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2005年9月21日 (水)

後藤田元副総理との偶然

mihhyさんから「民主党惨敗のためいき」へコメントをいただきました。マスコミが自民党の新人議員を追いまわす報道は、まだまだ「ワイドショー」型政治をマスコミが続けていくことを意味しているものと思います。総選挙戦の「ワイドショー」型政治の脚本は小泉首相で、演出はマスコミだったと言えます。確かに「ワイドショー」型政治がもたらした結果を深く考えるならば、本来のワイドショー番組と本格的な報道番組はもう少し一線を画してほしいものです。

ちなみにmihhyさんが指摘した新人議員は比例区南関東ブロックで当選した26歳の杉村太蔵さんのことではないでしょうか。私はある意味で彼が気の毒だと思っていました。明るかった彼が武部幹事長からの電話一本で顔色が変わり、それ以降、マスコミの取材は受けない、受けてもマニュアル通りの回答(今夜また少し元気になったようです)しか出来なくなりました。このことは今の自民党の強権的な体質が垣間見れ、そもそも未熟だとみなしている彼を候補者公募で合格させた自民党の無責任さがもっと批判されるべきものだと考えています。

これまで自民党を支持したことはありませんが、今の自民党から比べると昔の自民党の方が筋の通った政治家が多かったように感じられてしまいます。一昨日亡くなられた元副総理の後藤田正晴さんなどは、今のような政権与党に懐深さがなく、国全体が一気に右傾化しそうな時代において、たいへん貴重な方だったと思います。

最近の後藤田さんの発言を紹介します。郵政民営化法案反対者へ対立候補を立てたことに「政治は厳しい闘いですが、もう少し情味のあるやり方がないかなという気がします」と、さらに「官から民へ」のキャッチフレーズに対して「これは非常に危険。ここまでは官がやらなきゃいかんという分界点を真剣に議論する必要があると思います」とテレビ番組で話されていました。また、自民党護憲派の重鎮として、これまで自衛隊の海外派遣などに慎重な姿勢を示してきていました。

上記に紹介した後藤田さんのお話や姿勢は、この「公務員のためいき」で訴えてきたポイントと偶然にも見事に一致しています。政界から引退して10年近くたちますが、まだまだ発言力や影響力に重みがあった方でした。日本の行く末が難しい局面を迎えている中、後藤田さんのような方が亡くなられたことはたいへん残念に思います。最後に、同様な考え方を持たれている政治家が与野党問わず少数ではないことを願い、後藤田さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

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