコミに踊らされて世論も右往左往している。
「女王の教室」ではないが、「いい加減に目覚めなさい」と言いたくなってしまう。

投稿: mihhy | 2005年9月21日 (水) 08時13分

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