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2005年8月30日 (火)

政権選択の総選挙戦公示

衆議院議員選挙が今日公示されました。投票日の9月11日まで12日間にわたる激しい選挙戦が繰り広げられます。昔からの持論だった郵政民営化へ異常な執念を持った小泉首相の身勝手な解散により、おだやかな夏休みが吹き飛び、日本中が振り回されている気がします。民営化法案に反対した自民党の候補者を公認しないどころか話題性あふれる女性候補を「刺客」として送り込んだり、強面の外見で損をしている綿貫・亀井「国民新党」、石原都知事より出勤日数が少ない田中知事(長野県庁職員からの伝聞)の「新党日本」、毎度お騒がせのホリエモンの出馬など、ここまでは「劇場型」選挙と呼ばれ、かつてない盛り上がりを見せています。

私ども市役所職員の組合は公示日の昼休み時間、各職場の代表(職場委員)による機関会議を開きました。いろいろな職場課題とともに総選挙闘争(組合は何でも闘争と称することが得意です)方針案が議題とされていました。自治労連合の方針を受けとめ、民主党の候補者を中心とした選挙区ごとの推薦候補者の提案です。委員長挨拶や書記長の提案説明で「なぜ、民主党を応援するのか」の背景や理由が示されましたが、やはり何人かの職場委員から「国家公務員の総人件費2割削減をマニフェストとした民主党を支持するのは問題ではないか」などの意見が出されました。改めて組合執行部側の説明が加えられ、現時点のベターな選択肢とした民主党基軸の総選挙闘争方針案が承認されました。

この「公務員のためいき」の中で、民主党を応援した方がベターだという点について何回か取り上げてきました。多様な意見を押しつぶしていく強権的な体質を隠さない小泉自民党の危なさ、「官から民へ」と声高に叫びながら公務員が多いから財政を圧迫しているとした短絡的一方的に決めつける今の内閣と与党、公務員組合と交渉する必要はないと繰り返す武部幹事長を象徴とする組合軽視と敵視の姿勢など、小泉自民党には絶対勝たせたくないと考える理由は数え切れません。

それでは、なぜ、民主党なのかの理由として、まず政権選択の選挙戦であることを押さえなくてはなりません。少数野党の大切さも全面否定できませんが、一方を勝たせたくないと考えるならばベターな選択肢として民主党を選ぶことになります。当然、政権をめざしている民主党は労働組合だけの代表ではありませんので、公務員組合にとって耳の痛い政策も掲げられてしまいます。また、N村前議員など自民党以上にある意味で幅広い議員がいることも不安材料の一つにあげられています。

しかし、確信できることは民主党が誕生してから現在まで、連合を中心とした労働組合と民主党とは堅い信頼関係がある点です。今回のマニフェストに関しても、実現していく過程において労働組合に関係する内容は充分話し合っていくことが約束されていると聞いています。自治労を名指しで敵視する今の自民党政権を継続させるのか、太いパイプを持った信頼関係がある民主党に政権を奪取してもらうのか、答えは明らかだと考えています。

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コメント

「一方を勝たせたくないと考えるならばベターな選択肢
として民主党を選ぶことになります」の根拠がさっぱり
分かりません。共産党ではいけない根拠は?

「民主党の岡田克也代表が衆院選の争点の郵政や
消費税をめぐり、マニフェスト(政権公約)より
踏み込んだ発言を連発している」東京新聞9月5日
との記事が載っていますが、「内容を充分話し」合わず
に党首の「強権的な体質」で事を進めようとしている
のは民主党では?

投稿: つばさ | 2005年9月 5日 (月) 20時17分

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